香港から受け入れた学生

8月13日　香港から一人女子大生が我が家にやってきた…
それは、インターシップの学生として受け入れて欲しいという
突然届いたメールからはじまった。
なになに、どういうこと！突然のことに理解できない
どうやら、私の作品にとても感動し、ぜひ作ってみたいということらしい
香港の芸術大学３年生で、夏休み期間中に海外でインターシップすることが
課題だという。
とはいっても、どんな人柄なのかまったく判らないわけだから即座に返答は出来ない。
ならば県とか、市に問い合わせればなにか判るかと尋ねてみるがダメ
そうこうするうちに、大学の発行する書類が本人から添付されてきた
よし、これを信用材料として受け入れてみるか
我がファミリー達も応援してくれるというから一生に一度くらい
ボランティアに徹してみるのもいいかと言うことで、受け入れが決まった。
　　こんなケースに行政の対応がないなんて
　　せめて、行政と大学とで本人と受け入れ側の確認ぐらいやってもいいのではないだろうか
　　グローバルを唱える割には何の対応もとれない行政に不満を感じる。
こんなわけで、8月30日まで我が家にホームステイ。
8月中は無休のぽるぺっぽに毎日私と出勤ということになり
片言の日本語と筆記（漢字）でやり取りしながら作品作りがはじまった。
少しは授業で木工の勉強をしたそうだけれど、本格的なのはじめてだという。
初日はひたすら歯車を切り続け、2日目にはなんとか使えるものが出来るように
とても熱心で、1日も休むことなく制作に没頭した根性には感心させられた
完成するかどうかやきもきしたけれど、30日ギリギリ完成。
学校に提出する評価点も、やる気には最高５点を付けさせてもらった。
完成作品を大事そうに抱えて今日、香港に帰って行きました。
いやいや大変だったけれど、とてもよい思い出をもらった19日間でした。




　

　
　


　
完成した作品
制作は、私の「おもちゃの騎兵」の複製とし、人物・馬・城壁などはアレンジとした。
機構部を収める城壁部分は手前に町並みとビル群、奥に山となった。
ユーモラスな子供のような人形の頭に「緑の双葉」
馬はやや小太りで、フサフサのたてがみにユーモラスな顔
とても楽しい作品となった。




　

　

からくりキット＋ぺたぺた工作

毎年300人余りの子供達が楽しい作品を作ってくれるぺたぺた工作
もう4シーズンめになる
今年はグレードアップをはかり「からくりキット」を準備
ペタペタ工作では動かせなかったが、これで動く工作が可能となった
動かす仕組みの部分をキットで作り、上部の動く物は
ぺたぺた工作で作ろうというわけ
木っ端だけでなく、紙・紙粘土などを使って作ることも出来る
歯車一対とカムが二種類、合計三つのモーション
もちろん一つでも、二つでも自由に作れる
実際に作ってみると約二時間ほどで完成
ちょっと大変だけれどオリジナルな作品作りが楽しめる



　からくりキット

　制作見本
　
　小学四年生の作品「はねるうさぎ」