2019年01月

年鑑バスラマは1月30日に発行しました!

1
今年度より1月発行にシフトした『年鑑バスラマ』は,1月30日に発売しました。
従来からのメイン記事である国内バスカタログでは,新たに国産車1車種・輸入車1車種を追加,また海外バスカタログは時代の潮流を行く欧米の電気バスを中心に構成しました。
特集として,西日本豪雨による鉄道の運休により活躍した代行バスを,広島県のJR呉線代行バスを中心に紹介。地元読者が捉えた約100社におよぶ代行バスの姿を紹介するとともに,呉線運休で代行バスを日常的に利用した読者の手記,営業所周辺が被災した芸陽バスの被災当時の状況などで構成します。
このほか,2018年に登場したエレベーター付バス,新型リフトバスを中心に,最新のバリアフリー対応バスの現況も特集しました。写真は国内バスハイライトに登場する神姫バスの連節バス増備車。
書店での発売日は1月30日を基準としています。常備店で店頭に見当たらない場合は,書店員さんにお問い合わせください。なお定期ご購読・ご予約の方には,1月25日に弊社から発送いたしました。
AN18_表1-4のコピー


編集部では引き続きバスラマNo.172を鋭意編集中! 
バス事業者訪問は,No.22の豊橋鉄道以来約25年ぶりとなる,豊鉄バス/豊鉄観光バスをお届けします。お楽しみに。
[バスラマNo.171で予告した大阪シティバスは都合により延期になりました。何卒ご了承ください]

いすゞプラザの企画展を見る

一昨日の1月18日にエントリーした「年鑑バスラマの1月30日発行予告」から立て続けとなるが、現在いすゞプラザで開催中の企画展をご紹介。

すでにワーキングビークルズNo.69でご案内のように、藤沢市のいすゞプラザでは「レストアカー・バックヤードコレクション『ベレットとその仲間たち』」を開催中である。ベレットといえば日本で初めてGT(グランドツーリング)を名乗った“ベレG”ことベレットGTがあまりにも有名であるが、基本はファミリーカーとして売り出した小型セダンである。1963年のデビューから約10年間の間にセダン(4ドア、2ドア)、クーペやファストバックスタイルのGT、さらにセダンの前後のデザインを変えたBタイプ、セダン系スポーツモデルなどが販売された。これと併せてシャーシーフレームを持つ商用車のベレットエキスプレス(バン)、ワスプ(1トン積ピックアップトラック)も販売されたが、こうした幅広い展開は当時の小型乗用車系では珍しいものではなく、トヨタではクラウンおよびコロナ、また日産の場合はブルーバード/ダットサンの一連の系列で展開した。ただしベレットの場合は、ガソリンに加えて、お家芸たるディーゼルエンジンも乗用車とワスプの双方に設定されていたことが特徴的である。
企画展では4ドアセダン、ベレットエキスプレス、ワスプの3台が、常設展示場所ではなく、いかにも業務用といった風情のバックヤードスペースに展示されている。ベレットというと現在でもファンの多いベレGに光が当たりがちになるが、あえて地味な存在の3台にスポットを当てることで、ベレットの知られざる歴史を紹介する意図があるようだ。
今回は時間の関係もあり、オフィシャルな取材ではなく私的な観覧であったが、昭和の小型商用車ファンである筆者には、これまでのいすゞプラザ関連の取材でも登場しなかったワスプとの対面は楽しみであった。ワスプは比較的最近レストアを終えたようで、ディーゼルのC180型エンジンを搭載し4速コラムシフトを組み合わせる1967年式KRD10である。担当者によればレストアはまだ完ぺきというわけではなく、バンパーの色の修正などが今後行われる予定という。ちなみにベレットエキスプレスはいすゞプラザ開館準備段階の2016年12月に取材し、ワーキングビークルズNo.64に掲載している。
企画展は2月2日までの予定。いすゞプラザは土曜日・祝日が入場自由、平日は予約制となるので、詳しくはウェブサイトで確認されたい。(S)

http://www.isuzu.co.jp/plaza/


1
2
バックヤードスペースに3台並んだベレットファミリー。先頭の4ドアセダンはベレットを代表する車種だが、展示車はボルグワーナー製フロアシフトATを搭載した、MT全盛の当時にあってはレアなクルマで、1965年式の型式PR20。3台目の赤いベレットエキスプレスは1967年式KR10V


