2011年11月

モーターショー会場へは非接触給電HEVも定期運行

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年鑑バスラマとワーキングビークルズの新刊PRに続いて,12月3日から一般公開される東京モーターショーのアクセスに関する話題。会場の東京ビッグサイトには新橋-豊洲間の「ゆりかもめ」,大崎でJRと接続するりんかい線のほか,都営バスも浜松町・東京駅八重洲口・門前仲町・豊洲などから路線を延ばす。その都営バスのビッグサイト-豊洲間には,1日5回程度で日野の非接触給電ハイブリッドバスが実証運行される。運行期間は12月2日~18日で,運行時間帯は豊洲発9時50分~ビッグサイト発16時56分の範囲。ビッグサイトでは非接触の急速充電も行われる。外観は普通の都営バスと違って白/黒,しかもオリジナルスタイルで内装もカラフルだから目を引くことだろう。また機能もこれまでの実証試験車に比べて向上しているが,内容についてはバスラマ№129をご覧いただきたい。上ではリヤスタイルを少しだけ。下はオープンを待つビッグサイトのエントランス。(S)

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年鑑バスラマ&ワーキングビークルズ発行

大変長らく間が開いてしまいました。

12月5日に年鑑バスラマとワーキングビークルズNo.48を発行します。

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今年の年鑑バスラマは,巻頭で「希望に向かって走る “3.11”東日本大震災とバス」として,被災地で稼動するバスの写真を掲載。バスは人々の身近な生活の道具だけに,走る姿で被災地の人々を勇気付けたはずです。

歴史編は,「あの頃の街,あの頃のバス-定点観測で比較する都会の町並み,30年の移ろい」です。1969~1980年にかけて撮影した「バスと町並み」の写真をもとに,2011年秋,同じ場所に立ってバスが,町が,どう変わったかを定点撮影で比較します。

レギュラー記事の「国内バスカタログ」は,2011年11月現在,国内で販売されているバスを全モデル,マイクロから大型バスまでフル掲載します。ちなみに国産車17シリーズと輸入車1車種です。海外物は「Bus World Kortrijkのハイライトとヨーロッパのシティバス」で,世界のバス業界最大のイベントに登場した最新鋭のバスをご紹介します。また新たな試みとして,ヨーロッパの一般的なノンステップシティバスを国産バスと同形式で掲載。国産とどう違うのか,あるいはどう似ているのか,比べてみるのも面白いかもしれません。盛りだくさんな1冊,12月5日発行です。

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ワーキングビークルズは東京モーターショーの開催にあわせ,モーターショー出品車と国内で市販されている商用車をフルラインアップでご紹介。夢の!?コンセプトトラックや最新技術を投入したハイブリッドトラックのプロトタイプに加え,市販車種は小は軽トラックから大はフルサイズ大型トラックまですべてご紹介します。

特集記事は,The Taxi拡大版として各地で増えてきたEVやハイブリッドタクシーを取り上げます。東京の日の丸グループに取材し,EVやハイブリッドのタクシーとしての使い勝手を聞きました。このほかの記事として,東京トラックショー会場レポートや三菱ふそうの長距離用ハイブリッドトラック,三菱ふそうT650カタログ紹介など内容は多岐にわたります。こちらも12月5日発行です。

ぽると出版は12月3日から開催される東京モーターショーに参加します。会場では上記新刊2冊を先行販売します。またバックナンバー各種を取り揃えて(もしかして特価本もあるかも!?)ご用意しています。モーターショーにお越しの際は,ぜひ弊社ブースにお立ち寄りください。場所は西展示棟1Fアトリウムの新聞・雑誌コーナーです。皆様のご訪問をお待ちしています!

