遊びの記録 山,スキー,自転車とか

遊びの記録 山,スキー,自転車とか
Photo;March, 2006 NewZealand Mt.Cook National Park

羅臼岳

2020.09 軽〜く知床


雌阿寒岳に登った後、ウトロに移動。

P1090425
斜里岳カッチョエエ。
ちょうど1年前には登頂したけど、スキーシーズンには未だ登れていません。

ウトロ到着。
P1090428

日没ギリギリセーフ。
P1090449

翌朝、
沼巡り。同行者の体力的都合で、登山はナシ。
P1090498

ついでに、知床峠。
斜里岳と同じく羅臼岳にもスキーシーズンには登れていません。秋に登っただけ。
P1090536


斜里も羅臼も、去年も今年も春シーズンは少雪で諦めていた。今度の冬か春こそは...






2015.09.21-22 知床連山縦走

P1040151

シルバーウィークを使って知床連山を1泊2日で歩いてきた。
遠いのでなかなか行く気が起きなかった。近場の山はだいたいい行き尽くしつつあり、ぼちぼちの天候が見込まれるのもあって、長距離ドライブを我慢していくことにした。

前日夕方入り、運転は飽き飽き。
観光シーズンは知床五湖から先がマイカー規制され、その代わりにシャトルバスがカムイワッカ湯の滝まで運行される。縦走するにはこのシャトルバスを使うのが便利。カムイワッカ湯の滝にタクシーを呼んだら4、5千円はかかってしまうだろう。今回はシャトルバスを使うことにして、知床自然センターにチケットを買いに向かう。チケットの券売機があったが「本日の販売は終了しました」との貼り紙。近くのバス会社のスタッフっぽい人物に声をかけたが、バスの運行時間中に当日の分しか売らないとのこと。また、カムイワッカ湯の滝からいきなり乗れるかについても、それはできないとのこと。実際は、片道分のチケットを知床自然センターで後買いすることで利用できるのだが、建前としてなのだろう。縦走登山で片道だけ使いたい旨を伝え、それなら先の日付の分も売ります、ってことで片道分購入。チケット1枚1,300円の支払いを覚悟していたが、片道なので半分の650円で済んだ。

ウトロの街はレンタカーと観光バスが大量通行し、あちこち観光客だらけ。コンビニで食料を買おうにも、品薄状態。温泉入って知床自然センターに戻って車中泊。

岩尾別温泉のバス停から岩尾別登山口までは3km少々。岩尾別登山口に車を置いて岩尾別温泉バス停にシャトルバスで戻ってくると3km少々を歩くことになる。これは面倒なので、知床自然センターに車を置き、朝はタクシーで岩尾別登山口まで移動。シャトルバスで知床自然センターに戻る行程にした。
前日に迎車をお願いしておいた。タクシー会社の営業時間は8時からで、1,000円追加下さい、だってさ。構わんよ。

朝6時少し前にタクシーに乗って岩尾別登山口へ。
登山者の車が路上にぞろぞろと溢れて停まっていた。連休だもの。

岩尾別温泉ホテル地の涯の裏にある木下小屋。ここの脇が登山口。
BlogPaint

6時20分頃から登山開始。
こんな感じの森を淡々と登る。
P1040124

順調に標高を上げて、知床五湖が見えた。
P1040125
もうこれで知床五湖は見に行かなくていいな。
山に行く度に感じるのは、山にさえ行ければ満足、下界はつまらん、ということ。

大沢のやや急な登り。標高700mあたりからガスの中だった。
日帰り装備の登山者にスイスイ行かれてしまう。
P1040128

登山者が多くて辛かった。
休めそうな広場は既に先行者が休んでいて場所が無い。更に、行けども先を歩いている登山者を抜いたり先を譲ってもらったりしている手前、易々と休んで後ろに回ると、再び譲ってもらうことになるのもいかがなものか...てな具合。
1分くらい立ち止まる小休憩を2回くらいで、少しの水分補給をしただけ。テント泊2日分装備の重量ながら爆速の2時間少々で羅臼平まで到着。従って想定以上に疲れる。
ザックをデポ。アタックザックに最低限の荷物を入れ替えて羅臼岳へ。
P1040130
このポケッタブルザックが、小さく収納できて便利だ。

羅臼平から上は紅葉がいい時期。こんな雰囲気の良い斜面を歩いて羅臼岳に登って行く。
P1040132

雲が切れはじめ、頂上が見えてきた。
P1040135

荷物が急に軽くなったせいでスイスイと登れて30分で山頂。
P1040144

山頂は人多過ぎ。
P1040146

人が多いから、、、
知床横断道路を確認し、
P1040139

国後島を確認し、
P1040145

明日向かう硫黄山方面を確認し、
P1040158
さっさと撤収。落ち着かねぇから。

99%以上の登山者が羅臼岳ピストンで帰ってしまうが、縦走路の三ッ峰の斜面には美しい紅葉エリア。
P1040178
黄金の園を進む。秋をいち早く感じた。
P1040190

