薔薇の言葉

フランス語・フランス語教育/フランス語圏の諸相と女性事情/メディアと現代女性など

2014年03月

■シャネルNo. 5に危機?

EUがアレルゲンの原料禁止を勧告(AFP):

「安全ではない」アレルゲン(アレルギー誘発物質)として指摘されたのは、「HICC」と、モス抽出物中に存在する「アトラノール」と「クロロアトラノール」。

いずれも、シャネルNo. 5などの香水の原料として、木の香りをつけるために使われている。

http://www.afpbb.com/articles/-/3008471http://www.afpbb.com/articles/-/3008471

■2014年4月3日(木)18 :00-20 :30 日仏会館ホール
渋沢・クローデル賞30周年記念シンポジウム「フランス的知性の今?」
Colloque commemoratif du 30e anniversaire du Prix Shibusawa-Claudel
≪L’intelligence francaise aujourd’hui ≫
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日本語/通訳なし/定員120名
参加費無料

中地義和(東京大学) 言語を移り住む詩――研究、翻訳、再創造
伊達聖伸(上智大学) 日本とフランスにおけるライシテの歩み
川出良枝(東京大学) ルソーはどう読まれてきたか ― 戦後日本とルソー
矢後和彦(早稲田大学) グローバル経済における知的戦略:日仏の経験

Kiyonobu DATE (univ. Sophia), Yoshie KAWADE (univ. de Tokyo),
Kazuhiko YAGO (univ. Waseda), moderateur: Yoshiharu TSUBOI (univ Waseda)

2014年6月7日(土)にパリ日本文化会館で開催する渋沢・クローデル賞30周年
記念シンポジム「日仏学術交流の未来」の登壇者によるプレシンポジウムです。

終了後、カクテルを行い、登壇者と参加者の懇親を行います。

Conference en japonais sans traduction

http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/events/details/452-30.html


■2014年4月18日(金)18 :30-20 :30 日仏会館ホール
[共催]「柔道を通じて見た、日本とフランス考現学
−スポーツと社会のつながり、人材育成の違いは?」
≪Le Japon et la France a travers le judo :sport et societe,
la personnalite au service de la performance sportive ≫
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日本語/通訳なし/定員120名
参加費一般1,000円、学生500円、主催団体の会員無料
主催 日仏メディア交流協会 共催 (公財)日仏会館

溝口 紀子(バルセロナ銀メダリスト・静岡文化芸術大学)
中川 正輝(前パリ日本文化会館館長)
司会 池村 俊郎(TMF副会長)

Noriko MIZOGUCHI (judoka, medaliste des JO de Barcelon), Masateru NAKAGAWA
(ancien president de la MCJP), Toshiro IKEMURA (vice-president de TMF)

問合せ・参加申し込み:日仏メディア交流協会 03-5410-2654 info@tmf.cc

Conference en japonais sans traduction
http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/events/details/453.html

■2014年4月19日(土)、20日(日) 日仏会館ホール
[共催]日仏会館創立90周年記念国際シンポジウム
「日仏翻訳交流の過去・現在・未来」(共催)
Manifestation commemorative du 90e anniversaire de la MFJ,
Colloque international ≪ Traductions France-Japon : histoire, actualite,
perspective ≫
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同時通訳/定員120名/入場無料
主催:「日仏翻訳交流の過去・現在・未来」組織委員会
共催:(公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所
後援:フランス大使館、日本フランス語フランス文学会

19日 
9:45-12:45 古典文学の翻訳
14:00-17:15 近現代文学の翻訳
20日
9:30-12:00 思想・人文科学の翻訳:日仏間で確立すべき対話に関する考察
13:30-18:00 歴史・社会科学の翻訳:日仏における非対称な関係についての問題提起

en francais et en japonais / avec trad. simultanee/ entree libre

http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/events/details/454-90.html(日本語)
http://www.mfjtokyo.or.jp/fr/events/details/454.html (en francais)


■2014年4月24日(木)日仏会館501会議室 19:00
第4回 若手ビジネス講座 
Cours de business ppour les jeunes agents (4e edition),
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日本語/通訳なし/定員30名

