ポロリのハローグッドバイ

関西を中心とした出会い体験記です。 風俗や出会い系、クラブなどの色んな女の子たちとの美しい出会いと別れについて深く追求していきます。 殆どは多くの人が体験するあるあるネタだと思います。

アポロビル

アポロビルに魅せられし者たち⑤ 再訪B1F「iスプラッシュ」の課金と筋肉

【課金】(読み飛ばし可)
料金を課すること。
現代ではネット配信などによってデータやサービスを販売する際の、価値あるものの対価を金という形で回収する手段の事を言う場合が多い。
これにより、今日、多くの現代人が頻繁に耳にする単語となっている。


【筋肉】(読み飛ばし可)
動物の持つ組織のひとつで、収縮することにより力を発生させる、代表的な運動器官である。
筋肉(muscle マッスル)の語源は、ラテン語で小さなネズミを意味する「musculus」から派生している。
これは、筋収縮の様子が皮膚の中でネズミが動くように見えた事に由来すると考えられる。



こんにちは、ポロリです。


一部の方々にとってはお待ちかねの、アポロビルの記事です。


今回は、冒頭のこの2つの単語を踏まえて、本文に入る。



2016年2月。


寒い日々が続いていた。


そんなある日の仕事帰りの夜。
おれは地下鉄千日前線に乗り込んだ。
とある駅へと向かう。


「桜川」駅で降りる。


知る人ぞ知る、大阪のアツいナイトスポット、ショーパブビルの「アポロビル」がそこにはある。
過去におれは、初心者同士でそのビルに4度ほど突入していた。


それなりに遊ぶには遊べた。
しかし、いつも、このビルの店の真髄に辿り着くには程遠い内容に終わっていたような気がしていた。


このビルの本当の楽しみ方は一筋縄ではいかない所がある。
「分かりにくい」と表現してしまってもいいかもしれない。
その「分かりにくさ」が余計にこのビルのミステリアスな魅力を増しているようにも思う。
分かりにくさを美徳とする現代アートみたいなビルなのだ。


そこで今回、とある先輩から声がかかった。


「ポロリくん、アポロビルに行かないか?」と先輩は言った。
「行きましょう、先輩」とおれは言った。


その先輩というのが、アポロビルに足繫く通っては色んな店舗でエンジョイされている上級者の方だった。
彼に、このビルの楽しみ方の真実的な部分をぜひとも教えて欲しかった。


現場近くにあるロイホ前で先輩と合流する。
ローカル駅の何でもない街並みが、凍てついた2月の闇夜にまだらに塗られていた。
とりあえず、近くにあった松屋で食事をとる。
牛丼を食べながら作戦会議を開く。
作戦会議といっても、おれが先輩からアポロビルの遊び方についてのレクチャーを受けるという形のものだった。


そして、「今夜はどの階に行くのか」という肝心な話題に入る。


仲間同士でアポロビルに遊びに行く場合、最も盛り上がるのがこの「何階の店に入るのか」について話し合う時のような気はする。
ようわからんけど。
想像想像。


色々話し合った末、地下一階に店を構える「iスプラッシュ」に行くことになった。


「iスプラッシュ」………。


以前、行ったことがある店だった。


アポロビルに魅せられし者たち① B1F 「iスプラッシュ」の女の努力と連帯感


ちなみに「シティボーイ風エロメン」というフレーズが初めてこのブログに出てきたのは↑の記事です。


先輩によると、地下1階のこの店が最も初心者でも楽しみやすいとの事だった。
先輩のチョイスに素直に従うことにした。


レッツゴーアポロビル。
ワクワクするね。


松屋から徒歩数分、現場に到着する。
今日もそのビルは、いつもの場所に圧倒的な存在感でそびえ立っていた。


予定通り、地下への階段を下りる。
ドアを開ける。
迎え出たのは黒服の店員だった。
女の子たちは奥にいるようだった。
ドアを開けた瞬間にショッキングな程にエロいカッコをした女が出迎えるという事は今日は無かった。


カウンターで入場料金を支払う。
早い時間だったのでディスカウントがあり、確か8000円で入場できた。


店内へ。


前回潜入した時の記事で書いた、店内の地図を引用する。

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完全に記憶だけを頼りにして書いているので、実際は違っている部分もあります。


席に通される。
奇しくも前回友達と行ったときとほぼ同じ席に座る事になった。
黒服に飲み物を注文する。


女の子たちが現れ、おれたちに近づいてくる。
全員、例によって乳首と股だけを隠したドスケベな格好をしていた。


お決まりの、おっぱいを顔にうずめさせるウエルカムサービス的な挨拶を女が順番にしてくる。
そのたびに、女は常連客である先輩に気付く。


「あーっ、来てくれたんだ~、ありがと~」と、どの女も先輩に向かって親し気に笑いかける。


すっげー、なんか、「エロい店で認知されている」って、マジですっげーなって思った。
かっけーな。


そして、先輩によって、おれが紹介される。
女は言われてやっとおれの存在に気付いたかのように、こちらを向く。


「今日は後輩を連れてきたよ」と先輩は言う。
「こんばんは~」と女はおれに言う。
「こんばんは」とおれは女に言う。
「ポロリは前に一回だけここに来たことがあるみたいやねんけどね。
去年の春の『合同』んとき」と先輩は女に言う。
「あー、『合同』に来てくれてたんや~」と女は言う。
「改めてここの楽しさを知りたいって言うから、連れてきてん」と先輩は言う。
「そうなんやぁ。まあとりあえず、お気に入りの女の子を一人作ってくれたら、すっごく楽しいと思うんで、色んな女の子と喋ってみてくださいね~。カワイイ子、いっぱいいるんで」と女はおれに言う。
「はい、わかりました」とおれは新入社員みたいに生真面目な返事をする。


