宝塚記念

春の活躍馬である天皇賞、大阪杯、安田記念、いずれの3着以内馬も出走していないという極めてつまらないメンバーである。宝塚記念は得てしてこうなりがちで、格が低いG1と言われてもいたしかたがないところ。
近走不振の実績馬に魅力が感じられないだけに、ここは思い切って香港から来たワーザーを狙ってみたい。
「今日は1200メートルから追い切りましたが、手応えが凄く良かったし、動きも良かったですよ。日本の環境が合うのか、食欲があり、気分も良さそうです。タフで坂のあるコースは問題ないし、直線で並んだらこの馬を負かすことはまず難しいと思います。今は馬が成熟の段階にあるし、手応えも感じているので楽しみにしています。枠順に関してはどこでも関係ありませんから」(クラブルール調教師助手&F・ムーア調教助手)。

◎ワーザー
○ヴィブロス
▲パフォーマプロミス
△サトノダイヤモンド
△ダンビュライト
☆キセキ

ユニコーンステークス

3歳ダート馬のトップクラスが集うユニコーンステークスはG3の中でも非常に興味深いレースである。人気は2歳チャンピオンのルヴァンスレーヴ。実績、鞍上ともにケチをつける余地はないが、萩原師のコメントが「相手関係がどうか」と今ひとつパッとしないのが気掛かりである。
ということで、前走着差以上に力強い内容だったグリムを本命とした。特に野中調教師の歯切れの良いコメントがいい。

「1週前にCWで長目からやってあるので、今日は坂路でラストを伸ばす追い切り。前走は調整過程にやや不安がありましたが、差し返して勝った上に、距離も克服してくれました。その後は順調に調整ができているし、状態は前走以上。今回も前走と同じ条件で、距離・コース経験も大きな強みになるハズ。輸送も経験済みですからね。ここも好レースを期待しています」(野中調教師)。 

◎グリム
○ルヴァンスレーヴ
▲グレートタイム
△リョーノテソーロ
△ハーベストムーン
☆プロパラスデイズ



エプソムカップ

◎サトノアーサー
ダービーを取った金子HDが二頭出しでここでも勝負気配である。だが、エア、トーセン、ダイワ、サトノの雰囲気も悪くない。特に今年、昨年までの勢いがないサトノがここは本気モードである。独特の首が低い走法でかなり状態がいいと見る。
相手は不良の坂路で破格の時計を叩き出したグリュイエール。多少馬場が渋っても問題ない。

「前走は折り合いが付いて、最後も脚を使ってくれましたが、伸び切れなかったのは久々の影響があったのかも。前走後は在厩しての調整。1度使ってガス抜きができたし、いい感じできています。今週は馬ナリでサッとでしたが、いい動きでした。前走を使った上積みは感じられますね。折り合いさえ付けばもっと切れる脚を使える馬。東京も合うと思うので、あとは良馬場で競馬ができれば……と思っています」(池江調教師)

安田記念

スワーヴリチャードがかなり人気である。ただマイルは適距離ではない。アルゼンチン共和国杯の圧勝を見る限り適距離は2,400前後だろう。
本命はリアルスティールとした。
キャリア4勝のうち3勝(ドバイ含む)が左回り、毎日王冠を楽勝しているだけに東京は得意コースである。矢作厩舎三頭出しが気になるが、厩舎コメントを素直に解釈すると、勝負はリアルスティール。
「前走後は着地検疫を終えてから放牧に出し、5月9日に帰厩。1週前にビシッとやった動きはイマイチでしたが、今日は全体時計が速かったし、ラストもシッカリしていました。一昨年のこのレースは折り合いを欠いて敗れました(11着)が、今は折り合いの不安はないし、この舞台も合っていると思います。何とかもう一つ大きな勲章を取らせてあげたいですね」(矢作調教師)。
◎リアルスティール
○ペルシアンナイト
▲サングレーザー
△ヒーズインラブ
△スワーヴリチャード
△リスグラシュー

東京優駿

近年になく混戦というか、ダノンプレミアム陣営が言うようにどの馬にもチャンスがあるという雰囲気。
悩んだが蛯名ににダービーを勝たせたいという思いから本命はゴーフォザサミットとした。昨年念願のダービー制覇を果たした藤澤師に力みはなく、渾身の仕上げというより理想的な仕上がりとなっているようだ。枠も理想的で、実はダービーの壁紙はバックが真っ赤である。

