オランド大統領は8月26日、16閣僚の新内閣人事を発表。

今回の組閣では、12閣僚が留任。新内閣では、マニュエル・ヴァルツ首相とミシェル・サパン財務相が現職を続投することになり、現政権の歳出削減方針に反対だったモントブール前経済相、アモン前教育相、フィリペティ前文化・通信相は更迭されました。

事の発端は、前経済相アルノー・モントブールが、財政赤字削減措置がユーロ圏を圧迫していることや、ドイツの経済政策の真似事をしていることを挙げ、政府の経済政策を批判したことにあったようです。ヴァルツ首相はこれを怒り、大統領に自分を取るか、モントブールを取るのかと迫ったのでした。大統領はヴァルツ首相を選んだというわけです。わずか5か月の間に2度目の内閣改造という事態を引き起こしたオランド内閣。フランスは今後も、不安定な政治運営を継続してゆくことになるのかもしれません。

LA COMPOSITION DU GOUVERNEMENT

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女性権利・都市・青少年・スポーツ大臣 Ministre des Droits des femmes, de la Ville, de la Jeunesse et des Sports だったナジャット・ヴァロー=ベルカセム(Najat Vallaud-Belkacem)氏は、今回の組閣では、教育相に任命され、彼女に替わり、マリソル・トゥーレーヌ(Marisol Touraine)氏が、社会問題・厚生大臣を兼務する女性権利相に新たに就任しました。