横浜・二俣川の運転免許試験場で,相鉄バスと江ノ電バスのちょっと変わったイベントが開催された。普段は大型二種免許の試験で使われるコースを活用し,現役のドライバーが車両感覚をはじめとする運転技能を競いあった,運転競技大会である。路線バスなので単純な技術だけでなく,もちろん乗り心地も評価対象だし,車内アナウンスも行いつつ,である。

坂道発進や車庫入れといったイベントが盛り込まれたコースだが,現役のプロドライバーですら手こずった難所が,鋭角。
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大型用のコースだけれど,路線バスとしてはありえない曲がり方。普段の路線運行ではまず経験しない環境なので,クランクやS字のようには行かない。慎重にライン取りをし,切り返し,身を乗り出して縁石を確認し…。それでもやっぱり曲がれない。後ろから次のバスがやってきてプレッシャーもかかる。焦るといよいよどつぼに嵌まる。
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ここが最大の難所ということは分かっているので,切り返し5回で脱出できなければ,縁石に乗り上げて行ってよし,というルールで行われた。うまく抜けられなかったドライバーさん達は,終了時にイベントに立ち会った警察署長から「免許返納!」と冗談交じりに言われたとかいないとか。ちなみに車両はご覧のとおり試験車ではなく,普段から使い慣れているそれぞれの会社のもの。このイベントの詳細は,12月発行のバスラマでご紹介しよう。