2017年06月

都市型超低床バス活躍中!

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先月,JRバスの取材で宇都宮駅に立寄った。駅前のバスはJRバス以外,関東自動車と東野交通という,いずれもみちのりグループとなった2社が行き来している。
その中で気になったのがこの車,関東自動車のいすゞキュービック都市型超低床仕様・U-LV870Lである。言うまでもなくこのモデルは,ノンステップバス発売よりも前の時代に,東京都交通局が大型車メーカー4社に開発を依頼した,前扉から後扉まで段差のない通路を持つワンステップバスであり,1991年春に3扉仕様の4車種8台が運行を開始した。その後,いすゞと三菱ふそうが正式発売,また日野は改造型式のままで少数販売された。なお都営バスは2年目から前中扉仕様に変更するとともに,リフトを中扉に装着した。
関東自動車の車両はプロパーではなく,大阪市が1994年に採用した市販モデルの移籍車である。そもそも前中扉の都営バスがなぜ3扉仕様を企画したかというと,前後扉の関西地区などにも波及することで販売コストの低減をねらったとされるが,果たして普及までは至らず,都営バス自身が比較的低廉な前中ワンステップベースの「らくらくステップバス」にシフトする結果となった。関東自動車の車はバスラマNo.122に登場した時と同じく,旧塗装をベースに人形店の広告ラッピングを施した姿である。移籍後10年以上が経過しているようだが,関東地方では珍しい「都市型超低床バス」の現役車として,今後も活躍してほしいものである。
なお関東自動車では1990年代に採用されたプロパーのツーステップ大型車が今なお第一線で活躍する一方,かつてのバスラマ超長期モニター車を含む中型幅10.5mの移籍車は数を減らしている様子である。(S)

ご参考(関連アイテム)

バスラマNo.5 「走り出した都市型超低床バス」バスラマバックナンバー
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バスラマスペシャル「都営バスの本」 バスラマバックナンバー
PDF(CD-ROM)で販売中

バスラマスペシャル「大阪市営バスの本」 バスラマバックナンバー
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バスラマNo.122  バス事業者訪問 関東自動車 バックナンバー在庫あり

ぽると出版ウェブサイト http://www.portepub.co.jp/

 

バスラマNo.162は6月25日発行

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バスラマNo.162は6月25日発行です。
今回は、間もなく市営交通100周年を迎える神戸市交通局を19年ぶりに事業者訪問、近年の利用者の維持向上に向けた様々な施策をはじめ、2001年式~2016年式が揃う車両陣、ユニークな路線などをご紹介します。また、最近話題のクルーズトレインと連携して観光地に参加者を運ぶバスの顔ぶれ、2017バステクフォーラム報告、バス用運転シミュレーター、バスタ新宿この1年の実績、連節バス最新動向、西工のDNAを受け継ぐ西鉄車体技術訪問、平成28年規制適合バス(三菱ふそう/日野)など、盛りだくさんに掲載します。また海外レポートでは、カナダ・モントリオールで開催されたUITP、ヒュンダイが本国で開催した商用車ショーと日本向けユニバース次期モデル、ボルボの電気バスなどを取り上げました。

本号は定期ご購読・ご予約の皆様には6月21日に弊社より発送します。また書店では6月25日頃までに順次発売となります(各店の発売日は弊社では把握できませんことを何とぞご了承ください)。
なお今回は、以下の神戸市内各書店で店頭販売いたします。
ジュンク堂三宮店・三宮駅前店(従来同様の常備店)
ジュンク堂神戸さんちか店・神戸住吉店
福家書店神戸店(デュオこうべ)
ブックファースト六甲店  
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