相変わらず亀更新ですみません…いや、ここまで更新頻度低いと亀さんに失礼ですね…

ということで、ほぼ半年前の能登イチツーリング、今回は1日目の様子をうんうん思い出しながら書き綴ろうと思います。
大分記憶が飛んでいるので細かいところすっ飛ばしたりしてますがご了承を…

……


むくり。
眠ボケたままゆっくり眼を開けると、そこには真っ白い天井と頭上にぶら下がる謎の靴の中敷たち。

ああ、そっか、僕は今金沢に居るんだ…

なんてことを考えながら起床。

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みんなも各々起きだしてごそごそと荷物整理や朝ごはんをmgmgしてる、そんな朝の景色。
ツーリングしてるんだなって感じがして僕は好きです。



さて、能登イチ1日目ですが、昨日の冷たい雨模様とは空気一変、これぞオリンパス日和、カラッと宇宙まで突き抜けるような深い青空に恵まれ、みんなテンションが上がってきます。

さぁ、いよいよ能登半島に向けて出発だ!!

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そんなこんだで元気よく走り出した僕たちですが、とりあえず金沢の市街地を抜けねばならないわけで、途中お約束の路地迷宮に迷い込んだり。

ここどこやねん…

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現在地と目的地の確認中。

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ふらふらと走りながら、やっとスタート地点のコンビニに到着。
ここでエネルギーの補給を行い、いよいよ能登半島に入っていきます。
今回は軽量ロード仕様のぽち&たまごんさんとツーリング仕様のキャプたん&さのさんで装備重量の違いがあったので、ここからはこの2集団に分かれて各々のペースで走り、所々ある道の駅で合流しましょうという形に。

厄介の集団。

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……

いや、ね、なんとなく頭では分かっていたんですよこうなるの。でも実際に走ってみるとやっぱり後悔しちゃうんですね…


た ま ご ん さ ん 速 す ぎぃ ! ! !



緩やかなアップダウンのある道をひたすら35km/h強で走り続ける。

平地はまだこのスピードでもついていけるんです。
問題は登り。
たまごんさん、スピードがほとんど落ちないんですね…
登り区間に入るたびにどんどん遠ざかっていく青い影、それを何とか縮めようと下りで全力だして何とか追いついて…
何度このインターバルを繰り返したでしょう…
実は自分より明らかに速い人と一緒に走るのはこれが初めてで、きつかったけど、逆になにくそ精神が少し鍛えられた気もする。


重量級一眼レフを担ぎながら疾走する温泉たまごん氏
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そんな感じで真顔になりながら走り続け、最初の道の駅「ころ柿の里 しか」に到着!
柿ソフトクリームprprしながら後続の二人を待つことに。
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体感的にはかなり飛ばし気味で来たので結構待つかな~なんて思ってたけど、10分絶たないうちに後続の二人もやって来た。
いい感じにローテ回してきたそうで、なんだかんだこの組み合わせは最適だったのかも。(自分が鍛えられるという意味でも)
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ふたりもソフトクリーム食べて休憩しつつ、経路の確認やこの次の集合地点を相談。いいねぇ…旅してるって感じだ。

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次は「道の駅赤神」でお会いしましょうと約束し、また二手に分かれて走行再開。ここまでは気候にも恵まれ、いいペースでこれたので、ちょっと楽観的な空気が漂っていました。
その後地獄が待っているとも知らずに…

さて、ここからは一部内陸に入っていくので徐々ににアップダウンが激しくなってきます。
でも、それは逆に言えば起伏に富んだ風景が見られるということ。

景色や空気を楽しむのが自転車最大の魅力と感じてる僕にとっては差し引きでプラスになるかな。
まぁあくまで緩いアップダウンでの話ですが…

相変わらず飛ばすたまごんさんにひいこらくっついて登って下ってを返していると、突然景色が開けた。

眩しい…そしてこの感じ、覚えがある…

そうだ、志摩半島のパールロードやしまなみ海道の、あの感じだ。
海辺に沿って曲がりくねった海岸線をひたすら走る。明るく広い空とかすかに霞んでいきながら連なる山々、そして海から吹くそよ風。
半島独特のこの感じ、たまらない。

たまごんさんも同じことを考えていたらしく、アイコンタクトで停車。お待ちかね、写真タイムです。
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いや、楽しかったです。この日一番テンション上がってました。

