宇奈根
コミュニティバスに反対する人達 その1
 コミュニティバスができて便利になるのに反対などあるのだろうか?とも思うのだが, 人口集積の高い住宅地だからいろんな人がいる。賛成があれば反対もあり,反対も結構根強いようだ。どんな反対意見があるのか,「祖師谷・成城循環線」(2005年12月開設)の開設前に行った住民説明会の議事録を見てみた。区の担当者の話と併せて考えると,反対理由は①「自分の家の前を通る車がこれ以上増えてほしくない」という感情的なもの。②行政に対する不信(政策に対する反対)の2点に集約できると思う。
 議事録見ると反対意見は「騒音と振動」に対する懸念が目立つように思う。もちろん法的レベルの問題ではない。個人的に迷惑ということなのだが,昼間時間帯に30分に1回くらい小型バスが通る程度で「騒音と振動」といっても説得力には欠ける。印象的な意見として「バスはバス通りを走るもの。ここはバス通りではないから走るべきではない」というのがあった。一見頓珍漢な意見のようだが,背景には「騒音と振動」に対する懸念と同様に背景には「自分の家の前を通る車がこれ以上増えてほしくない」という意識があるように思える。私の家の近辺は(ぽると出版の近辺もそうだが),狭い上に交通量の多い道路がよくある。交通量が増えてほしくないというのは自然な感情だと思う。ただしマイカーも公共交通(バス)も同じ家の前を通る車というのは,交共交通が意識されていない,大事にされていないことの表れとも思える。(Y)