3
今回の観覧目的たるワスプ。車体の構成はフレーム付でベレットとは別物だが、リヤボデーを含めてベレットと同基調でデザインされたスタイリスト。現代の海外向けピックアップSUVとも違う、真の商用車である。ちなみにワスプという名を今聞くと“変なネーミング”に感じるが、英語で蜂(スズメバチなど)を意味している


4
会場では開館1周年記念企画展「いすゞプラザの世界~その誕生の記録」シーズン3「レストア」編も開催されていた。展示車のレストアの過程と、それに盛り込まれた技術を示したもので、エンブレムやグリルなど欠品パーツの一部は試作用の光造形機(3Dプリンターの一種)を活用して製作されたことも紹介されていた


5
ビッグホーンを最後に2002年に国内の乗用車市場から撤退したいすゞだが、海外市場では乗用車系SUV/商用車を継続している。いすゞタイランドで生産された展示車mu-Xに装着されていた、タイ進出60周年記念のエンブレムには、かつてのいすゞマークが!


6
いすゞプラザへの公共交通機関でのアクセスは、小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーラインの湘南台駅(東口3番バス乗り場)から、いすゞプラザシャトルバスが便利。1時間に2回運行されている。シャトルバス専用車はこのシルバーのガーラSHDで、現行スタイルのガーラがデビューした時のカタログ撮影車そのものだ。いすゞプラザのエントランス付近で

年鑑バスラマ 編集完了!

年鑑バスラマの編集作業が先ほど完了しました。

2018年度から年鑑バスラマの発行は新年1月にシフトし,皆様にはこれまでよりも1カ月半ほどお待たせすることになりましたが,定期購読ならびにご予約の方は125日夕方に弊社から発送いたします。また常備書店では126日以降,131日頃までに順次発売の予定です。(店頭でご不明の場合は,書店係員の方にお問い合わせください)

年鑑バスラマ20182019は従来とは異なり,12月末までの話題をほぼすべて盛り込むとともに,特集記事2本を用意して新たな誌面構成でお届けします。年鑑バスラマ20182019をぜひご覧ください。

詳しい内容はぽると出版ウェブサイトでご案内いたします。
http://www.portepub.co.jp/

AN18_表1-4のコピー

〈お詫び〉12月下旬以降,年明けまでの間は,連休や年末年始の休み等に伴い,出版流通にも停滞が生じました。バスラマ171号は1220日に流通に納品いたしましたが,こうした流通の停滞の影響を受け,客注分を含む一部書店への納品が遅れました。お待ちいただいたお客様には大変お待たせしましたことをお詫びいたします。ぽると出版

新年のご挨拶 そして…

新年あけましておめでとうございます。やや遅ればせながら、2019年のご挨拶を申し上げます。
今年は早々に熊本県を震源とする地震が発生し、九州内はもとより四国・中国でも揺れが観測されたとのこと。大事には至らなかったと報じられていますが、昨2018年は災害が多かっただけに、今年1年が安寧な年になることを願わずにはいられません。
ぽると出版は明日1月7日から営業開始します。今年度から例年12月中旬に発行してきた『年鑑バスラマ』を1月末発行にシフトしましたので、編集部は明日からすぐにフル稼働の状態が続きそうです。1月30日発行予定の『年鑑バスラマ2018→2019』は、2018年の話題を網羅して、従来にも増して充実した内容でお届けする予定です。ご期待ください。


