LET IT BLEED 

日々の記録。

2009年12月

K駅前クリニックの処方薬

◆クラリス
(●作用)
マクロライド系抗生物質といわれるもので,細菌の発育を抑制する作用があります。主にブドウ球菌,レンサ球菌,インフルエンザ菌,またマイコプラズマ,クラミジアなどに効力を示すので,皮膚,呼吸器,泌尿器,耳鼻,歯科領域などの感染症に広く用いられます。エリスロマイシンと同等かそれ以上の抗菌作用をもっています。さらに播種性マイコバクテリア感染症にも用いられます。また胃,十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ菌感染に対する効果が認められ,健保における使用が許可されています。小児用は百日咳にも用いられます。
(●副作用)
一般的には食欲不振,腹部膨満感,腹痛,下痢などですが,ときに発疹や血小板の減少,骨髄障害,溶血性貧血,けいれん,急性腎不全,不整脈,間質性肺炎や皮膚粘膜眼症候群などの重篤な副作用の報告もあります。マクロライド系抗生物質は,一部の併用薬の肝臓代謝を抑えることによって,併用薬の作用が増強されることが指摘されていますので,併用薬に注意してください。

K駅前クリニックの処方薬

◆リン酸コデイン散1%「ヒシヤマ」
(●作用)
延髄の咳嗽中枢に直接作用して咳を鎮めます。また、オピオイド受容体に結合して鎮痛・鎮静作用、さらに止しゃ作用を示し、下痢を止めます。
通常、各種呼吸器疾患における鎮咳・鎮静、疼痛時における鎮痛、激しい下痢症状の改善に用いられます。
(●副作用)
主な副作用として、顔面潮紅、眠気、めまい、悪心、嘔吐、発疹、そう痒感、排尿障害などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
薬を中止すると手足が震え、不眠・不安・けいれん・幻覚などを起こす[薬物依存]
息切れ、呼吸緩慢、不規則な呼吸[呼吸抑制]
考えがまとまらない、時間・場所などが判らない、幻覚[錯乱]
胸痛、呼吸困難、発作的な息切れ[無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫]
腹痛、腹部膨満感、発熱[麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
◆ムコダイン
(●作用)
気道粘液調整作用、粘膜正常化作用があり、たんや鼻汁を出しやすくし、鼻づまりをやわらげます。
通常、上気道炎・急性気管支炎・気管支喘息・慢性気管支炎・気管支拡張症・肺結核の去痰や、慢性副鼻腔炎の排膿の治療に用いられます。
(●副作用)
主な副作用として、食欲不振、下痢、腹痛、発疹、湿疹、紅斑、浮腫、発熱、呼吸困難などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

K駅前クリニックの処方薬

◆ロキソニン錠
(●作用)
炎症による腫れ,痛みをやわらげる作用があります。とくに痛みに対してよく効きます。消炎剤では,炎症そのものの原因は治せませんが,炎症に伴う症状を軽くして,治癒を助けます。内服は上気道炎による炎症・痛み,腰,頸肩腕,関節,慢性関節リウマチ,手術後,歯科などの鎮痛に,貼付剤は筋肉痛などの鎮痛に用いられます。
(●副作用)
内服は発疹,かゆみ,腹痛,胃の不快感,まれに間質性肺炎やショック,皮膚障害(中毒性皮膚壊死症)などの過敏症状,肝障害や腎障害(ネフローゼ症候群を含む),血液障害,髄膜炎が起こることがあります。消化管出血や,まれに穿孔を起こすこともありますので,注意してください。とくに,胃・十二指腸潰瘍の人やその病歴のある人では,症状を悪化させやすいので十分な注意が必要です。肝機能検査値の上昇,劇症肝炎の報告もありますので,肝機能が悪い人では慎重を要します。またうっ血性心不全を起こすことがあります。

K駅前クリニックの処方薬

◆ブチキノン錠
(●作用)
不規則になり弱っている胃腸の運動を調節して、規則的な収縮運動に改善する作用があるので痛み、吐き気、げっぷなどの慢性胃炎による症状を抑える。過敏性大腸症候群の治療にも用いられる。
(●副作用)
副作用は比較的少ないが、まれに便秘、下痢、腹痛や発疹などの過敏症状が起こることがある。
◆ムコスタ錠
(●作用)
胃液が胃の粘膜を傷つける(消化する)ことによって,潰瘍ができます。この薬は,胃の粘膜を保護する作用と,潰瘍ができて傷ついた粘膜を修復する作用があるので,症状を軽くして治癒を助けます。胃潰瘍や胃炎の増悪期に用いられます。
(●副作用)
便秘,お腹が張るといった胃腸症状,発疹などがあります。ときに過敏症として白血球・血小板の減少,肝障害があります。またこの薬に過敏症の既往がある人には投与されません。
◆ラックビー顆粒
(●作用)
このお薬は乳酸菌の仲間です。腸にやさしい善玉の乳酸菌を補い、悪玉の腸内細菌を追い出します。その結果、下痢や腸のゴロゴロが改善され、おなかの調子がよくなってきます。おもに下痢症に用いますが、便秘にもいいです。乳酸菌製剤は、強力な作用はありませんが、どのような症状にも安心して使えます。

