ポロリのハローグッドバイ

関西を中心とした出会い体験記です。 風俗や出会い系、クラブなどの色んな女の子たちとの美しい出会いと別れについて深く追求していきます。 殆どは多くの人が体験するあるあるネタだと思います。

スカイプちゃんねるの女⑤ うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!の女

この記事は、「ベストセレクション オブ ポロリのハローグッドバイ」のリードトラックとして、2012年12月に公開した記事を完全バージョン化したものです。
追憶要素をまじえてリマスタリング(加筆・修正)を施しています。

公開当時の記事はコチラ

スカイプちゃんねるの女⑤-1 絶叫女 前編



エロ行為をする時、殆どの女の子は喘ぎ声を発する。
当然、女の子の喘ぎ方は十人十色だ。


甲高い声で喘ぐ女もいれば、息を押し殺すように喘ぐ女もいる。
食事を味わうように喘ぐ女もいれば、音楽を奏でるように喘ぐ女もいる。
笑うように喘ぐ女もいれば、泣くように喘ぐ女もいる。
あるいは、今の状況を克明に言語化して物語るように喘ぐ女とかもいる。


これまで、様々なエロブログにおいて、女の子たちの喘ぎ声は文章化されてきた。
様々な書き手によって。


「ぁああ~ん、あっ、ああっ、ぁああ~!!」
とか、
「ぁああああ!!!気持ちぃいいいい!またイッちゃいますううう!!イクイクイックぅうううう!!!」
とかそういうやつだ。
(ちなみにこの喘ぎ声の文章はライブドアの風俗ブログランキングで常に上位にランクインしている人気ブログ「風俗ガチンコレポート『がっぷりよつ』」さんのものを勝手に引用させて頂いている)


喘ぎ声を文章化する際に込められているのは書き手のエロティシズムに他ならない。
それを読んだ読み手は臨場感を抱き、欲情を刺激するのだ。


そこで、今回ポロリが出会った女である。


今回出会った女とセックスをした時の、女の喘ぎ声。


その声を忠実に文章化してみる。
すると、以下のようになる。


「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」



2012年3月。


今日書くのはインターネットサイト「スカイプちゃんねる」で出会った女の話。
スカイプとは何か、スカイプちゃんねるとは何か、といった基本事項は省略する。
要するにインターネットコンテンツを利用して女の子を引っ掛けたという事だ。


スカイプ通話において、女は自らの外見をこう表現した。


「相武紗季を鈍器で10回ぐらい殴ったような顔だよ」


相武紗季

相武紗季。


今思うと、素晴らしくユーモアと謙遜が混じった、いいセリフだと思う。
この時の女の言葉を、おれは後に自らのブログでちょくちょく使う事になる。


そんな相武紗季を鈍器で10回ぐらい殴ったような顔の女と、仕事が終わって家に帰ると、毎日のようにパソコンでスカイプ通話を楽しんだ。
互いの仕事の事や、音楽の事や、恋愛の事について喋った。


女は酒を飲んで酔っ払うとウェブカメラで乳を見せてくるという傾向があった。
「スカイプ」には音声通話以外にもテレビ電話的な機能もあるのだ。
この機能はスマートフォンにおける「ライン」や「カカオトーク」がそこまで普及していなかった2012年の時点では非常に画期的だった。
パソコンの画面越しに気前よく披露してくれる女の乳は非常に大きかった。


そんなこんなで、女と親密な繋がりを築き上げる事に成功した。


ただ、女が住んでいるのは横浜だった。
おれは大阪在住。
そして、女は彼氏と同棲しているらしい。


でも、「これはいける」感が半端なかった。


という事で、女に会いに行く事にした。


週末にアポイントが取り付けられた。
新大阪駅から、新幹線に乗る。
東京方面へ。


数時間で、「新横浜駅」に着いた。
改札を出る。
女は駅構内で待ってくれているらしい。
しかし、修学旅行の集団で混雑していた。
人ごみをかき分け、携帯電話で女に到着した旨をメールで伝える。


相武紗季を鈍器で10回ぐらい殴ったような顔をした女を探す。


………………。


いた。


相武紗季を鈍器で15回ぐらい殴ったような顔の黄色いワンピースを着た茶髪の25歳の看護師の女が、おれに向かって微笑んでいた。


挨拶を交わし、会話をする。
毎晩のようにスカイプ通話をしていた相手と実際に対峙して声を聞くというのは、ちょっと不思議な感覚だった。
女も同じ感覚だったと思う。
しかし、ぎこちなさはすぐに消えた。
女が割と人懐っこくて親しみやすい性格をしていたからだ。


よく晴れた横浜の街をデートする。
中華街、横浜港、山下公園、赤レンガ倉庫…。
女はきれいな建物とか公園とか海を見るたびにアイフォンで写真撮影をしていた。
決しておれが写らないようにしながら。
彼氏にバレるとマズいからだろう。
そんな女が撮影する風景のフレームの中に入ろうとして遊ぶのが楽しかった。


夜になる。


横浜駅近辺の居酒屋で死ぬほど酒を飲んだ。
女が酒に酔うとエロくなる傾向を見込んでのことだ。


店を出る。
予想通り、女は完璧に酔っぱらっていた。
呂律が回らず、足元も覚束ない状態だった。


フラフラ歩く女を抱きかかえるように歩く。
「おしっこ行きたい!」
と酔っぱらないながら女は叫びまくっていた。


明らかにラブホコースだった。
しかし、横浜の土地勘はなかった。
なので、酔っぱらいながら奇声を発する女に何とかラブホまで案内してもらう。


通算100回目ぐらいの「おしっこ行きたい!」を女が叫んだところで、ようやく川沿いにラブホがあるのを見つけた。
ホテルの名前は「ホテル リバーサイド」。
そのまんまや。


寂れたフロントで鍵を受け取る。
入室する。


速攻セックスの流れとなる。
酔っぱらった勢いそのままに。
あっという間に互いに全裸になる。
貪るように互いの体を求めあう。


女は超敏感だった。
全身性感体かというくらい、背中でも首筋でも太ももでも、少し撫でただけで身をよじって声をあげながら感じていた。


ただ、キスは拒まれた。
なんでやねん。
まあええわ。


そんなこんなで、勢いで挿入した。
ぬっぷぬぷの濡れ濡れのマンコだった。


突く。


すると。


女は凄まじく大きな喘ぎ声で喘いだ。



「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」


ホテル中に響き渡るんとちゃうかというぐらいの爆音の、品性のカケラもない喘ぎ声だった。
喘ぐ女の形相は、相武紗季を鈍器で15回殴ったような顔をさらに40回ぐらい殴ったような感じになっていた。
その動物的すぎる喘ぎ方にちょっとうんざりしながらも、バコバコ突きまくった。


喘ぎというより、叫びだった。
とにかくすごい絶叫だった。
音楽で例えるなら、「ブラフマンのライブで前の方でダイブしている観客」みたいな狂暴さを感じる喘ぎ声にして叫び声だった。
セックスの時の声量で、この女を超える女におれは未だ出会っていない。


結果的に盛り上がったセックスの部類には入ると思う。
ただ、キスは何回やろうとしても顔をそむけられた。
おれ、キスが大好きやねんけどな…。


射精する。


余韻のあと、一緒にお風呂に入る。
聞くと、女は何回もイッていたらしい。


ベッドでくっつきながら、一緒に寝る。


夜が明ける。
ホテルを退出する。


朝ごはんを適当な所で食べる。
新横浜駅まで二人で向かう。
女は改札まで見送ってくれるようだ。


「昨日飲みすぎたからかな、喉がガラガラだわ」と女は言う。
ここはツッコむ所だとは思ったが、関東の女に通用するツッコミかどうか分からなかったので、黙っていた。


「今度は関西で遊ぼうね」
そう約束をして、新幹線で帰路についた。


とにかくすごい喘ぎ声だった。


5か月後。


2012年8月。


女が関西に来てくれることになった。
連絡を取り合い、休みを合わせて、会う事になった。


女の行きたい所を訊く。
その結果、京都をブラブラすることにした。
JR京都駅で待ち合わせをする事に。


時間通りに女は現れた。
相武紗季を鈍器で15回ぐらい殴ったような顔面をした女が横浜からはるばるやって来た。


久しぶり、と挨拶を交わし、デートをする。
ド定番の寺巡りをする。
清水寺とかそんなん。
そして祇園にある「辻利の抹茶パフェ」を1時間ぐらい並んで食べる。


あとは、京都限定のコスメショップ「よーじや」に立ち寄った。
そこで女はおそらく自分の彼氏用に「メンズセット」を買っていた。
ちなみにおれも松島新地のお気に入りの女の子のためにリップクリームとハンドクリームのセットをこっそり買った。


女は胸元が結構開いたトップスを着ていた。
時々、女がかがむと、おいしそうなFカップの谷間が丸見えになった。
清水の舞台から眺める景色に勝るとも劣らない、良い景色やないか、といった感じだった。
あーこれはセックスやなと、思った。


最後に訪れた銀閣寺を出ると、日が暮れようとしていた。
タクシーに乗って駅まで戻ることに。
タクシーの中では「白鳥の湖」がメランコリックに流れていた。


京都の雅やかな町並み、夕暮れの気配、巨乳の彼氏持ちの女、そしてメランコリックな「白鳥の湖」。
全てがセックスへと吸い込まれていくようだった。
そんな流れをひしひしと感じていたのはおれだけでは無かったと思う。


電車に乗り、大阪へ。
おれの家へと向かう。


途中、スーパーに寄って食材や酒を買う。
酒を多めに購入するのを意識した。
女が酒を飲むとエロくなるのを知っていたから。


家に帰る。


食事をし、酒を飲む。
イチャイチャタイムが自然な流れで訪れる。
案の定、女は酒が入ると顔を赤らめ、エロそうな顔つきになった。


テレビは「すべらない話スペシャル」をやっていた。
それをほろ酔いで眺める女の背中を優しくエロく撫でる。
女はビクンと敏感に反応し、声が漏れる。
そこからはもう、余裕だった。


イチャイチャした末に全裸になり、挿入する。
今日はホテルではなく、おれの家だった。
なので、女は喘ぎ声が隣の部屋の人に聞こえないように配慮するかのように、声を必死で押さえながら悶えていた。
その様子が可愛くて興奮した。


気持ちよくさせて、あの大きな喘ぎ声を出させたくて仕方なくなる。
テンションが上がって、ピストンが自然と激しくなっていく。


「うう~、(隣に)きこえちゃう~!」と言いながら女は必至で喘ぐのをこらえていた。


テレビの中の「すべらない話」ではお笑い芸人がみんなの笑いをとって盛り上がっていた。


体位や突く角度を何回か変えてみる。
すると、決壊したかのように女はあの喘ぎ声を発した。


「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」


女の喘ぎ声にして叫び声は、どんなすべらない話で獲得した大爆笑もかき消す爆音だった。
言うなれば、すべらない喘ぎ声だった。
ごめんすべった。
それに対して、おれはなんか冷静にバコバコ突いた。


最後は正常位でイク。


余韻でイチャイチャしてからの、風呂に一緒に入る。
そして、全裸のまま、ベッドで仲良く一緒に寝る。
しかし、最後まで女はおれの大好きなキスを拒んだ。
それが女なりの線引きなんだろう。


朝、起きてからも、もう一回セックスをする。
服を着ようとする女の背後から攻めて、後ろから挿入した。
今度は叫び声が出る前にサッとイッた。
おまけみたいなセックスだった。


女は昼過ぎの新幹線に乗り、帰ることになっていた。
それまで、大阪の街をブラブラすることに。
心斎橋あたりの定番の繁華街を一緒に歩いた。
女はひっかけ橋のグリコの看板を写メに撮ってSNSにアップしていた。


