Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2011年01月

本「地球白書 2010-11 持続可能な文化  Worldwatch Institute:“State of the World 2010”」ワールドウォッチ研究所5

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地球白書 2010-11
地球白書 2010-11 持続可能な文化  “State of the World 2010”, A Worldwatch Institute report on progress toward a sustainable society

○著者: ワールドウォッチ研究所、エコ・フォーラム21世紀 日本語版監修、環境文化創造研究所 日本語版編集協力
○出版: ワールドウォッチジャパン (2010/12, 単行本 388ページ)
○価格: 2,993円
○ISBN: 978-4948754393
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そう、持続可能(sastainable)な文化、、、これまでながく、ながきにわたって持続してきた文化が、そう、ぼくなんかが生まれたころの1970年、昭和45年の当時の以降の文化(生活様式)はすでに、ながく持続してきた文化が失われつつあったころなのかもしれない(さいきんとても気になっているのだが、よく分からない)、ぼくのジョウシキみたいなもの(固定観念)は、どうなんだろう、どうやらもしかしたらジョウシキなんかではなく、あくまでも近代化して採りいれられた、あたらしい?!、よくもわるくも、それまでながく持続してきたものとはマッタク異なるモノなのかもしれない


≪目次: ≫
本書に寄せて (グラミン銀行創設者 2006年ノーベル平和賞受賞者 ムハマド・ユヌス
はじめに (ワールドウォッチ研究所 所長 クリストファー・フレイヴィン)
環境界の一年間の主要動向  State of the World: A Year in Review

序章 「大量消費の文化」を変革する  The Rise and Fall of Consumer Cultures, Erik Assadourian

第一章 伝統を再評価して「持続可能性」の構築に活かす  Traditions Old and New
1-1 宗教界と共に世界観を形成する  Engaging Religions to Shape Worldviews, Gary Gardner
1-2 生態系の守護者としての儀式とタブー  Ritual and Taboo as Ecological Guardians, Gary Gardner
1-3 環境的に持続可能な出産  Environmentally Sustainable Childearing, Robert Engelman
1-4 高齢者──持続可能な発展を促進する文化資源  Elders: A Cultural Resource for Promoting Sustainable Development, Judi Aubel
1-5 アグリカルチャーからパーマカルチャーへ  From Agriculture to Permaculture, Albert Bates, Toby Hemenway

第二章 教育に期待される「持続可能性」への貢献   Education's New Assignment: Sustainability
2-1 「持続可能性の文化」への変革をもたらす幼児教育  Early Childhood Education to Transform Cultures for Sustainability, Ingrid Pramling Samuelsson, Yoshie Kaga
2-2 子どもの生活に入り込んでいる商業主義  Commercialism in Children's Lives, Susan Linn
2-3 学校給食を考えなおす──公共の食事が持つ力  Rethinking School Food: The Power of the Public Plate, Kevin Morgan, Roberta Sonnino
2-4 高等教育に現在求められているもの  What Is Higher Education for Now?, David Orr

第三章 「持続可能性」を目指す社会経済の優先順位   Business and Economy: Management Priorities
3-1 「過密の地球号」の生命を守る制度を導入する  Adapting Institutions for Life in a Full World, Robert Costanza, Ida Kubiszewski, Joshua Farley
3-2 全ての人々のための持続可能な勤務形態  Sustainable Work Schedules for All, Juliet Schor
3-3 企業文化を内側から変革する  Changing Business Cultures from Within, Ray Anderson, Mona Amodeo, Jim Hartzfeld
3-4 社会起業家──持続可能な社会に向けた変革  Social Entrepreneurs: Innovating Toward Sustainability, Johanna Mair, Kate Ganly
3-5 産業を地域に取り戻す  Relocalizing Business, Michael Shuman

