Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2008年06月

本「生まれ変わりの村 弯硬跳5

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生まれ変わりの村
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書評/



アクセスより、“本が好き!PJ”経由の献本、御礼!
著者“森田健 (1951- )”は、「運命におまかせ −いつも幸せを感じるあなたに (講談社,2007.11)」以来の二作目♪、共感できる部分が多く(すべてではない)、その共感できる部分というのが人間の根底の、たいせつな部分に属するところと感じるから、その言説に興味を抱くも抱かないもなく、とりあえず一旦受け入れてみる。根柢の部分で得ている共感は、表面的な奇特さなどは簡単に超越しちゃって、「ぼくとは違う」という認識で、「ぼくはそんなことは考えない(信じない)し、そんなことはできないし、やりたいとも思わない」言説や行動を、“忌避”や“否定”ではなく、「できない(やらない)ぼくに代わって、経験を、その情報(知識)を提供してくれる」と考えると、頭が固くて体が重い、無精者のぼくにとって、こんなにありがたいことはない!?

だって、わざわざ日本から片道丸二日も費やして、中国の山奥深い村に何度も何度も取材に出掛け、総勢84名もの証言を調査取材するだなんて、いくら“不思議研究所”なる非営利目的の団体(?!、案外ボロ儲けだったりして?!)を、自らが経営する会社の中(?!)に設置・運営しているからといったって、その労力やコスト(費用)を考えても、全三巻に84名分、本書(ヾ)に掲載されているのが23名分の証言事例だとしたって、それが1冊金1,575円也で読むことができるだなんて、それが高いか安いかは言うまでもない。

基本的にぼくは、疑り深くて、否定的で、神様の存在も信じなければ、“生まれ変わり(前世の記憶)”だなんて、「科学的に証明されないものを、信じろということ自体に無理がある」と一刀即断。だから、本来であれば、本書を読んじゃいけない読者の部類に入ることに間違いはない。ネタバレする気はないけれど、“生まれ変わり”のキーポイントとなる?!とされるものだって、どうあっても同調することができない。それでもそんなことは、ぼくにとっては微々たることに他ならない。

著者“森田健”が本書において、中国奥地での調査取材という方法を採用してまでして探るのは、
“私とは何か?”

何よりも、その採用する行動のすべてを運命の赴くままに身を委ねて(この中国への調査取材もそのひとつ)、無理に抗うことをしない潔さが心地好い。
証言者の証言の一貫性のなさだって、「修正加工していない証し」と。それでも、きっと通訳(トラさん?!)を介しての取材調査であろうから、証言者のありのままの言説とは言い切れない部分もあろうし、著作としてまとめるうえでは、著者の想いだって編み込まれる。疑い始めたらキリがないけれど、果たしてその真偽を問うことに何の意義があろうか?

“生まれ変わり”証言者への取材において繰り返される問い、
「あなたにとって死は怖くないですか?」
その回答に、これまた一貫性がないところを、妙に好ましく感じつつ、、、
ぼくは自らに問う。
自死という生き方 −覚悟して逝った哲学者 (須原一秀 著,双葉社,2008.1)」を最近読んで、ビンビンに影響受けまくっている(理解には程遠い)ぼくとしては、その「自ら選択する“死”があってもいい」との論考に、あらためて“死”の在り方を自らに問うているところであり、ただ単に「怖い」、とか「忌避する」というものでもないとの印象を受けているけれども、まだまだ考察が圧倒的に不足している、、、


≪目次: ≫
序章 中国奥地に「生まれ変わりの村」があった
狼に食べられて死んだ弟が、妹になって訪ねてきた(事例一)
第一次調査を終え 帰国便の機上にて「この日から生まれ変わりの村の調査が始まった」
第一章 前世を記憶する村の「スープの伝説」とは?
一度牛に生まれ変わり、再び人間に生まれた男(事例二)
愛妻が男の子に生まれ変わり、前世の夫に再会(事例三)
二児の母として死んで、今でも母性愛を引きずる男(事例四)
あの世で忘却のスープを飲まなかった女性(事例五)
産んですぐに自分を殺した前々世の母に会いに行った女性(事例六)
中学で前世の孫とクラスメートになった女性(事例七)
突然手が小さくなり、生まれ変わったことを知った女性(事例八)
第二次調査を終え 帰国便の機上にて「前世と今世を途切れなく生きている人びととは?」
第二章 自殺をしても、行ったところは同じ!
誕生と同時に水瓶に何度も入れられ、殺されかけた男(事例九)
一度は川に投げすてられ、二度目は銃殺された男(事例十)
前世で女性だったときのピアス痕を耳に残す男(事例十一)
公安に銃殺されたヤクの売人の今は?(事例十二)
夫の暴力に耐えかね、入水自殺した人(事例十三)
前世のことを喋ると病気になる女性(事例十四)
お盆に、生きている人の都合で呼び出すなといった女性(事例十五)
コラム データで読み解く生まれ変わり「死んでから生まれ変わるまで何%があの世にいったか?」
第三次調査を終え 帰国便の機上にて「死んだあと、生前の行ないを反省する必要はない?」
第三章 あの世に審判はなかった
前世が男性だったため、今世で男性を愛せない女性(事例十六)
胃炎で死んだ男は、スープを飲めば直るといわれた(事例十七)
スープを飲めば、また他人から始めなければならない(事例十八)
茶碗がなくてスープを飲めなかった男(事例十九)
コラム 生まれ変わりの村のお葬式「明るく楽しいお祭り?」
鞭を持った男にスープを飲ませてもらえなかった女性(事例二十)
死んで、隣の家に生まれた人(事例二十一)
前世の母親から町で声をかけられた女性(事例二十二)
牛だったときの飼い主にお礼に行った男(事例二十三)
第四次調査を終え 帰国便の機上にて「前世での関係を引きずらない、一回きりの人生」
取材後記〜あとがきに代えて 価値観も善悪の基準もない世界へ
生まれ変わりの事実を知ることは怖くありませんでしたか?
僕は亡くなった愛犬に何をしたでしょうか?
あなたは前世記憶を持ったまま生まれたいですか?
素材(肉体)くらい選ばせて欲しかった?
価値観のないあの世だから、人を裁かないと思いませんか?


≪著者: ≫ 森田健  1951年、東京都生まれ。上智大学電気電子工学科卒。富士通(株)を経て、コンピュータソフト会社を経営。開発した通信ソフトが郵政大臣賞を受賞。1996年に社内に不思議研究所を設置。「時空」と「私」の謎を解くため、数々の不思議現象を探究し、世界中を取材する。
もりけんドットコム」を運営。



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本「大審問官スターリン Иосиф Виссарионович Сталин」亀山郁夫5

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大審問官スターリン Иосиф Виссарионович Сталин

●著者: 亀山郁夫
●出版: 小学館 (2006/01,単行本 319ページ)
●価格: 3,360円
≫アマゾンで購入


ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を、「いずれ読んでみたいなぁ、光文社古典新訳文庫も話題になっていたし、、、」と、時々(ホントにときどき)思い出したように考えていたぼくが、好んで手にする“佐藤優 (1960- )”との共著作での対談の相手として、初めて“亀山郁夫 (1949- )”の言説に触れた「ロシア 闇と魂の国家 (文春新書,2008.4)」に抱いた、なんとも言えぬ心地好さ(まなざし)。「少し読み進め(深め)てみようかしら?!」と画策したのもすべては 、いずれ読むであろう!?、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』対策(?!)として。世界的文学作品への理解を少しでも深めたいから、そのための努力は惜しまない(段取り八分!?)。そうこうしているうちに、すでに亀山郁夫の著作(翻訳以外)が、六作(七冊)目を数える。
さすがに、それだけの量を読み込めば、いくら不勉強で知識不足のぼくにだって、ドストエフスキー (1821-1881)文学の、おおよそなんとなくの(それでもまだまだ浅い)理解は得た気になっていたのに、、、ちゃんと本書のタイトルにも「大審問官スターリン」と大きく謳ってあるにもかかわらず、当たり前にドストエフスキーが登場しないことに落胆を隠せず、新たな難敵(?!、新キャラ)“スターリン (1879-1953)”の登場に頭を抱える。名前は聞いたことがあっても、「知らないよ〜。知らない人への理解は、ホントに大変なんだから〜」と、軽く泣きが入る?!、まぁまぁ、だから(知らないから)こそ日々読書に耽るのであって、“知”への飽くなき欲求がなければ、毎日毎日時間を惜しんでまでして書物を読み耽ることはないのであろうから、泣こうが叫ぼうがわめこう(?!)が、ただただぼくは淡々と時間を費やして読み進めるのであって、たんに書き記せない現状に対する言い訳を連ねているにすぎない。既に、読了した後に何日か経過してしまってもいる。

実は、他に一冊、どうしても手をつけられずに積んだままになっている著作があって(あぁ〜、読まなきゃ読まなきゃ…)、その場の勢いで入手したはいいけれど、その余りにも歴史的に重大な出来事(事件)への状況や背景その他さまざまな理解の欠如が著しい(だからこそ入手しちゃった?!)ことを思いいたるにつけ、ますます読んじゃいけないんじゃないか?!、との不安が募るばかりで、まったく手が伸びない。目に付く場所に配置して、意識を向けるべく努力をしている、という時点で既に、一方では忌避しているのことが明確でもあり、ジレンマと闘いつつも、「そのうち読むさ♪」と、どこかノー天気なO型気質?!
それでもこうして、本書「大審問官スターリン」だって、なんだかんだと言いながら、時間はかかって(併読しながら数日間)も、なんとも書き記せないと泣きを入れながらも、どうにかこうにか読み終えている?!、わからないから読むのであって、さらには、そんなに簡単にわかるものなら、わざわざ苦労までして読む必要などなかろうし、長く読み(語り)継がれることも、長年にわたり熱心に研究する者だって存在しなかろう!?

大審問官“ヨシフ・スターリン (Иосиф Сталин,1879-1953)”は、ソビエト連邦 第2代最高指導者(任期:1922.4.3–1953.3.5) 。本名は、ヨシフ・ヴィサリオノヴィチ・ジュガシヴィリ (Иосиф Виссарионович Джугашвили)。20世紀にその名を残す独裁者のひとり。「スターリン」とはペンネームで、「鋼鉄の人」の意。『赤いツァーリ(皇帝)』の称号で呼ばれることも多い。 (Wikipediaより)
ふと、このあたりの、“独裁者”(?!)に対する理解(知識)が深まると、すでに一読終えてる“ガブリエル・ガルシア=マルケス (1928- )”を、より深い視点から俯瞰できるのかな?!、とか。

本書は、独裁者と芸術家たちの戦いの記録を扱ったものという以上に、スターリンとスターリン自身の戦いの記録という側面をもっている。 (P.14)



≪目次: ≫
大審問官スターリン −「愛されるよりも、恐れられるほうがよい」
プロローグ
第1章 奇跡 −大審問官の誕生 1924〜1929
秘密ファイル1 レーニン死す 1924.1.21
秘密ファイル2 フルンゼ「謀殺」 1925.10.31
「栄光」の予感/前史1 −巨大検閲機関の誕生/前史2 −赤色テロル/初仕事/「無人島」より/秘密のファイル/包囲された詩人/「大いなる転換の年」
第2章 暗雲 −二発の銃声 1929〜1934
事件ファイル3 マヤコフスキー自殺 1930.4.14
事件ファイル4 キーロフ暗殺 1934.12.1
集団化の悲惨/進化する検閲/独裁者からの電話/映画界の「寵児」/寸鉄詩と頌詩/ソビエト作家同盟成立/キーロフ事件1 −予感/キーロフ事件2 −処理
第3章 神秘 −大テロルの時代 1935〜1940
事件ファイル5 ゴーリキー毒殺 1936.6.18
事件ファイル6 ブハーリン銃殺 1938.3.15
鎮魂歌とユーフォリア/幻のフィルム『ベージン草原』/交錯する思惑 −パリ・モスクワ/「音楽ならざる荒唐無稽」/大文豪ゴーリキーの死/秘密ファイルと公開裁判/ウロボロス/危険なディテール
第4章 聖戦 −ナチス・ドイツとの闘い 1939〜1945
事件ファイル7 トロツキー暗殺 1940.8.21
事件ファイル8 「カティンの森」虐殺 1943.4.13
大戦前夜の悲劇/レニングラード交響曲/ソビエト国歌コンクール/前線と後衛にて/『黒書』と綱渡り芸人/沸騰するナショナリズム/ファシズム批判と二枚舌/迷える独裁者 −『イワン雷帝
第5章 権威 −「われは国家なり」 1946〜1953
事件ファイル9 ソロモン・ミホエルス暗殺 1948.1.13
事件ファイル10 スターリン死す 1953.3.5
ジダーノフ批判 −歴史的な決定/映画、演劇、音楽への批判の波及/批判される二大作曲家/ミホエルス暗殺事件/一万五千個の贈り物 −七十歳の誕生日/黙示録再び −医師団事件/最悪のフィナーレ/弔鐘 −最後の闘い
エピローグ
スターリン時代の政治組織 秘密警察の変遷
スターリン時代のソ連地図
スターリン時代のソ連年表
主要参照文献一覧


≪著者: ≫ 亀山 郁夫  1949年生まれ。ロシア文学者、東京外国語大学学長。ドストエフスキー、マヤコフスキーおよびソ連・スターリン体制下の政治と芸術の関係をめぐる著作多数。『磔のロシア』(2002年、岩波書店刊)で、第29回大佛次郎賞を受賞。主著に『甦えるフレーブニコフ』(1989年、晶文社)『終末と革命のロシア・ルネサンス』(1993年、岩波書店『破滅のマヤコフスキー』(1998年、筑摩書房)『あまりにロシア的な』(1999年、青土社)『熱狂とユーフォリア』(2003年、平凡社)『ドストエフスキー 父殺しの文学』(2004年、日本放送出版協会)『「悪霊」神になりたかった男』(2005年、みすず書房)など。



淡い色合い・・・
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本「もう、さよならは言わない」榊邦彦5


もう、さよならは言わない

●著者: 榊邦彦
●出版: 新潮社 (2008/05,単行本 269ページ)
●価格: 1,470円
≫Amazon


閉鎖的なぼくの書き記し(本ブログ)に、およそ2か月ぶりのコメントをいただいたのは「あ」さんで、ありがたく思いつつ(やっぱり素直に嬉しい♪)も返答に困り、なにをどう解釈しようかと考えているうちに、ふと思い立って検索してみたところ、新人賞受賞作家“榊邦彦”の第二作小説が刊行されていることを知り、コメントへの謝意を表して、早速に手配して読了!
デビュー作「100万分の1の恋人 (新潮社,2007.1)」には、とにかく泣けた記憶が鮮明で、ちょうどその当時、ぼく自身の大きな環境の変化に、どうしていいかわからず(いまだにわからないままだけど!?)、我慢することも人目を気にすることもせずに、泣いて泣いて泣いていた時期がしばらくあった。泣ける小説を好んで手にしていた。とにもかくにも泣かずにはいられないような心境だった(その意義や善悪を問わず!?)との記憶がある。
そんな恥ずかしくもある時期を経て、最近では日本の小説家の感動物語を読まなくなって久しい。あえてここでは、「他に読みたい著作がたくさんあるから」とだけ書き記すに止める。

といいつつも本書に、あふれそうになる涙や込み上げる嗚咽を堪えるのが困難なほどに、これがもし読書をしていた場所が公共交通機関内でなく夜のひとりの自室だったら、間違いなく嗚咽をあげて号泣していた!?、そういえば最近まったく泣いていない。泣くことだって膨大なエネルギーを要する。哀しいことに、今はそのエネルギーすら湧き起こらない。
そんなぼくには、恋愛小説を語る資格はないと言わざるをえない。
巧すぎるほどに上手い、派手さはないけど、あえてその静かに落ち着いた展開を好ましく感じて、そこに軽薄感の排除を感じつつも、恋愛物語である以上、軽薄感がない重苦しいだけでは物語が成立しないのであり、移り気で揺れ動く感情、自然な純真無垢ゆえの残酷さが物語の華♪


≪目次: ≫
第1章 Re:
第2章 User Unknown
第3章 Scroll
第4章 History
第5章 Password
第6章 Re:Re:

≪著者: ≫ 榊邦彦 1963年、埼玉県生まれ。2006年、「100万分の1の恋人」で第二回新潮エンターテインメント新人賞を受賞しデビュー。ハンチントン病の患者である父を持つ女性と「僕」との恋愛の行方を描いた同書は、読者の圧倒的支持を得て台湾、韓国でも翻訳出版されている。現在、都内の私立高校教諭。
ウェブサイト『榊 邦彦’s OFFICIAL WEBSITE』、ブログ『榊邦彦's Official Blog/ウェブリブログ』を運営。



丸の内
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宅建答練 第5回目 解説レジュメ05【法令上の制限01】 『伊藤塾編 うかる! 宅建 精選問題集 2008年度版』5

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伊藤塾編 うかる! 宅建 精選問題集 2008年度版

編者: 伊藤塾
単行本: 684ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2007/12)
価格: 2,730円
≫Amazonで購入


宅建答練 第5回目 解説レジュメ05【法令上の制限01】
 *2008.05.16 (Fri)
宅建業法
Part5 総合
Chapter1 総合問題

86)〜91) 宅建業法総合
●法令上の制限
Part1 都市計画法
Chapter1 都市計画区域等の指定

1)〜2) 都市計画区域の指定等
Chapter2 都市計画の内容
3)〜6) 都市計画の内容
Chapter3 都市計画の決定
7) 都市計画の決定/8) 都市計画の決定等
Chapter4 都市計画制限
9)〜11) 開発許可規制/12) 開発行為等の制限/13)〜14) 開発許可規制/15) 開発許可規制等/16) 開発許可規制

 *全22問 (P.606〜P.617 , P.238〜P.269)


1.都市計画区域等の指定 《 Step2 法令上の制限 , 都市計画法
都市計画区域の指定等・都市計画の内容・都市計画の決定等  1)〜8)

都道府県(知事)は、一体の都市として総合的に整備、開発、保全する必要がある区域を都市計画区域として指定する。必要があるときは、当該市町村の区域外にわたり、都市計画区域を指定することができる。
準都市計画区域は、‥垰垠弉莇莪莖阿龍莪茲里Δ繊↓∩蠹数の建築や造成が現に行われ、または行われると見込まれる区域を含み、そのまま放置すれば、将来における一体の都市としての整備、開発、保全に支障が生じるおそれがあると認められる一定の区域であり、都道府県知事が指定することができる。
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本「有機農業が国を変えた −小さなキューバの大きな実験」吉田太郎5

