遊びの記録 山,スキー,自転車とか

遊びの記録 山,スキー,自転車とか
Photo;March, 2006 NewZealand Mt.Cook National Park

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2017.12.10 1,290+白井岳 from 札幌国際スキー場

シーズン1発目の山へ。今シーズンは雪量が豊富。山に入るにしては時期が比較的早い。

日曜日なので人が多い。駐車場も珍しくやや下の方。というか、明らかにスキー人口が急増している気がする。そんな喧しいスキー場を離れて歩き始める。この瞬間は安堵感と幸福感を伴う。
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昨シーズンから一緒に山に行ってくれているメンバー3人で入山。
3人揃ってテムレス着用。そんな独身貴族ツアーってか。

まとめ買いして安さを狙えば1双400円という安さ。温かく手が蒸れることもなく、指先まで動かしやすいと万能。除雪作業等で主に使ってきたが、昨シーズンあたりから使い始める人も増えてきて山でも恥ずかしくなく使えるようになってきた代物。ただ、アイゼンのように鋭利なものやビレイを使って強く擦れたり手袋を噛んだりしやすい状況では破損しやすくて良くないと思います。

4パーティー程が入山していたが、時期が早いのでまだ少なめ。山は静か。人が多く入る時期、蜘蛛の巣のように駆け巡るトレースも無く穏やか。
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テレマークスキーでのハイクアップは超快適。
Marker のアルペンツアービンディングと違って踵がチョー軽い。登山靴から軽量マラソンシューズに履き替えたかのよう。最近のテックビンディングもこれに近い軽さなのだろうか。そりゃもう、ハイクのペース上がるわ。

Targa Ascentのウォークモードも良好。これが有ると無いとでは歩きやすさが全く違ってくる。
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見下ろせばスキー場は最下部の駐車場まで満車寸前。これを見て優越感を感じる俺。人混みが大嫌い。人間大嫌い。社会性なんて皆無。
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天気が良いので、朝里岳沢源頭方面へは向かわず、欲張って1,290ピークへ向かう。2回、3回と登り返す力はまだまだ無いし。
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西から雲が迫ってきていたかに見えたが、結局こんな晴れ方をしてくれる。視界超良好。気温は低く、雪が腐ることもなく素晴らしいコンディション。ハイシーズンたる1月2月より、12月のコンディションというのは案外良い。1月は荒れることもあって雪が破砕気味で重い日や視界が伴わない日が少なくない。2月は雨が降ったり湿雪が降ったりと気温の上昇によって雪がやられる日がある。12月は人も少ないし、一番楽しむべき時期なのかもしれない。
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ビッグメンツル。奥の方が長く滑れるが、雪庇が育ち気味だったので手前から。まだシーズン初めだし欲張らない。
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2人に先行してもらって、私は3番目のドロップ。
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多分コケて斜面を荒らすだろうから最後。斜面はキレイに使うべし。

深雪で初のテレマークターン。圧雪ではそこそこ滑れるようになって、もう飽きてきたくらいなんだが、深雪には難儀して3回コケる。フツーの板で来れば超絶に気持ち良い会心の1本となったはずが...。山足と谷足の荷重バランスの答えが判らないまま終わってしまった。整地と違って、谷足もしっかり使った方が安定する。山足に荷重しすぎると軸になった山足がブレやすく、谷足が浮き過ぎて更に山足がブレやすくなる。円弧を描くカービングターンもちょっと違う。山足が深いところにあるので、十分に身体を抜重して雪の上に浮かび上がっておかないとターンを切り返せない。上下動と縦のラインを主たる動きにして、そのついでにターン弧が発生する。くらいの考え方で滑るべきかと感じる。
気持ちよくはなかったが、上下動の大きいターンをすることで、深雪の楽しみ方はより濃厚になる。太い板+アルペンターンでは新雪を楽しみ切れていないことを実感。


続いて白井岳に向かう。
右側が我々のライン。奥の方を滑ったパーティーも。地形的にも楽しそう。
トラックを同じ高さから振り返るのも大切な楽しみ方。
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奥に余市岳。余市岳の南斜面よりも滑走距離は短いが、アプローチが楽で、なにしろ面倒臭い手続きが無いのが良い。
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奥の方を滑った4人組みは崩落雪庇下を堂々とらばーゆ。臆病なワタクシにはできません。
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あまりなじみの無い白井岳の地味な山頂標識。大体埋まっているのだろう。
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白井岳ボウルは藪藪。滑るラインに迷いながら。ほぼアルペンターン全く練習にならなかったよ。そして太腿を使い果たす。お帰りコースも心臓バクバク息ハァハァで休止しながら息も絶え絶え帰還。
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スキー歴過去最大級に太腿を使い果たしたので、山岡家に直行しましたよ。






2017.05.05 暑寒別岳/滑り納め

スキーは粘れば6月中も可能。
だが、チャリもそこそこ乗れないと競技が面白くないので、G.W.まででスキーを〆る。
締めは増毛のビッグマウンテン。

このエリアも雪が少なかったようで、尾根に出るまでは板を外したり履いたり、小川を渡ったりな感じ。
ショートカットせずに、林道を素直に歩いたほうが距離は長くとも、時間や体力的に進み易かったと思われる。

左上台に出ても、雪はまだ所々切れている。
天気はまぁOK。高曇りで視界がある。
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利尻まで見える程の透き通った大気ではなかったけど。
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前回(3年前)の暑寒別は風が強すぎて屏風岩付近で途中撤退したが、今日は屏風岩手前で強かっただけ。増毛の山にしてはかなり過ごしやすい方だったろう。
で、丁度風が強いところで、体が冷えてきたのでジャケットをザックから出して着ようとしたとき、シールを入れる袋を飛ばした。
ひらひらと遠ざかっていくので、手を振って諦めモード。
ところが、しばらくしてから後続者様が拾って持ってきてくれました。ありがとうございます。
いいことあるもんだ。

今日の個人的な目標にしていたのは、ポンショカンベツ川へ落とす斜面を滑ること。
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雪は柔らかく腐っていて滑り易そう。しかしながら、いかんせん低標高域の積雪が少ない。
川の下流方向(写真右端)は雪皆無。
ただただ沢歩きや河原歩きをすることになりそうな予感のため止めた。
このラインは来シーズンの目標に変わった。
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西暑寒別で雪崩発生中。
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いいもん見られた。
こっちの斜面をハイシーズンに滑ることができたら、1週間以上の期間かけ、大枚ををはたき、アラスカにスキーをしにいくことなんてしなくてもいいかな、と思える。
除雪終点からのアプローチが長いのはもちろんだけど、飛行機を乗り継いで、長時間車を走らせて、アラスカの山に行くよりずっと近いし安く済むじゃないか。