第四章 「持続可能性」の構築における政府の役割   Government's Role in Design
4-1 「選択の体系化」によって、持続不可能な行動を排除する  Editing Out Unsustainable Behavior, Michael Maniates
4-2 セキュリティ(安全保障)概念の拡大  Broadening the Understanding of Security, Michael Renner
4-3 未来に向けた都市を創る  Building the Cities of the Future, Peter Newman
4-4 健康管理を変革する──取組みの重点を治療から予防へ  Reinventing Health Care: From Panacea to hygeia, Walter Bortz
4-5 地球法学──地球コミュニティの構成員に法的権利を認める  Earth Jurisprudence: From Colonization to Participation, Cormac Culinan

第五章 「持続可能性」の構築におけるメディアの役割  Media: Broadcasting Sustainability
5-1 ソーシャル・マーケティング──商品ではなく、持続可能性を売り込む  From Selling Soap to Selling Sustainability: Social Marketing, Jonah Sachs, Susan Finkelpearl
5-2 メディア・リテラシーとシチズンシップと持続可能性  Media Literacy, Citizenship, and Sustainability, Robin Andersen, Pamela Miller
5-3 音楽──教育やエンターテインメントを社会変革の起爆剤に  Music: Using Education and Entertainment to Motivate Change, Amy Han

第六章 市民運動の力で「持続可能性の文化」を確立する  The Power of Social Movements
6-1 持続可能性の実現のために、労働時間を短縮する  Reducing Work Time as a Path Sustainability, John de Graaf
6-2 「より少ないことは、より豊かなこと」を合言葉に  Inspiring People to See That Less Is More, Cecile Andrews, Wanda Urbanska
6-3 価値観の転換を目指すエコビレッジ  Ecovillages and the Transformation of Values, Jonathan Dawson

原注
索引


≪企画編集: ≫ ワールドウォッチ研究所 Worldwatch Institute 今日、世界的な環境経済学者として評価の高いレスター・ブラウン氏が、1974年にワシントンにて創設、所長に就任。1984年には、年次刊行物“State of the World”(本書)を創刊。数年にして、世界的評価を得て30数か国にて出版される。1992年には、年次刊行物“Vital Signa”(『地球環境データブック』)を創刊。2000年に、クリストファー・フレイヴィンが第2代の所長に就任就任。

[日本語版監修] エコ・フォーラム21世紀 環境監査研究会代表幹事 後藤敏彦/国連大学副学長 武内和彦/地球環境戦略研究機関 理事長 浜中裕徳/東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授 林良博/早稲田環境塾 塾長 原剛/日本環境財団 理事長 福岡克也/京都大学大学院 地球環境学堂 教授 松下和夫/日本気候政策センター 理事長 森島昭夫/国連大学名誉副学長 安井至(五十音順)/事務局 織田創樹 清水久敬 四條舞美
[翻訳] 大和田和美 木下由佳 五頭美知 高木友美 富田輝美 市川和佳子 大野智彦 草野慶太 田中俊徳 千葉知世 柳田達也(順不同)
[翻訳協力] 清水久敬 野村康 株式会社トライデア(順不同)
[日本語版編集協力] 環境文化創造研究所 田中俊昭 出田興生 茨木教晶 大和田和美 木下由佳 高木友美 豊田律子 吉澤桃子


ワールドウォッチ研究所 『地球白書 2009-10 地球温暖化抑制』(ワールドウォッチジャパン、2009年) '10/03/12
ワールドウォッチ研究所 『地球白書 2008-09 持続可能な社会への『変革』』(ワールドウォッチジャパン、2008年) '09/02/01
ワールドウォッチ研究所 『地球白書 2007-08 都市の未来』(ワールドウォッチジャパン、2007年) '08/02/23


State of the World 2010
State of the World 2010: Transforming Cultures: From Consumerism to Sustainability

○著者: Worldwatch Institute (Corporate Author)
○出版: W.W.Norton & Co Inc (2010/1, English, 244ページ)
○ISBN: 978-0393337266
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State of the World 2011: Innovations That Nourish the Planet
State of the World 2011: Innovations That Nourish the Planet