『合同』っていうのは、他の階の店との「合同イベント」の事で、年に一回開催される一番大きなイベントであるらしい。
前回行った時は、たまたまその大きなイベントに居合わせた事になる。


何人かの女が挨拶をしにやって来ては、そんなやりとりが繰り返される。


おれがこれまでアポロビルに来たときは、女たちが最初にしてくる挨拶は、通り一辺倒の、おっぱいを押し付けてニッコリ笑って一瞬だけ喋って去っていくみたいな感じだった。
そういうものだと思っていた。
それが、「顔を認知してもらえている」というだけで、こんなに中身のあるコミュニケーションが自然にとられるものなのかと思い知らされた。


挨拶の時、女の子たちのフローラルだったりオリエンタルだったりする胸の香りを嗅ぐ以外に用事があるという事自体が青天の霹靂だった。


思わぬ先生パンチ、ごめん間違えた、先制パンチを喰らった。


飲み物が来る。
2人ともビールだ。
乾杯する。


そうこうしているうちにショータイムが始まる。


ステージ上に女が2人立つ。
2人は、エヴァンゲリオンのプラグスーツをモチーフにしたジャケットを着ていた。
要所要所でパンツが見えるように女たちは華麗に身を揺らし、しなやかに舞う。


まあ、ショーだった。
早い時間だったので、その時点での客の入りはまだ半分ほどだった。
「これから盛り上がっていきますよー」という雰囲気がじわじわ出てくる感じだった。


その予想通り、だんだんと客が入って来る。


次に、余興の時間が訪れる。
女の子とちょっとしたエロいゲームに参加できるというものだ。
ステージに男が上がって、女の子とイチャイチャ遊べるという、割と定番の内容だった。


おれは、これまでの潜入では、嬉しそうにステージに上がる男たちを下から眺めるだけだった。
シャイボーイな自分がステージに上がってはっちゃけるなんて、キャラじゃねーぜ、という感じだった。


しかし、今回は先輩の計らいで、おれをステージを上げるように女の子にチップ(おそらく1000円)を渡して口利きしてくれた。
女の子がニッコリと笑い、おれに椅子から立ち上がるように命じる。
え、まじかよ、と突然のフリに慌てながら、女の子に手を引かれ、ステージへと向かう。
ステージ前では余興の順番待ちの男たちが数人、列を作っていた。


緊張しながら待つ。



おれの順番が来る。


上る。


ステージにはエッチな格好をした女が一人待ち構えていた。


ギラギラとした照明におれと女は照らされる。
女が跪く。
跪いた女に、ズボンの上からチンコをまさぐられる。
からの、疑似フェラ的なアプローチをかけられる。
おれのウン万円したジュリアンデイビッドのチノパンをどうか雑に擦って痛めないでくれよ、と思いながら、それほど好みでもない女の中途半端な施しを受ける。
そして、服を着たまま立ちバックの疑似セックスみたいな動きを適当にやって終了となる。


トータルで1分ほどの出来事だった。
ただ恥ずかしいだけで終わった印象だった。


そして、おれは思った。
こんなんで1000円の課金をせんとあかんのかよ。
パズドラで魔法石を買ったほうがマシなんとちゃうか。
払ってくれたのは先輩やけど。
正直な感想だった。
まあ、楽しい人には楽しいんだろう。


席に戻る。
先輩に感想を述べているうちに、次の余興の時間が訪れる。
トッポ的なチョコスティック菓子を手に持った女の子たちがフロアを歩き回りはじめる。
男たちは気に入った女の子を呼び止める。
そして、女からポッキーゲーム風にスティック菓子が口から口へと受け渡される。
そのあと、紙テープが女によって手首に巻き付けられる。
この紙テープが、あとでスティック菓子をもらった女と「奥」スペースでイチャイチャできる権利の証明となるのだ。


この余興でも、先輩のご厚意によって、先輩オススメの女の子2人をおれに付けてくれた。
またしてもチップ(3000円×2)は先輩が素早く払ってくれた。
すいませんありがとうございます。


女からスティック菓子を口で受け取り、手首にテープを巻きつけられる。
それが二人分。


数分後、「奥」へと連れていかれる時間が到来する。
まず一人めの女がおれに近づいてくる。
手を引かれ、「奥」へ。
地図上の右側にあるスペースだ。
そのエリアには照明がほぼ当たっておらず、こっそりとイチャイチャできるソファがいくつか並べられていた。


小さなソファで女と向かい合う。
あてがわれた女は、はっきし言っておれ好みの女ではなかった。
嘘っぽい笑みを浮かべながら腹の底ではダルいと思っていそうな、ちょっとツリ目の女。
顔はカワイイのはカワイイ。
でも、内面のどうしようもない心のザラつきみたいなものが表情の端々から透けて見えるような印象を受けた。
あくまでもおれ主観。


しかし、約3分間のイチャイチャタイムでは女はしっかりと仕事をこなした。
女は殆ど紐でできている水着の上部を取り払っていたが、その代わりにTシャツを着ていた。
多分、上を全部脱ぐと法律に触れるとかそんな事だと思う。


女が身を摺り寄せてくる。
文字通り、体と体を柔らかに擦れ合わせるイチャイチャ行為を行う。
女は軽やかに艶かしく身をくねらし、服の上からおれの敏感な部分をさすって来る。
おれも女のTシャツの中に手を入れ、女の柔らかな体を充分に手の平で堪能する。


勃起した。
勃起したけど、それだったらピンサロで良くない?的な内容だった。
あくまでもエンターテイメントの延長でのエロ行為であった。
ガチの性と性とのぶつかり合いみたいな要素は皆無だった。
店の仕様上、許容しなければならないのかもしれないが。


