Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

本「大阪 都市の記憶を掘り起こす (ちくま新書1401)」加藤政洋5

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大阪 (ちくま新書)
○著者: 加藤政洋
○定価: 本体価格820円+税
○ISBN: 978-4480072177

















キタとミナミの違いとは何か? 梅田の巨大地下街はどのように形成されたのか? 2025年万博予定地「夢洲」の暗い過去とは? 梅田、船場、アメリカ村、飛田新地、釜ケ崎、新世界、法善寺横丁、ユニバ、夢洲・・・・・・ 気鋭の地理学者が街々を歩き、織田作之助らの著作を読み、この大都市の忘れられた物語を掘り起こす。大阪とはどんな街なのか? これを読めば、見える景色はがらりと変わる。


≪目次: ≫
序章 路地と横丁の都市空間
1 下水処理場の居住空間
 ポンプ室の上に/生活空間としての路地/再現された〈路地〉
2 空間表象としての〈横丁〉
 法善寺裏の食傷通路/空間パッケージとしての〈横丁〉/名は実を超えて/本書の構成

第1章 大阪《南/北》考
1 梅田の都市景観
 駅頭の風景/グローカル梅田/東京の匂い
2 駅と遊郭
 二枚の写真/縁辺の遊興空間/駅前の遊郭
3 駅前ダイヤモンド
 カタチか地価か/地霊の不在/さながら遊郭の如し/変転する駅前空間/土地利用の高度化
4 相克する《南/北》
 《南》――方角から場所へ/岸本水府の《南》/二つの〈顔〉/インテリの《北》/宮本又次の《北》礼讃/競演から協演へ
5 明日を夢見る《北》、懐古する《南》
 場所の履歴――場所・水辺・火災・駅/鍋井克之の予感/明日の夢、昔の夢

第2章 ラビリンスの地下街
1 梅田の異空間
 裏町を歩く/地下街の原風景/ふたつの横丁
2 排除の空間
 はじまりの地下道/変転する地下空間/繰り返される排除
3 もうひとつの都市
 地下街の拡散/地下街ラビリンス

第3章 商都のトポロジー
1 起ち上がる大阪
 焦土と化した街/織田作の戦災余話/場所への愛着/船場トポフィリア/復興の風景と場所感覚
2 同業者街の変動
 新旧の商工地図/谷町筋の「既製服」と「機械」/船場の問屋街/丼池の繊維問屋街/玩具・人形・菓子の問屋街/道具商の街/掘割と問屋街/脱水都化の象徴
3 新しい消費空間の登場
 拡散する《ミナミ》/《アメリカ村》の発見/自然発生のまち?

第4章 葦の地方へ
1 重工業地帯のテーマパーク
 此花ユニバ/沈む地面/小野十三郎の大阪
2 新開地の風景
 石川栄耀の〈場末論〉/此花区の新開地
3 梁石日の錯覚
 葦しげる湿地の開発/《今里新地》の現在

第5章 ミナミの深層空間――見えない系をたどる
1 石に刻まれた歴史
 京都東山の豊国廟/阿倍野墓地と千日前
2 《飛田新地》から新世界へ
 飛田遊郭の誕生/郭の景観/青線と芸人のまち/「糸ある女」の飲み屋横丁
3 花街としての新世界
 歓楽の混在郷/新世界は花街だった
4 釜ケ崎と黒門市場
 第五回内国博のインパクト/スラムとしての日本橋筋/地図にないまち/原風景――鳶田の木賃宿街/釜ケ崎の成立をめぐる語り/釜ケ崎銀座の沖縄/黒門市場の成立
5 《ミナミ》――相関する諸場の小宇宙
 千日前へ/空間的排除としての郊外化

第6章 大阪1990――未来都市の30年
1 大阪湾の新都心
 二〇二五年万博、夢の舞台/テクノポート大阪
2 ダイナミック大阪と「負の遺産」
 ファッショナブルな都市空間/大阪1990の出発点/土地信託と「負の遺産」
3 都市の空間構造と〈場所〉
 グローバル化時代の都市/場所からの発想/大阪2025の都市像

