姿勢矯正士の西本です。

当院の患者さんで頭痛・肩こり・腰痛を訴えて来院されている方の話。

昨日、肩こりと頭痛が酷く、首が痛くて眠れませんと来院。

今まで当院の治療で、ほぼ上記の症状も無くなっていた。

なぜ急に前の様な症状に戻ったのか不思議だった。

よく原因を聞いてみると、虫歯の治療で、仮止め?をして貰ったが、その時から噛み合わせが合わずに、違和感を感じていたとの事。

その日の夜から、この様な症状が出た。

噛み合わせが合わないと頸椎まで歪んでくるのか?

早速、頸椎を触診。

こらひどい。

首が相当歪んできている。

やっぱり噛み合わせが悪いと首が歪むのか?

という事は、首が歪むと噛み合わせも合わなくなる。

だから、

首の歪みをとってから、歯列矯正をしなければならない。

逆に言うと、歯列矯正で噛み合わせを無理に治すと、額関節に負担が掛かったり、首の歪みが取れなくなる可能性がある。

歯列矯正の失敗談もホームページでいっぱい掲載されていました。

例えば

今までと違った噛み方(顎の運動)に修正していくことになります。つまり顎の筋肉の働かせ方や、その脳神経回路を新たに獲得するということです。この変化が急激だと、変化に身体が対応しきれずに、歯や顎の痛み、頭痛、めまい、吐き気、パニック症状など、引き起こしてしまうことがあります。

歯列矯正の治療の結果、噛み合わせが悪くなり顎関節症になってしまうことがあります。その関連性は一部では否定されていますが、治療後はじめて発症したならそれ以外の理由を考える方が難しいでしょう。

こんな事が書いてありました。

成功例として

歯列矯正したことで背骨の歪曲が改善され姿勢がよくなったりしたという例も数多くあります。(院長の声:これは逆にいうと、姿勢矯正をすると、歯列矯正は必要ないという事)

歯列矯正は慎重にしないといけない事も実感した1日でした。