のんびり5時間以上かけて登頂。
たてりんさん結構疲れてたね。
私は実はピンピンしてました。板とビンディングが軽いのもあるんだけど、1ヶ月少々チャリに乗ってパワーアップしたのでね。雪のハイシーズンは最も体が弱っている時期なのです。
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登り返す体力はなさそうなので、東斜面には下りずにメジャーな北斜面だけ。
登山道寄りを降りると勿体ない。
沢底に向かって降りるのが正解。
登り返せれば沢底まで行って500m超を落とせばよいが、登り返しが無いようにラインを選んで300mくらい。
それでも大斜面感は味わえる。
内腿を肉離れしているので、膝を開かないように気を付けて滑る。イメージは90年代のSki Nowみたいな。
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写真は暗め。雪用に露出をオーバーにバイアスさせるのを忘れてた。
スノーモードを自動選択してくれればいいのにな。
でも、色合いてきに丁度良い露出にすると、雪の凹凸やラインが潰れてしまうんだよな。

北斜面の後は、1,075mポコ下の急斜面をピリッと楽しむ。
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こちらの紳士が何かとカッコ良くて困っちゃうのよ。

往路同様、左上台から下は雪が続いていなくて難儀。
雪が豊富なら、ツリーランを自由なラインで楽しんで帰って来られるのだが、一番ここが疲れた。


暑寒荘脇でネギジンギスカン。
(ガスしか用意しなかったー、気の利いたものなんて持ってこなかったけど許して〜)
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増毛のお酒を買って、
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岩老温泉に入って、夕日を眺める。
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ナイスな締めでした。

昨シーズンあたりから、山スキーがマンネリ化してきた感があったが、
行ったことのないエリアに行ったり、テレマークをやってみたりと、新たなexperienceに出会えたのは他でもなく一緒に遊んでくれた皆さんのお陰です。
来シーズンをより一層楽しみにしてシーズンを終えることができました。本当にありがとうございました。

これから4ヶ月はチャリに集中しますが、紅葉シーズンからは登山です。遊んでくださいね。






2017.04.26 羊蹄山

今シーズン、ニセコ・羊蹄エリアが著しく少雪だったこともあって、羊蹄山は1回行っただけ。
毎シーズン2回以上は通っている、1回で終わるというのも寂しいので、行ってきた。

コースはありがちな真狩コースから。

正午過ぎから曇る予報なので、タイムスケジュールは、
7時出発、11時外輪山、釜滑って外輪に戻って12時、13時までに登山口に戻る。

という予定だったが、中山峠でトラックに抑えられたりコンビニでレジ待ちしたりで出発は約30分遅れ。

キャンプ場は雪が殆ど無いです。
スキーで移動できません。
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登山口からはシール歩行できそう、、、
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と思いきや、
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スキーヤーの意地でそのまんま行く(シール可哀そう)。
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風が弱く、快晴ではないけれど柔らかい陽射しで居心地がよい。
腰を下ろしてのんびりと行動食を食べるのもいい。こんな時間がずっと続けばよいのに、とか思いながら。
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傾斜が急になってきてから、ハイクアップのペースが落ちる。
気温が0℃を下回って、凍結したザラメ雪によってシールが効きにくい。日射を受ける南斜面のザラメ雪の粒は丸みを持つ。
融解と凍結をを繰り返した雪は、ザクザクで柔らかくてエッジが効かず。
直登すれば後退するし、ジグザグで進んでも横滑りしてズルズル落ちてしまう。
(雪がザクザクだからスキークランポンあっても無意味)

この季節は京極ルートの経験しかなかった。雪の状態が結構違うものだ。
京極ルートは最後までシールで行けるんだけど。

そんなことしていて4.5時間歩いて12時になっても1,700m地点。
ハイシーズンでも真狩登山口からならこの辺まで来られないことはない。
ホントにペース悪い。

そして迫ってくる色の濃い雲。
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傾斜とかシールのグリップを踏まえて、シール登高はそろそろ無理っぽい。
雰囲気もアルパインっぽくなってきたし。
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ということで
トランスフォーム。
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してる最中に、
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吹雪来る。
ハイシーズン並みに寒くて顔が痛い。

で、上はもう見えない。
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外輪に出ても釜に入ってももう面白くないね。

ってことで今日はここまで。
サクっと滑って帰りましょ。



雲の下まで下りれば、視界はOK
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テラス下の斜面は汚ねぇ。
できるだけ長くデルタ面を降りるべきだった。デルタも藪が多くてビミョーだけど。
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スキーヤーの意地で、登山口まで板を履いたまま降りようと意気込んだが、
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この感じで、
さすがに諦めちゃいました。

帰りに湧水の里で「すごいとうふ「を買って帰る。
豆乳感と大豆喰ってる感がすごいとうふですね。






2017.03.20 朝里岳・白井岳周回

暖かく雲ひとつない快晴、3月にしては絶好の自転車日和。
なので、山に行ってスキーをしてきた。

札幌国際スキー場から、
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朝里岳と
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白井岳を周遊しスキー場に戻る満腹コース。
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山歴30年の大ベテランに率いてもらいました。
この大ベテラン師から、出発前に地形図を片手に今日の計画ルートを聞く。
あそこ行ってここ下りて登り返して...のループ。
ハイク中も、あそこ行ってここ下りて登り返して...とプランニング。
6本行けるらしい。滑りのモチベーションすごいっすね。

ということで、結局今日は長短あれど5本落としますた。
もう十分です。

1本目は朝里岳西側直下シュート。
お帰りコースを考えると、沢地形が嫌われここを落とすより1,117尾根から朝里岳沢川源頭に向かう面が使われがちだが、こっちの方が長いしウネウネ感が楽しいですね。
浅めだけど、パウダー残ってました。昨晩少し降ったねこれ。パウダーラン楽しめちゃいました。
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2本目
トラバース&登り返しで1,117尾根の北側へ。
日が当たるメジャーラインは雪が日射で腐れていたものの、北斜面はご覧の通りPowPow。
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スプレー上がるゥ〜、っていうか、
膝の調子が悪いYエモン氏の転倒直前の画ですけど。
スプレーキメたぁ〜と思いきや転倒するパターンを何回も観させていただきました。

続きまして3本目。
朝里岳沢川源頭奥のシュートは見送り、ビッグトラバーゆして1,290ピークへ。
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白井岳から何度もこの斜面を眺めていたけど、登り返し大っ嫌いのワタクシ、ここ初めて。
イケてる男、滑りカッチョイイ。
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こういうときは望遠レンズ無いとね。
携行性重視で薄いこのレンズ使ってるけど、ズームはこれが限界。
このレンズも、薄さの割に焦点距離が広く取れていて悪くないんだけど。

