若い頃あれだけ読んでた小説もいつの間にか読まなくなり、働き始めてからは仕事の本を中心に、時々自己啓発本みたいな本も読むようになった。あれ程嫌いだった自己啓発本を読むなんて、昔の自分が見たらどう思うだろう。
最近時間ができた関係で小説を再び読むようになった。久しぶりに読むと「あー、懐かしいこの感覚。小説ってやっぱり面白い。」と思う。昔読んだものを読み返すこともあり「あれっ、こんな物語だったっけ?」と全然違う印象をうけたりする。本はずっと変わらずそこにいて、気が向いた時にドアをノックしても嫌な顔ひとつせず迎えてくれる。

かつてヘルマン・ヘッセは言った。「本そのものは、あなたに幸せをもたらすわけではない。ただ本はあなたがあなた自身の中へ帰ることを助けてくれる」と。


今回は小説の中でも短編集を中心に短くて読みやすいものを厳選。是非。

①走れ!タカハシ   村上龍  1986年
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②ピアニシモ  辻仁成  1989年
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③通天閣  西加奈子  2006年
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④さがしもの  角田光代  2006年
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⑤女のいない男たち  村上春樹  2014年
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