○著者: Worldwatch Institute (Corporate Author)
○出版: W.W.Norton & Co Inc (2011/1, English, 237ページ)
○ISBN: 978-0393338805
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本「物語 スイスの歴史  知恵ある孤高の小国 (中公新書1546)」森田安一5

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物語 スイスの歴史―知恵ある孤高の小国 (中公新書)
物語 スイスの歴史  知恵ある孤高の小国 (中公新書1546)

○著者: 森田安一
○出版: 中央公論新社 (2000/7, 新書 268ページ)
○価格: 819円
○ISBN: 978-4121015464
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そう、本書が著された2000年にはEUにも国連にも加盟していなかったスイスだが、どうやら、2002年に国連には加盟したようだ。永世中立は、自ら武装をして戦力を備えているのであって、戦争をしないことを意味しない。当然に、その歴史においては、かつて「傭兵」を産業のひとつとしていた、「傭兵」を他国に輸出する必要があった、輸入を、食料であり、加工製品の原材料を、他国から調達しなければならなかった、のであって、他国との関係、外交は、そりゃぁ


ヨーロッパの中央に位置するスイスはユニークな国である。風光明媚な観光地として知られる一方、国民皆兵の永世中立国でもある。多言語・多文化の連邦国家で、各カントン(州)の自治権が強い。中央集権化に対する国民の反発は根深く、国連EUにも加盟していない。こうした強烈な個性はどのように形作られたのか。内部分裂の危機と侵略の脅威にさらされつづけた歴史をひもとき、この国に息づく独立心の源をさぐる。


≪目次: ≫
まえがき
第1章 カエサルからカール大帝――ケルトローマゲルマン    ケルト/ローマ時代/アウェンティクムの建設/帝国の衰退とゲルマン諸部族の侵入/ブルグント王国/アレマン公国/カール大帝/修道院、王宮、都市/ブルグント王国とシュヴァーベン公国
第2章 神聖ローマ帝国――諸侯割拠の時代    異民族の侵入と神聖ローマ帝国/叙任権闘争ツェーリンゲン家の台頭/キーブルク家の登場/帝国都市/都市貴族マネッセ
第3章 スイス盟約者団の成立――原初三邦同盟から八邦同盟へ    ハプスブルク家の台頭/「ルードルフと司祭」伝承/「帝国自由」の特権/「永久同盟」/モルガンテン同盟/ルツェルン同盟/チューリヒ同盟/八邦同盟の成立
第4章 対外膨脹の時代――強国スイス    サヴォワ家との戦い/ネーフェルスの戦い/共同支配地の獲得/古チューリヒ戦争/ブルゴーニュ戦争/シュタンス協定/シュヴァーベン戦争/ミラノ戦争
第5章 宗教改革対抗宗教改革――盟約者団の分裂の危機    ツヴィングリとミラノ戦争/チューリヒの宗教改革/公開宗教討論会/スイス各地への改革派の浸透/カペル戦争/フランス語圏の宗教改革/対抗宗教改革/スイスの縮図、グラウビュンデン
第6章 アンシャン・レジームの時代――門閥寡頭政治の矛盾    三十年戦争とスイスの独立/スイス農民戦争/フィルメルゲン戦争/傭兵制の盛衰/ルイ一四世時代のスイス外交/瀕死のライオン/諸邦の経済・社会の変化/ベルンの門閥支配/チューリヒの企業家支配/ジュネーヴ――革命の実験室/農村邦
第7章 変転するスイス――革命と復古    フランス革命とスイス/フランス名誉市民、ペスタロッチヘルヴェティア共和国/小復古――「調停法」下のスイス/諸協会の設立/大復古――「同盟規約」下のスイス/永世中立の実現
第8章 連邦国家への道――分離同盟戦争前後    自由主義者の台頭/保守派の抵抗/アールガウ事件/「分離同盟」の形成/分離同盟戦争/連邦国家の誕生/軍事制度/連邦憲法の改正規定
第9章 すべては国民によって――合意民主主義へ    アルフレート・エッシャー/教育政策/言語政策/鉄道と金融/すべては国民によって/「ひとつの法、ひとつの軍隊」/連邦憲法の改正/合意民主主義の開始
第10章 戦争と危機――両世界大戦間の苦悩    工場法の制定/新たな対抗軸/比例代表選挙制の成立/第一次世界大戦/ゼネストの失敗/スイスのファシズム/社会民主党の路線転換/戦間期の外交/第二次世界大戦/中立の影の部分/ユダヤ人亡命者
終章 21世紀の入り口に立って    直接民主政への復帰/「魔法の公式」の成立/一九九九年の国民議会選挙/連邦憲法の全面改正