常に射精できる状態にコンディションを整えてエロ行為に臨んでいる者としては、物足りないのは確かだった。
追加料金を払ってまでやる事ではない、と冷めたことを思うおれであった。
でも、まあ、3000円(1分1000円×3分)の課金の対価ならそんなもんか、とも思った。
先輩に払ってもらっておきながら偉そうな事を考えた。
すいません。


てゆうかその額の課金でパズドラのゴッドフェスをだいぶ回せるねんけど、いやそれは言ってはいけないねんってきっと。
しかもそれも大概やぞ。
宇多田ヒカルのCD1枚買えるとかにしとけや。
最新アルバムは1曲目から最高やからね。


…話が逸れそうになってしまった。



2番目にあてがわれた女との行為もだいたい同じだった。
まあ、興奮したけど、この程度かよ、というのがやはりあった。
払ってもらっておきながら。
すいません本当にありがとうございました。


席に戻る。
釈然としない思いを抱えながら先輩に曖昧な感想を語っていると、余興の時間は終わる。


そして、本格的なショータイムの時間となる。
おそらく、店全体が一番盛り上がる時間帯というやつが来たのが場の雰囲気で分かった。


思い思いに過ごしていた客たちが全員、ステージを注視する。


女たちの本気パフォーマンスがステージ上で次々に繰り広げられる。
前回行った時も感心したが、このために相当練習してるんやろうな、というのが魂のこもった身のこなしからビンビン伝わってくる。


ショータイムのラストに行われたのは、ポールダンスだった。
ポールダンスをしたのは、最初のショータイムでエヴァンゲリオンのダンスをしていた、明らかに店の中でエース的なポジションで仕事をしている風の女二人。


二人がかりでポールを中心に優雅に、そしてダイナミックに立体感のある回転をしていく。
あまりもの安定したポールへの肉体の吸着っぷりを見て、ポールが引力を発生させているのかという錯覚さえ覚えた。
この上ない、絢爛豪華な舞いを目の当たりにする。
これはどんな言葉でも形容しきれない、実際に見てみるしかない、凄まじいクオリティのパフォーマンスだった。
先輩によると、この二人はポールダンサーとしても普通にやっていけるぐらいレベルの高い二人なのだという。


素人のおれが見てもそれには納得した。
とにかく、すごかった。
すごく良かった。


そして、一番目に焼き付けられたのは、ポールに掴まってクルクルとコマのように回転する時に100パーセントの収縮を行っている女たちの「筋肉」だった。
特に目についたのが、ポールに掴まる腕の根元にある肩甲骨の周辺の三角筋、僧帽筋、広背筋の、芸術品のように完璧な引き締まり方だった。


何かそこに女の努力や鍛錬の結晶だとか、生命力あるいは人生みたいな重要なものが全て凝縮されているかのような綺麗な隆起だった。
その様子は今でも昨日の事のように思い出せる。
美しい筋肉だった。


まあ、実際行ってみてみればわかる。
今も見れるのかは知らないが。


ポールダンスが終わる。
どう見てもその日一番の盛り上がりだった。
客の誰もがポールダンスの女2人に惜しみなく大きな拍手を送っていた。


そこで、これまでずっと座っていた先輩がスッと立ち上がる。
彼はポールダンスが行われたステージ前へと歩んでいった。
多くの他の客も同じように、そこへ吸い寄せられるように向かっていく。


女の子たちにチップを払いに行くためだ。
この光景がおれの中で最もセンセーショナルだった。
別に要求もされていないのにも関わらず、素晴らしい演技を果たした女の子たちを純粋に称えるために、客の男たちは1000円そこらの課金を疑いもせずにしているのだ。


おれの中では、別に払わなくてもいい金は払わなくていいじゃん、みたいな所があった。
多分、チップ文化が馴染んでいない日本人的な考えとかそういうのも関係しているのかもしれない。


しかし、ここの客はそうではなかった。
女の子を素直に応援する気持ちが、チップ、課金という形となってあまりにも自然に表れていたのだ。
そうする事でアポロビルという空間に対してしっかりとしたコミットメントができているように見えた。
そうする事で生まれる一体感みたいなものこそが、このショーパブビルの一つの完成されたスタイルなんじゃないかな、と思った。


多分、そんな気持ちで余興での課金に臨めば、感想も違ってきたのかもしれない。
てゆうか払ってくれたの先輩やけど。
ほんまありがとうございます。


そして、周りの客の男たちの事を、こうも思った。
ああ、この人たちは、めっちゃくちゃアポロビルを愛してるんやろな。
ある意味で、命よりもアポロビルが大切なんだろうな。
だからこそ、こういう楽しみ方ができるんだろうな、と思った。


いいじゃないか。


大人や。


そうか。
それが、このビルの事を「紳士の遊び場」と謳う所以なのかもしれないな。
それでこそ感じるアウェー感なのかもな。
別にホームなんかないけど。
「どこへ行こうと暗黒大陸」だから。


そんな感想を抱いたところで、終電の時間が近づいてきた。
先輩と店を出ることに。


(主に先輩が帰ってしまう事に)名残惜しそうな声を女の子たちからかけられながら、店を出る。


冬の寒空が支配する現実世界へ。
礼を言い、駅で先輩と別れる。


2


なんとなく撮影した地下鉄桜川駅の出入口。



アポロビル。


もっと大人になって、また来るぜ。








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これまで出会った女の一覧はコチラ
ポロリのハローグッドバイ ヒストリー    


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アポロビルに魅せられし者たち④ 3F「キュートガール」の姉と世界