終章 界隈の解体
 〈界隈〉のひろがり/再開発による分断/モール化する阿倍野/小野十三郎の足どり/界隈の行く末

あとがき (二〇一九年二月 加藤政洋)
主な引用・参考文献


≪著者: ≫ 加藤政洋 (かとう・まさひろ) 1972年信州生まれ。立命館大学文学部教員。富山大学人文学部卒業、大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了、博士(文学)。専門は人文地理学。著書に『大阪のスラムと盛り場』(創元社)、『花街』(朝日選書)、『敗戦と赤線』(光文社新書)、『京の花街ものがたり』(角川選書)、『神戸の花街・盛り場考』(神戸新聞総合出版センター)、『那覇』(フォレスト)、編著に『モダン京都』(ナカニシヤ出版)、共編著に『地図で楽しむ京都の近代』(風媒)などがある。




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本「アメリカ政治の壁 利益と理念の狭間で (岩波新書1616)」渡辺将人5

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オバマ政権の二期八年の「迷走」の原因はどこにあったのか? 「一つのアメリカ」どころか、トランプ候補の登場で、ますます亀裂を深める超大国は、どこへ向かうのか。元インサイダーとして、大統領選挙の実情を知り尽くしている著者が、アメリカの「リベラル政治」の複雑で厄介な構造を読み解き、新政権の課題を占う。


≪目次: ≫
はじめに

I 揺れ動くアメリカの民主政治
 1 権力の分散と選挙デモクラシー
 2 「利益」と「理念」の新たな方程式
 コラム 「カントリー保守」と「リムジン・リベラル」の大げさな対比――『シンプル・ライフ』

II アメリカ政治の壁〈1〉――複雑で厄介なねじれ現象
 1 雇用の亀裂――労働者が保守的な国で
 2 宗教の亀裂――カトリック教会は民主党の敵か味方か
 コラム 労働組合を拒絶する南部労働者――『ノーマ・レイ』
 コラム キリスト教への誤解という副作用――『ジーザス・キャンプ』

III アメリカ政治の壁〈2〉――誰のための「利益」か
 1 外交と戦争の亀裂――政策エリートを凌駕するポピュリズム
 2 世代交代の亀裂――移民社会の変容で揺れる「一党体制州」
 コラム 「国際比較」という新境地に踏み込むリベラル派の映像言論――『ボウリング・フォー・コロンバイン』『シッコ』

IV リベラルの混迷と出口探しの行方
 1 リベラルの系譜を辿る
 2 リベラリズムの行方
 コラム ステレオタイプを打破する価値の転換――『アメリカン・ビューティ』
 コラム 「等身大のアメリカ」への示唆――『ロスト・イン・トランスレーション』

あとがきにかえて (2016年夏 渡辺将人)

主要引用・参考文献


≪著者: ≫ 渡辺将人 (わたなべ まさひと) 1975年生まれ。シカゴ大学大学院国際関係論修士課程修了。早稲田大学大学院政治学研究科にて博士(政治学)取得。ジャン・シャコウスキー米下院議員事務所、ヒラリー・クリントン上院選本部を経て、テレビ東京入社。「WBS」、政治部記者(官邸・外務省担当、野党キャップ)。コロンビア大学、ジョージワシントン大学客員研究員を経て、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。専門はアメリカ政治。アメリカ学会斎藤眞賞ほか受賞。単著、『現代アメリカ選挙の変貌』(名古屋大学出版会)、『分裂するアメリカ』(幻冬舎新書)、『評伝 バラク・オバマ』(集英社)、『現代アメリカ選挙の集票過程』(日本評論社)、『見えないアメリカ』(講談社現代新書)ほか。訳書、『アメリカ西漸史』(B・カミングス、東洋書林、日本翻訳出版文化賞)ほか。




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本「神戸・大阪・京都 レトロ建築さんぽ」倉方俊輔5

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神戸・大阪・京都レトロ建築さんぽ
○著者: 倉方俊輔、下村しのぶ 写真
○定価: 本体1,800円+税
○ISBN: 978-4767826219








