姿勢矯正士の西本です。

今日、フライバーグ病で悩む患者さんが来院された。

私にはあまり知識はない。

限定的に治療した事もあまりない。

早速フライバーク病についてネットで調べてみた。



●フライバーグ病とは⋯

フライバーグ病は中足骨骨頭(足趾の付け根の骨)に発症する骨の壊死 (血液の流れが悪くなった状態)で、第2ケーラー病と呼ばれることもあります。

骨端症のひとつで10歳代を中心に発症し、女性に多いと言われています。

●症状
 
足趾の付け根[中足趾節関節(MTP関節)]に痛みがでます。

最も多いのが第2中足骨、ついで第3中足骨、第4中足骨で、稀に第5中足骨に発症します。

進行すると関節症(軟骨がすり減った状態)になります。

スポーツやケガをきっかけに痛みが出ることが多く、足趾の付け根に加わる繰り返す衝撃や徐々に加わる負荷が原因の一つと考えられています。

その他、関節の柔らかさや、ハイヒールの使用による足趾の付け根へのストレスなどが原因で中足骨骨頭の血液の流れが悪くなると考えられます。




なんて書いてあった。

早速、手技によって関節異常をモーションパルペーションで調べる事にした。

中足趾節関節(MTP関節)は過伸展(屈曲不全)だと解る。

ここも当然治療が必要だが、その関節の手前(足首側)のリスフラン関節を伸展状態にモビる必要があると思える。

早速この2ヶ所をモビってみた。

特にリスフラン関節の伸展モビリを多めにした。

結果は良好。

痛みやしびれは完全になくなる。

もう少し臨床を続けなければならないとは思うが、この方法にちょっと興味がある。

ひょっとするとフライバーグ病は手技によって治せるかも⋯