こんにちは、人生全部黒歴史のポロリです。



ここに3人のエロメンがいる。


ああ無題
<ポロリ>



無題
<瞬希>


あ無題
<がのた>



「ポロリ一味」だったり、「がのたワールド」だったり、「瞬希とその子分たち」だったりと、この3人の呼び名はコロコロ変わる。
というより、あんまり呼んでもいないが。
この3人で日頃からエロくて面白い事をやっていこうとしている。


「ウチに凄腕ナンパ師はいない、だがウチが最強だ」


とスラムダンクの海南大附属高校の監督っぽく言いたくなるほど、3人で時々顔を合わせては最高に楽しい時間を過ごさせて頂いている。


今のところ一番アツかった思い出がこれだ。
3人で婚活パーティーに潜入した夜。


婚活パーティーの女④ セパレートの末に観覧車でイチャイチャした夜



この夜から2か月後。


2015年10月。


陣営は次の出撃先を考えていた。
それぞれ仕事やソロでの活動が忙しい中、ライン上でやりとりが交わされる。


そこで、おれは言った。


「アポロビルに行きましょう!」


「お、おう。…別にいいけど」と、お二方は言ってくれた。


ということで。


ポロリのハローグッドバイ 第2部



「どこへ行こうと暗黒大陸」


一発目の記事。


みんな大好きアポロビルへと3人で潜入した夜の話です。





アポロビル。
そのビルに入る店舗は全てショーパブというエキサイティングなスポットである。


うーん、暗黒大陸や!


第2部の門出に相応しい行き先だ。


興味があれば、読み進めて頂ければと思う。
もちろんこれも黒歴史のほんの一部です。






秋のすっきりとした空気が完全に浸透してきた週末の夜。 
突撃前に0次会を開催することになった。
アポロビルの最寄駅である桜川駅前の居酒屋「鳥貴族」に集まることに。 


最初におれとがのたさんが到着する。 
遅れて瞬希さんが合流する。 

無題 


乾杯。


お疲れっす。 


それぞれの近況を語り合う。 


瞬希さんはコンスタントに街に出撃してはストリートナンパをして、何人か素人のカワイイ女をひっかけていると言う。 
がのたさんは婚活パーティー以外にもストリートやバーでのナンパを本格的に開始して、ある程度成果が出てきていると言う。 
おれは「舞ワイフ」というアダルト動画シリーズにハマってオナニーが良く進むという近況を報告した。 


あれ?みたいな。 



おれは熱弁を振るう。 
「舞ワイフっていうエロ動画サイトの動画に最近ハマってるんですよ。 
エロくて欲求不満の人妻が応募してきてホテルでセックスするみたいなシチュエーションなんですけどね。 
まあ実際はAV女優が人妻っぽいメイクと服装で演じてるんですけど。 
カメラワークとか照明とか、セックスをじっくり味わうスタイルなんかがオシャレでイケてるんですよ。 
抑えられた性がドパーッと解放される感じの女の表情がすっごくうまく映し出されてて、そこがグッと来るっていうか」  


それを聞いたがのたさんが、おれたち3人のライングループのトップ画を「舞ワイフ」のものにしてくれた。
気の利く男だ。 


適当な話をして一通り盛り上がり、店を出る。 


目的地であるアポロビルへ向かう。

 
鳥貴族から数分歩く。 
スーパーマーケットの前の道路「なにわ筋」を横切る。 
住宅街になっている小道を進んで行く。 
すると、すぐにそのビルは見えてくる。 


着いた。 


ビルの内部に入る。 
店舗名が掲げられた看板を眺める。 




B1F iスプラッシュ


1F レッドレッド


2F ピュアダイヤ


3F キュートガール


4F ピンクペッパー


5F (空き店舗)


6F プードルピンク 



さて、どの階にするか。 
瞬希さんもがのたさんもここに来るのは初めてなので、入る店はおれに任せてくれるという。 
今となっては色んな人に教えてもらって、階ごとの特徴とかも少しは知るようになった。 
しかし、この時点ではどの店がどうなのか全く分からなかった。 
なので、店の名前の響きとかから、勘で選ぶしかなかった。 


とりあえず、これまで行った事のない店がいい。
3Fの「キュートガール」に決めた。 
なんとなく適当に選んだ。
「きっとかわいい、女の子だから」
という事だ。
多分瞬希さんにしか分からんけど。 


エレベーターに乗る。 
すぐに3階に到着する。 
扉が開く。
目の前は妖しい光をギラギラと放つエッチなお店だ。 


女たちが出迎える。 
均整のとれた体型の、乳首と陰部だけを隠したエロいコスチュームを装着した綺麗な女。 
そんな女たちが2人ほど、こちらを向いて微笑みかけてくる。 
後で聞いた話によると、その店に入ってもらうために入り口近くにはエース級にカワイイ女が配置されていることが多いらしい。 


黒服の若い男が現れる。 
この店を利用する旨を伝える。 
そいつの誘導で、店内へと入る。


潜入してから結構時間が経ってしまったので、正確なステージと席の配置の感じを忘れてしまった。 
まあ、過去に行った他の店とだいたい同じ構成だった。 
ショーステージから少し離れたテーブル席に3人で座る。 
入場料の1万円を黒服にそれぞれ支払う。 


さあ、楽しもう。 


しかし。


どう楽しめばいいのか。 


エッチな格好の女たちとイチャイチャしたり、セクシーなダンスを眺めて遊ぶ店だという事は分かっている。 
しかし、おれはその楽しみ方の真実的な部分にまだ辿り着く事ができていなかった。 
だから今回、3人で潜入してみて、どういった感想を抱くことができるのか楽しみだった。 


