ポッポの丘のブログ

このブログは千葉県いすみ市にあるポッポの丘という、生みたてタマゴと鉄道グッズ、そして本物の鉄道車輛が沢山保存展示されているテーマパークのホットな情報を公開するブログです。 ポッポの丘は入場料、駐車料金は無料です。 皆さん是非、遊びに来て下さいね。

2017年04月

 平成25年12月15日には、国鉄183系電車クハ183-21と国鉄113系電車クハ111-1072と国鉄113系電車クハ111-2152の3両の車両が、ポッポの丘にやって来ました。この3両の車両は、千葉鉄道車両保存会の方々が所有し保存している車両です。引退し保存する際に、置き場所の関係で泣く泣く先頭部7mのみを保存されたカットモデルという車両達です。
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 クハ183-21は昭和47年(1972)近畿車両で製造され、総武本線、房総東線(外房線)、房総西線(内房線)の特急列車として活躍した車両です。あやめ、しおさい、ビューさざなみ、ビューわかしお号として地元の人々に親しまれて来た車両です。時にはあずさ号としても活躍して平成18年(2006)5月2日廃車になり引退しました。CSC_4874

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 クハ111-1072は昭和48年(1973)川崎重工業で製造され、横須賀線、総武快速線、房総東線(外房線)、房総西線(内房線)の普通列車として活躍して平成23年(2011)8月31日引退しました。
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 クハ111-2152は昭和56年(1981)東急車両で製造され、東海道本線、総武本線、房総東線(外房線)、房総西線(内房線)の普通列車として活躍して平成23年(2011)8月31日引退しました。
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 これらの3両の車両が来てポッポの丘の山の上は、国鉄時代から現在に至るまでの日本を代表する車両達の住処となりました。_DSC3528

 平成25年3月には試験的に千葉テレビに15秒のスポットCMを、月50回入れさせて頂きました。これは、鉄道ファンの間ではポッポの丘の名前はかなり知られた存在となりましたが、一般のお客様には、まだ十分知られているとは思えなかったからです。車両が増える度に、新聞に記事を掲載して頂きましたが、一般のお客様は一度お出でになると、なかなか何度も繰り返し来られる訳ではありません。そこで、リピーターになって欲しい子供達に人気の番組前後を中心にCMを流して頂きました。

 ポッポの丘は入場無料ですから、何度も繰り返し来て頂いても、子供を持つ若い親御さんにご負担がかかりません。また、子供達の誰かが来て楽しかったとなれば、お友達も来てくれます。ソフトクリームや卵かけご飯を食べて頂き、お土産にたまごを買って頂ければ「ファームリゾート鶏卵牧場」としての農業と観光の融合と言う目的達成となります。

 このスポットCMはその後、3年にわたり入れさせて頂きました。資金的に負担が大きく平成28年4月で打切りましたが、この効果は大きかったと思っています。今でもポッポの丘のメインのお客様は、子供達を連れたご家族です。県内はもちろんですが、県外から毎月のようにお出でになるご家族もいらっしゃいます。 

 でも、子供達は幼稚園、保育園、小学校がお休みで、親御さんもお休みでなければお出でになれません。平日のお客様は、高齢化や過疎化が進むいすみ地域の地元の方々が、たまごを買いに来て下さるのみです。雨が降ると、ほとんどお客様が来ないのが悩みどころです。

 そんな事で仕方なく、平成27年12月15日から、平日の火、水、木曜日をお休みさせて頂く事と致しました。オープン以来ずっと年中無休で頑張って来ましたが、赤字経営のままではポッポの丘の運営継続が出来ません。幸い、鶏卵牧場の庭先たまごは、主体のお客様が首都圏の食品スーパーマーケットさまですから、販売先の問題はありません。しかし、仕事に来て頂いているスタッフの方々には大影響ですから、本当にご迷惑をお掛けしてしまいました。今のスタッフの方々には、田舎の観光施設の運営の苦しい所を理解して頂き、とても良く協力して頂いております。スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。少しは時給もアップしてあげたいと思っていますので、皆様の応援宜しくお願い致します。!!

