室蘭女子高生失踪事件
(wikipediaほか)
2001年(平成13年) 

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室蘭女子高生失踪事件(むろらんじょしこうせいしっそうじけん)は、

2001年3月6日、北海道室蘭市で高校一年生(当時16歳)

の女子生徒が失踪した事件。

2013年9月現在、未解決のままである。


失踪当日の女子高生の行動


正午過ぎ、「コーヒーの入れ方を習いに、アルバイト先のパン店(知利別町)に行く」

と言い、自宅(白鳥台)を出る。

午後1時4分および午後1時26分、室蘭サティ(現・イオン室蘭、東町2丁目)

の店内を歩く姿が防犯カメラに映っている。

午後1時30分頃、室蘭サティ前を歩いているところを同級生二人が目撃。

午後1時31分、「東町2丁目」バス停から道南バス・「中央町・工大循環線(外回り)」

に乗ったとみられる。

午後1時40分、アルバイト先のパン店付近にある「東通り」バス停(知利別町1丁目)

で降りたとみられる。

午後1時42分頃、PHSに連絡してきた友人に対して

「今、下(『東通り』付近一帯の意味)に着いた」と話した。

午後1時46分頃、同じ友人が再度電話をかけた。

「今は話せないから後でね」と答え、すぐ電話を切る。

この交信は、アルバイト先のパン店付近で行われていたことが判明している。

何が原因で「今は話せない状況」になったかは不明。

その後の足取りは分かっていない。


その他


行方不明直後、女子高生が訪れる予定があったパン屋のオーナーが、

何らかの事情を知るものとして、注目を集めた。

オーナーは、「約束した午後1時に店に現れず、午後1時30分まで待ったが、

現れないので自宅に帰った」と証言した。

しかし、マスコミはオーナーの発言を疑問視し、このオーナーが、

女子高生の失踪に関与したという疑惑の構図を描き、オーナーの、

行動・素行を調査・報道する社が出てきた。

報道では、オーナーは、その日にガソリンスタンドで給油しており、

車の燃料の減りぐあいから、家との往復しかしていないことが警察から発表され、

オーナー宅の近所の人が、自宅に駐車されている車などの目撃証言などが出て、

疑惑が薄らいだ形で終息された。

その後、パン屋は、報道被害のせいか、閉店になり、又、

オーナー自身、自己破産となってしまった。

尚、この事件により、重要参考人扱いを受けたオーナーだが、

現在、別の場所にて、飲食店を経営している。

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室蘭女子高校生失踪事件(札幌探偵事務所)


