ダービー

◎スマートオーディン

ノーザンファームは半分以上の10頭が出走。当然勝負ということになろう。
金子馬の4頭出しも勿論勝負であり、調教を見る限りさらにパワーアップしているように見えたマカヒキが最右翼となる。過去金子馬にお世話になった池江、松田、角居のアシストとノーザンファーム包囲網があればその図式は揺るぎないものとなる。
がしかし、ここは今回が最後のダービーとなる松田国師の花道とスマートオーディンのシンデレラストーリーの方が自分には興味深い。
2012に開場したスカイビーチステーブル初年度生産馬のスマートオーディンがいきなりダービー馬なんて夢のような話。過去のシガラミに囚われない、競馬界の新陳代謝のような印象にもなろう。
「先週も長めをやってあるので、今日は馬の後ろに付けてラスト1ハロンだけ伸ばす追い切りを指示。馬の方は既にできているので、今日は確認という程度の調整です。いい伸びをしてくれたし、動きは申し分ありません。ダービーのことを考えて、前走でコーナー4回のレースを使いましたが、馬の後ろに付ければ折り合えることが分かった点は収穫でした。今回は初めて対戦する馬との力関係は分かりませんが、自分の競馬ができるようなら……と思っています」(松田国英調教師)。

オークス

◎シンハライト

ジュエラーのいないオークスならシンハライトとで仕方がないという雰囲気だが、死角がないわけでもない。当然ながら初距離、初の長距離輸送、切れすぎる末脚など以外に少なくない。それでもここは他馬とのレベル差があり過ぎるシンハライトを信頼する。
「1週前にある程度の負荷をかけてあるので、今週は輸送も考慮して少し余裕を持たせた追い切りをしました。桜花賞が凄くいい状態だったので、それ以上とはいきませんが、その当時と変わりないデキはキープできていると思います。小柄な馬ですが能力を秘めているし、レースのセンスのいい馬なので距離は対応してくれるハズ。後は初めての長距離輸送さえクリアして、能力を出し切ってくれればチャンスは大いにあると思います」(石坂調教師)。

ヴィクトリアマイル

◎シャルール

昨年3連単2000万越えの大波乱となったレースだが、今年も難解なメンバーである。相変わらず牝馬戦となると社台系の乱れ打ちが気になるが、牝馬に定評のキャロットから末脚が確かなシャルールを狙う。
福島戦は負けて強しの内容で、間違えなくここを見据えてという競馬。得意の東京なら充分勝ち負けまであると見る。

「前走後は在厩しての調整ですが、飼い食いが良く馬体がフックラしている点はいいですね。前走から中2週+再度の輸送を控えていますが、先週にシッカリと負荷。今日はラストを伸ばす程度ですが、いい動きをしてくれました。牝馬の割に使いつつ良くなるタイプなので、上積みは十分見込めます。ベストは1800〜2000mだと思いますが、マイルでも東京なら問題はないと思います。相手は揃いますが頑張って欲しいですね」(額田調教助手)。

NHKマイルカップ

◎ティソーナ

今週の東京は前が止まらない高速馬場であり、ハイペースで逃げて上りも33秒台ならメジャーエンブレムは誰も捕まえられないだろう。ただ!もし桜花賞が不調だったとしたら、そう簡単に立ち直れるだろうか。負癖はついてないか。牝馬だけに気になるところだ。
ここは状態文句なし、メジャーエンブレムをマークして競馬が出来るティソーナを狙う。

「前走後は短期放牧に出してリフレッシュ。1週前にある程度やってありますが、今日は併せ馬で馬ナリの調整。落ち着きがあって動きにも余裕がありましたからね。いい状態で臨めます。脚質に幅があって、ペースの緩急にも自在に対応できる馬。相手は強くなりますが、力を付けている今なら好レースが期待できるのでは……と思っています」(津曲調教助手)。

天皇賞

◎ゴールドアクター
淀の天皇賞はスタミナというより折り合いが重要であり、近走や調教を見る限りその心配が全くないゴールドアクターに隙はないと見る。宝塚を盛り上げるためにもここは負けて欲しくない。