昼過ぎに別れる。
新幹線の改札まで女を見送る事に。


「またね」と女は言う。
「うん、また連絡するね」とおれは言う。


サヨナラをする。
女の姿が見えなくなるまで、手を振って見送った。


曖昧な再会の約束をしたものの、物理的な事情と気持ち的な事情により、相武紗季を鈍器で15回ぐらい殴ったような顔の女とは二度と会うことはなかった。


しかし、女の絶叫の残響は、おれの鼓膜の奥深い所にいつまでも刻み込まれたままだ。





最後まで読んで頂きありがとうございます。
是非コメント下さい。
喜びます。


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スマともの女⑪ 本当に独りの消え入りそうな人妻 完全バージョン

スマともの女⑪ 本当に独りの消え入りそうな人妻


全9話になったシリーズの全文まとめ記事です。
まとめるにあたって、多少の加筆・修正をしています。


最後まで楽しんで読んで頂ければ幸いです。




2016年3月。

その頃、おれは婚活バーで出会ったカワイイ女と、ホットな駆け引きをしていた。


婚活バーの女① カルテットで臨んで、鹿に紛れてキスをした女


それと並行して、出会いアプリを利用して、良い女を探すという作業もぼちぼち継続していた。


その日もアプリを操作する。
余程変な奴じゃなさそうな限り、とりあえず手あたり次第に女にメッセージを送っていく。
返事が来た女とやりとりを進めていくパターンだ。


40歳の既婚の女から返事がきた。
写メを見る限り、非常に顔立ちの整った美人だった。
嘘かと思うほど、女は綺麗に写っていた。
服装からしても、小綺麗でエレガンスな感じで、その人の生活水準の高さがうかがえた。


落ち着いた大人の会話をしっとりと交わす路線で、アプリ上で女とやりとりを進める。
そして、頃合いを見計らってのライン誘導。
かなりスムーズに事は運ぶ。
あとはデートの約束を取り付けるだけだ。
ここらへんは回数を重ねると、もはや作業と化する部分である。
なんの感情も混じらない、システマティックな流れを忠実にこなすだけだ。 


女は現在、とある資格を取得するために専門学校に通っているのだという。
そして、人妻だから基本的に夜は厳しい。
だから、女の学校が午前に終わってからの昼間に時間を合わせ、アポイントが取り付けられた。


写メのクオリティの高さとは対照的に、女は自らのスペックを低く低く伝えようとしてきた。
ますます実物がどんな感じなのか気になった。


女は兵庫県在住だった。 
待ち合わせ場所は神戸。


2


たまにはイメージ画像を貼り付けてみる。


神戸。
大阪市内よりも、色んな意味でおれにとって都合がよかった。


良く晴れた昼下がり。
電車に乗って、西へと向かう。
数十分で、三宮駅に着く。
駅前のマクドナルド前で女を待つ。


外の世界は厚手のコートが不要になるほど、柔らかな陽気に包まれていた。


「地味なおばさんだから、ガッカリしないでね」
と女は会う直前にもラインで謙虚なメッセージを送ってきた。
本当か嘘か、明らかになるのはもうすぐだった。


果たして、今日はどんな展開が待ち受けているのだろうか。


待ち合わせ時刻になる。


女が姿を現す。


おれは女の顔を見る。


………………。


びっくりやぞ!!!


びっくり!するぐらいの美人だった。
マジでびっくりした。
ビックリマークが35個ぐらい頭の上に飛び出るほどの美人だった。
驚きのあまり、思わずでんぐり返りしちゃいそうだった。


小柄で小顔で目鼻立ちが芸術的な程に整った、ハイソな雰囲気漂う茶髪の超絶美女が目の前に立っていた。
「地味なおばさん」だなんて、とんでもなかった。

 
女は白いサラッとしたニットにサーモンピンクのワイドパンツ、ベージュの小さな革のショルダーバッグを肩にぶらさげているというカッコだった。
身に着けているそれらはシンプルなデザインながらも、一見して上質なものだという事が分かった。
それに対しておれの服装は、まあ、おれのはいいか。
いつものいつもの。
ドルガバドルガバ。
嘘。


これまで、出会いアプリを利用した出会いにおいて、それなりに色んなバリエーションの女の子と出会ってきたつもりだった。
蹴りたくなるほどブサイクな女もいれば、ドキっとするほどカワイイ女の子もいた。
しかし、カワイイ子が現れたとしても、それはあくまでも一般人の域を超えないレベルだった。


ちなみにブサイクは人間の域を超えるモンスターが現れた事もあった。
「ボストロール」「変身後のザーボン」あるいは「ドドリアさん」といった言葉で表現される、アレだ。


今回の女は、良い意味で他の女とは完全に一線を画す外見だった。
これまでにおいて最年長の40歳という年齢にも関わらず、ダントツで綺麗な女だと言えた。
芸能人にいてもおかしくない、といっても言い過ぎではないルックスレベルだった。
誇張が過ぎると言われればそれまでだが。
主観的にそう思ったのだから仕方がない。
とにかく美人だった。


40回目の春を迎えようとしている超絶美人のお姉さんの目に、おれというシティボーイ風エロメンを気取っている男はどう映っているのだろうか。
分からない。
この時点では、全然分からない。


だからこそワクワクする。
久しぶりに本気を出したくなったぞ。
なんの本気や。
まあいい。


美女を前に緊張しながらも、なるべく平常心を保とうとしながら、女と挨拶からの雑談を交わす。
女は事前に自らの事を暗くて無口な女だと言っていた。
でも、なんか普通にペラペラと喋っていた。
多少のぎこちなさはあったものの。
特に問題なく滑らかに会話は進んだ。


その時、おれは気づいた。
女はめちゃくちゃ良い声をしていた。
大人っぽい落ち着きを孕んだ声の響きの中に、どこか守りたくなるような可愛らしい音色を浮かび上がらせて話す女の声を、おれは一気に好きになった。


何か、一緒にいればいるほど、女の素敵な部分が次々に見つかっていきそうな予感を抱いた。
そんな素敵なお姉さんとは、セックスだけして終わりみたいな、下らない関係には絶対にしたくなかった。


とりあえず、カフェに向かうことに。
神戸の街を山側に向かって、ゆっくりとした歩調で、適当な間隔をあけて2人並んで歩く。


歩きながら会話をする女の口調からは若干の緊張が伝わって来た。
こういう出会い系とかで出会う事にあんまり慣れてないんだろうな、とおれは想像した。
女の喋るペースに合わせながら、適切な受け答えを心掛ける。


数分歩くと、目的のカフェに辿り着く。
店内に入る。
木目調の内装で、広い面積の窓から自然光が柔らかく入って来ていて、良い雰囲気のカフェだ。
リラックス感あふれる音楽が小気味良く流れている平日昼間の店内には、3分の1ほどの客席が埋まっていた。


愛想のいい店員に店の真ん中辺りのテーブル席に誘導される。
テーブルを挟んで、女と正面から向かい合って座る。


2人とも「エビカレー」を注文する。
なんとなくそれが一番おいしそうだった。
ドリンクはおれはホットコーヒー、女はアイスティー。


注文を済ませ、改めて女の顔立ちを正面から観察する。
やっぱり、見とれてしまうほど綺麗だ。
おれなんかが一緒にいてしまって申し訳ないぐらい女は綺麗だった。


「本当に美人ですよね」とおれは正直に言う。
「そんなことないよ」と女は素で照れた感じで言う。
「いやいやマジで。モデルとかに普通にいそう」
「モデル?」
「うん」
「モデルね、ちょっとだけやってたよ」
「えー、やっぱりー」
「昔だけどね」


そこから、女がこれまで歩んできた人生について、話題は移っていく。


「てゆうか、出身は関東ですか?」とおれは尋ねる。
「そう。○○○○○で有名な街に住んでたの。結婚するまで」と女はとある全国的に有名なキャラクターを挙げて言う。
「○○市って事ですよね?
そうなんや。なんか標準語やから、関東かなーって思った。
モデルもそっちに住んでた時にされてたんですか?」
「うん。スカウトされて」
「おー、スカウト。すーげー。街を歩いてたら声をかけられて、みたいな?」
「街中じゃなくて、私、高校生の時、飲食店でバイトしてたんだけど、バイト中にそこのお客さんに声かけられた」
「芸能プロダクションみたいな人?」
「ううん、美容系の会社の人」
「美容系」
「○○○○○ってメーカー、知ってる?」
「多分、日本で1億人ぐらいが知ってると思うけど」
「そのメーカーの専属モデルとして契約になって。化粧品の広告とかの」
「めっちゃスゴいですね。肌、めっちゃ綺麗ですもんね。CMとかに出たりするやつでよね?」
「CMとかじゃなくて、雑誌の広告欄とかそういうの」
「ふーん」
「でも、もうだいぶ昔の事だけどね。
化粧品のモデルなんて、20代前半までしかできなくって。
年をとるにつれて、だんだん仕事も、なんてゆうか、ランクが落ちて行ったっていうのかな。
言い方ちょっとアレだけど」
「そういうもんなんですね」


一呼吸おいて、女はポツリと言った。


「最後の方はAVの仕事とかしかなかった。
それで、辞めた。ちょうど結婚もしたし」


………………。


ここで、そのAVの仕事を引き受けたのかどうか、などという野暮な質問をしてはいけないという事は、礼儀的に分かった。
しかし、なんとなく、AV、出たんだろうな、と、女の雰囲気から直感で分かった。
直感が外れているかもしれんけど。


注文したエビカレーが運ばれてくる。


食べる。
めちゃくちゃうまかった。
こんなにも絶妙にエビのエキス的なものがカレーに染み込んで、最高な味わいを生み出しているエビカレーというものをおれは生まれて初めて食べた。
本当においしいカレーだった。
まあそんな事はどうでもいい。


カレーを食べながら、女は自らが歩んできた人生の話を続けた。
その話を要約したものを記述する。


結婚した男の仕事の関係で、女は神戸に引っ越してきた。
しかし、関西に女の友人は殆どいなかった。
結婚して男について行く以上、まあ仕方のない事だ。
とりあえず、女は某有名百貨店の洋服売り場で働く事にした。
そこで待っていたのは陰湿なイジメだった。
女の標準語が気に入らない、という理由で周りのスタッフは女の事を無視した。
女はすごく傷ついた。
人見知りな性格もあって、とても上手く立ち振る舞うことができなかった。
2か月ももたずに、女はその仕事を辞めた。
ショックは殊の外大きかった。
ストレスで、髪の毛が全部抜け落ちてしまったのだ。
夫は仕事がとても忙しかった。
女は十分に構ってくれなかった。
何もかもが嫌になり、離婚を考えた。
実際に、離婚の話を夫に持ち出した。
しかし、そのタイミングで女の妊娠が発覚した。
離婚の話はなくなり、数か月後、娘が産まれた。
幸運にも、娘は順調に育った。
そんなある日、夫が東京の本社に転勤になる事が決まった。
栄転だ。
色々な事情があって(このあたりの理由がはっきりしなかった。たぶん娘の学校の関係とかそういうのだ)、夫だけが東京に行った。
女と娘は関西に残ることになった。
単身赴任という形だ。
当然、年末年始とゴールデンウィーク、お盆の休みになると、家族3人で一緒に過ごす事となる。
しかし、離れて暮らす年数が経つにつれ、夫は女に「会いに来なくていい」と言うようになる。
なぜ夫がそんなことを言うのかは分からない(おれはどう考えても夫に向こうで女ができてるやろ、と思ったがそれは言わなかった、てゆうかよう言わんかった)。
そのまま、女は夫と会わないまま数年間を過ごすことになる。
娘は高校生になった。
今では、娘だけが夏休みなどになると夫に会いに行っている。
このままでは良くないと思い、女は再び働こうと思い立つ。
まずは資格を取得しようと考えた。
そのために、専門学校に通うことにした。