あとがき (二〇〇〇年六月 森田安一)
図版出典
参考文献
年表 (前1800頃〜2000)


≪著者: ≫ 森田安一 (もりた・やすかず) 1940年(昭和15年)、東京に生まれる。東京大学文学部西洋史学科卒業。同大学院人文科学研究科西洋史学専攻博士課程中退。博士(文学、東京大学)。東京学芸大学教授を経て、日本女子大学教授(日本女子大学名誉教授、放送大学客員教授)。専攻、スイス史、宗教改革史。著書、『スイス――歴史から現代へ』(刀水書房)、『スイス中世都市史研究』(山川出版社)、『ルターの首引き猫――木版画で読む宗教改革』(山川出版社)、『世界各国史14 スイス・ベネルクス史』(編著、山川出版社)、『スイスの歴史と文化』(編著、刀水書房)。訳書、『ツヴィングリの人と神学』(F・ビュッサー著、新教出版社)、『ドイツ宗教改革史研究』(R・シュトゥッペリヒ、ヨルダン社)、『帝国都市と宗教改革』(共訳、B・メラー著、教文館)、『スイスの歴史』(監訳、U・イム・ホーフ著、刀水書房)。

森田安一 『図説 宗教改革』(ふくろうの本・世界の歴史、河出書房新社、2010年) '11/01/27
草光俊雄/五味文彦/杉森哲也編著 『歴史と人間 '08』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2008年) '10/09/25





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本「武士の成長と院政 (日本の歴史07、講談社学術文庫1907)」下向井龍彦5

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武士の成長と院政 日本の歴史07 (講談社学術文庫)
武士の成長と院政 (日本の歴史07、講談社学術文庫1907)

○著者: 下向井龍彦
○出版: 講談社 (2009/3, 文庫 392ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4062919074
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いわゆる「国衙軍制(こくがぐんせい)」というような、日本の古代末期から中世初期に10〜12世紀にかけて成立した国家軍事制度を示す歴史概念が、どうやらあるみたいで、武士の発生(そして「成長」)に密接に関係していると考えられて(有力な説のひとつに位置づけられて)いるようだ



律令国家から王朝国家への転換期、勃発する武装蜂起を鎮圧する中で、戦士という職能集団=「武士」が登場する。将門・純友の乱の実態とは? 彼らを倒し中央の軍事的官職や受領を経験しながら、武家の棟梁へと成り上がる源氏と平氏。両者の拮抗を演出し、強権を揮(ふる)う「院」たち。権力闘争の軍事的決着に関与し、国家権力を掌握するに至った武士こそが、中世社会を生む原動力だった。