岐阜県知事 古田 肇  Hajime FURUTA, gouverneur de Gifu
「岐阜とフランス−未来へのパートナーシップ」

参加費:3,000円(日仏会館会員2,000円)
参加資格:35歳くらいまでの日仏親善に関心のある社会人
(志のある学生のみなさんの参加も歓迎いたします。)

申込み・問合せ:日仏会館「若手ビジネス講座」係 email : biz@mfjtokyo.or.jp

日仏会館「若手ビジネス講座」係まで必要事項をメール( biz@mfjtokyo.or.jp )で
送付し、お申込み下さい。
必要事項(々嶌駄勝第4回若手ビジネス講座(4/24開催)、△名前(ふりがな)、
生年、て仏会館会員・非会員、ジ戎Α塀蠡亜μ鮨/ 学生は校名・学部)、
Υ蔽韻蔑歴(任意))

申込期限:2014年4月17日(木) *定員になりしだい締め切ります。

Conference en japonais sans traduction
http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/events/details/463-904.html

国境を越え、フランス語を話す9億人の人々で繋がる広い世界フランコフォニー。アンスティチュ・フランセ東京は、飯田橋を離れずに体験できる、その各国の味覚、音楽、文学、芸術、映画そして言語を発見して頂ける世界一周の旅へ皆様をご招待します。

モロッコからケベック、スイスからフランスそしてマリまで、フランス語圏の文化と料理の多様性の一部を共有し、聞き、味わい、堪能してお楽しみ下さい。

2014年3月29日、私たちが皆様を忘れられない旅に誘います!

プログラム (予定) :

書籍・文学:

*10時:ロレット・ノベクールによる作文のアトリエ
ロレット・ノベクールはパリに生まれました。幼少時から書くことを愛し、常に書き続けています。
最初の小説La Demangeaison は1994年に出版され、最新作は2013年5月に出版されたLa Cloture des merveillesです。ロレット・ノベクールは2002年から2003年まで、「ヴィラ・メディチ」在ローマ・フランス・アカデミーに滞在しました。現在、南フランスのla Dromeで、今年で3年となる文芸創作のワーク・ショップを開き、文学を愛する人々との交流を図っています。
作家になりたいと思っていても、一度も試さずに最初からあきらめてはいませんか?
ロレット・ノベクールが、「ことばと詩のワークショップ」でそんなあなたの夢をかなえます。
春一番、ロレット・ノベクールとともに、あなたの「初めての作品」にトライしてみましょう。
予約・お問合せ:アンスティチュ・フランセ東京メディアテーク
(03-5206-2560)定員:20名 フランス語(通訳なし)

*映画:
11時:『はちみつ色のユン』(監督:ユン、ローラン・ボアロー)

*14時:ダヴィド・ロベールによるイラストのアトリエ
「ダヴィド・ロベールは日本に在住中のイラストレーター/グラフィック・アーティストです。BD(バンド・デシネ)を愛し、フランス・ベルギーの作品スタイルや、日本の漫画、アメリカのアンダーグラウンドコミックなどから、影響を受けています。」
フランコフォニーのお祭りで、彼の仕事のプレゼンテーションとイラストのワークショップを開催します。初心者から上級者まで、この特別なバンド・デシネのイラストワークショップにぜひご参加ください。

場所 :アンスティチュ・フランセ東京 メディアテーク (定員20名)
※用具等はこちらで用意致します。
※12歳以下のお子様は大人同伴でお願い致します。
03 29   14:00 - 16:00
定員20名 予約制ではありません
無料    03-5206-2560
フランス語・日本語 (逐次通訳付)

*15時30分:『世界の果ての通学路』(監督:パスカル・プリッソン)
*パフォーマンス:
*17時:チュニジア伝統舞踊
*ワークショップ:
13時30より:ゲーム(カラフルなフランス語!)
13時30より:バッヂ作りワークショップ (自分のマスコットを作ろう)
13時15分と14時45分より:子供達を対象にした物語の読み聞かせ

*音楽:
14時:モロッコ伝統音楽 ライブ
15時:テニスコーツ&大友良英 ライブ(日本)
15時30分:フランス語でカラオケ大会
16時15分:マリの伝統音楽 ママドゥ ドゥンビア ライブ
17時30分:コンゴの伝統音楽 リ・ンゴマ ライブ
19時:フェフェ ライブ(フランス)、18時15分: オープニング・アクト/マイア・ヴィダル(フランス)
20時:DJヌーレディン