写真集のような美しいビジュアルと それぞれの時代を鮮明にイメージできる文章。街歩きがもっと楽しくなる!! 今までにない、たてものガイド。
明治、大正、昭和の戦前の名建築から 3都市の性格の違いを読み解く。


≪目次: ≫
本書の見方

I 神戸
 ジェームズ邸
 神戸税関
 旧乾邸
 神戸女学院
 甲子園会館
 白鶴美術館
 風見鶏の館
 旧小寺家厩舎
 神港ビルヂング
 デザイン・クリエイティブセンター神戸
 神戸商船三井ビル
 関西学院大学

II 大阪
 大阪市中央公会堂
 原田産業株式会社 大阪本社ビル
 綿業会館
 日本銀行 大阪支店
 生駒ビルヂング
 三井住友銀行 大阪本店ビル
 大阪府立中之島図書館
 船場ビルディング
 新井ビル
 大阪倶楽部
 太閤園 淀川邸
 芝川ビル
 堺筋倶楽部
 大阪府庁 本館
 泉布観/旧桜宮公会堂

III 京都
 京都府庁 旧本館
 東華菜館
 長楽館
 平安女学院
 同志社大学
 祗園閣
 京都ハリストス正教会 生神女福音大聖堂
 聴竹居
 同志社女子大学
 京都大学
 京都文化博物館 別館
 京都芸術センター

建築家ものがたり
 1 河合浩蔵
 2 辰野金吾
 3 武田五一

もっとレトロ建築を楽しむために (下村しのぶ)
あとがきにかえて (倉方俊輔)


※表紙 関西学院大学


≪著者: ≫ 倉方俊輔 Shunsuke Katakura 東京都生まれ。大阪市立大学准教授。建築史の研究や批評に加え、建築公開イベント「イケフェス大阪」の実行委員を務めるなど、建築と社会を近づけるべく活動中。著書に『東京レトロ建築さんぽ』『東京モダン建築さんぽ』(共著・小社刊)、『大阪建築 みる・あるく・かたる』(共著・京阪神エルマガジン社)、『生きた建築 大阪』(共著・140B)、『ドコノモン』(日経BP社)など多数。

≪写真: ≫ 下村しのぶ Shinobu Shimomura 北海道生まれ。写真家。ポートレイト、雑貨や建築物まで。雑誌、書籍、広告などで幅広く活躍中。写真展も定期的に開催。著書に『東京レトロ建築さんぽ』『東京モダン建築さんぽ』(共著・小社刊)、『おばあちゃん猫との静かな日々』(宝島社)がある。http://www.kanaria-photo.com




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本「想像のレッスン (ちくま文庫)」鷲田清一5

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想像のレッスン (ちくま文庫)
○著者: 鷲田 清一
○定価: 本体価格880円+税
○ISBN: 978-4480435828










「他者の未知の感受性にふれておろおろするじぶんをそのまま晒けだしたかった」という著者のアート評論。かすかな違和の感覚を掬い取るために日常の「裂け目」に分け入り、「見る」ことの野性を甦らせるアートの跳躍力とは。アート、演劇、舞踏、映画、写真、音楽、ファッションなどについて、「ここにあるものを手がかりにここにないものを思う」評論集。


≪目次: ≫
まえがき

レッスン0 見えないものを見る
 視界をこじ開ける――何が目見えているのか
 言葉になりえぬものへ言葉を駆使して潜り込む
 歳とともにすこし見えてきたこと
 じぶんの弱さに向きあう
 想像力が萎縮している
 想像力をはぐくむ知恵
 都市のすきま
 古木と寺社の場末
 都市の原っぱ
 一線を越える跳躍力