≪目次: ≫
第一章 武士以前    1 律令国家の変質(武士と軍制/日本古代国家の「侵略」的性格/律令国家と律令軍制/律令国家の治安法体系――捕亡令罪人追捕規定/対新羅外交の解消と律令軍制の廃止/富豪層の成長/受領への権力集中)/2 群盗海賊と鎮圧システム(群盗海賊と「党」/捕亡令「臨時発兵」規定の適用/群盗海賊の戦術、追捕側の戦術)/3 俘囚の傭兵的利用(俘囚の教化政策/俘囚と公民/蕨手刀と俘囚の戦術/俘囚の反乱と陸奥還住)
第二章 武士たちの英雄時代    1 武士第一号(寛平・延喜の国制改革/寛平・延喜東国の乱と軍制改革/武士第一号――高望利仁秀郷/日本刀の成立と戦術改革/承平南海賊と藤原純友――西国における武士第一号)/2 平将門の乱(延喜勲功者の子孫たち/平氏の内紛/武蔵国の紛争への介入/常陸国の紛争への介入/まぼろしの「坂東独立王国」/将門の最期)/3 藤原純友の乱(土着承平勲功者問題/純友蜂起――承平海賊平定勲功賞の要求/栄光と誤算/攻防/決戦)/4 天慶の乱の歴史的位置(二つの乱の共通点/二つの乱の相違点)
第三章 摂関期の武士と国家軍制    1 武士身分の成立(天慶勲功者子孫こそ武士/武士は「国家の支え」/武士の名誉と「私合戦」)/2 武士の在京勤務と在地的性格(武士の大量任官と在京勤務/大内守護と滝口/検非違使/貴族と武士の主従関係――九条流と源氏、小野宮流と平氏/主従関係と官職位階/武士受領と受領郎等/武士の在地的性格/武士の館・軍事訓練・郎等)/3 王朝国家の軍制と武士(天皇の在京武士動員――内裏警固と大索/追捕官符/国衙の徴税と反受領闘争/大和国解が語る凶党蜂起/重犯検断手続き/廻文による武士動員/国内武士注文――武士の権利と義務/勲功賞申請手続き)
第四章 武家の棟梁の形成    1 平忠常の乱源頼信(忠常蜂起と追討使選定/奇妙な追討/追討使源頼信と坂東武士)/2 前九年の役源頼義(九〜十世紀の奥郡支配/奥六郡司安倍氏の登場/源頼義の謀略/前九年の役の経過/新たな神話)/3 後三年の役源義家(清原氏の内紛/陸奥守義家の介入/義家と坂東武士との主従関係)
第五章 激動の院政    1 荘園公領制と後期王朝国家(造内裏役と荘園整理令/荘園公領の区分と国衙領再編/武士の在地領主化と国衙機構掌握/後期王朝国家体制への転換/国家軍制の転換)/2 院政への道(王朝国家と摂関政治/責任を押しつけ合う天皇と関白/後三条天皇の親政/院権力の根源――院継承者決定権/院による「国家大事」の決裁)/3 院政の権力構造(院近臣の国家機構への配置/院宣による支配と除目の掌握/軍事警察権の掌握――武士と検非違使/荘園整理と荘園寄進/荘園政策の展開と後期王朝国家の限界/仏教政策と強訴/逸脱と熱狂――過差と田楽)/4 院政下の源氏と平氏(源氏の利用/源氏の抑圧/義家の遺産/院近親としての平氏/院の演出による「武家の棟梁」化/戦わない棟梁と西国武士との絆)
第六章 武家政権に向かって    1 保元平治の乱鳥羽院の皇位継承構想/摂関家の内紛/後白河即位と頼長の失脚/追い詰められる崇徳と頼長/武士が院を攻撃/保元の荘園整理令/信西の国家構想/平治の乱/保元・平治の乱における源平武士団)/2 後白河院政と平氏政権(「直系」二条天皇と「傍系」後白河院の相克/後白河院政と清盛政権/院と清盛の亀裂――「鹿ケ谷の陰謀」/清盛政権の軍事独裁化/孤立する平氏/以仁王の挙兵/清盛の瀬戸内海支配/警固屋――海賊監視のネットワーク/平氏軍制)/3 治承・寿永の乱頼朝の挙兵――以仁王の令旨と貴種再興/平氏の戦時体制/飢饉にあえぐ京都と平氏/源義仲の上洛/「見るべき程の事は見つ」――平氏の最期/頼朝の軍事政権の形成/天下草創へ――守護地頭の設置)

学術文庫版あとがき (二〇〇九年一月三日 妻の誕生日に 下向井龍彦)