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有機農業が国を変えた −小さなキューバの大きな実験

○著者: 吉田太郎
○出版: コモンズ (2002/08,単行本 251ページ)
○価格: 2,310円
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Sustainability 持続可能性を理解したい!、と考える(語り得ない!?)ぼくが、最近もっとも感銘を受けたのが、吉田太郎 訳「百姓仕事で世界は変わる −持続可能な農業とコモンズ再生 (ジュールス・プレティ著,築地書館,2006.2)」で、
『旧くからヨーロッパでは、“農業 (AGRI-CALTURE)”は、“agri (農地)”と“calture (文化)”の二つが結びついたものとされてきた』と説かれ、さらには、『およそ600世代(1万2000年)にわたって続いてきた農業が、この2〜3世代(40〜60年)の急激な変化の前に、瞬く間に安定性を失っている』と。そこで、数少ない成功事例として取り上げられていたのが、『持続可能な農業にむけたキューバの国家政策』だった。

環境破壊的な工業社会の未来に疑問を抱き、金子美登さんの霧里農場を初めて訪ね、研修生として農業のまねごとをさせていただいたのは、大学院生のときである。思い起こせば、有機農業とのつきあいは二〇年近くなる。 (P.247)
と、あとがきに書き記す著者“吉田太郎 (1961- )”は、本書の冒頭、
「世界でもっとも有機農業が進み、今注目すべき国はどこか」と問われたとき、あなたの脳裏には、どの国が思い浮かぶだろうか。
日本ではあまり知られていないが、実はキューバは世界でも類を見ない有機農業先進国である。 (P.6)
皮肉(?!)にも、そのキッカケともなった、キューバの経済危機、
八九年から九一年にかけて社会主義圏が崩壊する、キューバは未曾有の経済崩壊と食糧危機に面してしまう。農業省のレオン国際局長が、当時を振り返る。
「ソ連からは一〇〇万トン以上の化学肥料、約三万トンの農薬、約二〇〇万トンの家畜飼料を輸入していましたが、そのすべてが大きく減りました。石油の輸入も同様に減り、八万五〇〇〇台あったトラクターの多くは停止してしまったのです。貿易量は八五%も減少しました」(中略)
革命以来の指導者カストロは「食料問題が最優先だ」と宣言し、九一年九月、国を戦時経済体制化におく。キューバ人言うところの「スペシャル・ピリオド」が始まったのである。六二年のミサイル危機をも乗り越えてきたカストロが「改革始まって以来の最大の危機」と称したのだから、どれほど事態が深刻であったかがわかるだろう。

食糧危機を抜け出す道は、輸入資源に依存しない生産方法である。大型機械や農薬・化学肥料に依存する近代農業を捨てるしかなかった。カストロは農業のすべてを「オルターナティブ」な方法で行うように命じ、農業省も「今後は有機農業で行う」と公式に宣言した。かくして、国をあげて有機農業への転換が始まるのである。 (P.20-P.22)

「機械は土に圧力をかけるんです。昔からやっていた方法で、質のよい作物はできます。機械を使うと、どうしても自然を破壊してしまいます。機械は壊れたら買い換えられますが、壊した自然を回復するには五〇年もかかるんです。自然とうまく付き合ったほうが、持続的な発展ができるのではないでしょうか」
セグントさんは、牛耕の利点をこう表現した。 (P.64)

日本では石油の輸入を前提に、農業の大規模化や大型ほ場整備が進められている。しかし、キューバのように石油の輸入が突然とだえたらどうなるのだろうか。全国の大型トラクターのほとんどは、鉄屑と化してしまうだろう。自然の流れを無視してポンプで水を汲み上げている大規模水田にも、水は来なくなってしまうだろう。キューバの牛耕への転換は、脱石油時代の持続可能農業という視点から見て、日本にも大きな課題を問いかけている。 (P.66)


「多くの人びとは、農業を単純で当たり前の活動だと考えています。しかし、それは間違いで、農業はすべての偉大な文化の塊です。なぜなら、天候、土壌、作物、家畜、自然のサイクルと多くの知識が必要なだけでなく、その知識を日々用いることが求められるからです。食べ物は工場からやってくると思われがちですが、実際には、世代から世代へと創造されてきた文化によって生み出されています」 (P.188)



≪目次: ≫
プロローグ 知られざる有機農業大国
第1章 経済危機と奇跡の回復

1 カリブから吹く有機農業運動の新しい風
2 食料危機からの回復を支えた人びと
第2章 有機農業への転換
1 キューバの土づくり
2 病害虫・雑草との闘い
3 循環型畜産への挑戦
4 広まる小規模有機稲作運動
5 化学水耕栽培から有機野菜へ
6 有機認証をめざす輸出作物
第3章 自給の国づくり
1 有機農業を支えた土地政策と流通価格政策
2 大規模農場の解体と新しい協同農場の誕生
3 広がる都市農業
4 新規就農者と個人農家の育成
5 流通の大胆な改革
第4章 有機農業のルーツを求めて
1 経済危機で花開いた有機農業研究
2 有機農業に長く取り組んできた農民たち
3 有機農業のモデルプロジェクト
4 有機農業と持続可能農業
第5章 有機農業を成功させた食農教育
1 汗の価値を忘れない人間教育
2 市民たちの野菜食普及運動
3 実践的で開かれた大学教育
エピローグ 日本とキューバの有機農業交流を



ネギとキャベツと・・・
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200万都市が有機野菜で自給できるわけ −都市農業大国キューバ・リポート
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書評/社会・政治

本「方法序説 (ワイド版 岩波文庫)」デカルト、谷川多佳子 訳5

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方法序説 Discours de la méthode 1637 (ワイド版 岩波文庫)

著者: デカルト谷川多佳子
出版: 岩波書店 (2001/01,文庫本 137ページ)
価格: 840円
≫Amazon


正確なタイトルを、『理性を正しく導き、学問において真理を探究するための方法の話〔序説〕。加えて、その方法の試みである屈折光学、気象学、幾何学 Discours de la méthode pour bien conduire sa raison, & chercher la verité dans les sciences. Plus la Dioptrique, les Météores et la Géométrie, qui sont des essais de cette méthode.』という、全体で500ページを超えるこの大著の最初78ページ〔序説〕が、本書『方法序説 Discours de la méthode』。1637年、デカルト (René Descartes,1596-1650)が41歳のとき、初めて公刊した著作。
わたしの先生たちのことば「ラテン語」ではなく、自分の国の通俗のことば「フランス語」で、女性を含めた一般教養人に向けて著した、デカルトのまなざし♪、370余年の歳月を経てなお、読み継がれ、研究されるに値する名著。

いつも活用している勤務先近くの図書館が特別整理期間による休館で、仕方がなく足を延ばした(通勤区間内二駅ほど)別の図書館で、この『ワイド版 岩波文庫』シリーズの書棚を見つけ、何より最初に目に入ったのが本書♪、ひそかにず〜っと読みたいと思い焦がれていたので、これを好機と迷うことなく入手(貸借)。


第一部では学問にかんするさまざまな考察、第二部ではわたしが探求した方法の主たる規則が見いだされる。第三部ではわたしがこの方法からひきだした道徳上の規則のいくつか、第四部では神の存在と人間の魂の存在を証明する論拠、つまり著者の形而上学の基礎、第五部ではわたしが探求した自然学の諸問題の秩序、とくに心臓の運動や医学に属する他のいくつかの難問の解明と、われわれの魂と動物の魂との差異、そして最後〔第六部〕では、わたしが自然の探究においてさらに先に進むために何が必要だと考えるか、またどんな理由でわたしが本書を執筆するにいたったか、見ることができる。 (P.7)

「わたしは考える、ゆえにわたしは存在する〔ワレ惟ウ、故ニワレ在リ〕」というこの真理は、懐疑論者たちのどんな途方もない想定といえども揺るがしえないほど堅固で確実なのを認め、この真理を、求めていた哲学の第一原理として、ためらうことなく受け入れられる、と判断した。 (P.46)

だが次のことだけは言っておこう。私は生きるために残っている時間を、自然についての一定の知識を得ようと努める以外には使うまいと決心した。その知識は、そこから医学のための諸規則を引き出すことができるようなもので、それらの規則はわれわれが現在までに持っている規則よりももっと確かなものである。(中略)これについて今ここで宣言しても、自分を世の中で偉く見せる役には立たないのはよく知っているが、しかしまたわたしは偉くなりたいとは少しも思っていない。そして、この世のもっとも栄誉ある職務を与えてくれる人びとよりも、その好意によってわたしに何の支障もなく自分の自由な時間を享受させてくれる人びとに、つねにいっそう深い感謝の気持ちを持つことだろう。 (P.102-P.103)


束縛されて・・・
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本「ウンコに学べ! (ちくま新書)」有田正光/石村多門5

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ウンコに学べ! (ちくま新書)

○著者: 有田正光石村多門
○出版: 筑摩書房 (2001/10,新書 165ページ)
○価格: 714円
≫Amazonで購入



何気なくぼんやりと眺めていた図書館の書棚に、この刺激的なタイトルを発見してピンときた♪
そう、ビートたけしと10名の達人(科学者)との対談著作「恐竜は虹色だったか? −たけしの「最新科学教室」(新潮社,2008.3)」のラスト10人目の達人(科学者)が、地域環境の達人・有田正光(東京電機大学理工学部建築・都市環境学系教授)で、その対談のタイトルもズバリ『ウンコだと思ってナメるなよ』。そこで本書が紹介されていて、あらかじめ読了しているビートたけしとの、ウンコ談義(?!)が愉しそうで、すぐに本書を手配をすることまではしなかったけれども、いずれ手にしてみたい?!、と気にはなっていた。
というわけで、“ウンコ”から愉しく学んだ♪

人々がウンコを嫌う原因は、自分がウンコではないと思いたいからなのである。つまり、自分はウンコなんかではないという近代人の「自惚れ」が、ウンコを嫌わせているのである。「デカルトが Cogito ergo sum と言ったように、私は、純粋な精神である。ことわざでは、『心は腹の内に宿る』とも言うが、それは迷信的な考えで、心は脳の中にある。そしてまた、今の今まで私の腹の中にあったものが、こんなゴロッとした色つきの臭いを発するものであっていいはずがない」と思いたがっているのである。このように、自分はもっと「透明な存在」であると思い込みたい人々にとって、「私」とウンコの対立は、精神といのちの対立を意味する。それゆえ、自分は精神である以上、いのちではない、ウンコではないのだ、と言い張ろうとするのである。ウンコを嫌えば嫌うほど、自分が精神であることの純粋性が証明できる、と考えてしまうのである。
しかし、一方では、ウンコを嫌って身体の中にウンコを溜め込まないように努力しながら、他方では、学校でウンコをするのも我慢して身体の中にウンコを溜め込み続けるという矛盾は、いったい、どう理解すればいいのだろうか。そこには、近代の倫理の根深い矛盾が露呈されている。「溜め込みたい」「溜め込みたくない」という、このアンビヴァレンツ(Ambivalenz 両価感情)こそ、頭でっかちになった近代人が抱える本質的な矛盾に他ならない。 (P.123-P.124)



≪目次: ≫
第1章 あなたのウンコはどこへ行くのか
1 海に捨てられるウンコ

日本のウンコ処理/海に投棄されるウンコ/海洋投棄されるウンコの賛否戦争
2 カウボーイも英国紳士も海まで運ばず川に捨てた
水洗便所と「ぼてふり便所」 −家に便所を作らなかったヨーロッパ/下水の発想 −細菌説と伝染質説/森乗ス外と下水道/フランスのウンコの『レ・ミゼラブル』/進駐軍と寄生虫/世界に名を馳す日本男児の大グソ
3 下水処理の手品の真相
「男やもめにウジは湧く」のか/最終処理はバクテリア −活性汚泥法/富栄養化と高次処理/ウンコが悪いわけじゃない
第2章 水田 −土と水とウンコのバラード
1 ペリーが驚いた世界一清潔な国

史上最強の浄水場 −水田/浄水処理の原理/田植え仕事のデリカシー/一〇〇〇年の水田 −「持続可能な開発」/料理の鉄人 −田んぼの味付け/ダーウィンとミミズのウンコ
2 生きるとはウンコを食べることである
すぐに食べるか、めぐりめぐって食べるのか/子どもの変態、大人の変態 −肛門固着と小児性欲/腐食栄養説と糞食/『古事記』のウンコ −切羽詰まった神頼み/いのちをひり出す/牛若丸とウンコの呪力
第3章 ウンコの黄金時代と糞まみれの経済
1 日本のウンコの大河ドラマ

連合赤軍のウンコ/野ぐその日本史/汚穢屋で持つ江戸の町/ウンコの近代 −肥え鉄道とバキュームカー
2 ウンコ処理と財政問題
曲がり角の下水道建設/ウンコ処理を巡る責任分担
第4章 ウンコをしない自立とする連帯
1 エコノミーからエコロジーへ

お尻の外の「外部不経済」/ウンコを「水に流そう」とする日本人
2 陰翳礼賛
文豪谷崎のウンコの美学/ウンコと輪廻転生
3 ウンコをひらない身体
平成レディーはウンコをしないか/キムタクとウンコの哲学
4 学校でウンコができない子どもたち
人間の自立とはウンコを辛抱することではない/自己と他者をつなげる「お通じ」
第5章 ウンコに学ぶ環境倫理
1 みんなのおかげでウンコができる

文化が育むウンコの仕方/排泄の人類学/大和撫子の立ち小便と連れウンコ/拭き方が教える「海上の道」/豚もアヒルもペンギンも食べる/アルマーニを着た田吾作たち/もったいないからなめちゃった
2 ウンコとは死ぬことと見つけたり
「それでもウンコは臭い」のか/オヤジ臭さと教養の香り
3 ウンコに親しむ環境教育
どきどきする「環境」/「鼻につく個性」を優しく包む風土のにおい/革命から暮らしへ

≪著者略歴: ≫
有田正光 1950年鹿児島県生まれ。中央大学大学院理工学研究科博士課程満期退学。工学博士。現在、東京電機大学理工学部建設環境工学科教授。もともと河川や海岸の専門家だが、最近は環境問題を広範囲に取り扱う。
石村多門 1957年北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科倫理学専攻博士課程満期退学。現在、東京電機大学理工学部助教授(現在は教授)。学生の視線で共に考える哲学の授業が人気。兄貴分のように慕う学生多し。


朝撮り♪
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本「自死という生き方 −覚悟して逝った哲学者」須原一秀5

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自死という生き方 −覚悟して逝った哲学者
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書評/宗教・哲学



どうにもしばらく書けなくて、書く気になれなくて(雑事に忙殺されていたこともあって!?)、読了から随分と時間が経過してしまった。
ちょうど「三島由紀夫 (ちくま日本文学,2008.2)」(不可思議な縁?!)を読了の後で、「メディカルツーリズム (ジョセフ・ウッドマン著、斉尾武郎 監訳,医療経済社,2008.5)」(こちらも遠からぬ!?)を次には読み進めようかというタイミングで、さらには、考えをまとめて書き記す時間を確保できないのに、移動(通勤等)時間ばかりが積もるほどあって、読めども読めども一向に書き記せず、溜まるストレスを抱えて(ぼくはストレス耐性に劣る)悶々と。

本書をなにをキッカケにして知り得たのか、今ではすっかり失念してしまったが、迷うことなく「読みたい!」と思った次のタイミングに(ほぼ同時に前後して)、双葉社から“本が好き!PJ”経由の献本(メンバー間)募集があって、しかし案の定落選したので、当初の予定どおりに自腹で参画♪


やけにスッキリした読了後の心象(?!)を抱きつつ、どこかに瑕疵はないかとの不安を隠せない。いずれにしても、本書がぼくに「前向きに生きる!」ことを明確に意識させたことに相違はない。高に在りたい♪、との強い意志を抱く!
それでも、なんとも書きえないこともまた紛れもない事実であり、いずれ遠からず再読を期したい。というわけで、再読を前提として書き記すことにする。

ところで、本人以外の第三者に、本人の真意などわからない。もっと言えば、本人だって、果たして真意を常にわかっているか?と問われれば、少なくともぼくにはその自信がない。さらには、本人が生きて存在していれば、直接本人に確認することにより、表意されたものになんらかの真意(なんらかの真意が存在しない表意はない!?はず?!)を垣間見ることができるであろうが、死してしまってはその確認のしようがない。他者による、本人の言動やその背景や状況から推測するのみであり、どうあっても本人の真意を図り知ることはできない。

かつて(過去に)、自ら決して、自らの意思により、自らの「死」を選択した人。
本書に採用される、三島由紀夫伊丹十三ソクラテスの「自死」。それぞれ自らが選択した「死」にいたらしめた、ホントの真意はわからない。本人以外の第三者には、客観的にその心情(心境)を推測することはできても、真意はどうあっても完全には理解しえない。
だからこそ、著者“須原一秀”により、『新葉隠 −死の積極的受容と消極的受容』を著し遺してなされた、“哲学的事業(自死)”に有する意義に敬意を惜しまない。


ぼくは最近まで、なんとなくに深く考えることもなく「100歳まで生きる」と考えていたんだけど、すでにそこには無数の無理(矛盾やエゴ)に溢れる。想像力の欠落と、考察不足を痛感して、今ではその考えを多少改める(それでも、矛盾やエゴの不存在はなしえない!?)。
いくつかの矛盾やエゴを例示すると、まずは単純に長生きをすればいいのか?、具体的に何を目的として長く生きる(生きたい)のか?、体の不自由や不調を抱えたとして、他者の世話や介護を受けながらでも、自らの都合(死の恐怖を忌避したい)による負担(労力、時間、お金、精神的など)を他者に押し付ける行為が許されるのか(許されないことはないであろうが)?、経済的な担保は(年金?、預貯金?!)?、、、少し考えるだけで、すぐに破綻をきたす。