そして、大失敗は、GoProを写真モードで滑走開始ししてしまったこと。この日一番のBig斜面だったのにさ。
Big斜面感のある写真撮ってくれたので、この写真を噛み締めて思い出にさせていただきましょう。
雪は難しめ。上から順に、クラスト、パウダー、シャバシャバ雪へと変化し、滑り出しから終始恐る恐る。滑り方に気を使う。
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プチ余市岳って感じ。
奥に見えるのが本当の余市岳。
余市岳なら、250〜350m落とせるが、ここでも200m超落とせる。ゴンドラ料金とかアクセスの容易さを踏まえれば全然アリ。
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この日は快晴で道内各地の山が見えた。
南〜西方向は、恵庭岳、無意根・喜茂別、ルスツに尻別、羊蹄山。
北方向は暑寒別、
北〜東方向は、旭岳、十勝連峰、芦別岳、夕張岳。
完璧な眺望。

4本目は沼の上から。
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外れない白井ボウル。
いい感じで板がグリップするパウダーでした。

ほれほれ、森の中のいい感じのライン。
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沼の上に滑りこむ。沼、気持ちの良い雰囲気。
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今日はとても口数が少なかったワタクシですが、
春山の安心感とか、
厳冬期のような緊張感の要らない、
落ち着いていてのんびりした雰囲気というものがあって、
気分が良くて、昼寝したい気分(=要するに眠い?)になっていたのでございます。

で、最後の5本目。
白井ボウルの真ん中。それなりにトラックは入ってるけど、リアルラストパウダーの覚悟でドロップ。
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短時間のハイクを5回やったわけで、各々で考えると疲れないんだけど合計すると結構疲れることやってた。
1,000mくらい登ってるはずだもの。

少雪シーズンのせいでお帰りコースはボコボコ。移動し辛くて、脚パンパン。



まだまだスキーシーズンは続きますが、乾いた雪を滑るいい〆になりました〜



2017.03.12 東川遠征Day2 旭岳 地獄谷

遠征1日目の夜はキトウシのコテージ泊。綺麗で安くて暖かくていい環境でした。

昨日は旭岳ロープウェイから安足間岳(Day1 安足間岳)。良い天気だった。
そして2日目も天気がいいので同じく旭岳ロープウェイへ。

日曜日で人も多い。のんびり出発したから2便乗車。
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今日はピークハント。
...から、地獄に落ちてみよう。
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トムラウシから富良野岳までスッキリ。
今日は幸福感に浸る人たちが多いんだろうな。
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昨日のトラックが結構入っている。
余程の好き者しかここに入ることは無かったものだが、今じゃ普通になっているのだろうか。
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登って行く人も多い。殆どが地獄に落ちたい人々。
8合目手前からアイゼンやツボ足で登る人が殆どだが、頑張ればシール歩行で行ける。シールで行くなら雪のある南斜面に寄せることになるが、滑落すれば数百メートルは止まらないから覚悟をしておくこと。
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雲が上がってきた。急がねば。
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アセトアルデヒドに害されているYエモン氏のペースが上がらないが、7合目過ぎから調子を上げてきた。
ところが、この上がってくる雲より先にピークにたどり着くべく、苦しそうな下山家のスキーを担ぐことになり再びペースダウン。私もその片方を担ぐ。1本なら大したことないだろうと思いきや、ズッシリ効いてハァハァ始まってしまった。
泣きそうな顔で登ってくる下山家女史に、ここで辞めるかと尋ねれば、固くお断りしてくれる。そんな強い下山家魂を魅せてくれるなら引っ張り上げるしかね。
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結構な時間をかけて登頂。
下から見たとき、金庫岩側のシュートにはトラックが無かったがもう入られてしまっていた。
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安足間岳と比布岳方面。写真では判り辛いが、昨日滑ったトラックが見える。
自分が滑ったトラックを眺めるのも至福の時。どいつもこいつも自分大好き。
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雲が上がってきてるので、さっさと地獄へ行きます。
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Yエモン氏は脚が終わっていて滑りグダグダ。動画ではカットさせていただいております。
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スーパースキーヤーは北尾根から飛ぶとか言って消えていったので写真なし。
谷底で合流したとき、「自分カッコよかった」と言っていたけど、誰も見てましぇん。

さっきまで泣きそうな顔をしていた下山家女史はというと、
まるで別人になったかの様相。
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ワタクシも満喫。
昨日のスピードに乗らない雪とは対照的に、日射に程よく溶かされた雪でスピードにとても良く乗る。
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思いっきりカッ飛ばしました。かなりの数のトラックが入っているので、ラインの美しさとか考えずに自由にカッ飛ばしました。
心の底から声出ちゃいましたね。

ガリッ!!!っと板をやっちまったけど。
リペアキャンドルを使わなきゃならないレベルの深くて長い傷が入ってしまいました。

滑走性能には殆ど興味が無いものの、板に深い傷が多いとシールが傷むのが早くなりそうなので対処しておきたい。




ゴツゴツした荒々しい景色がどんどん流れていき、だんだんと谷の深いところの雰囲気に変わっていくので滑っていて楽しい。景色が変わらない余市岳よりも滑ってる実感が強い。
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お帰りコース。


姿見駅周辺は殆ど視界が無くて、吐く寸前まで酷く酔う。
少し標高を落としてからは、スーパーガイド氏の正確な地形記憶からデザートパウダーラン。
オーバーヘッドをキメて、下山家女史は満面の笑み。1時間前までは死にそうな顔をしていたんだけどな。

Yエモン氏は再びグダグダ滑りなのでカットです。
スーパーガイド氏はさっさと見えなくなっちゃうので写ってません。

こうして2日間の東川遠征終了。史上稀にみる充実ぶり。

振り返ると、

運転、人任せ。
ルートガイド、人任せ。
ラッセル、人任せ。
撮影、人任せ。
夕朝食、人任せ。

うんうん、俺、何もしてない。
そりゃぁ充実するわ。
米美味かったです、鍋旨かったです、朝ご飯ステキでした、おにぎり旨かったです、運転嫌いなのにご苦労様です、ラッセル助かりました、マジでみなさんありがとうございます。

絶好の天気のおかげで、強風低温を呼ぶ漢として定義されようとしてたスーパーガイド氏の汚名も晴れましたよ。


2017.03.11 東川遠征Day1 安足間岳

数日間着々と降雪が続き迎えたこの日、間隔の広い等圧線を持つ高気圧に覆われ、気温も低い。快晴、無風、低温という全てを期待できそうな天気図を確認してから、期待が膨らみ興奮。前夜の眠りは浅いまま。

朝焼けを眺めながら道央道を北上し、旭岳ロープウェイ山麓駅に到着。
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外国人は2月末頃に殆ど帰ってしまうこともあり、激混みの様子は無く1便に乗車。
そして北海道最高峰と間近にご対面。
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標高1,600mオーバーなのでさすがに風はあるが、かなり穏やか。そして新雪を蓄えている。こんなコンディションにはまず当たらない。