…そして、春の訪れを感じさせる良く晴れた今日、おれというシティボーイ風エロメンを気取った男と会うに至る。


女は以上の内容をゆっくりと丁寧に喋った。
おれは自分なりにそつない相槌の言葉を所々で挟みながらの傾聴の姿勢で、女と対峙していた。


女の話を一通り聞いて、おれが思った事。
てゆうか、誰もが思うであろう事。


この先の人生、どうすんの?ほんまに。


はっきし言って、女は事実上、夫に見捨てられている状況だ。
よくある話なのかもしれないが。
近い将来、娘が独り立ちして、家を出て行ったりした時、残された女は何を生き甲斐に生きればいいのだろうか。
それを想像すると、ゾッとした。
結婚して子供を産んでも孤独な女というのはいるもんだな、と思った。
それでいながら、この年になっても女はとても美しいままでいた。
その事に女の凄味を感じた。


次に、おれが女の口ぶりから何となく感じた事。


女は、幸せになる事を諦めている、あるいは、もう望んでいない。
こんな状況にいる自分の事を疑いもせずに受容している。


だからこそ、女をこれまでに味わったことのない程の絶望に突き落としたくなった。


それこそが本当の意味での女の女らしさなんだと、身勝手ながら思った。
それを達成した時、女は本当に最高に綺麗になるような気がした。



モラルに反する支離滅裂な考えだ。
自分でもそう思う。
でも、そんな支離滅裂な理屈が思い浮かんだのは事実だった。


これまでに味わったことのない程の絶望に突き落とすには、これまでに味わったことのないほどの幸せを一旦感じさせる必要がある。
要するに、女にめっちゃくちゃ惚れさせてから、一気に突き放すという事をしようと思ったのだ。
おれの結構得意なやつや。


とりあえず、今日の所は「これから僕とあなたが恋愛関係になったらちょっと面白い事になりますよね」的な路線で話を進める事にした。
頑張って会話した結果、エビカレーを食べ終わって食後のドリンクを飲む頃には、女はだいぶ打ち解けてくれた。
エロい話にも結構乗って来た。


店を出ることに。
会計はおれが支払った。
2人で2500円ぐらい。


この後の目的地は特に決めていなかった。
女と手を繋いで寄り添いながら、辺りをブラブラと歩く。
女の鞄を持ってあげたら、なんか感激された。


カフェに入る前と出た後の親密度の違いが明らかなことを肌で感じた。
いわゆる「なんだか今日、いけそうな気がするー!」というやつだ。


すると。


タイミングよく北野エリアのラブホの看板が視界に入って来た。


ラブホか。


………………。



入っちゃう??


サラッと誘っても断られない空気は漂っていた。
もちろん断られるかもしれんけど。


しかし、こんなにあっさりとセックスしてしまっていいものか、と考える自分がいた。
綺麗で魅力的な人生の女だからこそ、順序を踏んだ関係性の構築というやつを心掛けたい。
そして、一旦の幸せを感じさせてあげたい。


でも、今現在、セックスしたいという素直な気持ちがおれの中で無いわけでは無い。


どうしようか。


手を繋ぐ力をやや強くし、歩くスピードをやや落としながら考える。



誘うべきか、スルーするべきか。
難しい判断だ。




すると、正面に何人かの人影が見えた。
そちらを見やる。


…小学生だ。


授業を終え、下校中の小学校中学年くらいの子供たちが4人ほど、楽しそうにはしゃぎながらこちら側に向かって歩いてくる。



真横にはラブホの入口。
すぐそばには綺麗な女。
そして、正面には小学生の集団。


おれは思った。


この場面で、純粋な小学生の目の前でニヤけた顔をしながら女をラブホに連れ込むのは、仮にもシティボーイ風エロメンを名乗っている者の流儀に反する。
もっと言えば、未来のシティボーイ風エロメンである子供たちに少しでも恰好つけたい気持ちが性欲に勝った。


結局、そのままラブホエリアをスルーする。
坂道を下る。
海の方までゆっくりと手を繋ぎながら歩く。


途中、特に入りたい店も見当たらなかった。
ただ、のんびりとしたペースで女と何気ない会話を交わすのを純粋に楽しんでいるだけで、心地いい気分になれた。
それだけで十分だった。


ごめん、それは嘘だ。
30分ほど歩くと、やっぱりエッチな事がしたくなってきた。
なぜなら、本当に女は綺麗だったから。


海側まで辿り着きかけた頃。
変な見栄をはってラブホに入ってしまわなかった事を悔やむ自分がいた。
あの時ラブホに入っていたら、めちゃくちゃ楽しいセックスが出来たかもしれない。
なのにアホな事をしてしまった。


しかし、今からラブホのあるエリアに戻るにしても、どう理由付けしていいのか分からなかった。


ちくしょー。
失敗したかもしれないぜ、このアポイント。


さあ、どうする?


夕暮れが迫ってきている。
女は娘の晩御飯のために夜までには帰らなければならなかった。


このままブラブラして、これといって盛り上がりもなく、解散となってしまうのか。
それとも、一発逆転のファインプレーみたいなものが今から起こるとでも言うのだろうか。
この神戸の街で。
いまさら、難しくない?


どうする?


ドースル?


ど う す る ? ?


………………。


あっ、観覧車だ。

2


観覧車。


ごく一部の読者の方の間では、HEPファイブの観覧車は「ポロリのハローグッドバイ」の聖地だと言われているらしい。


その観覧車が出てきた2つの記事はコチラ。

婚活パーティーの女①-3 SWEET DAYS 第3夜

婚活パーティーの女④ セパレートの末に観覧車でイチャイチャした夜


ここで、「観覧車」という乗り物そのものについて、ちょっとだけ掘り下げた話をしよう。


【観覧車】(読み飛ばし可)
大きな車輪状のフレームの周囲にゴンドラを取り付け、低速で回転させることで、高所からの眺望を楽しめるようにした乗り物。
ウィキペディアより。
そんな事は今さら言うまでもない。


その観覧車の良いところとは、何か。


それは、
「いかなる場合においても、その観覧車が一周するのに費やされる時間は同じ」
である事だとおれは思う。


男女二人で乗った場合、観覧車が一周するのに費やされる時間、それすなわち、二人がゴンドラという密室の中で誰にも邪魔されずに過ごせる時間を指す。
限られた一定の時間の中で、火花が散るような、頭の奥が痺れるような、男女の熱い駆け引きを交わす。
それこそが、このブログにおける、おれの深い信念に裏付けられた世界観が凝縮された出来事のような気がするのだ。
そこに儚さと熱狂がある。
風俗におけるプレイルームでの制限時間にも似たようなことが言えるかもしれないが、観覧車にはより一層の精密な時間の区切られ方がある。
いい。


そして、もう一点。
「ぐるっと一周まわってきて、結局もとの場所に戻ってくる」
という観覧車の仕組みもおれは好きだ。
なんだか人生を暗示しているかのようで面白い。


過去に二度、女と利用したヘップファイブの観覧車のことを振り返ったら、そんな考えが思い浮かんだ。


解説が長くなってしまった。


今回の舞台は、梅田ではなく、神戸の街である。


北野エリアのオシャレなカフェを出て、あてもなく海の方へ女と数十分、歩いた。
そして辿り着いたのが「ハーバーランド」という、神戸では割と定番のデートスポットだった。
そこで観覧車を見つけたのだ。
後で調べたところによると、正式名称を「モザイク大観覧車」というらしい。
地元民にとっては結構有名なシンボルではあるようだ。


改めて目の前の観覧車を眺める。


どっからどうみても観覧車や。
一か所だけメリーゴーラウンドになっているとかいうバカげた事の一切ない、完全無欠な観覧車や。
このタイミングでこれが現れるとは。
おれは嬉しくなった。


乗るしかないじゃないか。


乗ろう。


「あの観覧車、乗ってみませんか?せっかくやし」とおれは女に言う。
「いいよ」と女は言う。
乗り場へと手を繋いで向かう。


券売機で乗車券を購入する。
二人で1600円。
昼ごはん代を払ってくれたからと言って、女が二人分の乗車券を買ってくれた。


平日の夕方の観覧車の乗客はまばらで、辺りは閑散としていた。
海沿いの、淡くひっそりとした雰囲気が人妻とエロブロガーの密会感をより際立たせていた。


乗車券を係員に手渡す。
係員のテンションは高くもなく低くもない、至ってノーマルな対応だった。
ただ単純に、客から乗車券を受け取ってシステマティックに客をゴンドラに乗せていく作業を無情に延々と繰り返す係員によって、おれたちはゴンドラに乗せられる。


女と正面に向かい合って座る。
係員によって扉が閉められる。
さあ、ドラマチックな旅が始まるぜ。


ゴンドラが二人をゆっくりと運ぶ。
目の前には綺麗な顔立ちの女が微笑みながら、少し照れくさそうに外の景色を眺めていた。
何度見ても、40歳だなんて信じられない程のきめ細やかな肌を女はしていた。


これまでの数時間の経緯で、女との親密さというものが完全に出来上がっていた感触があった。
そんな状態で乗った観覧車での1周約20分間がどんな過ごし方になるか。
それはこれまでの経験からだいたい予測する事ができた。
だからこそ、なんか余裕を持って臨めた。
経験値経験値。


ゴンドラが徐々に高度を上げていく。
それに伴って、神戸のオシャレな街並みが360度の視界に広がっていく。
海際に広がるメリケンパーク、モダンなデザインのポートタワー、神戸港、摩耶山からの六甲山、そしてスタイリッシュな街並み。
太陽が傾いていくにつれて、それら全てが少しずつ柔らかなオレンジ色に染まっていくのが窓から見て取れた。
素敵な光景だった。


しかし、いつまでも綺麗な景色に見とれている場合ではなかった。
景色にも負けない程の美しい、エロを含んだ直接的なコミュニケーションを取るべき時間が訪れた気がした。


「隣、座っていいですか?」とおれは女に言う。
「うん。いいよ」と言いながら女は横に置いていた鞄をどかす。
女の左隣のスペースへと移動する。


左側には美しい神戸港。


右側には美しい元モデルの40歳の人妻。


その向こう側の窓からは神戸のシックな街並みが広がっているのが見えた。


至近距離で、女の小顔をサラッと見つめる。
女は照れた様子で目をそらす。


女の小さな肩に柔らかく右腕を回す。
そして、女の左側頭部の少しパーマがかった髪の毛に鼻をつける。
すぐ近くに、女の左耳が隠れていた。


それに向かって、自分の中で最大限にイイ発声を心掛けながら囁く。


「いい匂いがする」とおれは言う。


「ほんと?」と女は言う。


次の瞬間。


女の口をおれの唇がふさいだ。


なんの躊躇いのない唇の重ね方をした。
そうする事が至極当然の成り行き、自然の摂理であるかのようなキスをしたつもりだった。
すると、女はこれを待っていたのだと言わんばかりに、おれの唇を強く吸いながら獰猛なほどに素早い動作で抱きついてきた。