抗生物質による下痢を防ぐ目的で、いっしょに飲むことも多いです。抗生物質によって死滅してしまう善玉菌を補うわけです。この場合、抗生物質に抵抗力を持つ耐性乳酸菌製剤(R)のほうが適当です。
(●副作用)
腹部の膨満。ふつう、1日3回毎食後に飲みます。胃に食べ物のない空腹時に飲むと、効果が落ちます。
◆ナウゼリン錠
(●作用)
胃腸の自動運動を高めて胃の内容物の排出を促進したり,また排出が早すぎる場合は,少し抑えるなど,胃の排出能を正常にする作用があります。また,吐き気を抑える作用もあります。内服・坐薬とも吐き気,食欲不振,腹部膨満感などの消化器症状に用いられます。
(●副作用)
内服・坐薬・注腸剤ともに,じんま疹・かゆみ,ときにショック,意識障害,けいれんなどの過敏症状,下痢,腹痛などが起こることがあります。ねむ気,ふらつき,動悸,発汗,乳汁分泌,乳房が張る感じなどが起こることもあります。

株展望 12.28−

T「今週の日本市場は強い展開だったと言えるだろう。クリスマス休暇を取る海
外勢も多い中、下値は限定的ながら上値は追えないと見る向き多かったが、しっ
かりと上昇してきた。」

M「ああ。まさかの年初来高値が射程圏だからな。急ピッチな上昇で警戒感もあ
りながら、非常に底堅さも見せている。」

T「恐らく今週も海外勢の買いだろうな。クリスマス前の駆け込み買いといった
感じで上値を追ってきている。国内勢は基本上値は買わないからな。」

M「今週は米国市場も連騰しており強かったし、為替も先週末辺りから円安基調
強めてきた。それにより今週の日経平均は輸出株が買われて大きく上昇した。」

T「それに今週は三菱UFJFGの公募株受渡しがあった。それだけにそれで利
食いした資金が他の銘柄に回ったことも相場を押し上げたと言える。」

M「そうだな。それに輸出株が強いのは円安ということもあるが、やはり世界的
な景気回復期待が再び強まっていると言うこともあるだろう。新興国はもちろん
だが、米国も結構粘っていると言えるよな。」

T「ああ。そろそろ景気回復の失速感出てきもて不思議はないが、雇用の改善も
加わってこのまま本格的に景気回復強まっていくのではという期待まで出てきて
いる。」

M「ただ市場関係者の多くが依然として世界的な景気の二番底を警戒しており、
慎重さは強い状況だ。今の景気回復は各国の景気刺激策による影響が強いと・・

それが無くなれば景気回復は腰折れして来るという懸念だ。」

T「確かにその警戒はあるものの、景気回復が軌道に乗ってしまえばそうそう景
気悪化へ転換する可能性は低いモンだろ。」

M「そうだな。米国で言えば雇用の改善が見られてきており、それが個人消費改
善に繋がって来る期待がある。そもそも雇用指標は遅行指数だが、個人消費改善
に繋がれば、それが企業の生産を更に強める。そうなれば更に雇用が改善してく
る。」

T「好循環的に景気が回復してくると言うわけだな。」

M「ああ。ようやく消費者にも景気の底入れ感が出てきたと言えるだろう。最近
までの消費の改善はあくまでも景気刺激策による影響が強かったと言えるんだが

雇用が改善することによって景気刺激策関係なしに消費が強まってくると言うこ
とはあるだろう。」

T「そうなれば企業収益も更に増えることになるし、雇用も更に増えることにな
る。」

M「ああ。企業は今回の危機でリストラ以外にもコストカットを徹底して行った
ため、収益性が体質的に向上している。それだけに本格的な景気回復となれば、
業績も今まで以上に伸びるという期待がある。」

T「そうだな。景気水準がピーク時に戻せれば、企業の業績は恐らくその時より
良い業績になるというわけだな。」

M「ああ。まさにV字回復という期待もあると言うわけだ。」

T「となれば、来年は景気の腰折れを警戒されながらも、気がつけば本格的に景
気回復していたなんて事になるかも知れないな。」

M「ああ。市場が警戒すればするほど、景気回復に株価が遅れることになるため

その後の株価上昇が期待できる。まあ今の株価もある程度の景気回復は見込んで
買われているものの、まだ本格回復まで織り込まれていない。」

T「そうだな。となれば来年は飛躍相場になる期待もありそうだな。」

M「景気回復に過剰流動性が加わって大相場となるかもな。」

T「ただ景気回復に伴って金融緩和政策の出口戦略が警戒され始めるだろ。それ
が株価を抑えると言うこともあるんじゃないのか。」

M「当然そうなるが、それによって大きなトレンドが変わると言うことにはなら
ないだろ。景気回復しているから出口戦略に踏み切るんだから。日本もそうだが
米国なども決して早すぎる金融引き締めは絶対に行わない。ある意味、本格的に
景気回復が軌道に乗ったのを確認してからと言うことになるだろう。」

T「市場では米国の金融引き締めは早ければ来年の後半との見方が強いが・・・
。」

M「実際はもっと遅くなるんじゃないのか。ただ思いの外、景気回復が急ピッチ
となっていけば年後半もあり得るけどな。」

T「確かにそうだ。」

M「それに金融引き締めを行い始める頃には恐らく、金融引き締めによって景気
回復を緩めることは出来ないと思われる。これだけ世界中で金融緩和策により過
剰流動性状態を作っていたんだ。景気回復が本格的に軌道に乗ると、恐らく止め
られなくなる。加速的に景気が良くなっていく恐れがある。」