*無料フランス語体験レッスン:
15時:『フランス語で話しましょう』
16時: 『フランス語圏を発見しましょう』、自宅学習プログラム紹介
17時: 作文のアトリエ

*美食:
11時45分: ラ・ブラスリーによるフランコフォンの昼食
12時より: フランコフォニー諸国の飲食ブース

http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/journees-de-la-francophonie-2014/

私たちは何も知らなかった。・・そして・・順番に入れ墨された。・・これでもうここからは出られない。出られる希望はまったくない。私たちはもう人間ではなく家畜にすぎない・・自分であるものをすべて失ってしまった・・単なる数字・・78651。

石田久仁子訳『シモーヌ・ヴェイユ回想録』より

最終年度特別シンポジウム

最終年度特別シンポジウム
21世紀のモンロー・ドクトリン

2014年3月29日(土) 14:00〜17:00
成蹊大学10号館2階 第2中会議室

今年は、本研究の最終年度となりますので、過去4年間の研究成果を総括し、今後の新たな課題を明確にすべく、研究分担者4名による特別シンポジウムを行います。1823年に出されたモンロー・ドクトリンからやがて二世紀を迎えようとするいま、ますます混迷の度合いを深める21世紀社会に向けて、人文研究が何を提言しうるのか/すべきなのかについて、多角的な洞察をみなさんと共有することができれば幸いです。

司会:下河辺美知子
MDプロジェクトの概要および4年間の研究報告

講師:日比野啓(成蹊大学)
「ラティーナ」の他者表象 ―― カルメン・ミランダと「南米もの」ミュージカル

一見すると二〇世紀アメリカ文化におけるラティーノ/ラティーナ表象は前世紀の黒人表象のそれ——すなわちコミュニティの周辺部に位置しつつ文化的劣位というスティグマを負わされている「二流市民」——を踏襲したものであり、セクシュアリティにおいても黒人同様、「野獣に近い」性的エネルギーを持った存在として描き出されてきたように思える。一方、南米のパリと言われたブエノスアイレスをその筆頭に、ヨーロッパ文化を色濃く残す南米諸国の文化的現実もまた、善隣政策以降のアメリカ人にとって身近なものとなっていった。その結果、「ラティーナ」の他者表象は奇妙な二重性を帯びることとになる。文化的洗練と「下品さ」の混淆。「解放された」セクシュアリティと、その抑圧。カルメン・ミランダ(1909-1955)が「善隣外交」政策の担い手として活躍した戦前戦中だけでなく、戦後も引き続き合衆国のアイコンとなったのは、彼女がこのような二重性を体現した存在であると目されていたからに他ならないが、同時にそれは戦後のアメリカ社会そのものの二重性でもあった。

講師:舌津智之(立教大学)
「長崎の鐘」の音楽的地政学 ―― 戦後歌謡と(ラテン)アメリカ

短調から長調に転調する「長崎の鐘」を、戦後に流行した「ルンバ歌謡」の変奏と位置づけたうえで、米西戦争と「善隣政策」を背景にキューバから広まったルンバ音楽の歴史を概観し、そのエッセンスを取り入れたこの歌が、キリシタン/カトリックのヨーロッパと、モンロー・ドクトリンの(ラテン)アメリカとのあいだに引き裂かれていることを確認しつつ、福島を経た現代の視点から、長崎をめぐる原爆表象の行為遂行的効果を考える。

講師:下河辺美知子(成蹊大学)
球体の上のアメリカ ―― planet の濫喩/globeの濫喩

このプロジェクトは、地球という球体を、どこに立ってどのように見るかを考えるものであった。20世紀グローバリズムの価値観のみを浮き上がらせて世界を見る“めがね”をかけさせられた我々が、アメリカという枠の中でしか地球を語れなくなっているとすれば、どのようにしてそこから自由になれるのか。スピヴァクはグローバリズム批判の行為を始めるために「planetをcatachresis(濫喩)として見ること」を提唱している。本発表ではこれを逆手にとり、彼女がoverwrite してしまえと言った globe という言葉のシニフィエを追い、「globeのcatachresis(濫喩)」を提示して21世紀のグローバリズムに対する新たなレトリックの可能性を考える。そこから、Yunte Huang, Gary Okihiroなどを経由して太平洋への視座をさぐり、地球という球体を見る視座を大西洋から太平洋へ置き換える試みを目指すため、Melville “The Encantadas” や “Typee” の読みの展望をさぐりたい。