相手はやはりダノン。調教は圧巻で唯一横綱級と言ってもいい。
同じく無敗馬のブラストワンピースも魅力的である。毎日杯も強かったが、東京2400のゆりかもめ賞の勝ち方が極めて鮮烈で、最後まで本命にしようか迷ったのがこの馬だ。当日絞れていれば非常に怖い存在である。

◎ゴーフォザサミット
○ダノンプレミアム
▲ブラストワンピース
△ワグネリアン
△グレイル
△エポカドーロ
☆ジャンダルム

日本ダービー厩舎コメント2

ステルヴィオ
この中間前向きさを出すように工夫してきた。

サンリヴァル
直線で併せ馬の形に持ち込めるようならチャンスはある。

タイムフライヤー
この馬本来の力が出せれば…

オウケンムーン
共同通信杯の時のような競馬ができれば…

アドマイヤアルバ
今までのレースでも相手なりに走っていますから…

コズミックフォース
距離に関しては全く問題ない。

テーオーエナジー
芝でも必ず走ってくれると思います。

日本ダービー厩舎コメント

有力馬厩舎コメント

ダノンプレミアム
18頭全部に勝つチャンスはあると思います。

キタノコマンドール
骨格は成長していますが、歩様は硬いですね。

ワグネリアン
この春3戦の中ではいちばんいい状態で出せる。

エポカドーロ
左回り、東京、そしてあの大歓声の中がすごく不安です。

ブラストワンピース
少し太い

ゴーフォザサミット
想像以上に良化したのでここでも楽しみ。

ジャンダルム
能力は高い馬

ジェネラーレウーノ
皐月よりいい雰囲気

ステイフーリッシュ
展開は問わない

グレイル
皐月賞の時より数段良くなっている

エタリオウ
まだ伸びしろを秘めている馬


オークス

人気はアーモンドアイが圧倒的である。
長いこの距離で巻き返しを図るラッキーライラックも遜色無い。前走圧勝のサトノも距離に不安はない。
若い牝馬とは言え、人気3頭でスンナリ決まってしまいそうだが、荒れることを期待して◎はロサグラウカとした。
今年のオークスのオリジナル壁紙には「薔薇香る、麗しの舞台。」とある。これがサインなら勝つのは当然ロサグラウカということになる。ロサグラウカはかつて牝馬クラシックを席巻した薔薇一族の末裔であり、馬名も「バラの品種」である。2週続けて調教に戸崎が乗るあたりも怪しさ充分であり、力み感のない陣営のコメントもいい。
「前走は久々の上に厳しい競馬でしたが、いい形で結果を出せたことは良かったと思います。1週前にジョッキーの騎乗でレッドファルクスと併せ馬をしましたが、ジョッキーはいい感触を掴んでくれました。その後も飼い食いが落ちることなく、順調に調整ができています。今週はラスト重点でしたが、動きは良かったと思います。この2戦が2000m、2200mと長目の距離を使ってきているし、操縦性が高い馬なので、この距離は問題ないと思います。GIで相手は強くなりますが、3歳牝馬同士の一戦なら差がないのでは……と思っています」(尾関調教師)。
◎ロサグラウカ
○アーモンドアイ
▲ラッキーライラック
△サトノワルキューレ

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ヴィクトリアマイル

東京のマイル重賞は昔からはっきりとした傾向がある。直線が長く、途中に坂があるせいか中距離もこなせるスタミナが必要であり、特にG1では顕著である。具体的には東京1600で1着又は重賞で2着、他場の1800以上での1着又は重賞2着の実績が必要である。
東京では何故か長くいい脚を使う馬より一瞬の鋭い脚がある馬がよく勝つ。直線の坂は見た目以上に急で、その前後で鋭く抜け出す事が必勝パターンのようだ。
また、牝馬は一度体調を崩すとしばらく戻らないというのが常識であり、実績より調子を重視したい。
それらを全て加味して本命は自信の◎レッドアヴァンセとする。とにかく先週、今週と調教の動きは抜群である。牝馬特有の鋭い切れと中距離でも通用するスタミナがあり、まさに東京向きと言えよう。
相手はここ目標で前走明らかにトライアル的な仕上がりだったリスグラシュー。陣営コメントはやや控えめだが、間違えなく勝負という雰囲気はある。
人気薄だがデアレガーロ、ラビットランあたりも侮れない。いずれも後ろからの競馬となるが、前が速くなればチャンスは十分である。