T「良いことジャン。」

M「その時は株価も急上昇するし良いことかも知れないが、ようはインフレ加速
している状況になるわけだからな。あとが怖い。インフレ加速してしまえば金融
引き締めを始めてきても恐らく止められないだろう。」

T「世界同時バブルか・・。」

M「あり得ない話じゃない。過去に例を見ない金融緩和策を世界中で行っている
んだ。この状態で景気回復本格的にしてくれば、世界中が確実に金余り状態にな
る。それを回収しに動いても追いつかない。その時には既に金が金を生むことに
なるからな。」

T「なるほど。そう言う相場が来年にも来るのか?」

M「それは解らない。来年かも知れないし、再来年かも知れない。ただ、かなり
の確率でそう言うバブル相場が来ると言えるんじゃないのか。もしくはそれを避
けるため、欧米が早すぎる金融引き締めを行った場合は、全く逆の状況になる。
つまりまさに景気の二番底を探りに行くだろう。いや、二番底じゃないかもな。
一番底を付けに来る恐れすらある。」

T「つまり前回の景気の底よりもっと悪化すると言うことか・・。」

M「ああ。欧米が早すぎる金融引き締めを行えば、その懸念も拭えない。ただ早
すぎる金融引き締めやるとも思えないけどな。」

T「そうだな。まあこの先どういう展開になっていくのか楽しみになってきたな
。」

M「ああ。暫くはじれったい相場となる恐れはあるもの、そう言う時期はいずれ
来る大相場の仕込み場だと考えれば、そう言う相場も悪くはない。」

T「今年も残り3営業日、しっかりとした展開で締めくくって欲しいモンだ。」

M「ああ、そうだな。期待しよう。」(グレイル 地場者の立ち話)転載

株展望 12.21−12.25

◆◇地場者の立ち話〜番外編〜◇◆
=================
T「今週はしっかりとした展開だったと言えるだろう。上値追いは限定的だった
が、海外勢は既にクリスマス休暇に入っているし仕方ない。底堅さを見せただけ
でも日本株の強さが確認できた週だと言える。」

M「そうだな。まあソブリン債格下げ懸念はまだくすぶっているとは言えるもの
の、徐々に収まりつつあるし、取りあえずアブダビがドバイ救済と言うことが決
まっただけでも安心感に繋がった。」

T「ただ欧米市場はやや軟調気味だったと言えるだろう。そのソブリン債格下げ
などの懸念も理由だが、やはり年末へ向けリスクマネーの手仕舞いが進んでいる
と言えそうだな。」

M「ああ。欧米市場は日本とは違いしっかりの展開続けてきたからな。この時期
手仕舞う動きが中心になっても不思議はない。」

T「ただ日本株は言うほどリスクマネーも入っていなかったと言うこともあり、
影響は限定的だ。逆にまだ海外勢買っているのではという感じすらある。」

M「少なくても先週までは海外勢はしっかりと買っているからな。まあ今週から
はクリスマス休暇ということもあって買いも減ってはいるものの、手仕舞い売り
に動く向きも限定的だ。」

T「為替見ても解るように、ドルキャリー取引の巻き戻しが依然として継続して
いる。この動きからもリスクマネーが全体的に手仕舞いに動いていることが明ら
かだ。」

M「まあソブリン債やカバードボンドの格下げ懸念などからユーロ売りが続いて
いると言うこともあるけどな。ユーロドルなど随分と売り込まれている。その影
響もあってドル買いということもあるんだが、今週はドル円相場でもドル買いの
流れになってきていた。」

T「ああ。これは外需頼みの日本にとっては追い風だろう。先週までもドル買い
の流れだったが、ドル円相場に関しては円買いの動きの方が強かったからな。」

M「ドル円が円安へと振れ始めたのは、やはり今週行われた日米の金融政策決定
会合の影響だ。FOMCでは、微妙に出口戦略を匂わせた。逆に日本は追加的な
金融緩和を匂わせた。これによりドル円でもドル買いの流れが強まったと言える
だろう。」

T「重いと言われていた1ドル90円台にも昨晩には乗せてきているし、このま
ま円安基調続くようだと面白いのだが・・。」

M「ただユーロ円ではユーロが弱いだけに円高圧力が依然として強い。まあ大き
く円高へと進む懸念は乏しいけどな。」

T「それにユーロ円はまだ輸出企業の想定レートより円安水準だと言えるだけに

言うほど影響は無いだろう。」

M「ああ。取りあえずドル円がしっかりと円安へ向かえば問題はない。」

T「今週日本株しっかりだったのは、為替の影響も強いんだが、もう一つビック
ニュースがあったよな。」

M「銀行だろ。水曜日の日経新聞がすっぱ抜いた。バーゼル銀行監督委員会が新
資本規制の延期を決めたと・・。こりゃ市場は皆ビックリした。想定外とも言え
る事であり、当然サプライズとなった。」

T「その日の日本市場の商いは急増した。主に銀行株が買われたことによるもの
だが、みずほFGの出来高など7億株を超え過去最高を記録している。他のメガ
バンクも希に見る大商いだ。」

M「日本株の重しとなっていた銀行の自己資本問題がこれによって一旦は落ち着
くことになる。それだけに銀行株だけでなく、日本市場全体的に好感できるニュ
ースとなった。」