少し驚いた。
こちらもキスをしたまま抱き返す。
そのままの状態で、貪るように情熱的な口づけを数分間に渡ってやり続ける。


いつの間にか観覧車は円の頂上まで到達していた。
半周したわけだ。


言うまでもなく、残りの半周で行う事は自ずとエロ行為になった。


女を抱いた体勢の流れで、右手を女の背中からお尻にかけて移動させる。
右手で女のお尻をノーマルな動きで服の上から撫でる。


そして、左手で女のトップスの胸元の部分をそっと広げて胸を少し露出させる。
そのまま手を中に忍び込ませて、ブラジャーの上から女の乳を揉む。


女のおっぱいはそこそこの大きさだった。
そして、いい弾力をしていた。
文句無しのおっぱいだった。


更に、ブラジャーの内側に指先を入れて、乳首を探る。
適当な強さで乳首を弄ぶ。
女は甘い声を出しながら身をよじらせる。
そんな様子が可愛かった。


しかし。


次の瞬間。


おれは、かつてないセンセーションを受ける。


女は身をよじらせた後、頭をおれの肩から首あたりの部分に密着させた。
もたれかかるように。


その時。


おれの眼前に飛び込んできたのは、女のツムジの部分だった。


至近距離で、女のツムジを見る。



………………。



女のツムジの生え際5ミリぐらいの部分。
全ての毛が寒気がするほど真っ白だった。


おれはこの日、初めて思った。


ああ、この女は40歳なんだな。


なんか、そう思った。
女の生え際の白髪。
それは、そう遠くない将来、女が「女」として見られなくなる日が来ることの絶対的な象徴のように見えた。
ゾッとした。


女は老いるのだ。


その先に確実に立ちはだかるのが、女の「死」なんだ。
そう悟ることができた。


そして、当然、おれもいつか、そこにたどり着く。


確実に死へと向かって歩んでいく、夫に事実上見捨てられて消え入りそうな雰囲気を持つ人妻。


すごく良いじゃないか。
「どこへ行こうと暗黒大陸」じゃないか。
お供したいぜ。


女が老いて、消え入るまでを見届けたい。
その前に、すっごいセックスができそうな気がする。


抱き合いながらそんなことを考えているうちに、1周したゴンドラは地上に戻って来た。


手を繋いで降りる。
ぐるっと一周まわって戻ってきたのは死ではなく、元通りの生の世界だった。
その証拠に、エロ行為で火照った女の体は生々しく温かかった。


西日が町全体を突き刺すように降り注いでいる街を、一緒に歩いて駅まで向かう。
帰り道は完全にセックス話一色となった。


女はもう何年もセックスをしていないらしい。
旦那と離れ離れになって以来、他の男とセックスをする機会は一切なかったと言う。
もちろん、どこまで本当なのかは定かではないが。


今度、最高のセックスをしようという約束をした。
駅でキスをして別れる。


再会を楽しみにしながら、二人はそれぞれの生活に戻った。


死にたくなるほどの最高のセックスがしたい。
この女とだったら、おれの命を脅かすほどの強烈なセックスができるような気がしていた。
漠然とそう思った。


そして、後日、おれは実際にこの女と「死」みたいなセックスをすることになる。


大げさな表現に見えるかもしれない。
しかし、そう言ってしまえる程の印象深い、濃いセックスだったのは確かだ。


2016年5月。


観覧車に乗った昼下がりのデートから、2か月半の時間が流れた。
予定が合わなかったり、他の女とのアポイントが入ったりしているうちに。


出会い系で、たった一度会っただけの女との2か月半の会わない期間とは、どのようなものか。
これまでの経験で言うと、その女との関係が自然と途切れるには十分な期間だと思う。
それだけの時間があれば、他の男と出会う機会があったり、初めて会った時に感じた熱が冷めたりするだろう。
自然な事だ。


それでもとりあえず、気まぐれで女にラインを送ってみた。
すると、女からなかなかエモーショナルなメッセージが返ってくる。
まだ脈がある感じだった。
脈があるどころか、女はおれに対してめっちゃ恋愛モードだった。
2か月半前に観覧車でイチャイチャしたテンションがそのままの高さで持続しているかのような、かなりアツいメッセージを女は送ってきた。


そこに縁を感じた。
まあ、ラインのメッセージなんか、どうとでもなるけど。
とにかく、女にまた会いたくなった。


やりとりを交わし、アポイントがとりつけられた。
前回と同じく、三宮の駅前で待ち合わせをすることになった。
速攻でラブホに行ってエッチをしようという、明確な行動予定が含まれた約束だった。


平日の昼過ぎに、電車に乗る。
大阪から神戸方面へと向かう。


電車から降りる。
改札を出る。


周りを見回す。
立夏の生き生きとした気配が神戸の街を埋め尽くしていた。
新鮮な光に照らされた行き交う人々の身も心も浮き立っている感じが眩しかった。


あと少しすれば、夏本番になる。
まぎれもない、最高の夏が近づいている。
そんなタイミングで、最高に綺麗な人妻と会うのだ。
ほぼ、セックスするために。
ワクワクするぜ。


めっちゃくちゃエロい逢引にしたい気分だ。
圧倒的エロメンと名乗れるような、最高のエロ行為を目指したい。
季節の流れと、その日のエロい気分がピッタシと一致している感じだった。
いいね。


そうこう考えているうちに、待ち合わせ時刻になる。


女が来る。


「久しぶり」と女はやや小さめな麗しい声で言う。
「久しぶり」とおれは言う。
女の姿を見つめる。
女は、二回目会ってもやはり綺麗だった。
ただの綺麗さでは済まされないほど綺麗だった。
ビリビリとした、理屈も何もない電流みたいな感覚を感じてしまう程の美しく整った顔だ。


女の美しさは、華やかで輝いたオーラを放つような、誰からも愛される健全な美しさではなかった。
「宿命的に美しく生まれてしまった」という言い方が当てはまってしまうような、ある種の罪みたいな、闇のベクトルが含まれた、危うい美しさなのだ。
そういう印象を与える、刃物みたいに美しい女だった。


女は白い半袖のトップスにオリーブグリーンのワイドパンツという格好だった。
くっきりとした胸の谷間がチラついていたのがセクシーで印象的だった。


それに対しておれの格好は、まあおれのはいいか。
いつものいつもの。
エルメスエルメス。
嘘。


手を繋いで歩く。
互いの近況を報告し合いながら。


相変わらず女は控えめな立ち振る舞いで、うまく間をとれない喋り方をした。
緊張とはまた違う、変なぎこちなさがあった。
デビューしたての80年代のアイドルみたいな覚束なさだった。
少しでもそれをフォローするような形で合いの手を入れながら喋る。


コンビニに立ち寄る。
軽食を購入する。
チョコレートとかお茶とか、そんなん。
どこか店に入ってダラダラとお茶をする段階を省略したかった。
女もその意向を慮ってくれた。


コンビニを出る。
三宮の北側の、微妙に雑多なエリアを抜ける。
少し信号を待ち、国道2号線を横断する。
ラブホがいくつか建っている山側エリアへと向かう。


五分ほど歩く。
ひっそりとした住宅エリアの中にある、ひっそりとした佇まいのラブホテルにたどり着いた。
平日の昼下がりの時間帯は、その辺りに人が行き交う気配は皆無だった。
ひっそりと静まり返っていた。
現実世界から切り離された、通常では足を踏み入れる事のできない特別なエリアに足を踏み入れたような感覚があった。
静けさの中、おれたち二人だけのためにラブホテルが待ってくれているようだった。


入る。


フロントで適当な部屋を選択する。
パネルに備え付けられていたボタンを押す。
すると、カウンターの奥から受付のおばさんが現れる。
おばさんからルームキーを手渡しされる。
いかにもラブホの受付っぽい、じめっとした雰囲気の受付ではなく、至って普通の何気ない空気感の応対に何となく緊張感が和らぐ思いだった。
そんなことはどうでもいい。


エレベータに乗り、3階へ。
降りてすぐの所に、選んだ部屋があった。


入る。




中途半端に撮影された現場の風景。
パリッと整えられたベッドが、どっしりと構えておれたちを待っていた。


荷物を置く。


なんとなく落ち着かない、微妙な空気が流れる。
まだセックスを済ませていない男女の間に流れる、膠着感のある空気だった。
それはこれまで幾度も体感したものだった。
しかし、この超絶美人の人妻とだと、ちょっと大一番を迎えている感があった。


ソファに並んで座る。


適当な会話を1分ほどする。


会話が途切れる。


エロ行為のスタートを示すような途切れ方だった。


女の綺麗な顔を見つめる。
目を瞑り、キスをする。
そのまま腕をまわし、抱き合う。


そこから先は急降下するジェットコースターみたいな急激な動きとなった。
女は猛烈な強さで唇をおれの唇に押し付け返した。
そして、猛烈な強さでおれの背中に両腕を巻きつけた。
一瞬にして女は激しい性欲を剥き出しにしてきた。


そのままの勢いでベッドに倒れこむ。
貪るようにアツいキスを交わす。
すごく動物的だった。
全身全霊で激しく求めあうようなキスだ。


動きの獰猛さから、女の性の渇望感というのがものすごく伝わって来た。
特におれのチンコに伝わった。
一気に激烈に勃起した。


おれのチンコがそうなったのを女は見逃さなかった。
女の手が抜かりなくおれのチンコに滑らかに伸びる。
そして、愛おしそうにズボンの上から艶めかしくしごきだした。


それに応じるように、おれも女の下半身を可能な限りヤラしく撫でていく。


服を脱がせることにする。
女が身につけていた白いトップスを脱がせる。
女の下着が露わになる。


綺麗なレースのついたラグジュアリーな黒いブラジャーを女は付けていた。
ホックに手をかけ、ブラジャーも取り去る。


すると、完璧な曲線を描く、美しい乳房がおれの眼前に現れた。
乳首の形も芸術品みたいに美しかった。


女のおっぱいに触れる。


触れた瞬間。


その感触に、おれはビックリした。


女のおっぱいは、途轍もなくフワフワしていた。


プニプニしているわけでもなく、ムチムチしているわけでもなかった。
フワフワしていた。
他の体の部分では到底再現できないであろう、とろけるような柔らかさを備えたおっぱいだった。
食べ物で言えば、茶碗蒸しとか杏仁豆腐とか、ああいうのを直接素手で掴むのと似ている気がした。
まるで日ごろから何か特別な訓練を受け続けているかのような、絶品の触感だった。


2か月半前、観覧車で触れた時は、ブラジャーに包まれていた上に体勢が不十分だったため、そのおっぱいの本当の良さに気付かなかった。
だから今、最高の発見をした思いだった。


おれの勃起はますますキレが良くなり、熱をもった。
あり得ないほど極上のおっぱいの柔らかさだった。
こんなおっぱいに、おれは生まれて初めて出会った。
半端なかった。
まるでおっぱいじゃないかのようなおっぱいだった。
いい意味で。
すっげーいいおっぱいだった。


そんな女のおっぱいを楽しむ。
撫でて、揉んで、舐めて、吸って、少し齧った。


そして、いよいよ下半身を互いに攻め合う流れとなる。


女のパンツを脱がせよう。


そちら側に手を伸ばそうとする。


すると。


女は言った。


「生理だけどいい?」


………………。


「生理だけどいい?」
この一文が何を意味するのか。


少し立ち止まって、じっくりと深く考えてみたい。
そういったディテールにこだわる必要があるように思う。
ディテールを追及する事で、見えてくる真理があるかもしれない。


そこで、この方をエアゲスト招待してみることにした。


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林修先生!


今や国民的知名度を誇る、東進ハイスクールの現代文の講師だ。
もはや、色んな人によって使い尽くされた感のあるネタかもしれない。
しかし、そんなのは御構いなしだ。
ちなみに東進ハイスクールの講師陣でポロリが一番好きだったのは物理のグラサン。


という事で、林先生にエア講義をして頂く。


「ポロリがパンツを脱がそうとした時に女が言ったセリフ。

『生理だけどいい?』(黒板に書く)

えー今日の講義では、この一文について詳しく解説していきたいと思います。


文章の意味を深く読み取るために、まずは文節ごとに区切ってみましょう。
はい、すなわち、

生理だ / けど / いい?

