薔薇の言葉

フランス語・フランス語教育/フランス語圏の諸相と女性事情/メディアと現代女性など

2011年02月

空港でまさかの窃盗

17 Fevrier 2011

シャルル・ドゴール空港に勤務する20人が窃盗罪の疑いで事情聴取を受けた。8日付仏各紙(電子版)によると、事情聴取を受けたのは飛行機から荷物を降ろし、受取所まで運ぶ係員たち。かねてから空港には「荷物の中身を盗まれた」という3000件以上の苦情が寄せられていたという。そのため、 16カ月にわたり航空憲兵隊が調査した結果、疑わしい人物20名が浮上。これまでに分かっているだけでも被害総額は30万ユーロにも上り、平均して1つの荷物から100ユーロ相当の貴重品が盗み出されているとのこと。

ご旅行中の方、くれぐれもお気をつけになられますよう。

http://www.newsdigest.fr/newsfr/index.php?option=com_content&task=view&id=4500&Itemid=126

2011年2月28日(月)のイベント

* 岐路に立つグローバリゼーション:日仏両国における仕事と家族
* 地政学的視点から見た世界の変化におけるヨーロッパ

岐路に立つグローバリゼーション: 日仏両国における仕事と家族
[ ワークショップ(要事前参加申込) ]

使用言語:英語 (通訳なし)
日時: 2011年02月28日(月) 9:00 - 17:00
場所: 日仏会館 601会議室

* 2月28日(月)・3月1日(火)
* 要事前申込
* 参加者(予定):
o アントワーヌ・ビュレス(ストラスブール大学)
o ミシェル・フォルテ(ストラスブール大学)
o ジャン=アラン・エロー(ストラスブール大学)
o マルク・アンベール(日仏会館研究センター)
o 今村 肇(東洋大学)
o 若林直樹(京都大学)
o 小島 剛(京都大学)
o ホアン・マタス(ストラスブール大学)
o フランソワーズ・オリヴィエ=ウタール(ストラスブール大学)
o ロラン・プフェファーコルン(ストラスブール大学)
o マリー=クロード・ルブー(ストラスブール大学)
o サンドラ・シャール(ストラスブール大学)
o フランソワーズ・ストフラー=ケルン(ストラスブール大学)
o 富田純一(東洋大学)
o 上原秀一(宇都宮大学)
o 安里和晃(京都大学)
* 共催:ストラスブール大学
* プログラム(準備中)


学歴で分かれる初出産年齢13 日付フランス国立人口研究所(INED)の発表によると、現在フランス人女性が母親になる平均年齢は28歳だそうである。そのうち、高学歴かそうでないかにより、2つの傾向に分かれるという。何の資格も持たない女性が初めて出産する年齢が平均25歳であるのに対し、高学歴の女性の出産年齢は、平均30歳以上。また、前者は生涯で平均2.5人の子供を産み、後者は1.8人とのこと。高学歴女性に比べ、資格を持たない女性の結婚、出産が早い傾向にあり、また、離婚し、新たに子供を産む確率も高いという結果も出ている。

ベビーブームが到来しているフランスですが、女性の学歴により出産や結婚事情にも格差があるようです。

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今日は、バレンタイン・デーとのこと。

チョコのプレゼントを贈られましたか。あるいはプレゼントされたでしょうか。最近の傾向では、上司ではなく、女の子同士でプレゼントしあうのが流行で70%がこれに当たるという。男子会、女子会のように、差別化が大好きな現代日本。この日本独特のお祭りの機会に、次のような心意気のある中学生の存在を知りました。

<中3女子、チョコで途上国支援企画 スーパーなどが協力>

中学生が一人で企画を思いつき、インターネットを駆使して大学生や企業とつながった。バレンタインデーに合わせて大手スーパーでチョコレートを販売するイベントを、東京都の中学3年生の森川絢瑛(あやえ)さん(15)が11日に催す。ただのチョコではない。途上国を支援する「フェアトレード」のチョコだ。

