都営の燃料電池バスが営業運行開始

本日21日より、東京都営バスでトヨタ製の燃料電池(FC)バス2台が営業運行を開始した。このバスは一昨年に豊田市おいでんバスで試験的な営業運行を開始するとともに、都内では同年夏、東京都交通局が営業路線に沿って試験運行した車両とほぼ共通である。外観は近未来的な印象を醸し出しているが、ベースは日野の先代ハイブリッドバスHU8で、ホイールベースを伸ばしてノンステップフロアを拡大している。また燃料電池システムはトヨタが長年開発してきたシステムをもとに、営業運行を前提にした改良が加えられている。トヨタでは今回の2台を初の市販燃料電池バスと位置づけている。
運行開始した2台は深川営業所に配属のうえ、東京ビッグサイト→東京駅丸の内南口間を、1日あたり(2台合わせて)片道のみ4回運行するという。
写真は3月6日、深川営業所で行われた小池知事の視察で待機する2台。なお水素充填は有明1丁目に新設されたイワタニ水素ステーションを利用する。
バスラマでは次号No.161で、営業運行開始の記事に加え、編集部が実際にハンドルを持った試乗体験レポートも掲載するのでお楽しみに。
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展示会「杉並の路線バス」訪問

3月4日から、東京・荻窪の「杉並区立郷土博物館分館」で、区民参加型展示「杉並の路線バス~路線バスの現在過去未来~」が開催されているので、早速見に行ってみた。
主催者から予め入手したチラシでは、【路線バスは何を運んでいたのか、その変遷と現状】とあり、区内の路線バスの歴史にスポットを当てて、区民に往時のバスや街を思い出してもらおうという趣旨のようだ。
荻窪駅から北に10分ほど歩いて会場に到着。郷土館分館の1階に設けられた展示コーナーは非常にこじんまりした印象で、順路の始まりに、関東バスがかつてフロントに掲げていた鋳造製の社紋が置かれているのが印象的。展示は関東バスのほか、西武バス、京王バス、都営バス、小田急バスという、区内に路線を持つ各社局の生い立ちや変遷が、パネル展示されている。
展示内容は、たとえば各社局の同時代の様子を一覧で見せるというような体系的なものではなく、現時点で入手できた資料をもとに、各々のバスの変遷、地域とのつながりをわかりやすく解説している。その点でマニアの方々は物足りないかもしれないが、初めて見る写真もあり、なかなか楽しめた。
意外だったのは、筆者が数十年前にご交誼いただいた、この道の先輩にあたる、区内在住の方の作った資料や写真が豊富に展示されていたことだ。主催者のメッセージによれば、現時点でその方とは連絡がとれないといい、数年前に資料を託された意図を汲んで今回展示したとのこと。1970年代初頭、印刷された路線図の入手など簡単ではなかった時代に描かれた、手書きの路線図もあり、驚くとともに感銘すら受けた。展示物の撮影はすべてNGなので、興味のある方は、やはり手書きのメモで記録されるといいだろう。
そのようなわけで会場風景も写真が撮れないので、今回は手持ちの関東バスの写真でお茶を濁す。1978年のある雨の朝の西荻窪駅である。(S) 
会場URLは  http://www.city.suginami.tokyo.jp/histmus/
西荻窪駅7809-1

バスドライバー安全運転コンテスト 貸切・高速編

昨年10月に東京バス協会と警視庁が共催で、一般路線バスを対象に行った「第1回バスドライバー安全運転コンテスト東京」(通称バスコン)の第2部にあたる、貸切バス・高速バス・空港連絡バス編が、2月12日に第1部と同じ府中運転免許試験場で開催された。
今回の出場会社はJRバス関東、はとバス、東京空港交通、神奈中観光、ウィラー・エクスプレス関東、平成エンタープライズ、東京バス、帝産観光バス、冨士自動車、フジエクスプレス、桜交通、ワールド自興、大新東、ジャパン・グリーン、彩京リムジンの大小合わせて15社。各社1~2名ずつが参加し、ショックの少ない滑らかな加減速、車庫入れ、縦列、スラローム(前進・後退)、タコツボ、坂道発進、接客などで技術を競った。
結果は27日発売のバスラマNo.160をご覧いただきたい。
写真はタコツボで奮闘する選手。なお車両は今回も各課題別に6社が提供したため、選手の所属会社と車両の関係はない。

2月27日発行のバスラマNo.160の詳しい内容は弊社ウェブサイトで。
http://www.portepub.co.jp/

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