T「まあ欧米、特に欧州の金融機関はソブリン債やカバードボンドの格下げ懸念
で、先行き不安強く、それが邦銀にも重しとなる懸念はあるんだけどな。」

M「ただ取りあえず目先の公募増資懸念は後退したといえるだろう。まあ、いず
れは公募増資を実施することになるだろうけど、新資本規制の延期が無ければ来
年の1月から2月辺りには実施するのではという懸念が強かったからな。実施し
たばかりの三菱UFJFGは除いて・・。」

T「そうだな。その懸念が後退しただけでも重しが取れる期待に繋がるからな。


M「まあ、水曜日の延期報道以降はメガバンクも弱含みだが、三菱UFJFGの
公募期間中ということもあるだけに、そのイベントが通過すれば徐々に戻してい
く期待は強いだろう。」

T「だろうな。少なくても、この状況から売りポジションを作っていく向きはか
なり減ると思われるからな。」

M「今年も残すところ7営業日だけとなった。ラストスパート的に強い相場見せ
て欲しいモンだ。」

T「まあ買いエネルギーは細るだけに上値をガンガン追っていくのは難しいけど

底堅い展開ならOKだろう。個別株にガンガン上値追っていく銘柄が出てくれば
な。」

M「例年何かしら年末相場を演じる銘柄が出てくることが多いだけに、地合さえ
底堅い展開ならば、今年もそう言った銘柄出てくる期待は強いと言える。」

T「そうだな。今年最後の稼ぎどころだ。しっかりと乗っていきたいモンだな。


M「ああ。特に短期資金は取れるときに取っておきたいという気持ちも強い。来
年から東証のシステムが大きく変わる。それによって今までのトレードが通用し
なくなるという懸念を抱く短期資金も多いようだしな。」

T「アローヘッドか・・。超高速システムなんだよな。」

K「ああ。実際に稼働してトレードしてみないことには何とも言えないが、結構
短期資金は懸念を抱いている。特にティック抜きするような細かいトレード手法
を多用する短期資金は尚更だ。」

T「らしいな。米国では既に高速化しているが、それによってティック抜きトレ
ーダーが激減したようだ。板読みなど通用しなくなるとの見方もある。」

M「ああ。スキャルピングも結構難しくなるのでは言われているしな。逆に高速
システムで恩恵を受けそうなのは、やはりプログラム売買だろう。ようは機関投
資家の為のシステムと言っても過言じゃないかもな。」

T「そんなことになると、個人投資家はどんどん退場させられると言うことか。


M「そうとも言えない。その新システムで逆に取りやすくなる人だって出てくる
だろうし、超短期トレードで無ければあまり変わりはない。つまりスイング的な
売買を中心とする人に取ってはさほど影響はないだろう。デイトレーダーでも比
較的に長い時間保有するスタンスの人にも影響は乏しいと思われる。」

T「ようは悪影響が懸念されるのは、秒トレや分トレをメインとするトレーダー
達か・・。」

M「ああ。証券ディーラーも結構厳しくなるんじゃないかという話もあるし、結
構不安を抱えているディーラーは多いぞ。それで飯食っているだけに、不安にな
るのも当然だけどな。」

T「トレードで飯食っているのはディーラーだけでもない。個人投資家でも結構
多い。その中でもスキャルピング中心とした個人投資家も非常に多いだけに、彼
らにとっても不安だろう。」

M「そうだな。まあ中には前向きに考えて、今よりもっと儲けられるようになる
のではと期待を抱く個人投資家だって少なくはない。いずれにしろスキャルピン
グなど超短期トレードで飯食って行くには、それなりに器用さが必要だし、器用
ならば対応することも可能だろう。」

T「そういう人ばかりなら良いが・・。まあアローヘッドによって個人投資家が
淘汰されていかなければ良いけどな。」

M「ああ。取りあえずアローヘッド導入前に、稼げるだけ稼がないとと思ってい
るディーラーも多いだけに、今年は結構年末ギリギリまでディーラーも活発に動
いているかもな。」

T「なるほど。確かにそうだな。取りあえず来週、しっかりとした相場期待した
いモンだ。」

(グレイル 地場者の立ち話)


[東京 18日 ロイター] 日銀は18日の金融政策決定会合で、「物価安定の理解」の明確化を打ち出して、デフレ脱却が重要との姿勢をあらためて示した。また、声明の中で円高リスクにも言及し、この2つを日銀が重視していることを明確にした。
 こうした中で2010年の日本経済にとって、円高とデフレが大きなリスク要因であるとの見方が日銀ウォッチャーの間で浮上しつつある。2010年に日銀が取りうる政策は何か、そのシナリオを探った。

 <円高とデフレ、日銀声明文でも警戒感強める>

 外為市場では、ユーロにギリシャなど欧州の財政赤字国に対する信認問題やドバイ債務問題などが発生する一方、ドルには基軸通貨としての信認問題がくすぶり続けている。JPモルガン証券・チーフエコノミストの菅野雅明氏は、日銀声明との関連で「ショックがあると円高になりやすい。円高がもう一段進むようなことがあれば、日銀は一歩踏み込んだ何らかの政策を打つ用意があるといった意味合いが想像できる」とみている。

 すでに12月日銀短観で下期収益は下方修正され、円高や国内売上伸び悩みの影響が表れた。国内設備投資も一段と下方修正され、不安定な為替相場を背景に設備投資の海外移転が目立ち、国内での設備投資は振るわない。海外進出企業の多くは、為替リスクや輸送コストを考えれば現地生産が基本方針とし、生産・研究開発拠点を新興国に移して国内投資は最低限にとどめている。

