姿勢矯正士の独り言

日本ではじめて姿勢矯正士を名乗る! 姿勢矯正のパイオニアが語る、姿勢矯正の素晴らしさ! 優秀な姿勢矯正士(姿勢矯正のプロ)を募っていきたい。                                                   

カテゴリ: 治療

姿勢矯正士の西本です。

テレビでギックリ背中と言うものをしていた。

要するにギックリ腰の背中版とうことらしい。

確かにこの様な症状を訴える患者は最近当院にも多い。

原因は明らかに猫背である。

スマホのやり過ぎも原因の一つである。

胸椎の矯正が必要であろう。

いや、それよりも肋骨の矯正の方が効果的であろう。

肋骨のモビリゼーションが必要となってくる。

意外と肋骨のモビリゼーションが出来る人は少ない。

私は呼吸が浅い人の為に肋骨のモビリゼーションのテクニックを磨いてきた。

いよいよこのテクニックを発揮する時が来た。








姿勢矯正士の西本です。

今日、フライバーグ病で悩む患者さんが来院された。

私にはあまり知識はない。

限定的に治療した事もあまりない。

早速フライバーク病についてネットで調べてみた。



●フライバーグ病とは⋯

フライバーグ病は中足骨骨頭(足趾の付け根の骨)に発症する骨の壊死 (血液の流れが悪くなった状態)で、第2ケーラー病と呼ばれることもあります。

骨端症のひとつで10歳代を中心に発症し、女性に多いと言われています。

●症状
 
足趾の付け根[中足趾節関節(MTP関節)]に痛みがでます。

最も多いのが第2中足骨、ついで第3中足骨、第4中足骨で、稀に第5中足骨に発症します。

進行すると関節症(軟骨がすり減った状態)になります。

スポーツやケガをきっかけに痛みが出ることが多く、足趾の付け根に加わる繰り返す衝撃や徐々に加わる負荷が原因の一つと考えられています。

その他、関節の柔らかさや、ハイヒールの使用による足趾の付け根へのストレスなどが原因で中足骨骨頭の血液の流れが悪くなると考えられます。




なんて書いてあった。

早速、手技によって関節異常をモーションパルペーションで調べる事にした。

中足趾節関節(MTP関節)は過伸展(屈曲不全)だと解る。

ここも当然治療が必要だが、その関節の手前(足首側)のリスフラン関節を伸展状態にモビる必要があると思える。

早速この2ヶ所をモビってみた。

特にリスフラン関節の伸展モビリを多めにした。

結果は良好。

痛みやしびれは完全になくなる。

もう少し臨床を続けなければならないとは思うが、この方法にちょっと興味がある。

ひょっとするとフライバーグ病は手技によって治せるかも⋯











姿勢矯正士の西本です。

今日はちょっと時間が取れたので、すべり症を治すグッズを追加で作ってみた。

このグッズを使ってすべり症を治す理論はいたって簡単。

すべり症は、前にすべって神経を圧迫するので、そのすべっている関節の上部の関節を反らしていこうというものです。

こんなグッズを使ってピンポイントで背骨を反らして治す。

但しグッズを入れる場所を間違えると悪化するので、注意を要する。

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治すメカニズム








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すべり症用グッズ
 (1ヶ作るのに1時間は掛かる)





京都にしもと整体院院長・姿勢矯正士の西本です。

昨日首を回すと痛いと言って新患が紹介で来られた。

しかも全ての方向に動かすと痛いのである。

全ての方向とは、屈曲・伸展・左屈・右屈・右回旋・左回旋の事である。

しかも腕がしびれる。

整形外科で頸椎ヘルニアと言われたことがあります。

改善しないので、今は整形外科には行っていない。

大体、これらの問診でどこが悪いのか、原因はなぜか、想像がつく。

原因の箇所は数か所ある。

私はハイパー関節が数か所あるとみた。

しかも重症である。

もう少し問診を重ねた。

「ボキボキ整体に行ったことがありますか?」

「昔、通っていたことがあります。」

「牽引をしたことがありますか?」

「はい。何回かあります。」

やっぱりハイパー関節が原因であろう。

そこで触診に入る。

首の筋肉がやけに固い!

首が太い。

取り敢えず筋肉を緩めなければ、固い関節と緩い関節が解らない。

モーションが取れない。

しばらく首の筋肉を緩めていると、固い関節と緩い関節の違いが解るようになってきた。

やはりハイパー関節はある。

数か所ある。

ハイパー関節の特徴:筋肉は固いけど関節は動く。

相当複雑なので、解る範囲で固い関節のみを固い方向に動かしてみる。

相当痛がる。

「ボキボキ整体でこんな痛みはありましたか?」

「いえ、こんな痛いのは初めてです。」

「どうですか?」

「痛いけど、手を離した瞬間、首がすっとしてくる。」

やっぱりボキボキ整体の後遺症であろう。

しばらくこのモビリゼーションを繰り返していくと、段々首の動きがが軽くなってきた。

しびれも少し改善してきている。

今日は1回目なので、これ位で様子を見ることにした。

完治には相当時間が掛かりそうである。

今回はハイパー関節治療の必要性を再認識する日となった。






京都にしもと整体院院長・姿勢矯正士の西本です。

昨日もボキボキ整体後遺症の新患が来られた。

頸椎である。

首である。

症状として頭痛と肩こりがある。

私「ボキボキ整体に行ったことがありますか?」

患者「何回か行ったことがある。」

私「首を左右からボキボキされましたか?」

患者「はい左右からされました。」

私「痛かったですか?」

患者「全然痛くなかったです。むしろ気持ちよかったです。」

これだけのやり取りで、頭痛や肩こりの原因がボキボキ整体による後遺症であることが解った。

私「ボキボキ鳴っているのは緩い関節で、その近くに固い関節が間違いなくありますので、その固い関節を少し動かしてみます。痛いですよ!」

そう言って固い関節をゆっくりモビリゼーションで動かしてみる。

患者「イタタタ!!」

ちょっと動かしただけである。

もちろん音なんか鳴らない。

私「ボキボキ鳴っているところは、ここでは無いのは解りますか?」

患者「はい!」

私「ボキボキ整体が悪いのではなく、ボキボキ鳴らしているところが間違っているのですよ。こんな固い関節が何か所かありますので、そこを軽く動かしていきますよ。」

軽〜く軽〜く関節を動かしていく。

こんなに軽く動かしても、患者さんの顔の表情は時々痛みで歪んでいく。

固いところを5〜6ヶ所をゆっくりと10分程動かしただろうか?

私「どうですか?」

患者「首、軽るぅ。部屋が明るいです!」

たったこれだけで、頭痛・首こりは大きく改善していくのである。

これが頸椎のハイパー関節治療の光景である。

この間、ボキボキは一切鳴っていない。





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