まずは女たち全員が順番におっぱいを顔に押し付けてくる挨拶をしてくる。 
3人は思い思いにそれを受け入れる。 


おれはまあ普通に、女の身を抱き寄せてから軽く挨拶を交わすみたいなスタンダードな感じだった。 
がのたさんは次から次へとおっぱいを押し付けてくるスケベな格好をした美女たちにちょっと固まっている感じだった。 


しかし瞬希さんはさすがにおれたちのアニキなだけあって、余裕の対応だった。
挨拶がわりに女を口説いていた。 
しかもいい感じに和んでいた。 
もう数十分絡めば女の仕事上がりに連れ出せるんとちゃうか、という香りまで僅かに漂わせる程だった。 
流石っす先輩。 
だけど、女の子たちも仕事なのであっさりと引くところは引く。 
他の客のテーブルにも回らなければならないから。 


3番目ぐらいに挨拶をしてきた女のルックスをおれは一目で気に入った。 
色白黒髪で、目がパッチリの大きい、若干丸顔気味のおれ好みの顔立ちをした、キレイ系とカワイイ系が混じり合ったみたいな女。 
顔がとにかく好みだった。 
好みっていうか、なんか親近感の湧く顔をその女はしていた。 


「あ、おれの姉にめっちゃ似てる!」
と女がおっぱいを押し付けてきた後、おれは適当な言葉を女に伝える。 
「ほんま?弟にここで会えるとは思ってなかったわ~」と女も適当な返しをする。 


ちなみにおれに姉はいない。
何となく印象づけるために適当な言葉をかけただけに過ぎない。 


そして、おれの所におっぱい挨拶をしてきた5番目ぐらいの女の時。


いつも普通にやり過ごすだけじゃなー、と思った。
なので、 
「ちょっとおっぱいでも触ってみよっかなー」 
という気まぐれが起こった。 
別にその5番目の女が特別カワイイとか乳がデカいとかいう訳ではなかった。 
ほんまに何となくだった。 
条件反射のように本能的に、それでいながら至って冷静に、おれの左手はこちらに近づいてくる女の右乳に真っ直ぐに音もなくするりと伸びていった。 


スッ……… 


「ハンターハンター」で言うところのキルアが本気で暗殺する時ぐらいの素早さで女の乳におれの手は確実に到達するはずだった。 
知らん人は訳わかりませんよね。 
そして、 
「あ、触っちゃった、ゴメンゴメン」 
みたいな、ちょっとハプニング起きちゃいました的な感じになることを漠然と予想していた。 
基本的には追加料金を払わずに女のおっぱいに手で触るのは禁じられているのだ。 
なのについうっかり、ゴメンゴメン、みたいなノリで。 


しかし。 


おれの左手が女の薄布に覆われた右乳まで、いよいよあと20センチぐらいの距離までに接近したぐらいの刹那。 
あとほんの0.2秒ぐらいの時間がたてば、プルンと柔らかい女のおっぱいにおれの指先が軽く触れているはずだった。


そこで。


全く予想だにしない出来事が起こった。 



ガッッ!!! 



えっ? 


目にも止まらぬ速さだった。 
目にも止まらぬ速さで、おれの手首は女の右手にあっさりとつかみ取られ、乳から遠ざけて女の腰の後ろへと受け流されたのだ。
絶対に逃れようのない速さだった。 
一瞬何が起こったの分からないほどの、火花が散るような早業におれは慄然とした。 
女はおれのキルアばりの殺人的な手の接近を完全に見切っていたのだ。 



………………。 



ここに幻影旅団並みの戦闘力を持った女がおるぞ! 
と言わんばかりの電撃的な受け流し方だった。


掟を破った者に対する容赦のない裁きを与えるかのような冷徹な毅然とした動き。 
これがアポロビルの女の修練をつんだ動きか。 
すごすぎるぜ。
畏敬の念を抱かずにはいられなかった。


自分で書いててこのアホすぎる場面は全然伝わらんと思う。
とにかく、近づいてくる女の乳に面白半分で手で触れようとすると、幻影旅団の上位メンバー級の恐ろしい速さの手の捌きを体感できる。 
これがアポロクオリティか…相手にとって不足はないぜ、っていうかどう考えても楽しみ方を間違えてるやろお前、みたいな。 


そんなこんなで一通り女たちのおっぱい挨拶が終わる。 
ここで瞬希さんとがのたさんに、フロアをエッチなコスチュームで歩き回る女たちの第一印象を聞いてみる。 


「普通に可愛い子が多いっすね」とがのたさんは言う。 
「そうでしょ?」とおれは言う。 
「ただ、」と瞬希さんが言う。「やっぱりどうしても『嘘感』があるよね」 
「ああ、分かります」とがのたさんは言う。 


嘘感。


多くを語らなくても、彼らの言わんとしている事をおれは理解できたつもりだった。 
海千山千の素人の女との駆け引きをこなしてきた二人なだけあって、やはり結構シビアな目線で女を見ていた。


彼らにとって女とは基本的に、自らの持てる力全てをぶつけた上で勝ったか負けたか、手に入れるか入れないか、ある意味「勝負する対象」なのだ。 
お金を払って定められた範囲内での確実なサービスを提供してくる安寧な存在として女がそこにいることに違和感を感じるのには多少頷ける。 
おれの中にもそういう気持ちって、あることはある。


例えるのなら、アフリカ大陸の朝の荒野を走る野生のバッファローが天王寺動物園の「ふれあい広場」に迷い込んだみたいな状況なんだと思った。 
だからこそ、何か面白いことが起こる可能性があるとおれは思っていた。 
バッファローが檻を突き破ってかつてない面白い出来事を3人が揃えば起こすことができる。 
そんな気がしていた。 