というふうに、3つの文節に区切ることができます。
厳密に言うと『生理だけど』と『いい?』の間だけで区切るのが文法的には正しいと言えます。
しかし今回の場合はこの区切り方の方がより理解しやすいので、敢えてこういう形にしました。


文節に区切った所で、単語一つ一つに注目しましょう。


まずは『生理』。
皆さん覚えておいて下さい。
この名詞の意味は、2つあります。
いわゆる女性特有の『月経』。
そして『生き物すべてに起こる諸現象』。
今回の場合においては文脈的に当然、月経が来ている事を女が申告してきたという事ですね。


はい、次の文節を見てみましょう。
『けど』とありますね。
一つ前の文節で、生理だと女は言っています。
男女がセックスをしてようとしている状況において、マイナスとなりやすい状況ですね。
それに対して『逆接の表現』がここに出てきました。
ポロリの経験上、ここで逆接の表現が出てくるというのは比較的珍しい事なんですね。
多くの女はこの場面で、生理『だから』と、『順接の表現』を用いるんですね。
その後に続くのは基本的にはセックスを拒否する文言となるわけです。
しかし、この女は違ったという事です。


『順接の表現』と『逆接の表現』。
はい、これは文章を理解する上で非常に大きな鍵となる場合が多いので、しっかり押さえておいて下さいね。


そして最後の文節。
『いい?』です。
これは重要です。
疑問符でこの一文は終わります。
この『いい?』という、たった2文字の疑問形の言葉に、女のセックスに対する前向きさと、ポロリに対する思いやりや気遣い、更には愛の渇望といったものがものすごく込められているんですね。
なぜなら、もし女にそういった要素がなければ、このセリフが疑問形で終わる事は決してなかったはずですからね。


そう考えると、この『生理だけどいい?』というセリフが、女とポロリとの間にアツいセックスが繰り広げられる布石として、いかに重要な一文であるかという事が分かるんです。


要するに、そう。
セックスしてしまえばいいんです。
生理であろうと。


じゃあいつやるか?
今でしょ!」




………………。



「生理だけどいい?」と女が言った。
「うん、大丈夫」と必死でクールを装ったおれは何でもないように言った。


女はニッコリと笑う。
そして、枕元にあった照明のスイッチを操作する。
部屋が薄暗くなる。
女は立ち上がり、バスルームに消える。
ナプキンを見られたくないという事だろう。


1分ほど経つ。


女がバスルームから出てくる。
薄暗い部屋の中、全裸になった女のシルエットがベッドで寝転ぶおれに近づいてくる。
待っている間、おれも全裸になっていた。


一緒に布団にくるまって、強く抱き合う。
そのままの流れで、女の敏感な部分を攻めようとする。


すると、待ち受けていたのは女の「手」だった。
女はおれの手首や顔に手を沿え、攻めて欲しい部分にそれらをそっと持ってきた。
持ってこられた先のおっぱいだとか、背中だとか、首筋なんかをそのまま攻めればいいだけにしてくれた。
だから、女がどこが感じやすいのかをこちら側が探る時間というものが省略された。


実に巧みな誘導の仕方をする手だった。
まるで予め解答を教えられている状態でテスト問題を解かされているかのような導き方だった。
効果的で訴求力のあるサゼッションのおかげで、女が最も感じる部分を的確に刺激する事ができたように思う。


口程に物を言う、雄弁な手だった。
あたかもそれは、言葉や論理を超えたセックスランゲージだった。


そんなこんなで女の体は良い状態になったようだった。


いよいよ、挿入する。


正常位。


挿入した。
 

おっ。


と思った。


女のマンコはものすごくいい締まりだった。

年齢による先入観から、申し訳ないけどちょっとユルユルなマンコを想像していた。
女は40歳だったから。
40歳には40歳のマンコ基準というものが漠然とおれの中であった。
しかし、実際の女のマンコは予想に反して、キュッと引き締まっていた。


いい感触だった。
規格外の、すっごくいいマンコの感触だった。


こんなにもいい感触の引き締まったマンコにチンコをガッツリと挿入するのは、一体いつぶりだろう。


思い出した。
あのデリヘルの女の子だ。

神戸デリヘル「C」の女① 傷だらけの少女とセックス


2013年の「ポロリのハローグッドバイ」MVP第3位の女の子。
あの子のマンコはもの凄く良かった。
3年経った今でも覚えている。
実はこの子とは後日談があったりする。
でも、この記事でそれを書くと脱線しすぎるので割愛する。
どうでもいいよね。


あの子は確か、おれと遊んだ時点で18歳だった。
そんな18歳の女の若くてハイクオリティのマンコの締め付け具合を忠実に再現したかのような、素晴らしいマンコに遭遇した。
しかもそのマンコの持ち主は40歳の人妻なのだ。
すっげーまじすげー。
なんてマンコだ。


てゆうかマンコマンコ言い過ぎや。
すいません。
下品な奴で。


それにしてもいいマンコだ。
膣壁までもがおれのことを強く抱き締めてくれているみたいだった。


最初はゆっくりと、途中から徐々に激しく腰を動かしていく。
少しずつのペースアップとは関係なしに、女は挿入した瞬間から官能絶頂の大きな喘ぎ声を薄暗い部屋中に響かせていた。
綺麗な、悲鳴にも似た喘ぎ声だった。


射精する。
正常位のまま。
シンプルに。
こっちが射精するまでに女は3回ぐらいイッた申告をしていた。


そんな、1回目の射精だった。


抜く。


女の股付近のシーツに目をやる。
うっすらと血液らしきシミが滲んでいた。
薄暗い部屋の僅かな光でそれが確認できた。
本当にうっすらとした、淡い血液だった。
女は経血のシミまでもが綺麗だった。
清らかさすら感じた。


密着したまま5分ほど余韻に浸る。
そのあと、一緒にシャワーを浴びる。


二人で部屋に戻る。
薄暗いままだった。


ベッドの上で、言葉少なに再びイチャイチャする。


その時も、女の手は非常に雄弁だった。
むしろ先ほどよりも積極性を増したように見うけられた。
女の全身が依然としておれの体を求めているのが伝わってきた。


再び勃起した。
もう一回セックスすることになる。


今度は女が上になった。


騎乗位で挿入する。


再び、真空パックみたいな女のマンコに包み込まれて、密封状態になる。


女が動く。
女は踊るように全身を揺り動かしながら感じた。


数十秒腰を振り続けたあと、女はおれをエロい顔で見つめる。


そして、おれの耳に、女の消え入りそうな囁き声が届く。


「お尻、叩いて」


おれはそれに応じる事にした。
騎乗位でまたがる女の腰元に手をまわす。
そして、勢いをつけて女のお尻を右手で叩いてみる。


はじけるような音が鳴る。
同時に、女の感じる声が漏れる。
続けさまに、何度も女のお尻を叩いた。
そのたびに女は喉を震わせて喘いだ。


女は言った。


「もっと強く叩いて」


おれはそれに応じる事にした。
だんだん叩く強さを増していった。
それに比例して女の喘ぎ声も激しくなっていった。
途中からは本当に悲鳴みたいな声色になった。
最終的には、もうこれ以上強く叩けないという程の力を込めて女のお尻を全力で叩く事となった。
こちらの手が痺れそうだった。
死角になっていて見えなかったが、あれだけ強く叩いたんだから、女のお尻も真っ赤っかに腫れ上がっていただろう。


それでも、女は本当に気持ちよさそうな顔で大きな喘ぎ声をあげながら、断続的に腰を振り続けた。


そして。


再び、女の口は消え入りそうな囁き声を放った。


「首、絞めてください」


おれはそれに応じる事にした。


「それは奇遇だね。おれは女の子の首を絞めるのが得意なんだ」
とキザに言ってやりたい所だった。


でも、先ほどの女の雄弁な手を思い出した。


口ほどに物を言う手というものを、おれも真似してみたくなった。
すなわち、女の首にかける手でおれの感情を女に伝えようと試みたのだ。


騎乗位のまま、お尻に沿えていた右手を手前に持ってくる。
そしてそれを持ち上げる。
その先には女の首があった。


触れる。


温かな首だった。


今現在を生きて、セックスをしている最中の40歳の人妻の首だった。
何かそこに、生命の鼓動的なものを感じた。


女の首をそっと掴む。


手の平にぴったりと女の首の皮膚が吸い付いた。
女がやや荒めの呼吸をしているのが喉元の動きで分かった。
呼吸をするための空気の通路が首の中を通っているのを、手の平で直接感じた。


おれは今、その通路を塞ごうとしているのだ。


掴んだ手に、ゆっくりと力を入れる。
首絞めセックスにおいて、この上なく的確な強さを慎重に推し量った上で、おれは女の首を片手で絞めた。


女の喘ぎ声と呼吸が止まる。
そのまま5秒ぐらいの時間が過ぎる。


手をパッと緩める。
止まっていた時間が急に動き出したかのように女は慌てて呼吸を再開し、喘ぎ声を漏らす。


それを何回か繰り返す。


手を緩めるたびに、女は「気持ちいい」を連呼していた。


そして。


更に女は言った。


「もっと強く絞めてください」


それを聞いておれは思った。


女は死にたがっている。
と同時に、めちゃくちゃ生きたがっている。



何の根拠もなく漠然と、その事が思い浮かんだ。
根拠のない漠然とした考えだったが、それが真実だと信じ切ってしまう自分がいた。


モデルを辞め、職場でいじめられ、精神を病み、夫に事実上見捨てられた40歳の女が、経血を垂らしてお尻をパンパンに腫れさせて首を絞められて髪を振り乱しながら腰を振りつつ、なおも強く首絞めを懇願する様子は、死みたいなエロ行為でいながら生命力に溢れたエロ行為を感じさせた。


死にたくなるほど気持ちよくさせてあげたくなった。
女は女だけのやり方による気持ち良さがあるんだろう。
それを達成させてあげたい。


しかし、それは今日、たった一度のセックスで完璧に達成されるものではないような気がした。
日を改めて、然るべき準備をした上で、女とセックスすれば、それが達成された上に、更に「超えられる」ような気がした。


結局、女の最後の求めには中途半端に応じることになった。
要するに、途中で首を絞めるのをやめた。
やめて、正常位に体位を変えて、普通に突く事にした。


程なくして、2回目の射精をする。


充分満足いく内容のセックスだった。
女もすごく良かったと言ってくれた。
てゆうか女がすごかった。



中途半端に撮影された行為後の部屋。


シャワーを浴び、服を着替えて部屋を出る。
フロントで料金を支払う。
女がいくらか払う素振りを見せてくれたが、おれが全部支払った。


ホテルを出る。
5月の夕暮れがおれたちを迎えた。


精子を出し尽くして、若干放心状態になっていた。
交わす言葉も途切れ途切れになりながら歩いた。


駅に着く。
女は専門学校に寄って自習して帰ると言う。
おれは電車に乗って帰るのでここで別れることになる。


「また、会ってくれますか?」と女はなんか敬語で聞いてきた。
「もちろん」とおれは本気で言った。


女と行けるところまで行ってみたいという気持ちがあった。
そのビジョンみたいなものが早くもおれの中で浮かびつつあった。


笑顔で別れる。


しかし、女とはしばらく音信不通となる。
お互い、色々あるのだ。


2016年9月。


前回女と会ってから、3か月以上の時間が過ぎていた。
その間、おれは何をして生きていたか。
もちろん、サラリーマンなので、毎日電車に乗って仕事に行っていた。
これといって仕事の内容に大きな変化はなかった。
劇的に業績が上がる訳ではなかったが、概ね順調といってもよかった。
職場の人間関係も基本的には問題なかった。
時折、ストレスがたまる事もあった。
しかし、恐らくほとんどの勤め人が感じるストレスの範疇を超えたものではなかった。


家に帰ると、毎日同居人と過ごした。
ご飯を一緒に食べ、同じドラマを見て、同じ音楽を聴いて、本を交換して読んだ。
休みの日になると、一緒にショッピングモールやレストランやカフェや美術館や映画館や本屋や海に出かけた。
あるいは、友人と酒を飲みに行ったり、ライブに行ったり、スポーツをしたり、風俗に行ったりした。
そして、1か月に1回あるかないかのペースで別の出会い系の女と出会ってセックスした。


