今日は鎖骨について。鎖骨美人という言葉がありますが、鎖骨の綺麗な女性は確かにいいですね。

普段そこまで意識することのない鎖骨ですが、肩を動かすにはかなり重要な部位になります。
「腕はどこからか? 」という質問に「肩から」というのは間違いで、正確には「鎖骨」の根元である胸骨との関節(胸鎖関節)が正解。肩を回す時も肩関節から回すのではなく、鎖骨を回す意識を持つと動く範囲が上がります。登る前のアップで腕回ししますが、この時も鎖骨を意識します。ホント動き変わりますよ。
余談ですが、「足はどこから?」という質問も同じで、正解は股関節ではなく大腰筋の起始部であるみぞおちちょい下からなんですね。ウサインボルトが活躍してた時に「ボルトは大腰筋をうまく使っている」と言う評論家がいました。彼は走る時、みぞおちから脚が動いてるらしいです。
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そんな鎖骨ですが、どういった筋が付いているのか?答えから言うと5個あります。

まずは大胸筋。鎖骨の下内側から付いています。
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鎖骨の外側からは三角筋前部線維
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マイナーな筋ですが鎖骨下筋。大胸筋の深部にあります。
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鎖骨上内側から耳の後ろについている胸鎖乳突筋。
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最後に僧帽筋。
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鎖骨にはこれだけの筋が付いていて動いています。さらに肩を上げていくと鎖骨も動いていくんですが主に2つの動きがおきます。肩が上がるに従って鎖骨の外側が上がり、さらに後方回旋といって後ろに回転します。YouTubeに分かりやすい動画があったので是非観て下さい!!鎖骨だけでなく肩甲骨の動きもあって分かりやすいです。

肩の動き←YouTubeの動画

で、結局何が言いたいのかというと、『鎖骨が動かなければ肩は動かない』ということ。つまり『鎖骨周りをほぐすと肩の動きがよくなる』ということです。

特に鎖骨が後方回旋するには鎖骨下の柔軟性が必要なので、その辺りは入念にほぐすといいと思います。ここで注意して欲しいのが、強くやりすぎて損傷されると癒着が起きて逆効果なので痛くない程度で5分くらいがいいと思います。それ以上はやらない(硬い方は多少痛いとは思いますが)。あとは鎖骨の上内側は腕神経叢という神経が密集しているのでその部位に限っては触らないほうがいいかもしれません。まずは鎖骨下の皮膚だけでもほぐしてみるとそれだけで動きが変わりますよ。