薔薇の言葉

フランス語・フランス語教育/フランス語圏の諸相と女性事情/メディアと現代女性など

2010年06月

*:*:* 2010年度7月の談話会の御案内 *:*:*

「幕末の日本開国前後における西洋語・文化の受容とその影響」
パネリスト:
市川慎一氏「日本人のフランス語との最初の出会い
−長崎通詞本木正栄らの忘れられた偉業−」
大橋敦夫氏「洋学資料が語る日本語の歴史」
岡田和子氏「江戸時代の日本人はどのような和蘭語を学んだか」
司会:塩田明子

日時:7月17日(土)15:00−18:00
場所:慶應義塾大学三田キャンパス大学院校舎(マップ【8】)4階 342教室
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html

日本フランス語学会員でない方の参加も自由です。
たくさんの皆さまのお越しをお待ちしております。

*学会ホームページ
http://www.sjlf.org/




2330-51


すでにフランスや海外諸国はヴァカンスモードに入っていることだろう。が、日本の大学の六月は、祝日もなく、梅雨の蒸し暑い鬱陶しさの中を連日の授業をこなさなくてはならない。七月下旬までは、期末試験と採点、成績提出と多忙な日が続く。

このところ、中間試験、仏検、DELF/DALFが続き、その合間にも様々な会議やら校正や雑用が入り、先週は、土、日も休めず、怒濤のような日々であった。八月初旬にも補講が入っていて、暫く、気分の休まる暇がない日々が続きそうである。

ワールドカップの気分転換も、ここ数日、できないまま。
日本代表、松井、本田、トゥーリオ、元気だろうか。無事に戦ってくれることを祈りたい。

パワポで講義資料を作成することにようやく慣れてきたと思ったら、そろそろ前期の授業も終わりに近づいてきた。
講義パワーポイントは、講義用のものと学生に配布用のものと二種類作成しなくてはならない。
当初は講義用のパワポのみをUSBに入れ、視聴覚講義室でスクリーンにアップするという方式をとっていたが、この形式では、携帯写真でこれを撮影するという驚くべき手段を活用する学生たちが出現、そのうちに、内容を書ききれないから資料を配布してほしいという要望が出てきた。仕方なく、これをプリントアウトして配布したところ、講義室をスタバのようなお喋りの場と心得る学生が出てきたために、即座にこの方式を却下。
考えた末に、重要語彙部分を(  )にいれるという方式の学生用の資料パワポを作成するアイディアに到達。これで150名の学生たちは満足し授業に集中してくれるようにはなったが、二種類のパワポを作成するのに、毎週、土、日、月の少なくとも2日から3日間は、このための準備に費やされるということになってしまった。そのうえ、自宅から学生用のポータル連絡で資料を送り、彼女たちがこれをダウンロードして各自がプリントアウトして授業に持参するという単純な流れ作業が、大学のPC仕様がウインドウズ使用者用になっているため、マック使用の当方とは齟齬が生じるらしく、学生たちに資料を送ることができない。仕方なく、事前に助手さんに頼んで、印刷してもらうというやり方でここまできている。
何と非効率なことかとも思うが、致し方ない。他の先生方はどのようにされているのだろう。
いずれにせよ、パワポ作成は自分の勉強にもなるので、一生を学生で過ごせたら何て幸せだろうと思っている者にとっては、「これでよし!」とするしかない。少なくも、そう心得るようつとめている。

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授業の帰り、車のなかで、明日三時半からの日本戦を見るには
夕ご飯直後に早々と寝て三時半に起きられるよう備えるべしという意見と
いや、それを実践して起きられなかったらお終いだから、ここはもう寝ないで
朝まで起きているべしというラジオ論議を聞きながら帰宅し、とりあえず、疲れて
いることだし、ワインでも飲んで少し寝て、レム睡眠に合わせて数時間後に
起きるのが理想だろうと、ワインをグラスに三、四杯飲んでみたけれど
授業用のパワポ・ファイル送信がうまくいかなかった問題で、学校の事務方が
心配してくれるメールが届いていてその返事を書いたりしていたら、結局、
こんな時間になってしまいました。

実はメールを書いていただけではなくて、今日はうれしいことがあって
急に音楽が聴きたくなり、Uチューブの管楽器の音楽や黒人女性歌手の
お腹に響く声を暫し聴いたりしていたからでもあるのだけれど。