定年(会社に期待はできない!?)の後の生活を考えるに、その資力に不安が否めない現状(惨状?!)。現代社会においては、なんだかんだ言っても、お金(経済力)がなければ生活が成り立たない(発展途上国での生活をしない限り?!)。定年までに準備する老後資金、一億円とも、最低三千万円ともいわれるだけの蓄財は、宝くじでも当たらなければ、とてもとても無理なんだ(凹)。これまでは「なんとかなる」とばかりに無計画であっても、その場しのぎでなんとかやってこれたけど、老後に働けなくなったら「とてもとてもなんとかなるとは思えない」。
ちょっと否定的に過ぎるかもしれないけれども、ぼくはこれまでずっと、その不安(老後)から目を背けてきた(直視したら終わってしまうことが明白)。今だって決して直視はできないし、できることなら直視したくない。

それでも、悲観的になる必要はない。上手くいかないと決まったわけではない。経済力(お金)だけが、必ずしも「幸せ(満ち足りた生活)」に導くカギとなるわけではない。

どうしても生きなければいけないんだ、自ら「死」を選択してはいけないんだ、との固定観念に雁字搦めにされる弊害にだって目を向けたい。
何よりも懸念されるのは、自ら考えなくなること。自ら選択する「死」を“悪”として考慮する余地を一切与えずに、なにをどうしてでも「生きる」だけを“善”とすることにより、「死」と対峙する必要性を否定される。自らの「死」と向き合う作業は、決して愉しい作業とはいえないから、避けることができるなら避けたいのが本音であろう。
一方、明確に「死」への考察を深め、意識を有することはまた、明確に「生きる」への考察と意識を有することにもなる。

ぼくにとっての、なんの疑いもなく間違いのないことには、今はまだそのレベル(「人生の高」「自分の高」)にない。
今はまだ死ねない、死するわけにはいかない、今はまだ、、、


≪目次: ≫
解説 この死者を見よ −『新葉隠』との対話/浅羽通明

新葉隠 −死の積極的受容と消極的受容
はしがき
1章 三島由紀夫伊丹十三ソクラテス、それぞれの不可解
2章 なぜ彼らは死んだのか?
ソクラテスの場合/三島由紀夫の場合/伊丹十三の場合/老死も自然死も嫌だ −それぞれの苦境
3章 「未練」と「苦痛」と「恐怖」
「極み」の理論/彼らは、「苦痛」、「死そのもの」、「死後」への危惧ないし恐怖をどのように克服したか?
4章 死の能動的受容と受動的受容
五段階説/観念的知識と体感的知識/「二人称の死」と「三人称の死」
5章 自然死と事故死と人口死
自然死は悲惨 −専門家の見解/虚無主義厭世主義/受動的自然死派の人々
6章 武士道と老人道
ヤクザ武士老人、それぞれの苦境/人生は恋人/『葉隠』 −日本人の聖典
7章 弊害について
自由は怖い/共同体
8章 キューブラー・ロス −キリスト教徒の苦境
9章 補助的考察
神秘、大いなる存在、魂、あの世、神、など/虚無主義にも厭世主義にも関係のない「人生を否定する自死」
10章 雑感と日常
雑感/日常生活
あとがき

最後に 父の自死について/須原純平


≪著者: ≫ 須原一秀 1940年、大阪生まれ。社会主義思想研究家。著書には『高学歴男性におくる弱腰矯正読本 −男の解放と変性意識 (200.1)』、『超越錯覚 −人はなぜ斜にかまえるか (1992.1)』、『〈現代の全体〉をとらえる一番大きくて簡単な枠組 −体は自覚なき肯定主義の時代に突入した (2005.2)』(すべて新評論)がある。2006年4月、自身の哲学的事業として自死を遂げる。享年65歳。



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本「未来をつくる資本主義 −世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ] CAPITALISM AT THE CROSSROADS: Aliging Business, Earth, and Humanity」スチュアート・L・ハート、石原薫 訳5

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未来をつくる資本主義 −世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ] CAPITALISM AT THE CROSSROADS: Aliging Business, Earth, and Humanity

●著者: スチュアート・L・ハート、石原薫 訳
●出版: 英治出版 (2008/3,単行本 352ページ)
●価格: 2,310円
≫Amazonで購入



Sustainability(サステナビリティ)=持続可能性』の概念の熟成♪
2005年の初版時の副題『The Unlimited Business Opportunities in Solving the World's Most Difficult Problems (世界の難問を解決する無数のビジネスチャンス)』を、この二年間の進展はあまりに大きく、だから、世界の目まぐるしい変化に応じて、最近の傾向や新しい取り組みを可能な限り取り入れるようにして、内容をアップデートする以上のことをしたつもり、と2007年の第二版(本書)では、副題を改題して『Aliging Business, Earth, and Humanity (ビジネス、地球、人類の整合を図る)』へと。
壮大にも『人類』と『地球』の持続可能な未来は、資本主義(ビジネス)にあって可能であろうか?

栄治出版DIPシリーズに、地球規模でグローバルな視点と認識を広げたい♪

グローバル資本主義は今、岐路に立っている。著しい方向転換をしない限り、経済の国際化、自由貿易、そして多国籍企業の未来は暗くなるばかりだ。実際、グローバル資本主義は、グローバル化の第一の時代が終わった約100年前と同じ状況に直面しているといえるかもしれない。
荒れた都会、汚れた空気、労働闘争、貧富の格差と並んで、軍国主義、無政府主義、暗殺、テロは日常だった。1914年8月の第一次世界大戦勃発により、イギリス主導の19世紀グローバル資本主義は文字どおり終止符を打たれた。
1914〜45年までの間、二度の世界大戦、改革、大恐慌およびファシズムによって、自由民主主義と資本主義は、もう少しで地球上から追放されてしまうところだった。(中略)
(中略)地球規模の自然環境の変化、大量の貧困層、国際的テロなど、今直面している難局に対処しなければ、20世紀前半よりも甚大なスケールのカタストロフィーが起こる可能性がある。これらの課題に建設的に対処することが、資本主義が次の世代も繁栄しつづけ、人類に利益をもたらすためのカギを握っている。
(中略)
「持続可能なグローバル企業」とは、利益を上げつつ、世界の貧困層の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)を高め、文化的な多様性を尊重し、後世のために地球の生態系の健全性を守るビジネスを創造するという、新しい民間主導の開発アプローチの可能性を表わしている。
そうした社会貢献を果たすと同時に企業価値を生み出すには、真の想像力と事業戦略に対する新鮮なアプローチが必要となる。本書がフォーカスしているのは、まさにそのような心躍るチャレンジなのである。 (P.21-P.23)

その概念を受け容れるか否かの判断は、それが現在の世界のスタンダードである以上、まずは概念の理解を深めることなくしてなしえない。
60億人超の世界人口の40億人を占めるともいわれるBOP(貧困層)、そして、中東、イスラム世界に目を向け、理解を示すことなくして、深い理解は得られない、とも。


≪目次: ≫
序文/アル・ゴア(元アメリカ合衆国副大統領)
プロローグ
最良の時代、最悪の時代/企業が置かれている現状/資本主義の岐路
第1部 世界を俯瞰する Mapping the Terrain
第1章 企業責任からビジネスチャンスへ
From Obligation to Opportunity
二者択一という大きな誤解/環境革命/トレードオフ幻想を打ち砕く/行政主導の規制から脱却する/環境保護を超えた戦略/巨大企業への反発/グローバル化の旗手「スマートモブズ」/土着化/企業が進むべき道/本書の概要
第2章 不調和な世界
Worlds in Collision
三つの経済/不調和の構図/グローバル市場の新しい見方/先進市場 −フットプリントを縮小する/新興市場 −不調和を回避する/伝統市場 −真のニーズを知る/企業価値を高める戦略
第3章 持続的価値ポートフォリオ
The Sustainable Value Portfolio
「持続可能性」に関する用語/株主価値を構成する要素/用語の分類/点を線に/ポートフォリオの構築/持続可能性への道/空白地帯を目指して
第2部 環境保護を越えて Beyond Greening
第4章 創造的破壊と持続可能性
Creative Destruction and Sustainability
継続的改善VS創造的破壊/エコマジネーションを身につける/染料から生体材料まで/二酸化炭素で世界を変える/全体システム思考/クルマ大改革/解放する技術/食われる前に自分で食う
第5章 下向きの大躍進
The Great Leap Downward
BOPの誕生/氷山の一角/創造的創造/BOPを起点にしたイノベーション/世界をつなぐ/パワー・トゥ・ザ・ピープル/食、健康、そして希望?/開発の新パラダイム/大躍進に向けて
第6章 ピラミッドの底辺を目指して
Reaching the Base of the Pyramid
BOPの先駆者たち/重要なのはビジネスモデル/持続可能性影響評価/ビレッジフォンのトリプルボトムライン/MNCの優位性/共通の目的
第3部 土着化する Becoming Indigenous
第7章 帯域幅の広い企業へ
Broadening the Corporate Bandwidth
ラダックに学ぶ/開発後の試練/ラディカル・トランザクティブネス/企業の視野を広げよ/常識を覆す幅広い知識を取り込め/グローバル経済の概念を広げる/よそ者がネイティブになる
第8章 ネイティブ力を身につける
Developing Native Capability
次世代の戦略とスキル/BOPプロトコルへの道/「マルチナショナル」モデルからの脱却
第9章 持続可能なグローバル企業へ
Toward a Sustainable Global Enterprise
沼地なくせば、蚊はいなくなる/次の津波/土着化する/現実世界で実現する/組織の足並みを揃える/大聖堂を建てよ/補遺
エピローグ
刊行に寄せて/フィクス・ジョンソン(SCジョンソン会長兼CEO)
謝辞



●著者: スチュアート・L・ハート Stuart L. Hart
持続可能な開発と環境保護に関するビジネス戦略研究の世界的権威。
コーネル大学ジョンソンスクール、サミュエル・C・ジョンソンSustainable Global Enterprise寄附研究部門教授および経営学教授。ミシガン大学デビッドソン研究所およびオランダのティルブルフ大学の上級研究員でもある。
現職以前は、戦略経営学を教える傍ら、ノースカロライナ大学ケナンフラグラー・ビジネススクールにCSE(Center for Sustainable Enterprise)を、ミシガン大学にCEMP(Corporate Environmental Management Program)を創設する。クライアント企業は、デュポン、ヒューレット・パッカード、プロクター&ギャンブル、シェルなど多岐にわたる。
ハーバード・ビジネス・レビュー誌の最優秀論文に贈られるマッキンゼー賞を受賞した1997年の「環境保護のむこうに:『持続可能性』のための経営戦略」(Beyond Greening: Strategies for a Sustainable World)で、持続可能な企業経営に向けた動きに先鞭をつける。さらに2002年にC・K・プラハラードと著した先達的な共同論文「ピラミッドの底辺に隠れた富」(The Fortune at the Bottom of the Pyramid)で、開発途上地域の貧困層40億人のニーズに応え、同時に利益を上げるビジネスの可能性を最初に示す。


●訳者: 石原薫 Kaoru Ishihara
メーカー、ブランドコンサルタント会社、デザインコンサルタント会社勤務を経て翻訳に携わる。おもな訳書に、『Google 最強のブランド戦略』(ソフトバンククリエイティブ)、『シュガーマンのマーケティング30の法則』『世界一の「売る!」技術』『私に売れないモノはない! 』(以上、フォレスト出版)、『スタイル』(ブックマン社)、『偉大な、アマチュア科学者たち』(主婦の友社)、『金のつくり方は億万長者に聞け!』(扶桑社)、『ハーバード・ビジネス・エッセンシャルズ(2)人事力』『同(6)創造力』(以上、講談社)がある。


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本「メディカルツーリズム −国境を越える患者たち Patients Beyond Borders;Every body's Guide to sffondable,World-Class Medical Tourism」ジョセフ・ウッドマン、斉尾武郎 監訳5

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メディカルツーリズム −国境を越える患者たち Patients Beyond Borders;Every body's Guide to sffondable,World-Class Medical Tourism
Amazonで購入
書評/健康・医学



医薬経済社より、“本が好き!PJ”経由の献本、御礼!
パンドラの箱を、開けない選択があっていい!?』
監訳者:斉尾武郎が、あとがきに書き記す、
本書を一読すると、メディカルツアーといっても、美容外科や歯科治療を行う医療機関がとても多いことに気がつく。しかし、私が本書というパンドラの箱を開けたのは、むしろ、高度医療を受ける選択肢として、海外の医療機関もあるのだ、ということを読者の皆さんに知っていただきたいからだ。そして、日本の医療が、世界の中でどのような位置にあるのか、新たな視野を獲得してほしいと願うからだ。 (P.507)
そう、海外のメディカルツーリストたちが、メディカルツアーの“目的地”には絶対に選ばない“国際標準が通用しない国ニッポン”♪

そういえば、昨年末だったか、今年の初め頃だったか、真剣にレーシック(角膜屈折矯正手術)しようと考えていた時期があった。小学校高学年の頃から急激に視力が悪化して、今はたぶん裸眼で0.03とかそれくらい。裸眼では普通に歩くことだって困難(足もとの段差が見えない)で、日常生活は眼鏡なくして到底成立しえない。視力の検査をすると、いちばん上の大きいやつ(Cのどっちがあいてるか?!)が、相当に近づかないと判別できないほどのド近眼+乱視。小中学生の頃には、どうしても眼鏡に抵抗があって、見えてなくても絶対に眼鏡をかけなかった。で、いつからかコンタクトレンズを愛用するようになったんだけど、30歳を過ぎた頃に、いよいよ花粉症が酷くて目が痒くて痒くて、さらには年齢を重ねて容姿を気にしなくなって(?!)、コンタクト眼科医には目に傷がついただの、涙が少ないだのと言われて、メンドくさくなって、今はコンタクトレンズを一切使うことなく眼鏡のみ。眼鏡だって毎日使うものだから、定期的に新調しなきゃならない。ちょうどそんなタイミングにふと思い立って、周囲を見回すと、実弟をはじめ、会社の同僚にも何人か施術者がいて、金額も数年前に調べた時には30万円くらいしていたのが、今や15万円くらい!?、ということは、これから先に何本もの眼鏡を買って、見えない不便を強いられることからの解放?!、と考えると、コストパフォーマンスにすぐれる♪
でも止めた。そんなに簡単になんでもかんでも便利はダメだ、視力が悪いのを受け容れて生きていくんだ、って考えたのは、なにが転機になったのか、ハッキリとは思いだせないんだけれども、そう決めた。ぼくは死ぬまで眼鏡♪♪

昨日は、ついに皮膚科医に行った。約1か月半前に靴下のゴムのところが痒くなって、ポリポリ掻いていたらかさぶたになって、なかなか治らなくて痒いままだったから、薬局で塗り薬を買ったのが1か月前。薬を塗ったとたんに、一気に全身に痒いブツブツが出てきて、薬局では「皮膚科医に行け!」って言われたんだけど、どうしても医者には行きたくないから我慢して、痒み止めを塗り続けていた。だって、原因のひとつには、きっとこれが一番目と二番目に大きいと信じて疑わないんだけれども、食事の栄養バランスを欠いてることと、精神的なストレス。それまで濃い味が苦手で、外食を嫌って、長く(37年間ずっと)家飯に慣れ親しんできたぼくにとって、すでに1年5か月を経過しようとしている外食中心の(家飯の一切ない)食生活と、その生活を招いた長く解決の糸口を見出せない諸問題に対するストレス。そんな、根源的な解決をまったく図ることなくして、表出した痒いブツブツを薬で抑えたところで、別のかたちで何らかが表出することが目に見えている。ちょっと痒いくらいで我慢している方が、むしろ自然かもしれない。
案の定、薬局に勧められた若い男性の皮膚科医は、ぼくが、「原因は、ストレスと栄養バランスかと、、、強い薬は嫌です」と言うと、そうは言ってないかもしれないけれども、「強い薬でとっとと治す!、薬でお前の病気(痒いツブツブだけ!?)を俺が治してやる!」と。
素直に、ありがたく、なにも余計なことなど考えずに、処方された薬を塗ってのんでりゃいいかもしれないけど、自分の体のことは、やっぱり自分が理解しなくちゃ。

そりゃ、最新医療を否定する気は毛頭もないけれども、そこまでして快適に便利に長く生きたいかね?!
高度な最新技術は、活力溢れる発展途上国に任せたらいい♪
最新じゃなくてもいいから、医療保険制度を維持して、富める者のみならず、貧しき者にも医療の機会均等の恩恵があればいい♪


≪目次: ≫
法的責任の限度と保証の拒否
パート1 かしこいメディカルツーリストになるために
第1章 メディカルツアーQ&A
第2章 メディカルツアーを計画する
第3章 治療と旅行の予算を組む
第4章 メディカルツアー・プランナーを使いこなす
第5章 現地に滞在中にちゅういするべきこと
第6章 我が家に戻ろう
第7章 同伴者の皆さんへ
第8章 かしこいメディカルツーリストのための“べし”“べからず”集
パート2 メディカルツーリストがよく訪れる地域
はじめに/メディカルツアーの行き先早見表/メディカルツアーの目的地マップ/アンティグアとバルバトス/ブラジル/コスタリカ/チェコ共和国/ハンガリー北西部とブタペスト/インド(デリー、バンガロール、チェンナイ、ムンバイ)/マレーシア/メキシコ/シンガポール/南アフリカ/タイ/UAE:ドバイ
パート3 情報源と参考資料
監訳者あとがき・世界の名医があなたを待っている!/フジ虎ノ門健康増進センター 斉尾武郎



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宅建答練 第4回目 解説レジュメ04【宅建業法04】 『伊藤塾編 うかる! 宅建 精選問題集 2008年度版』5

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伊藤塾編 うかる! 宅建 精選問題集 2008年度版

編者: 伊藤塾
単行本: 684ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2007/12)
価格: 2,730円
≫Amazonで購入



宅建答練 第4回目 解説レジュメ04【宅建業法04】
 *2008.05.09 (Fri)
●宅建業法
Part3 業務上の規制
Chapter3 契約締結時の規制

66) 8種類制限(損害賠償額の予定等の制限)/67) 8種類制限(自己所有に属しない物件の売買契約締結の制限)/68)〜74) 8種類制限(総合)/75) 8種類制限等
Chapter4 契約成立後の規制
76) 報酬規制(売買)/77) 報酬規制(売買・交換)/78)〜80) 報酬規制(賃貸)
Chapter5 その他の業務上の規制
81) 業務上の規制
Part4 公的規制
Chapter1 公的規制

82)〜83) 宅建業者に対する監督処分/84) 取引主任者に対する監督処分/85) 罰則

 *全20問 (P.566〜P.605)