目指すは旭岳の北に位置する奥の山、安足間岳。
動植物の気配を感じない、ただただビッグな斜面へ。

普段は柔らかい雪が風で吹き飛び、殆どラッセルすることなく移動できるようだが、今日に限っては稀に見る積雪により深いラッセルが続く。単独では体力的な厳しさを想像したくないが、今日は4人。そして足元の軽いテレマークスキーヤーに任せてしまおう。
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当麻岳から安足間岳へ続く稜線下斜面の存在感と、その強い存在感と均衡する手前に広がる雪原の広大さと距離感が印象に強く残る。
このロケーションに存在しこの景色を見ているだけで、ただただ生きてて良かったという思いに浸った時間が続いた。

延々と歩く。
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裾合平を過ぎ、ピウケナイ川を渡る。デカい。雪を纏うだけでスケール感は一変。
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そして当麻岳から取り付く。デカい。
いい感じの斜面だが、この南向きの面は日射をモロに受けるから、早いうちがよいだろう。
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安足間岳に行くということで、私はこの稜線下の面の東の方を滑走するのだと思い込んでいた。ところが計画は実は違っていたのよね。

取り付き途中から旭岳と熊ヶ岳を振り返る。旭岳の北側にも新雪が付いている奇跡的なコンディション。
写真右下にはラッセル痕、遥々歩いて来たのよね。
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安足間岳に行く前に、比布岳から南斜面を落とそうとも考えたが、視界が無くなってきたので通過。
稜線を歩き安足間岳へ向かう。途中、険しいところはスキーを脱ぎ背負って移動。シール付きで8kgのスキーを背中に取り付けた途端、俺の体力ゲージは激減した。
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視界イマイチのまま安足間岳山頂到着。
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周りも足元も良く見えないから光待ち。

少し良くなったのでドロップ。
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地形の知識と滑走技術を持つガイド役はこのトラック、流石。
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目の前に広大な斜面があるにも関わらず、俺のトラックにギリギリまで寄せて滑走するYエモン氏。ボトムでは「何やってんのよ!!」と避難の嵐。
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そんなラインにつられる下山愛好家。勿体ねェよ。
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そして視界が戻ってきた。
比布岳と、
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北鎮岳。
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ちょいとトラバースして、再び滑走へ。
撮影のため先に降りるYエモン氏。いいカメラのオーナーは、いいカメラで自分の姿を撮影されることは無い。背中は寂しげだが背景はゴージャスですのよ。
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光と影の際を狙うスーパーマン。カッコイイわ。
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明るく足元が良く見えたのでこの日最も気持ちよく滑ることができた。
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雪質は満点とはいかず。道北の雪は細かく空気量が少な目でやや重い。乾いているから板の走りが良いとは言えない。
スピードとスプレーが上がらない。我慢ならず雪面を蹴り込んでみて、こうなる。
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意図的にスプレーを上げにいったとき、進行方向を見ていればそのまま滑り抜けられる。しかし、上がったスプレーを見たくて下向いちゃうから力の逃げ場所が無くなってこうなるの。

更に3本目の面へトラバース。
景色が凄くて、大きくて感激し続ける。
もう、余市岳なんて小さなだと思えてしまいそうだ。
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3本目は大塚の隣から旭岳を眺めながら。
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長くて脚が続かない。後半体が伸びきってグダグダ。もう満足です。

お帰りコースも絶景に囲まれる。
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陽が傾いた時間までこのフィールドに居られることが幸せだが、疲労感ハンパねぇ。シャックリが出始めなかなか止まらず身体がおかしくなってきてる。ガスってたら平衡感覚もやられて間違いなくゲロを吐くことになっただろう。

おまけに巨大サンピラーと遭遇。
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スキー場エリアに入ると、旭岳の奥から満月1日前のお月様が現れて見事な締めを魅せててくれた。
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行動9時間(遊び過ぎ)、珠玉の1日だった。
一生のうちにまたとないと思っておいて良いかもしれない。
同行してくれた仲間にも感謝の念しかない。



Day2 旭岳 地獄谷 へ続く



2017.03.05 目国内岳&前目国内岳

スーパーテレマーカー氏のアテンドでカチカチ山に行ってきた。
昨日に引き続きありがとうございます。

目国内岳という奥ニセコの山になると、これまた遠い。倶知安から更に小一時間の移動になるので、敬遠していて未だに行っていなかった。

こういう奥ニセコの雰囲気は、アンヌプリ周辺とはまた違ったものがある。
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新見峠の道路から見る目国内岳は果てしなく遠く感じる。
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先細りの山の形状が、山が遠くにあるように感じさせるのだろう。図太いチセヌプリなんかはとても近くにあるように感じるものだ。

新見の沢川周辺の谷は、そこそこ柔らかい雪があり、風も吹かず居心地が良い。
ニセコ連峰をバックに皆さんご機嫌である。体中に電子デバイスを装着し更にご機嫌なYエモンさんはポールを持たずに出発しようとしたくらいである。
テレマークスキーの軽量性と機動力を頻回にアピールする割に、その身重な姿とのギャップ感がウケるのよ。
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900m台地にあがると徐々に風が出始める。
そして、目国内岳ピークは依然として遠くに見える。気が重い。
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ところが、ピーク付近を歩く先行者の姿がデカい。案外近いということか。

そして森林限界を超えると風ビュービュー。足元カチカチ。
緩斜面なのにシールが効かん。風でフラつく。
西風により頭部の左側が集中的に冷却され、吐き気と頭痛発生。
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1月にスーパーテレマーカー氏にアテンドしてもらった富良野岳のコンディション再来。
一緒に行くと必ず晴天に当たる人物というのパターンもあるが、私にとって氏は強風低温を呼ぶ漢として定義されようとしている。

山頂の岩頭はカッチョいい。
アイゼン&ピッケルで歩きたいよね、こういうところは。
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風が大嫌いなワタクシは早々に穴を掘り現実逃避。
後方にはパウダーラインを探して元気に走り回る強風低温を呼ぶ漢。
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北側のボウルを落とす。
樹林帯までカチカチ。おまけに風紋の凸凹で滑れん。今日はロッカー板を使う日じゃなかったようだ。
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ボウルからコル経由で前目国内まで登り返す。この登り返し案外短くて楽な方だが、ガタガタの風紋により脚力を使い果たしたためボリューム感は十分。
で、こっちもカチカチ山。
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雪が付いていれば目国内岳と前目国内からの北側シュートはとても良いだろう。
前目国内からはおかえりルートで戻る。
こちらも樹林帯からはまぁまぁの浅いパウダーを滑ることはできた。

 

