Beagle Cafe

レモンポップ陣営からのコメントは「恥ずかしくない競馬を」となんだか勝ちにこだわっていない雰囲気。枠はいいが、衰えがあるとすれば馬群に沈む可能性もあるやもしれない。
かなり悩んだが本命はクラウンプライドとした。
海外ではそれなりにやってきたが、このチャンピオンズカップは陣営にとってどうしても取りたいタイトルである。先行力と前進気勢が持ち味であり、ポンと出てレモンの2番手からすんなり行ければ最後後ろから来るウィルソン、ガイアらを寄せ付けないだろう。

◎クラウンプライド
◯ウィルソンテソーロ
▲ガイアフォース
△レモンポップ
△ペプチドナイル
☆セラフィックコール

天皇賞のドウデュースの末脚は、自分が30年以上見て来た競馬の中でもトップ5に入るレベルであり、これで完全に名馬の域に達したということになりそうだ。もし今回も同じ様な展開で、同じ様な末脚が出せるなら間違いなく勝てると思うが、そうは行かないのが競馬である。
本命はチェルヴィニアとした。
インタビューで「アーモンドアイ」と言いかけて、思う様な言葉がなかなか出なかったルメールは、本当な何が言いたかったのか。答えは「遜色ない」か「あれ以上」しかないだろう。

◎チェルヴィニア
◯オーギュストロダン
▲ドウデュース
△スターズオンアース
△ジャスティンパレス
☆ゴリアット

本命はブレイディヴェーグ。
長期休み明けの前走はかなり慎重にレースをしたという内容。それでいて鮮やかな差し切り勝利は覚醒の可能性が高いと見る。今回は間違いなく前走以上の出来である。

◎ブレイディヴェーグ
◯ソウルラッシュ
▲チャリン
△エルトンバローズ
△ナミュール
☆マテンロウスカイ

荒れそうな雰囲気が漂う一戦である。
確かにレガレイラは強い。中山でも勝っているだけに不器用というわけでもない。ただ勝ち運には若干見放されている感はあり、ここも取りこぼす可能性は低くない。
本命はスタニングローズとした。今ひとつの競馬が続いているだけに穴馬的存在だが、一族の特徴として安定して成績が良いわけではない。陣営からの「状態はすごくいい」のコメントに偽りはないと見る。

◎スタニングローズ
◯ホールネス
▲レガレイラ
△シンティレーション
△コンクシェル
☆コスタボニータ

二刀流ドゥラエレーデを狙う。
馬場状態は良くて重、足抜きの良いスピードが出る馬場はこの馬に合っていると思う。芝のG1ホースではあるが「今後はダートの重賞で活躍してほしい」という陣営の方針に異論はない。

◎ドゥラエレーデ
◯オメガギネス
▲ミトノオー
△サンライズジパング
△ロコポルティ
☆アウトレンジ

府中の2000はどうしたって外は不利である。先行したい馬にとってはかなり厳しいと言わざるを得ない。大外枠で勝ったのはシンボリクリスエスぐらいしか記憶にない。
今回の本命はその8枠に入ったレーベンスティールとした。前走のオールカマーも強かったが、昨年のセントライト記念は他馬を完全に子ども扱いしての完勝。G1実績こそ無いが、もしかすると中距離では現役最強かもしれない。8枠とはいえ14番枠ならウオッカやダイワメジャーが勝っているだけに、そこまで心配することはないだろう。調教はほぼ完璧と言っていい内容で、ここが目標の仕上がりである。

◎レーベンスティール
◯リバティアイランド
▲ソールオリエンス
△ドウデユース
△ジャスティンパレス
△ベラジオオペラ
☆ノースブリッジ

ダービー馬ダノンデザイルは血統的にも充分この長距離でやれると思われるが、ダービーからの直行はあまり例がないだけに信用しづらい。ただ一週前の調教はリラックスした良い状態で速い時計が出ており、菊を知り尽くしたベテランジョッキーがどういうレースをするのか楽しみである。
本命はセントライトを快勝したアーバンシックとした。血統的には過去にあまり例の無いところかもしれないが、祖母はあのディープインパクトの妹で父がスタミナ増しのダンスインザダークならそれが伝わってもおかしくない。
とにかく、G1でこの勝負服を着たルメールは非常に強いイメージしかない。

