早くもエピソード5の終演から1週間が経ちました。
あっという間に流れていく毎日のスピードに追いつけず、ブログの更新が遅くなりまして申し訳ございません。
本日は原作の曽我部さん・演出の松崎さん・主演の伊崎さんから皆様へのメッセージを頂戴しましたので掲載致します!
<企画・原作・デザインワークス:曽我部修司さん>
<演出:松崎史也さん>
<八神陸役・伊崎龍次郎さん>
あっという間に流れていく毎日のスピードに追いつけず、ブログの更新が遅くなりまして申し訳ございません。
本日は原作の曽我部さん・演出の松崎さん・主演の伊崎さんから皆様へのメッセージを頂戴しましたので掲載致します!
<企画・原作・デザインワークス:曽我部修司さん>
まずは、2年間全5作の応援、本当にありがとうございました。
企画段階から、エピソード5の大千穐楽まで。
キャスト、スタッフ、ファンの皆様の区別なく、
関わって頂いた方々全ての熱量に支えられた舞台だと感じています。
僕は未来を賭してこそ、最高の今があるのだと思っています。
そして最高の今は、様々な可能性へと繋がります。
この舞台が、皆さんの未来の一助になれば、
原作者としては何よりです。
改めて、ありがとうございました。
<演出:松崎史也さん>
お礼の言葉を載せて頂けるということで
こうして筆を取っていますが
舞台に全て載せるのが私の仕事でして
しかも
プリステという作品は
お客様に届きまくってる実感がありますので
基本的には
ありがとうございました!!!!!!!!!!
以外には言うことがありません。
ですが、せっかくブログまで来て頂く程のプリステ好きの皆さんですので
蛇足かもと思いつつも、少しだけ
恥ずかしながら
言葉での感謝と、思いの丈を綴らせていただきます。
皆さんは舞台のお客様であり
あの世界の登場人物でした。
皆さんのおかげで
役者達はシリーズ中、一人も、一度として
音をあげたことがありませんでした。
本当はとても苦しかったはずなのに。
とても、とても苦しかったはずなのに。
龍次郎に、陣に、桃瀬に、松永に。
キシタクに、魁人に、康介に、水越に、新井くんに、太陽に。
平牧に、俊輔に、涼ちゃんに、ひなたに、仲田に、尚輝に、三原に。
洸に、影山に、澤田さんに、横山くんに、レオに、針ヶ谷に。
渉に、田口に、岩瀬に、大島に、天野に、新井くんに。
恒に、谷ヨシキに、なべけんに、唯に、阿瀬川に、船木に。
健人に、原野に、丸ちゃんに、大橋に、校條拳太朗に、塩口に。
太郎に、菅原に、れおんに。
修ちゃんに、まっすんに、ハヤテさんに。
我々スタッフ一同に。
たくさんの声と拍手と光を送ってくださって
ありがとうございました。
本当に、おかげさまでした。
「原作と同じ2017年8月27日の決勝に向けて
エピソード1から4までを一年半かけて同じキャストで上演する。」
そう辻さんから聞いたとき
そして、オーディションしまくって彼らに決めたとき
演出家として決意していたことは
「役者達の未来を全部背負って演出する」
ということでした。
おこがましい考えだとは思います。
一人一人が意思のある、意思の強い俳優達を勝手に背負うなど。
ただ、僕の考える演出の仕事とは
作品の外側や見映えをつくることと同時に
俳優達と深く関わっていくことだと思っています。
俳優とお客様がいることだけが、演劇を演劇たらしめる最小の定義だと思うからです。
全部、背負えたとは思っていません。
でも、そう思って臨んで良かったと、強く実感できたep4、そしてep5でした。
沢山の未来との出会いでした。
未来はいつだって、まばゆい輝きと深い悲しみの可能性の両方を孕んでいます。
ep1のスタートがそうだったように。
ep4直後のep5の発表がそうだったように。
そして、ep5を見事に走り終えてくれた、今さえ。
彼らはこれからも走り続けます。演劇、あるいは人生において。
もちろん、僕も。辻さんも曽我部さんも。
お客様たちも。
またどこかで出会った時に、交わった時に
「プリステ」の深く、鮮烈で、誠実な繋がりが
僕らを豊かに支えてくれるだろうと思います。
僕の思い込みかもしれません。
僕がそう思いたいだけの考えかもしれません。
でも
僕らは何度も繋がった。
そう、思っています。
ご来場、ご声援、本当にありがとうございました。
ありがとうございました!!!!!!!!!!