風変わりなバスツアー

 去る6日,横浜市交通局の主催で一風変わったバスツアーが行われた。題して「横浜市営バス廃車作業立会いツアー」。要は新車導入の際に廃車となるバスの廃車作業,すなわちワンマン機器やナンバープレートの取り外し,局番や事業者名の車体表記の塗りつぶし作業を,見学あるいは体験してもらうというもの。事業者自身が廃車を大っぴらに見せること自体大胆ではあるが,その仕掛人はバス大好きの市営バスドライバーで,それを実行する交通局も(赤字解消の一環とはいえ)腹が座っているというべきか。ツアーの流れは市営貸切バスで,今はないルートをたどりつつ目的の鶴見営業所へ。そこでまずは営業所見学,そして本日廃車される1999年式キュービックの方向幕を1段ずつ撮影。運賃箱や方向幕,ナンバープレートの取り外し作業を見た後,参加者が局番などの塗りつぶしを体験する。そして最後は外された方向幕や局紋をはじめお宝グッズをゲット,というもの。詳しくはバスラマ129をご覧いただきたいが,最後は皆笑顔で,はまりんに見送られて営業所を後にした。(S)

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廃車前の晴れ姿。方向幕を1段ずつ撮影する参加者達。ちなみに行先の「ワイルドブルーヨコハマ」とはかつて鶴見にあった「波の出るプール」で,現在はマンション群が建っている。

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廃車作業を終えて新天地への旅立ちを待つキュービックワンステップ。ツアーの最初と最後だけ出没したはまりん,Vサインなのかピースサインなのかどっちだ?


通勤高速バス 東急バスE-Liner開業

11月1日,東急バスの通勤高速バス「E-Liner(Eライナー)」が運行を開始した。このバスは虹が丘営業所を起点に,横浜・川崎北部の東急バス&川崎市バスエリアと渋谷駅を直結する路線。所要時間は高速道路の混雑状況に左右される部分が多く,朝6時の始発便は50分,ラッシュピーク時は70分,9時過ぎの最終便は60分程度。果たして通勤高速バスの試みはいかに!?
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11月1日の第一便。あざみ野駅から虹が丘方面の始発バスよりも早い朝6時というのに,バスファンがあちこちでカメラを構えていた。ちなみに虹が丘からあざみ野駅行きのバスはわんさかあるのですが…。バス停でE-Linerを待っていたのは,通勤客&通勤客兼バスファン&バスファンの皆さん。初便はご祝儀乗車もあり,結構な利用があったようだ。

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実際に利用してみるとどうだろう。自宅が思いっきり運行エリアなので,使いもせずに語るわけにはいくまい。運行開始翌日のE-Linerに乗った。虹が丘6時発の便だが前日のような賑わいは見られず,営業所からの乗車は3人。それでも高速に乗る頃には9人まで増えていた。東名そして首都高とも混んではいたものの,ほぼ触れ込みどおりの50分強,7時頃には渋谷に到着した。

そして運行開始から約1週間,今朝は虹が丘7時発の便に乗ってみた。虹が丘からは6人で,乗客は最終的に19人,市バスエリアからも利用があった。乗客は男性が多く、みなスーツ姿で通勤客然としている。この時間帯は通勤ラッシュのピーク,週の始めということもあって高速は大混雑しており,渋谷までの所要は90分弱だった。とは言えこの地域で車を運転する人なら,朝の東名の渋滞や慢性化している首都高3号線の渋滞は周知の事実,時間がかかるのも織り込み済みだろう。ゆったりと新聞を読んだり,音楽を聴いたり,二度寝を楽しんだりと,焦っている雰囲気の人は皆無だ。

果たしてE-Linerはありか?十分に「あり」だと思う。ラッシュ時の田園都市線の混雑振りはもはや目を当てられぬレベルで,人の圧力で電車のガラスが割れたり,某電機メーカーがノートPCの開発にあたり圧力テストのために持ち込んだり,なんてのは地元では知られた話。かといって今でも精一杯で遅延が慢性化しているダイヤに,小田急ロマンスカーのような有料着席サービスのある列車は設けられないだろう。そこを補う快適な通勤手段として,選択肢には十分なり得ると感じた。

ちなみにこのバスが走るエリアの人たちは,普通は路線バスで駅まで出ると思う。その場合は210円が必要。そしてE-Linerは,PASMOを使えば600円。ということは,実質390円で渋谷まで行ける。鉄道の通勤定期は会社持ちというケースがほとんどだろうけど,少しでも快適な通勤環境を求めて自費でJRのグリーン車定期券を買ったりする人もいることだし,この390円で着席サービスを買うと思えば決して高くないと思う。

今日のような,東名東京から首都高料金所を超えてその先まで延々大渋滞というおそらく最悪レベルの混雑でも8時半には渋谷に着いたのだから,山手線沿線で9時始まりの会社に勤める人には,悪くない話ではないだろうか。(や)