この事件記事は、以前私が、道内の出版社から、

「北海道の未解決事件」

についての寄稿依頼を受けたときに、

取材、執筆したものである。

出版前にこの雑誌の発刊は中止となり、

結局日の目を見ることがなかった記事である。

この事件については、

道内のテレビ番組で道内の未解決事件を特集したときにも、

コメントしたことがあり、

未だに、私の中では進行中の事件である。

我々探偵は、依頼がなければ調査はしない。

出版社からの依頼であれば、話は別であるが、

その出版社も今はない。

私に、ルポライターの肩書きはない。

そんなもの名乗ればそれで良しの世界であるが、

私は、探偵であり、ルポライターではない。

それは、気持ちの問題である。

警察の捜査関係者が、

「道警が触られたくない事件」

と口をそろえて言うこの事件を、道民は忘れてはならない。

その気持ちをこめて、掲載する。



〜以下取材記事〜


白昼、室蘭市の繁華街で、

一人の女子高生が、その消息を絶った。

我々、北海道に暮らす人間が、

絶対に忘れてはならないこの事件・・・

「失踪」、という責任のない言葉で、

片を付けてはならないこの事件を、

一人の探偵として再検証する。

平成13年3月6日火曜日。天候は晴れ。

室蘭は、雪の少ない地域である。

一部、日陰の歩道に雪が残るものの、路面は乾き、

道路脇には、膝ほどの、黒くなった雪山が残っていた。

誰もが本格的に、春を感じ始めるこの季節。

その日は、公立高校の入学試験1日目。

千田麻未来さん(当時16歳)が通う、

北海道立室蘭栄高校も、

その日は、入学試験のため、休校だった。

市内一番の偏差値を誇る、進学校であったが、

麻未さんの成績は、学年でも、常にトップクラス。

しかし、彼女はそれを、鼻にかけることもなく、

優しく明るい性格で、

誰からも好かれていたという。

そして、この事件に、色眼鏡をかけさせることになったのは、

麻未さんの容姿であった。

校外にも、ファンクラブができるほどであったが、

本人はかなり困惑していたという。

その容姿と、携帯電話を利用した「援助交際」が、

社会問題化され始めた時期が重なり、

短絡的に、援助交際による被害等という噂が流布したが、

これには、親族の方も、心を痛めたことと思う。

現に、今回の取材で、警察関係者ですら、未だに、

この援助交際説を語るものが存在することに、

驚きを覚えた。

もちろん、直接、捜査に従事した捜査員ではなかったが。

噂といっても、確認を取るのが、警察の捜査である。

それも、この事件に関しては、第一容疑者の追求と並行して、

麻未さんの交友関係の洗い出しには、

相当の力を注ぎ込んだという。

そして、当時の捜査関係者は、私の取材に対して、

「援助交際はない」と、断言した。

それでは、この事件の概要を、

千田麻未さんの事件当日の足取りを中心に、説明する。

千田麻美さんの自宅は、室蘭市の北西部に位置する、

白鳥台と呼ばれる、閑静な住宅地の集合住宅。

麻未さんは、家族と同居していた。

家族は、ご両親と弟の、4人家族。

麻未さんは、放課後、

自宅近くの大型スーパー内で営業するパン屋で、

アルバイトをしていた。

スーパー内のパン屋は、支店であり、

本店は、

室蘭市の中心繁華街に近い、知利別町にあった。

平成13年3月6日の足取り

正午過ぎ、自宅からパン屋の本店に電話し、

「午後一時過ぎにいく」と、本店の従業員に告げている。

家族に、「コーヒーの入れ方を習いに、

アルバイト先のパン屋に行く」と言って、自宅を出る。

パン屋経営者O氏の供述では、

麻未さんは3月から、自宅近くの支店ではなく、

学校帰りに通うことができる、

本店での勤務を希望したため、それに伴う講習であり、

「その日、午後1時に本店で待ち合わせた」

と供述している。

12:25   

自宅近くのコンビニに立ち寄った後、

道南バス停留所「白鳥台中央」から、

12時:25分発

「東町ターミナル」行きのバスに乗車する。

この乗車に際しては、友人の目撃情報があり、

麻未さんは、その友人に、バスの後部座席から、

この友人に手を振っている。

12:53   

同バスが、「東通」停留所に到着。

パン屋本店に向かうのであれば、

ここで下車することになるが、

麻未さんは、ここでは下車していない。

13:00  

「東通」から3つ先の停留所である「東町2丁目」

で麻未さんが下車する。

この時、同級生の男子生徒2名の目撃情報あり。