2019年は5月1日に新元号に移行することが決まっており、4月1日には新元号が発表されるという。30歳より若い平成生まれの方々もそのうち『前時代の人』などと括られるのかもしれないが、昭和中期生まれとしては「昭和はますます遠くなりにけり」という印象を抱いてしまう。今回は昭和の時代のそれぞれ正月前後に撮ったバスの入った風景を、脈絡はないが数点ご紹介しよう。ストリートビューなどで現在の景色と比較すると興味深いと思う。(S)

1969
50年前の1969(昭和44)年1月1日、国道246号の渋谷区道玄坂付近。この年の5月に廃止された東京急行電鉄玉川線の電車が渋谷駅に向かう。後ろを走る2台のバスは同じく東急の日産ディーゼル4R110/富士重工。長尺のラッシュバスで、いずれも2灯式なので1963~1968年前期式。外装は銀地に水色のデザイン、赤帯の旧塗装である。4R110は玉川線の代替輸送用にも4灯式で銀地/赤帯の簡易塗装の新車が大量導入されるなど、1970年まで計262台が採用された。まさに1960年代後半の東急バスを代表する車型である。ちなみに電車は150形で、1964年に4両が新造された、玉川線では最後の新車。東急の鉄道線ステンレス車7000形と共通性のあるスタイルだが、こちらはスチール製である。玉川線廃止後は世田谷線に残り、現在の300形に置き換えられるまで活躍した。(4R110をはじめ1960~1970年代の東急バス各車種はバスラマアーカイブス03『東京急行のバス達』に詳しい)

1978
41年前の1978(昭和53)年1月下旬、国鉄中央線武蔵小金井駅北口の朝。西武バスも多くの路線が乗り入れる駅だが、たまたま発車待ちする京王バス2台だけが写っている。左は1969年式日産ディーゼル4R104/富士重工、右は1971年式いすゞBU20/北村製3扉車で、いずれも府中営業所の所属。このうち4R104はこの年の5月に、1970年式4R105とともに廃車された。2サイクルエンジン車の早期淘汰の方針によるものと聞いたことがある。一方のBU20は当時の京王のいすゞ車では最長尺車で、京王では珍しい北村製。同型9台が1982年6月まで活躍した。なお武蔵小金井の駅舎は2007~2009年の中央線の高架化工事に併せて改築、2015年には高架化に伴うすべての工事が終了し、当時の面影はなくなってしまった。

1981
38年前の1981(昭和56)年2月初頭、東京・有楽町の日劇(日本劇場)付近。日劇は戦前の1933年にオープンした国内最大級の劇場で、ミュージカル、演劇、映画などが上演・上映された。戦争による被災も免れたが、1981年2月中旬、老朽化によりその幕を閉じ、隣接する朝日新聞の社屋などとともに取り壊された。現在は有楽町マリオンが建っている。撮影当時のカメラの画角では建物の全容が収まらず、ご覧のように上部が欠けてしまった(仕方なくその後、ビルの屋上に上って撮影できたが、果たしてどこのビルだったか)。走るバスは都営バスのS-T488号。1969年度前期に購入された深川営業所のいすゞBU05D/川崎である。

1986
33年前の1986(昭和61)年正月を目前にした1985年12月末の北海道・旭川駅前。発車待ちで並ぶバスは道北バスの日野RCあるいはREで、右の車は社番538、行先は急行名寄と読める。左のバスの奥には西武旭川店のB館が見える。同店舗は1975年に開店、近年は日本最北の百貨店とも言われたが2016年に閉店し、道内第2の都市である旭川市の経済に影響も与えた。また名寄行道北バスの乗り場も2018年に開設された駅隣接のバスターミナルに移動している。ちなみに2台のバスの車体広告には『ニトリ』の文字。札幌発祥の同社は今や全国区の大手チェーンだが、撮影当時の店舗は道内に限られていた。

記事検索
プロフィール

portepublishing

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