 デフレが長期化すれば、円高を招く要因ともなる。物価が下落している国の通貨は、モノに比べて相対価値が高くなり、為替相場が上昇しやすい。日米で名目金利差がほとんどない現状では、物価下落による実質金利の上昇も円高要因となる。

 しかも日本のデフレは賃金調整という構造的な問題が主因であり、政策対応が難しい。日本企業は海外諸国に比べて相対的に大幅な雇用調整を避けて賃金調整で対応してきた。それが消費の悪化、価格の低下につながり、さらに企業収益を圧迫し始めている。ゴールドマンサックス証券・チーフエコノミストの山川哲史氏は「デフレ環境が深刻化するなら、日銀はより明示的な量的緩和策拡大に踏み切らざるを得ない」と見ている。

 日銀が取りうる対応策について、日銀ウォッチャーは事態の深刻さが増すに応じて、以下のようなシナリオを想定している。


 ・新型オペの供給量拡大にまず、着手する。現在の10兆円から順次、30兆円程度までの拡大は可能という声が日銀ウォッチャーにはある。また、オペの期間を現行の3カ月から延ばすことも行われる可能性がある。最長で1年まで期間を延長することもあるとの見方が有力。言うなれば「ターム物金利の低め誘導政策」となるだろう。

 ・資金量を多く出せば、いずれ無担保コール翌日物金利は低下し、現行の0.1%に誘導するという政策目標が達成できない事態に直面しそうだ。その際は明示的にゼロ金利に復帰する選択肢もあるが、当座預金に0.1%付利しており、ゼロ金利に戻す意味があるかどうかは議論の余地がある。ゼロ─0.1%のゾーンを採用する可能性を指摘する声がある。金利へのこだわりを捨てれば、量のターゲットを何にするのかという問題は残るが、マネーを大幅に供給できるようになる。

 ・日銀が18日の会合で「物価安定の理解」の明確化を打ち出した。広い意味での「時間軸」強化だと市場では受け止めらた。これをさらに強化して金融緩和効果の浸透を図ることも選択肢。「物価安定の理解」の数値自体を引き上げることで、中長期的な緩和姿勢を強めれば、デフレや円高の歯止めにも有効。通常、年1回4月の展望リポート公表時に見直すが、従来の0─2%となっている部分に「ゼロ%以下のマイナスの値は許容しない」と打ち出したことで、「ゼロ」についての扱いが難しくなりそうだ。1─3%程度に引き上げれば、緩和姿勢の浸透に効果は大きいとの提言もある。

 ・円高が予想以上に急進展した場合には、介入に消極的な藤井裕久財務相も介入実施を決断すると思われる。その場合、ドル買い/円売り介入の原資調達のため発行されるFBを日銀が引き受け、市中に売却することなく保有する「非不胎化介入」も、取りうる対応策の1つとして上がっている。

  また、一部には外債購入も選択肢に上がるが、現行法上では政府(財務相)の判断で対応することになるため、日銀が独自に判断して購入することはできない。

 ・円高が急激だったり、デフレがスパイラル的に進みそうになったり、海外で想定外の金融不安が発生して株価が大幅下落するようなケースでは、長期国債買い入れオペの増額が選択肢になる。現行の月1.8兆円から2.6─3.0兆円へと拡大した場合、保有国債の償還を前提としても、なお11年度中に長期国債保有残高が「日銀券ルール」の上限に到達し、余裕枠が消滅する可能性が高い。その場合は、新たな歯止めを設定するとみられる。そうしたケースでは、政府の財政健全化に向けたプランやルールの設定が不可欠とみられる。

 このほか、かつての銀行保有株の買い取りのように、リスク資産を買い取る選択肢も残されている。ただ、個別の株や不動産などを買い取るには、信用度合いをチェックするための仕組みが必要で、新たなコストをかけてまで日銀がリスク資産を買い取る必要があるのかどうかが議論のポイントになりそうだ。どうしてもリスク資産を買い取る必要性が浮上した場合には、株のインデックスやRIET(不動産投信)などが対象に浮上する可能性が残されていると、一部の日銀ウォッチャーはみている。

 円高やデフレへの対応は本来、政府の役割が大きい。だが、財政政策の発動には、予算編成と国会での法案成立が必要で、緊急時の対応としては機動性に欠ける上、鳩山由紀夫政権では、2009年度第2次補正予算編成でも、取りまとめに時間がかかった経緯がある。日本経済が踊り場にとどまるのか二番底に陥るのか、危機的な局面では、機動性の高い金融政策への期待が、今以上に高まる可能性が高い。政策の即効性と将来のリスクをにらんだ日銀の判断は、いよいよ重要性を高めつつある。

 (ロイター日本語ニュース)


株展望 12.14−12.18

T「今週も決行荒い展開だったな。週明けこそ大幅高となったものの、それから
は手仕舞い売りが優勢となり、日経平均は大台の1万円すらあっさりと割り込ん
できた。と、思えば昨日は爆上げで先週末の終値を超えて週を終えた。」

M「ああ。先週は爆上げとなったことから、ある程度の押しは当然だが、市場心
理的に変化が多かった一週間だったと言える。」

T「確かにそうだな。先週末には結構強気モードが広がっていたが、今週クレジ
ットリスクが強まって、日経平均も大きく垂れたことによりムードが一変した。


M「ギリシャやスペインの格下げが相次ぎ、ソブリン債の格下げが今後も続出す
るのではという懸念が世界中を駆けめぐった。それによりリスクマネーの手仕舞
いの動きが一気に強まった。日銀の追加金融緩和から円安と向かっていた為替も

