シーズンオフなんで、週1くらいで身体について書いていこうと思います。
1回目は顎(あご)と体幹の連鎖について。いわゆる『チンイン』という動作なんですが、どういう動きでどういうメリットがあるか説明したいと思います。

下の図にあるのが連鎖を表す図で、
左の図は顎が前に出ると胸が下がり猫背になり骨盤は後傾(後ろに倒れる)します。背部が伸びるので背筋の出力が下がり腹筋は縮むので硬くなりやすくなります。スマホの使いすぎなど現代人に多く見られる姿勢です。
右の図は顎を引き頭部が後ろにいくと胸が上がり骨盤が前傾します。いわゆる胸が張れている良い姿勢と言えます。
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このように顎を引くことが姿勢に大きく影響します。ので、登る時に顎の位置を少し気にして引いてみると胸が張れて腰が壁に入り背中を使った登りができるようになるかもしれません。参考にして下さい。

ただこれがそう簡単ではなくて、顎を引くと言っても頭を前に倒すのではなく顎と喉仏を近づける必要があります。これ意外と難しい。そのためには、頚(くび)の後ろの筋の柔軟性が必要です。表層にある僧帽筋や頭半棘筋の深部にある後頭下筋群が特に重要です。ここが硬いと顎を引くことができないし、引いた時にここの硬さを感じるはずです。
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頭蓋骨の後ろにあるこの筋群を押して柔らかくして下さい。コツはなるべく力を抜いてやること。頚に力が入ると僧帽筋など表層筋が硬くなり奥に入っていかないからです。押さえながら顎を引くと奥にある伸ばされた筋を感じることができると思います。頭痛や頚の痛みにも効くので是非。

では、今日はここまで。第2回目は鎖骨について書こうと思います。お楽しみに。