3.契約締結時の規制 《 Step1 宅建業法 , 業法上の規則 》
8種類制限等  66)〜75)

次の規制(8種類制限)は、宅建業者自らが売主で、買主が宅建業者以外の一般の消費者であるような取引の場合にのみ適用される。(貸借、宅建業者間取引には適用されない)
.ーリング・オフ(宅建業法37条の2)
損害賠償額(違約金との合算20%)の予定等の制限(38条)
手付額等(上限20%)の制限等(39条)
む赱喘簡歙嫻(2年、知ったときから1年)についての特約の制限(40条)
ゼ己所有に属さない物件の売買契約(予約を含む)締結の制限(33条の2)
手付金等(1000万円超、完成10%・未完成5%)の保全措置(41条)
宅地・建物の割賦販売特約の解除等の制限(42条)
┰衢権留保等の禁止(43条)
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本「三島由紀夫 (ちくま日本文学)」三島由紀夫5

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三島由紀夫 (ちくま日本文学)
著者: 三島由紀夫
出版: 筑摩書房 (2008/2/6,文庫本 480ページ)
価格: 924円




三島由紀夫が自決をしたのが1970年(昭和45年)11月25日で、その年の1月にぼくは生まれた。
ぼくが三島由紀夫を意識したのは、橋本治「「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮社,2002.1、新潮文庫,2005.10)」からであり、それまでは、ただ“三島由紀夫という名前を知っている”だけだった。といっても、その橋本治の論説によって、“三島由紀夫の存在(名前だけでなく)を知った”に過ぎず、“機会があれば理解を深めたい”と興味を覚えたのであって、しかし実際に三島由紀夫の著作を手にしたのは、実にその1年後、「恋の都 (ちくま文庫,2008,4)」であり、1954年に「主婦の友」に連載された小説だった。そして、本作(ちくま日本文学シリーズ)が、ぼくにとっての三島由紀夫 2作目。いわゆる代表作のひとつをも読むことなくしては、どうにも語りえない。

「一番ききたいことはね、……先生はいつ死ぬんですか」
この質問は私の肺腑を刺した。
(中略)
しかし少年の質問の矢は私に刺さったままで、やがて傷口が化膿をした。 (P.448「独楽」)



≪目次: ≫
海と夕焼 (昭和30年1月)「花ざかりの森・憂国 (新潮文庫)」
中世 (昭和20年2月)「三島由紀夫全集第1巻 (新潮社)」
夜の仕度 (昭和22年8月)「三島由紀夫全集第1巻 (新潮社)」
家族合せ (昭和23年4月)「三島由紀夫全集第2巻 (新潮社)」
幸福という病気の療法 (昭和24年1月)「三島由紀夫全集第3巻 (新潮社)」
真珠 (昭和38年1月)「三島由紀夫全集第13巻 (新潮社)」
三原色 (昭和30年8月)「三島由紀夫全集第21巻 (新潮社)」
喜びの琴 (昭和39年2月)「三島由紀夫全集第23巻 (新潮社)」
私の遍歴時代 抄 (昭和38年1〜5月)「三島由紀夫全集第30巻 (新潮社)」
終末感からの出発 −昭和二十年の自画像 (昭和30年8月)「三島由紀夫全集第27巻 (新潮社)」
わが魅せられたるもの (昭和31年4月)「三島由紀夫全集第27巻 (新潮社)」
不道徳教育講座より (昭和33年7月〜昭和34年11月)「不道徳教育講座 (角川文庫)」
人に迷惑をかけて死ぬべし
文弱柔和を旨とすべし
告白するなかれ
独楽 (昭和45年9月)「三島由紀夫全集第34巻 (新潮社)」
 
わが友ミシマ −解説:森 毅 (1928- )


≪著者: ≫ 三島由紀夫(1925-1970) 本名 平岡公威。東京・四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。


み〜つけた♪
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本「財投改革の経済学」盒桐琉5



財投改革の経済学

●著者: 盒桐琉
●出版: 東洋経済新報社 (2007/10,単行本 257ページ)
●価格: 3,990円



山崎養世(山養世)の「道路問題を解く −ガソリン税、道路財源、高速道路の答え (ダイヤモンド社,2008.3)」を直接のキッカケとして入手♪、といっても図書館からの無償貸借である。本書に金3,990円の価値を認める(決して高価すぎることはない)も、ぼくにはちと荷が重い!?
ところで、読了した著作について、“Amazon”と“BK1”のチェックを常とするのは、公開されている感想や意見が大変参考になるからであり、時には、そこで一段と著作に対する理解が深まることだってある、貴重な情報源。本書も、その不思議(?!)な『縁』に導かれた♪、と。

いきなり、表紙裏に記される、
【推薦の言葉】……竹中平蔵
本書は、小泉・阿部内閣における公的金融改革の理論的支柱となった一連の分析を集大成したものであり、最先端の政策分析書である。著者盒桐琉貉瓩歪糠政府中枢にあって、郵政民営化・政府系金融機関改革などの構造改革を、最前線で推進した人物だ。その盒胸瓩、高度の経済学的手法を駆使して、複雑な公的金融問題の分析に挑んだ。政策議論はいま、ますます混迷しつつある。だからこそ今後の政策分析と施策議論のために、本書は必読の書となろう。


読み易いとは決して言えないけれども、とりあえず読んどいた方がいい本であることには間違いない。数字を多用する(豊富な海外文献も紐解かれる)都合上と思われるが、横書きで、最初は戸惑ったけど、それから何より癖の強い表記、読み進めるうちには、そんなことはどうでもいいと思えるほどのインパクト。正直、読み始めてしばらくは、「役人が、机の上だけで数字や理屈を並べて、絵空事を描いているんじゃないの?!」などと斜に構えていた。だって、詳細はハッキリ言ってぼくにはよく分からない。理解しようにも、裏付けを確認しようにも、興味すら抱けない、数字、数字、数字と、難解な用語の羅列。おまけに、明治時代以降の国内のデータやら、先進諸国のデータを豊富に並べられて、分析した上で解説なんかされちゃったら、「う〜ん、、、お任せしますので、あとはしっかりよろしくお願いします」と言いたくもなる?!
一方、そんな無責任な風潮(ぼくだけ?!)と、公開されない、分析されない国内の基礎データの在り方にも、問題提起する。
現状では,データの入手の容易性が関係しているかもしれないが,こうした研究者層は極めて薄いのが実情だ.道路民営化の際にわかったことであるが,国土交通省が行った交通重要見通しに誤りが判明したときに,道路民営化委が第三者に再検証を依頼したが,それに応じたシンクタンクはなかったようだ. (P.172)



≪目次: ≫
第1章 本書の課題
第2章 資金の流れの変化

1.「失われた10年」の資金の流れの変化
2.諸改革後の資金の流れの変化
3.おわりに
参考1 資金の流れの変化について(データの出所)
参考2 政府B/Sの日米比
第3章 郵貯の経済分析
1.郵貯・資金運用部の歴史
2.郵貯シフトはなぜ起きたか
第4章 財投・郵貯・政策金融改革の経緯・現状
1.財投改革
2.郵政民営化
3.特殊法人改革・政策金融改革
第5章 財投改革
1.米国の参考例
2.諸外国の財投類似制度
3.将来の財政投融資の姿
第6章 郵政民営化
1.なぜ民営化なのか
2.将来の郵貯の姿
3.将来の簡保・郵便の姿
4.長期シュミレーション(1)
5.長期シュミレーション(2)
6.4分社化のメリット
第7章 特殊法人改革
1.特殊法人化改革の背景
2.失われた90年代の原因:効果のない公的投資
3.公的活動の基準:民間でできるものは官がやってはいけない
4.公会計及び経済分析の現状
5.将来キャッシュ・フロー分析の応用の具体例
第8章 政策金融改革
1.海外の政策金融
2.将来の政策金融の姿
3.政策金融改革の現状
第9章 他の政策への影響
1.政府資産負債管理政策
2.国債管理政策
3.財政再建
補論 郵政法案について


≪著者: ≫ 盒桐琉
1955年東京都生まれ.東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業.博士(政策研究).1980年大蔵省入省.大蔵省理財局資金企画室長,プリンストン大学客員研究員,内閣府参事官(経済財務諮問会議特命室)等を経て,2006年より内閣参事官.早稲田大学政経学部講師(非常勤)兼務.



White、白、しろ、、、
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宅建答練 第3回目 解説レジュメ03【宅建業法03】 『伊藤塾編 うかる! 宅建 精選問題集 2008年度版』5

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伊藤塾編 うかる! 宅建 精選問題集 2008年度版

編者: 伊藤塾
単行本: 684ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2007/12)
価格: 2,730円
≫Amazonで購入



宅建答練 第3回目 解説レジュメ03【宅建業法03】
 *2008.05.02 (Fri)
●宅建業法
Part3 業務上の規制
Chapter2 契約締結前の規制

45)〜53) 重要事項の説明
Chapter3 契約締結時の規制
54)〜55) 35条規制と37条規制/56)〜59) 37条書面/60) 宅建業者相互間の取引に適用される規定/61)〜65) 8種類制限(クーリング・オフ)

 *全21問 (P.524〜P.565)


2.契約締結前の規制 《 Step1 宅建業法 , 業法上の規則 》
重要事項の説明  45)〜53)

免許権者(都道府県知事・国土交通大臣)から免許を受けて宅建業の事業を行う宅建業者は、宅地・建物の取引(売買・交換・貸借,不特定多数の第三者に反復・継続)においては、宅建業法35条に規定する重要事項の説明をしなければならない。
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本「犯罪捜査の心理学 −プロファイリングで犯人に迫る (DOJIN選書017)」越智啓太5

ブログネタ
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犯罪捜査の心理学 −プロファイリングで犯人に迫る (DOJIN選書017)
Amazonで購入
書評/心理・カウンセリング




化学同人から、“本が好き!PJ”経由の献本を横目で見ながら、自腹で参画!、DOJIN選書シリーズは必読♪

なるほど、心理学 (Psychology)、「犯罪心理学 “プロファイリング (Profiling)”」を科学する。
基本的に、『人間は誰しも過ちを犯す可能性を有している』と信じて疑わないぼくは、本書を読み進めるうちに、どんどん追い詰められていく犯人(?!)のような心情に、、、ってことはないけれども、分析される行動や属性に、まったくの他人事と傍観することができない?!

ところで、「犯人の危険性推定研究」なるカテゴリーにおける「再犯予測」に関する研究の問題点に触れる。
この研究の問題点として指摘されることが多いのは、それが、ある人物は危険だ、というレッテルを貼ることにつながり、まだやっていない犯罪のために、その人物が不利な立場に立たされたり、社会的に差別されたりする可能性があるというものです。歴史的に「危険だから」などの理由だけで投獄することが、たいへんな人権侵害をもたらしてきたことはみなさんもご存じだと思います。(中略)研究結果を個人にあてはめて「危険」のレッテルを貼るという方向に研究成果が使われてしまう危険性に十分留意する必要がありますが、今後も研究を進展させていく必要性は大きいと思われます。 (P.146-P.147)




≪目次: ≫
第1章 FBIによるプロファイリングプロジェクト
一 被害者―加害者間関係のない事件

殺人事件の多くは「金か愛」のトラブルから/「金か愛」でない事件/連続殺人事件とはなにか/連続殺人の特徴
二 FBIのプロファイリング研究
FBIのプロファイリング研究プロジェクト/FBIプロジェクトの方法論/連続殺人の二つのタイプ/「サクラメントの吸血鬼」/「サクラメントの吸血鬼」のプロファイリング/犯人の行動の一貫性/連続殺人以外の犯罪へのプロファイリング手法の応用 
*アメリカ警察機関におけるプロファイリングの展開*
コラム 『羊たちの沈黙』と安楽椅子探偵レクター博士
第2章 プロファイリングの新たな展開――リヴァプール方式
一 犯罪行動の客観的な分析

犯罪行動のあいだの関連をとらえる/標準的な行動と特異な行動
二 連続殺人犯人の行動パターンをとらえる
連続殺人の空間マッピング/行動パターンの分析/FBIのプロファイリングの分類は正しいのか
三 連続殺人犯人の特徴をとらえる
ストレンジャー殺人における犯行パターンと犯人の属性/連続殺人犯人の犯行パターンと属性
四 連続レイプ事件の分析
連続レイプ犯人の行動パターン分析 ―犯行マッピング/屋内レイプ犯の行動分析/リンク分析/連続レイプ犯人のリンク分析
*リヴァプール方式のプロファイリングの展開*
コラム アメリカの警察システムと犯罪捜査
第3章 犯人の居住地を推定する
一 犯人の居住地の推定

サークル仮説 ―拠点モデルと通勤モデル/連続放火の地理的プロファイリング
二 地理的ターゲッティング
サークル仮説では範囲が広すぎる/円中心仮説と重心仮説/どちらの仮説が有効か ―連続放火事件の犯人の居住地推定
三 通勤型か拠点型かを推定する
放火犯人の行動特性からの推定/犯人の行動や属性からの推定 ―オーストラリアの研究
四 コールサック〔暗黒星雲〕効果とバッファーゾーン
最適距離/バッファーゾーンの個人差
五 犯行地点の決定
犯行地点とはどこだ/最初の現場は犯人の居住地に近いのか/連続殺人における遭遇地点と死体遺棄地点の比較
六 連続犯罪の犯行地決定
連続犯罪の犯行地決定の過程/連続犯罪の角度と距離の関係
*地理的プロファイリングの展開*
コラム 『交渉人』と行動からの嘘の見破り
第4章 犯人の危険性を推定する
一 ストーカーの四類型

ストーキングという犯罪/ストーカーの危険性の予測/ストーカーの分類/それぞれのタイプの危険度
二 ストーカーの危険性を推定する――ロジスティック回帰分析

ストーキングをする人/ストーカーの危険性を推定する・ロジスティック回帰分析による推定
三 ストーカーの危険性の推定――メタ分析
多くの研究を統合するメタ分析/効果サイズ
四 人質立てこもり事件の危険性
人質立てこもり事件/人質死傷リスクの推定
*犯人の危険性推定研究の展開*
コラム 『新幹線大爆破』と公共交通機関に対する脅迫状の危険性推定
第5章 犯人の動機を推定する
一 大量殺人事件に見られる共通点

大量殺人事件とはなにか/大量殺人事件の共通点/動機はなにか/警官を利用した自殺/大量殺人のカテゴリー
二 大量殺人事件への対策
日本の大量殺傷事件/学校における危機管理/大量殺傷事件対策の妥当性/学校を要塞化すべきか
*犯人の動機推定研究の展開*
コラム 『シックス・センス』と代理によるミュンヒハウゼン症候群


≪著者: ≫ 越智啓太
1965年横浜市生まれ。92年学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士前期課程修了。警視庁科学捜査研究所、東京家政大学文学部を経て、現在法政大学文学部心理学科教授。臨床心理士。専門は犯罪捜査への心理学の応用。趣味は航空関係全般、ヘリコプター操縦免許取得に向けて邁進したいが雑務に追われてペンディング中。映画マニアでもある。



ありさん、かくれんぼ♪
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本「恐竜は虹色だったか? −たけしの「最新科学教室」」ビートたけし5

本「恐竜は虹色だったか?」ビートたけし

恐竜は虹色だったか?―たけしの「最新科学教室」

●著者: ビートたけし/橋本周司/田中修/上田恵介/村松照男/海部宣男/中込弥男/船山信次/冨田幸光/吉村仁/有田正光
●出版社: 新潮社 (2008/03,単行本 222ページ)
●価格: 1,365円




新潮社の月刊誌『新潮45』に掲載された、10人の達人・科学研究者と、ビートたけしとの対談の書籍化。まさに、ビートたけしの「最新科学教室」♪
確かに新刊情報としてチェックしていた(記憶はある)けれど、元来“恐竜”に興味が抱けなかった(非現実的なものとしての無関心?!)のと、著者“ビートたけし”に芸能人の軽薄さを抱いてしまって、手にしようとすら考えなかった。
いつもの図書館の、ふと見た新刊書棚に、最新の“DOJIN選書”シリーズ「雷に魅せられて (河善一郎,2008.5)」(予約しようと思っていた!!)と、さらには、ぼくの興味を“地質時代 (geological age)”に向かわせた「フタバスズキリュウ発掘物語 (長谷川善和,288.3)」と並んで在っては、サイエンス魂(?!)がムクムクと反応を示す。「読んじゃおう♪」
そして、「“新潮社”の書籍にはハズレがない」という、ぼくのこれまでの読書経験は、またしても裏切られることがなかった。

[田中] 僕に言わせれば、植物は動き回る必要なんかなかったんです。ジッとして生きていける。なぜそうなったのかは、動物が動き回る理由を考えてもらったら分かります。動き回る理由の第一は、食べ物を探し回ることです。植物は自分の栄養は自分でつくりますから、動きまわる必要はありません。それがどれだけ凄いかは、自分のつくる栄養だけで、どれほどの実がなるかでも分かります。例えば、お米は春に田植えをしたら、秋に一粒が何粒になると思いますか。
[たけし] 百粒、いや、もっとかな。
[田中] 一粒を植えると株ができますよね。一株になったら、だいたい穂は二十本出るんです。一本の穂にお米は約八十粒できるんです。だから、六カ月間に千六百粒になります。普通にそう言っても、誰もなかなかビックリしないけど、一万円が春から秋の六カ月間に千六百万円になるって言ったら、「うわあ」って、やっとこの恐ろしさを分かってくれます。
[たけし] 確かにすごい利回りだ(笑)。 (P.30-P.31)

[海部] 僕は、宇宙人というか、文明を持つような惑星はあるだろうけれど、それを見つけるのは非常に難しいんじゃないかと思っています。その理由は二つありまして、まず地球の歴史を見ると、地球は四十六億年前に生れて、四十億年前に海ができた。それからすぐにバクテリアが生まれましたが、多細胞生物になるのがやっと二十〜三十億年くらい前。人間みたいになったのが、たけしさんも言われたけど、四百万年とか三百万年前。つまり、四十億年の生物の歴史の中で、知的生命と言われるようなものが生まれるのに、ほとんど四十億年かかっています。こんなに長いと、生物が生まれても、星の環境が途中で変わってしまうこともあるわけです。地球だって、隕石がぶつかったり、凍ってしまったり、いろんな危機があったけど、それを乗り越えて、ようやく人類が誕生したわけです。四十億年の間、生物が生き延びて進化を続けられるというのは、宇宙の中でも貴重かもしれません。(中略)
[海部] 地球の上に生き物が住めるのは、どう考えてもあと十億年ぐらいと言われていますね。五十億年も経てば、太陽が巨大になって、地球は飲み込まれて、消滅するかもしれません。しかし、そうならなくても太陽の巨大化につれて、だんだん温かくなって、海が干からびてしまうでしょうね。人類が十億年後まで存在していられるかは、はなはだ疑問ですけれど。
[たけし] その頃には、人間は他の惑星に植民地を作って住んでいるという可能性もあるんじゃないですか。
[海部] この宇宙でそんなことが可能なら、今ごろ、どこかの宇宙人がとっくに地球を植民地にしていてもおかしくない(笑)。だから、そういうことは実は難しいのかもしれないですね。 (P.110-P.111)


≪目次: ≫
みんな空き地で「科学」してた ― はじめに
「人間」を創りたい ロボットの達人・橋本周司(早稲田大学ヒューマノイド研究所所長)
科学は一枚の葉っぱに及ばない 植物の達人・田中修(甲南大学理工学部教授)
モテない男は鳥に学べ 鳥の達人・上田恵介(立教大学理学部教授)
天気は歴史をも左右している 気象の達人・村松照男(前気象衛星センター所長)
宇宙の先端は「ここ」です 天文の達人・海部宣男(天文学者・放送大学教授)
浮気を抑える遺伝子もあります 遺伝子の達人・中込弥男(元日本人類遺伝学会理事長)
毒にも薬にもなる話 毒の達人・船山信次(日本薬科大学教授)
七色の恐竜がいたかもしれない 恐竜の達人・冨田幸光(国立科学博物館生命進化史研究グループ・研究主幹)
素数ゼミを知っていますか セミの達人・吉村仁(静岡大学創造科学技術大学院教授)
ウンコだと思ってナメるなよ 地域環境の達人・有田正光(東京電機大学理工学部建築・都市環境学系教授)


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本「サフラン・キッチン The Saffron Kitchen (新潮クレスト・ブックス)」ヤスミン・クラウザー、小竹由美子 訳5


サフラン・キッチン The Saffron Kitchen (新潮クレスト・ブックス)
Amazonで購入
書評/海外純文学



新潮社より、“本が好き!PJ”経由の献本を受けた、シルフレイさんから、“本が好き!PJ”経由の回し読み、御礼!