各々写真を撮って走行再開。
しかし、ちょっと進んだあたりから違和感が。

おかしい…なんだかペダルが重い…ハンガーノックなわけでもないし、機材トラブルもないのに…




そう。先ほども書きましたように、ここは海っぺた。


風 が 吹 い て い る


だんだん強くなってくる向かい風、そしてコースはアップダウンな海岸道路。

つらい…おまけにここにきて急激に気温が下がり始める。
ただでさえたまごんさんについていくのに必死だった僕は、このあたりから少しずつ落伍しては無理をして何とか追いついてという感じに。
登坂耐性も逆風耐性もないへたれっぷりがここに来て一気に負の作用を産み始めた感じです。

穏やかな道に差し掛かったところで耐えかねて小休止…
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ちなみにこの頃すでに5時くらいを回っていて、向かい風、気温低下にプラスしてお腹が減ってくるという非常によろしくない状態に差し掛かりつつあり、そろそろたまごんさんに付いていけなくなるかもなぁ…とちょっと思い始めたのもこの頃。


結局このあと峠を一つ超える時にさすがにギブアップしてたまごんさんに先に行ってもらい、次の合流地点「道の駅赤神」に到着したのは遅れること10分弱。
この時点で僕は先ほどまでの無理がたたったのもあって疲労困憊+寒さでプルプル震えていたけど、のちに聞いたところたまごんさんも相当きつかったらしい。

あれです、環境的にもきつかったけど、お宿のタイムリミットがある中でどんどん日が暮れていくのが精神的に追い詰められるんですよ。
赤神から輪島のお宿までは200m弱の峠ひとつはさんであと30km。

二人で悩んだ結果、予想以上に遅れていた後続二人は待たず出来るだけ早く宿にたどり着くことを目標にすることに。
当然僕はたまごんさんに付いて行けそうにないので実質単独行動という形に。

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走行再開。エースを見送るアシストの気分に浸りながら(全くアシストしてないけど←)先行していくたまごんさんを遠方に捉えつつ自分のペースでうんたんうんたん峠を登る。 

途中で日も暮れ急速に視界が悪くなる。どんどん暗くなっていく中、フル点灯したEL540の強烈な光だけを頼りに泣きそうになりながら足を回す。

暗闇の先にトンネル内を照らすオレンジ色の光が見えた時の安堵感と言ったらないですね。ああ、やっと登り切った…

峠を越えたら後はひたすら下り続けるだけで輪島に着くはず…!
そう思うと一気に気が楽になった。
いやほんと、気の持ちようってホント大事って実感しました。あれだけ不安を煽っていたうす暗がりが逆に美しく見えたくらい。
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体感的には一瞬だった。
峠の頂上から一歩踏み出して、気が付いたらもう輪島の町中に立っていた。そんな感じ。
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さすが観光地、いい雰囲気です。

お宿は市街から抜けたところにあるので、軽く一瞥して一路宿へ。
早くご飯が食べたい…シャワーを浴びたい…そして寝たいという思いが僕の足を動かす。

しばらく真っ暗な海岸道路を走っていると目の前にポツンと民家の明かりが。

場所的にも、あの明かりに違いない…希望の灯り。P3276146s















 

大体午後8:00、無事にその日の宿に到着です!

玄関先にたまごんさんの自転車が置いてあったので一緒に立て掛ける。
玄関の扉を開けた時の安心感、半年たった今でも思い出せます…P3276149s










 


















このあと、荷物を置いて速攻でシャワーを浴びて、(すぐ入れるよう用意してくれていたご主人に感謝!)たまごんさんとお疲れ様を言いつつベットにダイブしながら後続二人を待つ。至福…


いくらか待ったか、夜ご飯で買ってきてくれた金沢カレーを引っさげてキャプたんとさのさんもお宿に到着!
なんでも最後の峠付近でキャプたん車のチェーンが外れたらしく途中で単独行動になるなど、彼らもいろいろあったらしい。何はともあれ無事に全員でお宿に集合し、カレーを囲んだ笑顔を見ることが出来たので良かったとしましょう!
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距離120km、獲得標高800mとそこまできつい内容ではないはずが、旅が終わった後4人そろって「一番つらい一日だった」と評した能登イチ1日目、これにて終了です!
能登イチ2日目















つづく!