3日でコンプしちゃいましたー百花百狼。
これで私の好きな乙女ゲーTOP3のうち2つが忍者モノになってしまいました。両方すごくいいゲームだと思うんですけどね~。もしかして私が忍者萌えなのかな~?(´▽`;)

では以下からフルコン感想です。
ネタバレは避けておりますが、ベタ褒め感想にご注意ください。


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あらすじ
甲賀の長・上野勘道の娘、槐(主人公)は忍び仕事に出る日を夢見て、日々修練を積んでいた。そしてついに選ばれた初任務で、主人公そして里の運命を狂わせる大事件が起きる――。


シナリオ ★★★★☆

瞳術とか、傀儡の術とか、影分身とか…忍術というよりは超能力みたいな戦闘が主になります。派手な服装で暴れまわる忍ばない忍びたち。そのくせキャラの過去設定はクソ重い。そういう意味では、世界観はほぼNARUT○です。

本作は文章がとてもしっかりしてます。声優さんがセリフを声に出して読まれると特にそう感じますね。いらない言葉が入ってないというか、シンプルイズベストな感じの文章だと思います。乙女ゲの文章って文字数を稼ぐためなのか、同じようなことをぐだぐだ言ったりすることも多い印象なので、そういう意味でこのゲームはとても優秀です。そのせいなのか、ボリュームは少なめ。でも短い話ながらに息をつかせぬドラマチックな王道展開が多く、全体を見てもちゃんと纏まっていて、満足度は高いと思います。ルートによって多少クオリティの差はありますが。

あと、シリアス忍者モノらしく人は沢山死にますし、バッドエンドも力入ってますので、そういうのが苦手な方は避けた方が無難かもしれません。


キャラ ★★★★★

捨てキャラはいません。全員男前です。悌太さんのデザイン通りのキャラですねw
見た目からして好きそうなら、期待して損なしだと思います。

主人公も共通ルートではぽやぽやしてますけど、個別が始まるとしっかりシリアスしてくれるので好感が持てます。共通ルートでは彼女の脳内もキャラたちの言動も色々と軽いので、とりあえず個別まで耐えましょう。


グラフィック ★★★★★

元々綺麗だった悌太さんの絵が更に麗しくなってます。顔の書き分けにもっと個性が出てきた印象です。相変わらず塗りも素敵ですねー(´ω`*)

スチルは当然のように美麗なんですが、立ち絵もすごくかっこいいです。しかもかっこいいだけじゃなくて、多い!表情もポーズもとにかく種類が豊富で、よく動きます!
主人公も攻略対象たちと一緒に立ち絵で表示される神システムも搭載されており、画面に主人公がいることによってキャラと「会話してる感」が増します。しかもちゃんとお互い向き合ってますしね。アニメ見てるみたいでした。


総評 ★★★★★

私は大好きなゲームです。難点が見つからないくらい、絵もキャラも話もよかった。惜しむらくはボリュームかな…。本編がいいので、もっと見たい!と思ってしまいます。

D3Pは最近ちょっとアレなゲームが多かったので、評価が高くそれなりに売れた百花は展開してくれるかなー?と期待してます。とりあえずゲーム続編とCDとキャラソンをアンケートで希望してきました。購入特典CDも可愛かったので(*´∀`)