うれしかったニュースその一は、一年生の女子学生で仏検四級を受験した
子が合格ラインに達したらしいこと。フランス語を習い始めてからまだ
三ヶ月に満たないというのに、「あなたならできる、四級を受けてみたら」
と誘ってしまっていたので、試験直前になって「過去問をやってみたら50点
しかとれなかった」と泣きべそをかいて訴えに来ていたので、確かに授業では
過去形も未来形もやっていないのに、やはり無謀だったかと責任を感じていた
ところ、試験結果は「自己採点したら75点でした」という満面の笑みを湛えて
報告にきたこと。四級なら七割をとれば大丈夫。よかったあー!
彼女より私の方がずっとうれしさ度は上だったかもしれない。

その第二は私の会話の授業を取っている二年生の男子学生が、TV5が募集して
いたフランス映画に関する学生リポーター選抜試験に合格し、来週から二週間、
フランスに行くというビッグニュース。エールフランスの航空券と二週間の
三つ星ホテル滞在費が出るとのこと。合格者は全国でたった二人だけというから、
これも大快挙といえるだろう。

日本は残念ながら、前回はオランダに負けてしまってけれど
強豪国オランダに対し、一対ゼロというスコアーは悪くはなかった。
フランスチームで鍛えた松井ファンとしては、しかしながら、彼を途中で
交代させたからだと思っている。
あんなに素敵なアシストをするjoueurはいないのだから。

韓国では50万人が町に集い応援しているそうだけれど、韓国人の先生によると
興奮して川に飛び込んで亡くなった男子学生がいたという。韓国の川というのは
道頓堀とは違い、深く、夏でも冷たいのだとか。韓国も命をかけている。
アメリカ人の先生は、ロストタイムに一点入れて大満足。
でもこの先生は、本当は自国ではなく、ラテン諸国を応援しているらしい。
フランス人の先生は、フランスは監督と選手の間のコミュニケーションがうまく
いかなかったせいで負けてしまったけれど、他の国の皆さんにチャンスをあげた
のですと言ってらした。

というわけで少しほろ酔い加減でなんだか長々書いてしまいました。

日本、がんばれ-!

roses





日本が第一戦で勝つなんて
ついうれしくなってしまい、翌日の授業で出席をとるとき、
名簿に松井という名前の学生を見つけ、その名前に因み
「松井の素晴らしいアシストがなかったら、絶対、点は入っていなかった。
しかも松井はフランスチームで技を鍛えた選手。ゆえにフランス語を学ぶ
意義、大いにあり!」というような意味不明なことを口走ってしまいました。

学生さんたちに聴いてみると、結構、興味をもっているようで
実況で見るという子たちが多かった。バブリーの頃だったか、
「そんなのダイジェスト版で後で見ればいいじゃん!時間の無駄だよ」
と言っていた学生がいた時代とは少し違うようだ。
ワールドカップで克つことが、鬱屈した時代を切り開きたいという
願望の一種の象徴のようなものとなっているのかもしれない。

木曜日はフランスがどこかと対戦する日だった。
教員室でサッカーに詳しいアメリカや韓国の先生たちから、
「今日は午前三時半からフランスが戦うよ。フランス語の先生だったら
見るでしょ、見るでしょ、見るでしょう〜!!」と大いにからかわれ、
睡眠不足で見るしかないかと、家に帰って番組表を調べたところ、
わが家のテレビが放映可能な局ではひとつもフランス戦を取り上げていない。
睡眠不足からは解放されたものの、逆に「何でフランス戦を放映しないの、
アメリカはやってんのに!」と怒り心頭に。
日仏外交がうまくいっていないのだろうか。

結局、フランスは二戦とも負けてしまい、もうほとんど希望はないとのこと、
フランス人の友人達から「だから日本がんばって!」と、彼女たちも
日本を応援してくれるらしい。

いずれにしても、
日本、がんばれー!!
がんばってくださーい!!

魅惑する「不在の女」なぜ人はその像に惹きつけられるのか?