「もともと社会の役に立ちたいっていう気持ちが強い」と森川さん。1カ月前、フェアトレードの制度を広く知ってもらいたいと考えていて、バレンタインに合わせたイベントを思いついたという。

http://www.asahi.com/national/update/0209/TKY201102090168.html

フランスでは恋人同士が、チョコではなく花をプレゼントし合います。
日本でも花屋さんがフラワーバレンタインデーと宣伝し始めたようです。

チュニジアからイタリアへの難民は既に四千人を超えたとのこと。
シチリアの一部の難民センターは超満員とのニュース。
チュニジアの港ではさらに数万人以上が脱出準備中。船賃は一人1000〜1500€。

移民が21世紀の問題になるだろうと云われてきていたが、このニュースはそれを証明しているのか。

かつて南仏にいたとき、ドクターコースにとても優秀なチュニジア人がいた。
彼女は聡明で頭がよくて、いつも一番前の席に座り、とても美しいフランス語で質問や発表をした。教師も彼女には一目を置いていたようだった。
個人的に友達となる機会はなかったけれど、チュニジアと聞くと、必ず彼女のことを思い出す。
彼女は難民になってはいないだろうか。大丈夫だろうか。

数年前にシチリアで万葉集について発表したことがあった。そのとき、対岸に見えるのはチュニジアだよと教えてくれた方がいた。あのとき初めてイタリアとチュニジアは、眼と鼻の先にあるほど近いことを知って、驚いたことを思い出す。運賃がさほどではないのは、距離が近いからなのだ。


http://www.france24.com/fr/20110212-italie-tunisie-immigration-migrants-mediterrannee-roberto-maroni-franco-frattini-frontex

L'Italie confrontée à l'arrivée de migrants tunisiens

Le gouvernement italien a proclamé samedi l'état d'urgence humanitaire face à l'arrivée massive de migrants nord-africains. Ces quatre derniers jours, près de 4 000 immigrants clandestins, essentiellement Tunisiens, auraient débarqué en Italie.

Le gouvernement italien a proclamé samedi l'état d'urgence humanitaire face aux milliers d'immigrants clandestins tunisiens qui arrivent sur les côtes du pays, une procédure permettant d'accélérer l'adoption des mesures pour lutter contre ce phénomène.




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2011年3月04日(金)のイベント
労働市場における男性と女性:フランスの状況とヨーロッパとの比較

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2011年03月04日(金) 18:00
場所: 日仏会館(東京・恵比寿)601会議室
講演者: マルガレット・マルアニ (MAGE - CNRS)

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フランス語における職業名詞女性化の通時的記述
―政治の分野の名詞を中心に―      名古屋大・藤村逸子氏の論文より 

女性化の定義:女性化は脱男性化である。
伝統的に男が独占してきた職業は男性形で表され、女性名詞が存在しないことが多い。
例:ministre, procureur, charpentier,chaffeur de taxi

意味が異なるもの
secrétaire :閣外大臣 書記長 党幹事 / 秘書
社会階級の上下と名詞の性が相関する結果を生んでいる

完全に男女同形名詞(épicène)  :ministre secrétaire 29%
スペルのみ男女異形で発音は同形 :député(e) 9%   Khazdanar(2000)

Présidentは最も女性化が進んでいる。
僅かに残っている男性形:
Président de la République   大統領
Président-directeur-générale  社長
Président de la cour d'appel 裁判長
Président du jurry du fleurissement 花いっぱい審査委員長
Président de l'association     会長
Président du club         クラブ長

2002年防衛大臣Michèle Alliot-Mairie は、Madame le Président(党首殿) という呼称を好むと発言した。Libé はこれを滑稽だと批判。

大学の学長は、一般にMadame le présidentと呼ばれることが多い。(Yaguello 1989)
Présidenteは特殊である(Boel 1976)

1970年代初めのメディア
président(e) au Conseil de Paris パリ市議会議長
vice-président(e) du Sénat 上院議会議長

président(e) au Parlement Européen 欧州議会議長
président(e) du conseil régional 地方議会議長


Edithe Cresson, ancien premier ministre et présidente de l'association pour les écoles de la 2e chance a inauguré cettte école à la Mulheuse.

premier は、男性形を要求する  
premier président première présidente は希れ

la mdecin chef   女性主任医師
procureure   女性検事
ministre enseinte 妊娠中の女性大臣

PDG 2000年頃から女性形が現れ始めている。
Jacqueline Vaudois, ancienne Présidente-directrice-générale de la société
(Le Monde 2000)
XEROXè la PDG du groupe de bureautique américain, Anne Milahy, s'est déclaré, lundi 19 novembre, à"100% confiante" dans la capacité de sa compagne è recenir à "la santé financière"