久しぶりの泣ける小説は、読んでた場所が騒々しいファミレスじゃなく自室だったら号泣していた!?、ちょっと周りを気にしながらも、軽く鼻を啜り、目を細め、口を歪める程度にして耐えた。「感動(感涙)=秀逸」と簡単に言い切ることはできないけれども、正直なところ、終盤にいたるまで、まったく物語を理解できなくて、ちっとも愉しくない、どちらかといえば苦痛だった(中途に2、3冊挿み読む)のが、まるでウソのように最後の最後に突き抜ける、これぞ“読書の醍醐味”!?、イラン系英国人女性作家“ヤスミン・クラウザー (Yasmin Crowther)”による、なるほど(自らの言葉では言いえない…)『深い余韻を残す』長篇♪
「ここへ来ないままで人生を送ることはできなかったんじゃないかな」 (P.303-P.304)
「いちばん大事なのは、あなたたち二人とも今こうしてここにいてくれることなの」マリアムは低い声で言った。「あの忌まわしい日がなかったら、わたしたちの誰もここにいないかもしれない」 (P.316)
そんなのフィクション(虚構の物語)だから当たり前のことだ、と言ってしまえばそれまでだけど、それを無くして物語として成立しえないことにも理解を示しつつ、どうしたっても感情移入せずにはいられない。
マリアムの祖国イランにあって、英国にひとり残された英国人の夫エドワード、母マリアムに対して烈しい憤りをもはや隠そうとしない娘サラ。そして、アリ。40年もの歳月を経て、40年間という長い歳月を経たからこそ、封印を解くことができた心の傷、決して誰にも言えるものでもない。茫然自失、怒りと怯え、心も体も魂までもを壊されて、生きてはいながらも死んだような状態のままに生きた40年間、、、
イラン・イスラーム共和国、1979年イラン・イスラム革命の動乱。



≪著者: ≫ ヤスミン・クラウザー (Yasmin Crowther)
イラン人の母とイギリス人の父のもと英国に生まれる。オックスフォード大学、ケント大学に学び、シンクタンク、サステイナビリティー社に勤務。企業コンサルタントのかたわら、35歳で『サフラン・キッチン』を執筆。2005年、ロンドン・ブックフェアにおいて、各国の出版社の注目を集め、ドイツ、イタリア、オランダなどでの出版が早々に決まり話題となる。


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本「雷に魅せられて −カミナリ博士、その謎を追う (DOJIN選書 016)」河善一郎5


雷に魅せられて −カミナリ博士、その謎を追う (DOJIN選書 016)
Amazonで購入
書評/サイエンス



DOJIN選書シリーズに魅せられて!?」、化学同人より“本が好き!PJ”経由の献本を受けるまでもなく自腹で参画♪、DOJIN選書シリーズにあっては、ぼくのなかに「読まない」という選択肢がない!
既読15作品に、一度たりとも期待を裏切られていない。

 ベンジャミン・フランクリン (Benjamin Franklin,1706-1790,アメリカ)が、「放電は、雲の中の電気的現象である」と、あの有名な凧上げの実験で証明したのが、1750年代のことである。 (P.1)
にはじまる本書は、まさに「に魅せられて」、雷放電物理(大気電気学)を生涯の研究対象とし、さらには国内に止まることなく、10の指に余る国に雷を追い求め、野外観測に勤しむ著者“河善一郎”大阪大学教授たる「カミナリ博士」が、雷の現象の基本的な事項を解き、これまでに手がけた野外観測から得た科学的な知見を書き綴る。

「自然は神がつくったもの。観測されるデータは神様の贈りもの。だから観測データは、みんなのもの」 (P.158)
とは、広く世界をフィールドに研究に勤しむ著者が、アメリカチームの組織力、チームプレイ力に対する解釈。


≪目次: ≫ 
プロローグ 宇宙から雷観測やりまっせ
第1章 河崎先生、教えてください!
眼鏡に落雷?/落雷で手足のシビレ?/ブレスレットに落雷?/抱き合った人に落雷?/抱き合った人に落雷? 後日談/携帯電話に落雷?/遠雷が聞こえる?
第2章 雷様とは何者?
一 雷様はどこに落ちるのか

金属に落雷するわけではない/雷様の生い立ち/絶縁体にも落雷する/ゴムでも電気を通してしまう
 コラム 雷様のエネルギーを利用できるか
二 なぜ雷様は落ちてくるのか
雷様が落ちる/雷放電の開始/雷鳴が出る理由/放電はどう進むか/落雷点の候補
 コラム 丸型の雷様
三 冬季雷は下から上へ 
北陸の冬季雷/下から上へ向かうからくり/電気的な「場」の強さの影響
 コラム 飛行機への落雷
第3章 雷様からいかに身を守るか
一 雷様を避ける

理想の避難場所/雷注意報の活用/AMラジオの雑音
二 雷様対策
雷鳴が聞こえてきたら/稲妻が見えたら駆け出せ!/雷を予知する/避雷対策は難しい
 コラム 雷様から身を守るには
第4章 世界の雷を求めて
一 冬季雷の野外観測

煙突への落雷/野外観測への興味/ラッキョウの花のころ/スローアンテナ、ファーストアンテナ/冬季雷初体験/河北潟でのロケット誘雷実験
二 野外観測に魅了される ―ノルウェー・セリエ
はじめての海外観測 ―ノルウェーでの四〇日が始まる/大収穫となった観測
第5章 ロケット誘雷実験計画 ―中国での雷観測
一 人民解放軍駐屯

中国での雷観測計画/宿舎は人民解放軍駐屯地/人民解放軍招待所
二 ロケット誘雷実験
なぜうまく誘雷できない/人民解放軍での日々 ―冷えたビール/人民解放軍の底力
三 四人の優秀な若者たち
反省の山/中国科学院高原大気物理所
第6章 捲土重来を期す ―アメリカでの野外観測
一 一度アメリカ大陸で観測しろ!

アメリカ行きの?末/スローアンテナ/画期的手法
二 雷放電のメッカ
アナログからディジタルへ/大平原で雷追跡/多地点観測/ディジタル記録の難しさ/研究仲間/実感したスケールの違い
三 アメリカでの観測の結果
観測装置の洗練/臥薪嘗胆、捲土重来
 コラム 土製の神様
第7章 ヘクターに魅せられて ―オーストラリアでの雷観測
一 ダーウィン詣での始まり

なぜオーストラリアなのか/ダーウィン出発に向けて/ダーウィンの街
二 巨大積乱雲ヘクター
メルビル島での観測開始/観測装置の大返し
三 わがライフワーク
赤い妖精(レッド・スプライト)  
 コラム レッド・スプライトを撮影できるか?
レインガッシュと火災/野外観測の成果
エピローグ 夢を形に ―まいど衛星


≪著者: ≫ 河善一郎
1949年大阪府生まれ。78年大阪大学大学院工学研究科通信工学専攻博士課程修了。名古屋大学空電研究所、スウェーデン国ウプサラ大学気象研究所、大阪大学工学部などを経て、現在大阪大学大学院工学研究科教授。工学博士。専門は雷放電物理、大気電気学。『雷博士Zen教授の風塵雷人Blog』運営。


戯れ、、、
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本「米で起業する! ベンチャー流・価値創造農業へ」長田竜太5


米で起業する! ベンチャー流・価値創造農業へ
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書評/ビジネス



かつて、築地書館から、“本が好き!PJ”経由の献本があって、その記憶(記録)を辿ると、抽選への応募もしていないところから考えるに、当初から自腹で参画するつもりだった?!、遅ればせながら読了♪
本書の序文を寄せる“杉山経昌”の「農で起業する! (2005.2)」、「農!黄金のスモールビジネス (2006.9)」に続く、超人気シリーズ第3弾!

さらには一歩進んで、築地書館にあって、“吉田太郎”の研究レポート書籍が秀逸。日本のみならず世界に目を向け、特にキューバに注目する研究者で、直近の翻訳著書「百姓仕事で世界は変わる −持続可能な農業とコモンズ再生 (ジュールス・プレティ著,2006.2)」では、“農業 AGRI-CALTURE”を、“agri 農地”と“calture 文化”との二つを結びつけて紐解く、キーワードは『持続可能』!?


2300年間も作りつづけてきたコメがいきなり今になってダメになるわけがない! (P.174)
という現場の農業者の声、、、
ところで、その『2300年間継続してきた農業』とは?!
先の杉山経昌”は序文に説く、
江戸時代以来の農業スタイルでは、お百姓さんの努力は100%物作りに集中していた。できた農作物はすべて「お上」に差し出し、マーケティングと経営は「お上」に従うのが当たり前だったのである。(中略)
しかし、時代と環境、市場さらに消費者の意識も変わり、要求は多様化し、世界は目まぐるしいスピードで変化している。 (P.4)


農業は命と一時的に関わる産業になるのです。
(中略)食べるものが1ケ月なかったら、あったとしても安全な食品でなかったら、ほとんどの人の命が危うくなるのです。
モノという軸から「命の軸」に変わるとき、つまり産業構造のパラダイムが変わるとき、農業は最先端産業になるのです。 (P.144-P.145)



≪目次: ≫
序文 コメは儲からない!? −「最適化農業」を目指して/杉山経昌
はじめに 農業とコメは、可能性がビッグな産業!
1章 変歴専業農家誕生!
1 「専業農家」への道

おいら農家の末っ子次男坊
イグサの怨念/続・イグサの怨念/進路の選択枠がない!/農業者のための国立大学へ進学/酒盛りばかりの大学生活/この腹痛はなんなんだ!/切腹開眼物語/シャバのことはシャバですむ!/もう一つの限界体験/即就農して「俺ってホントに社会人?」
2 専業農家の修行時代
農家の給料3万円!?/農業ってなんなんだ!?/こづかいの前借りでNEC9801を購入/真っ赤な日商簿記3級テキスト登場/日商簿記3級試験にチャレンジ/女子高生が経営者?
3 ふつうの農家からはみ出せ!
私はこれでイグサをやめました/経営の方程式を叩き込め!/ハイ!日本橋三越でございます。/出る杭は思いっきり打たれる/「お客様をつかむぞ」大作戦が大失敗に終わる/商品の4つの側面/セブンイレブンの考え抜かれた「サービス」/贈答用のためのサービスを提供する/褒めないコンサルが本物/売り上げ100倍の法則
4 産業廃棄物を宝に変える
糠の山は、宝の山?/コメ糠の「ギャバ成分」にすっかり魅了される/農家のあんちゃんが国と特許実施契約!/コメ糠ギャバの商品化へ/崖っぷちで救われる/予期せぬ出来事/売って売って赤字!?/クレームで大問題が
5 ベンチャー企業の方法論
ベンチャーの強みを活かす4次元プランニング経営法/カネには困らなくなったけれど

2章 幸福は、行動の積み重ねだけが保障する
「作業」と「仕事」の違いを考えたことありますか?
1 仕事を楽しく、効率的に!
中学生の職場体験/2つの呼び名/2つのコスト/どうでもいいところにお金をかけない/意識の国際競争力
2 自分で選び、自分で稼ぐ楽しい農業
選択できるという自由を十分に活かそう!/地獄への道は善意で敷き詰められている/敵は本能寺にあり/農業護送船団は浮沈船?/呪縛からの解放/頑張れないと頑張らない/足を引っ張るより手を引っ張る平等感を
3 パラダイム・シフトを見据えて
諸悪の根源はダメだという考え/無茶苦茶は承知で書いてますが……/産業の特性はあなたの発想と行動で決まる

3章 第一次産業が最先端産業になる
モノから命へ
1 農業の無限の可能性
「コメ作り」から「コメ創り」へ/プリウスが逆立ちしてもできないこと/エコマーケティングという発想/潜在能力を開花させる田んぼ/田んぼから全国衛星生中継!/アースにアース
2 「幸せ」を提案する産業
「農業者」はたくましいメーカーであれ!/マックvsコメ/コンビニのおにぎりからわかること/携帯電話より大きな幸せを/トレサビリティーとはコミュニケーションである/「考えてから行動する」を逆さまに/思考を止める合言葉は捨ててしまえ/「挑戦」か「保護」か? あなたはどっち?/幸せであるために


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宅建答練 第2回目 解説レジュメ02【宅建業法02】 『伊藤塾編 うかる! 宅建 精選問題集 2008年度版』5



伊藤塾編 うかる! 宅建 精選問題集 2008年度版

編者: 伊藤塾
単行本: 684ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2007/12)
価格: 2,730円
≫Amazonで購入



宅建答練 第2回目 解説レジュメ02【宅建業法02】
 *2008.04.25 (Fri)
●宅建業法
Part2 開業規制
Chapter3 営業保証金制度

25)〜29) 営業保証金
Chapter4 宅地建物取引業保証協会
30)〜31) 保証協会/32)〜34) 弁済業務保証金/35) 営業保証金と弁済業務保証金
Part3 業務上の規制
Chapter1 契約締結の準備段階における規制

36)〜39) 広告に関する規制/40)〜44) 媒介契約

 *全20問 (P.484〜P.523)


3.営業保証金制度 《 Step1 宅建業法 , 開業規則 》
営業保証金(供託金)  25)〜29)

宅建業の事業を開始するには、営業保証金(供託金)を供託しなければならない。
主たる事務所(本店) 1,000万円、従たる事務所(支店) 各々500万円/1事務所
但し、従たる事務所(支店)に、案内所(販売センター、モデルルーム)は含まれない。
営業保証金は、金銭以外に有価証券(国債証券、地方債証券等)で供託することができる。
ただし、有価証券で供託する場合、評価額(供託相当額)はその額面の90%とする。
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本「深海生物ファイル −あなたの知らない暗黒世界の住人たち」北村雄一5



深海生物ファイル −あなたの知らない暗黒世界の住人たち

●著者: 北村雄一、〔協力 独立行政法人海洋研究開発機構
●出版社: ネコパブリッシング (2005/11,単行本 239ページ)
●価格: 1,700円



ひょんなことから手にした「深海生物の謎 −彼らはいかにして闇の世界で生きることを決めたのか (サイエンス・アイ新書,2007.8)」に触発されて、もうひと突っ込み♪、深海生物の図鑑調(?!)の書籍は、豊富な写真と精緻なイラストが収録され、図解でわかりやすく解説。
小笠原諸島にある鳥島海山、水深およそ4000メートル。その付近には白いブロックのようなものが点々と連なっている。これは1982年に見つかった、死後約100年が経ったクジラの骨だ。生物が死んで海底に沈むと死骸の肉を食べる生物やバクテリアたちが肉を分解し、骨にしていく。しかし生物が大量の有機物を食べると呼吸のために大量の酸素が使われ、泥の中や骨の内部では酸素が欠乏してしまう。そうなると酸素がなくとも呼吸できるバクテリアの出番だ。彼らは硫酸イオンなどで呼吸して、硫化水素を吐き出す。すると今度は硫化水素を利用する硫黄酸化細菌も暮らせることになる。そうして骨や周囲の海底には化学合成生物群に似たものができあがる。
死後100年を経た骨でも、未だに油は抜けきっていない。 (P.224)
死後およそ100年、、、

地球表面のおよそ71パーセントは海に覆われている。深さは平均して3800メートル、海の最も深い場所であるマリアナ海溝チャレンジャー海淵でおよそ1万920メートルに達する。
さて、この本で扱う深海という領域は200メートルよりも深い場所にある海水と海底のことを指している。そうすると、海底の面積の約92パーセントが、そして海水の約95パーセントまでが深海となるわけで、要するに海のほとんどは深海であり、ひいては地球表面の半分以上が深海だということになる。 (P.9)


著者“北村雄一”は、日本大学農獣医学部(現:生物資源学部)卒業、サイエンスライター&イラストレーター。主に手がける分野は、系統学、進化、深海、恐竜、極限環境および科学。HP“ヒリヒリ”を運営。