再び円高へと進み始めた。」

T「リスク回避のドル買いに加えて、円買いの動きだな。それによって日経平均
も1万円をあっさりと割り込み、更に下落してきたことをうけ、市場ムードが再
び悪化してきた。」

M「ところがどっこい、昨日は一転してムードが良くなった。しかも後場から・
・。まあクレジットリスクは一時的なもので、既に懸念は後退しつつあったのだ
が、為替が再び円高へと向かってきていたことから、日本市場のムードは悪化し
つつあった。」

T「でも昨日は徐々に円安へと戻してきた事により、後場には先物の買い戻しも
誘って大幅高を演出した。」

M「それで再び市場ムードも良くなってきたという感じだな。SQ値も大きく上
回って引けているし、為替も更に円安へと触れているからな。」

T「だいたいリスク回避の円買いって何だよ。赤字国債を発行しようとしている
国で、財政赤字拡大が懸念されている。そんな国の通貨が何故安全通貨になるん
だか・・。」

M「結局、何だかんだ言っても誰も財政破綻という懸念などはしていないと言う
ことだろ。米国などと違って日本の国債を保有しているのは、殆どが国内勢だ。
日本国債の海外保有比率は10%にも満たない。米国債は、なんと60%以上が
海外勢が保有している。」

T「つまり日本は国内でお金を回しているだけか・・。」

M「ああ。ある意味、身内から金借りているだけだ。いざって時は何とかなる。
しかし米国のように半分以上を海外勢から借りている。つまり他人から借りてい
るだけに、いざって時に困るわけだ。」

T「ようは財政問題など、言われているほど懸念ではないと・・・。」

M「もちろん問題は問題なんだが、破綻の懸念は極めて低い。それに日本は地政
学リスクが他国と比べ小さいことや、経済安定が相対的に安定している。更に金
利が世界一安く、これ以上下がりようがない。など色々な理由はあるんだが・・
。」

T「なるほど。」

M「ただ結局は一時的な避難場所として円が選ばれやすいというのが実態だろう
。」

T「一時的?」

M「ああ。誰も長期的に円を保有しようとする海外勢がそれほどいるとも思えな
い。運用するには安全だが、妙味が乏しい。通貨の場合は何かしらに替えないと
いけないため、いざって時は円に替えて、一時的に資金を避難させておくと言う
ことだ。」

T「世界的にリスクが乏しくなれば、また円を売ってもっと高金利の通貨へと替
える訳か・・・。」

M「もちろんそうさ。 つまり円高なんて基本的に、長期的に見れば一時的なん
だよ。リーマンショック以降、世界中にリスクが強まったことにより、円高へと
なってきているが、それもそろそろ変わってくる時期になっている。米国経済が
立ち直れば、円なんてどんどん売られてくるさ。」

T「ただ、その肝心の米国だってまだまだ本格的な回復には至っていない。」

M「まあな。しかし昨日の小売売上高はやたらと強い数字が出て驚いた。案外、
あっさりと米景気回復していくんじゃないかと思ってしまう。」

T「景気悪い悪いと言っても、米国人は結構楽観的だからな。日本人と比べれば
非常に浪費家だ。それだけに個人消費も意外と早く立ち直るんじゃないのか。」

M「そう願いたいけどな。まあ問題は持続性だ。一時的な回復にとどまるのか、
このまま景気回復に繋がっていくのか、それが重要だ。」

T「ただ昨晩の米国市場、強い経済指標出た割には上値が重い展開だった。」

M「そりゃ仕方ない。今の米国市場の強さの背景には過剰流動性期待が根強い。
つまり景気回復への期待もあるが、それを支えていると言える超低金利政策の長
期化期待が背景にある。それによってリスクマネーが増えるからな。」

T「つまり、景気回復は歓迎だが、それによって超低金利政策が終わるのは反対
だという訳か。」

M「ああ。あまりに強い経済指標が相次いでくると、FRBも金融緩和政策のや
め時を探りに来るのではという警戒が強まってくる。いわゆる出口戦略だ。」

T「それが上値を抑えた面もあると言うことだな。」

M「だろうな。来週はFOMC開催があるだけに、それを確認したいという向き
が多くなったといえるかもな。」

T「確かに先週の雇用統計も強い数字だったし、意外と米国の利上げが早回るの
ではという警戒が出ても不思議はないか・・。」

M「まあ、来週のFOMCで出口戦略を探るような話が出てくるとも思えないけ
どな。米国は早すぎる金融引き締めは絶対にしない。」

T「そう願いたいけどな。」

M「取りあえず来週もしっかりとした展開を見せてくれるよう期待したい。」

T「ああ。このまま年末ラリー突入で強い相場見せて欲しいよな。今年も色々と
あったが、終わりよければ全て良しと言うことで、是非とも期待したいモンだ。
」(グレイル 地場者の立ち話)


