March 17, 2017

4K6A2877昨日は大阪にて陽子線クリニックの最後の建築会議。
関わり始めて約3年。
建物もほぼ出来上がりました。
陽子線をコントロールし癌に照射し、癌だけを撲滅する画期的な治療施設。
日本にはまだ10箇所あるかないかの最先端施設。
その最新の世界をイメージさせる建物がふさわしいのではと言うところから始まった私の関与。
デザインアーキテクトと言うことで、建物全体のコンセプトメーキング、全体デザイン、詳細デザインの相談と言う役割を果たしました。

4K6A2852陽子線をコントロールするマシンがこれ (ガントリー室)。
大きすぎて全貌が分かりませんが、ただすごいとびっくり。
発生装置の部屋(加速機室)などの機材を入れて総額30億円だそうです。
建築より高価!
ちなみに周囲の壁や床や天井は厚さ3mのコンクリート。
ダムみたいなものです。

4K6A2845患者さんはこの部屋で陽子線治療を受けます。
宇宙船の中みたいな雰囲気。
おなかを開くことも無く、傷みも無く何回かの陽子線の放射を受けているうちに癌が消滅するということです。
その一連の治療費は300万。
これで癌が完治するなら。

4K6A2859一方エントランスは未来的。
最新鋭のマシン。
未来治療と言うイメージ。
陽子線をぐるぐる回して加速するのですが、回転するリングをイメージしています。
メンテナンスのためのキャットウォークは下がすけすけでスリル満点。
3月中に工事はほぼ完了し、4月に各種検査。
4月後半の施主検査を終えたら私の役割は終了。
長年かかわってきたので完成は嬉しいけれど、終わるのはさびしい。

現在他の設計プロジェクトは無いので、これで設計の仕事はなくなります。
2020年まで、このまま設計の仕事が無いほうが体は楽。
しかしそのままでいいのかどうか?
設計も続けていないと勘が鈍るでしょう。
小さな仕事あるいはデザイン監修は続けたいですが、これまた悩みどころです。


(07:20)

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