≪目次: ≫
深海を読み解くキーワード Key words for read and solve the ocean
光/水圧/水塊(水温と塩分濃度)/地形
深海生物ギャラリー
脊椎動物 魚の仲間/無脊椎動物 クラゲの仲間/無脊椎動物 イカ・タコの仲間/無脊椎動物 ナマコの仲間/節足動物 エビの仲間/その他の節足動物/その他の無脊椎動物/化学合成生物群
第1章 200〜700mに棲む生物
オタマボヤ/サルパ、ヒカリボヤ/ハダカイワシの仲間/シギウナギ/オニハダカの仲間/ホウライエソ/ホタルイカ/ユウレイイイカ、ホウズキイカの仲間/クラゲイカ、クラゲダコ/メンダコ/ミズウオ、バラムツ/リュウグウツノカイ、スティレフォルス/メガマウス/ダルマザメ/ウミユリ/シーラカンス/オウムガイ/ノロゲンゲ、ザラビクニン、ズワイガニ
深海マメ知識 ^娚阿某べてる深海魚
深海マメ知識◆”庫楮僚犬困難な生物
第2章 700〜1000mに棲む生物

ソルミスス、ディープスタリアクラゲ、カリコプシス、ネマトフォラ/シロデメエソ、ボウエンギョ/オオクチホシエソ/ペリカンアンコウ、フタツザオチョウチンアンコウ、オニボウズギス/ダイオウイカ、ニュウドウイカ/コウモリダコ/ナガヅエエソ、ソコエス/オオグチボヤ/ラブカ
深海マメ知識 凶悪ヅラ、ここに集結!
深海マメ知識ぁ/竺さをペットに
第3章 1000〜3000mに棲む生物

チョウチンアンコウ、シダアンコウ/イレズミクジラウオ、ジョルダンヒレナガチョウチンアンコウ/フウセンウナギ/オオグソクムシ/ベニオオウミグモ/ヌタウナギ/ソコダラの仲間/ギンザメ、コロオビトカゲギス/イラコアナゴ、コンゴウアナゴ、ソコボウズ/ジュウモンジダコ
深海マメ知識ァ.▲鵐灰ζ蕕離▲鵐灰Δ辰董
深海マメ知識Α/竺い離侫ザツな恋愛事情
第4章 3000〜6000mに棲む生物

センジュナマコ、ユメナマコ/エボシナマコ、深海ギボシムシ、深海ユムシ/チョウチンハダカ、シンカイエソ/未命名の大形イカ、キロサウマ・ムウウライ、キロサウマ・マグナ/巨大ヨコエビ
深海マメ知識А‖膂砧呂紡僂┐蕕譴訐己の不思議
深海マメ知識─〕Э幼敢坐イ般疑幼敢坐イ琉磴
第5章 6000m〜に棲む生物

クマナマコ/ストルティングラ、シンカイクサウオ/カイコウオオソコエビ、ナマコの仲間
深海マメ知識 シャットアウトされた南極海
第6章 化学合成生物群集

ガラパゴスハオリムシ、サツマハオリムシ/ツノナシオハラエビ、ユノハナガニ/ゴエモンコシオリエビ、スケーリーフット/シロウリガイ/鯨骨生物群性/地下バクテリア/生命の核(コア)

表紙の深海生物≫ オニキンメ(Anoplogaster cortuna)


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本「ロリータ LOLITA (新潮文庫)」ウラジーミル・ナボコフ、若島正 訳5


ロリータ LOLITA (新潮文庫)
著者: ウラジーミル・ナボコフ、若島正 訳
文庫: 623ページ
出版社: 新潮社 (2006/10、単行本 2005/11)




先行して、訳者“若島正 (1952- )”による攻略本(?!)「ロリータ、ロリータ、ロリータ Lolita,Lolita,Lolita (作品社,2007.11)」を読了していたにもかかわらず、『ようわからん』、、、何とも難解な長篇小説で、なかなか読み進められない(きっと、小説のせいだけではないのであろうけれども、気乗りできない!?)ままに、読了までに延べ3日を要した。それでも、断片的に記憶が呼び起こされ、その文学的魅力の一部分が愉しめた(?!)という点において、攻略本(解説本)の存在の意義は小さくない、仮にそれを経ることなく挑んでいたら、中途で挫折していたことであろう!?

キッカケは、特集『海外の長篇小説ベスト100』(新潮社「考える人 2008年春号」)におけるランキング“第13位”、『ロリータ LOLITA (1955)』、
この投票で上位に入っているもののなかでは、おそらく最も敷居の低い作品だろう。少女愛を扱ったキワモノだという興味本位で手にとる読者にも、一応の満足は与えてくれるからである。しかし、問題はその先だ。ナボコフはつねに、読者に再読を要求する。読み返してみると、初読のときには何も読めていなかったことに気づいて、読者は愕然とする。さらに再読を繰り返すうちに、いつのまにかナボコフの術中にはまり、愛読者になってしまうのだ。その意味で、『ロリータ』はナボコフの入門篇であり、卒業篇でもある(ただし、いつになったら卒業できるのかはわからない)。ベストセラーであると同時に、二〇世紀文学の最高峰の一つという、稀有の作品。
 若島正 (P.56、新潮社「考える人 2008年春号」)
とは、アンケートの回答であり、小説の紹介。
このナボコフを慕う若島正の術中にまんまとはまった!?


ロシアで生まれ、ヨーロッパとアメリカで活躍した、「二〇世紀にそびえる小説家のひとり“ウラジーミル・ナボコフ (Владимир Владимирович Набоков,1899-1977)”の代表作の新訳版」。

たしかに私はロリータに永遠の恋をした。しかし、彼女が永遠にロリータでいるわけはないこともわかっていた。彼女は一月一日に一三歳になる。二年もたてば、ニンフェットではなくなり、「若い娘」になって、それから「女子大生」になるのだ――想像するだけで恐ろしい。「永遠」という言葉が指すものは、我が情熱、我が血の中に映し出される永遠のロリータしかない。骨盤がまだ拡がっていないロリータ、今日触覚でも、嗅覚でも、聴覚でも、視覚でもとらえることのできるロリータ、甲高い声に濃い茶色の髪をしたロリータ――前は切り下げ、横にはウエーヴをつけ、後ろはカールした髪、そして熱くねっとりとした首筋、それに下品な言葉遣い(「ムカつく」「サイコー」「ダサい」「ウザい」)――あのロリータ、我がロリータを、哀れなカトゥルスは永遠に失うことになるのだ。 (P.117-P.118)

読者の中にはそう思っていた方もいらっしゃるだろうが、私にはもちろん、彼女は殺せない。つまり、愛していたからだ。一目見たときから愛していた、最後に見たときも、そしていつ見るときも、永遠に。 (P.479)

・・・私は顔を手でおおって、これまで流したことのないような熱い涙をどっと流した。涙が指を伝って顎に落ち、私を燃やし、鼻がつまり、それでも涙が止まらずにいると、彼女が私の手首に触れた。
「触らないでくれ、そんなことをされると死にそうだから」と私は言った。「本当に一緒に来ないのか? 来る見込みはまったくないのか? それだけ教えてくれ」
「ないわ」と彼女は言った。「だめよ、ハニー、だめ」
彼女にハニーと呼ばれたのは初めてだった。
「だめ。まったく問題外。それくらいだったらキューのところに戻るわ。つまり――」
彼女は言葉を探した。私は頭の中でその言葉を見つけてやった(「あたしの心をめちゃめちゃにしたのはあの人なの。あなたはあたしの人生をめちゃめちゃにしただけ」)。
「ほんとに」と彼女は続けて――「あっ。(封筒が床にすべり落ち、それを拾い上げて)ほんとに、その、こんな大金くれるなんてほんとにあなたってすてき。これで万事解決、来週出発できるわ。お願いだからなくのはやめてよ。わかってちょうだい。もっとビールでも持ってきてあげましょうか。ねぇ、泣かないでよ、騙してほんとに悪かったって思うけど、世の中ってそういうもんじゃないの」 (P.497-P.498)
ハンバート・ハンバート(H・H)の独白。


≪著者: ≫
ウラジーミル・ナボコフ (Vladimir Nabokov)
(1899-1977)帝政ロシア時代のサンクト・ペテルブルグに生まれる。父親は政治家。ロシア革命で祖国を離れ、ベルリン、パリでの亡命生活を経て、1940年にアメリカに渡り、英語でも創作活動を始める。1955年発表の『ロリータ』が大反響を呼び、晩年はスイスのモントルーの高級ホテルで暮らした。代表作に『賜物』、『青白い炎』、『アーダ』など。ロシア・アメリカ文学史上に屹立する異形の大作家。



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本「イヌの行動 −定説はウソだらけ (図解雑学)」堀明5



イヌの行動 −定説はウソだらけ (図解雑学)

堀明
ナツメ社 (2008/5/7,単行本 232ページ)
●1,380円



著者“堀明”の前著「犬は「しつけ」で育てるな! −群れの観察と動物行動学からわかったイヌの生態 (築地書館,2007.1)」との出会いは、“本が好き!PJ”に献本いただく(刊行する)著作がどれも個性的で秀逸な“築地書館”の著作だったから、であり、イヌ(Canis lupus familiaris)に限らず、動物行動学(ethology)への興味から。
期待に違わず(副題にもある通り!?)、動物行動学的見地からの考察は、社会的動物としての人間(Homo sapiens sapiens)との関連性(自らの社会性に少なからぬ問題を抱えている!?)から、個人的には切り離して考えることができず、さらには、愛玩動物(ペット)としての流通問題、ペットショップであり、ブリーダーの在り方を問う。
というような、拙いぼくの読後の書き記しを目にされた、著者“堀明”氏ご本人が、運営される「犬ブログ“犬は「しつけ」で育てるな!”のホントの意味を考えよう」に拙ブログの書き記しを紹介していただき、拙ブログの書き記しにコメントをいただいた御縁があった。

本書は、「図解雑学」と表されるとおり、文字情報を抑え目(それでも十二分な情報量)に、見開きの右半分を占めるイラスト(図解)であり、何よりも、写真家でもある著者“堀明”氏が、自ら撮りためたイヌたちの本能的な表情にあふれる写真の数々が添えられる。感情豊か(?!)に、時に怒りを表し、時に微笑み、寛ぐ表情には、特にイヌが好きなわけではない(どちらかといえば怖くて苦手な)ぼくにも、愛情を湛えた撮影者としての著者の“まなざし”を感じ、より一層の理解を助ける。


ところで、「イヌ=動物=人間」と本書を読むぼくは、自らの社会性の欠落から鑑みて、社会生活における“寛容”について考察を重ねる。
■「やめなさい!」は飼い主のエゴ?
(中略)読者の皆さんは、散歩の途中であなたの愛するイヌが尿のにおいを嗅ごうとしたら、どうしますか?「汚い、やめなさい」と叱って、引き離しますか。それとも、たまには心ゆくまで嗅がせてやりますか。決めるのは、もちろんあなた自身です。・・・ (P.126)
一般に、イヌの問題行動と呼ばれているしぐさのほとんどは、実はイヌにとって、ごく自然な行動なのです。 (P.1)

仮に同じ人間同士であっても、その考え方が一致することは少ない。何らの縁が生じて、共同生活を営む上では、互いの理解が求められるのであろうが、果たして、そもそもが他人同士の関係にあって、真に理解などしえるのであろうか?、当然に理解を深める努力を怠ることが許されるものではないけれども、自分以外の第三者である相手を、真に理解しえるという発想自体が、すでにエゴではないか。何を理解しえるというのであろうか。
しかし、社会的動物としての本能が、共同生活に駆り立てる。というよりも、むしろ共同生活を必要とする。決して独りでは生きられない。
そう考えるに、理解しえない者同士が、必要に求められて営む共同生活にあって、それでも互いに理解しえない現実があって、だからこそ求められる“寛容”があろう!?



≪目次: ≫
はじめに 〜イヌと人間は違う世界に生きている
第1章 イヌの「定説」を徹底検証
定説 屮オカミが飼いならされてイヌになった」を検証

そもそもオオカミはイヌの祖先ではなかった?/イヌ社会は、本当に階級社会なのか?/寝転がって仰向けは「服従」ではない?/「マウンティング=支配」は大間違い?/イヌは怖いから笑う?/イヌ社会にもイジメはあるの?/イヌ社会の性的格差とは?/イヌはどのようにプロポーズするの?/イヌはなぜ、後ろ向きに“合体”するの?/「犬種によって性質や行動はまったく違う」は本当?
定説◆屮ぅ未鉾森海気譴襪里六瑤ぜ腓痢箸靴弔院匹悪いから」を検証
イヌの問題行動とは何か?/イヌの問題行動は、飼い主のせい?/問題行動に遺伝はどう関係している?/イヌはなぜ、むだ吠えをするのか?/子イヌはどのように成長するか?/イヌがイヌをしつける?/イヌを社会化させるとはどういうことか?/イヌなのに、なぜイヌを怖がるの?/<犬×犬>の社会化は、飼い主のライフスタイルの問題?/日本型流通システムそのものがイヌを壊す?
定説「イヌが攻撃的になるのは、人より上だと思っているから」を検証
イヌはなぜ、飼い主に飛びつくのか?/イヌがリードを引っぱるのは、威張っている証拠?/どうすれば引っぱり癖を予防できるの?/人を咬むのは、自分のがボスだと思っているから?/すべてのイヌが咬みつく危険性を持っている?/人を攻撃する前にはサインが出ている?/「オスワリ」「マテ」より大切なことは?/去勢・避妊手術をすれば、イヌの攻撃性は弱まるの?/イヌは飼い主を変わったイヌだと思っている?/飼い主の不安がイヌを病気にする?
定説ぁ嵶閏蘆罎鵬箸涼罎鮃咾蕕垢里蓮畔離不安”」を検証
かわいがりすぎるとイヌは分離不安になる?/家を荒らすのは、イヌの正常な行動?/「出かける前に話しかけるとイタズラする」は本当か?/どうすれば留守番上手のイヌになるの?/イヌは絶対、反省しない?/イヌは自己中心的な生き物?/「抱っこもおんぶもダメ」は正しいか?/イヌはなぜ、人の声を理解するのか?/イヌはなぜ、食べ物を守ろうとするのか?/食事中に威嚇するイヌには、どう対処したらいいの?
定説ァ屐醗っぱりっこ”はイヌの攻撃本能をよみがえらせ危険」を検証
“引っぱりっこ”は危険な遊びか?/子イヌはどうして何でもかじるの?/イヌはなぜ、地面を引っかくの?/イヌには音楽の才能があるのか?/イヌは変装が大好き?/イヌはなぜ、自分の糞を食べてしまうのか?/イヌはネコのサインを誤解する?/イヌはなぜ、間に割って入るのか?/イヌは他人の考えを推し量れない?/イヌはまねをして学ぶ?
特別レポート ー最圓靴覆せ劵ぅ未瞭手法
コラム ,んたん「おやつ」レシピ


第2章 イヌのしくみ
イヌのおしっこは携帯電話?[嗅覚]

イヌの鼻の能力は人間の100万倍?/イヌはなぜ、見えない相手を追跡できるのか?/イヌは息を止めても、においを嗅げる?/イヌはなぜ、お尻のにおいを嗅ぎ合うの?/雄イヌはなぜ、片足を上げておしっこするの?/イヌは2つの鼻を持っている?/がんを探知するイヌがいるって本当なの?
イヌは何色のおもちゃがお好き?[視覚・聴覚・味覚・触覚]
イヌは近眼? それとも遠視?/なぜ、赤いボールを見失うのか?/イヌの眼はなぜ、夜にぶきみに光るの?/イヌの聴力は人間の何倍なのか?/イヌはなぜ、掃除機を怖がるの?/イヌはなぜ、飼い主の車のエンジン音がわかるのか/イヌは味覚オンチなのか?/イヌの本当の好物とは?/イヌはスキンシップが好きか?
特別レポート◆_板蹐任任る子イヌの社会化レッスン
コラム◆|里蕕覆い般燭亡悗錣觧瑤ぜ腓竜遡海反監


第3章 イヌのことばを聞く
人とイヌのきずな

イヌと話せれば、誰とでも話せる?/イヌを厳しく罰するとどうなるか?/イヌは人の考えを見抜く?
目の表情を読む
イヌは目で何を話すのか?/イヌを見つめるのは危険か?/目をそらすときのイヌの本音とは?
イヌのボディーランゲージ
イヌ語の基本形とは?ーの表情/イヌ語の基本形とは?口の表情/イヌ語の基本形とは?尻尾の言葉1/イヌ語の基本形とは?た尾の言葉2/イヌ語の基本形とは?ゥ椒妊ーランゲージ1/イヌ語の基本形とは?Ε椒妊ーランゲージ2/イヌ語の基本形とは?Д椒妊ーランゲージ3
特別レポート イヌがよろこぶマッサージ
コラム “イヌになった自分”を想像する


第4章 イヌとの生活
遊びと運動

1日どのくらい走らせればいいの?/イヌを走らせられないときはどうするの?/イヌを夢中にさせる知育玩具/イヌの頭を良くする創意的ゲーム
健康チェック
どのようにイヌとスキンシップをとるの?/健康チェックのハンドリング…泙犯鑢咫新鮃チェックのハンドリング⊆と歯/小型犬は歯の病気になりやすい?
食事と栄養
ドッグフードのどこが安心できないのか?/イヌにとって最もふさわしい食事とは?/知っておきたいイヌの食餌の栄養素
老化への備え
イヌの老化は何歳から始まるか?/イヌの老化のサインを読みとるには 織ぅ未力群修離汽ぅ鵑鯑匹澆箸襪砲廊◆刃係いよろこぶ散歩術/イヌは「痴呆」になりやすい?/老犬が迷惑する間違った食品知識
特別レポートぁ^っぱり癖を完全予防! ゲーム感覚で手軽にできる「ツケ」の実践トレーニング

イヌたちヘ
≪著者略歴: ≫ 堀 明 (ほり あきら)
1959年京都府網野町生まれ。法政大学卒業。動物学研究家&写真家・作家・ジャーナリスト。
イヌを放し飼いにできる牧草地・八ヶ岳 「犬の牧場」で、500日近くにわたり、127匹のイヌたちと寝食を共にするように暮らし、2000回を上回るイヌどうしの接触状況を観察した。「日経サイエンス」「週刊文春」等雑誌への寄稿多数。犬猫専門誌での連載も担当する。著書に、『大草原のドッグパラダイス』(双葉社、中国語版も刊行)、『犬は「しつけ」で育てるな!-群れの観察と動物行動学からわかったイヌの生態』(築地書館)。ライフワークとして、野生のトラの研究・撮影にもとりくんでいる。「どこにでも行きます。誰とでも会います」を行動指針としていて、将来の夢は、日本に「犬保護法」が制定される日を迎えること。
堀明公式サイト http://www.es-project.net/panthera
犬ブログ“犬は「しつけ」で育てるな!”のホントの意味を考えよう。http://blogs.yahoo.co.jp/panthera1026



