pina11
フィリピン人は基本的に貯金ができない。
サラリーが少ないから出来ないのではない。手元にお金があるのに使わないのが我慢できないのだ。


日本では「一銭を笑う者は一銭に泣く」という、誰もが知っていることわざがある。
少ないお金でも大切にしないといけませんよ。そんな意味だ。

しかしフィリピンでは
「Aanhin pa ang damo, kung patay na ang kabayo. - 死んだ馬には草はいらない」
必要な時に助けないと意味がないよ。という教えですが、
「死んだらお金は持っていけない」という解釈で理解しているフィリピン人が多い。


だから給料が入るとすぐに全額使う。次の給料までは誰かに借りる。
フィリピンでは大半の会社が給料を2回に分けて支給する。
それはお金を持っているとすぐに使ってしまうからなのだ。


投資家としては貯金が最善とは思わないが、資産を増やさない物への浪費は理解できない。
フィリピン人とはブレーキの壊れた欲求の塊なのである。


だがフィリピン人はバカではない、貯金できないのは幼い頃からの教育の為なのだ。
教えることである程度改善はできる。



ピナちゃんの事例

日本に住み始めた当初、ピナちゃんも計画的にお金を使う事ができなかった。
食費として1ヶ月6万円を渡すと、1週間後には「太郎、もうお金ナイデス。食べ物のお金クダサイ。」と平気な顔で言ってくる。
大量に買い込まれた食材は2人では食べきれず、当然腐らせる事になる。


私はピナちゃんに、1ヵ月分の食費として渡したのに何で1週間で使いきったのか質問し、計画的にお金を使う事の大切さを教えた。
最初は1週単位で食費を渡すことで難易度を下げ、2週・1ヶ月と徐々に伸ばしていった。


数ヵ月後、始めて1ヶ月の食費を計画的に運用する事ができた。
ピ「イェヘーイ(´∀`*)デキマシタ!」とても嬉しそうである。

余ったお金は翌月に繰り越すのではなく、ピナちゃんが管理して貯金しておくよう話をした。
しかし翌日「イツモアリガトゴザイマス(*´Д`*)」と、余ったお金でゴルフのグローブを買ってくれた。

話が通じてないのか不安だったが、とても嬉しかった。


現在、食費の剰余金はブタの貯金箱へ、私が買い物をして余った小銭はアヒルの貯金箱へと
ピナちゃんのフィナンシャルリテラシーの勉強は続いている。