日産

日産ヘリテージコレクション訪問

ワーキングビークルズNo.44(2010年8月発行)で紹介した日産自動車の座間記念庫が,今年から「日産ヘリテージコレクション」として,週末限定の一般公開を始めたので,過日,友人と連れ立って訪れた。
座間記念庫は,草創期から近年のモデルまで,日産の歴史を創ってきた数多くの車両を,旧座間工場の建屋の1つに保管する施設である。その数は約400台とされるが,これらは日産にとっての記念碑的な車,レースやラリーで活躍した車など一部を除けば,新車の下取り車などを含めて,全国から丹念に集められたことがうかがえる。これまでは基本的に一般への公開はなされていなかったが,今年から予約制,土日限定の一般公開が始まった。
土日の公開は午前と午後の各1回で,約40人を単位とした1時間半のツアーが組まれており,日産の歴史ビデオ鑑賞15分,ビジターホールの展示車紹介と記念庫内の主要車紹介が30分,記念庫内の自由見学45分という内訳である。記念庫内部は2010年に取材した当時は工場然としていたが,一般公開に合わせて一部リニューアルされ,車両には各車の解説が付けられたほか,NISSANの化粧プレートが付けられた。展示車両数は常時約300台で,残りはバックヤードに置かれているようだ。
ファンとしては入場料を払っても,好きなだけ車を見ていたいとも思うが,この場所はあくまでも日産座間事業所の敷地内であり,制約があるのは仕方がないことだろう。なお平日でも公開する日はあるようだ。詳細や予約方法は日産ヘリテージコレクションのサイトをご覧いただきたい。(S)


写真上 広大な記念庫の一角。日産の歴史を創ったクルマ達がびっしりと並ぶが,他の展示施設に「出張中」のクルマのところはスペースが空いている。
写真下 商用車もあるが,一番大きいのは戦前の日産90型のバンで,そのほかは小型車である。1959年に縦型4灯で登場した680トラックや,ヒット作の初代キャラバンなども欲しいところ。写真は初代キャブオールと,初代ジュニアをベースとする日産消防車。

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荷物の目線

荷物。お荷物。会社のお荷物。社会のお荷物。いえいえ、お客様の大切な荷物です。
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そんな荷物になってみた。日産e-NV200の荷室に寝転がり、見回してみると“5ナンバーサイズ”が思いのほか広いことに気付いた。 窓から見えるのはごみごみした家並や雑踏ではなく、空。“お荷物”も意外と悪くないかも。これで屋根が開いたら言うこと無しなのですが。このクルマの荷室はすっきり四角四面、無駄な出っ張り凹みがほとんどなく、これぞ実用車。もっとも諸々の事情で、e-NV200は普通貨物車登録・・・!?

ワーキングビークルズNo.59は話題も盛りだくさん、8月5日の発行を目指して鋭意編集中です。

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 ワゴンではなく、バン。電気だけで動く、立派な“はたらくくるま”でした。

新旧車両を一度に見られる場所

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乗用車メーカー本社は人目に触れる場所にショールームを設置し,ラインアップをPRしている場所も多い。

ここは横浜にある日産本社。つい先日までワーキングビークルズNo.50でご紹介したように,NV350キャラバンの実車とユーティリティを示す展示が置いてあったが,10月5日の新型ラティオの発表にあわせて,初代サニー・チェリー・パルサーに入れ替えられた。東京だと,三菱自動車の本社ショールーム(田町)やホンダの本社ショールーム(青山)も,新型車と旧車が一緒に展示されることがあり,なかなか魅力的な場所。

大型メーカーは,日野自動車の21世紀センター・シャノン21(日野オートプラザ)のように新旧様々な車両を常設展示してる場所がある。またいすゞ自動車はかつて大森の本社に歴史的車両を展示していた。

もっとも大型車は車両サイズの制約もあり,現時点でショールーム機能を備えた本社がないのは少し残念。三菱ふそう,いすゞ自動車,UDトラックス/日産ディーゼル,いずれも歴史的車両を保存している。イベントの際には顔見せもするのだから,商用車ファンとして新旧の車両を一度に見られる場所を期待してもバチはあたるまい。(や)

コラムシフト

13日に代々木公園で開催されたバスフェスタ in Tokyo 2012は,主催者によると,来場者数は過去最多となる21,000人を数えたそうです。ぽると出版もブースを出店しましたが,天気にも恵まれ,お陰様で多数のご来訪をいただき,ありがとうございました。東京都バスの日イベントでお会いした方はもちろん,スルッとKANSAIでお会いした方がご来訪されたりと,驚き&嬉しい1日となりました。あらためて御礼申し上げます。

さてバスフェスタとは全く無関係なエントリーです。

かつてタクシーと言えばコラムシフト―コラムマニュアルが主流で,コラムシフトにする必然性のない定員5人の小型車でさえ,コラムMTがあった。そんなコラムMTも,クラウンコンフォートそしてY31セドリックからコラムMTのみならずMTの設定すら姿を消し,今や各地の生き残りが日々姿を消していっている状態だ。遠からず国内のタクシーはほぼATになってしまうことだろう。

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これはY31セドリックLPG車のコラムシフト。ストロークは長めだが操作力は軽く,なかなか軽快に変速ができた。シフトパターンはステッカーのとおりで,フロアMT車とは全く異なる。2速発進をしない小型乗用車では珍しくRと1が向き合うシフトパターンは不思議かもしれないが,これがなかなか実用的。狭い道や駐車場なんかで何度も切り返すとき,コラムの上下だけで素早く前進・後退を入れ替えられるのはとても使いやすかった。ちなみにY31ディーゼル車は5速MTとなり,シフトパターンは確か旧ハイラックス等と同じもの=フロアMTの左右鏡像だったとおもう。つまり4速MT車のRの場所に1が入り,4速下の空白の部分にRが入るようなパターンのはず。(や)

旅の仲間

ぽると出版はワーキングビークルズNo.50,バスラマアーカイブス02に引き続き,バスラマ本誌の取材&編集作業で大忙し。

7月の後半は,バスラマ事業者訪問の取材のために某地方に出張。バスを取材するにしても,都市部ならばバス&鉄道の移動が便利だが,ローカル部では「鉄道?×年前に廃線になったよ」「朝のバス。昼のバス。夜のバス。はい,おしまい」ということも珍しくない。あるいはバスに先回りして,ロケーションを探して撮影したりすることも,よくある。そんなわけで,取材の足にレンタカーを使うことが多々ある。大きなクルマである必要はない。人が1~2人と数日分の荷物が詰めたら,むしろできるだけコンパクトな方がありがたい。ローカルバスは乗用車でさえ離合が難しいような場所も平気で走るから,それこそ軽がベストなシチュエーションも普通にある。

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今回の“旅の仲間”は,先代マーチ(1200cc)だった。レンタカーのくせに(?)アルミを履いているのが何とも妙ではある。2日間で438Kmを走破し,使った燃料は26リットル。高速道路は450円分しか走っておらず,あとはひたすら下道&山道だったから,リッター16.8Kmの燃費は悪くはあるまい。仕事で使うからにはこれも立派な“はたらくクルマ”だ。実はレンタカーも,取材のひそかな楽しみなのである。(や)

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