年表(780年〜1192年)
参考文献
索引


編集委員 網野善彦大津透鬼頭宏桜井英治山本幸司


※本書の原本は、二〇〇二年、小社より刊行されました。


≪著者: ≫ 下向井龍彦 (しもむかい たつひこ) 1952年生まれ。広島大学文学部卒業。同大学院修了。広島大学大学院教育学研究科教授。専門は、奈良・平安時代の軍制・国制の研究、出身地呉市の地域史研究。共著に、国立歴史民俗博物館監修『人類にとって戦いとは2 戦いのシステムと対外戦略』(東洋書林)、論文に「国衙と武士」(『岩波講座日本通史 古代5』)など多数ある。


大津 透 『道長と宮廷社会 (日本の歴史06)』(講談社学術文庫、2009年) '11/01/21
坂上康俊 『律令国家の転換と「日本」 (日本の歴史05)』(講談社学術文庫、2009年) '11/01/12
渡辺晃宏 『平城京と木簡の世紀 (日本の歴史04)』(講談社学術文庫、2009年) '11/01/07
熊谷公男 『大王から天皇へ (日本の歴史03)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/29
寺沢薫 『王権誕生 (日本の歴史02)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/17
岡村道雄 『縄文の生活誌 (日本の歴史01)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/03
網野善彦 『「日本」とは何か (日本の歴史00)』(講談社学術文庫、2008年) '10/11/20

川合康 『源平合戦の虚像を剥ぐ 治承・寿永内乱史研究』(講談社学術文庫、2010年) '10/09/26
橋本治 『双調平家物語』(全16巻、中公文庫、2009〜10年) '09/11/03〜'10/08/17





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本「私と西洋史研究 歴史家の役割  Minoru Kawakita/Toshiaki Tamaki: “The Role of a Historian: Retrospection of My Studies on European History”」川北稔、玉木俊明5

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私と西洋史研究 ―歴史家の役割
私と西洋史研究 歴史家の役割  Minoru Kawakita/Toshiaki Tamaki: “The Role of a Historian: Retrospection of My Studies on European History”

○著者: 川北稔 [著]、玉木俊明 [聞き手]
○出版: 創元社 (2010/4, 単行本 271ページ)
○価格: 2,625円
○ISBN: 978-4422202884
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歴史から学ぶことは、とってもとっても多いような気がして、ぼくは好んで手にして読んでいるんだけど、まぁ直接的に、お金儲けに直結するようなことは、即効性みたいなものは、明らかに言うまでもなく、ない。地味で、派手さは、欠片も、ない。どうなんだろう、見た目が派手で華美で声が大きければ、たしかに目立って注目を浴びて、よくもわるくも大衆は、寄らば大樹のかげ!?、赤信号みんなで渡れば怖くない?!、みんなと一緒は安心できる、他人と違うことは異なることは、そう、不安だ、はみ出すことがないように、あたり障りなく、無難な生き方ができるのならば、そこにストレスを感じることがないのならば、あぁコマッタナァ、ボクニハドウニモタエラレナイ、ウマクヤリクリデキナイノダョ


計量経済史、生活史、世界システム論など、新しい手法を開拓しながら、戦後の西洋史学界を牽引してきた著者の50年にわたる研究生活を総括。画期をなした諸研究の背景、戦後史学会の動向、歴史学の意味と歴史家の役割など、碩学ならではの考察を収載。「川北史学」のエッセンスを余すところなく伝える、待望の個人研究史=史学概論。


≪目次: ≫
はじめに (二〇〇九年一二月  川北 稔)