新見の沢川を渡渉して林道に登る短い登り返しは、真っ当に歩けないくらい脚が終わっていた。
あと、スキーが重過ぎる。
正確に調べてみたら、

ビンディング+ブレーキで約2.5kg。
板は、片側2.23kg×2本で約4.5kg
ブーツがペアで約4.5kg

ということで、
足に11.5kgをぶら下げていることみたい。

ちなみに、囚人を拘束するために足枷に繋げる重りが、凡そ8kgらしいです。

新見温泉に入って冷えた体を温め、アイスクリームでお腹を冷やし帰る。
真狩で寄った湧水の里の豆腐を買う。美味しかった。
美味しいなりのお値段だけど、いいところを知ることができました。


2017.02.26 音江山

音江山へ。
深川道の駅に集合。結局先週と同じメンバー。

札幌近郊は昨晩からモッサリ降って、移動中は視界イマイチ。
ところが滝川からいい感じにお天道様が見えてきた。

深川道の駅から音江山方向を見ると、上部に西から流れてきた雲がかかるものの、風と日射を受けない斜面にはいい雪が溜まっていることが十分期待できる様子。期待が膨らむ。

工事事務所に着くと大所帯が出発するところだったが、低山の割に懐の深い音江山の斜面ならどうにかなるだろう、
てな感じで気を落とさずに出発。
予定時刻通り、いいね。

降雪ありの風無しでコンディション良好。この位置ではほぼ完璧なの。
P1090224

風邪でキャンセルになったY氏に悪いんだが、堪らずLINEしてしまったよ。
生レポートなんて感じ悪いからやりたくないんだけど、我慢できなかったのよ。

森の中も良さげ。陽が射し込んでて綺麗。
木に雪が乗っているということは、
〇雪が降った。
〇風が無い。
〇気温が低い。
という良好なコンディションをを意味する。
P1090235

エゾリスが目の前を通って盛り上がったが、
田舎に住むワタクシには、バルコニーで見かける動物なので何とも思わんかった。
でも、何年か前に羊蹄山でモモンガが目の前を滑空したときは感動したよ。
P1090236
この近辺でちょっとルートミス。音江山本峰への取り付きが送れた。
3年ぶりなんだが、当時の記憶と何となく景色が違って見えたのと(入山時刻とか明るさとかかなぁ)、事前にメンバーで共有していた地図のルートが気持ちと少し違ってたりとかあるんだろうけど。
まぁ、結果オーライということで。


ツルっとした雪面。
P1090259

深い森。
P1090263

気分アゲアゲで標高を上げて登頂。
良心的なペースでのハイクだったので所要時間は標準的な2.5h。

深川の街の方。下界に比べて光が少ないけど、視界はあるのでOK。
P1090279

沖里河山方面。
手前の小山の斜面から撮影したいね。この視界ならOKだべさ。
P1090278

登り返しルートやお帰りルート、滑走長を踏まえると、ピークよりかなり手前から滑り降りた方が良い。
なんだけどね、目の前に良い斜面があるもんだから、短いけど行っちゃいました。
P1090285
ほれほれ、斜度も雪も良好よ。
内陸部低温エリア定番の、細かめの軽いパウダー。
このくらいが滑りやすい。スプレーもいい感じに上がる。
キロロは40cm以上降ったらしいが、多分泡雪が深すぎて、イレブン谷なんかは進まない、前見えない、息できない系じゃないのかね。

やや暗くて、斜面のウネりを見極められずに2度もコケてしまったのが残念。
でも、そこそこスピードに乗ってターンできて満足。


2本目はお帰りコースを考慮して手堅いルート。
稜線沿いを少し滑り降りていたとき、雪庇を落としてしまった。
ピーク付近が混雑気味で集中力を欠いていたことによる不注意だが、人が居る時こそ注意しなければならないと反省するところである。




この山の面なら何本滑ってもいいわな。
風向きの推移がうまく合えば、向かいに行っても良さそうだ。

下山後はランチしに道の駅の向かいの一蔵へ。
ネギ愛好家のためこれ。
メニューが豊富なので何度も来てみようと思う、旨いし。チャリでいいじゃん。
image

雪景色の中で、カメラの感度が低くかったり露出がアンダーになりがちなので対策しないとな。
調整しながら撮影すればOKってわけでもなくて、サッとカメラを出してサクッと撮影を終えられなければ、行動中の撮影には向かない。この辺り、スマホのオートフォーカスは柔軟にやってくれるから凄いとおもふ。


2017.02.19 富良野岳 ベベルイ

16日木曜日に暖気流入。
ガリガリ雪を避けようと、余市岳をやめて悪雪リスクが低い富良野岳へ。
まぁ、17〜18日に後志エリアにもガッツリ降ったからどこでもコンディションは良かったんだろうけど。

運転嫌いだから車相乗りを迷わずチョイス。Yさんに運転してもらう。そんなYさんも運転嫌い。
低標高エリアは全然雪が降っていなかったようだが、標高を上げるに連れ雪雲に入り降雪は十分。
幸い、旧バーデン前のスペースは除雪済み。

風の当たらないG尾根下部はふわふわの雪がびっしり。
息を吹きかけると枝の雪がフワッっと散るのよ。
P1080974

さすがに森林限界近くになると吹っ飛んでる。
P1080975

標高1,450mくらいからベベ沢を落とす。
P1080991
雪庇付近の風が巻き込むところは、厚さ10〜20cmの亀裂入りまくり。
踏んだら20平米くらい雪崩れた。さっさと滑り降りて奥に行っちゃおうね。
ベベルイ沢の西側は、概ね雪は溜まっていたんだが、部分的にガリッていてドキドキだった。

250mくらい落としてから北尾根を登り返し。
時折視界が良くなり、
カミホロ荘とか、
P1090090

三峰沢川〜旧バーデンあたりが見渡せた。
P1090091

そして山ガールの後方を終始サポートするAさん。紳士です。
とっとこ先へ進んでしまうロードレーサー2人(Yさんと私ね)にはそんなデリカシーなんて存在しないのだ。

沢の東側も北尾根近くは風を受けて殆ど雪が付いていない。
沢の中央寄りに移動すると、いい雪がタンマリ溜まっていてニンマリ。
底付きの無いクリームパウダー。


20170219富良野岳_170219_0006
沢底手前のこのボウル地形、フェイスショットをキメてで〆ることができた。

北尾根から三峰沢へ落とす斜面で戻ることもできるが、斜度があるしラインも狭いのでベベ沢をそのまま下って戻ることにした。
緩斜で速度こそ出ないものの、狭い林間をジェットコースターのように下るから速度感は十分。木の枝に残った雪もいい雰囲気を残していた。



下山後は、白銀荘で温泉。
雪良し、気温は安全レベルの低さ、行動量も限界未満と諸々快適レベル。
とても楽しめました。
次に富良野岳に入るときは、標高をもっと上げホコ岩近くから落としてみたい。

