2012年06月

新型カローラアクシオMT車

5月11日に発表された新型カローラアクシオ。初のダウンサイジングとして話題になっている。カローラと言えば、かつては日本の国民車として2001年まで31年間もの間、車名別販売台数でトップの座を維持し続けた、知らない人のいないモデルだろう。かく言う自分の最初の自家用車も、カローラ110系前期型だった。

しかしセダン需要が低迷する中で、かつてほどの勢いはないのもご存じのとおり。以前は4年ごとに行っていたモデルチェンジも、110系以降は少~しずつ延びていった。保有者の平均年齢も60歳を上回っているとか。

そんなカローラに、仕事を離れて少しばかり乗る機会があった。いくら社有車で見かける機会が多いとは言え純然たる乗用車、ワーキングビークルズ本誌で取り上げることはないだろうから、ここで簡単にご紹介しておこう。基本性能や装備類、熱い走りのインプレッション云々は、トヨタのウェブサイトや評論家諸氏の記事を見ていただくとして。

簡単なコースをしばらく走った感想としては、「素直で運転しやすいセダン」という印象。試乗した新型カローラのMT車は、1NZ-FE型エンジン(1500cc)と5速MTの組み合わせ。これは現在自分が乗っているクルマと同じである。

ところが、クラッチの感覚が全く異なる。

一言で言うと、ストロークがかなりたっぷり。重さはともかく空冷ビートルのクラッチ並み、あるいはそれこそ大型バスと比べても、さほど違和感はないぐらい、ストロークが長い。その分恐ろしく軽いペダルになっているから、いまどきセダンMTに乗るのは高齢ユーザー、それを考慮して思い切って軽い方に振ったのかな、と推測する。半クラもたっぷりあるし。今の自分のクルマは、軽トラックかと思うほどストロークが短めなのが不満なので、何ごともバランスが肝心。短いと踏力もそれなりに必要になるし、半クラの領域も狭くなる。

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それはともかく、これだけATが普及するなかで、ベーシックなセダンにMTの設定を継続したことは素直に敬意を表したい。2年ほど前の統計で乗用車新車のAT率は98%超、トヨタ単体では99%超。そこそこMT比率の高いスポーツカーを除くと、カローラのMT率はどれだけなんだろう?

ちなみに新型カローラにも、商用車的なビジネスパッケージはある。別刷りの単体カタログはないが、カローラ店扱いの商用車総合カタログには載っている。エアバッグのいくつかを省き、値段はちょっぴりお安め。気になる方は探してみてください。昔みたいに、ビジネスグレードはパワーウィンドーもエアコンもオプション、バンパーやミラーは無塗装樹脂(個人的にはこっちの方が好き)なんてこともないので。(や)
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見やすかったメーター。恐ろしい燃費になっているが、これは短距離走行の試乗車の宿命だろう。ちなみにこの数字、JC08モード値のぴったり半分である。

次号のバスラマ

昨日,バスラマ132号の締切を迎え,完成を待つばかりとなった。
今回は安全特集第3弾,日野セレガの9リットルエンジン車(バステクにも参加した新型車)試乗,そして事業者訪問など。安全特集は,2回目を終えた時点で関越道のツアーバス事故という,社会を揺るがす大事故が発生,これまで本特集でも指摘してきた不安部分が現実となってしまった。それを受けて今回は業界リーダー格からの緊急提言を紹介するとともに,バスドライバーをはじめとする読者からの事故に対するご意見を掲載した。
事業者訪問は首都圏の中堅事業者2社を訪問。ひとつは,かつてオリエンタルランド交通と称し,東京ディズニーランドのアクセスに欠かせなかった存在ながら,現在は宅地輸送に特化する東京ベイシティ交通。もうひとつは福祉バスを端緒に,都内のコミュニティバスでも大きな存在感を示している日立自動車交通である。そのほか,バステクフォーラム会場の様子,5月22日オープンの東京スカイツリーに集まるバス,都内初の市街地用連節バス,市営バスから民営バスに転じた明石市と呉市のバス現況,福山自動車時計博物館のボンネットバス近況など,たくさんの話題を用意した。定期購読の方は6月21日に弊社から発送,書店では25日頃までに販売開始の予定である。
写真は東京ベイシティ交通取材の際のひとコマ。長年ベイシティバスの代名詞的存在だった3扉車はいよいよ2012年度内に引退することになった。(S)
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バステクフォーラムの会場から

バステクフォーラムでは,出展各社がそれぞれのブースで商品・製品やサービスの展示を行っていました。
ツアーバス系の2社-ウィラーエクスプレスと平成エンタープライズ-は,それぞれシートを持ち込み,展示。

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こちらがウィラーのブース。
女性専用車「ボーテ」のシートでご満悦の女性と,説明しているウィラーの担当者。

あれ,左の男性はもしかして…平成エ〇タープライズのT社長!?
この後,シートに腰掛けて色々と堪能されていたようです。

こんな光景が見られるのもバステクフォーラムならでは。
バスラマ次号,No.132で当日の様子をご紹介します。

2012バステクフォーラム開催しました!

5月31日、大阪・舞洲にて2012バステクフォーラムを開催しました。今回も幅広い地域から多数の方々にご来場いただき、ありがとうございました。バステクフォーラムでは、各社から最新バス関連機器・用品やサービス類、バス車両などが多数出展されました。また特設会場では安全装置の実演や最新鋭バスの運転体験が行われました。バステクの様子は、6月25日発行のバスラマNo.132で詳しくお伝えします。

さて、誌面ではお伝えできないものをこちらで特別にご紹介。

今回、特設会場では試乗に加えて日野自動車のセレガに搭載されている、衝突被害軽減ブレーキ・PCSの実演が行われました。PCSとは、前方の障害物を検知したらドライバーに警告を発し、それでもドライバーがブレーキ操作を行わずに衝突が避けられないと判断すると、自動ブレーキで車両を止めるシステムです。


これはPCSのみで止まったときのものです。65Km/hで走行中にPCSが作動、フルブレーキで停止します。この際の減速度は0.4G以上、バスで経験することはまずないほどのブレーキがかかります。


これはPCSが障害物を検知した段階でドライバーがフルブレーキを踏んだもの。障害物にぶつかる手前で停車、無事に事故を避けることができました。
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