◎アーバンシック
◯ダノンデザイル
▲ヘデントール
△コスモキュランダ
△メイショウタバル
☆ピースワンデュック

本命は春より素軽さが増したと感じられるチェルヴィニア。木村師が言うように「惚れ惚れする様なフットワーク」がこの馬の魅力である。

◎チェルヴィニア
◯ステレンボッシュ
▲ミアネーロ
△クイーンズウォーク
△コガネノソラ
☆アドマイヤベル

本命はシックスペンス
なにより走るフォームが素晴らしい。脚がしっかり伸びて形が美しい。そして競馬がうまい。
ダービーは1コーナーでごちゃついて、2コーナーから向正面にかけて折り合いを欠いたのが敗因という陣営のコメントだが、おそらく距離もギリギリだったと思う。今回は適距離、追い切りもいい意味で余裕のある動きでかなり好印象である。

◎シックスペンス
◯ホウオウビスケッツ
▲ヨーホーレイク
△エルトンバローズ
△ローシャムパーク
☆トップナイフ

ウインが2頭出しで勝負気配だが、春の短距離王マッドクールも勝ちたいレースである。さらに香港からの2頭もただ来ただけではないはず。
そんな中本命はナムラクレアとした。
実績は当然言うまでもなく、前走は仕上がり途中ということもあって道中無理をしない競馬となったための着順である。一週前の坂路では流石の動きで、今回は万全の仕上がりと見たい。

メンバーをよく見ると父親はいずれもお馴染みのあの馬たちである。かつては父内国産というカテゴリーがあり、若干劣勢のイメージがあったが、今となってはその父内国産という言葉自体が死語となりそうなぐらい内国産種牡馬の時代となっている。種牡馬としての育成がレベルアップしたのか、日本の馬場にあう血統を突き詰めた結果なのかわからないが、これらの産駒で海外でも活躍してほしいと願う。
例年はダービー上位の馬が人気どおり活躍するレースだが、ダービーからは下位の馬しか出ておらず、仕方なく3勝馬が人気になっているという状況。
そんな中「一生懸命走りますので、応援よろしくお願いします」という極めてシンプルでケレン味のない陣営のコメントが印象的なメイショウタバルを本命としたい。6戦3勝取り消し2回、唯一の着外は完全に折り合いを欠いて途中で競馬をやめてしまった皐月賞で、ある意味底を見せていない。
折り合いに専念したという中間だが、父譲りの個性派タバルがどんな競馬をするか楽しみである。

◎メイショウタバル
◯メリオーレム
▲ビザンチンドリーム
△オールセインツ
△ウエストナウ
△ジューンテイク
☆ショウナンラプンタ

秋華賞前哨戦というより、繁殖牝馬格付けという雰囲気。皐月賞では前が塞がり、ダービーでは明らかに展開が向かなかったレガレイラからすればこのメンバーは負けられない相手だろう。問題はこの後どこに向かうかということになるが、とにかく6割の出来でも負けないと見る。
相手は権利欲しい金子馬フレミングフープ。時計のあるカニキュル、オーロラエックスも面白い。

◎レガレイラ
◯フレミングフープ
▲オーロラエックス
△カニキュル
△クイーンズウォーク
☆サフィラ

サウザンサニーの生産は伝説の3冠馬ミスターシービーと同じ千明牧場である。オーナーブリーダーなので勝負服も同じ。そして競馬のスタイルも同じ後ろからマクリ上げるタイプである。前が早くなることが予想され、さらに内馬場が荒れている今回なら勝機ありと見る。