I 研究をはじめたころ
1 歴史学との出会い    大学に入るまで/堀米庸三先生の講演/西洋史へ進んだ理由
2 イギリス史を選ぶ    ドイツ中世史からイギリス史へ――越智先生との出会い/フィッシャーとサプルを読む/「読む」よりも「探す」ほうが大変
3 「越智研」での研鑽の日々    越智先生と大塚史学/学生時代の生活/「越智研」の実際/研究室の雰囲気――助手が天皇だった時代
コラム イギリス衰退論
II 計量経済史を拓く
4 計量経済史の開拓    計量経済史と地主への関心/『西洋史学』への初投稿/ブローデルはほとんど知られていなかった/「マル経」と「近経」の分かれ目/フィッシャーの功績/貿易史研究における輸入研究の意味
5 阪大助手時代    阪大助手になる/『待兼山論叢』の創刊/二足のわらじ――助手として講師として/角山榮先生との出会い
III 生活史を拓く
6 大阪女子大学時代    計量経済史から生活史への転換/「生活の世界歴史」の執筆
7 最初のイギリス留学    再検討派と呼ばれて――大塚史学からの転換/はじめての海外渡航――デンマークからイギリスへ/はじめてのイギリス留学/IHRセミナーへの参加/ジョン・ハバカクとの出会い/ラルフ・デイヴィズとの出会い/エリック・ウィリアムズとの出会い
コラム ブローデルウォーラーステイン
IV 「世界システム論」の考察
8 ふたたび阪大へ    阪大に戻る/『講座西洋経済史』の執筆/ウォーラーステイン『近代世界システム』の翻訳/『工業化の歴史的前提』の執筆/博士論文の書き方/「ディマンド・プル」モデルでやる/「経済」を忘れた社会史――時代区分の問題/『洒落者たちのイギリス史――騎士の国から紳士の国へ』の執筆
9 二回目のイギリス留学    一五年ぶりの留学/研究環境の変化/日本人が西洋史を研究する意味
10 通史としての世界史    「世界史への問い」の編集/「岩波講座世界歴史」の編集/言語論的転回と歴史学
コラム 『工業化の歴史的前提――帝国とジェントルマン』――研究の視座
V 西洋史研究の意義と役割
11 勉強のしかた    本を買う、読む/外国語の習得
12 大学教育について    大学院重点化の問題点/国立大学法人化の問題点
13 西洋史学の意義と歴史家の役割    世界史教育と日本人――『砂糖の世界史』の執筆/歴史学の意味/歴史家の役割/西洋史研究の意義/西洋史研究のあり方/大学院生の研究・教育について/若い研究者へのメッセージ

主要著作一覧
解説/玉木俊明
人名索引


≪著者: 本編対談、コラム執筆≫ 川北 稔 (かわきた・みのる) 1940年大阪市生まれ。京都大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程(西洋史学専攻)中退。文学博士。大阪大学大学院文学研究科教授、名古屋外国語大学教授、神戸市立外国語大学教授を経て、国際高等研究所副所長、大阪大学名誉教授、京都産業大学文化学部客員教授、英国王立歴史学協会会員。著書:『工業化の歴史的前提』『民衆の大英帝国』『砂糖の世界史』(以上、岩波書店)、『路地裏の大英帝国』『洒落者たちのイギリス史』(以上、平凡社)など多数。

≪著者: 本編対談、脚注執筆≫ 玉木俊明 (たまき・としあき) 1964年大阪市生まれ。同志社大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。京都産業大学経済学部専任講師、助教授を経て、京都産業大学経済学部教授。著書:『北方ヨーロッパの商業と経済』(知泉書館)、『近代ヨーロッパの誕生』(講談社)、War, State and Development: Fiscal-Military States in the Eighteenth Century(共著、Pamplona)、『近代ヨーロッパの探究 国際商業』(共著、ミネルヴァ書房)、『ヘゲモニー国家と世界システム』(共著、山川出版社)など多数。


川北稔 『イギリス近代史講義』(講談社現代新書、2010年) '11/01/22
ヴェルナー・ゾンバルト 『恋愛と贅沢と資本主義  Werner Sombart: “Liebe, Luxus und Kapitalismus”, 1912.』(金森誠也訳、講談社学術文庫、2000年) '11/01/18
樺山紘一編著 『新・現代歴史学の名著 普遍から多様へ』(中公新書、2010年) '10/07/18
玉木俊明 『近代ヨーロッパの誕生 オランダからイギリスへ』(講談社選書メチエ、2009年) '09/12/20





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本「秘密結社 (講談社学術文庫2016)」綾部恒雄5

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秘密結社 (講談社学術文庫)
秘密結社 (講談社学術文庫2016)