現代を生きるアラサーの男の至って平均的な生活だった。
道徳的に問題のある行動が僅かに含まれている気がしないでもないが。


人生は相変わらず楽しかった。
おれはちっぽけで、ありふれた人間だとは思う。
でも、それなりに色々ある。
幸せだ。
十分すぎるほどに。


そうこうしているうちに、夏が終わりつつあった。


そして。
ふと思った。


また、あの人妻に会いたくなってきた。


久しぶりに女に連絡をとる。
これだけの間隔があいているのだから、例によって、女との関係が途切れているかもしれない。


しかし、女から返事があった。
ラインのやり取りをする。


「元気?夏の思い出はできた?」などとこちらから適当なメッセージを送る所から始まる。
「こんばんは。ママ友とプールに行ったくらいかな」女は2時間ほど遅れて返事を返してきた。
「いいね。良い男はみつかった?」とおれは返す。
「探してないよ。一人もいないし」と女は言う。
「そうなんや。じゃあ、また会いたいな」
「めっちゃ会いたい」
「おれも、めっちゃ会いたい。良い男じゃなくてもいいなら」
「ポロリくんめっちゃ素敵だよ。
本当に彼氏だったらいいなって、私いつも思うもん正直な話。
見た目も性格も全てめっちゃ好きです」
「えーじゃあ両想いやん!
おれも、君の見た目も性格も大好き。
彼氏になりたいな」
「ほんまに?わたしみたいなんが彼女でいいの?」
「ほんまに」
「私も大好きです」
「嬉しいな」
「好きって思ってくれてたなんて、めっちゃ幸せ」
「ずっと君の事、考えてるし」
「うそやー笑 ほんまに?」
「ほんま」
「私の他にはいないの?」
「他に誰もいないよ。君だけだよ。
相性も、すごく良いし」
「よかった。両想い、うれしい」
「逆におれなんかでいいの?」
「もちろん!私なんかで良ければ、彼女にしてください」
「ありがとー!めっちゃ嬉しい。
めっちゃイチャイチャしたくなってきた」
「したいね」
「しよしよー」
「いつがいいかな」
「来週の水曜って空いてる?
仕事、午前で終わりそうやねんけど」


あっさりと人妻はおれの彼女になった。


もうなんか、ここまで来ると恋愛にまつわるアレコレを1周ぐるっと回ってしまう。
「彼女」とか「付き合う」って一体どういう事なのか、分からなくなる。
もはや高1レベルの初歩的な疑問だ。


人間関係というものは、すごくあやふやなものだ。
それでいながら、とてもギザギザしたものだ。
要するに、よく分からないものなのだ。
それに比べて、肉体の交わりというものは、なんて絶対的で、シンプルで、直接的で、手ごたえのあるものなんだろう。


平日の昼下がり。
再び、神戸の三宮駅前でおれは女が来るのを待っていた。


女とここで三度めの待ち合せをする事になるとは。
またしても縁を感じた。
強い必然性を伴った、特殊な磁力に引き寄せられるようなアポイントだという認識があった。
まるで何か巨大なものの意思に操作されているかのように、おれは待ち合わせに臨んだ。
互いの肉体を交わらせるために。


よく晴れた9月上旬の光は、暑さに飽き飽きした人々をなぜか世界の終わりみたいな照らし方をしているように見えた。
そんな終末観の漂よう神戸の街で、これから女と会い、ラブホに行く。
そして、セックスをするのだ。


死でありながら生、みたいなアツいセックスをした男女が3か月のインターバルを経て、もう一度セックスするとどうなるのか。
前回と同じようなセックスが繰り返されるだけなのか。
または、新しい扉が開くのだろうか。


これは、あくまでも現代を生きるアラサーの男の平均的な生活の一部に過ぎないのか。
それとも、そこから大きく逸脱した超体験だというのか。
よく分からない。


どっちにしろ、近い未来に別れは訪れるだろう。
おれは結婚していて、女も結婚していて、女には子供がいるからだ。
彼女だなんて、馬鹿げているぜ。
馬鹿げている。


ただ。
二人の肉体が再び交わるにあたってのどうしようもない感情の高ぶりが、こういった口約束を生み出したんだと思う。
いい。


それでも、今日が最後の逢引になるかもしれない。
縁というのは、いつ、どのようなきっかけでプッツリと切れるか分からないからだ。


あれこれ考えているうちに、待ち合わせ時間になる。


女が現れる。


相変わらず美人だった。
映画「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンにめちゃくちゃ似ていた。


この画像が特に似ている。

2

もちろん、瞳の色は黒で100%日本人の顔立ちではある。
そして、実際の女の方がエマ・ストーンよりも乳が大きかった。


女はビビッドなグリーンの大人っぽいデザインで上質な生地感のワンピースに白いレザーバッグというシンプルな格好だった。
良く似合っていた。
それに対しておれの服装は、まあおれのはいいか。
全身ロロ・ピアーナね。
嘘。


顔が小さくてスタイルが良いので、女はどんな服でも似合った。
それよりも気になったのが、女の顔に薄ピンクの湿疹みたいなものが全体的に広がっている事だった。
しかし、その事に触れるのもデリカシーがないような気がした。


ひとまず挨拶を交わす。
並んで歩き出す。


「この前会ってから、どうしてた?」とおれはざっくりと女の近況を尋ねる。


すると、女は微笑を浮かべながら、透き通った声で言った。


「鬱になってて、殆ど外に出ていなかった」


それを聞いておれは、ああ、最高だな、と思った。
鬱病の既往までもが、女の闇を含んだ美しさをより引き立てる気がした。


手を繋いで歩こうとする。
しかし、こちらが差し出した手をやんわりと引くようにして、女は言った。


「私、手、今めっちゃ荒れてるよ」


顔の湿疹を含め、そのあたりも精神症状からくるものなのかは分からない。
しかしおれは女の手を握って歩いた。


「痛かったりする?」とおれは言う。
「ううん。ザラザラしてて気持ち悪くない?」と女は言う。
「全然。気持ちいいよ」そう言いながらおれは女の手の甲に軽くキスをした。
「ありがとう」


ゆったりとした歩幅で昼下がりの三宮の街を北上していく。
引き続き、女の近況を聞く。
近況と言っても、女はこの夏、本当にずっと病んでいたようだった。
必要最低限の買い物や、付き合いや、心療内科の受診などの用事以外は全く外に出ず、家に引きこもる日々を送っていたのだと言う。
資格取得に向けての勉強も少しはしてはいるが、未だに目標達成までは程遠いらしい。


電車に乗って仕事に行く事もなく、実質ただ一人の家族である娘と最低限の生活を送り、大切な人とショッピングモールやレストランやカフェや美術館や映画館や本屋や海に行く事もなく、友人と酒を飲みに行ったり、ライブに行ったり、スポーツをしたりする事も殆どなければ、別の出会い系の男と出会うこともなかったのだろう。
女の口ぶりからすると。
実際はどうなのかは知る由もないが。


人妻が迎える40回目の夏はそれほど楽しいものではなかったようだ。
余計な詮索をしない方がいいというのが何となくわかった。
同情とかをした所で解決にならないのは目に見えていた。
なので、当たり障りのない話題を適当に散りばめつつ、言葉少なに、ぎこちなく手を繋いで歩く。


いずれにせよ、せっかくだから、夏の最後に刺激的なセックスを一緒に楽しもう。
それが、おれが女にできる最大の役割なんだと思う事にした。


なんせ、彼氏やからな。
笑ってしまうぜ。


ホテルに辿り着く。
前回行ったのと全く同じホテルだった。
適当な部屋を選ぶ。
エレベータに乗って、部屋へと向かう。


部屋に入る。
荷物を置き、テレビをつける。
少しくつろぐ。

2

その日もベッドはおれたちをどっしりと構えて待っていた。


もうあと数分もしないうちに女とのエロ行為が始まる空気が漂っていた。
このギリギリの感覚というのはいつになってもおれは好きだ。


その日、財布の小銭入れのところにバイアグラが入っていた。
よくある事だ。
よくはないか。
たまにか。


女に見えないように1錠口に含み、お茶で飲み込んだ。
そんなものを飲まなくても、このエロ感度の高い美女とだったらフル勃起するのは間違いなかった。
でも、せっかくのセックスの機会なので飲むことにした。


会話もそこそこに、ソファで抱きあう。
そして、キスをする。
女とのキスは、相変わらずむさぼるような力強いキスだった。
全神経を強制的に唇に集中させてくれるような強烈なキスだ。


濃厚なキスに反応して、あっさりと海綿体に血液が大量に流れ込んだ。
バイアグラを飲んでまだ数分しか経っていなかった。
なので、自然の力による勃起だ。
勃起したチンコがみるみる女のワンピースの生地にめりこむ。
それに気づいた女は早々とおれのチンコに手を伸ばした。


迷いのない、真っすぐな手の伸ばし方だった。
おれのチンコの形や角度や硬さを完全に把握しているかのような慣れた触り方をしてきた。
まるで自分の体の一部として把握しているかのような手つきで、女はおれのチンコを服の上からネットリと弄ぶ。
そんな女の表情を至近距離で伺う。
女の目は以前と同じように、性の渇望に満ち溢れた魅力的なものだった。
生き生きとしてた。


そして、女は1秒でも早く抱かれたいというノリで身を摺り寄せては舌をおれの体の色んな所に這わせて来る。
さっさと服を脱ごう。
照明を暗くする。
あっという間に二人とも全裸になる。
抱き合って、ベッドに倒れ込む。
密着したまま体をこすれ合われる。
数分間、動物的に肌と肌を重ね合わせて過ごす。


本能の赴くままに、チンコを女のマンコに接近させる。
亀頭を入口あたりにこすりつける。
そしてそのまま、正常位で挿入する。
バイアグラの効果が出てきたのか、おれのチンコはいつもよりも何割か増した硬度で女のマンコに侵入した感覚があった。


奥までしっかりと入り込む。
膣壁の感触を十分に感じる。
腰を徐々に動かしていく。
女はエロチックな喘ぎ声を部屋に響かせる。
それとともにおれの興奮度もエスカレートしていく。


突いていく。


一定の振幅で。


快感に包まれながら。


本能の赴くままに。


こすれ合わせる。


粘膜と粘膜を。


すべてを忘れて。


動物的に。


これぞセックスだ。


極めてナチュラルな。


セックス。


すると。


女のマンコから絶望的な腐乱臭が漂ってきた。


それなりの回数、セックスをしてきた男なら、誰もが遭遇したことのある場面だろう。
セックスの時、女のマンコからあまりにもキツすぎる臭いが漂ってくる時がある。
あの生魚みたいなエグい臭い。


女の子側に悪気がないのは重々承知だ。
しかし、この耐えきれない悪臭によって、世界が崩壊するのかというほどの不快感を感じた男は大勢いるはずだ。


失礼なようだが、それは絶対的な事実だ。
絶対的な事実でありながら、表の世界ではなかなか触れることの出来ない話題だ。
しかし、男がセックスをしていく上で、女の子のマンコの臭いと向き合う事は永遠のテーマとして避けては通れないとおれは考える。


この、女のマンコの臭いの正体は一体なんなのか。
生物学的にきっちりとした説明が為されるべきな気がした。


異性の体や心の仕組みをきっちりと理解しておく。
それは、シティボーイ風エロメンのみならず、全ての人々が恋愛をはじめとする社会的行為を行っていく上で、重要な事だ。
当たり前だ。


そこで、あの方を再びエアゲスト招待することにした。


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林修先生!