レッスン1 壊れたもの――日常のがらくたのなかから
 言葉のちぐはぐ
 思考停止を破る――束芋&できやよい《にっぽんの、ななかむら》
 「普通」がじりじりする アブナさをもとめている――サザンオールスターズ・サマーライブ in 横浜
 「あたりまえ」と「ありきたり」――荒川洋治 『忘れられる過去』
 「お惣菜」の思考――《ブリコラージュ・アート・ナウ》 展
 日常の雑然とした淀み
 着生のすがた――《コモン・スケープ――今日の写真における日常へのまなざし》 展
 がらくたの高貴さ、あるいは世界の外に出るための小さな回転扉――チャールズ・シミック 「コーネルの箱」(柴田元幸 訳)

レッスン2 塞がれたもの――困難な自由について
 やりすごす
 「押し返す」デザイン
 浮いている/流されているという感覚に抗して――湊町アンダーグラウンドプロジェクト
 夢の跡――見えなくなったものを見るために
 喪に服す建築――表参道の、細胞膜のようなビル群
 飛沫のはねた跡――結成五十周年記念 「具体」 回顧展
 壊れない覆い――K. K. 《ワラッテイイトモ、》
 音楽で人を殺せるか?
 「音楽」からの自由――高橋悠治・ゴルトベルク変奏曲
 センスとノンセンスのあいだを往復する思考――追悼・市川浩

レッスン3 棄てられたもの――時を行き来する
 時が流れる、お城が見える
 時のあわい――南木佳士 『神かくし』
 だれもじっとしているわけではない
 ラスト・ダダ――火遊びの季節(とき)
 「あたりまえ」への小さな裂け目――大阪現代演劇祭 「GUYS掘
 納得
 初老の男のためのおとぎ話――パトリス・ルコント監督 『列車に乗った男』
 遇うて空しく過ぐる勿(なか)れ――河瀬直美 『沙羅双樹』 によせて
 〈老い〉を聴く
 老いは、重くて、軽い――谷川俊太郎の minimal によせて
 一枚のピクチュア

レッスン4 見失ったもの――意味のゼロ還元?
 惹かれた身体
 身体を侵襲する都市――ヴィクター&ロルフ 《ファッションと色彩》 展
 消えた幸福論
 意味への問いを封印する――《ハピネス――アートにみる幸福への鍵》 展
 どこで意味から放たれるのか?――スペイン舞踊 「サロメ」
 〈光〉の創世記――勅使川原三郎公演 「Luminous」
 記憶のすきま
 眼になりくる――ホンマタカシ 『きわめてよいふうけい』
 「見える」ことの豊穣さ――鈴木理策写真展 《海と山のあいだ》
 現われの起伏をなぞる――直島・地中美術館
 〈しるし〉としての女形――ダニエル・シュミット監督 『書かれた顔』
 〈しるし〉になりきる――森村泰昌の戦略
 中心もなく、エンディングもなく――《私あるいは私――静かなる燃焼系》 展

レッスン5 消え入るもの――〈顔〉
 消え入ることで現われてくるもの
 わたしの〈顔〉 展
 宝誌和尚立像/パルミジャニーノ 「凸面鏡の自画像」/萬鐵五郎 「雲のある自画像」/マン・レイ 「カザティ公爵夫人」/香月泰男 「涅槃」/ジャコメッティ 「頭部」/フランシス・ベーコン 「ルシアン・フロイトの肖像のための習作三点」/アンディ・ウォーホル 「ミック・ジャガー」/篠山紀信 「山口百恵・19歳」/奈良美智 「Milky Lake」

レッスン6 忘れてはならないもの
 いま、家族のかたちは?
 交差するいのちの光景――ふたたび、河瀬直美 『沙羅双樹』 をめぐって
 コミュニケーションの仲立ちをする建築家――山本理顕建築模型展
 恋はせつない、やるせない?
 「この」というささやかな訴え――《山本耀司――May I help you?》 展
 眼、ひとつ。――伊勢真一のドキュメンタリー映画
 最後の友情?
 一以上でも一以下でもなく――煌めきのガラス絵 木田安彦の世界
 孤立させられる「痛み」
 痛い映画――クリスティン・ジェフズ監督 『シルヴィア』
 イメージにどこか抗ってしまうひと――中島美嘉サマーツアー
 いのちのはずみ?――ピナ・バウシュ 「炎のマズルカ」
 明滅するいのち――ジンガロ公演 「ルンタ」 における人馬一体

