さて、毎月ご紹介させていただいております『鹿児島発“ホッとマガジン”』について、あらためまして~!鹿児島在住の“冒険家”“イタリア料理店オーナーシェフ”“お茶好きな食物栄養専攻助教さん”“書店店長”“野菜ソムリエ”“花好き”さんから毎月届くお便り、そしてホッとマスターがブラリと出かけた時に目に付いた“ブラリかごしま”など、鹿児島のホットな情報を発信してます。(byホッとマスター)
是非ご覧くださいませ~♪^^☆
下記は、その『鹿児島発“ホッとマガジン”』のホッとマスターさんの依頼で、私が月一で書いているブログ 【料理長オススメの一品】の 2月10日の抜粋です。
★☆★ 料理長のオススメの一品 2/10 ★☆★
● タリアテッレとフェットチーネ ●
みなさま~♪ 元気ですかーーー!
元気があれば何でもできる!!!^0^/
わたくし“南国かごしま”の熱きイタリアンシェフ、自称“料理格闘家”
ことヒデでございま~す。どうぞよろしくお願い致します。
2019年も2月に入りました~~~~~!!!^^/
1年で一番寒い時期、みなさま体調くずさぬようお気をつけください。
私自身も、油断せず万全な状態でお客様をお迎えするべく!
充分に気をつけて一皿入魂でキバっていきーす!^^
さて今回はパスタについての豆知識的な話を少し・・・。
タリアテッレとフェットチーネ

(写真左:タリアテッレ、右、フェットチーネ)
イタリア料理に欠かせないパスタですが、皆様ご存知の通り、大きく2分するとスパゲッティを代表とするロングパスタとマカロニを代表とするショートパスタに分類されます。そのロングパスタに属するパスタにタリアテッレとフェットチーネは入るものです。
同じく平打ち麺で見た目も似ていますが、何が違うのか?
まず、発祥の地の違いです。タリアテッレはイタリア北部で生まれフェットチーネはイタリア南部で生まれています。現在でも北部ではタリアテッレが主流で中部から南部にかけてはフェットチーネが主流です。
次に形状の違い。タリアテッレは幅5mm程フェットチーネは7mm程で、ともに厚さ1mm程の同じくきし麺状のパスタなので、ちょっと見た目ではその違いは判りにくいです。似ていて明らかに太いパスタと言えばパッパルデッレで、こちらは幅15mmくらいあります。逆に似ていて細いパスタはタリオリーニ、こちらは幅3㎜程です。ミリ単位で名前が変わるパスタ、名前が変わるだけあって、その食感はかなり違ってきます。パスタの世界はやはり奥が深いでーす。

イカ墨を練り込んだタリオリーニ
パッパルデッ
あと、材料の違いですが、本来タリアテッレは軟質小麦(ソフト小麦)で作られフェットチーネは硬質小麦(ハード小麦)で作られます。
イタリア北部は豊かな平野があり軟質の小麦が作られ、南部の乾燥した気候は硬質小麦【※硬質小麦の中でも粗挽きデュラム小麦(デュラムセモリナ)】の栽培に適しており良質な硬質小麦が作られます。
イタリアでパスタと言えば、それぞれの州の各町に郷土料理的なものがあり、そのパスタの種類、調理法の多種多様性は本当に魅力的です。そして毎年、新しいパスタも開発され、それに合わせる新しいソースもたくさんのシェフが日々考案していきます。全てを把握することは何年経っても出来ないであろうと思われるほどです。
だからこそ、パスタ料理は楽しく夢があります。私も新しいパスタ料理を日々研究し、そして自分自身のイタリア料理を作り出していきたいとたくさんの食材と日々闘っております。
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<文責:鹿児島 イタリア料理POPOLARE chef 白石 秀隆>
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是非ご覧くださいませ~♪^^☆
下記は、その『鹿児島発“ホッとマガジン”』のホッとマスターさんの依頼で、私が月一で書いているブログ 【料理長オススメの一品】の 2月10日の抜粋です。
★☆★ 料理長のオススメの一品 2/10 ★☆★
● タリアテッレとフェットチーネ ●
みなさま~♪ 元気ですかーーー!
元気があれば何でもできる!!!^0^/
わたくし“南国かごしま”の熱きイタリアンシェフ、自称“料理格闘家”
ことヒデでございま~す。どうぞよろしくお願い致します。
2019年も2月に入りました~~~~~!!!^^/
1年で一番寒い時期、みなさま体調くずさぬようお気をつけください。
私自身も、油断せず万全な状態でお客様をお迎えするべく!
充分に気をつけて一皿入魂でキバっていきーす!^^
さて今回はパスタについての豆知識的な話を少し・・・。
タリアテッレとフェットチーネ

(写真左:タリアテッレ、右、フェットチーネ)
イタリア料理に欠かせないパスタですが、皆様ご存知の通り、大きく2分するとスパゲッティを代表とするロングパスタとマカロニを代表とするショートパスタに分類されます。そのロングパスタに属するパスタにタリアテッレとフェットチーネは入るものです。
同じく平打ち麺で見た目も似ていますが、何が違うのか?
まず、発祥の地の違いです。タリアテッレはイタリア北部で生まれフェットチーネはイタリア南部で生まれています。現在でも北部ではタリアテッレが主流で中部から南部にかけてはフェットチーネが主流です。
次に形状の違い。タリアテッレは幅5mm程フェットチーネは7mm程で、ともに厚さ1mm程の同じくきし麺状のパスタなので、ちょっと見た目ではその違いは判りにくいです。似ていて明らかに太いパスタと言えばパッパルデッレで、こちらは幅15mmくらいあります。逆に似ていて細いパスタはタリオリーニ、こちらは幅3㎜程です。ミリ単位で名前が変わるパスタ、名前が変わるだけあって、その食感はかなり違ってきます。パスタの世界はやはり奥が深いでーす。

イカ墨を練り込んだタリオリーニ

パッパルデッ
あと、材料の違いですが、本来タリアテッレは軟質小麦(ソフト小麦)で作られフェットチーネは硬質小麦(ハード小麦)で作られます。
イタリア北部は豊かな平野があり軟質の小麦が作られ、南部の乾燥した気候は硬質小麦【※硬質小麦の中でも粗挽きデュラム小麦(デュラムセモリナ)】の栽培に適しており良質な硬質小麦が作られます。
イタリアでパスタと言えば、それぞれの州の各町に郷土料理的なものがあり、そのパスタの種類、調理法の多種多様性は本当に魅力的です。そして毎年、新しいパスタも開発され、それに合わせる新しいソースもたくさんのシェフが日々考案していきます。全てを把握することは何年経っても出来ないであろうと思われるほどです。
だからこそ、パスタ料理は楽しく夢があります。私も新しいパスタ料理を日々研究し、そして自分自身のイタリア料理を作り出していきたいとたくさんの食材と日々闘っております。
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<文責:鹿児島 イタリア料理POPOLARE chef 白石 秀隆>
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