結果から言うと、この夜は全くそんな決定的な出来事は起きなかった。 
普通に一通りの内容を見て帰っただけだった。 
現実ってそんなもんだぜ。  


やがて、ゲームの時間が訪れる。 
女の子とイチャイチャする余興が所々で挟まれるのだ。 
見てるだけでもいいが、本格的に参加するには追加料金の1000円とか2000円を支払わなければならない。 
その時に始まったのは、割と定番の、フルーツを女の子に口移しせてもらうというものだった。 
但し、それに参加するには女の子を選んだ上で1000円を払わなければならない。 


瞬希さんとがのたさんはゲームに参加する素振りを見せなかった。 
なので、ここはおれが切り込んでみるかと思った。 
たまたま寄ってきた適当な女に1000円を手渡す。 
さあ、その芳醇な果肉をやらしく口移ししてもらおうやないか。 


女は椅子に座るおれの膝の上に乗っかる。 
そして、手に持っていた小さな皿の上の缶詰のミカンかなんかを手に取り、唇に咥える。 
女はおれの首に腕を回し、それをおれの唇まで持ってくる。 
女の口からおれの口へと生ぬるいフルーツが女の唾液とともに移動される。 
おれは生ぬるいフルーツを飲み込む。 
そのままの流れで女とネットリとしたキスを交わして密着状態でイチャイチャする。 
まあまあドキドキした。
けど、終わってみると「これで1000円かよ」みたいな気分になった。 
瞬希さんとがのたさんはその行為には終始興味なさそうにしていて、店全体を眺めていた。 


ゲームの時間が終了すると、再びフリータイムみたいになる。 
気に入った女を誘って奥のソファでイチャイチャしたり、ステージに上って疑似セックスっぽい遊びをしたりと思い思いに男たちは楽しんでいた。 


そのフリータイムの間、おれはある事に感銘を受けていた。 
それは店のMCの男が放つ言葉の数々だった。 
MCはマイクを使って客の男たちを煽るようなエロいコメントを次から次へと口にしていく。 
その言葉のチョイスや口調、声色、セリフを発するタイミングがなんとも格調高く感じられた。 
前回行った2階の店も同じようなスタイルでMCの男がハイテンションでペラペラと喋っていたが、あっちはその下品さが鼻についた記憶があった。 


アポロビルに魅せられし者たち③ 2F「ピュアダイヤ」の隔離と下衆感 



しかし、この階のMCは違った。 
なんか、センスがあるのだ。 
まるでボードレールの「悪の華」をカッコよく朗読しているかのようにセンスのある喋り方をそのMCはしていた。 


そんな枝葉末節の諸々の出来事を含めて、それが具体的にどんなものなのか気になった方がいれば是非、実際に現場まで行って体感してみて欲しいと思う。 
何度も言うが、こういうのは現場に行かないと本当に分からない。 


フリータイムの間、再び女たちがおれたちの席にやってきては一絡みしていく。 
その中におれが一番気に入っていた「姉」と呼んだ女もいた。 
姉は、さっきのフルーツ口移しゲームにおれが参加しているのを見ていたようだった。


「弟のキスシーンを見るのは複雑な気持ちやったわ」と女は言う。 
「お姉さんにしておけばよかったわマジで」とおれは言う。 
「弟とするのは抵抗があるな~」 


こういう下らないやり取りを交わして、自分のお気に入りの女の子を決定するという作業を客はしていかないといけないのだと思った。 
とりあえず、今夜はその「姉」を一番のお気に入りと見なすことにした。 
でも、また1000円とか2000円追加で払っていくのって何となく踏ん切りがつかない所があった。 
どっかで勿体ないと思う部分が常に付きまとった。 


そのあとも女と絡んだり、ショーステージの様子を眺めたりしていくうちに時間すぎる。 
3人とも追加料金を払う素振りを見せずにいると、自然に女の子たちはおれたちの席から遠のきつつあるように見えた。 
まあそういうもんかな。 


そして、再びゲームタイムが訪れる。 
MCの説明を聞く所によると、今度は追加料金を支払わずに、 
「女にジャンケンで勝てばその女とイチャイチャする権利が得られる」 
というボーナスタイム的な余興らしい。 
最初っからそれをやって来んかい。 


当然、「姉」がおれたちの席までジャンケンしに来るのを願った。 


来い来い来い。 


来た。 


姉だ。 
姉ちゃうけど。 


おれは姉を見る。 
姉もおれを見る。 


「ジャンケン、しようよ」とおれは言う。 
「いいよ。弟よ」と女は言う。 



よっしゃ。 


ジャンケンするぞー。 


勝つぞー。 


よーし。 



ジェンケン、ポン。 



………………。 







負けた。 



おい、負けたぞ! 



だから、おれは言った。 


「もう一回」 
「え?」 


「もう一回、ジャンケン、しようよ」 


ダッセ! 


「わかったよ。弟よ」と女は言う。 


よっしゃー。 


もっかいジャンケンや。 


今度は勝つぞー。 


よーし。 


ジャンケン、ポン。 




………………。 



勝った。 


勝ったぞ!!! 



