仕手集団元代表の財産60億円分凍結…追徴備え



読売新聞 2016年3月19日(土)

仕手集団元代表らが不正に株価をつり上げたとされる事件で、東京地裁が、
金融商品取引法違反(相場操縦など)で起訴された元代表・加藤●被告(74)側に
組織犯罪処罰法に基づく没収保全命令を出し、
約60億円分の財産を凍結していたことが、関係者の話でわかった。
(●=「日」の下に「高」)

東京地検が公判で多額の追徴金を求刑するのに備えて請求していた。
没収保全額としては過去最高とみられる。

関係者によると、凍結されたのは、
加藤被告が親族らの名義を借りて使用していた証券口座や、
共犯として起訴された長男で大阪大助教(起訴休職中)の恭(たかし)被告(37)の
銀行口座にあった現金など計約60億円分の財産。

加藤被告は1970〜80年代に仕手集団・誠備グループを率いて
投機的な株取引を繰り返し、「兜町の風雲児」と称された。