「前走が7〜8分程度の仕上がりで使ったこともあって、レース後はさすがに少し疲れが見られましたが、1週間ほど楽をさせたことで回復。その後は順調に乗り込んできました。1週前にある程度やってあるので今週は折り合い重視の追い切りでしたが、これは予定通り。GIを勝ったことで風格が出てきたうえに精神面の成長も窺え、ここにきて完成の域に達した感がありますね。それにジョッキーがこの馬のことをよく分かっているので、今回もこの馬の力を引き出してくれると思います。1度使ってベストといえる状態で臨める今回、期待は大きいですね」(中川調教師)。

フローラステークス

◎クィーンズベスト

荒れるフローラステークスという印象だが、基本は社台系の穴馬狙いがセオリー。前走チューリップ賞でレコードペースを追走し、終いばててなかったクィーンズベストを狙う。騎手も厩舎もここならという雰囲気である。

「連闘明けになりますが、十分間隔を開けたのでその点は大丈夫。今日の追い切りで好時計をマークしましたが、無理をしていなかったし、やり過ぎということはありません。今まで強敵相手に善戦をしてきた馬だし、東京のこの舞台で新馬を勝った実績もありますからね。何とかオークスの権利を取って欲しいと思っています」(大久保龍志調教師)。

皐月賞

◎マカヒキ

弥生賞の3頭は実力にさほど差はなく、展開ひとつで勝ち負けが決まりそうである。
実力が測れないサトノダイヤモンドも相当強いと思われるが、ここは折り合いの心配がないマカヒキを信頼して本命とした。
特に一週前の追いきりは素晴らしいとしか言いようがない。

「1週前に3頭併せで追い切り、速い時計を出しているので、今週は坂路で無理をしない程度。予定していた通りの時計だったし、バランスの取れた走りで何も言うことはありません。前走で初の中山輸送もクリアしてくれたので、今回が2度目ということで何の不安もなく送り出せます。馬場に関してはパワーがあるので多少渋った馬場ならこなせると思います。今回が初の多頭数競馬で未知な面はありますが、ここまで父(ディープインパクト)と同じローテーションで3連勝してきましたからね。少しでも偉大な父に近付けられるように頑張って欲しいですね」(友道調教師)。

桜花賞

◎シンハライト

2歳チャンピオンであり、前走は圧勝のメジャーエンブレムにケチをつけるつもりもないが、相手が弱かったという声もある。現にJF2着のウインはチューリップで大負け。チューリップのレベルがかなり高かったとすればシンハライトにも充分チャンスはある。

「先週も、今日の追い切りも本当にいい動きでしたね。飼い葉食いが安定して馬体減りは見られないし、今日も予定通りの追い切りをすることができました。能力の高さと競馬センスの良さでここまでやってこられたし、前走の勝ち時計も優秀。今回はフルゲートということで運、不運も考えられるし、強い関東馬の存在に加え、前走の2着馬もいて勝ち切るのは難しいかもしれません。それでも万全の体調で臨める今回、チャンスはあると思っています」(石坂調教師)。

大阪杯

◎アンビシャス

中距離路線は春は宝塚しかないのでここにG1級のメンバーが集結。キタサンブラック、ラブリーデイ、ショウナンパンドラらがどんな競馬をするのか非常に興味深い。
さほど馬場状態が悪くないなら切れ味勝負でアンビシャスを狙ってみたい。
厩舎二頭出しでも連闘のアクションスターの気配は薄く、ドゥラメンテをも凌ぐ切れ末脚に期待する厩舎の入れ込み具合が伺える。
「先週、今週と併せ馬をしましたが、2週に渡っていい動きをしてくれました。前走は追い出しが遅れたことは痛かったけど、折り合えて走れたことは大きな収穫。折り合いさえ付けば素晴らしい瞬発力を発揮できることが分かったし、今回は内回りとテン乗りがどうかですが、頭数が手頃で競馬はしやすいと思います。この馬の力を出し切ればここでも楽しみですね」(音無調教師)。