パズドラで言うところの「イルシックスを初めてノーコンで倒した時」みたいな気分だった。 
ごめんおれ一応30歳なんですけどね。 



ということでその日一番のお気に入りの女とイチャイチャする権利を無事におれは手に入れた。 


さあ、イチャイチャしようじゃないか、姉よ。 


女はおれの膝に乗っかる。 
そして、おれの顔を蠱惑的な眼差しで見つめる。
茶色い瞳の奥にある黒い所でおれは女の顔を見た。 
ゆっくり静かに女の綺麗な顔が近づいてくる。


その時の女の顔つきが、ああ、人間ってこんなにエロい表情をすることができるんだ、というぐらいエッチな顔をしていた。
もう、すごくエロかった。 
見つめられただけで体中が火照りそうなほどだった。
半端なくドスケベな表情だった。 


そして、その表情のまま女はおれにキスをする。 
やわらかくて肉感のある、素晴らしい正真正銘100パーセントの唇の触感だった。 
そのままの流れで女は密着状態でおれの首筋や耳元に舌を這わせる。 
その舌の這わせ方もこの上なくエロかった。 


まるで自分と女だけが完全に他から切り離された別の世界へと吹っ飛んでしまったかのような濃密なひと時だった。 
そういう感覚に陥らせてくれるイチャイチャの技術を女は備えていた。 


それがその夜一番のハイライトだった。 


互いに礼を言って、女は立ち去る。 
その時点で終電の時間が迫ってきていた。


帰ることに。 


女の子たちに見送られながら、エレベーターに乗り、店をあとにする。 


ビルの外に出て、駅へと向かう。


2人はいい経験になったと話した。 
おれも同じ感想だった。 
しかし、このアポロビルでの本当に正しい遊び方みたいなものは到底できていないという反省はやはり残った。


その日はこれで解散となった。 




もっと勉強する必要があると思った。 
もっと探求する価値のあるスポット、それがアポロビル。 
まだまだ奥が深いね。 




そして、数か月後。 
おれはこのビルの正しい遊び方をする先輩に連れられて再びこのビルに赴くことになる。 




アポロビルに魅せられし者たち⑤ B1F「iスプラッシュ」の課金と筋肉 




へと続く。 





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アポロビルに魅せられし者たち③ 2F「ピュアダイヤ」の隔離と下衆感

こんにちは、ポロリです。


今日書くのはお待ちかねの?アポロビル潜入記録パート3です。




過去2回のアポロビルの訪問で感じたこと。
「射精が保証されていないエロ」には何とも言えないジェントルマンスタイルが纏わりつく。
素晴らしい事だと思う。
ただ欲望をこすりつける為のエロだけではなく、エンターテイメント性があってエンジョイできるエロにもおれは価値を見出すからだ。



しかし、今回潜入した店舗においては、残念ながらその印象が覆されることとなる。


悪い事だとは思わない。
エロの形の好みは人それぞれだから。


あくまでも個人の偏った感想に過ぎない。
今回の店が最高だと思われる方も沢山いらっしゃると思う。
そうじゃなかったらとっくに潰れているから。





2015年5月。 



前2回行った時と同じ友達と、電車に乗って桜川駅へ。
3度目の道順はもう慣れたものだった。


一旦、駅近くの松屋で軽く腹ごしらえをする。
そして、目的地である紳士的なエロビルへと向かう。


果たして、今夜はどんなエキサイティングな出来事が待っているのだろうか。


2分ほど歩く。


着いた。



今回は事前に軽くネットで情報収集をしていた。
入る店舗をあらかじめ決めていた。


アポロビルの感想を書き綴った、とあるブログ記事に、「ピュアダイヤにはカワイイ子が結構いる」と書いてあったのだ。


看板によると、「ピュアダイヤ」はビルの2階に入っている店舗だ。


カワイイ子がたくさんいる空間が嫌いなヤツなんていないぜ。
だから、素直にその情報を裏付けなしに信じて行くことにした。



ピュアダイヤ。


純粋なダイヤモンド。


ダイヤモンド、と言えば、宇多田ヒカルのあの曲が脳裡に浮かぶ。


「Flavor Of Life」。


横道ばかりでいつもすいませんね。


 

最後の方で、彼女は歌う。


「ダイヤモンドよりも柔らかくて温かな未来」


だってさ。


なんてロマンチックなんだろう。
ピュアな心だからこんな比喩が生まれるんだろうな。
おれには無理だな。 


ピュアじゃない心でエレベーターに乗り、2階へ。
扉が開く。
例によって妖しげな照明の空間が広がる。
現れた黒服の男に入場料を支払う。
1万円。
アルコール3杯まで無料チケット付き。
今回はディスカウントしてくれる雰囲気ではなかった。 


金を支払い、店内へと進む。



臨場感を出すために、地図を書いてみた。
影で暗くてすいません。

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完全に記憶のみを頼りにして書いているので、実際とは異なる場合があります。


3軒目にして、大体の店舗の作りは似通っていることが分かってくる。
どの店舗も、ステージを囲むようにして椅子が並び、周辺にテーブル席が配置されていて、気に入った女がいれば追加料金を払って「奥」ゾーンへと消えれるようになっている。


この店は向かって左側に大きな柱があって、座った席の関係でその向こう側に何があるのかが分からなかった。

 
黒服の店員に通されたのが、地図下方に示した入口に割と近い小さなテーブルを挟んだ壁際の席だった。


驚いたのが、おれたちの座席配置の隔離されっぷりだった。
既に店内にいた仕事帰りのサラリーマン風の客達は、全員ステージ沿いの椅子、もしくはその近辺のテーブル席に座っていた。
しかし、仕事帰りのシティーボーイ風エロメン達カッコ笑いであるおれたち二人だけが、そこから離れた壁際の席にポツンと座らされたのだ。
周りのテーブルは全部空席だった。


なんか、すっげー気まずいやん。
どういうこっちゃ。


シティーボーイにしてシャイボーイなおれたちは、その事に対して文句も言えなかった。
ステージ上のエロいパフォーマンスを遠くから眺めることとなった。
30分ほどすると、客が増えて周辺の座席も埋まっていったが、最初のあの隔離っぷりはちょっと衝撃だった。