レッスン7 限界へのまなざし
 できないということ
 限界をくぐり抜ける――舘野泉リサイタル
 うぶ毛のような感覚――西嶋豊彦の絵
 受け身でいるのはもうよそう――金沢21世紀美術館
 手当と修復――ニコラ・フィリベール監督 『パリ・ルーヴル美術館の秘密』
 物への敬意、ざわめきのなかの気品
 ここではない別の場所――もうひとつのレッスン

あとがき (二〇〇五年九月 鷲田清一)

文庫版あとがき (二〇一九年春 鷲田清一)

解説 失われたものの痛みから 堀畑裕之(服飾ブランド matohu デザイナー)


※本書の単行本は、2005年10月、『〈想像〉のレッスン』の書名で、NTT出版より刊行されました。


≪著者: ≫ 鷲田清一 (わしだ・きよかず) 1949年京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学・京都市立芸術大学名誉教授。せんだいメディアテーク館長。専門は哲学。現象学をベースに、臨床哲学、モード批評などを幅広く展開する。著書に、『「聴く」ことの力――臨床哲学試論』(桑原武夫学芸賞受賞、ちくま学芸文庫)、『モードの迷宮』(サントリー学芸賞受賞、ちくま学芸文庫)、『ちぐはぐな身体』『ひとはなぜ服を着るのか』(ちくま文庫)など多数。


鷲田清一 『哲学の使い方』(岩波新書、2014年) '15/06/17
鷲田清一 『老いの空白』(岩波現代文庫、2015年) '15/04/04
鷲田清一 『京都の平熱 哲学者の都市案内』(講談社学術文庫、2013年) '13/04/30
鷲田清一 『語りきれないこと 危機と傷みの哲学』(角川oneテーマ21、角川学芸出版、2012年) '12/04/13
鷲田清一×赤坂憲雄 『東北の震災と想像力 われわれは何を負わされたのか』(講談社、2012年) '12/04/07
鷲田清一×永江朗 『哲学個人授業 〈殺し文句〉から入る哲学入門』(ちくま文庫、2011年) '12/03/07
鷲田清一 『だれのための仕事 労働vs余暇を超えて』(講談社学術文庫、2011年) '11/12/23
鷲田清一 『「ぐずぐず」の理由』(角川選書、角川学芸出版、2011年) '11/10/04
河合隼雄×鷲田清一 『臨床とことば』(朝日文庫、朝日新聞出版、2010年) '11/05/10
鷲田清一 『新編 普通をだれも教えてくれない』(ちくま学芸文庫、2010年) '11/04/12
鷲田清一 『噛みきれない想い』(角川選書、角川学芸出版、2009年) '11/03/13
鷲田清一 『「待つ」ということ』(角川選書、角川学芸出版、2006年) '11/02/05
徳丸吉彦/青山昌文 編著、鷲田清一/卜田隆嗣/寺内直子/加藤厚子/福岡正太 著 『芸術・文化・社会 〔改訂版〕 '06』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2006年) '10/11/29



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本「せつない京都 (幻冬舎新書542)」柏井壽5

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せつない京都 (幻冬舎新書)
○著者: 柏井 壽
○定価: 本体800円+税
○ISBN: 978-4344985438








雅で煌びやかな反面、寂しさや侘しさを内包している京都――。平清盛に心変わりされた祇王が出家した「祇王寺」、愛する男と生きるためすべてを捨てた遊女の眠る「常照寺」ほか、千二百年の歴史を持つ都には、悲話の残る小さな寺社が多い。また、朝陽に照らされた東寺五重塔、大覚寺大沢池の水面に映る景色、野宮神社の“黒い”鳥居など、街中で、ふと足を止めて見入ってしまう物悲しい光景にもたびたび出会う。綺麗、楽しい、美味しいだけじゃない、センチメンタルな古都を味わう、上級者のための京都たそがれ案内。