この2名と道路越しに挨拶をしている。

同バス停近くの、ポスフール店、

化粧品売り場の防犯カメラで、

13:04、13:26麻未さんが、確認されている。

これが、麻未さんの姿が確認された、

最後の情報になる。

13:42   

当時交際中であったA君が

麻未さんのPHSに電話をかける。

麻未さんは、A君に

「今、下に着いたよ」と告げている。

「下」とは、地元の人が繁華街周辺を呼ぶときに

よく遣う言葉である。

PHSの交信記録による、アンテナの中継場所は、

道南バス「東通」停留所付近になっている。

13:46   

再び、A君が麻未さんのPHSに電話をかける。

この時、麻未さんは、「今話せないから、

後でかけ直すね」と告げている。

この通話時のアンテナの中継場所も、

「東通」停留所付近である。

以後、PHSの使用記録もなく、

その姿の目撃情報もないまま、今日を迎えている

このPHSは、この日の夕刻から、

電源が切れた状態になっている。

ポスフールでの防犯カメラによる確認と、

PHS中継アンテナの確認から、麻未さんは、

「東町2丁目」の停留場から、再びバスに乗り、

「東通」で下車したと推測されている。

推測の対象とされる、道南バスからは、

12人が下車しており、

その中の一人が麻未さんではないかとされ、

捜査員が、目撃情報の収集に当たったが、

目撃者はいなかった。

このA君とは、麻未さんが、

アルバイト先でコーヒーの入れ方を学んだ後、

会う約束になっていた。

次に、以上の時系列を踏まえ、

この事件について検証してみる。

まず、麻未さんと交際中であった、

A君の供述である。

A君は、1度目の通話と2度目の通話では、

会話の背後から聞こえる、

「背景音」が、

明らかに違っていたと供述している。

つまり、一度目のPHSの会話では、

麻未さんが、

外で話しているような雑音が聞こえたが、

2度目の会話では、背景音がなかった、

つまり、

「部屋の中からの電話のように聞こえた」、

と供述しているのである。

皆さんも経験があると思うが、

電話の相手が外にいる場合と、

部屋の中にいる場合とでは、

明らかに、背景音が違う。

しかし、閑静な場所に駐車している車両内であれば、

室内との区別はつきにくい。

麻未さんが、A君と通話したとされる付近では、

表通りは、この時間帯、車の交通量が多く、

周囲の雑音の、大きな場所であったが、

パン屋本店裏の、駐車場付近であれば、

ほぼ、雑音は聞こえない。

これは、現地の調査で実施済みである。

ということは、この4分間で、麻未さんは、

屋外から屋内、又は、閑静な場所に駐車した車内に、

場所を移動した可能性が高いということである。

警察は、もちろん、この4分間の足取りを、

追うことになるが、

麻未さんの目的地である、パン屋の本店は、

「東通」停留場から徒歩で約1分、

距離にして、約160メートルの場所に、

位置している。

つまり、バスから下車した麻未さんは、

A君との電話の後、そのまま、

このパン屋に入ったと考えるのが、自然である。

警察が、確認したPHSの中継アンテナは、

現在は全て撤去されているが、

カバーエリアは、1本のアンテナで、

同心円内数十メートルから、2〜3キロメートル。

室蘭のような、地方都市の繁華街であれば、

同心円内100メートル程であると、

NTTドコモの担当者は、説明する。

つまり、道南バス「東通」停留所と、

パン屋本店は、中継アンテナが、

同じであると見てよい。

それでは、このパン屋のオーナー、O氏は、

この件について、いかなる供述をしているのか。

事件当初から、

第一容疑者として警察に事情聴取を受け、

マスコミに騒がれたO氏は、

報道関係者に対して、

次のような内容の文書を、配布している。

◎3月6日の午前11時過ぎに

千田麻美さんから店に連絡があった

◎午後1時に店に来るという内容で、

従業員が電話を受け、私に伝えた

◎私は昼過ぎに来ると思い

午後1時30分まで店で待ったが、

来ないので外出した

◎午後3時には自宅に帰っていた

O氏の主張と、麻未さんの行動を考えると、

麻未さんは、約束の時間を、47分も過ぎて、

パン屋の前に着いていることになる。

待ち合わせ時間の、

午後1時に十分に間に合う時間、

12時53分に、バスが、

パン屋の前に到着したにもかかわらず、

下車せずに素通りして、