まあいい。


気になる女の子たちのクオリティはどないやねん。
そのピュアなダイヤモンドっぷりを見せてもらおうやないか。


例によって、乳首と股をわずかに隠しただけのセクシーなコスチュームの女たちによる、おっぱいを押し付けてくる挨拶を一通り受ける。


その時に抱いた感想。


この前行った6階の方がカワイイ子、多いよな。
明らかに。

アポロビルに魅せられし者たち② 6F 「プードルピンク」の女の乳首と笑顔


友達も全く同じ感想だった。


最初の隔離みたいな席の通され方と関係あるのか分からないけど、女の子たちの態度もどこか接客に身が入っていない感じだった。
「え、おれたち来ちゃいけなかった?」みたいな気分にさせられた。
あと、タトゥーをテープで覆って隠している女がやたらと多かった。
なんかその隠しているっていうのがアカンと思った。
堂々と見せたらいいのに。
その方がトークのネタにもなるやろうに。


そして、鼻についたのが、MCの男のマイクパフォーマンスだった。
とにかく喋る言葉が下品極まりなかった。
常に語尾に「セックス」とか「マンコ」 とか「フェラチオ」とか「騎乗位」といった言葉を付け足す喋り方をするのだ。
ちょっと気に入らなかった。
センスなかった。


もちろん、そういうのが好きでテンション上がる人ももちろん多くいるだろう。
しかし、おれはもっと爽やかで上品なエロをコンセプトとした店のほうが落ち着く。


そんな印象を抱いた。


すると、サービスタイムみたいな時間が到来した。


サンバの衣装みたいな羽根感のあるショールだけを身につけた女の子たちが、自分の股の匂いを客たちに嗅がせながら徘徊するという訳の分からない時間が数分間訪れる。


ほんまに、どう楽しめばいいのか分からなかった。
女の子にとっても罰ゲーム感満載で、見ていて可哀そうだった。 
若干引き攣った笑みを浮かべながらやり過ごした。


終了する。


再び、アイドリングタイムとなる。


女の子の1人がこの店舗の特徴について説明しに来た。
どうやら、この店舗は先ほどのような余興のバリエーションが豊富であるらしい。
ゲーム感覚でエロく楽しめる要素が盛りだくさんなのだという。
その余興の一覧が書いてあるボードを見せてもらった。
記憶に残るほどグッとくるものは皆無だった。 


女の子が離れる。


酒を飲みながら友達と、フロアの中でどの女の子が一番カワイイかを適当に話して過ごす。
すると、再び余興の時間が訪れた。


フルーツタイムだという。
女の子に1000円払ってフルーツを口移ししてもらい、そのままキスしておっぱい揉んでイチャイチャできるという余興である。


女の子たちが小さなガラスの器に入ったフルーツを差し出しながら、「やりませんか~?」と笑顔で勧めてくる。 
そのガラスの器に入っていた、多分缶詰のミカンがこれまたみすぼらしくて不潔な感じがした。
こんなショボいフルーツを口移しなんかされたくないわ、と思い、おれたち二人は女の子たちの誘いを全て断った。 


この時点で、友達との間で
「あ、残念ながら今日は楽しめないかも…」
という空気がはっきりと漂っていた。 


そもそも、女の子たちが全体的にそれほど可愛くないのだ。
繰り返すが、6階の女の子たちの方がよっぽど可愛くて気の利いた子が多かったように思う。 
さらに、ここの女の子たちの間には、なんとも言えないやっつけ仕事感のようなものすら感じられた。
無理やり笑ってるやん、みたいな。 
あくまでも個人の感想に過ぎないけど。 
あと、その日の女の子の出勤状況によっても変わるんやろうけど。


一人だけ、アイドル級に超絶カワイくて小柄で愛想のいい、モテ要素満点の女がいた。
多分、名前「リオちゃん」だったと思う。
彼女は他の女たちを差し置いて「奥」ゾーンへ次々に男達を連れて行っていた。


追加料金を払って行われる「奥」 での行為には以前から興味津々であった。
しかし、この店でそれをする気にはならなかった。
壁際の一番後ろの席に座らされたせいで、リオちゃんの「奥」に連れて行く無双っぷりの一部始終を観察することができた。
ほんまに何回連れて行くんやというぐらい「奥」へと行っていた。
ハワイに別荘が3軒ぐらい建つんとちゃうかというぐらいの勢いでの荒稼ぎであった。
すっげー。 


なんか、結局そのままこれといって決定的な出来事もないまま1時間ほどで帰ることに。
終始、どうしようもなく充満している「下衆感」に耐え切れなかったのだ。


席を立ち上がり、たまたま通りがかったリオちゃんに
「別荘が建ったらまた教えてくれよな」
と言い捨て、退店することに。


「えーっ、もう帰るんすか!?」
と若い黒服の店員に驚かれた。


黒服に見送りをされる。
エレベータが来るまでの間、その黒服と風俗話で盛り上がる。
飛田新地とかのちょんの間は確実にセックスができるけど、女の子とマッタリすごしたいから、ホテヘルとかを黒服は好む、とかそういうありきたりな話。
はっきし言って、その黒服と話している時間が一番楽しかった。



「ピュアダイヤ」。



おれたちはその日、純粋なダイヤモンドを探し出すことはできなかった。
そして、余程のことがない限り、再訪はないと思った。 


もちろん、女の子の出勤具合やイベントなんかによって全然違ってくると思う。
素晴らしい部分をご存じな方はぜひお知らせください。





このシリーズの序章と目次はコチラ






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過去編も並行してご覧ください。 
過去編 序章と目次 


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プロフィール
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【職業】 サラリーマン

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他にも音楽や文学やファッション、アートなどの話も書いてるので良かったらご覧になって下さい。
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