今や国民的知名度を誇る、東進ハイスクールの現代文の講師だ。
もはや、色んな人によって使い尽くされた感のあるネタかもしれない。
しかし、そんなのは御構いなしだ。


周知の通り、林先生の専門は現代文だ。
しかし、彼の奥さんは産婦人科医だ。
その関係で、この領域にも造詣が深いという前提で、今回のエア講義をして頂く。


「ポロリがセックスの最中に臭った女のマンコの悪臭。
今日の講義では、その悪臭の原因について徹底解説したいと思います。


まず、女のマンコの臭いの原因には様々なものがあります。
おりもの、汗、乾燥、恥垢いわゆるマンカス、すそわきが、細菌性膣炎、そして性病。(黒板に書いていく)


ここで言っておきます。
状況証拠のみで、これらの中から素人が原因を特定するのは困難です。
専門家によって然るべき検査をする必要性もあるからです。


しかし、ここで押さえておきたいポイントが『臭いの種類』です。
ある程度、原因を絞る手掛かりとして、臭いの特徴を掴んでおく。
これは問題を解く上で非常に有効な手段です。


みなさん、テキストに注目してください。
ポロリの記述に、『あの生魚みたいなエグい臭い』とあります。


マンコの臭いには『魚っぽい臭い』、『酸っぱい臭い』、『チーズっぽい臭い』と、いくつか種類があります。
今回ポロリが嗅いだのは、生魚みたいな猛烈な臭い、ですね。
もちろんこの『○○っぽい臭い』というのは、個人の主観に影響される要素ではあります。
なので一概には言えないのですが、臭いの特徴から一つ考えられるのが、これです。(黒板に○をつける)


はい、「細菌性膣炎」です。


みなさん覚えておいてください。
膣内には常に善玉菌と悪玉菌が共存しています。
そのバランスが崩れ、悪玉菌が異常増殖してしまうことによって炎症を起こした状態を細菌性膣炎と言います。
それによる臭いの特徴が、生魚のような臭い、と形容される場合が多々あります。


この細菌性膣炎。
原因は、ストレスや不眠、疲労によるホルモンバランスの乱れであったり、生理用ナプキンを長時間つけっぱなしで細菌が増殖しやすい環境となっていたりすることが考えられます。


詳しい状況や、女の普段の生活がどのようなものか、などといった手がかりがあまりにも少ないため、臭いの原因が絶対にこれだと特定することはできません。
他の理由で女のマンコが臭った可能性も十分にあります。


ただ一つ言える事があります。
女のマンコから悪臭がしてきたからといって、即、重篤な性病にかかっているなどといった考えは大きな間違いであるという事です。
ある意味では女の子の体の構造上、もっと言えば女性の生殖器の構造上、どうしても発生しうる臭いなんです。


推測通り、女が細菌性膣炎を起こしていたと仮定しましょう。
それでも、基本的にはセックスは可能であると言えます。


細菌性膣炎の原因となる菌は病原性が低いんです。
男性の体にも普通に存在する細菌ばかりです。
なので、基本的には男性側は感染に対して抵抗力を持っています。
コンドームを装着して、セックスの後にしっかりと陰部を洗浄さえすれば感染する可能性は比較的低いと言えます。


もちろん、女がクラミジアや淋病といった性病に感染してる可能性をこれで完全に否定できるわけではありません。
見ず知らずの男女がセックスするという事はそれだけリスクが伴います。
十分に注意する事が必要です。


大切な人を守るためにも、定期的な性病検査はしっかりと受けましょう。
ポロリはそのあたりの基本的な事を普段からきっちりと行っています。


それらを踏まえた上で、言います。
セックスしてしまって、いいんです。


じゃあいつやるのか?


今でしょ!」



………………。



でも、臭いものは臭かった。


世界が漆黒のモヤのようなものに包まれて見えるほどのエグい臭いだった。
エグい臭いによって、肉が裂けて骨に穴があいてしまいそうだった。
悪臭が一秒ごとにおれの体を侵食していっては、内臓の隙間という隙間に染み込んで行って、それらの細胞を次々に破壊していくような感覚だった。
よりによって、この超絶綺麗な人妻とのセックスで、この臭いを嗅ぐ事になるとは想定していなかった。


猛烈な臭いに最後まで耐え切れる自信の無かったおれは、女に提案する。
「シャワー、浴びよっか」
女はそれに従う。


ところで、今さらめっちゃ素朴な疑問なんですけど。
みなさんはセックスの前って必ずシャワーを浴びますか?


おれの場合、ベッドなりソファなりでイチャイチャして、そのままの流れで服を脱いでセックスをする事が多い。
一旦シャワーを浴びて仕切り直す、というのが煩わしかったりする。


なので、大体の場合、セックスが終了してから初めてシャワーを浴びる事になる。
女の子の方から、する前にシャワーを浴びたいと言ってきたり、今回みたいに、その必要性に迫られない限り、セックスの前にはシャワーを浴びない。


別に汚れていたり汗ばんだりしていても構わないわけではない。
基本的には、おれは女に会う前に予め家で風呂に入っておく。
その時に体臭とか口臭対策を徹底的にする。
それによって、万全の状態でアポイントに臨むことになる。
こちら側としてはセックス直前に改めてシャワーを浴びる必要がなかったりするのだ。
そんなに汗もかかない体質やし。


これって、アカンことなんやろうか?
普通っていうのがよく分からん。


エロブログっていうか、風俗ブログとかナンパブログって、そこらへんのリアルな部分についての考えとか言動が省略されていたりするやん。
結局どれだけ女とエロい事をしたかを表そうとする部分が大半を占めるから。
セックスした事を「ゴール!!」とかいう一言で終わらすゴミみたいなナンパブログは論外として。


綺麗な所とか面白おかしい所にやっぱり目がいってしまうやん。
だから、たまにはそこらへんの話題も入れてみようかな、みたいな。


いかなる場合においても、セックスの直前には必ずシャワーを浴びる方がいらっしゃれば、ぜひ教えて頂きたい。
どのぐらいいるんだろうな。


そんなこんなで、シャワーを浴びる事に。
全裸のまま、女とバスルームに移動する。
電気は消したまま、暗い空間でシャワーのお湯を出す。


ボディソープを泡立てる。
最初は首や腕や背中といった当たり障りのない所から始まり、徐々に脇の下や乳房やお尻や股へと、泡まみれの手でお互いに撫でて、丁寧に洗い合う。
そして、シャワーのお湯を再び出し、石鹸を洗い流す。


その途中、女がこちらに背を向けた。
後ろから抱きしめる。
勃起したチンコが女のお尻に突き刺さるようにグニグニと食い込む。


そのままチンコのポジションを移動させる。
女のお尻の角度を調節する。
挿入する。


水分をしっかりと含んだ勃起したチンコが女のマンコにズブズブと侵入していく。
危惧していた臭いは臭わなかった。
そのまま、後ろから抱きしめたままの立ちバックの体位で女をコンコンと突いていく。


女のスケベで大きな喘ぎ声が暗いバスルームに響き渡る。
イキやすい女は途中で2,3回イッていたように思う。
こちらも割と短時間であっさりと射精する。


直前に服用していたバイアグラのおかげで、2回目、3回目の勃起が容易なのが分かっていた。
そんな余裕から、惜しみなく1回目の射精を早い段階で済ませる事ができた。


再び汗や汁や精子をシャワーで洗い流す。
綺麗になったところで、再びベッドへと戻る。
布団の中、密着状態でイチャイチャする。
お互い、体の火照りが全く冷めていなかった。


バスルームでの1回目のセックスなんか無かったかのような、フレッシュな気持ちで2回目のセックスに早くも臨むことになった。
敏感な部分を適当に擦れ合わすだけで、挿入の準備がばっちし整った感じになった。
雑な手際だったが、それで十分気持ち良くなれるという感触があった。


正常位で挿入する。
突いていく。
最初はゆっくりと、そして徐々にキレのある腰の動かし方にシフトしていく。
女は綺麗な声で陶酔したような大きな喘ぎ声を出す。


角度の相性も相変わらず申し分なかった。
女は恍惚となった顔をおれに見せる。
それを眺めて更に興奮した。
こちらも夢中になるほど気持ちよくなっていく。


ベッドのギシギシと軋む音と、チンコとマンコが溶け合うような淫靡な音と、女の綺麗な喘ぎ声と、おれのエロい吐息の四重奏が照明を抑えた部屋の中をエロティックに満たしていく。
これこそアツいセックスという感じだった。


しかし。


再び、女のマンコから生魚みたいなエグい臭いが漂ってきた。


大きな瞳、綺麗な髪、小さな顔、きめ細やかな肌、透き通った声、フワフワの乳房やくびれたウエスト、肌の温もり、そんな女としての美しい部分の全てを無情にも打ち消してしまうかのような悲劇的な悪臭だった。
ああ、やっぱりな。
みたいな、ある種の諦念がおれの脳裏に浮かんだ。


そこで、おれは女の体に覆いかぶさった。
全身を密着させて、強く抱きしめた。
そして、顔を枕に強くうずめた。
鼻腔を枕の布地で完全に塞いでしまおうという考えだ。
そうすることで、女のマンコの臭いを嗅がないで済むかもしれない。


その作戦は成功した。
その体勢でいると、マンコの臭いはしなかった。


腰を動かす。
女を全身で強く抱きしめながら。
ものすごく強く抱いた。
女が壊れるほどの強さで。
女を壊すほどの強さで。
抱いた。
そうする事で、女のマンコの臭いの破壊力を表現したつもりだった。


その間、女は何度もオルガズムを訴える。


頃合いを見計らって、おれも2回目の射精をする。
顔を枕に深くうずめたままの密着状態で、数分間の余韻に浸る。


そして、またバスルームへと向かう。
浴槽にお湯を溜める。
その間、石鹸で念入りに互いの体を洗う。
所々でキスを交わしながら。


半分ぐらいお湯の溜まった浴槽に2人で入る。
向かい合って雑談を交わす。


2回の射精で精神的にはだいぶスッキリしていた。
しかし、バイアグラを服用していたおれのチンコはまだまだ元気だった。


女の綺麗な顔や綺麗な裸体を正面から眺める。
3度目の勃起が訪れた。


浴槽でおれは立ち上がる。
反り返る程に勃起したチンコが、女の綺麗な顔の前に迫る。
女は右手でチンコの根元を軽く持つ。
そして、先端をペロペロと舐める。
上目遣いでおれを見つめる。


「咥えて」とおれは言う。
女は無言で言われた通りにする。
丁寧に口を動かしてもらう。
勃起はますますキレを取り戻した。
まるで今日一度も射精していないかのような、攻撃的なキレだった。


おれは女の後頭部に手を添える。
そして、ゆっくりとチンコを女の喉の奥まで侵入させていく。
女はむせた。
鈍い音をたてて咳き込んだ。


一度、チンコを抜いた。
勃起したままだった。
女の呼吸が乱れていた。


時間を置かずに、女は言った。


「もっと、下さい」


おれは無言で言われた通りにした。
女の口の中にチンコを入れる。
そして、先ほどと同じ動作で奥まで突っ込んでいく。
さっきよりも奥まで届かせるように意識した。
チンコの圧迫に耐え切れず、苦悶の声を漏らしたのち、女がグフグフと咳き込む。


しかし、今度はすぐには抜かなかった。
女がそう望んでいるような気がしたから。
破裂音のような鈍い音とともに、女の口腔内にはヌルヌルした体液が充満していた。
女の喉元から淫猥な響きが鳴り続ける。
女は苦しそうな顔をすると同時に、嬉しそうな顔をした。


