自動車学校の先生のお話:1

・自動車学校の教官である自分は二十代なので若者の気持ちがわかると思っていたが、とんでもない話で、平成生まれの若者が何を考えているのかわからなくて彼らはとても苦手なのだそうです。
その理由は:

・彼らは運転方法の説明に対して、うんともすんとも言わず、一向に反応がない

・わからないのかと思い、丁寧にたくさん説明をしてあげると「うざい」と言う

・かと思うと、最近はすぐに泣き出してしまう学生たちがいる

・女の子は運転技能がうまくできないことが悔しいと泣く

・男子は、シクシクとさめざめ泣く
この場合、たいがい外観が草食系男子で、これら男子の親は、自動車学校まで付き添ってくる

・最近の若者は免許が取りたくて取りに来る子が少ない
何となく就職によさそうだからといった感覚で、したがって免許を取得しようという強いモチベーション意識に欠けている、とのこと

そういえば、自動車学校の先生がお話下さった現代若者の気質というのかこうした特徴は、昨今の大学生にも見られるような気がします。

今は自動車学校の先生の技能講習は指名制で受講できるようになっているので、昔のように鬼のような意地悪教師にいつまでたっても教習のはんこを押して貰えないというような最悪の事態はなくなっているようです。

ですが、何かあるとネットに悪口のあることないことが誇大表現で書かれてしまい教官職も恐ろしいとのこと、この点でも大学教師は似たような境遇にあるといえそうです。

確かに、車の運転は人命にかかわることだけに、教習は決して優しいものではなく、語学の習得よりは、非常に厳しいものがあるのは当然のことでしょう。
すべての交通標識や標示とその意味を理解し記憶するのは当たり前ですが、実際の普通四輪自動車の運転には直接には関係のないと思われるような、例えば、農業用薬剤散布車が高速を走れるか、もし可能ならばどのような場合でどのような形態かといったことから、あらゆる二輪車の構造、ブレーキのかけ方、二人乗りができるのはどのような場合でどのような二輪車か、あらゆる種類の大型、小型(リヤカーのことや)、二輪、三輪、四輪自動車の最高最低速度や積載制限量まで暗記しなくてはならないので、泣き出してしまう若者たちがいるというのは、何となく理解できるような気がしないでもありませんが・・・