高松宮記念

◎ブラヴィッシモ

馬名はイタリア語で「素晴らしい」というブラヴィッシモがその名のとおり素晴らしい追いきりである。
この混戦で馬主2頭出しは勝負と見るのがセオリー。厩舎、騎手も人気薄なら思い切った作戦があってもおかしくない。
「先週もやっていますが、今週の動きも言うことありませんでしたね。初重賞だった前走で僅差の3着と善戦してくれたし、今回はGIで更に相手は強くなりますが1度使った上積みが見込めますから。末脚を生かせる展開になるようなら楽しみはあります」(北村調教助手)。

スプリングステークス

◎マウントロブソン

クロフネの甥にあたるマウントロブソンを狙う。ノーザンファームからは金子、近藤、野田、キャロットと、どれが来てもおかしくないと言う雰囲気だが、ここまでクラシック戦線で鳴りを潜めている堀厩舎がやはり不気味である。ややトリッキーなローテーションは気になるが、前走の勝ち方は捲り〜ゴール前抑えという強い馬しか成しえない内容。長くいい脚が使えるタイプは中山の1800向きと言えるだろう。

「小倉から帰厩後は放牧を挟んでここに。間隔が開いていた前走時よりレース間隔が狭まっている分、調整は楽ですね。先週ある程度やってあるので、今週は反応を確かめる程度ですが、いい状態をキープしています。前走で戦った相手のレベルがどうなのかは図れませんが、走破時計は馬場を考慮しても速かったと思います。過去に先着された相手が重賞でも好走していることを考えると、ここでも……と思っているんですけどね」(渡邊調教助手)。

弥生賞

◎マカヒキ

父ディープインパクトと同じ道を行くマカヒキに期待する。
父ほどインパクトのある勝ち方ではなかったとは言え、上がりタイム32.6秒は父を越える。父よりひと回り大柄だが、素軽いフットワークが印象的だった今週の調教も特筆。さらに、他の人気馬2頭が初体験となる56キロを既に経験済みであるというのも大きい。
「前走後は放牧には出さず、ここを目標に在厩しての調整。先週ジョッキーに乗ってもらい、ある程度のところを済ませてあるし、『来週はもうそれ程やらなくても』とのことで今週はラスト重点の追い切り。更に馬体が絞れてきたし、折り合いの不安がなく、瞬発力もある馬。京都の内回りで勝っているので、中山コースにも不安はありません。このメンバーが相手でもチャンスはあると思いますよ」(友道調教師)。

中山記念

◎ロゴタイプ

過去3年の皐月賞勝ち馬が集結。伝統の中山記念は限りなくG1に近いレースのひとつと言えよう。
トリッキーな中山のなかでも最もその特徴が出ている1800は得意不得意がはっきり出るコースであり、巧者と言えるロゴタイプは狙いどころである。最終コーナーをスムーズに回り直線早め先頭なら、後ろから行くあの馬でもそう簡単には捕まえられないと見る。
「前走後は放牧に出してリフレッシュ。帰厩後は順調に乗り込んできたし、先週までにシッカリ負荷をかけてきましたからね。今日は感触を確かめる程度でしたが、この一追いでほぼ仕上がったと見ていいいでしょう。体に緩さがなくなり、厚みが増してボリューム感が出てきたのはプラス材料。ある程度の位置から早めに動いて後続を抑える戦法が合っていると思うし(しばらく勝ち星から遠ざかっていますが)、そういうレースを試みてGI馬としての意地を見せて欲しいと思っています」(田中剛調教師)。

フェブラリーステークス

◎モーニン

勝ちに行った武蔵野Sではノンコノユメの末脚に屈したが、自在性のある脚質と現在の充実ぶりから考えるとモーニンにやや分があると見る。
「今日はラストを伸ばす追い切りをしましたが、全体時計も最後の伸びも良く、理想的な追い切りができました。前走から中2週になりますが、中間は順調そのものです。前走は自分が予想していた以上の強い勝ち方をしてくれたし、昨秋よりパワーアップしていることは確かです。とは言え、今回はGIのマイル戦ですからね。正直、どこまでやれるか未知な面はありますが、速い馬がいるので折り合いを付けやすい点はプラス材料。スムーズに折り合って競馬ができれば、ここでもチャンスはあると思います」(石坂調教師)。