局長・部長:directeur général / directrice générale 98年以降、圧倒的に女性名詞が優位

Directeur/Directrice 校長は女性形ばかり。directrice de la metenelle, du collège du lycée, de l"école de sages-femmes de Sèvres, de l'Ecole normale supériere de Sèvres, 等々

*ところが2000年にはじめて男性形が。
Nouveau directeur de l'ENA, Marie-Françoise Bechel s'est installé pour la première fois dans son fauteil hier à Strasbourg.


Ministreの女性化
Le Monde  
88年頃に僅かながらみられるものの1997年までは男性形が優勢 
1998年1月、2月に女性化が突出 / 1998年3月6日 政府が女性化を通達 
Le point  
95年にLe Mondeの88年とほぼ同数・99年にLe monde2000年のほぼ三分の一

Conseiller/Conseillère
教育顧問はすべて女性形。
conseiller (ère) à la Cour d'appel (上級裁判所判事)
conseiller (ère) à la Cour de cassassionには、男性名詞が多い。

パリ市議員が最も保守的:conseiller parisien
フランス政府は公的な職名の女性化を終えたが、パリ市はまだということか。
パリ以外の市町村議会議員は、1998年以降、100%の女性化を達成済み。
議長の方が議員より女性化の達成度は高い。


25è RPK - LISTE DES ATELIERS - 25 et 26 mars 2011
Thème 1 : Collaboration entre professeurs  「教師間のコラボレーション」
001 TAJI Kazuko  BELOUAD Chris
Enseigner en tandem franco-japonais : le cas d’un cours de préparation au Futsuken  fr-jp
002 LIN Hsiang-I L’Enseignement-apprentissage collaboratif du français dans une
université taïwanaise : problèmes et perspectives  fr
003 IMANAKA Maiko 授業実践を自分でふりかえる・ピアでふりかえる
Auto-réflexion et co-réflexion sur les pratiques dans la classe  jp
004 YAMAMOTO Daichi  KAWAKATSU Naoko 大学と高校の授業をつなぐひとつの試み jp
005 VANNIEUWENHUYSE Bruno MIKI Yoshio SERVERIN Simon
Le cours de communication en première année d’université : expérience pratique
大学1年生向けコミュニケーション授業体験と意見交換 fr-jp
006 VANNIEUWENHUYSE Bruno MIKI Yoshio SERVERIN Simon
Le cours de grammaire en première année d’université : expérience pratique.
大学1年生向け文法授業体験と意見交換 fr-jp
007 NISHIMURA Chieko KITAOKA Chinatsu HIRASHIMA Rika 交流授業、ロシア語とドイツ語の場合 jp

Thème 2 : Lien entre l’apprentissage dans la classe et le travail personnel
「教室授業と個人学習をつなぐものは?」
008 DESGRANGES Guillaume Pédagogie du projet : Implications pour les enseignants et les
apprenants relatives au suivi du projet  fr
009 TANAKA Yoko 多言語プレゼンテーションコンテストと暗唱コンテスト:個人学習を促
す授業との緩やかな連携の試み  jp
010 KUMANO Makiko 弘前大学フランス語ホームページの試み 《Place de la Francophonie》:site Internet de la section de français de l’Université de Hirosaki : apprentissage et motivation fr-jp


ATELIER-CONFERENCES
BOIRON Michel – CAVILAM (Centre d’Approches Vivantes des Langues et des Médias)
« Développer la compréhension et l’expression orales avec l’Espace Apprendre de
www.canalacademie.com »

CARTON Francis – Université Nancy 2
« Comment expliciter les démarches d’enseignement et d’apprentissage ? En quoi est-ce utile ? »

LAURET Bertrand – Université Paris 3
« La phonétique : en classe et hors la classe »