2017.02.05 奥地へ

P1080657

ピーカンだぜ。
そして風は全くない。

放射冷却のお陰で、日射で雪がなかなか腐らない。

こういう日には、シーズンに1、2回しか当たればいい方だ。

ツアーを計画していた港町の奥の方にやってきた。
P1080764

アクセスが容易なメジャースポットだし、
昨日も今日も降雪が無いから、こんな風にギッタギタだけどさ、
P1080763

日の当たらない北斜面だから、降ったばかりでなくても雪はいいのよ。

1本目は尾根地形。
沢・パイプ地形を好む人も多いけど、雪面と上体との角度が浅く距離が空いてしまうし、ターンの両端で速度が落ちるのが面白くない。
尾根地形なら、ターンの両端でトップスピードに至るし、雪面を擦るように身体を倒せる。更にはターンの切り返しで体が浮くような楽しまで。

2本目はオープン系のバーン。
スピードに乗せて楽しむ。パウダーランは雪が深ければいいかというと、そんなことはない。降雪後、時間が経過して底の方が弾力のある締まり方をしてくるとスピードに乗りながらも、板と雪とのコンタクトを楽しめる。

ハイクも滑りもとても楽しめた、いい1日だった。
こんな機会を用意してくれたみなさん、本当にありがとうございました。

動画は限定公開設定にしてあるので、観たければFacebookページから
「動画観たい」
とだけリクエストメッセージをください。YoutubeのURLを送ります。
Facebookページ:https://www.facebook.com/asobinokiroku

2017.01.28 富良野岳ベベルイ

前日は暖気流入で近場のコンディションは良くない。
そこで富良野岳に行くことになった。

7時台前半に旧バーデン前に着いてしまったが、駐車スペースは9:00前くらいにならないと除雪されないので、スコップでスペース確保。
除雪はしてくれるので、作業の邪魔にならないよう、できることなら9時を目安に車を置いた方がよいのだろう。

まず、ヌッカクシを渡渉。少雪のためスキーを履いたまま渡れるようなスノーブリッジは無い。
スキーを投げて渡る。
P1080576
そして今回アテンドしてくれたこの御二方はチームRンダのレーサー。
体力的に俺が敵わないことは、ロードレース戦績から既知の事実。
羊蹄ピークまで4時間足らずとかア〇マオカシイ・・・。真狩とか京極じゃなくて、喜茂別コースでですよ、道路脇から歩いてね。

そして、軽量なテレマークビンディングとブーツでスムーズに進んでいく。
板とブーツを持たせてもらったが、その軽さにジェラシー。
俺なんか、初期世代のマーカー製アルペンツアー激重ビンディング。確かペア重量で2.5kg超だったかな。

立ち寄ってくれたベベルイの滝。
P1080579
堅く透き通った氷柱が格好良くステキでしたよ。

ベベルイの滝からジャイアント尾根を登って行く。
P1080591
下の方は締まり気味の新雪でラッセルは心地よい。
標高を上げるにつれ、爆風。
標高1,300mあたりの疎林になったところからは足下カチカチと強烈な西風。
ふらついたり、カチカチの上だもんだからシールが効かんし、ペースガタ落ち。

ハイクは標高1,420mまで。
ベベルイ沢に少し降りて滑降準備。
爆風により巻き込んだ雪でゴーグルとシールが半殺しにされる。

後方からAustralian集団が滑り初めようとしていた。ファーストアプローチは我々だったが、歩幅ってもんが奴らには敵わないのだよ。
急ぎつつ視界を待ってドロップ。

雪は深い。
積もったばかりなので、沈む。
爆風に叩きつけられた結晶なので軽くは無い。
という、ターンの切り替えしが難しい雪質なのでコケないように慎重に下った。派手に転ぶと、上から下から雪崩れそう。

GoProのバッテリーはこの1本めで終了。
低温対応バッテリーという製品があってもよかろうに。常温でなんか使わねぇから。

コンディションが厳しいもんだから写真もこれ以上撮らず。

北尾根を登り返す。マイナス18℃と強風。まつ毛は凍り付き、氷玉で前が見えない。
顔は凍り付き、後に霜焼けとなった。

2本目はベベルイ沢の東側。
樹林の密度とか、斜度とかこの斜面がいい感じだった。ボトム手前は崖に阻まれたが、地形を研究しておけばよいだろう。

1本目とほぼ同じポイントで半殺しに逢ったシールを装着。
寒くて身体がブルブル震える。冬山で寒いと感じたのは久しぶりである。

北尾根に向けて歩き出したが、結局一方のシールがベロンと剥がれる。
スキーバンドで固定してハイクを再開するも、もう一方も剥がれる。
スキーバンドは2本じゃ足りない。8本くらいあっても良さそうだ。
諦めてザックに取り付けてツボで歩くも、溜まったばかりの雪で股まで埋まる。

随分と長い時間足止めさせてしまいました、スミマセン。

俺がこんな状態なので、北尾根から更には標高を上げず、三峰山沢に向けてドロップ。
ヤブらだけの急斜面を果敢に降りるハ〇トさんの滑りがCOOL!!

帰路の渡渉ポイントは足を濡らしながら帰還。
もう、バテバテ。指先にまでも力が入らない。
特に、寒すぎたり風が強かったりすると、身支度が面倒臭くなって飲食を怠るので消耗が加速する。
道路を歩くのもやっとだった。

カミホロ荘で温泉。
温泉にすぐに入れるから助かるわ。

アテンドしてくださいました御二方、どうもありがとうございました。
今度はいい天気の日に(^o^)

2017.01.21 朝里岳

朝里岳。
早起き回避、楽なハイク。っつーことでした。
それから、反対側の山はスキー場絡んで面倒臭ぇもの、ねっ。

国際のスカイキャビン8に初めてEP PROを持ち込んだ。キロロゴンドラより入りやすい。
スカイキャビン8は板を進行方向に倒すだけ収まり2名分占有で済む。キロロだと板を横方向にも倒すから3名分占有しちまう。

見た感じだけで20人以上がゾロゾロとと山に入っていく。
さすがお手軽コース。
というのと、反対側のスキー場が面倒臭ぇからという説も。

標高差は殆ど無いペタペタ歩き。
沢地形がちょいと鬱陶しい。
実は初めてなのよね、このルート。最もいいルートなんて知らんのよ。

P1080500
寒い。フード被っても顔面がピリピリしてくる。

大所帯より前に出たい、
トレースを使いたい、
最短距離で移動したい、
とか邪念だらけ。
結局1,117mポイント手前の沢を堂々と横切るbad traverseライン。
でも最短距離。良いアプローチルートとしては、標高にして40mくらい上の台地を歩くべきだったけど。


南東面の樹木が殆ど無いところで1本目。
P1080504
ここから写真右下へ落とす。
初斜面は急に思えてビビるけど、飛び込んでしまえば何てことは無し。

P1080511
右上から降りてきた。
標高差150mくらいしかないから一瞬で終わる。
更に奥の沢地形の向こう側まで行けば、200mくらい取れることが帰宅してから判る。今日は事前の地形調査が甘かった。