京都記念

◎ワンアンドオンリー
伝統の京都記念に今月で引退する橋口調教師のワンアンドオンリーが参戦。調教を見る限り仕上がりも上々で花道を飾るべく勝負気配と見る。
「前走後は放牧に。向こうでも乗り込んでいたのでいい状態で帰厩しました。1週前に併せ馬でシッカリやったので、今週は疲れを残さない程度の追い切りをしましたが、状態はいいですね。瞬発力勝負になると分が悪いので、ある程度早めに動く競馬をするつもりでいます」(橋口調教師)。

きさらぎ賞

◎ロワアブソリュー

圧倒的な1番人気となろうサトノダイヤモンドで仕方無かろうというレースだが、唯一無敗の逃げ馬には無限の可能性があると信じて◎。ハクタイセイに乗ってこのレースを制した須貝調教師だけにやってくれそうな気がする。
「この馬場でこれだけ動けば上々でしょうね。本当にいい動きをしてくれました。心身ともにまだ子供っぽいですが、前走で逃げ切ったレースの内容が良かったですからね。自分でレースを作れる点は有利な材料だし、京都に替わる点もプラス。重賞でもやれるモノは持っていると思うので楽しみです」(須貝調教師)。

根岸ステークス

◎マルカフリート

過去に10万馬券をとったこともある縁起の良いレース。5頭出しの社台ファームからマルカフリートを狙う。人気馬、上位騎手のほとんどが非社台系なだけに10歳馬でも実績あるこの馬に勝機ありと見る。
「前走は実績がない中山の1200m、しかも前が止まらない馬場で3着と好走したように、明けて10歳になりますが元気一杯ですよ。前走後は、短期放牧を挟んでこのレースは、予定通り。年齢的に大きな上積みはどうかと思いますが、今日の追い切りも動いていたし、状態はキープしています。距離・コースは合うので、末脚を生

アメリカジョッキーC

◎サトノラーゼン

日経新春杯は2頭出しでやや気配が弱かった池江泰寿厩舎だが、今週は遠征、鞍上を考えてもサトノラーゼンは間違えなく勝負である。気になる折り合いもこの枠なら問題なしと見る。

「前走後に疲れが見られたので、放牧に出してジックリ立て直しました。今日は坂路で追い切りましたが、追う毎に良くなっているし、今日の動きも良かったですからね。体がそれ程大きな馬ではないので、休み明けにしてはいい仕上がり。中山のこの舞台は合うと思うので、当日に落ち着きがあって、スムーズに折り合いが付くようなら……」(池江調教師)。

日経新春杯

◎レーヴミストラル

勝つ時は印象に残る強い勝ち方をするものの、人気でアッサリ負けることも多いのがレーヴドスカー産駒の特徴である。テンションが上がりやすいというのが主な要因と思われるが、このミストラルも能力は高いがカッとなりやすいタイプの様だ。状態は文句なし。このメンバーで普通なら勝ち負けと見るが……

「先週速いところを済ませてあるので、今日は単走でラスト重点だったが、いい動きだったね。甘かったトモもここにきてシッカリしてきたし、長い距離の方がユッタリ走れる点もプラスだろう。前走の敗因が不可解で、仕切り直しの一戦になる今回は改めて見直したいところ」(松田博資調教師)。

シンザン記念

◎ショウナンアヴィド

坂路で古馬トップクラスのタイムを叩き出したショウナンアヴィドがスピードで押し切ると見る。ソエで1勝突破に苦労したが前走でそれも解消。展開は厳しくなるがそこそこ前につけられれば問題なしと見る。

「好時計をマークしたし、動きも申し分ありません。前走がスピードを生かして勝ったように、現状では前走のような競馬が一番いいのでは。それにスピードを生かせる軽い京都の芝に替わる点もプラスに出ると思います」(須貝調教師)。
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懸賞・小遣い ちょびリッチ
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