立川バス

マイナー怪獣のバス

世を挙げてのゆるキャラブーム,自治体はもとより,交通事業者もオリジナルキャラの設定に余念がないが,首都圏のバスに至っては,どの事業者も先駆けとなった都営バスを意識しすぎたのか,どれもあまり変わり映えがしないように見える。
さて本日取材で立川バスを訪問したら,写真のようないすゞエルガがいた。「ウドラバス」である。立川バスのキャラクターはいうまでもなく「リラックマ」。自社オリジナルではなくメジャー系キャラを採用し全国のリラックマファンから注目されているが,ではウドラって何?
実はウドラは立川市のキャラクターを選定する際,「優勝」ではなく次選となった,微妙な立場のキャラクター。特産品のウドが怪獣に突然変異したらしいが,現在話題の「シン・ゴジラ」などに比べればほとんど誰も知らない怪獣といえる。そして次選だけに市から公認されることなく,自ら「公認なりそこね」(非公認)を主張しているあたりがいじましい。
こうしたキャラがバスに仕立てられるのも可笑しいが,立川バスでは以前も立川を舞台としたコミック『聖☆おにいさん』のラッピングバスもあったから,(広告費用の流れなどはわからないが)立川に纏わるものなら何でもOK,なのかもしれない。
「ウドラバス」は2台あり,いずれも立川駅発着路線で運行中とのこと。写真は2012年式のAT車で,「23」の希望番号が示すように元は『聖☆おにいさん』バスだった。  (S)

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立川バス 第4回ファン感謝イベントを開催

立川バスは4回目となるファン感謝イベントを開催する。立川バスの車両展示をはじめ,バスグッズやバス部品販売などが行われる。

開催日時:3月9日(土)10~16時 小雨決行
開催場所:立川バス拝島営業所
       駐車場・駐輪場はないので,公共交通機関で来場ください。
アクセス:JR立川駅北口から「拝島営業所」「拝島駅」行き
      JR拝島駅から「拝島営業所」「立川駅」行き
      いずれも拝島営業所下車
車両展示:立川バスの車両や,新・リラックマバスの発表
       小田急バス&江ノ電バスからゲスト車両展示
グッズ類:立川バス・小田急バス・江ノ電バスの3社合同記念券限定販売
       バスミニカー,バス部品 ほか

詳細は立川バスウェブサイトで確認されたい。

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第3回ファン感謝イベントの様子

サヨナラ『木バス』

立川バスで異彩を放っていたノンステップバス特別デザイン車(社内通称『木バス』)がいよいよ引退することになり,7月14日から順次,さよなら運転が行われる。これらは1999年に5台が採用された三菱ふそうKC-MP747Mで,小田急バスと共通の立川バス標準塗装からうって代わって,木をデザインした(おそらく立川のシンボル・ケヤキであろう)特別色で登場した。社内公募というこのデザイン,しかし1999年限りのものとなり,2000年の増備車は標準塗装に戻ってしまった。
これらはすでに2台が退役したが,立川バスでは残る3台の引退にあたり,配置車庫の異なる各車に,それぞれ色の異なる記念のヘッドマークを付けて利用者やファンに別れを告げる。詳しくは下記の立川バスウェブサイトを参照されたい。http://www.tachikawabus.co.jp/
写真は6月30日,さよなら運転告知用の写真撮影で3台が上水営業所に集結した時のひとコマ。左に延命措置を受けて稼動を続ける古参のいすゞLV/富士重工7Eがいる。(S)
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バスジャック発生!

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 といってもこれは訓練。去る3日に行われた立川バスファン感謝イベントでのひとコマだ。
 当日は昭島警察署を中心に,特殊部隊を含めて警視庁の敏腕ポリスが拝島営業所に勢ぞろい。「立川バスの空港連絡バスをジャックした容疑者が府中刑務所で服役中のアキシマ某の釈放を要求」,さらに容疑者が窓から車外に放った紙袋の中のボトルにサリンが入っているらしい,という筋書きである。警察が運転席付近で説得を続ける中,前扉(上)と非常口から進入した警官により容疑者は逮捕される。その後,紙袋を爆弾処理班と毒物などの特殊処理班が検査(下),最終的にはサリンを除染して解決するという,バスジャック+アルファの内容だった。
 民営バスのイベントでバスジャックの公開訓練をするなど非常に珍しいが,それだけ立川バスがイベントに力を入れている証拠だろう。見ている側には,本物の犯人よりも怖そうな犯人役の警官が印象的だったが,人質の乗客役になった社員の方に聞いたら「リハーサルのときよりも警官の方がたくさん来てちょっと驚いた」とも。警察も一般ギャラリーが多いから張り切っていたのかもしれない。本物の事件はごめんだが,備えあれば何とやら…。訓練の公開に尽力した立川バスと関係者に拍手!(S)
たちかわ

事業者訪問はもう1社

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バスラマ125号の事業者訪問は先にご案内した近江鉄道ともう1社,立川バスである。「立川バスなんて会社あるの?」という方がおられるかもしれないが,「小田急バスと同じ色の会社」といえばおわかりかもしれない。立川バスは現在,2000年代の辛い時代を通り抜け,新たなチャレンジを始めようとしている。詳しくは本誌でご紹介しよう。写真は同社エルガの長尺ノンステップで,特定の路線専用ではあるが,小田急バスにはない車型である。このほかいろいろと独自の仕様や車種選択が見られ,随所にこだわりが感じられる。ちなみに,取材窓口となっていただいたSさんは「心底バスが好き」で,引退するバスにヘッドマークを付けたお別れ運転を過去2回(ふそう初代エアロスターと,いすゞキュービックLTワンステップ=珍車ですね)行った。また年に一度のイベントの企画推進役でもある。そうしたことが大手を振ってできる会社の雰囲気というのも,これからのバス会社にとって大きなパワーといえる。(S)
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