12/7-11の日経平均は米雇用改善を評価した1ドル90円台への円安の流れを受け、週初に10200円を回復した。ただ、その後はテクニカル面での達成感が強まったほか、米低金利政策の持続方針による円安修正の動きや、ドバイ問題に加えてギリシャ、スペインの格下げなど世界的な信用不安の高まりが嫌気されて調整した。週末に先物・オプションSQを控え、ロールオーバー中心の商いだったこともこう着感を強めた要因であった。ただ、1万円近辺での下値の堅さが意識されるなか、中国の経済指標が概ね好調であったほか、週末の先物・オプションSQに絡む商いが買い越しとなり、さらに心理的抵抗線として意識されやすいSQ値(9982.59円)をクリアしたことで、下振れへの警戒感は後退した。

12月SQ値のほか、1万円の節目がサポートとして機能するか否かが、今後の市場心理を左右することになろう。なお、先物・オプションSQ通過によって海外勢は本格的にXマス休暇に入るとみられ、商いが細るなか先物主導による仕掛け的な売買で振らされる可能性はありそうだ。12/14-18は週初に日銀短観12月調査、17-18日には日銀政策委・金融政策決定会合、米国では15-16日に連邦公開市場委員会(FOMC)と重要なイベントが予定されている。また、米経済指標については11月の生産者物価指数(PPI)、12月のNY連銀製造業景況指数、11月の鉱工業生産、11月の設備稼働率、MBA住宅ローン申請、11月の消費者物価指数(CPI)、11月の住宅着工、11月の景気先行指標総合指数などが予定されているため、これら金融政策・経済指標を材料にした動きが強まりそうだ。

また、1万円台での底堅さが意識されるようだと、SQ通過によるアク抜け期待が強まりやすい。週初に跳ね返された一目均衡表の雲上限である10200円処の突破への意識も次第に強まろう。一方、政策運営リスクが上値を抑える可能性はある。米普天間問題が長期化しているほか、2010年度予算の新規国債発行額については藤井財務相が「44兆円以下は可能」との発言に対して、鳩山首相が「1円でも超えてはいけないという議論ではない」と44兆円超えに含みも持たせている。これまでも首相発言に対して他の閣僚が反対意見を示すことが多々みられているが、44兆円を大幅に上回る可能性が高いことによって、日本格下げへの不安感がくすぶり続けることになる。

物色としては上値を意識した流れとなれば、景気敏感セクター主導による上昇となろう。こう着感を強めてくるようだと、次第に省エネ関連を中心としたテーマ銘柄での値幅取りに向かいやすい。GSユアサ<6674>や明電舎<6508>、三洋電機<6764>など次世代エネルギー関連の信用高値期日が到来するため、アク抜けを意識した資金が集中しやすいとみられる。また、日経平均の1万円割れとなれば25日線などが意識されようが、相対的に出遅れている日本株への海外勢による見直しの流れも出ており、押し目買いスタンスを基本とし、ショートスタンスは9600-9500円を割り込んだ辺りからとみておきたい。
(フィスコ)


来週も堅調な展開となりそうだ。今後の相場を占う意味で注目された、日経平均の週末終値は12月限SQ値(9982円)を上回り、10000円の大台を奪回した。SQ値を上回ると翌週以降の相場が堅調に推移するというアノマリーがあるだけに、来週の相場は期待が持てよう。また、堅調な師走相場の場合、年末にかけて一段高となるケースが多いのも心強い。日経平均は10月相場で壁となった10400円及び、心理的な節目の10500円を試す展開を予想したい。ただ、中東を筆頭に外部環境が不安定なうえ、足元で国内のマクロ指標が芳しくないのも気掛かり。日経平均は心理的な節目の10000円を再度割り込むと、25日移動平均(9731円)程度まで調整する可能性もあろう。なお、来週は公募増資関連で、日立とT&Dの受渡日が到来し、三菱UFJの発行価格が決まるだけに、ファイナンス関連銘柄がどう動くかも相場のカギを握りそうだ。

 イベント面では、週初発表の12月日銀短観に注目されよう。市場予想は、大企業製造業の業況判断指数(DI)は-27(前回比+6pt)と3期連続の改善が見込まれている。ただ、昨年12月のリーマン・ショック後の水準(-24)には届かず、改善幅も9月調査時(+15pt)から鈍化するもよう。なお、調査時期はドバイショックによる急速な円高進行で、株価が急落した頃とみられ、ほぼ同時期に調査したとみられる11月景気ウオッチャー調査が、過去最大の落ち込みを記録したことを勘案すると、市場予想を大きく下回る可能性もあり注意したい。また、9月日銀短観では想定為替レート94.50円(上期:94.98円、下期:94.08円)がネガティブに作用したが、足元の円高進行を受けてどの程度修正されるかも注目される。その他では、日本では金融政策決定会合、米国ではFOMCが開催される。ともに、目新しい動きはないと思われるが、白川総裁、バーナンキFRB議長の発言を受けて、為替相場がどのように動くか注視したい。
(トレーダーズウェブ)

株展望 12.07−12.11

T「今週は先週とは全く逆の動きとなった。というより今までの、うっぷんを晴
らすかのように一気に上昇してきた。」

M「流石にこの強さは驚いたな。先週末には日経平均9000円維持できるかと
言う見方が市場を包んでいたものの、今週終わってみれば1万円乗せだ。まさに
ミラクルだな。」

T「ああ。きっかけは言わずと知れた日銀による追加の金融緩和だ。しかしそれ
だけで、これ程効果が出るとは日銀も驚きだろう。」

M「そうだな。金融緩和自体はまだまだ甘いとの見方多く、市場への影響も限定
的との見方もあったんだが、実際には市場の期待以上の効果がマーケットには現
れた。」

T「金融緩和の内容を好感されたというよりは、日銀が海外勢の買い戻しを誘う
トリガーを引いたという感じか・・・。」

M「ああ。先週末にはドバイショックもあり、売りポジション中心に組んでいた
投資家も多い。それに国内機関投資家もヘッジのために先物売りポジ持っていた
向きはかなり多い。それが一気に買い戻される状況になったと言える。」