講師:巽孝之(慶應義塾大学)
夢見る半球 ―― ケネディ、ヤマシタ、ブロムカンプ

J・ F・ケネディをめぐってはキューバ・ミサイル危機がモンロー・ドクトリン危機でもあったことを、カレン・テイ・ヤマシタをめぐっては日論戦争以後の黄禍論にもとづく「紳士協定」が日系移民の北米移住を制限し南米移民が始まるきっかけであったことを、ニール・ブロムカンプをめぐっては映画「第9地区」におけるヨハネスブルクと「エリジウム」におけるメキシコ化したLAとが互換的であり、南米と南アが二重写しになっていることを、語る。

***関心をお持ちのかたのご来聴を歓迎いたします。会場整理の都合上、前日までに日比野(hibinoあっとまーくfh.seikei.ac.jp)にメールでご一報くださるようにお願いいたします。
***また、シンポジウム終了後、同会場にて、簡単なワインパーティー(17:00〜18:00)を開きます。無料でご招待させていただきますので、お時間のある方はぜひ、こちらにもご参加ください。

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"Une histoire sans les hommes est-elle possible ? Genre et masculinites"
 (男性不在の歴史は可能か? ジェンダーと男性性)

Sous la direction d'Anne-Marie Sohn
Publisher: ENS (4 Feb 2014)
Language: French
ISBN-10: 2847884033
ISBN-13: 978-2847884036
Product Dimensions: 23.2 x 15 x 2.2 cm

ENS EDITIONS
Une histoire sans les hommes est-elle possible ?
Genre et masculinites sous la direction d’Anne-Marie Sohn
On ne nait pas homme, on le devient. Cet ouvrage se propose de deconstruire ce qui a fait longtemps figure d’invariant et de montrer que la masculinite a une histoire. Les contributions, qui courent de la prehistoire a nos jours, peignent ainsi des
masculinites a la fois multiples et changeantes.
Ce livre examine en premier lieu les signes et marqueurs de la masculinite qui permettent
d’emblee de savoir qui est un homme. Il analyse ensuite les preuves et epreuves de masculinite,
qu’elles soient professionnelles, sexuelles ou militaires. Les hommes, en effet, se doivent de
demontrer, toute leur vie durant, qu’ils remplissent bien les criteres de ≪ bonne masculinite ≫
attendus d’eux. Sont en jeu ici les processus sociaux et educatifs qui transforment le sexe en
genre et la nature en culture. Ces preuves et epreuves non seulement font ≪ l’homme ≫ mais
construisent egalement les hierarchies masculines, opposant dominants et domines, gagnants
et perdants de la masculinite.
Une histoire des hommes et des masculinites fondee sur le genre permet ainsi de mieux comprendre
la resistance de la domination masculine et les inegalites presentes entre hommes et femmes.
Fevrier 2014 ; Collection Societes, espaces, temps • 384 pages • isbn 978-2-84788-403-6 • 15 x 23 ; 21 euros

SOMMAIRE
Introduction
Les hommes ont-ils une histoire ? ; Anne-Marie Sohn

1. Mots, concepts, usages
- Le masculin : promotion et mutilation • Monique Schneider
- ≪ Etre homme ≫ : Manhood et histoire politique du Moyen Age. Quelques reflexions sur le changement et la longue duree ; Christopher Fletcher