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宅建答練 第1・7回目 解説レジュメ01【宅建業法01】 『伊藤塾編 うかる! 宅建 精選問題集 2008年度版』5



伊藤塾編 うかる! 宅建 精選問題集 2008年度版

編者: 伊藤塾
単行本: 684ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2007/12)
価格: 2,730円



宅建答練 第1・7回目 解説レジュメ01【宅建業法01】
 *2008.04.18 (Fri) [05.30]
●宅建業法
Part1 総則
Chapter1 総則

1)〜5) 宅建業の免許/6) 事務所に関する規制等/7) 事務所等に関する規制/8) 案内所等に関する規制/9) 案内所等の規制
Part2 開業規制
Chapter1 免許

10)〜12) 免許の基準/13) 変更の届出等/14) 死亡の届出等/15) 免許制度総合
Chapter2 宅地建物取引主任者
16) 免許の基準と登録の基準/17) 変更の届出と変更の登録等/18)〜20) 取引主任者の登録/21)〜22) 取引主任者と取引主任者証/23)〜24) 取引主任者総合

 *全24問 (P.436〜P.483)


1.総則 《 Step1 宅建業法 , 総則 》
宅建業の免許  1)〜5)

『宅地』または『建物』を『業』として『取引』する場合(宅地建物取引業)は、原則として免許が必要である。2以上の都道府県の区域内に事務所(本店、支店等)を設置して事業を営もうとする場合には国土交通大臣の、1つの都道府県の区域内にのみ事務所を設置して事業を営もうとする場合には、当該事務所(本店)の所在地を管轄する都道府県知事の免許を受けなければならない。宅建業者に免許をする国土交通大臣、及び都道府県知事を「免許権者」という。
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本「正義の正体」田中森一×佐藤優5


正義の正体
著者: 田中森一×佐藤優
単行本: 256ページ
出版社: 集英社 (2008/3/26)




もうホントにくそったれ!?、としか言いようがないんだけれども、桜木町(横浜)から電車を4本乗り継いで自室に帰り着く頃には、すでに1時間半以上の時間が経過していて、日付けも変わっていて、恩義を感じている方の内輪だけの送別会だから、さすがに気乗りはしなくたって、やっぱり参加しないわけにはいかないから、何とか奮い立たせて久しぶりに飲み会の集まりに参加したんだけれども、かといって元来飲酒が嫌いなわけじゃないから、参加したら参加したでついつい調子に乗って飲みすぎて、ジョッキが次々と空になるも、それでもやっぱりどんなに飲んでも酔えない。中途で辞去して帰路に向かう電車内は、絶好(?!)の読書タイム♪
何にも知らずに能天気に無関心に過ごせるのならば、それがいちばんの幸せ!?、知らなければ何ら言及することだってないけれど、仮にも知ってしまったら、ついつい余計なことに口出しだってしたくなっちゃう。不平不満や文句だって、つい調子づいて、反体制的な批判のひとつだって、口が滑るってことだってある。アルコールの勢いで開放的になれば、ますます虚言に拍車がかかる、酒の席での無礼講なんてまやかしで、どんな時でも本音と建前はキッチリと使い分けなきゃいけない、二枚舌は最低限の思いやり、マナー!?
くそったれを口にするぼくは、自らに問う、「そう言うおまえは、なんぼのもんだ?!」、なんぼの者でもなく、そのぼくがまずはいちばんのくそったれで、他者に対してくそったれを言及すべきではなく、その資格を有しない。資格を有しない者が口にする他者に対する言及とは、果たして有効なのであろうか?、仮に有効であるとしたところで、その言説は、まともに取扱うに値するのであろうか?

『正義の正体』と銘打たれた本書は、「PLAYBOY」2007年10月号から2008年2月号に連載した対談・田中森一 (1943- )×佐藤優 (1960- )を再編成し、大幅に加筆して書籍化。


≪目次: ≫
 序章 『反転』が暴露した「正義の正体」
 第1章 国策捜査はこうして作られる
 第2章 検察庁と外務省 −その実態とは
 第3章 拘置所暮らしが教えてくれたこと
 第4章 検事の情報術、外交官の情報術
 第5章 裏社会を語る −カネと暴力
 第6章 わが体験的 勉強法を明かす
 終章 対談を終えて
 緊急対談 上告棄却決定 −田中森一氏に訊く


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本「いちばんさいしょの算数1 −たし算とかけ算 (ちくまプリマー新書)」橋本治5


いちばんさいしょの算数1 −たし算とかけ算 (ちくまプリマー新書)
著者: 橋本治
新書: 183ページ
出版社: 筑摩書房 (2008/05)




なにゆえに“橋本治 (1948- )”が、『算数』なのか?!
なるほど、ちくまプリマー新書シリーズ、確かに数字(数式)を書き記す都合上、見慣れた縦書きではなく、横書きを採用しているものの、基本はあくまでも数字(数式)ではなく、国語(言葉)で説く。対象となる読者は、本読みの国語好き(?!)、算数にはちょっと苦手意識が、、、と想定する。
本書において羅列される数字(数式)を、生真面目に追いかける必要はない?!、記号としての、文字の一種として、説明の便宜上、掲載しないわけにはいかなかった数字(数式)たち。その数の多さにちょっと圧倒されちゃうけれども、ごくごくシンプルに基本的なことばかりで、忌避して読み飛ばしちゃったら、もったいない♪、例えば物語の前半が、登場人物や状況の説明ばかりで、仮に盛り上がりに欠けていたとしても、そこを読み飛ばしちゃったら、肝心のクライマックスを愉しむことができない。基礎の基礎からひとつずつひとつずつ順番に、抜かりなく積み上げていくことの大切さ、
下の土台がしっかりしていないと、その上になにかを作っても、すぐくずれてしまいます。 (P.7)

ご丁寧にも、ブタ(1)だの、カバ(2)だの、サル(3)だのを登場させて、数字を排除する試みにいたっては、「そこまでするか?!」と、多少呆れつつも、それを生真面目に語る“橋本治”のまなざし、こころいき♪

ぼくに先行して手渡した、小六の我が娘は、「今さら足し算や掛け算?!」と思ったか思わなかったかは知らないけれども、早々に読了。部分的に読み飛ばしたようだが、愉しんだようだ。
ぼくだって、娘に薦めて読ませた手前!?、ということもあるけれども、十分な時間(約一時間)を費やして読む作業には、中途にはまったく疑問を抱かなかったわけではないけれども、それでも、書き記されている文字であり数字を、単純にそのまま読むことなく、そこまでの書き記しをしてまでして、“橋本治”が伝えたいこと、そして何よりも、『いちばんさいしょ』を説くには、なるほど、このロジック♪
いっしょに、算数ができるようになりましょう。 (P.10)


≪目次: ≫
はじめに
機イ燭兄擦諒拔
第一章 数のはなし

1+1はどうして「2」なの?/「1+1」の答えが「ブタ」だったら/数の名前を考える/カボチャシマウマジャンボプリンはおしいいかもしれないけれど
第二章 算数の考えかた
「1から10までの数」を知っているだけでわかること/たし算の発見/算数の考え方/たいせつなのは、数のなかみ/それは、どんな数ですか?/数について、あなたが知っていること
供イけ算の勉強
ここまでのおさらい
第三章 どうしてかけ算はあるの?

知っていてもやくにたたないこと/めんどくさいたし算/きっとかけ算がしたくなる/九九を知らなくてもだいじょうぶ
第四章 かけ算の考えかた
かけ算の考え方/もしも、かけ算を知らなかったら/「めんどくさい」と思ってもいいんだ/あなたの知っているかけ算
第五章 九九のしくみ
かけ算のふしぎ/もうわかっているかけ算/かけ算のなぞと、かけ算のしくみ/もうちょっと先へすすみたい人のために/どうして、算数はどんどんむずかしくなるの?/あせらずにやること


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本「野中広務 差別と権力」魚住昭5


野中広務 差別と権力
著者: 魚住昭
単行本: 361ページ
出版社: 講談社 (2004/6,文庫 2006/5)




佐藤優との対談共著「ナショナリズムという迷宮 −ラスプーチンかく語りき (朝日新聞社,2006.12)」から興味を抱き、とりあえず読んでおこう、読まずにはいられない!?、と。
著者で、フリージャーナリスト“魚住昭 (1951- )”にして、
取材を始めてから、この本を書き終えるまでに四年の年月が流れた。 (P.355)
と言わしめるのは、簡単に書きえない、永く中世以来の日本人の心の闇(?!)の部分の、『壁』の厚さと高さゆえ。だからこそ、四年もの年月を費やした取材を重ねて蒐集した情報、ルポルタージュ。
立ち向かう『壁』の厚さと高さがあってこそ、それを乗り越えて取材を重ねて世間に問いかけるべく書籍化をする原動力ともなるのであろうが、著者自らの心の迷いや、周囲の忠告をも吹き飛ばして余りある、辣腕政治家“野中広務 (1925- )”の存在。
京都府船井郡園部町(現南丹市園部町)出身。

「私は自分が総理総裁の器でないことはよくわかっていた。私にふさわしいのはナンバー2で上の人間を助ける仕事である。首相ともなれば国家のトップとして采配を振り、外国とも付き合わなければならない。資質のない人間が首相の座についたら日本の不幸だ。・・・」(『老兵は死なず』) (P.344)
と自著に書き記す、野中広務の本意は、他者には計り知れない複雑なものがあるであろうけれども、どうしても言葉通りに受け取ることはできない。それでも、言葉として、文字として表出されたものに、偽りはないのであろう、それがすべてではないものの。

本書において綴られるさまざまなエピソードは、特に前半、生い立ちから、国会議員になるまでに注目したい。

差別を乗り越えるには「自助努力」しかないという野中の始終変わらぬ信念を物語っている。彼が何より憎むのは、組織や行政に頼って生きていこうとする部落民の姿勢であり、部落問題を利権あさりや党勢拡張に利用しようとする組織のあり方だった。 (P.143)

野中ほどナゾと矛盾に満ちた政治家はいない。彼には親譲りの資産も学歴もない。そのうえ五十七歳という、会社員なら定年間近の年で代議士になりながら、驚くべきスピードで政界の頂点に駆け上ってきた。「影の総理」「政界の黒幕」と異名をとり、権謀術算のかぎりを尽くして政敵たちをうち倒してきた。 (P.12)


≪目次: ≫
第一章 漂流する村
内部告発/糾弾
第二章 融和の子
見えない壁/脱走/鬼子
第三章 祈り
軍国少年/佐藤栄作とハンコ/特攻隊/奈落の底/ケロイドの女
第四章 青雲
竹下登との出会い/大恩ある人/宴会政治/「野中の番頭」/革命/鉄砲松/一人息子の死
第五章 田中角栄
三本指/土の臭い/裏日本/行政能力
第六章 転機
観音峠/反蜷川キャンペーン/踏み絵/「偏向新聞」/「差別者」
第七章 二つの顔
トップ当選/暗闇の牛/分断工作/暴力キャンペーン/自助努力/惜別の辞/議長人事
第八章 争奪戦
偽装入院/泥かぶり/前尾の怒り/後継者選び
第九章 政治と土建
集計ミス/角栄激怒/ローラー作戦/血盟/角栄倒れる/集票マシーン/衣広会/ルビコン/朝鮮総連とのパイプ
第十章 シマゲジ追い落とし
ウソ答弁?/激突の予兆/郵政官僚のささやき/ウソの上塗り/決定的資料/追い打ち/辞任会見/海外隠し口座/潮目を見る人
第十一章 経世会分裂
致命的ミス/徹底抗戦/雲隠れ/女性スキャンダル/スパイ
第十二章 落城
立役者/オフレコメモ/大スクープ/火だるま/秘密交渉
第十三章 村山政権の守護神
パフォーマンス/旧竹下派の窓口/バンザイ、バンザイ/小沢の誤算/心の支え/タカ派イメージ/歴史的会談/誓約書/「釣具屋の専務」/沖縄特措法/大政翼賛会
第十四章 恐怖の絆
醜の御盾/闇に葬られたビデオ/京都会談/「デージン」発言
第十五章 勝者なき戦争
ガードレール/神崎クーデター/梶山外し/テクノクラート集団/悪魔にひれ伏して/普天間基地
第十六章 差別の闇
出自を明らかにして/三パーセント条項/校長の自殺/政策新人類/加藤の乱/最後通牒/墓穴/最後の砦
エピローグ


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大村の人々を苦しめた部落差別。その起源はかつて次のように説明されていた。
江戸幕府は「士農工商」の下に「エタ・非人」身分をつくり、皮革製造の仕事に携わっていた人たちをその身分に落とした。これは武士階級が農民たちの反抗を下にそらせて民衆を分断支配するためだったと、。戦後の部落解放運動はこの「近世政治起源説」に基づいて展開されてきたと言っていいだとう。
だが、この説は最近の研究でほぼ完全に覆された。京都や奈良などの被差別部落の起源は、江戸時代以前の中世までさかのぼれることがはっきりしたからだ。代わって有力になったのが中世起源説である。
この説の核心をなすのは人々のケガレ意識だ。(中略)
ケガレ意識は平安時代の終わりごろから強まり、ケガレを取り除くための公的システムの整備が進んだ。京都の場合ケガレ処理を統轄したのは検非違使(けびいし)である。検非違使は中国から伝わった律令制にはない、日本独自の官職(令外の官)で、今で言う警察業務と保健衛生業務をあわせて行っていた。
検非違使は犯罪取締りや刑の執行、人や動物の死体片づけなどのケガレ処理を中世賤民を手足にして行っていた。律令制国家が崩壊した中世社会には村から追放された障害者や、役務に徴発され病気などで故郷に帰れなくなった人、領主の圧制に耐えかねて逃げ出した人など地域社会から離脱した膨大な数の賤民がいた。
こうした賤民群から武家集団などをバックにした「清め」(後のかわた)集団が生まれる。彼らは当初、検非違使の下で行き倒れ人の処理や刑の執行にあたりながら、死んだ牛馬の処理を手がけていたが、次第に牛馬の皮や骨や内臓を原料にさまざまなものを生産するようになる。皮革や膠のほか、内臓からは薬品類もとれた。中でも牛の胆嚢にたまる結石(牛黄)は高価な漢方薬だった。
その特殊技能ゆえに彼らは戦国大名の庇護を受けて生き延びることができた。しかし、それは同時に、人々のケガレ意識によって忌避され、賤民視される宿命を子々孫々にわたって引き受けることでもあった。江戸時代に確立された身分制度はそうした事態を追認し、制度化したものである。
  (P.22-P.24)

被差別部落が貧困の代名詞とされるほど困窮するようになったのは、1818年(明治14年)、時の大蔵卿・松方正義がデフレ政策を行ってからである。西南の役の軍費調達で紙幣を乱発した政府は、急激なインフレを抑えるのに極端なデフレ政策をとった。そのため経済が収縮してモノが売れなくなり、全国の商店や工場で倒産が相次いだ。
皮革業で繁栄していた部落も壊滅的打撃を受け、皮革職人たちは一挙に職を失った。その後、他の地域は景気の回復とともに立ち直っていったが、ほとんどの部落はどん底からはい上がれなかった。他業種への転換が進まず、工場や企業に就職しようにも差別の壁に阻まれたからだ。 (P.74)

本「恋の都 (ちくま文庫)」三島由紀夫5

本「恋の都」三島由紀夫
恋の都 (ちくま文庫)
著者: 三島由紀夫
文庫: 314ページ
出版社: 筑摩書房 (2008/4/9)




ぼくにとっての三島由紀夫 (1925.1.14-1970.11.25)とは、橋本治 (1948- )で、つまりは論説「「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮社,2002.1、新潮文庫,2005.10)」である。と言ってしまうぼくにとっての三島由紀夫デビューとなる本作「恋の都 (1954)」は、どこを探しても見つからない!?、どうやら『主婦の友』の連載小説で、「決定版 三島由紀夫全集 4 (新潮社,2001.3)」をテクストに、文庫化。文庫化にあたって、改められた現代仮名づかいは、本来的には趣が削がれてしまうのであろうけれども、正直読み易くてありがたい。
手にしたキッカケにいたっては、同じくちくま文庫から再文庫化された、橋本治「貞女への道 (2008.2)」で、こちらも、主婦の友社から、1987年に刊行された著作だった。
こうした新たな文庫化は、今あらためて読んでおきたい著作に触れる好機。

しかし、三島由紀夫のへヴィーな、ガツンとくるやつ!?、を欲していたぼくは、すっかり肩すかし。26歳の女性の恋の物語は、女性読者を対象として、女性の立場や心情を深く想像するまなざしで描かれる。

そこに今、あらたに文庫化された狙いがあるのであろうか?!、すでに三島由紀夫を精しく知るベテラン読者よりも、むしろ、これから「三島由紀夫とか、読んでみようかしら?!」というような、若い人(女性?!)が読んで愉しいと思ったのかどうなのか、ぼくはすでに若くもなければ、何よりも三島由紀夫の著作を初めて読むのであり、語るに値しない。


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本「ドストエフスキー 父殺しの文学 〈下〉 (NHKブックス)」亀山郁夫5


ドストエフスキー 父殺しの文学 〈下〉 (NHKブックス)
単行本: 316ページ
出版社: 日本放送出版協会 (2004/07)