T「希に見る踏み上げ相場だな。」

M「ああ。まさか、ここで日銀が動くとは誰も思っていなかったんだろう。何か
するにしても再来週に控えている金融政策決定会合でという見方はあった。しか
し緊急で会合開催してまで追加の金融緩和に動くなんて・・・。」

T「まあつい最近までデフレすら認めていなかった日銀だからな。」

M「それにより取りあえず投資計画を見直す必要が出てきた国内外の機関投資家
が多く出て、今週の爆上げに繋がった。その動きが出たのは株式市場だけじゃな
い。為替市場でも同じような動きが活発化した。」

T「それがまた日本株には追い風になった。為替が円安進行してきたからな。」

M「更に言えば、非常にタイミング良く、国内年金資金の買いが観測されている

まるで踏み上げを誘発するような買いだ。まあ年金買いは先週もしっかりと観測
されていただけに、意図的に踏み上げ誘発という意図は無いんだろうけど・・・
。」

T「ただ買い戻しを増発する要因になったのは確かだろう。」

M「そうだな。ここに来て日本市場に追い風が急に吹き始めたと言えるのかもな

昨晩米国で発表された雇用統計がサプライズ的な数字となり、一段と為替が円安
になって返ってきている。」

T「ああ。先週末には1ドル94円台まで突っ込んだものの、今は90円台だか
らな。1週間で5円程度も動いたことになる。」

M「ただ懸念もある。強い雇用統計をうけ、ドルキャリー取引の巻き戻しが見ら
れている。ヘッジファンドなどが低金利のドルを調達し株式市場や商品市場、そ
れに高金利通貨に投資して向きが手仕舞いに動いている。」

T「昨日の金先物相場は大幅安となっているし、原油相場も下落した。ドルが全
面高となっている状況だ。」

M「ああ。米国株式市場も終わってみれば小幅高だ。雇用統計好感し一時ダウは
150ドルも上昇する場面あったんだが、素材やエネルギー株の下落が重しとな
り、更にFRBが今後金融緩和からの出口戦略を意識してくるのではという懸念
も生じた。」

T「最近までの米国市場や商品相場の強さの背景には、超低金利が長期間続くと
いう期待があったからな。それにより過剰流動性相場への期待だ。それが後退す
るとなると、確かに懸念要因になるかもな。」

M「ただ米景気が本当に回復していくのは非常に良いことだし、FRBだってそ
うそう簡単に金融緩和策を解除するような事はしないだろう。つまりドルキャリ
ー取引の巻き戻しが目先強まったとしても、一時的となる可能性は十分にある。


T「だよな。まあ例えドルキャリー取引の巻き戻しが長引くとしても、円安に振
れるなら日本市場には追い風だ。」

M「それに上手くいけば、ドルキャリー取引から円キャリー取引に移行するとい
う期待もある。利上げに踏み切るのは米国より日本の方が遅くなりそうだからな
。」

T「なるほど。それがベストなシナリオか・・。」

M「来週の日経平均は大台の1万円台を維持できるか注目だな。シカゴ日経先物
見る限り、週明けは大幅高スタートは必至だが、9000円付近から一気に上昇
してきているだけに上値追いも慎重になってくる。」

T「それに1万円台では買い手が一気に乏しくなるとの見方もあるし、逆に売り
手は幾らでも出てくると言われている。海外勢の買い戻しが一巡してしまえば相
場は支えられないと見る向きも少なくない。」

M「やはりその鍵を握るのが為替だろう。円安基調続くならば、輸出株には明確
な買い材料になるわけだから、新たな資金流入が期待できる。つまり割安だと思
っていなかった向きも、円安によって割安感が出始めると言うわけだ。」

T「そうだな。まあ海外勢からみれば、輸出株だけでなく、為替が円安になって
いるため、日本株全体が相対的に割安感が出てくる事になる。」

M「まあ実際それで海外勢の新たな買いが入ってくるか不明だが、買ってくるよ
うだと当然期待も出来る。それだけに来週の動向は注目したい。」

T「まだまだ懸念も多いものの、取りあえず民主党政権誕生してから始まってい
ると言える下落トレンドも取りあえず終わったのは確かだからな。」

M「そうだな。思えば日経平均やTOPIXが年初来高値取ったのは民主党が大
勝した衆議院選挙の数日前だ。それから明確な下落トレンドを描いている。日経
平均は9月は粘り見せていたものの、TOPIXは明らかに9月から下落トレン
ド入りしている。」

T「その下落トレンドの底が先週末になった。」

M「丁度3ヶ月だな。相場は3ヶ月周期で動くことが多いが、見事にそれがはま
った格好だ。。」

T「これからの3ヶ月は上昇トレンドと期待したいが・・。」

M「まあ揉み合い相場と言うことも十分ありそうだけどな。いずれにしろ、何処
まで下がるんだと言うような疑心暗鬼相場から解放されたのは確かだろう。」

T「取りあえず来週、日経平均1万円維持出来るのか注目してきたい。」

M「ああ期待したいモンだな。」(グレイル・地場者の立ち話)


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