一橋大学・国際交流セミナー 刊行記念 国際シンポジウム
『モダンガールと植民地的近代――東アジアにおける資本・帝国・ジェンダー』

今、モダンガールを中国・日本・沖縄・朝鮮・台湾の植民地的近代において問う!
刊行を記念して、著者全員参加によるスライド・ショー(第1部)、ならびにコメンテーター3名を招いての合評会(第2部)からなる国際シンポジウムを開きますので、議論にご参加ください。
 
日時 2010年7月17日(土) 11:00〜17:00 (開場10:30)
会場 一橋大学 東キャンパス第3研究館3階・研究会議室(JR中央線国立駅南口より徒歩7分)
参加 シンポジウムは参加無料。
問合せ先
電子メール moderngirl*freeml.com (*を@に置き換えてください)
一橋大学・大学院社会学研究科 伊藤るり・坂元ひろ子研究室

協賛 一橋大学大学院社会学研究科附属ジェンダー社会科学研究センター
ライス大学チャオ・アジア研究センター
後援 お茶の水女子大学ジェンダー研究センター

1 11:00 12:30 2 14:00 17:00
第1部(11:00〜12:30)
スライド・ショー
<東アジアにおけるモダンガールと植民地的近代>
司会 伊藤るり
*バーバラ佐藤「モダンガール問題とは何か?」
*スライド・ショー「東アジアにおけるモダン ガールと植民地的近代」
足立眞理子、タニ・バーロウ、 ヴェラ・マッキー、坂元ひろ子、
牟田和恵、小檜山ルイ、バーバラ佐藤、 伊藤るり、洪郁如、金恩実

第2部(14:00〜17:00)
合評セッション
司会 坂元ひろ子
*タニ・バーロウ「植民地的近代と東アジア」 (逐語通訳付)
*合評セッション
コメンテーター
千田有紀(武蔵大学)
宋連玉(青山学院大学)
吉見俊哉(東京大学)

会場 一橋大学 東キャンパス第3研究館3階・研究会議室

【参加について】 シンポジウムは参加無料。予約は不要ですが、 下記サイトで、お手続きいただいた方を優先的にご案内いた します。申し込み期限は7月15日(木)24時まで。
http://an.to/moderngirl

日仏女性研究学会2010

第6回会員研究発表会

日 時 : 2010年7月10日(土)17:30 〜 20:30

会 場 : 東京恵比寿・日仏会館 501号室

会 費 : 会員・非会員ともに500円


1. サラ・ベルナールと同時代の女性たち
Sarah Bernhardt vue par les femmes contemporaines

白田由樹(大阪市立大学)

コメンテーター 松田祐子(大阪樟蔭女子大学)


2. 「性」や「種」の境界を越える可能性をめぐって ― コレットなどを中心に ―
A propos de la possibilité de dépasser les frontieres de sexe et de genre
- Autour des romans de Colette −
吉川佳英子(京都造形芸術大学)

コメンテーター 小野ゆり子(中央大学)

日本言語政策学会 第12回大会
「多文化・多言語社会の到来?多言語教育の回避?」?国家戦略としての言語政策を考える(2)

日 時  2010 年6 月19 日(土)13:00〜17:30
6 月20 日(日)10:00〜17:00
会 場  関西大学千里山キャンパス(大阪府吹田市)
参加費 会員無料 非会員 3,000 円(非会員の大学院生 1,500 円)予稿集代 500 円

6 月19 日(土)12:00〜 受付開始 尚文館1 階 マルチメディア大教室

(総合司会 日本言語政策学会副会長 杉谷眞佐子)
13:00〜13:15 開会の辞:田中慎也(日本言語政策学会会長)
         会場校挨拶:市原靖久 (関西大学副学長)
13:15〜14:15 基調講演 Henny Rönneper ヘニー・レネパー(ドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州(NRW)文部省 外国語教育担当官)    
「CEFR における新しい能力概念?ヨーロッパ及び世界での言語行動力育成を目指して?ドイツ、 NRW の外国語教育政策」
 司会 河原俊昭(京都光華女子大学)
 通訳 桂木 忍(関西学院千里国際学園高等部)
14:30〜17:30 シンポジウム(1)
 「『複言語主義教育』とその政策?日本における展望」
 パネリスト 森住 衛(英語、桜美林大学、大学英語教育学会前会長)
        山崎吉朗(フランス語、財団法人 日本私学教育研究所)
        山崎直樹(中国語、関西大学)
       文部科学省関係者(予定)
 レスポンデント 任喜久子(イム・ヒグジャ)
         (韓国朝鮮語、英語、大阪府立阪南高等学校)
         Henny Rönneper(ヘニー・レネパー)
         通訳:テーヤ・オストハイダ(関西学院大学)
 司会・コメント 橋内 武(英語、桃山学院大学)
         杉谷眞佐子(ドイツ語、関西大学)
18:00〜19:30 懇親会 
        レストラン「チルコロ」(新関西大学会館南棟4 階)
        会費 3,500 円