上巻に引き続き、“亀山郁夫 (1949- )”による、『ドストエフスキー 父殺しの文学論』講義を愉しむ♪
ホントは別の著作を読む予定を変更して本書を手にしたのは、本書を読みたかったから、というよりは、読み易いから!?、何より、引用したいと思わせる論説がたくさんあることが容易に想像できるから。書けない。とにかく書けなくて、悪循環。夜、書き記すために自室のPCにむかうも、まとまらないままに時間ばかりが経過して、結果的に慢性的な睡眠不足。そのうちには、読むのもつらくなる。無理をする必要はないのであろうが、つまらないと思えるような小さなことこそ簡単に変更できない、変更したくない、頑なな性格、鬱鬱と神経症
どうやら修復(変更)不可能な性格とあっては、自ら認めて受け容れて対応していくしかない。読めない(ペースダウン)状態を何とか乗り切って、やっとの思いで読了するも、やっぱり書けないことには変わりない。自らの不勉強(無能力)を棚に上げて、他者に対する羨望からイジケて自閉して、、、あぁあ。
このところ、全身の皮膚の痒みに悩まされる。最初は足首のあたり、靴下のゴムのところが痒くなって、無意識のうちにポリポリボリボリ、かさぶたに。その時点で「食生活(栄養バランス)の乱れと、精神的なものが原因だろうなぁ」と自己分析するも、長引く痒みにに根負け(?!)して、薬局ですすめられた塗り薬で抑えようとしたのが運のつき、あっという間に全身に拡がる。


本書において読み説かれる“父殺し”の文学論。
・・・二十二歳の年に封印したはずの情熱をふたたび蘇らせることになった。といっても、過去四半世紀近く、ドストエフスキーに対する注意を一年たりとも疎かにしたことはなかった。大学の教壇に立ってから毎年、「使嗾する神々」「父殺しの子どもたち」というタイトルで、繰りかえし『悪霊』と『カラマーゾフの兄弟』を講じてきたのだ。年を経るごとに論じる対象も少しずつ広がっていったが、取り上げたテーマは飽きもせず「父殺し」と「使嗾」だった。そしていつかこのテーマで本を書きたいと願い、その時がいつかは来ると信じて、文献集めにも怠らずに励んできた。 (P.311-P.312)


≪下巻目次: ≫
死と生のギャラリー 2 生けるキリスト

第二部 聖なる徴のもとに
第七講 犠牲、欲望、象徴

【事件と証言7】ファイル1「商人スースロフ殺人事件」、ファイル2「ジェマーリン一家惨殺事件」、ファイル3「フォン・ゾーン事件」/【伝記7】異国放浪/【講義7】犠牲、欲望、象徴
第八講 使嗾する神々
【事件と証言8】ファイル「ネチャーエフ事件」/【伝記8】再びドレスデンにて/【テクスト14】『悪霊 (Бесы,1871)』/【講義8の1】使嗾する神々/【テクスト15】『永遠の夫 (1870)』/【講義8の2】使嗾するコキュ

第三部 彷徨える大地の子ら
第九講 偶然の家族

【事件と証言9】ファイル1「ドルグーシン事件」、ファイル2「カイーロワ事件」、ファイル3「女商人ペローワ殺人事件」、ファイル4「クローネベルグ事件」、ファイル5「コロニーロワ事件」、ファイル6「ジェンコフスキー事件」/【伝記9】三重生活/【テクスト16】『未成年 (Подросток,1875)』/【講義9】偶然の家族
第十講 プロとコントラ
【事件と証言10】ファイル1「ペテルブルグ市長トレーポフ暗殺未遂事件」、ファイル2「憲兵総監メゼンツォフ刺殺事件」、ファイル3「陸軍将校ドゥプローヴィン事件」/【伝記10】テロルに抗して/【講義10の1】テロルと傷/【テクスト17】『カラマーゾフの兄弟 (Братья Карамазовы,1879)』/【講義10の2】プロとコントラ
第十一講 解体の原理、復活のヴィジョン
【事件と証言11】ファイル1「ドリチェリン将軍暗殺未遂事件」、ファイル2「参謀本部前皇帝暗殺未遂事件」、ファイル3「皇帝列車爆破事件」/【伝記11】栄光と酒/【講義11】解体の原理、復活のヴィジョン
第十二講 「父殺し」の子どもたち【事件と証言12】ファイル1「冬宮爆破事件」、ファイル2「内相ロリス・メリコフ暗殺未遂事件」、ファイル3「カーメンヌイ橋爆破未遂事件」/【伝記12】最後の一年/【講義12】父殺しの子どもたち

エピローグ 父殺しの場所 2
おわりに 


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本「百姓仕事で世界は変わる −持続可能な農業とコモンズ再生 AGRI-CALTURE: Reconnecting People, Land and Nature」ジュールス・プレティ、吉田太郎 訳5


百姓仕事で世界は変わる −持続可能な農業とコモンズ再生 AGRI-CALTURE: Reconnecting People, Land and Nature
著者: ジュールス・プレティ、吉田太郎 訳
単行本: 396ページ
出版社: 築地書館 (2006/02)




「この著作の内容を、要約してサラリと語れるようになりたいなぁ、、、」と思うぼくは、およそ10か月前に読了している、本書と同じく築地書館から刊行、吉田太郎著「世界がキューバ医療を手本にするわけ (2007.8)」を、まったく書き記せていない。そして今も。

最近好んで手にする“佐藤優 (1960- )”の著作に何度か登場した言説に、「貧困がまったく存在しない社会の実現こそ、究極的ともいえる大きな夢」とあって、確かに、日本にあってもワーキングプアが問題視されて久しい。明治維新からの急激な経済の発展を経て、何かがおかしい!?、その何かの手がかりを、“農業 AGRI-CALTURE”から紐解く。
農業と食べ物を生産する仕組みのどこかがおかしい。過去一世紀の間に、食料の生産性を高めるという点では大きな進展がなされた。にもかかわらず、いまだに何億人もの人びとが餓えており、栄養失調状態におかれている。何億人もが十分に食べられないか、劣悪な食べ物しかとることができずに、病気にかかっている。環境も痛手を受けており、その環境悪化の多くは、近年発展してきた農業生産システムにともなって起こっているように思える。
(中略)
ヨーロッパ農業に関して今も残る最古の文献では、農業は“agri”(農地)と“calture”(文化)の二つが結びついたものと解釈されている。そして、食べ物はそれを生み出す文化とコミュニティの生命にかかわるものと見なされていた。だが今、工業的な農業が支配するなかで食べ物はたんなる商品と見なされ、農業はまるで工場のラインのように組織化されている。私が疑問を投げかけたいのはここなのだ。なるほど十分に食料を生産することは可能だ。十分な生産を損なわずに私たちは「農業」に文化を取り戻せるのだろうか? アグロエコロジー(農業生態学)や人びとが力を合わせて働くことのメリットをきめ細かく理解したうえで、公平で効率がよい持続可能な農業をつくり出せるのだろうか?

二一世紀の幕は飽いたが、人類は重大な岐路にさしかかっている。人間は約六〇〇世代にわたって農業を営んできたが、そのほとんどの歳月で農業と消費活動は、文化や社会と密接に結びついていた。圃場や草地、森林、河川、海が重要で意味をもつように、食べ物も重要で意味がある。だが、この二、三世代では、工業の原理にもとづいた農業が発展してきた。なるほど工業的な農業は大成功を収めたし、面積や労働当たりでは、以前よりもはるかに多くの食料を生み出している。だが、それが効率的にみえるのは、土壌の喪失、生物多様性へのダメージ、水質汚染、健康への被害といった有害な副作用を度外視しているからなのだ。
一万二〇〇〇年の長きにわたり、農業はずっと安定してきた。だが今、爆発的なまでの急激な変化の前に、農業は瞬く間にその安定性を失い、その急激な変化は、人びとの考え方や行動様式も根底から変えてしまった。だが私は今、私たちはこれとはまた別の変化の分岐点にいるのだと考えている。天然資源、人びとの知恵、集団の力――これらを最大限に遣いきる持続可能な農業は、よい兆しをみせつつある。とはいえ、多くの人たちはそのことをほとんど信じていない。しかも、先駆者たちは、たいがい極貧状態におかれていて、社会からも疎外されているから、その声は大きな枠組みのなかではめったに耳にされることがない。そのために持続可能な農業は静かな革命なのだ。 (P.11-P.13)

毎日パンを買ったり焼いたりするときに、実際のところパンの値段はいくらなのだろうかと、私たちはいつも疑問に思う。なるほど値段が安いことにこしたことはない。(中略)
だが、食べ物はけっして安くはない。農業生産を行った結果、発生する環境や健康へのダメージ。この隠れたコストを考慮していないために、安くみえているにすぎない。実際のところ、私たちは食べ物に対し三回も代金を支払っている。まずは店で、二度目は農家への補助金や農業開発支援に使われる税金で、そして三度目は環境や健康へのダメージを修復するためにだ。こうしたコストを社会のどこかが負担しているから安くみえるのであって、経済学者が指摘するように真のコストは店頭価格に組み込まれてはいない。 (P.99-P.100)

「参加」という言葉は、今ではどの開発機関や保全機関でもごくふつうに使われている。だが、参加という言葉は誤解されがちで、これが多くの逆説を生み出している。外部機関から自律して住民がイニシアティブを握り自発的な動員をする能動的な参加から、起こっていることをただ告げられ、あらかじめ決められた路線に沿って行動するだけという受動的な参加まで、参加という言葉を組織が解釈し用いるケースは幅広い。従来型の開発ではふつう、食料、現金もしくは物資の見返りに地元住民が働くよう奨励することが参加とされている。だが、物質的なインセンティブは人びとの認識をねじ曲げ、依存体質を生み出し、「地元住民は外からのイニシアティブで動かされることを望んでいる」との誤解も招きやすい。地元の関心や能力を構築することに努力が払われないと、ひとたびインセンティブがなくなれば、人びとは構造物を維持したり取り組みを続けようとは思わないし、人びとが認識のフロンティアを超えなければ、エコロジーの理解力も得られない。
だが、権威体制側は人びとの参加を必要としながらも、同時にこの参加を恐れるというジレンマに陥っている。人びとの合意や支援を必要としながらも、際限なく関与を広げていくと管理しにくくなってしまうではないかと懸念する。この懸念から、効果的に演出された形だけの参加しか認められなければ、住民側の不信感や大きな疎外感を招くだけに終わってしまう。
参加とは、当初に計画された以上の新た何かが発見され、さらに前進していくことを意味する。人びとの思考や行動パターンを変える共働的なオルターナティブな学びのプロセスを開発することを意味するのだ。 (P.258)



≪目次: ≫
序章 持続可能な農業への静かなる革命
第1章 世界の自然を守ってきた伝統農業

この共有資産/世界の食料問題/コモンズとの結びつき/形づくり、形づくられること/つながりを断ち切る二元性/原生自然の考え方/野生の物語とその記憶/フロンティアの言葉と記憶/重要な物語の語り部たち
第2章 コモンズの破壊がもたらした光と陰
景観に隠された暗い側面/イギリスにおけるコモンズからの排除/湿地と森林の勝者と敗者/インドにおけるコモンズからの排除/東南アジアにおけるコモンズの知恵の損失/近代の強奪/インドにおける森林保全とその利用権/保護地域と国立公園での自然保護/近代主義と景観の単調化/自然な場所を再び手に入れること
第3章 食の安全・安心と農業・農村の多面的機能
食べ物の本当の値段/農業のユニークな多面的機能/外部不経済の金銭評価/集約的な農業の水域や湿地への影響/工業的農業とその食べ物がもたらす病気/農村景観の価値の金銭評価/農業への炭素のわりあて/政策は持続農業の支援となりうるか?/統合化にむけた抜本的な挑戦/持続可能な農業にむけたキューバの国家政策/持続可能な農業にむけたスイスの国家政策
第4章 途上国で静かに進む有機農業革命
中米での革命/農業開発に対する重大な選択/持続可能な農業は機能しているのか?/土の健康の改善/水利用の効率性の改善/無農薬農業/システム全体の相乗効果/マダガスカルの集約稲作法(SRI)/ベトナムの塩水農業/中国でのエコロジカルな再構築/障害要因とトレードオフ
第5章 地産地消とスローフード
なんという成功/商品なのか文化なのか/家族農業文化は終焉してしまうのか/低下する食品価格に立ち向かう/持続可能な農業/持続可能な食空間とバイオリージョナルとの結びつき/コミュニティ支援農業/農民グループの価値/農民市場/地産地消とスローフード
第6章 遺伝子組み換え農産物
遺伝子組み換え技術とは何か/医療や農業分野での開発/対立する立場、そして、段階によって異なる技術/遺伝子組み換え作物の環境や健康への危険性/さまざまな利害関係者の対立する関心/遺伝子組み換え技術は、新技術として定着し、持続性に貢献するのか/大企業の味方か、それとも農民たちの友人なのか/遺伝子組み換え技術は、世界の食料問題を解決するのか、持続可能な農業を抹殺するのか/今後の政策の方向性
第7章 社会関係資本とコモンズの再生
自然の知識/エコロジーの理解力を構築する/「社会関係資本」の考え方/自然を改善するうえで先行条件となる社会と人間の関係/参加と社会的な学び/新たなコモンズの創造/結びつくことの個人的なメリット/社会関係資本の成熟/持続可能な未来のための資産構築
第8章 未来への扉を開く先駆者たち
デザインの抜本的な変更/土地、自然、食料生産のための倫理/オオカミの身になって考えること/環境のデザイナー/漁師と詩人/綿農家の女性たち/農民なき土地は不毛となる/山岳砂漠地帯の人たち/ケニアの役人たち/奇跡の菜園/有望な事例を結びつける
訳者あとがき 世界の農業の新たなうねりが、日本の農業に投げかける意味
開発途上国から垣間見えるもうひとつの世界農業の胎動/脱石油時代をみすえた本当の食の安全保障策とは/世界の改革からみえてきた、日本農政をよみがえらせるための道/環境直接払いで、持続可能な農業への転換をめざすスイス/行政改革と必要な農業振興策とをきちんと区別する韓国/大規模企業的な農業振興路線に決別し、小規模農家育成と有機農業支援の農政を転換/切れた自然や大地との絆の回復/コモンズが切り開く新たな有機革命/中米で静かに進む持続可能な農業革命/今アンデス高原でよみがえる2,500年前の古代農法/マダカスカル発、超稲作増収技術は人類を飢餓から救うのか?/国家的転換、コモンズ、そして新技術 −三位一体で持続可能な農業革命の先端をいくキューバ/安全な食を供給するコミュニティの力


≪著者: ≫ ジュールス・プレティ (Jules Pretty)
1989年から国際環境開発研究所で持続可能な農業プログラムのディレクターを務め、1997年より、エセックス大学(イギリス)生物科学部長、同大学の環境社会センター長。研究領域や関心は、持続可能な農業にとどまらず、グリーンな運動、土壌の健康と炭素隔離、社会関係資本と天然資源、生物多様性とエコロジカルなリテラシー、農業政策と真のコストと多岐にわたる。遺伝子組み換え農産物の健康や環境に対するリスクを政府に提言する環境リリース諮問委員会副委員長のほか、環境食糧省、国際開発省、貿易産業省などで政府諮問委員会の委員を務め、イギリス農業の再生のための国家戦略を提言するなど、政府の知恵袋としても活躍している。また、持続可能な農業の重要性を広く国民に啓発するため、マスコミやメディアにも積極的に登場し、1999年にはBBCラジオの四回シリーズ「エデンを耕す(Ploughing Eden)」、2001年にはBBCテレビの「奇跡の豆」の製作にあたった。2002年からはスローフード賞の国際審査委員も務めている。著書は多数あるが、日本で紹介されるのは初めて。

≪訳者: ≫ 吉田 太郎
1961年東京生まれ。筑波大学自然学類卒業。同学大学院地球科学研究科中退。東京都産業労働局農林水産部を経て、長野県農政部農政課勤務。有機農業や環境問題は学生時代からの関心事。社会制度や経済など広い視野から「業」としての農業ではなく、持続可能な社会を実現しうる「触媒」としての「農」や「里山」のあり方を模索している。著書に『200万都市が有機野菜で自給できるわけ (2002.8)』『1000万人が反グローバリズムで自給・自立できるわけ (2004.1)』(築地書館)、『有機野菜が国を変えた、小さなキューバの大きな実験』(コモンズ)などがある。


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それでは、持続可能な農業とはどのようなものなのだろうか? 第一に持続可能な農業は、環境にダメージを与えることなく、自然を最大限に活用しようとする。生産過程に、栄養分の循環、窒素固定、土壌の再生、天敵の利用といった自然のプロセスを結びつける。環境にダメージを与えたり、農民や消費者の健康を害する非再生資材の使用も最小限に抑えられる。農民たちの知識や技術を使えるようにし、農民たちの自律性を高め、人びとの集団的な能力をいかし、害虫、水域、灌漑、森林、資金のマネジメントといった、共同管理の問題を協働して解決する努力もしている。
持続可能な農業は、景観や経済において多機能だ。農家の家族や市場むけに食料その他の製品を生産しながらも、きれいな水、生物多様性、土壌中の炭素固定、地下水涵養、洪水防止、環境アメニティーといった一連の公共財にも寄与している。もちろん、天然資源を最大限に利用できるように、持続可能な農業の技術や実践は地元の状況に適応されなければならない。そして、持続可能な農業は、新たな社会関係(新たな社会組織によって実現する信頼関係)と関係諸機関の横と縦とでのパートナーシップ、人的能力(リーダーシップ、創造力、経営手腕と確信の能力)を備えることで最も発揮される。このようにして、不確実性に直面しながらも、ハイ・レベルの社会関係資本と人的資本を備えた農業生産システムは、より革新的になれるのだ。 P.141-P.142)

江戸は19世紀世界最大の都市である。人口は100万人を超え、人口密度は現在の東京の3倍以上だった。江戸時代は約300年続いたが、その間の芸術・文化面での革新は並はずれたもので、茶の湯、生け花、能、歌舞伎、独特の建築や都市計画、風景画と日本の主要伝統芸術のすべてを生み出した。1830年代に描かれた葛飾北斎の富士山が代表するように、最もよく知られた日本のイメージの多くは江戸時代に由来する。建築家の黒川紀章は、江戸は都市公園と菜園の緑によって花の都市として知られていたとし、江戸の最も重要な特徴のひとつがハイブリッドで有機的な自然のデザインにあったとする。江戸時代は多様性に富み、機能するものはなんであれ、都市や農村空間で使うことができた。だが、カオス状態におかれていたわけではない。何が機能するかは調和の原則にもとづき決定されていたからだ。多様性は統合にもつながり、さまざまな要素を組み合わせることで、要素をたんにあわせたよりも全体としての価値をさらに高めていった。 (P.89-P.90)

オオカミは、人間にとって重要で、象徴的な関係で、食べ物の残り物の見返りとして他の略奪者からガードし、それがおそらく約1万2000年〜1万4000年前の犬の家畜化をもたらした。 (P.306)

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