≪目次: ≫
はじめに――「美しさ」はせつない

第一章 せつない神社 せつないお寺
 「宗旦稲荷社(相国寺)」――茶の道を究めた狐のせつない最期
 〈千本釈迦堂〉 おかめ塚――職人の悲しみを擁した“国宝”
 悲恋の「祇王寺」「滝口寺」――嵯峨野に伝わるせつない物語
 「立本寺」の子育て幽霊――母が我が子を思う気持ちは、いつの世も同じ
 「永福寺」の蛸薬師如来――京の街では、繁華街でも、刹那にばったり出会う
 小野小町ゆかりの「欣浄寺」「随心院」「菊野大明神」――せつない恋心を抱いて毎夜歩いた〈百夜通い〉の道をたどる
 悲哀の尼寺、大原「寂光院」――建礼門院徳子、ここに眠る。『平家物語』の悲劇
 「清水寺」と西郷どん――多くの人の悲劇を背負ってそびえる美しい寺社
 都の北西の侘びたせつなさ「光悦寺」「源光庵」「常照寺」――風光明媚な洛北鷹峯に眠る、悲恋の物語
 六の宮の姫君と弁天の同情――洛南 京都駅

第二章 せつない京都百景


あとがきに代えて――平野神社の拝殿 (二〇一九年 冬  柏井 壽)

掲載スポット・掲載店リスト


≪著者: ≫ 柏井 壽 (かしわい ひさし) 1952年京都市生まれ。大阪歯科大学卒業。京都市北区で歯科医院を開業する傍ら、京都の魅力を伝えるエッセイや、日本各地の旅行記などを執筆。『極みの京都』『日本百名宿』(ともに光文社知恵の森文庫)、『おひとり京都の晩ごはん』『グルメぎらい』(ともに光文社新書)、『京都の路地裏』『京都の定番』(ともに幻冬舎新書)、『京都しあわせ食堂』『二十四節気の京都』(ともに京都しあわせ倶楽部/PHP研究所)、『京都人のいつものお昼』(淡交社)ほか、著書多数。自分の足で稼ぐ取材力と、確かな目と舌に定評があり、雑誌でも引っ張りだこに。京都や旅をテーマにしたテレビ番組の監修も多数務める。小説に、人気シリーズ『鴨川食堂』(小学館文庫)の他、『五条路地裏ジャスミン荘の伝言板』(幻冬舎文庫)、『祇園白川 小堀商店 レシピ買います』(新潮文庫)、『海近旅館』(小学館)などがある。



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本「国体論 菊と星条旗 (集英社新書0928A)」白井聡5

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国体論 菊と星条旗 (集英社新書)
○著者: 白井 聡
○定価: 本体940円+税
○ISBN: 978-4087210286











――天皇とアメリカ 誰も書かなかった日本の深層!――
明治維新から現在に至るまで、日本社会の基軸となってきたものは「国体」である――。
象徴天皇制の現代社会で「国体」? それは死語ではないのか? 否、「国体」は戦後もこの国を強く規定している。一九四五年八月、大日本帝国は「国体護持」を唯一の条件として敗戦を受け容れた。ただし、その内実は激変した。「戦後の国体」とは、天皇制というピラミッドの頂点に、アメリカを鎮座させたものなのだ。
なぜ、かくも奇妙な「国体」が生まれたのか。「戦後の国体」は、われわれをどこに導くのか。『永続敗戦論』の白井聡による、衝撃作!