<八神陸役・伊崎龍次郎さん>
八神陸を演じさせていただきました伊崎龍次郎です。
まずは、ご観劇して下さった皆様。
皆様があってのプリステでした。
『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』を一緒に駆け抜けてくださり、本当にありがとうございました。
皆様の応援が表情がペンライトが僕たちのエネルギーの源になっていました。
本当に本当に、心から感謝しています。
ありがとうございました。
約二年間ですね。始まってから。
この二年は一生忘れられない二年になりました。
僕自身この作品から学んだ、教えてもらったことは今後の人生にとってとても大きな財産になると確信しています。
それは技術的なことはもちろんですが、それよりもっと、一つの作品をつくるのにこれだけ多くの大人たちが真剣に作品に取り組んでいたことを知りその姿勢や愛情、とてもかっこいい背中をたくさん見せていただいたからです。
正直いうと、こんなに未熟な僕が座長という役割を任されていいのかすごく葛藤した時期がありました。
なぜなら今まで見てきた座長という役割を任されている人たちは、とてもしっかりしていてどんと構えていて自分を持っているかっこいい大人たちばかりだったから。
でもある時1人で背負おうとしなくていいと言われた時スコーンって視界が広がった気がしたんです。カンパニーの為に1人だけでできることなんてたかが知れてるだなって、自分の殻に閉じ籠もらないで周りしっかり見れば自分よりも断然頼りになる人たちがたくさんいました。そして何より舞台はみんなでつくるもの。それも好きで俳優という職業を自分の一生の仕事にしたかったんだと再確認できました。
そして全てが終わった今だから伝えたい感謝の言葉があります。
まずはプロデューサーの辻さん、トライフルエンターテインメントの制作部の皆さん、『プリンス・オブ・ストライド』を舞台化しようと踏み込んで下さり本当にありがとうございました。端から見ていても僕たちには到底想像もつかない労力と山のような作業を日々こなしていて本当に素敵な人たちだとずっと思っていました。そしてカンパニーを誰よりも愛して包んでくれて本当にありがとうございました。言葉では言い表せない程の感謝の気持ちがあります。
プリストの生みの親である曽我部さん、ののさん。こんなに愛のある原作者様は出会ったことがありません。ほぼ全ての公演を観劇して下さり、熱のこもった嬉しい感想や助言をして下さり、たくさんの愛ある言葉をいただきました。キャストみんながどれほど救われたことか。お二人がつくった作品に関われて心から幸せです。本当にありがとうございました。
脚本の葛木さん。プリステエピソード1〜5の全ての枠組みを作ってくださいました。謙虚に一歩引いて感想を下さる姿がとても印象的でした。エピソード5はキャストみんなに宛てたエールだと聞いて本当に心に刺さる言葉がたくさんありました。今後も大事にしたい言葉達です。本当にありがとうございました。
音響部の皆さん。
常に袖で動いてマイクを調整して下さり、寸分の狂いのないタイミングでの音出し、さらにはキャストやスタッフさんが誕生日の時にはハッピーバースデーの歌を流して下さったり、愛のあるプロフェッショナルな皆さんで本当にカッコ良かったです。一緒に作品をつくれて光栄でした。
本当にありがとうございました。
照明部の皆さん。
プリステの世界を色鮮やかに、そしてキャストである僕たちを文字通り輝かせて下さいました。オープニングでのかっこいい照明、シーンによって変わる色使い、どれもとっても素敵で、時にはウォーミングアップの時にはしゃいでいるキャストがいればピンスポットで盛り上げてくれたりすごく楽しかったです。本当にありがとうございました。
衣装部の皆さん。
原作に忠実なクオリティの高い衣装の数々。
そして、公演後に汗だくになった服や靴下を終演後ギリギリまで残って洗濯をして下さりキャスト一同本当に頭が上がりません。
それでもいつも笑顔で僕たちを迎えてくれて早替えの手伝いをして下さったり、動き回って下さり本当にありがとうございました。
メイク部の皆さん。
いつも僕たちをカッコ良く、可愛くして下さり本当にありがとうございました。
メイク室はキャストにとってのオアシスのようなものでいつも笑いが絶えなかったです。
母のようであり、姉のようであり、いつも側に寄り添って下さり本当にありがとうございました。アイライン上手に引けるようになりました。
演出部の皆さん、シールドランナーのみんな。
僕たちがこの作品で本番中事故無く終えられたのは本当に皆様のおかげです。心からありがとうございました。本当にいくら感謝してもしたりません。
愛のある小道具を用意して下さったり、靴の修理やギミックの清掃をしてくださったり、袖で僕たちを元気付けてくれたり、休憩中はボケて遊んだり笑いが絶えなく、本当に頼りになる皆さんでした。
本当にありがとうございました。
また共演できますように。
演出助手の矢本さん、高島くん。
本当にハイスペックすぎてただただ甘えてしまいました。これだけ人のことを気にかけられる人になかなか出会ったことがありません。みんなのケツを叩き、フォローをし本当に人として尊敬していました。ここまでプリステがまわったのはお二人のおかげです。
本当にありがとうございました。
パルクール指導、石動さん役のHAYATEさん。
HAYATEさんがいなければ間違いなく今のプリステはあり得ませんでした。個人としてもプリステとしてもHAYATEさんとの出会いは奇跡のような運命のようなもので。出会えたことに心から感謝しています。長い間パルクールをご指導いただき本当にありがとうございました。道端のガードレールがギミックに見えるのは何かの病ですかね?