6 月20 日(日) 9:00〜 受付開始
  岩崎記念館2 〜 4 階
10:00〜12:00 一般発表
 CALL 教室1       司会 杉野俊子(防衛大学校)
 言語政策課題としての情報保障?援助論からみた「LL 本」運動?かどやひでのり(津山高専)
 日本の観光政策における言語の位置付けについて 山川和彦(麗澤大学)
 人名の表記をめぐって 渡邉則子(ニューヨーク市立バルーク大学)
 「英語力の国際比較」言説の計量社会学的検討  寺沢拓敬(東京大学大学院生)

 CALL 教室2  司会 矢頭典枝(神田外語大学)
 言語政策における「領域性の原理」の優位性について:ベルギーのフランデレンを事例に 
石部尚登(東京外国語大学グローバルCOE 研究員)
 政権交代に伴う公立学校における少数言語教育の混乱:
 スペイン・ガリシア自治州における聞き取り調査から  柿原武史(大分大学)
 チェンマイにおける仏英独日中の対外言語普及について 山口雅代(大阪府立大学・非常勤)

 多目的ホール1  司会 松田陽子(兵庫県立大学)
 外国人市民への情報提供システムの構築: 大阪府八尾市の例から 河原俊昭(京都光華女子大学)
 「日本語」のもう一つの自画像?「地域日本語活動」の実態とその課題? 許之威(京都大学大学院)
減災のための「やさしい日本語」の特徴と「やさしい日本語」作成支援システム開発 水野義道(京都工芸繊維大学)、御園生保子(東京農工大学)、前田理佳子(大東文化大学)、鹿嶋 彰(弘前大学)、伊藤彰則(東北大学)、米田正人(前国立国語研究所)、佐藤和之(弘前大学)
  
多目的ホール2
パネル発表
「子どものことばの力を考慮に入れた言語教育政策提言のための基礎研究?日本語母語児童と非母語話者児童の日本語力・母語力の評価テスト?〈中間報告〉」
  真嶋潤子(大阪大学)、友沢昭江(桃山学院大学)、大阪府小学校教諭、朴錦花(大阪大学大学院生)
 ポスター発表 (岩崎記念館 1 階ホール)
 漢字圈出身者向けの言語サービスとしての新たな「やさしい日本語」?漢字で表記される語彙に注目した試案  ウー・ワイシェン(大阪大学大学院生)
 尚文館1 階 マルチメディア大教室
13:00〜13:30 総会
13:30〜14:30 基調講演 山田 泉(法政大学) 
 「外国人の定住と言語教育?年少者教育を中心に」
司会:真嶋潤子(大阪大学)
14:30〜17:00 シンポジウム(2)
 「外国人の定住と年少者の言語教育政策」
 パネリスト 小島祥美(愛知淑徳大学)
       ヴィヴィアン・ブッシンゲル・カバリ(神戸大学大学院協力研究員)
       安野勝美(大阪府教育センター教育企画部 人権教育研究室)
 レスポンデント 山田 泉 (法政大学)
 司会・コメント 真嶋潤子 (大阪大学)、友沢昭江(桃山学院大学)

閉会の挨拶  橘 好碩(國學院大學、日本言語政策学会 副会長)

かつて次のようなことが言われていたことを思い出しました。
自分がいかに幸せな状態にいるかがわかり、相手をあるがままに受け容れる事、自分と違う人を理解する事がいかに大切かがわかり、またこのような事実を知るための教育が必要なことが理解されるような気がします。


現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を100人の村に縮小すると

その村には…
57人のアジア人、21人のヨーロッパ人、14人の南北アメリカ人、8人のアフリカ人がいます。

52人が女性で、48人が男性です。

70人が有色人種で、30人が白人。

70人がキリスト教以外の人たちで、30人がキリスト教。

89人が異性愛者で、11人が同性愛者。

6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍。

80人は標準以下の居住環境に住み、70人は文字が読めません。

50人は栄養失調に苦しみ、1人が瀕死の状態にあり、1人は今、生まれようとしています。

1人は(そうたった1人)大学の教育を受け、そして1人だけがコンピューターを所有しています。

「ヤスミナ・カドラ」とはアラビア語の名前で「緑のジャスミン」の意。女性の名前だが、本人はフランス在住、アルジェリアの軍人出身の男性作家。ほぼ毎年新作を出しベストセラーとなっている人気作家である。