2本目は1,117mポイント周辺から落とすべく登り返し。
だけど、密に生えた樹木を嫌っているうちに1本目近くのポイントまで来てしまった。今回は地形だけでなく植生調査も甘かったか。
トラックが残るけどまぁいいかってことで2本目。
残るトラックが作るウネウネ感も楽しめたが、そこんとことはメンツルの気持ちよさとトレードオフ。

何となく物足りないので、欲張って白井岳での3本目を計画。
途中まで歩いていくが、沢のボトムに登りトレースが無いのとか、時間的な余裕とか、体力的な余裕とか鑑みて途中撤退。ちなみに、下からのアプローチは小さく深い沢地形を何個も横切るしフルラッセルが続くので容易ではないですね。白井岳に行くならやはり稜線沿いがよいだろう。
白井岳復路の沢はまだ凸凹でスムーズに戻れず。ブロードウェイと合流してからも凸凹。

滑り足りないんだけど、体力は無駄に使えたし、とってもいい雪を顔に浴びることができたので良しとしたい。でもね、もっと事前調査は正確さを上げることはできたんじゃないか、っつーことを反省。まぁ、現地調査に勝るものは無いけど。



〆は山岡家。
運動後はビールなんかより、山岡家のプースー完飲だ。


スキーブーツ探し

お天気のよい週末ですね。
ですが、山へ遊びには行きませんでした。

先日滑った時
、斜度40度くらいのアイスバーンをガリガリ降りたんだが、ブーツがグラグラしておっかない。
もうインナーがペラッペラにヘタレてきていて、脛を十分に固定できなくなってきた。

インナーブーツを交換する手もありだが、もうブーツ自体は7シーズン目なので換えてもいい頃。
とりあえず、市内で展示在庫がそこそこありそうな秀岳荘とICIとパドルクラブをハシゴ。
そんなことやってて週末終了でした。


以前ウォークモード付きの兼用靴を調達した頃と状況は大きく変わり、ブーツの選択肢がかなり増えた。
かつては、GARMONTやSCARPA、DYNAFITといった登山靴寄りのブランドが多かった。そんな中、BlackDiamondからアルペンブーツのような滑走性も兼ね備えたブーツが出たので、Factor 130を買ったのが7年前。今は、アルペンブーツブランドからもハイクモードを備えたブーツが開発され、また、超軽量のものも並ぶようになった。

いろいろ試し履きしてきたのでまとめておく。

まずは、軽量がウリのブーツから。

・ DYNAFIT BEAST

メチャ軽い。
バックルのフック部分の作りが複雑で、フックさせる作業も複雑。
グローブしての作業を考えると、やりたくない。グローブを外せばいいが、マイナス20℃台でグローブを外したくはない。


・ アークテリクス ブロックライン

カーボンを使っていて、DYNAFIT BEAST程ではないが、かなり軽い。
脛のサポート感が弱弱しい。パワーベルト部の締め方が金具を通す方法なんだけど、作業が細かくなる。厳しい環境では触れたくない感じ。
バックルは2箇所、ホールド感の調整はイマイチ。


・ アトミック バックランドカーボンライト

アトミックの軽量モデル。アトミックならアルペンブーツ並みのホールド感とパワー感を期待したけど、これはあくまで軽量志向モデル。2バックルでパワーベルト無し。つま先の締め付けと脛部の締めつけが弱い。滑り重視ではないが、前出の2つよりは良い。


ここまでのモデルは、価格的にも買う気にはならないし、急斜面をハイスピードで滑るのには向きません。
少しでも楽に早くハイクアップしたいならどうぞ。

ここからは滑り重視のモデル。

・ SCOTT COSMOS
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

16-17スコット SCOTTCOSMOS コスモス兼用靴
価格:89640円(税込、送料無料) (2017/1/8時点)


自転車フレームブランドというよりは、そもそもはスキーポールのメーカーだった愛するSCOTT。
この靴はかなりおススメ。脛部もまぁまぁ高いところまでホールドしてくれて、バックルも4つ。ホールド感はアルペンブーツに近いレベルでありながらも、軽さ十分。
それから脱ぎ履きがとても楽な構造。
私の足は舟状骨が内側に大きく飛び出ていてシェルへの当たりが強くて却下だったけど、この問題が無ければ積極的に検討したかったブーツ。履いた感触はSCARPAの足先をほんのすこしゆったりした感じなので、SCARPAが足に合うならこのブーツもいいと思います。


・ TECNICA ZERO G GUIDE

軽め、アルペンブーツ的なホールド感。バランスが良い感じで万人におすすめできそう。
シェル硬度は110。硬度130のZERO G GUIDE PROにすると足底がすこし窮屈になった。ラスト幅は同じな筈なんだけど。やや不安だったのが、インナーの素材。熱形成対応なのは多くのモデルがそうだが、座布団綿ではなく発泡スチロール的な素材感で、ヘタレてくるのが早そう。だけど、熱形成カスタム直後の満足度は高そう。2〜3シーズンサイクルでブーツを新調するなら全然OKかと。


・ LANGE XT 130

これもお奨め。軽量とアルペンブーツ的なホールド感は及第点に達していて、真剣に検討したモデル。
足首周りがやや緩く、踵が浮く感触があったのが気になったくらいで、その他は大体OKだった。


・ SALOMON QST PRO 90

履き心地はかなり良い。インナーのボリューム感がたっぷりで、つま先から脛までしっかりとホールドしてくれている。それでいて軽い。3バックルなので脛部の締め付けに不満が残るかと思いきや全然そんなことなし。4バックルにこだわらなくてもいいかと思えた1台。シェル硬度が90ということで柔らかかったので購入には至らなかった。

・ SALOMON QST PRO 130

前出のQST 90が柔らかかったので130を試す。概ねOKだが、パワーバンドの締め付け金具が、穴の無いウエストベルトみたいな構造。酷寒の中グローブしてはあまりやりたくない感じ。QST 120になると一般的なパワーバンドの構造になる。


・ ATOMIC ウェイメーカー カーボン

3バックル。足甲が1バックルで、足先の締めつけが甘く感じた。脛部の高さはSALOMONの方が高く、つま先はSALOMONの方がゆったり。これかSALOMONどちらかとなると、SALOMONを選びます。


・ K2 PINNACLE 110

アルペンブーツにとても近い感じ。ホールド感は十分だが、重さもアルペンブーツに近い。滑走性能は信頼できると思う。ここまで重いならもう少し脛部のハイトを上げて欲しかった。パワーバンドをバックルで締める構造。4バックルと3バックルの間みたいな感じ。パワーバンドの張力を残しながらしっかり締める新しい感触。