DJストライド役の林修司さん。
エピソード1〜5まで試合を熱狂的なものにして下さり本当にありがとうございました。
袖で聞こえる修司さんの声にどれほど元気づけられたかわかりません。全身黄色の衣装が頭にこびりついて離れません。
頼れる本当にかっこいい大先輩でした。
桜井譲役の増田さん。
まっすんさんは筋トレの極意を教えて下さり、エピソード4と5においてはBCAAという今まで聞いたことのないサプリをキャストみんなが飲めるように海外から大量に取り寄せて下さりランナー全員がまっすんさんのお世話になっていました。まっすんさんを見ると心強かったです。
まっすんさんも人としても役者としても本当にかっこいい大先輩でした。
椿町のみんな。
エピソード5から参加にも関わらず、パルクールもみんなに食らい付き稽古場でメキメキ力をつけていく姿が凄く頼もしかったです。
プリステの世界に荒波を立てるキャラクター達で大変だったと思うけれど、頼もしくも本当にカッコ良かったです。
花京院のみんな。
最強でした。
舞台上にいるときのオーラは圧倒的で、存在感があって本当にカッコ良かったです。
キャラクターがバラバラで、個性の中に繋がりのようなものがあってエピソード5の前説は袖で爆笑していました。
最強を体現してくれて本当にありがとうございました。
一条館のみんな。
エピソード2の時は色々あって(キャラとして)嫌いな学校でした。笑
でもエピソードが進むにつれて愛おしくなってエピソード5の頃は大好きになっていました。普段はかわいくてストライドに向き合う姿は本当にカッコ良くて最高でした。
市場のみんな。
市場という学校は本当に素敵で、時には笑いを持って行き、時にはグッと感動させられてプリステに最高の瞬間をたくさん運んできてくれました。本当に素敵です。
三橋のみんな。
三橋のみんなはすごい熱くて。キャラが濃くて。カッコ良くて。
本番でもプライベートでもたくさんプリステを盛り上げてくれました。
プリステ、バックステージのキングだと思っています。最高でした。
西星のみんな。
方南のライバルでもあり一番親しき学校。
西星のみんなから得たものは計り知れないです、エピソード4での『You're My Courage』
思い出すだけで胸が熱くなります。
二校で練習した日々は宝物です。
全てにおいてパーフェクトで本当にカッコ良かったです。
方南のみんな
やっぱり一番一緒にいたから。楽しい時間も苦しい時も一緒に過ごしてきたし乗り越えてきた頼りになる仲間です。
本当に方南の一員で良かったと心から思います。みんなとだから今の景色が見れました。本当に最高のチームです。
そして、演出の松崎さん。
いつも聡明で優しく、厳しく僕たちを引っ張って課題を与えてくれました。
松崎さんは僕たちにとっての光で憧れで先生のようで、プリステという船の船長でした。
いつもみんなが芝居で史也さんに認められたいと成長した姿を見せたいともがき続けた日々はこれからの僕たちの糧になっています。また成長した姿で会いにいきます。
その時はまたよろしくお願いします。
キャストのみんなへ
出会えて、一緒に日々を過ごせて作品をつくれて本当に本当に幸せでした。
このカンパニーの一員だった事、座長をやらせていただいた事は僕の生涯の誇りです。
みんなとした、より高みでまた会おうという約束を守る為にこれから先もずっと精進していきます。
なのでまたいつか会いましょう。
長文、乱文失礼しました。
これが今の僕の気持ちです。
お読みくださり誠にありがとうございました。
プリステが皆様の心の片隅に少しでも残り続けて下さったら幸いです。
応援、誠にありがとうございました。