二泊したのにーー

スイスでは例の「元刑務所ホテル」に二泊して、今日、日本に帰ってきました。
飛行機の連絡が悪く（もともとの計画が悪かったか？）丸々建築ツアーに当てられたのは１日だけ。
ちょっと効率の悪い旅行でした。

まだ、頭の中はスイス、バーゼルで見た建築の余韻が残っていて、なんだか幸せな感じ。
ということで、ここ２，３日はスイス建築特集と行きましょう。

バーゼルには確かに結構目を引く建築が沢山ありました。
スイスの人は建築をほかの国の人より、しっかりと理解しているのかもしれません。
Yuichiがレンタカーを借りたとき、そこのおばさんが「お勤め先は？」と聞き、Yuichiはさりげなく「ヘルツォーク＆ドムロン」と答えると、おばさんは「ああそう」納得。
普通なら、「それ何の会社？」となるような気がするんだけど？
ここまで建築家の名前が浸透している街ってほかにあるんだろうか？

日本で「パワーハウスデザインです」といったって誰もわからないし（今のところ当然じゃ）、「黒川さんのところです」というと妙な反応があるかもしれないしーー。

余談ですが（大体このブログ自体が余談ですが）ヘルツォーク事務所の４人の日本人には「PowerHAUS Design」は大うけだったそうです。「新しい」「かっこいい」とかーー。
ここは素直に信じておきましょう。
うひひ。

街に多く建っている集合住宅も、かなりの数がデザイン的に結構いけているんですね。
感じとしては、ディテールにこだわり、品質が高い感じ。
ばかげたデザインが少ないのも特徴でした。
大人のデザインが理解される街。

ヘルツォークの信号塔にしびれた話を先日したので、今日の写真はそれです。
明日はジャンヌーベルの建築です。