呑気にポスフールに行ったことになる。

この、麻未さんがとった行動に対して、

友人達は、

「麻未さんは約束を破る人ではない。

そんないい加減な人ではない」と、

口を揃えて言っている。

O氏は、当初、午後1時30分に出て、

午後3時に自宅に帰るまでの、

「1時間30分」のアリバイを説明しなかった。

その後、「麻未さんが来なかったので、

1時30分に本店を出て、自宅に帰り、

その後、

夜までずっと自宅にいた」

と証言を撤回している。

このアリバイは、O氏の母親が証言しているが、

身内の証言では、

現場不在証明にはならない。

当日も、パン屋本店は営業しており、

従業員の証言によると、麻未さんは、

結局店には顔を出していないとの事であったが、

従業員が店に入るときは、

正面ではなく、裏口から出入りしていた。

つまり、それを知るものが、裏口で待ち伏せし、

麻未さんと接触を持つことは充分に考えられる。

必然的に、警察の捜査対象は、O氏に向けられる。

警察は、O氏を、

三日間にわたって任意で取り調べている。

O氏が所有する車両2台を押収し、自宅、

店舗の捜索、毛髪等の採取、

ルミノール反応検査等が実施されたが、

O氏の犯行を裏付ける証拠は得られなかった。

そして、警察はここで決定的なミスを犯す。

パン屋本店の入るビルは、鉄骨三階建。

1階部分がパン屋とパン工場、そして、

一部吹き抜けの駐車場。

2,3階部分は、賃貸アパートになっており、

各階3室、計6室の賃貸部屋になっている。

ここに、二部屋の空き部屋があった。

そして、このビルの所有者は、

O氏が代表を務める、会社の名義。

O 氏が、この空き部屋に、

自由に出入りできた状態であったことを、

警察は見落としていた。

当然のごとく、警察は、当初、

この部屋の捜索は、行ってはいなかった。

そして、この捜索中、O氏宛てに、

数本のビデオが梱包された小包が

ビデオ業者から届いていた。

内容はすべて、

女子高生監禁レイプ関係であったと、

当時事件に従事した捜査員が漏らした。 

私は、O氏を犯人と、断定するわけではない。

警察が、この空き部屋の捜索を行い、

その結果、何の証拠を得る事もできなければ、

O氏の容疑が晴れていたとまでは言わなくとも、

薄くなっていたであろう。

つまり、警察の単純なミスが、

O氏の疑いだけを残す結果になってしまった、

といえる。

警察は、麻未さんが、最後に下車したと推測される、

道南バス「東通」で、

麻未さんと一緒に下車したとされる、

11人の人定確認と、目撃情報の収集も、

もちろん行っている。

しかし、その内3名の確認が取れなかったことから、

一部マスコミが、

この3名が、事件に関わった可能性を報じた。

しかし、重要なのは、確認のとれた8名から、

麻未さんの、決定的な目撃情報が取れなかった、

という点である。

4年前に発生した、

滋賀の列車内強姦事件の例もあるが、

直接運転手の目の届くバスと、

列車では、状況差がある。

更に、その後、確認された8人の乗客が、

仕返しを恐れ、

一斉に口を噤んだとは、考えにくい。

あの列車事件でも、目撃者が、

個々に警察の取調べを受けていれば、

知らぬ存ぜぬを、決め込む訳には、

いかなかったであろう。

下車後の犯行説も否定はできない。

しかし、麻未さんが下車したとされる

「東通り」の道南バス停留所から、パン屋までは、

徒歩で、50秒(当社女性調査員による実施計測結果)。

当日、もちろんパン屋は、営業していた。

なにかあれば、駆け込むことができる距離である。

しかし、未解決事件には、犯人に都合の良い、

ありえないような偶然が重なることが、多々ある。

それは、目撃者の不在であったり、

警察の初歩的な捜査ミスであったりする。

警察関係者が、

「道警にとって触れられたくない事件の一つになった」

と漏らしていたこの事件も、

今年で、10年目を迎えた。

この事件の風化を望むのは、

犯人と、体裁を気にする北海道警察の、

一部の幹部職員だけである。

何の罪もない、

アルバイトをしながら学業に真面目に取り組んでいた

一人の女子高生が、

ある日、忽然と、姿を消した。

「失踪」という、曖昧な言葉で片をつけることなく、

発見を願い、真実を追究する気持ちを、

忘れずに持ち続けていたい。

千田麻美さんに関する情報は、

室蘭警察署 刑事第1課  0143−43−0110

以上。(出典:札幌探偵事務所)