2. Signes et marqueurs
- Prehistoire et masculinite. La construction du guerrier au Neolithique et a l’Age du bronze • Jean
Guilaine
- Masculinites grecques : images de l’athlete et du guerrier ; Francois Lissarrague
- Les marqueurs de masculinite entre Antiquite et Moyen Age en Occident (IVe-VIIe siecle) • Magalie Coumert
- Clerge, mariage et masculinite au Moyen Age Ruth Mazo Karras
- Consommation d’alcool et culture masculine dans l’Europe de l’Epoque moderne ; B. Ann Tlusty
- Paradoxes d’une masculinite mutilee : les castrats au peril des Lumieres ; Melanie Traversier
- Pandore au masculin : la virilite incertaine des gendarmes du XIXe siecle ; Arnaud-Dominique Houte
Jackie Milburn
- ≪ footballeur ≫ et ≪ gentleman ≫. Culture regionale et masculinite populaire dans l’Angleterre de l’apres-guerre • Richard Holt
- Masculinites militaires et civiles en Allemagne apres la Seconde Guerre mondiale ; Kaspar Maase
- Le gay macho en France dans les annees 1970 , Florence Tamagne

3. Preuves et epreuves
- Euandrie, concours de beaute virile et masculinite en Grece ancienne ; Florence Gherchanoc
- Devirilisation poetique : etude de quelques cas de demembrements litteraires de Marie de France a
Marguerite de Navarre ; Tovi Bibring
- ≪ Penser comme un homme ≫ ? Expressions et repressions de la masculinite dans les milieux
universitaires medievaux • Antoine Destemberg
- Des virilites guerrieres a la masculinite militaire (France, XVIIe-XVIIIe siecles) ; Herve Drevillon
- Lieux et experiences de fraternite et de virilite (Rome et Sienne, XVIIe-XVIIIe siecles) • Benedetta
Borello
- Etre un corps. Un mari impuissant dans l’Italie de la fin du XIXe siecle • Domenico Rizzo
- Masculinites indiennes confrontees a la guerre du Chaco (1932-1935) • Luc Capdevila et Nicolas Richard
- La masculinite vaincue : transformations de la masculinite dans les recits autobiographiques
de deux anciens soldats autrichiens de la Wehrmacht (1945-1960) ; Michael S. Maier
- Derriere l’universel de classe, redessiner le masculin. Les ouvriers de l’automobile au XXe siecle ; Nicolas Hatzfeld
- De la conscience fiere au stigmate social : le virilisme ouvrier a l’epreuve des annees 1968 ;
Xavier Vigna

Conclusion
Faire une histoire sans hommes et sans femmes est decidement impossible ; Didier Lett et Fabrice Virgili

国際シンポジウム
「英語による大学教育の可能性;ヨーロッパの経験と日本の試み」
京都大学では英語による教育の推進が課題となっているが,これについてヨーロッパでの実践やその課題を参照し,京都大学での実施のよりよい方策を省察する。

日時:2014年4月18日(金)16時〜18時
場所:京都大学百周年記念ホール
主催:京都大学国際高等教育院
講師:
ピエール・マルチネス(京都大学客員教授,パリ第8大学名誉教授:言語教育学)「フランスの大学における英語による大学教育研究」
ジャン=マルク・デュファイス(リエージュ大学教授:言語教育学)「危機にある批判的思考:言説、思考、大学世界の均質化と英語化における課題とリスク」
武藤 誠(京都大学)「英語による大学教育;京都大学での取り組み」
司会:多賀 茂(国際高等教育院)
入場無料
同時通訳あり

申し込みは次のアドレスに,氏名と所属をお送り下さい。
sympo20140418@gmail.com
懇親会有り(3500円)

日本フランス語学会の講演会をご案内いたします。

日時:2014年4月12日(土) 15時15分−16時45分
場所:東北大学東京分室(千代田区丸の内1丁目7番12号サピアタワー10階、http://www.bureau.tohoku.ac.jp/somu/bun/bun.html)会議室A

講演者:Hava Bat-Zeev Shyldkrot 教授(Tel Aviv 大学)

演題:Approximation et precision en francais contemporain

備考:媒介語はフランス語(通訳無)・入場無料

ご興味のある方は、ぜひご参加下さい。

本講演会に関するお問い合わせは、下記まで。

阿部宏
Email:hrshabe@m.tohoku.ac.jp

なお、先のメイルで秋廣先生よりアナウンスがあったように、前日の4月11日にも東京外国語大学で Shyldkrot 先生の講演会が開催されます.

