2012年10月

新旧車両を一度に見られる場所

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乗用車メーカー本社は人目に触れる場所にショールームを設置し,ラインアップをPRしている場所も多い。

ここは横浜にある日産本社。つい先日までワーキングビークルズNo.50でご紹介したように,NV350キャラバンの実車とユーティリティを示す展示が置いてあったが,10月5日の新型ラティオの発表にあわせて,初代サニー・チェリー・パルサーに入れ替えられた。東京だと,三菱自動車の本社ショールーム(田町)やホンダの本社ショールーム(青山)も,新型車と旧車が一緒に展示されることがあり,なかなか魅力的な場所。

大型メーカーは,日野自動車の21世紀センター・シャノン21(日野オートプラザ)のように新旧様々な車両を常設展示してる場所がある。またいすゞ自動車はかつて大森の本社に歴史的車両を展示していた。

もっとも大型車は車両サイズの制約もあり,現時点でショールーム機能を備えた本社がないのは少し残念。三菱ふそう,いすゞ自動車,UDトラックス/日産ディーゼル,いずれも歴史的車両を保存している。イベントの際には顔見せもするのだから,商用車ファンとして新旧の車両を一度に見られる場所を期待してもバチはあたるまい。(や)

10月3日の続き

 10月3日に記したヨーロッパ取材の話の続き。バスラマ№134をご覧の方はおわかりかと思うが,筆者は今回三菱ふそうのツアーに参加し,編集長は独自のスケジュールでIAAなどを取材したもの。三菱ふそうのツアーは商用車専門誌の編集者・新聞記者・フリージャーナリスト10数人が参加し,IAAのほか,ドイツ国内のダイムラーのコンポーネント工場,ポルトガルのキャンターの工場なども訪ね,かなりのタイトスケジュールであった。ただしIAAではダイムラーグループの展示やプレス発表の取材がメインながら,時間が許す限り他のブースを取材・見学することはOKだから,筆者も広い会場全体を駆け回った次第。それでも許された時間には限度があり,もう1~2日かけてゆっくりと見たかった。『久しぶりに西洋に行った』者にとってバスは魅力的な車両が山ほどあったわけである。
 そんな会場の様子は,バスについてはバスラマ№134で紹介した。その他の商用車や工場見学レポートはワーキングビークルズ№51で掲載予定である。さらにバスの代表的な新型車は年鑑バスラマでも詳しく紹介する。写真は,1つのホールを貸し切って展示したダイムラーのブースから,新型車がデビューしたゼトラのコーナー。いわゆるスーパーハイデッカーやダブルデッカーが5台も6台とも並ぶ様は壮観である。カメラの背後にはポルトガルで生産されたキャンターが居並んでいる。(S)
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余談 下は各メーカーのブースがブレスデーに用意した軽食から,イベコのコーナーで食べたプレッツェル。プレッツェルといえばドイツではお馴染みの軽食で,個人的には「昔ながらのドイツの製法」を謳う吉祥寺のドイツパン専門店『リンデ』の硬めのものに親しんでいるのだが,このイベコのものは普通のパンみたいに柔らかくて拍子抜けした(その後ダイムラーのブースで小ぶりのものを食べたが,これは硬めだった)。ちなみにプレッツェルには岩塩が付いていて,その量が多くて随分しょっぱく感じたが,帰国後にネットで調べたら,岩塩は払い落としてから食べるのが正解とか(払い落とすとちょうど良い塩梅になるから)。なるほど,ひとつ利口になった…。
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バスラマNo.134まもなく発行です

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バスラマNo.134は10月25日発行です。今回の事業者訪問は岩手県北バス,その他にも盛りだくさんな内容です。書店店頭では25日頃から月末にかけて,直接定期購読のお客様には今週末位にはお届けできると思います。お手元に届きますまで,今しばらくお待ち下さい。

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今号の試乗は,三菱ふそうエアロクィーン&エアロエースMM。今夏,安全規制への適合を主としたモデルチェンジを受けてデビューしました。エアロクィーン/エアロエース/エアロエースMMは同一デザイン基調なので「背が高いか,低いか,大きいか,小さいか」との括りで話されることも多いのですが,なかなかどうして,それぞれが大きく異なるキャラクターの持ち主です。

さて,三菱ふそうから今回の試乗の為に用意していただいたバス。

MMに乗ろうと前扉を開けると,
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同行いただいたエンジニア氏も試乗車を“お客さん”の視点で見るのは初めてだったようで,「まるで旅館の玄関みたいだな~」と思わず一言。

ちなみにこれ,試作品とかではなく,れっきとしたカタログ設定仕様。今回のモデルチェンジで追加されたバリエーションです。最近,木目調を目にする機会はかなり増えてきましたが,初めて見た敷石調は斬新で驚きました。バスラマNo.134では,改良のポイントやハンドルを握った感触などをたっぷりお届けします。(や)

はかた号と天神ライナーの競演@代々木公園!