Hors-thème
011 KOMATSU Sachiko フランス語教育とインターネット―再考 jp
012 SOTTILE Marco DEPLAEDT Yannick
Atelier de sous-titrage en classe de FLE fr
013 PIERRE Maxime Comment les certifications de français peuvent–elles
accompagner l’enseignement dans les universités ? fr
014 ESTRADE Pascal PIERRE Maxime MASSE Olivier
Se former au métier de professeur de FLE ? OUI ! Mais pourquoi et comment ? fr
015 CAUSSE Jean-Baptiste Stratégies de classe pour motiver les apprenants et maintenir leur attention fr
016 JAFFREDO Sébastien Conception et tutorat dans un dispositif de FLE en ligne : les
nouvelles compétences du pédagogue fr
017 LAVIGNASSE Christophe THIOLLIER Midori
« L'Heure du conte », le français à travers les livres de jeunesse fr
018 THIOLLIER Midori TAKANO Yûko
Phonétique : quoi de neuf dans les pratiques ? fr-jp
019 AKASHI Nobuko フランス語圏教授法スタージュについて ―BELC、CLA、CAVILAM、 およびケベック jp
020 MASSE Olivier THIOLLIER Midori
LE BOIS Jérôme TAKANO Yûko
TAKASE Tomoko Apprendre le français en dix semaines ? fr
021 ISHIMARU Kumiko 学生、教師間の相互コミュニケーション活性化への取り組み jp
022 KIKUCHI Utako SHIMAZAKI Nozomi HAYASHI Ryoko SAKAI Kazumi
外国語習得における発音指導ノウハウのソフトウェア化:プロトタイプを使った実験の報告 jp
023 MIMRAN Reine Quelles réponses apporter face aux difficultés de l’apprentissage
du français avec des débutants ? fr

TABLE RONDE
『異文化理解と外国語教育――大学における教養主義教育はどこに行く?』 (使用言語:日本語) « L'enseignement des langues étrangères et l'interculturel » (en japonais)
ASHIDA Hironao (Université Tokai)
NISHIYAMA Noriyuki (Université de Kyoto)
UCHIDA Tatsuru (Université Kobe Jogakuin)
Modérateur : NOZAKI Jiro (Université Kansai)

2011年3月05日(土)のイベント
国際女性デー記念シンポジウム
ケア、国際移民、ジェンダー
[ 一般公開シンポジウム ]

(同時通訳付き)
日時: 2011年03月05日(土) 10:00 - 17:00
場所: 日仏会館 1階ホール

* 発表者:
o 足立眞理子(お茶の水女子大学, IMAGE)
o クリステル・アヴリル(パリ・ノール第13大学−IRIS)
o 伊藤るり(一橋大学, IMAGE)
o フロランス・ジャニ=カトリス(リール第1大学, CLERSE)
o 神尾真知子(日本大学)
o パスカル・モリニエ(パリ・ノール第13大学−UTRPP)
o 小ヶ谷千穂(横浜国立大学, IMAGE)
o イザベル・ピュエシュ(雇用研究センター, FEPEM)
o 高畑 幸(広島国際学院大学)
* 司会:
o ティエリー・リボー(UMIFRE 19)
o エレナ・ヒラタ(CRESPA-GTM-CNRS-MAGE)
* 閉会挨拶:
o 中嶋公子(日仏女性研究学会)
* 学術委員会:
o マルガレット・マルアニ(MAGE-CNRS)
o エレナ・ヒラタ(CRESPA-GTM-CNRS-MAGE)
o マルク・アンベール(日仏会館フランス事務所, UMIFRE 19)
o 辻村みよ子(東北大学 GCOE-GEMC)
o 伊藤るり(一橋大学, IMAGE)
* 共催:
o GDRE-MAGE-CNRS
o 東北大学GCOE「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」プログラム
o 国際移動とジェンダー研究会(IMAGE)
o 日仏女性研究学会
* 協賛:
o 科学研究費補助金(基盤研究A)「仏伊独における移住家事・介護労働者」
o フランス大学学院(IUF)

第1-3-13図 父親が平日子どもと過ごす時間の国際比較

子どもと一緒に過ごす時間(平均、単位:時間)

   父親 / 母親
日本     3.1/7.6
韓国     2.8/7.1
タイ     5.9/7.1
アメリカ 4.6/7.1
フランス 3.8/5.7
スウェーデン 4.6/5.8

資料:国立女性教育会館「平成16年度・17年度家庭教育に関する国際比較査」

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