京王井の頭線3000系がラストラン

   我が社の入居する建物は京王電鉄井の頭線下北沢駅の横にある。その井の頭線に1962年から導入され,近代化を推し進めてきた3000系電車がいよいよ全廃の時を迎えた。
 3000系は1962年から1987年にかけて29編成145両が導入された東急車輌製のオールステンレス車で,前頭部の色は7種類設定され,「レインボーカラーの井の頭線」のイメージを定着させた。1970年代前半には井の頭線の冷房化,5両編成化,急行運転開始なども経験し,現在の井の頭線の姿を作り上げた。だが乗客増加への対応や経済性などのニーズに向けた20m4ドア車の新型車1000系が1995年暮から増備されるにつれて徐々に姿を消し,昨年1000系の増備完了により予備車となった1987年製2編成のうち第29編成が今年夏に廃車,最後の第28編成がこの12月で引退することになったもの。
 第28編成は今年に入ってからは時折ラッシュ時に稼動するほかは車庫内で「日々所在なく」過ごしていたが,11月3日,ラストランのイベントで久しぶりに急行運用に就いた。かつて急行の表示板を掲げていた正面右側の位置には借別のプレートを掲げ,利用者に別れを告げている。また車内には惜別の中吊りポスター,さらに全国に譲渡された3000系達のポスターが額縁広告枠に飾られている。
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 筆者は学生時代に7年間,さらに我が社が下北沢に移転して以降現在までの18年間,計25年にわたり井の頭線を利用しているが,それだけに3000系への愛着はとても深い。初めて雑誌に投稿したのも3000系の記事であった。それだけに,本音をいえばひっそりと引退してほしいところだが,京王としても引退イベントは利用者サービスだろうから,派手な引退もやむを得ないか。なお営業運用は11月6日,13日も行われるほか,予約制の見学イベントが富士見ヶ丘電車区で20日に行われる模様。詳しくは下記サイトへ。写真は11月3日午後,吉祥寺から渋谷へ急行で折り返す3000系第28編成と,北鉄・アルピコ・伊予鉄・上毛・岳南の各譲渡先での活躍を掲げた車内のポスター。(S)

http://www.keio.co.jp/news/update/news_release/nr111014v01/index.html

平成の花電車走る

 当社サイトのインフォメーションなどでも御紹介のとおり,10月の日曜日,都電荒川線で33年ぶりに花電車が走った。都営交通100周年記念行事の一環で,当初夏の運行が予定されていたが,震災の影響で延期されていたもの。『昭和の都電ファン』として最終日の30日に赴いた。(S)

下は町屋で。運行の1時間以上前から老若男女がカメラを手に所在無くウロウロ。立ち位置を決めているマニアも少なくない。みんな撮影目的だからカメラもそれなりのクラスで,昭和の名機を持つ人も。到着予定の数分前になると携帯片手の住民や,赤ら顔で出来上がっているオヤジさんも現れ,下町らしいムードに盛り上がってきた。このとき町屋の電停は大混雑の様子。
やってきた花電車はデコレーションケーキをイメージし,地下鉄・都バス・都電の新旧車両のミニチュアなどが飾られている。7500形のボデーを切り欠いて製作されており,33年前の花電車が無蓋電車の床に看板を立てただけだったのに対し,平成の花電車らしくスマートすぎる印象。

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荒川車庫に入庫する花電車(左奥)。ご覧の通りの大騒ぎ。右端に見える2両は,車庫に隣接した都電おもいで広場に展示されている保存車で,PCCカー5501と,ツーマンをワンマン改造した7500形


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西側の終点・早稲田にやってきた花電車。まだ4時頃だが空は厚い雲に覆われ,電飾がいい具合に映えている。下町の騒々しさに比べると皆さん比較的おとなしく楽しんでいた。こちらのサイドは地下鉄,日暮里舎人ライナーなどを装飾。

花電車③

荒川車庫前でこの日最初の運行を終了。こちらのサイドには都電と都バスが飾られている。バスは円太郎とハイブリッド(配置の関係だろうがドアが右側に付いているのはいただけない),都電は6000形と最新の8800形がモデル。



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