≪目次: ≫
序――なぜいま、「国体」なのか
年表 反復する「国体」の歴史

第一章 「お言葉」は何を語ったのか
 1 「お言葉」の文脈
 2 天皇の祈り
 3 戦後レジームの危機と象徴天皇

第二章 国体は二度死ぬ
 1 「失われた時代」としての平成
 2 史劇は二度、繰り返される
 3 戦前国体の三段階
 4 戦後国体の三段階
 5 天皇とアメリカ

第三章 近代国家の建設と国体の誕生 (戦前レジーム:形成期)
 1 明治維新と国体の形成
 2 明治憲法の二面性
 3 明治の終焉

第四章 菊と星条旗の結合――「戦後の国体」の起源 (戦後レジーム:形成期 
 1 「理解と敬愛」の神話
 2 天皇制民主主義

第五章 国体護持の政治神学 (戦後レジーム:形成期◆
 1 ポツダム宣言受諾と国体護持
 2 「国体ハ毫モ変更セラレズ」
 3 国体のフルモデルチェンジ
 4 征夷するアメリカ

第六章 「理想の時代」とその蹉跌 (戦後レジーム:形成期)
 1 焼け跡・闇市から「戦後の国体」の確立へ
 2 政治的ユートピアの終焉

第七章 国体の不可視化から崩壊へ (戦前レジーム:相対的安定期〜崩壊期)
 1 戦前・戦後「相対的安定期」の共通性
 2 明治レジームの動揺と挫折
 3 「国民の天皇」という観念
 4 天皇制とマルクス主義者
 5 北一輝と「国民の天皇」

第八章 「日本のアメリカ」――「戦後の国体」の終着点 (戦後レジーム:相対的安定期〜崩壊期)
 1 衰退するアメリカ、偉大なるアメリカ
 2 異様さを増す対米従属
 3 隷属とその否認
 4 ふたつのアイデンティティ

終章 国体の幻想とその力
 1 国体の幻想的観念
 2 国体がもたらす破滅
 3 再び「お言葉」をめぐって



≪著者: ≫ 白井 聡 (しらい さとし) 1977年、東京都生まれ。政治学者。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。博士(社会学)。専攻は政治学・社会思想。京都精華大学人文学部専任講師。『永続敗戦論――戦後日本の核心』(太田出版)で、石橋湛山賞、角川財団学芸賞、いける本大賞を受賞。


白井聡 『未完のレーニン 〈力〉の思想を読む』(講談社選書メチエ、2007年) '12/02/16



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本「猫と藤田嗣治」内呂博之 監修5

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猫と藤田嗣治
○著者: 内呂博之 監修、浦島茂世 文、荒堀みのり ネコ研究者
○定価: 本体1,800円+税
○ISBN: 978-4767825878












――稀代の “猫” 画家・藤田嗣治(1886-1968)
ネコ研究者による考察を加えた新しい作品集――

1920年代にパリで大活躍し、今も世界中で愛される画家・藤田嗣治。藤田といえば、猫を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
本書は多才だった藤田が残した絵画、挿絵、手紙など様々な"猫"作品を集めました。充実の作品解説に加えて、ネコ研究者による猫の生物学的考察も収録。藤田の猫の絵を楽しみながら、猫の生態についても知ることができます。
藤田ファンはもちろん、猫好きも必見の今までにない美術入門書です。