WIKIより
1955年アルジェリア生まれ。本名、ムハマド・ムルセフール。アルジェリア軍の将校時代、軍の検閲を逃れるため女性名のペンネームで執筆活動をはじめ、文学、ミステリと幅広いジャンルで次々と話題作を発表した。イスラムの声を伝える作家として、国際的に高い評価を得、作品は25カ国で翻訳されたが、2001年に自伝を発表しフランスに亡命するまでその正体は不明だった。2005年に発表した『テロル』は、イスラエルとパレスチナを舞台に、この地に存在する根深い社会問題と夫婦の哀しい愛の姿を描いた作品。「本年度の最高の一冊」と《フィガロ・マガジン》に絶賛され、フランス書店組合賞を受賞している。

ペンネームについて
当初は本名で執筆をしていたが、軍の検閲に悩んでいた時、妻の提案によってペンネームを使うようになった。そのため、自伝的小説 L'Écrivain で経歴が明かされるまでは、多くの人々に女性作家だと思われていた。

フランス語で執筆する理由
-アラビア語ではなくフランス語で執筆する理由として、以下のような点をあげている。
-アラビア語の詩人になりたかったが上達しなかった
-新たに身につけたフランス語の方が、よりはっきり主張を伝えられると気づいた
-軍の寮学校ではアラビア語の番号で呼ばれたが、フランス語の教師は名前で呼んでくれた
-西洋をはじめ、より多くの人々に読んでもらうため

参考文献
香川由利子 『カブールの燕たち』訳者あとがき
藤本優子  『テロル』訳者あとがき

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著作
『カブールの燕たち』早川書房 2007
タリバン政権下のアフガニスタンで狂気の淵に追い詰められる知識人夫婦を描いている。
タリバンに統治されたアフガニスタンの首都カブールは、まさにこの世の地獄。廃墟と化した町では死刑が横行し、人心は荒廃していた。拘置所の看守アティクの心もまた荒みきっていた。仕事で神経を病み、妻は重い病に冒されている。友人は離縁を薦めるが、命の恩人である妻を棄てることは……。だがやがて、アティクは夫殺しで死刑を宣告された美しい女囚に一目惚れしてしまう。女を救おうと右往左往し、やつれていくアティクを見て、彼の妻は驚くべき提案をするのだった……。壮絶なる夫婦愛を描いた衝撃作。

『テロル』早川書房 2007
イスラエルの都市テルアビブに瀟洒な家をかまえるアラブ系の医師アーミンは、最愛の妻シヘムとともに幸福な生活をおくっていた。だが、あの自爆テロがすべてを変えた。19名の犠牲者。その中にシヘムがいたのだ。呆然とするアーミンに刑事は衝撃的な言葉を吐く。「テロの首謀者はあなたの妻だ」妻は妊婦をよそおって爆弾を腹に抱え、自爆したという。なぜ彼女がそんなことを…。アーミンは真相を探るため、妻のルーツを探り、やがて想像を絶する真実に辿りつく。イスラムの夫婦の見えざる亀裂を描き出す、哀しみに満ちた愛の世界。テロが横行する極限下、イスラム社会の至高の愛と究極の絶望を描いた傑作。

若いサラリーマンの間で「朝活」がブームとのこと。
早朝の通勤電車はガラガラ、会社では誰にも邪魔されず、頭もスッキリで仕事もはかどる。しかし、若手が早朝行動を起こすのは構わないが、中高年にとっては危険らしい。朝型の中高年の方々、お気をつけください。

http://gendai.net/articles/view/kenko/124095 より

朝型にシフトしたAさん、起床は4時30分に。確かに最初の半月は、ガラガラの電車や電話の鳴らないオフィスが新鮮で、仕事もはかどった。「朝活」に励む部下のやる気が違うのも分かった。ところがAさんに異変が起こる。朝型になってからも、就寝時間をなかなか前倒しできない。0時過ぎにはベッドに入るが、4時には必ず目が覚め、二度寝ができない。結局、午前中はずっとだるいまま。半月で3キロもやせた。

時間活用術の著書も多い、作家の野村正樹氏がこう警鐘を鳴らす。
「Aさんのケースは、〈早朝覚醒〉という睡眠障害の一種です。疲れているのに、もう一度眠ろうとしてもウトウトとしかできないなら、うつ病にかかっている恐れがあります。症状が悪化すると、毎晩寝ついてから90分程度で目が覚めてそのまま眠れなくなり、体調も悪化します」

「特に管理職は立場上、残業も避けられないし、若手社員にはない大きなストレスもかかる。部下の〈朝活〉が、職場の活性化やチームマネジメントの向上につながるなら、それはポジティブなこと。上司は若手を〈朝活〉で上手に動かし、自分は“部長出勤”するぐらいでいいのです」



画像は青いバラです。

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