◆ブチキノン錠
(●作用)
不規則になり弱っている胃腸の運動を調節して、規則的な収縮運動に改善する作用があるので痛み、吐き気、げっぷなどの慢性胃炎による症状を抑える。過敏性大腸症候群の治療にも用いられる。
(●副作用)
副作用は比較的少ないが、まれに便秘、下痢、腹痛や発疹などの過敏症状が起こることがある。
◆ムコスタ錠
(●作用)
胃液が胃の粘膜を傷つける(消化する)ことによって,潰瘍ができます。この薬は,胃の粘膜を保護する作用と,潰瘍ができて傷ついた粘膜を修復する作用があるので,症状を軽くして治癒を助けます。胃潰瘍や胃炎の増悪期に用いられます。
(●副作用)
便秘,お腹が張るといった胃腸症状,発疹などがあります。ときに過敏症として白血球・血小板の減少,肝障害があります。またこの薬に過敏症の既往がある人には投与されません。
◆ラックビー顆粒
(●作用)
このお薬は乳酸菌の仲間です。腸にやさしい善玉の乳酸菌を補い、悪玉の腸内細菌を追い出します。その結果、下痢や腸のゴロゴロが改善され、おなかの調子がよくなってきます。おもに下痢症に用いますが、便秘にもいいです。乳酸菌製剤は、強力な作用はありませんが、どのような症状にも安心して使えます。

抗生物質による下痢を防ぐ目的で、いっしょに飲むことも多いです。抗生物質によって死滅してしまう善玉菌を補うわけです。この場合、抗生物質に抵抗力を持つ耐性乳酸菌製剤(R)のほうが適当です。
(●副作用)
腹部の膨満。ふつう、1日3回毎食後に飲みます。胃に食べ物のない空腹時に飲むと、効果が落ちます。
◆ナウゼリン錠
(●作用)
胃腸の自動運動を高めて胃の内容物の排出を促進したり,また排出が早すぎる場合は,少し抑えるなど,胃の排出能を正常にする作用があります。また,吐き気を抑える作用もあります。内服・坐薬とも吐き気,食欲不振,腹部膨満感などの消化器症状に用いられます。
(●副作用)
内服・坐薬・注腸剤ともに,じんま疹・かゆみ,ときにショック,意識障害,けいれんなどの過敏症状,下痢,腹痛などが起こることがあります。ねむ気,ふらつき,動悸,発汗,乳汁分泌,乳房が張る感じなどが起こることもあります。