三ッ峰ピークでは羅臼岳が雄々ししい姿を見せてくれた。
P1040204

羅臼岳とお別れして先へ進む。
全く人に合わないので、不安になりながら。
P1040211

海の方は遊覧船だか漁船だかがわんさか航行しエンジン音が聞こえてくるほど。
P1040222

三ッ峰キャンプ指定地。
ここでキャンプの予定だったが、まだ12時前なので次のキャンプ指定地まで行くことにした。
ここでは、水の補給だけ。
P1040225

振り返って三ッ峰。形もいいし、足元の赤い絨毯も素敵だ。
P1040227

オッカバケ岳を登る途中、振り返ってサシルイ岳越しにチラッと羅臼岳。今日羅臼岳を見るのはこれが最後かな。明日も天気次第。
P1040238

オッカバケ岳ピークに出ると、南岳、知円別岳、硫黄山、と明日歩く山が見渡せる。
手前の池は二つ池、今日のキャンプ地。
P1040250

二つ池に到着。
先行者が1人テント設営済み。独りじゃなくて良かった、熊に襲撃されるリスクが分配される。
結局テントは私を含めて3張り。
P1040262

明るいうちにラーメン2袋の夕食をして、テントでゴロゴロ。テント滞在は13時間くらいになるので、のんびり。
沈む夕日は見られないが、夕焼けとお月様を見届けて眠る。
P1040277
夜中起きて、星空を観るためテントから顔を出す。月明かりが強くてベストなコンディションでは無かったが、天の川は十分に確認できた。

朝5時起床、お雑煮食べて6時過ぎに出発。
すーっと這い松漕ぎ。上下マウンテンジャケットでビショビショになる。
P1040284

視界は晴れぬまま。
P1040287

P1040288

知円別分岐を過ぎると、
足場悪し。ザレていてズルズル下に落ちていきそう。
P1040296

第二火口に吸い込まれるようにね。
P1040302

このザレザレなところを何の支えもなく歩くのでホント怖いです。
P1040320

霧が晴れてきて、中の廊下から硫黄山が見通せた。
P1040321

硫黄平から羅臼岳も見渡せた。晴天に感謝。
P1040337

第二火口の眺めはここまで。
P1040358

尾根に出ると、硫黄岳がモッコリと現れます。
頂上付近はものすごく急だ。
P1040372

硫黄山はピストン。あいにくガスってきた。
とても急なので、ピストンだし重い荷物は分岐点にデポった方が身のためだと思いました。
この辺はそこそこの経験がある登山者かガイド付きの登山者が殆どだろうから、事故の件数は少ないのだろう。羅臼岳並みに人が入ったら、事故が連日だろうな。
P1040380

眺望無し。パン喰って下る。
硫黄沢に向かって始めは歩きやすいザレ場。斜度はそこそこあるので疲れます。
P1040386

硫黄沢に入ると、完全に沢。登山道とかじゃなくて、沢。
ルートとかどうでもよくなってる感じ。
P1040388

とても歩きにくいです。
足場は沢特有の角の取れた岩で良く滑る。苔が乗っていたりもしていて最悪、何度もコケた。
P1040391

この硫黄沢はとてもペースが落ちた。雪渓が厚く残る時期なら歩いても良いが、2度目は無いな、と強く思った。

沢が終わると視界が開ける。しかし、まだまだ標高差あるなぁ。
P1040393

這い松漕ぎと、歩きにくいゴロゴロした石の登山道を行く。
P1040395

硫黄採掘場跡で少し落ち着いて、あとは森の中を歩く。
P1040397

ヘトヘトで硫黄山登山口到着。
2日目のコースは5時間行動の予定だったのだが、7時間もかかってしまった。
下りが苦手なのもあるが、硫黄沢の歩きにくさによる要因が大きいだろう。
P1040398

トボトボバス乗り場まで行って、風呂に入らず大量の汗をかいた臭いオッサンを乗車させてもらい、知床自然センターに戻った。
知床五湖の手前は駐車場待ちのマイカー渋滞。この時期に行くもんじゃねぇな、と思った次第。

翌日にサイクリングの予定があったので、6時間400kmドライブでそのまま帰宅。
運転もまぁまぁ疲れるんだが、それ以上に肉体疲労が凄まじかった。大腿部の筋肉がボロボロだ。

天気も荒れることなく、見るべき景色は見ることができたし、紅葉も良かった。全体的には良い山行だったし、また来たいとも思うところだが、硫黄沢だけはもう歩きたくない。





Profile

山登りとスキーとロードバイク好き。

Youtubeマイページ
Facebookページ
follow us in feedly
ギャラリー
  • 2024.01.01 羊蹄山
  • 2024.01.01 羊蹄山
  • 2024.01.01 羊蹄山
  • 2024.01.01 羊蹄山
  • 2024.01.01 羊蹄山
  • 2023.03.04 キロロ 裏山 長峰
  • 2023.03.04 キロロ 裏山 長峰
  • 2023.03.04 キロロ 裏山 長峰
  • 2023.03.04 キロロ 裏山 長峰
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

アクセスカウンター

    月別アーカイブ
    メッセージ

    名前
    メール
    本文

    Recent Comments
    QRコード
    QRコード