◎サウザンサニー
◯トウシンマカオ
▲テンハッピーローズ
△ピューロマジック
△ヨシノイースター
☆ストーンリッジ

斤量の底上げがされてから初めての新潟記念、それでいて52キロのライトバックは違和感でしかない。クラシックで続けて好走なら54キロでもいい様な気もするが、要するにJRAの評価は低い(弱い)ということなのだろう。
もうこれが最後になるかもしれないディープ、キンカメ、ハーツ産駒が人気のメンバー、狙うはそのディープ産駒レッドラディエンスとした。
安定して上位には来るがなかなか勝ちきれないという印象だったが、前走七夕賞では完勝、ここに来てようやく本格化したと言って良いだろう。一週前の調教でも圧巻の末脚で、58.5キロ大外でも勝ち負けと見たい。

◎レッドラディエンス
◯キングズパレス
▲エーデルブルーメ
△ライトバック
△セレシオン
☆アスクワイルドモア

サマースプリントシリーズとは言え、スプリンターズSにつながる重要な一戦だけに、本番でも有力となる馬の陣営は慎重な調整ということになる。特に人気のナムラクレアはここが目一とは到底思えない。
豪華ジョッキーが揃う今回、レーンを指名したサトノレーヴを本命としたい。
唯一の着外が重馬場と言うこともあって、力のいる馬場はどうかという見解もあるが、一週前(不良の芝)の動きからはむしろ得意ではないかという印象。展開がハマれば圧勝の可能性も。

◎サトノレーヴ
◯エトヴプレ
▲ゾンニッヒ
△ナムラクレア
△モリノドリーム
☆シュバルツカイザー
☆セッション

昨年と全く同じローテーションで望むプログノーシスだが、陣営の「状態は昨年より絶対にいい」という希望的な言い方がかなり胡散臭い。調教を見てもわかる様に、目標はあくまでも秋のG1で今回はきっちり仕上げてはいない。
本命はジオグリフとした。
皐月賞でイクイノックスに勝った馬でもあるが、札幌2歳Sを圧勝した馬であり、洋芝への適性は◎。本馬場での調教の動きから状態も申し分ないと見る。

◎ジオグリフ
◯プログノーシス
▲ドゥラエレーデ
△ボッケリーニ
△シャフリヤール
△トップナイフ
☆ノースブリッジ

本命は上がり最速で三連勝中のジーサイクロンとした。スタートが良くて、折り合いがついて、しまいもしっかり伸びるなら普通負けないだろう。父サンダースノーは種牡馬としての知名度ほとんど無いが、現役時の競走成績はドバイWCの連勝、芝のG1を勝つなどハンパ無い。このレースをキッカケにブレイクするかもしれない。

◎ジーサイクロン
◯ミッキーファイト
▲ソニックスター
△ブルーサン
△サンライズソレイユ
☆ミッキークレスト

「折り合いの不安が解消されて、すごくいい追い切りができた」というドゥアイズ。開幕週で内枠有利ではあるが得意の札幌なら外枠でもうまく立ち回れるとみたい。

◎ドゥアイズ
◯ウンブライル
▲ボンドガール
△イフェイオン
△コンクシェル
☆エリカヴィータ

小倉1800で行われる今回の中京記念は、1コーナーまでの距離がそれほど無いだけに単純に内枠先行馬が有利である。それ故に絶好の舞台となるセルバーグが◎。テーオーシリウスとの兼合いもあるが出足はこちらが上と見るが。

◎セルバーグ
◯セオ
▲エピファニー
△エルトンバローズ
△ニホンピロキーフ
☆ロングラン

今週も大混戦のハンデ戦で人気は割れているが、展開的に前が速くなると見て中段からの差し馬を狙いたい。
本命はオニャンコポン
前哨戦の巴賞で上がり最速、そな時より1キロ軽くなる57キロなら差し切れると見たい。調教も軽めながら前進意欲があり好印象である。

◎オニャンコポン
◯チャックネイト
▲ハヤヤッコ
△サヴォーナ
△ホウオウビスケッツ
☆エンパイアウエスト

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