阿部宏
日本フランス語学会編集委員
東北大学

国際研究集会 2014「異文化間教育をめぐって:言語と文化の教育学と教授法」

日程:2014年4月5日(土)・6日(日)
於:京都大学総合館共南 11講義室(講演・シンポジウム)
京都大学大学院人間・環境学研究科棟 演習室233,333,433(ワークショップ)

 「異文化間(異文化間教育)」の概念は,それが用いられるところによって,大きく違っている。たとえば,ヨーロッパと北米におけるこの概念には,かなりの隔たりがある。この国際研究集会では,われわれが「異文化」あるいは「異文化間教育」について論じる際に問題となるその相違点,共通点について議論する。議論の対象には,理論的,教育学的なものから,教授法や教育実践も含まれる。
 日本でこれまで発展させてきた異文化間教育は「アメリカの異文化間教育」であることに着目する必要がある。しかし,それ以外の欧州,カナダ,アフリカ,アジアなどのモデルもまた有益でありうる可能性がある。この国際研究集会を通じて,「異文化間」の概念について,単なる実用的な観点にとどまらず,ユマニスムの観点からも,関心を高めてもらいたい。

以上の目的から,本国際研究集会では,次のようなオープンかつ複元的なアプローチによる議論を行う。
(1) 領域横断的(心理言語学や社会言語学,民俗学,教育科学など,複合的な対象を
  扱う上で必要な関連領域)
(2) 言語横断的(英語,仏語,アフリカの諸言語,日本語,中国語,韓国語など)
(3) 言語の社会政策的(国家規模,地域(=アジア太平洋)規模,グローバル規模)

 問題とするテーマ:
・議論の対象となる領域や国において,異文化間教育はどのような状況にあるのか。
・教育においてどのような文化が参照されているのか。
・言語教育の中で,多言語主義はどのような位置にあるのか。
・どのような実践に対して,どのような教員養成・教員研修が行われているのか。
・現在進行中の変化に教授法を対応させるにはどのような考え方が現実的なのか。

 この国際研究集会では,以上述べたように,言語と文化の教育をめぐる諸概念を議論して,われわれ自身の視野を広げるとともに,異文化間教育の価値について考えることにする。

プログラム
※ 本研究集会では、全体講演,シンポジウムの発表はフランス語と日本語の同時通訳付き。
ワークショップは,日本語あるいは英語,フランス語による。

2014年4月5日(土)
9:30-10:00 受付
10:00 開会式 挨拶 杉万俊夫(京都大学大学院人間・環境学研究科研究科長)
           シャルランリ=ブロソオー(在京都フランス総領事)
    問題提起 西山教行(京都大学)

10:15-11:00 講演1 ピエール・マルティネス(パリ第8大学,フランス,言
語教育学)「言語教育における異文化間教育の課題」
司会 中村典子(甲南大学,フランス語教育)、
指定討論者 平高史也(慶應義塾大学,ドイツ語教育)

11:00-12:00 ワークショップ(3教室平行実施)
・細川英雄(早稲田大学,日本語教育)
「ことばの境界、文化の境界−言語教育の立場から」(使用言語:日本語)
・Anthony LIDDICOAT (Universityn of South Australia) ≪ Linguistics and the
integration of language and culture in language education ≫(使用言語:英語)
・Francesca BALLADON (University of KwaZulu-Natal, Afrique du Sud, didactique
du francais) ≪ L'interculturel comme passerelle entre deux cultures d'enseignement
en conflit : le cas du francais dans le superieur en Afrique du Sud ≫(使用言語:フラ
ンス語)

12:00-13:00 昼食

13:00-13:45 講演2 鳥飼玖美子(立教大学,英語教育)
「日本政府のグローバル人材育成政策にみる<異文化理解>とその不在」
司会 清田洋一(明星大学,英語教育)
指定討論者 ジュヌヴィエーヴ・ザラト