つーことで、結局買わずに帰ってきちゃいました。

軽量ブーツの存在感が目だったが、安心してしっかり滑りたいならどれもNG。そして2〜3バックルのモデルも多かった。4バックルに比べて、安く軽く作れるからなのだろう。
4バックルの締めつけの調整ができてよい。
それから、脛部の高さが総じて軽量ブーツは低かった。脛のど真ん中で終わってしまい、骨を折られそうな不安感を覚える。斜度が急ではない場所の深いパウダーの滑り方なら、足底荷重で上下運動をするので脛に力がかかることは無いが、硬いバーンを滑るときや不安定な急斜面を滑り降りるときほど脛も使ってエッジを効かせたいものだ。なので、できるだけ高さが欲しい。
じやぁ、純アルペンブーツ使えって話でもあって、それでもいいとは思っているが、ハイクの歩幅とか、立ってでの休憩しやすさを考慮すると、足首は可動してもらいたいわけ。
重さは我慢する。
軽量化に何万円もかけるくらいなら、体を鍛えた方が豊かな人生になるはずだし、いい滑りができた方が喜びが多きはずさ。



キロロのリフト料金のこと

image

先月、チャリ関係の忘年会でのこと。

「キロロゴンドラの片道券が無くなって、往復券2,000円になっちゃったんだよなぁ・・・」

という話を聞いた。

確か昨シーズンまでは、片道券が1,100円だか1,200円くらいの金額で存在していたはず。
余市岳が遠ざかったけど、このくらいなら仕方ないか。
それから、昨シーズンは一度もキロロ周辺の山に入らなかったので今シーズンは行ってみるか。

と思いつつ、再確認すべくキロロのホームページを見ていたら...
https://www.kiroro.co.jp/ja/lift_price/

1回券や回数券のような、ポイント券すら無くなってる。

最も安価なもので3時間券4,200円ですよ。


ポイント券の需要自体が少ないから無くなったのかなぁ...
とかそういう問題じゃない。

ゲレンデ外への出口を使うときは、歩きではなく、リフトを使ってアクセスしなきゃならないことになっていたはず。
なので、989、992、1107へのアクセスするためには、長さ230mのファミリーリフトを使わなきゃならないわけで、昨シーズンまでは数百円のリフトチケットを買って皆さんファミリーリフトに乗っていたはず。

今シーズンからは、

長さ230mのリフトに乗るために4,200円使ってね

ということになる。或いは2,000円でゴンドラに乗ってわざわざ滑って降りてくるか。
長峰裏へのアクセスを考えてもあり得ん。

シーズン券でも買わなきゃこんなことする気にもならないし、シーズン券ユーザーの山屋なんて至極少数だろうに。
9時から3時間ゲレンデを回して、12時から山に入るなんてもの無いわ。日が暮れたり天候が悪化するから良くない。

歩いて5分もかからない距離に4,200円使うくらいなら、毛無峠から遊びに入っているモービル屋さんに数千円チップを払って運んでもらう方が甚だマシだ。

近場だったはずのキロロ周辺の山がますます遠くなった。
近隣に良い山があるせいで、ゲレンデの外で起きる事象にスキー場が散々迷惑を被ってきたことは容易に想像できる。なので、手続きが面倒臭ぇのは、致し方ないとして協力的に捉えていた。
ところが今シーズンこんな状況ともなるとね、温厚なワタクシでもいくらかカリカリしてきてますよ。
マウンテンクラブの受付でクレーム多発してんじゃねぇの?

2017.01.01 New Year 羊蹄山

あけおめ。
P1080475

初日の出狙いで羊蹄山神社ルートへ。
前日から降雪が無いので、除雪は入らないだろう。除雪があるときは7時少し前に墓地除雪車が入り邪魔になるので、これより早い時間に車を停めると迷惑だが、今日は大丈夫。

歩き始めは5:45分くらい。殆ど真っ暗。

始めはランプを出すのを面倒臭がって暗がりを歩いていたけど、トレースを見失いかけたのと、伐採が大規模に行われていて景色が一変していてどこを歩いているのかわからん。
そういえば神社ルートは久しぶり。
仕方なくヘッドランプを使う。
P1080442

下界からこの怪しい灯が見えるはず。不審だな。

日の出時刻を過ぎても明るくならない。
今日は雲が分厚いようだ。
結局、日の出っぽくとれたのは、ルツスの奥の方が明るくなったこんな写真だけ。
P1080451

山頂付近もガスの中だし、今日はThe DAYとはならなさそう。
ギタギダだし。
P1080455

底付きする。
ということは、逆キャンバー板でのハイクが辛い。
トレース使っても外しても、365歩のマーチ状態で進むペースが悪い。

更に、
P1080456
ヤブだらけ。
900mくらいのポイントでこんなん。どこを滑ったらいいんじゃい。
雪が少な過ぎ。例年の今時期より、1mくらい積雪が少ないと思われます。
ニセコ近辺の雪を札幌に盗んでいった奴誰よ。

1,300mくらいまで標高を上げても藪は埋まらず。
P1080458
ラインの取りようが無ぇっす。

小さな沢筋狙いに気持ちを切り替え、意地で1,550mまで登った。
P1080466

沢ならなんとかラインが取れそう。
P1080467
そんじゃー行ってきやす・・・



ところが沢の雪は風で吹っ飛んでいてガリガリガリクソン。
標高1,500m辺りの急斜度だと、派手に転んでしまえばノンストップ滑落。板か命の一方または両方を落とすので、しばらく横滑りでガリガリと降りる。
標高を下げるにつれ、雪が付いてきたけど、ガリガリベースに粒子の細かい重パウが疎らに広がる。そして目視では見分けられないの。
コケまくり。ビビリでヘタクソだから。
恐る恐る天然パイプを滑ってからデルタ面へ移動。
P1080468

デルタ面の雪はまぁまぁあるが、ヤブだらけ&雪が浅くてスピードが出やすいもんだからラインが取れず、右往左往大きくトラバース気味に降りる。
ヤブにポールのバックルを取られ、ポールの下半分が外れること2回。
雪が浅いから見つけられるけど、深ければ完全にロストですよ。

下部の笹藪面になってまぁまぁ滑れる広さが得られたが、笹がまだ飛び出てるし、カチカチ系アイシーな底付きするし、ギタってるし、初滑りシーズンのルスツ?
乾いた雪の下に固くなった雪が隠れていて、板を掴まれて派手にコケたわ。

樹林帯はウネウネ地獄。倒木やら地形がまだまだ残っている。
楽しめる感じのウネウネではない。
ウネウネを飛び越える度に、ぎっくり腰おじさんにはビクビクでしたよ。
トレースラインを滑り降りるにも逃げ場が無い感じなので、高速小回りのコントロールスキル必須ですよ。

墓地上の杜の森はこんな状態。
土地勘が通用しないのは伐採のせいか積雪量の少なさのせいか。砂防ダムってどこだった?みたいな感じ。
P1080471

積雪の少なさに難儀したので、ドカ雪が2回くらい降るまでは、来なくていいと思ふ。


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