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ごめんなさい,言ってみただけです…

10月13日に代々木公園で開催されていたバスフェスタ in Tokyo 2012,実はすぐお隣で九州観光・物産フェア2012が開催され,そちらに西鉄のはかた号が参加していました。そしてバスが展示されていたのは,バスフェスタのバスが並ぶケヤキ並木。偶然!にしては出来過ぎな一幕でした。やっぱりダブルデッカーは迫力が違いますね。ちなみにはかた号は,以前から九州観光・物産フェアの常連さんです。(や)

コラムシフト

13日に代々木公園で開催されたバスフェスタ in Tokyo 2012は,主催者によると,来場者数は過去最多となる21,000人を数えたそうです。ぽると出版もブースを出店しましたが,天気にも恵まれ,お陰様で多数のご来訪をいただき,ありがとうございました。東京都バスの日イベントでお会いした方はもちろん,スルッとKANSAIでお会いした方がご来訪されたりと,驚き&嬉しい1日となりました。あらためて御礼申し上げます。

さてバスフェスタとは全く無関係なエントリーです。

かつてタクシーと言えばコラムシフト―コラムマニュアルが主流で,コラムシフトにする必然性のない定員5人の小型車でさえ,コラムMTがあった。そんなコラムMTも,クラウンコンフォートそしてY31セドリックからコラムMTのみならずMTの設定すら姿を消し,今や各地の生き残りが日々姿を消していっている状態だ。遠からず国内のタクシーはほぼATになってしまうことだろう。

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これはY31セドリックLPG車のコラムシフト。ストロークは長めだが操作力は軽く,なかなか軽快に変速ができた。シフトパターンはステッカーのとおりで,フロアMT車とは全く異なる。2速発進をしない小型乗用車では珍しくRと1が向き合うシフトパターンは不思議かもしれないが,これがなかなか実用的。狭い道や駐車場なんかで何度も切り返すとき,コラムの上下だけで素早く前進・後退を入れ替えられるのはとても使いやすかった。ちなみにY31ディーゼル車は5速MTとなり,シフトパターンは確か旧ハイラックス等と同じもの=フロアMTの左右鏡像だったとおもう。つまり4速MT車のRの場所に1が入り,4速下の空白の部分にRが入るようなパターンのはず。(や)

東京のバスフェスタ近づく

 恒例となった日本バス協会主催のバスの日イベント『バスフェスタ in TOKYO』が,今年は10月13日・土曜日,東京・代々木公園で開催される。今回は,都内・神奈川などの事業者から最新観光・高速車,コミュニティバス,キャラクターバス,さらに3扉車・ボンネットバスなど保存車や,普段は乗客を乗せない訓練車・事業用バスといった変り種などが参加する。
 ぽると出版も例年どおり,出版物・バスモデル販売で参加するが,掘り出し物も用意するのでお楽しみに。
 会場へのアクセスは地下鉄代々木公園,JR原宿が最寄だが,渋谷からも徒歩またはNHK行バスでアクセスできる。会場は南北に長くて往復には時間がかかりそうだが,ご来場の節は,ぜひぽると出版ブースへお立ち寄りください。写真は昨年のバスフェスタから。詳しくは弊社ウェブサイトで。http://www.portepub.co.jp/1011

ところ変わればシフトも変わる

古い写真を整理していたら,こんな1枚が出てきた。

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これはヒュンダイ・スーパーエアロシティのシフト(2004年撮影),ちなみに棒シフト。

スーパーエアロシティは名前で何となく想像が付くように,三菱ふそうがエアロスターを技術供与したものがベース。だが韓国側で独自改良を進めるに連れて「似ているけど何だか違う」バスになっていった。最近は顔も釣り目になって“ニュースーパーエアロシティ”に化けたのは,バスラマのMr.Choi寄稿記事のとおり。

スーパーエアロシティのシフトパターンは,日本のバスのシフトパターンの上下鏡像といったところ。国産バスを見慣れた目には何とも面妖なパターン。日本のバスのつもりで,手元を確認しないで運転したら「3速発進→加速して2速にシフトダウン」をやらかしてしまうのは間違いない。

ところが歴史を紐解いてみると,ボンネットバスの日野BHあたりはこれと同パターンだったりする。Youtubeには福山自動車時計博物館のBHの運転シーンが上がっており,シフトチェンジの様子もはっきりと分かるので,見ていて非常に興味深い。それにしても,過渡期の運転士はうっかりミスシフトしなかったのか,あるいはプロドライバーはそんな素人くさい間違いはしないのか…。(や)

本場の連節バス

 バスラマでは例年取材しているヨーロッパだが,今年は筆者もIAAハノーバーショーなどの取材機会を得て,ものすごく久しぶりに「西洋」に行った次第。その途中,乗り換えたフランクフルト空港でのひとコマ。筆者の好きな長~いバスが絡まるように,渋滞しつつターミナルに入っていく(いい齢して,思わず萌え!てしまいそうだ)。フランクフルト空港は実に広大で,そのため地元キャリアのルフトハンザですら沖止めの割合が高いようだが,それだけにランプバスの守備範囲は広く,引っ切り無しに行き来している。ランプバスの多くはメルセデスのシターロGあるいはMANライオンズシティの連節バス群で,日本国内では貴重品扱いのシターロGもここではごく普通のバス。撮影した後のハノーバー行搭乗も果たして沖止めで,『日本にないMANが来ないかな』と思っていたら本当にMANが来た。今回の取材はハノーバーショーのプレスデーを除けば,その前日に日本を発った編集長とは別コースで,しかも街中をゆっくりと散策する時間などなかったから,これが唯一のシティバス(ランプバスだけど)乗車となった。なぜ別コースで,しかも時間がなかったのかは,今後お話ししたい。(S)
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