日産ディーゼル

変わらないもの

新刊『UDマークのバス達』の編集も,いよいよ最後の追い込み。噂によると,編集部随一のUDファンの(S)は編集作業に没頭するあまり徹夜したとかしないとか。UDのバスの歴史を,前身の民生時代から詳解する『UDマークのバス達』は,まもなく発行です。どうぞご期待ください!

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そのUDマークのバス達に登場する車両を撮影するため上尾のUDトラックス本社に行ったら,懐かしい名前を発見。UD本社前のバス停は,いまだに「日産ディーゼル前」だった。2010年2月の社名変更から2年半,すっかりUDが定着したかと思っていたら,お膝元もお膝元に懐かしの日産ディーゼルが残っていたとは。

確かにバス停は身近なランドマークなので,親しまれた停留所名をそうそう簡単に変えるわけにはいかないのかもしれない。そういえば東急バスの停留所に「元競馬場前」なんてのがあるけれど,競馬場がなくなってから90年近く経っているわけで…。(や)
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『UDマークのバス達 1947→2010 63年間の記録』
発行日:9月28日
ISBNコード:978-4-89980-411-6
価格:税込2,468円(本体価格2,350円)
送料:340円

ウェブサイト http://www.portepub.co.jp/ で予約受付中です。
なお9月22日の東京都交通局 バスの日イベント2012,23日のスルッとKANSAIバスまつり会場で,先行発売します。

UDマークのバス達, 編集大詰め!

 2010年度をもって,惜しまれつつ市場から去った日産ディーゼル/UDトラックスのバスを,1947年の市販開始から最終モデルまで紹介するバスラマスペシャル11『UDマークのバス達』はただいま編集大詰め。編集部は夏休みなど返上で9月下旬の発行に向けて編集作業に追われている。UDトラックス,編集部,またスタッフ所蔵の歴史資料・写真をフル活用し,UDのバスが歩んだ63年間の記録を一冊にまとめてお届けする。価格は(細かくて申し訳ないが)税込2,468円。まずは9月17日のひろしまバスまつりでご予約を受け付け(代金を頂戴し,発行次第,送料弊社負担でお届け)。次いで9月21日の都営バスイベントと23日のスルッとKANSAIバスまつりで先行販売予定,発行は9月28日の予定である。ぜひご期待ください! 下は1970年版カタログから,4サイクル車第一陣のPR系カタログ表紙。
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こんなところに…こんなバス

 以前から名前だけは知っていた府中市の交通遊園を訪れた。実は,梅が見頃という郷土の森公園に行こうとして,駐車場から間違って反対方向に歩いたら出くわしただけなのだが,どうやら郷土の森よりもかなり以前の1972年に開園した様子。子供たちに交通ルールを身につけさせることが目的の施設で,公道を模したコースや,ワンコインで遊べるバッテリー式のゴーカートもある。交通戦争という言葉がまだ生きていた時代らしい施設だが,40年経た今もきちんと機能していることは評価したい。
 で,交通遊園の名前を何で知っていたかというと,都電やバスなどが展示されていることを聞いていたからだが,まず目に飛び込んできたのがこの京王バスである。驚いたことに社号はA49902,最近引退したのだろう1999年式の日産ディーゼルJPワンステップだ。日本でJPを一番多く愛用した京王の中ではワンステップ最終期の西工製で,京王バス東・中野営業所に配置されていた車両。車内には自由に入れる。ファンのサイトで確認したら,長らく富士サファリパークの広告ラッピングをしていたことを思い出した。(また他のブログによれば)以前もやはり京王バスが置かれていたようだ。写真を見ると1987年式いすゞキュービック3扉車(府中営業所で一生を終えた)であった。おそらく経年による劣化で「新車」に代替したものと思われる。ちなみに裾の社名からは「東」の文字が消され,方向幕は府中営業所の廃車から外したのであろう,最寄りの系統が表示されている。新宿・渋谷・中野あたりしか知らない当人(?)は,何でこんな寂しいところに連れてこられたのかと思っているに違いない。でも,まだ売却できる車両を地元に寄贈したのだろう京王も太っ腹。子供たちを相手に楽しい余生を送ることだろう。今回はカメラを持っておらず,やむなく携帯で撮影。(S)
追記:交通遊園にはこのほか都電6000形(1978年廃車。現在塗り替え中なのか錆色でした),いすゞエルフ消防車(まだ新しい。かつてはボンネットのTXGが置かれていたようだ),国鉄D51(開園の際に譲り受けたとある),EB10(同様。地元企業東芝がバッテリー機関車として製作したものを電気機関車化したという)が置かれている。
京王JP

