◆ロキソニン錠
(●作用)
炎症による腫れ,痛みをやわらげる作用があります。とくに痛みに対してよく効きます。消炎剤では,炎症そのものの原因は治せませんが,炎症に伴う症状を軽くして,治癒を助けます。内服は上気道炎による炎症・痛み,腰,頸肩腕,関節,慢性関節リウマチ,手術後,歯科などの鎮痛に,貼付剤は筋肉痛などの鎮痛に用いられます。
(●副作用)
内服は発疹,かゆみ,腹痛,胃の不快感,まれに間質性肺炎やショック,皮膚障害(中毒性皮膚壊死症)などの過敏症状,肝障害や腎障害(ネフローゼ症候群を含む),血液障害,髄膜炎が起こることがあります。消化管出血や,まれに穿孔を起こすこともありますので,注意してください。とくに,胃・十二指腸潰瘍の人やその病歴のある人では,症状を悪化させやすいので十分な注意が必要です。肝機能検査値の上昇,劇症肝炎の報告もありますので,肝機能が悪い人では慎重を要します。またうっ血性心不全を起こすことがあります。