 さてお話を戻しますが、千葉テレビのスポットCMはお子様だけでなく、同じマスメディアの方々にも反響を与える効果がありました。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などの取材が増えて参りました。3年間のテレビスポットCM期間中に様々な媒体で取り上げて頂いたことで、ポッポの丘の認知度がかなりアップしたと感じています。ちょうど6年前、オープンの準備をしていた頃、こんな不便な山の中でこんな事やって、お客様が来なかったらどうしようかなぁと心配していたことを思い出します。

 平成25年(2013)1月25日千葉都市モノレールの引退車両がポッポの丘に来て、17両もの鉄道車両を有する事となりました。しかし、農場の方では、家畜用の飼料価格の高騰や東日本大震災の影響を受け、肉用牛事業からの撤退を決意し、飼育していた肉用牛を順次売却して来ました。かつて多い時には1000頭近くの肉用牛を飼育していましたが、この年の2月13日で最後の肉用牛を売却致しました。そして、東京電力福島第一原子力発電所の事故による肉用牛損害賠償金の支払も2月8日で打切りとなりました。

 事業の見直しをせざるを得ない状況に追い込まれ、長年にわたり勤めて頂いて来た社員の方々にも、仕方なく配置転換をお願いしたり、転職をお願いしご協力ご理解を頂き、本当にご迷惑をお掛けしながら、農場の縮小を進めていました。ポッポの丘のオープン以来、多額の資金を投入して来たのは、農業と観光の融合による「ファームリゾート鶏卵牧場」を目指しての事でした。

 日本の農業は物流の国際化と非関税化の中で、大規模化によるコストダウンを求められて来ました。欧米諸国、オーストラリア、ニュージーランドそして、中国をはじめ東南アジア諸国からどんどん安い農産物が輸入されています。我社もまた同様に、安値競争にさらされ、再生産可能な適正利益が得られない中、国や県の補助事業を利用しながら大規模化、機械化して来ました。電気と石油に依存していますから、原油価格や電気料金の値上げの影響は甚大です。しかし、生産コストは上昇しても、販売価格は値上げ出来ません。何故ならば、農産物は市場相場で決まります。市場相場は余れば下がり、足りなければ上がります。国内農業は大規模化して過剰生産しています。そして輸入農産物も入って来ます。常に余っていますから、生産コストは上昇しても、販売価格は上がりません。そして、農業者が赤字で廃業しない程度に、融資制度と損失補填制度があります。ですから日本の農業者に利益は出ません。我慢して頑張っています。やめると補助金返還が有りますのでやめれないのです。

 海外からは農産物や食料の輸入圧力が高まります。関税の撤廃も求められます。国は国内農業も衰退させたくない。食料の安定確保の観点からも国内農業を守りたい。外貨を稼ぐ自動車や家電製品も守りたい。そんな状況の中で、日本ブランドは優秀で安心と農産物の輸出政策を打ち出しました。日本は人口減少社会に向かっていますが、地球規模で見れば人口増加していますので良策かも知れませんが、高い生産コストの日本の農産物が、適正価格で販売出来ると良いのですが、どうでしょうか?最近では日本でもデパートが不調ですが、中国のバブルも終焉を迎える日も近いように感じますし、世界的に安全安心な食品は当然のことで、その中で安い価格の品物が求められているように感じます。お金持ちの方々が、先行きに不安があり、お金を使わないように感じますね

 さて、「ファームリゾート鶏卵牧場」のお話に戻りますが、農業と観光の融合を目指してポッポの丘に肉牛達の遺産とも言える多大な資金を投入して来ましたが、遺産を全て使い切ってしまいましたので、この年の2月以降はポッポの丘の運営による収入で賄って行かなければなりません。幸い、お客様もかなりお出で下さるようになり、何とか運営出来るようになっては来ましたが、利益が出るまでは行きません。そこで仕方なく募金箱を設置して、お客様にご協力をお願いする事に致しました。「ポッポの丘は入場無料で頑張っています。施設の整備と維持の為に皆様のご理解ご協力をお願い致します。応援宜しくお願い致します。」と書かせて頂き、丸ノ内線の454号側とカフェTKG側の2ヶ所に設置させて頂きました。

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