≪目次: ≫
はじめに (内呂博之)
本書の読み方

『横たわる裸婦と猫』 プティ・パレ美術館
『人形を抱く少女』 群馬県立近代美術館
『少女と猫』 ポーラ美術館
『白い猫』 ベルナール・ビュフェ美術館
『キャットデザイナー』 個人蔵
『ビストロ』 カルナヴァレ美術館
『エミリー・クレーン=シャドボーンの肖像』 シカゴ美術館
『モンパルナスの娼家』 プティ・パレ美術館
『争闘(猫)』 東京国立近代美術館
『五人の裸婦』 東京国立近代美術館
『自画像』 東京国立近代美術館
『猫のいる静物』 石橋財団ブリヂストン美術館
『仰臥裸婦』 福岡市美術館
『猫と裸婦』 下関市立美術館
『タピスリーの裸婦』 京都国立近代美術館
『座る女性と猫』 鹿児島市立美術館
『動物宴』 東京国立近代美術館
『欧人日本へ到来の図』 パリ国際大学都市・日本館
『私の夢』 新潟県立近代美術館・万代島美術館
『横たわる裸婦(夢)』 国立国際美術館
『横たわる裸婦と猫』 埼玉県立近代美術館
『自画像』 国立西洋美術館
『婦人像』 島根県立石見美術館
『横たわる女と猫』 石橋財団ブリヂストン美術館
『家族の肖像』 名古屋市美術館
『猫を抱く少女』 個人蔵(名古屋市美術館寄託)
『自画像』 名古屋市美術館
『大地』 ウッドワン美術館
『ディナーパーティー』 ウッドワン美術館
『猫』 ベルナール・ビュフェ美術館
『猫』 岐阜県美術館
『イマジエ』 東京富士美術館 ベルナール・ビュフェ美術館
『平行棒』 ミシェル・ヴォケール 東京国立近代美術館 東京富士美術館 目黒区美術館
『おまえは私を好きになる・・・ (三幕の喜劇)』 クロード・ダジル 東京富士美術館 ベルナール・ビュフェ美術館
「ヴァンドーム広場」『魅せられたる河』 (挿絵本)より 東京富士美術館 東京国立近代美術館
『猫』 ベルナール・ビュフェ美術館
『花、眠り猫』 ベルナール・ビュフェ美術館
『猫』、『長閑』、『猫之図』 ベルナール・ビュフェ美術館
『夜と猫』 東京国立近代美術館 ベルナール・ビュフェ美術館
『角皿(猫とネズミ)』 目黒区美術館
『猫の床屋』 ポーラ美術館
『書簡(フランク・シャーマン宛) 1949年3月31日』 目黒区美術館
『猫を抱く少女』 ポーラ美術館
『猫の本』 マイケル・ジョセフ 東京富士美術館 ベルナール・ビュフェ美術館

おわりに (荒堀みのり)

おもな参考文献


≪監修: ≫ 内呂博之 Hiroyuki Uchiro 1972年、富山県生まれ。2001年、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程文化財保存学専攻(保存修復油画)を中退後、公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館学芸員(2001-2013 年)、金沢21世紀美術館 コンダベーター/キュレーター(2014-2018 年)を経て、現在は先のポーラ美術館に勤務。専門は保存修復、絵画技法史、近代絵画史。担当したおもな展覧会に「レオナール・フジタ―私のパリ、私のアトリエ」(ポーラ美術館、2011年)、「レオナール・フジタ――ポーラ美術館コレクションを中心に」(Bunkamura ザ・ミュージアムなど、2013年)、共著に『もっと知りたい藤田嗣治――生涯と作品』(東京美術、2013年)、『藤田嗣治画集』(小学館、2014 年)などがある。

≪文: ≫ 浦島茂世 Moyo Urashima 美術ライター。神奈川県鎌倉市出身。時間を見つけては美術館やギャラリーに足を運び、その情報をWebや雑誌など幅広いメディア、講演で発信するほか、NHK 文化センター、よみうりカルチャーなどで美術館をめぐる講座を開講し、美術の楽しみ方を伝える。著書に『東京のちいさな美術館めぐり』(2015年)、『京都のちいさな美術館めぐり』(2015年)、『企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり』(2018年)(すべて株式会社G.B.)。

≪ネコ研究者: ≫ 荒堀みのり Minori Arahori 1992年、京都府生まれ。2014年、京都大学文学部卒。現在同研究科博士後期課程在学中。日本学術研究会特別研究員(DC1)。ネコ研究グループCAMP NYAN において、心理学的・遺伝学的調査を通して、ネコのこころを研究している。


藤田嗣治 (ふじた つぐはる) 1886-1968。画家。東京都生まれ。東京美術学校(現在の東京藝術大学)卒業。1913年に渡仏し、おもに裸婦をモチーフに、墨と画相筆による繊細な輪郭線を特徴とする独自の油彩画を確立。1921年にサロン・ドートンヌに出品した裸婦像が「素晴らしき乳白色の下地」と称賛され、一躍パリ画壇の寵児となった。1955年にフランス国籍を取得。1968年に生涯を終え、自ら手がけたフランスの礼拝堂に眠る。




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