3扉車ラストラニング

 2011年度内の引退がアナウンスされて久しい関東バスの3扉車,2月に入っても依然として稼動が続いている。写真は今朝,「3扉車発祥の地」吉祥寺駅北口で3つの扉を開放したB3019号=1995年式日産ディーゼルU-UA440HSNマニュアルトランスミッション車。元々この地に住み着いていた車ではなく都区内からの異動車なのがちょっと残念だが,これがラストを飾るのか? それにしても平日のラッシュ時ならともかく,週末にわざわざ,すでに異端となった,乗降方式の違う3扉車を投入するのはあまり感心しないが(まあ,ファンサービスならありがたく享受するとしよう)。
 3扉車がいま多くのバスファンの関心を集めるのは,かつてのSLやボンネットパスのようなものだろう。北海道拓殖バスに移籍した関東の3扉車に乗りに行くツアーを,キャリア系旅行会社が主催するなど,いささか過熱気味といえる。だが長年の利用者にとっても,引退は一抹の寂しさがあるのは事実。いすれにしても,47年と3カ月の歴史を後にして引退する関東バスの3扉車,長い間ありがとう。(S)
追記:関東バスの3扉車の歴史については年鑑バスラマ2010-2011と,バスラマアーカイブス01に詳しい。
kbk

古参車発見の楽しみ


 昨秋,旭川で拾ったネタのうち,レゾナ&クオン除雪車はWV48で,富士重工7Eは本ブログで紹介したが,今回はその続編。首都圏ではすでに珍しくなりつつある先々代のコンドルである。昨年コンドルは約18年ぶりにフルモデルチェンジしたから,この車は若くても18~19歳というわけだ。
 件の除雪車のガレージの奥には『風のレンジャー』の除雪トラックが置いてあったから,この世代は当地では決して珍しくないことがうかがえる。実際,北海道でももっと東に行けば,ふそうがレストアを進めているVキャンターやその次のキャンターの現役が稀に見られたりするから,先々代コンドルなどまだ「若造」なのだが,写真のダブルキャブは「旭川130」のナンバーを付けているから,内地からの移籍車かと思われる。リヤボデーの『道路維持作業車』の部分には,以前は日本道路公団とでも書かれていたのだろうか? 
 かつてマイカーで各地を旅行した折は,こうした旧型の商用車や廃車体を目を皿のようにして探した時期もあった。現在はそうした機会も少ないが,廃車体は環境面の法規が強化されたこともあり,そうそう見つからないかもしれない。今回のコンドルは単に散歩していたら現れたから,なんとなく得をした気分になった。
 ちなみにロシアでは,地域によっては日本からの中古商用車がたっぷりと見られる。年末に同国を旅した友人から写真を見せられたが,特に小型系が多いようだ。(S)
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さよなら都営バス北車庫のCNG車

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ブログ最初のニュースは,都営バス北営業所CNG車のファイナル・ランです。バスラマNo.124のとおり,都営バスではCNG車配置車庫を2ヵ所から2ヵ所(深川・臨海)に集約,北営業所の配置を中止しますが,これに伴い1999年初頭まで購入された日産ディーゼルのCNGツーステップ車が全廃となります。最終車はN-D281と282の2台で,廃車は後日ですが,本日2月22日がおそらく最終営業となる模様。すでに282号は早朝からの営業を終え入庫しましたが,281号は21時過ぎまで王40系統(池袋‐王子‐西新井)で走り続けています。日本のCNGバスの草分け,日産ディーゼルUA/富士重工17型Eの乗り心地を味わいたい方は急いでバス停へ!  写真は本日13時18分,池袋駅で282号の最後の営業運行。(S)

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