◎レッドアヴァンセ
○リスグラシュー
▲レッツゴーターキン
△デアレガーロ
△アエロリット
☆ラビットラン


NHKマイルカップ

JRA-VANのタイムDM値が92.5と非常に高い数値となったタワーオブロンドン。包囲網はあるとは思うが、広い東京ならどこからでも抜け出せると見る。
「日曜日にもある程度やってあるし、前走から日数も余り経っていないので、全体時計は遅かったですが、ラストの伸びは素晴らしかったですね。それに今回は地元開催ということで調整しやすかったことも確かです。前走のアーリントンC(マイル)で折り合えば凄い脚を使ってくれることが分かったし、京王杯2歳Sを勝っている広い東京に替わる点もプラスに出ると思います。この後に海外遠征のプランもあるので、まずはここで頑張ってくれないと……と思っています」(藤沢和雄調教師)。
◎タワーオブロンドン
○パクスアメリカーナ
▲ギベオン
△ケイアイノーテック
△レッドヴェイロン

天皇賞

春の天皇賞で圧倒的な実績を誇るステイゴールド産駒。歴史的名馬となったオジュウチョウサンも加わえ特に長距離レースに強いという印象である。また、成長力があるというのもステイゴールドの特徴と言える。
ステイゴールド産駒であるレインボーラインについて岩田騎手は「昨年までとは馬が違う」というように5歳となった今でも成長を続けていると見て◎。相手はガンコ。同じくステイゴールド系であり、正攻法で抜け出した前走の内容を評価したい。

◎レインボーライン
○ガンコ
▲クリンチャー
△サトノクロニクル
△シュヴァルグラン
☆チェスナットコート

マイラーズカップ

調教からここでの本気度がうかがえるロジクライを狙う。如何にも自信ありという感じの厩舎コメントもいい。
「前2走がともに理想的な競馬で連勝。長期休養明けを使いつつ良くなってきたし、パワーアップもしてきました。幸い使った後も足元の不安はなく、ここまでは順調に調整ができています。1週前に調教駆けする馬を相手に坂路で好時計をマーク。今週の動きも文句ありませんでした。この舞台で桜花賞馬のジュエラーを破った実績があるし、開幕週で時計が速くなっても前走の内容から問題ないと思います。オープン馬らしい風格も出てきた今なら楽しみです」(須貝調教師)。

◎ロジクライ
○エアスピネル
▲モズアスコット
△サングレーザー
△ヤングマンパワー
☆ブラックムーン

皐月賞

ホープフルステークス→弥生賞こそがJRAが考えた皐月賞へのゴールデンローテーションと見る。
本命は優等生のごとくそのローテーションを敢行したジャンダルムとした。
今でも池江師は血統的にベストは1600ぐらいと考えているが、新馬を勝った武豊はクラシックはこの馬でと思っていたとの事。ただやはりスプリンタービリーブの子供だけに、目標はダービーよりここという雰囲気で、陣営の「今までで一番の出来」というコメントがそれを示唆している。
対抗はステルヴィオ。こちもカナロア産駒ということでダービーより皐月賞狙いである。
ジャンダルムと同じゴールデンローテーションのサンリヴァルも侮れない。

◎ジャンダルム
○ステルヴィオ
▲ワグネリアン
△オウケンムーン
△エポカドーロ
☆サンリヴァル



桜花賞

18頭中社台系生産馬が16頭と、前代未聞のメンバーである。セオリーからすれば個人馬主の金子、島川、吉田千津を狙いたいところだが、ラッキーライラックのレベルが違うとなれば話は別。折り合いに不安も無く、「思った通りの調整ができた」という陣営のコメントから状態は前走以上と見て◎。
相手は勝負付けがまだであるアーモンドアイ。バネの様な走法、瞬発力で逆転の可能性も。
逃げ残りあるレッドレグナントも注意。仕上げ途上だった前走だが、ひと叩きした今回は明らかに上積みありと見る。

