1945年4月29日は、フランス人女性にとって記念すべき歴史的な日となりました。女性が初めて市町村選挙で投票することが可能になった日だからです。ル・モンド紙は60年後の2005年4月29日の紙上に、これに関する記事を掲載しています。フランスは女性の投票権の行使において、1906年のフィンランド、1918年のイギリス、1934年のトルコに次ぐ、ヨーロッパでも最も遅れている国のひとつだったのでした。

60 ans
Le 29 avril 1945, les femmes votent pour la premiere fois en France lors d'elections municipales. Les Francaises etaient parmi les dernieres en Europe disposer de ce droit, deja en vigueur en Finlande (1906), en Grande-Bretagne (1918) et en Turquie (1934). (Le Monde, le 29 avril 2005)

しかし、このような女性たちの政治参加の遅れを「フランスの例外」として恥じたフランスは、2000年6月に被選挙人名簿には男女同数の候補者名が記載されなくてはならないというパリテ法案(違反した場合には罰金付き)を可決し、これにより21世紀のフランス議会に多くの女性議員や大臣が輩出されることになりました。とりわけ市町村選や地方選挙における女性議員の議会への進出にめざましい改善がみられ、「静かなる革命」と呼ばれる所以となっています。