文化
2009年06月22日
さらば、すき焼き 文人の宿「日吉館」
さらば、すき焼き 文人の宿「日吉館」、22日取り壊し
古都・奈良を訪れる文化人や学生に愛された旅館「日吉館」(95年廃業、奈良市登大路町)の取り壊し工事が22日から始まる。名物旅館が消え去ることに、かつての常連客からは惜しむ声が上がる。日本画家の平山郁夫さん(79)もその一人だ。 >>続きを読む
平山郁夫さんは、東京芸大の学部長や学長になってからも顔を出した。日吉館が最後を迎えることに「赤茶けてまだらになった戸を今も思い出す。我々の青春の歴史が閉じられ、今後はずっと夢の中で続いていくということですね」と話したとさ。
2009年05月05日
空を見ろ…恐竜だ、カツオだ
空を見ろ…恐竜だ、カツオだ 泳ぐのはコイだけじゃない
青空を泳ぐ4匹の恐竜のぼり=福井県勝山市村岡町寺尾
端午の節句を迎える5月の空に泳ぐのは、コイばかりではない。
福井県勝山市の県立恐竜博物館の玄関前には恐竜をデザインしたのぼりが、翻っている。28日のお披露目では、大空を泳ぐ4匹の恐竜のうなり声の代わりに、掲揚を手伝った児童らの歓声が残雪の残る山々に響いた。 >>続きを読む
大きい方から、ティタノサウルス形類、フクイサウルス、フクイラプトル、ドロマエオサウルス類だそうです。
2009年04月12日
一茶の2句、新たに発見
一茶の2句、新たに発見 長野の記念館が自筆を確認
江戸時代の俳人小林一茶(1763―1827年)の、これまで知られていなかった俳句2句が記された「句日記」の一部が、11日までに新たに見つかった。出身地の長野県信濃町の町立一茶記念館に、句日記が張られた掛け軸が県内の骨董店から持ち込まれ、筆跡鑑定などで一茶自筆のものと判定した。>>続きを読む
俳句は「菜の虫ハ化して飛けり朝の月」と「羽根生へてな虫ハとぶぞ引がへる」で、架空の美女「玉藻前」の昔話に対し一茶が抱いたイメージを詠んだとみられる。
2009年01月15日
弥生期に使用 骨の占い道具
島根県埋蔵文化財調査センターは13日、弥生時代の集落遺跡である松江市の西川津遺跡から、占いに用いた卜骨(ぼっこつ)が出土したと発表した。県内で2例目。弥生人の精神世界をうかがう貴重な資料としている。
シカの左肩甲骨を利用した卜骨で、長さ15センチ、横6.5センチ、厚さ0.4センチ、重さ24.7グラム。突起部分を削った後、焼いて熱した鉄や木の棒を当て、穴を開けたり、ひびを入れて占いをしたという。
同センターは、加工方法などから弥生時代後期から古墳時代前期にかけての卜骨と見ている。同遺跡では、建物跡、土器、農具、釣り針などがこれまでに出土しているが、祭祀(さいし)に使ったと見られる卜骨が出土したことで、集落の新たな側面を探る資料になるという。17日午前10時から西川津町大内谷の現地で説明会がある。
'09/1/15 中国新聞
占いは、信じませんが、占いの歴史には興味があります。