◎ラッキーライラック
○アーモンドアイ
▲レッドレグナント
△リリーノーブル
△マウレア
☆アンコールプリュ

大阪杯

人気馬の陣営コメントから気になる部分を切り取ってみた。
サトノダイヤモンド
凱旋門の敗因がわからない

アルアイン
阪神2000はこの馬にとっていい舞台

スワーヴリチャード
苦しくなると内にもたれる

ペルシアンナイト
マイルで見せた末脚をここでも使えるようなら…

シュヴァルグラン
この距離は少し短い感じがする

ダンビュライト
阪神の内回り・2000mはピッタリ

ミッキースワロー
本格化は先

ウインブライト
中山記念の時より動きがいい。


本命はダンビュライト。
目に見えて馬体が成長している点、陣営の自信が伺えるコメントがいい。

◎ダンビュライト
○ペルシアンナイト
▲アルアイン
△サトノダイヤモンド
△スワーヴリチャード


高松宮記念

「見違えるほど良くなった」と師を唸らせたレッツゴードンキに◎。「昨年以上に調教で動くようになった」という岩田騎手のコメントも素直に信頼できる。

◎レッツゴードンキ
○ファインニードル
▲セイウンコウセイ
△レッドファルクス
△ダンスディレクター

スプリングステークス

◎レノヴァール

走法が美しく、底知れぬ素質を感じるレノヴァールに期待。前走も素晴らしかったが、特に今週の坂路調教はかなり良く見えた。陣営のコメントからも自信が伝わってくる。
「前走後は放牧を挟んでここを目標に調整してきました。1週前にある程度やってあるので、今日はそれ程やる予定はなかったんですが、坂路で51秒台の好時計。少し速過ぎましたね。それでもここにきて成長が窺えるし、調教より実戦でいいタイプ。今回は重賞になりますが、前走勝った時と同じ舞台ですからね。ここも楽しみにしています」(高野調教師)。

フィリーズレビュー

◎アンコールプリュ
友道師の控えめながら自信のコメントがいいアンコールプリュに期待。母はやや一本調子なところがあったが、この馬の競馬はなかなか味があり、上手く中団ぐらいにつけられれば大丈夫だろう。
「前走後は放牧を挟みましたが、帰厩後は飼い食いがいいし、落ち着きもあっていい状態です。体重は変わらなくても中身がシッカリしてきた感じがありますね。1週前にCWで長目からシッカリ負荷をかけてあるので、今週は併せ馬で馬ナリでしたが、仕掛けてからの反応が良かったと思います。マイルくらいまでは大丈夫だと思っているし、切れ味に加えて勝負根性もあります。ここで結果を出して、桜花賞に迎えるといいですね」(友道調教師)。

弥生賞

毎日王冠とともにG1に限りなく近いG2と言われている弥生賞。今年もその格に相応しいメンバーが揃ったと言えよう。
調教でもハイレベルなパフォーマンスを披露した2歳チャンピオンダノンプレミアム。特に2/22の追い切りは圧巻で、折り合い、走法、反応共に申し分ない状態と見て良い。
素質ではワグネリアンも全く引けを取らない。久々も距離延長もこの馬には関係ないだろう。

本命は前走で中山2000を経験済みのジャンダルムとした。合わせたサトノダイヤモンド、サトノクロニクルにあっさり先着した調教も素晴らしい。
「前走後は放牧に出して、2月3日に帰厩。その後は順調に調整ができています。1週前に3頭併せをしましたが、ラストはいい伸び。今日の追い切りもキッチリやれたし、これで態勢は整ったと思います。本質的にはマイラーかもしれませんが、前走で2000mをこなしてくれましたからね。ここにきて成長が窺えるし、今回もマイル戦の時のような末脚を使ってくれれば……と思っています」(池江調教師)。 

◎ジャンダルム
○ワグネリアン
▲ダノンプレミアム
△オブセッション


中山記念

◎ディサイファ

スピードスケートの高木菜那選手の偉業にあやかって馬番7のディサイファを狙う。
調教師、この馬共にラストランとなるこのレース、当然渾身の仕上げである。
「前走はこの馬のリズムで走れていたし、よく頑張ってくれたと思います。その後は在厩して疲れを取ってから調整を開始。ここまでは順調にきています。今日の追い切りを見るとまだまだやれそうな感じですが、馬も自分も今回が最後と決めていましたからね。最近の中では1番いい状態で臨めると思うので、好レースを期待したいですね」(小島太調教師)。
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