窒息して倒れられると困ると思い、抜く。
女はハアハアと荒い息をする。
そして、血走った目で、言う。


「もっと、おちんちん、下さい」


おれは無言で言われた通りにした。


このあと、10分ぐらいかけて、女の喉の奥にチンコを突っ込んで、ヌプヌプと奇妙な音をたてて、少し止めては抜くという行為を何度も何度も繰り返した。


何度繰り返してもやめようとしない女の態度がものすごく可愛かった。
可愛くて可愛くて、かなり興奮した。
もちろん、一線を超えないようには注意した。


前回のセックスの時もそうだったが、女は自分の体を追い込むことによって快楽を感じる体質みたいなのが身に付いているようだった。
それを見て、前回は死を連想させる女の姿というのを見出したつもりだった。
しかし、今回はそれほど新鮮味を感じなかった。


立っているのがしんどくなったのと、お湯でのぼせそうになった。
頃合いを見て終了することに。
最後は自らの手でしごいて、女の舌に3回目の射精をした。
女はおれの精子を全部飲み込んでくれた。


部屋へと戻る。

2

中途半端に撮影された行為後のベッド。
猛烈な臭いはこのベッドの上で発生していた。


服を着て、部屋を出る。
ラブホの代金は全部おれが払った。
5000円ぐらい。


ホテルをあとにする。


夏の終わりの太陽が西へと傾いていた。
終末観の漂うオレンジ色の光を受けながら、9月上旬の神戸の街を女と並んで歩く。
手は繋がなかった。


女は言う。
「ポロリ君は、女の子としょっちゅう会ってベタベタするような付き合い方って好きじゃなさそうだね」
「ああ、そうかも」とおれは言った。
「彼女とかいなくても、平気そうだもんね」
「うーん、どうなんだろ」
「しつこく会いたがる女の子とか、嫌いじゃない?」
「まあ、度合いにもよるけど」


3回も射精して、精根尽き果てた状態だった。
会話に全く集中できないおれがいた。
正直、歩くのもやっとだった。


ものすごくそっけない返事をするおれに向かって、なぜか女は楽しそうに色々な質問を投げかけてきた。
どんな心境の変化なのかは分からないが、今日はじめに会った時のちょっと緊張している感じとは全然雰囲気が違っていた。


駅に着く。


次に会う約束はせずに、別れようとする。
すると、女は美しい顔で言った。


「ポロリ君が会いたくなったら、いつでも連絡して来てね。私、待ってるから」


それを聞いた時。


おれは思った。


ああ、女は待っていられるんだ。


自分から会いたくて会いたくて、たまらず連絡してくるというような事をするつもりは、女にはないんだな、というのが分かった。
おこがましい考えだが。
なんか、白けてしまった。


女と初めて会った時、おれはこう思ったようだった。
第1日めの記事の文章をここに引用する。


女は、幸せになる事を諦めている、あるいは、もう望んでいない。
こんな状況にいる自分の事を疑いもせずに受容している。


だからこそ、女をこれまでに味わったことのない程の絶望に突き落としたくなった。


それこそが本当の意味での女の女らしさなんだと、身勝手ながら思った。
それを達成した時、女は本当に最高に綺麗になるような気がした。



しかし。
3回目会って、別れ際の言葉を聞いた時。
思った。
ちょっとそこまでたどり着くのは無理やな。


なんだかんだで、女は今のままでずっといるんだろう。
これ以上、女と付き合いを続けても、関係性を深化させるのは困難である気がした。
こちらの時間的な都合というのもある。
女との本当の意味での相容れなさというものを感じた瞬間だった。


セックスの時に嗅いだあの悪臭も、なんとなく縁起の悪いものだという印象がおれの中であった。
これまでの経験的に。


だから。


女との関係はこの辺で終了させておこう。
それが一番だと思った。


長持ちしない関係だからこそ、生々しくて美しい。
それでいいじゃないか。


それでも、おれは一応、言った。


「ありがとう。また、連絡するね。必ず。来月か、再来月になるか分からないけど」
「うん、ありがとう」と女は言った。


笑顔で手を振り、女と駅で別れる。


その時点で、おれの心は決まっていた。


永遠のお別れだ。


今日で。


これまで3回、楽しかった逢引に感謝しよう。


ありがとう。


さようなら。


いい女だった。


二度と、女と会うことはなかった。




と、思っていた。





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神戸デリヘル「ロッタラブ」の女① 騎乗する女の耽美な追憶

この記事は、「ベストセレクション オブ ポロリのハローグッドバイ」のリードトラックとして、2012年5月に公開した記事を完全バージョン化したものです。
追憶要素をまじえてリマスタリング(加筆・修正)を施しています。

公開当時の記事はコチラ

デリヘル「L」の女① 色白の美巨乳美女




騎乗位の話をしよう。


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ここに、騎乗位で騎乗している女がいる。
騎乗位で騎乗っていうのも変な言い方だが。
この絵を描いたのはジョン・メイラー・コリアというイギリスの画家。
美しい絵だ。
そして、美しい騎乗位だ。


11世紀の話。
イギリスにコヴェントリーという都市がある。
コヴェントリーの領主、レオフリック伯爵は市民に重税を課す暴君だった。
一方で、その妻、ゴダイヴァ夫人は慎み深く、慈愛に満ちた女性だった。


ゴダイヴァ夫人は伯爵に減税を請う。
すると、伯爵は言い放った。


「一糸まとわぬ姿で馬に乗り、街中を回れば願いを聞き入れる」


トキオの山口達也の「何もしないなら帰れ」など吹き飛んでしまう程の強烈な発言だ。


ゴダイヴァ夫人は夫の命令通りにした。
恥をしのんで美しい裸体を晒し、騎乗しながら街中を回った。
結果、市民を重税の苦しみから救ったのだ。
そんな伝説の貴婦人ゴダイヴァの騎乗シーンを描いたのがこの絵画作品だ。


ちなみに、ベルギーのチョコレートメーカー「ゴディバ」のブランド名とロゴマークは、このゴダイヴァ夫人が由来となっている。


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2011年3月。
ゴダイヴァ夫人の伝説から900年以上が経った、日本、神戸。


ゴダイヴァ夫人を彷彿とさせるポーズで、色白美巨乳の超絶美女が騎乗していた。
全裸で仰向けに寝転ぶおれの股の上に。
マンコをチンコにネチョネチョとこすり付けながら。
照明の抑えられたおれの自宅の布団の上で。
騎乗位素股だ。


その耽美な光景は、いつまでもおれの記憶の中に刻み込まれている。
あまりにも鮮明に。




週末の夜。


神戸のデリヘル「ロッタラブ」を初めて利用することにした。


それまでは、80分1万円ポッキリの、いわゆる格安のデリヘルしか利用した事がなかった。
社会人になりたてで、単純に金がなかったのだ。
格安店なので、失礼だが値段相応のそれほど可愛くもない女が来る。
おれはそれなりのサービスを受けて、それなりに満足していた。
デリヘルってそういうものだ、という認識が自分の中であった。


そんなある日、デリヘル店「ロッタラブ」をネットでたまたま見つけた。
値段は60分で16000円。交通費別。
それまで利用していたのと比べると、段違いに高額なデリヘルだ。
後から考えると、至って一般的な価格設定ではあるのだが。


この店に惹かれた理由は、ホームページに掲載している女の子のパネルがかなり信用できそうな所にあった。
明らかに店の事務所のソファに女の子を座らせて、店が所有するドレスを着させて、ポーズをとらせて撮りましたよっていう撮り方だった。
何というか、手作り感があって親しみが持てた。
変に美化せずに、そのまま撮っている感じがすごく良かった。


利用してみたくなった。
しかし、電話をする決心がなかなかつかない。
なんとなくビビっちゃったのだ。
格安デリヘルを数回利用した事があるだけの初心者だったから、いわゆる新規開拓に慣れていなかった。


しかし、ついにある日、決心した。
店に電話をする。
耳元に響くコール音が放つ緊張感に千切れそうになる。
3回ほどのコールの末、電話口から愛想のいい兄ちゃんの声が聞こえてくる。


「どうも~、ロッタですぅ~」
緊張が一気にほぐれるような、朗らかな口調のオッサンの電話応対がなんか素直に嬉しかった。
フリーコースでお願いすることに。


40分後。


1Kのおれの部屋のオートロックが鳴り響く。
この瞬間は本当に魂が打ち震える。
オートロックのモニターに女の姿が映し出される。
映し出されたのは、神に感謝したくなるほどの色白の美女だった。


1分後。


玄関のチャイムが鳴る。


緊張の面持ちで、ドアを開ける。
トレンチコートを着た女が立っていた。


「こんばんは、ロッタラブの新人の○○です」と女は笑顔で言う。
ありきたりな表現だが、街ですれ違うと思わず振り返ってしまうほど、カワイイ女だった。
ふわりとしたパーマが良く似合う茶髪のロングヘアーで、色白の肌は透明感に溢れていた。
そして、少し丸みがかったほっぺたがとても愛らしくて、思いっ切り好みだった。


そんな女の子が恋人感覚でエッチなことをしてくれるのだ。
最高だった。


夢のようなエッチなプレイタイムを過ごさせてもらった。
とはいっても、今振り返ってみれば、至ってノーマルなデリヘルのプレイの流れだった。
ただ、「ある程度の金額を払ったらこんなにカワイイ女の子とエッチな事ができるんだ」という衝撃をデリヘル初心者だったおれに与えてくれた、重要な夜だったように思う。


とにかく印象に残っているのが、冒頭の画像のように、騎乗位素股をしてもらった時だった。
女は自らのプルンプルンの美巨乳に腕をあてがいながら、艶めかしく腰を振った。
慈愛に満ちた、艶やかな表情で。
めっちゃエロかった。


ゴダイヴァ夫人のように伯爵に減税を請うためではなく、男に気持ちよくなってもらうための騎乗位でそんな表情をされると、たまらなかった。
この時の騎乗位素股の甘美な感覚は、おれが風俗にのめりこむきっかけになったと思う。


そんなこんなで、プレイが終わる。
服を着て、女との最後の雑談タイムとなる。


本の話になる。
てゆうか、おれの部屋にデリヘルを呼んだら、雑談の話題はかなり高い確率で本の話になる。
そのくらい、おれの部屋には死ぬほど本があるのだ。
部屋の面積に対して本の所蔵スペースがあまりにも広すぎるので、どうしても目につく。
自慢するつもりはないが。


女は普段、あまり本を読まないのだという。
そんな女に、折角だから本を貸してあげる事にした。
女の好みを聞きながら、本棚に収納された膨大な本の中から、一つ選ぶ。


チョイスしたのは、山崎ナオコーラの「カツラ美容室別室」。
初期の山崎ナオコーラの文章のキレは異様だった。
平易な言葉を凄まじいセンスで組み合わせた文章を散りばめた、文字通りセンセーショナルな文体の小説をガンガン発表していた作家だった。
「西加奈子」と双璧をなす素晴らしい小説家だと思っていたが、現在は完全に沈没してしまっている感がある。


そんな山崎ナオコーラの初期の傑作小説が、デリヘル初心者から読書初心者に贈呈された。


そうこうしているうちに、タイムアップとなる。
女は行かなければならない。


「また指名してくれたら、今度は連絡先教えるから」


そう言って女は去って行った。
このセリフも、デリヘルを何度も利用するうちに何度も聞くことになるセリフだ。
しかし、初心者のおれにとっては、美女が放つその言葉にすらグッときた。


その後、女を絶対にもう一度呼ぼうと思って、毎日「ロッタラブ」のホームページをチェックした。
女の出勤日を確認するため。
本当に、毎日仕事から帰ると欠かさずに出勤情報を確認していた。


しかし。


その日以来、2度と女の名前が出勤情報に挙がってくることは無かった。
多分、体験入店をしてみただけであっさり辞めたのだ。


そして、数年後、このデリヘル自体も潰れてしまった。


もう二度と女とは会えないだろう。
貸した小説も、二度と返ってこない。


あの子はあの本を読んでくれたかな。
なーんてな。


とりあえずおれは、今も元気に風俗を利用しています。
この夜を超える騎乗位を体験しないまま。




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