13:45-14:30 講演3 アントニー・リディコート(南オーストラリア大学,オ
 ーストラリア,応用言語学)
   「言語学習におけるメタプラグマテイックな意識と異文化間的仲介」
司会 平畑奈美(滋賀大学,日本語教育)
指定討論者 長野 督(北海道大学,フランス語教育)
14:30-15:00 休憩
15:00-17:30 シンポジウム「異文化間教育:目的と方法」
・大木充(京都大学,フランス語教育)
 「異文化間教育の目的をめぐって−グローバル化と異文化間教育」
・ジュヌヴィエーヴ・ザラト(国立東洋語学校,フランス)
  「異文化間能力評価という難問」
・マイケル・ケリー(サウサンプトン大学,イギリス,言語政策)
「言語政策と異文化間教育」
・G. ブイヤネメック(モンゴル国立大学,フランス語教育)
「モンゴルにおけるフランス語教育の歴史と異文化間教育」
司会 境 一三(慶應義塾大学,ドイツ語教育)

18:00 懇親会

2014年4月6日(日)
9:30-10:00 受付
10:00 前日の総括 ジャン=フランソワ・グラジアニ(大阪大学,言語政策)

10:15-11:00 講演4 松田武(京都外国語大学教授、歴史学)
「ソフトパワーの光と翳−アメリカの日本知識人観を中心に」
司会 西村淳子(武蔵大学,フランス語教育)
指定討論者 マイケル・ケリー

11:00-12:00 ワークショップ(3教室平行実施)
・Michael KELLY (University of Southampton, Royaume-Uni, politiques linguistiques)
 ≪ Intercultural competence and teacher training : the European challenge ≫ 使用言語:英語)
・松岡洋子(岩手大学,日本語教育)
「多文化社会の中の見える異文化・見えない異文化を探る」(使用言語:日本語)
・岩坂泰子(奈良教育大学, 英語教育)「英語を相対化する〜「小学校外国語活動」
 のための多言語教材から考える」(使用言語:日本語)

12:00-13:00 昼食

13:00-13:45  講演5 ジュヌヴィエーヴ・ザラト(国立東洋語学校)
「仲介とは何か−仲介者としての語学教師:社会的特性と養成のための学問分野」 
司会 姫田麻利子(大東文化大学,フランス語教育)
指定討論者 酒井志延(千葉商科大学,英語教育)

13:45-14:30 講演6 堀茂樹(慶應義塾大学、フランス文学)
「翻訳という異文化間経験をめぐって」
司会 倉舘健一(慶應義塾大学,フランス語教育)
指定討論者 ジュヌヴィエーヴ・ザラト

14:30-15:00 休憩

15:00-17:30 シンポジウム「異文化間教育の実践」
・中山夏恵(共愛学園前橋国際大学,英語教育)& 栗原文子(中央大学,英語教育)
 「異文化理解を促す英語授業の現状と可能性」
・徳井厚子(信州大学,日本語教育/コミュニケーション)
「Critical Language Awarenessの実践」
・マリー=フランソワーズ・パンジェ(大阪府立大学,フランス語教育)
「行って,帰って,それについて話すこと,あるいはフランス滞在を再構築するときの実際のインターカルチャラリティに関する問題」
・ハン・ミンジョ(梨花女子大学,フランス語教育,韓国)
「映画による異文化間教育:B1とB2レベルの学生のための教育」
・アルタングル・ボラ(モンゴル国立大学,フランス語教育,モンゴル)
「モンゴルの学習者によるフランス語の選択−実用か異文化理解か」

司会 久村研(田園調布学園大学,英語教育)

総括と展望 マイケル・ケリー(サウサンプトン大学)

【主催】・科研費基盤研究(A)23242030「新しい言語教育観に基づいた複数の外国語教
     育で使用できる共通言語教育枠の総合研究」グループ(代表・西山教行)
    ・科研費基盤研究(B)25284103「異文化間能力養成のための教材と評価基準の
     開発およびその有効性の検証」グループ(代表・大木充)
【共催】・科研費基盤研究(B)24401025「移住者と受入れ住民のコミュニティ形成に資
     する複言語コミュニケーションと人材育成」(代表:松岡洋子)
    ・科研費基盤研究(C)23531117)「海外業務経験と若年層のキャリアイメージ−
青年海外協力隊日本語教師への調査から−」(代表:平畑奈美)
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本,国際交流基金,日本フランス語教育学会,京都大学大学院人間・環境学研究科

【参加申込み】
参加申込みは,次のサイトからお願いします。懇親会の申込み締切は4月2日です。  http://www.education-langue.com/eventos/colloque2014

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