○著者: 綾部恒雄
○出版: 講談社 (2010/10, 文庫 288ページ)
○価格: 1,008円
○ISBN: 978-4062920162
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それは「ヒミツ」です



人間社会にあまねく存在する「秘密」。メンバー共通の利害と連帯感からなる「集団」。そこに加入するための「儀礼」。それらをあわせ持つ「秘密結社」の起源と実態を文化人類学の泰斗が解き明かす。アメリカ社会とK・K・K暗殺教団去勢教徒、幕末維新とフリーメーソンモーツァルト作品に描かれた「秘儀」などのほか、「世界 秘密結社事典」を収録。


≪目次: ≫
I 秘密結社の起源と儀礼
秘密結社のイニシエーション儀礼
    1 秘密結社とは何か(秘密と秘密結社/秘密結社とイニシエーション)/2 入社的秘密結社と政治的秘密結社(入社的秘密結社/政治的秘密結社/「超俗的」と「世俗的」秘密結社)/3 未開社会の秘密結社(未開と文明の区別/秘密結社とコミュニティ)/4 「死と復活」のモチーフ(実存条件の変革/イニシエーションと「死の再生」のモチーフ/異人歓待と豊穣の観念/コミュニティから個人へ)/5 体制の維持と体制への反抗(民族主義的秘密結社/アイルランドの秘密結社/カルボナリ党・アウトロウ連合・共産主義連盟/フランスの秘密結社/マウマウ団)/6 秘密結社の今日的意味(近代化とイニシエーションの喪失)
アフリカとアメリカの秘密結社    1 未開と文明と/2 秘密結社と秘密/3 西アフリカのクペル族の秘密結社/4 アメリカのフリーメーソン/5 未開と文明の秘密結社
社会運動とアーケイズム    グレインジと儀礼主義/近代的社会運動と儀礼主義
秘密結社の諸相    1 アサシン(暗殺教団)/2 聖堂騎士団(テンプル騎士団)/3 パシンガル(旅人殺戮教徒)/4 隠れキリシタン/5 スコプチ〈去勢教徒)/6 ヴードゥー教/7 ブラック・マズレム(黒い回教徒)
異人と祭祀的秘密結社    1 デムボ結社/2 プラー結社/3 マンボ・ジャンボ結社
人民寺院事件の背景    カリフォルニア・ブリード/人種差別への執拗な攻撃/「白い騎士」が悲劇を誘発/口火を切るのはつねに「結社」
ゴッドファーザーを見る    発生は抵抗運動/「ふるさと」を失う/日本人との共通性/価値観の多元化
K・K・Kとアメリカ社会    「白人優越」を掲げ、発生/正統派キリスト教信仰を盾に/根深い病根、クラン再燃か

II フリーメーソン結社の世界観
秘密結社フリーメーソンの世界
    1 フリーメーソンとの「出会い」/2 由来/3 秘儀と象徴/4 西欧社会とメーソン/5 フリーメーソンと日本/6 西欧文明の表と裏
秘儀と象徴体系    1 神話的世界/2 秘儀のモチーフ/3 象徴体系(ロッジ/反省の部屋と錬金術の象徴/符号と象徴/西欧文明の裏面史)
モーツァルトの『魔笛』とメタファー    1 秘密について/2 秘儀と試練/3 『魔笛』のメタファー(第一幕/第二幕)/4 『魔笛』における試練(最初の気絶/試練の許可/作業の開始と志願者たちの討議/反省の部屋/儀礼の試練/「死と再生」のモチーフ)

〈付録〉 世界 秘密結社事典    赤い人/アカマタ・クロマタ/イースタン・スター/エルクス/黄金鷲の騎士/オシリス崇拝団/オッド・フェローズ/隠し念仏/カタール派/カモラ/カルボナリ党/ギリシャ文字クラブ/義和団クー・クラックス・クラングノーシス派/グレインジ/五斗米道/コロンブスの騎士団/地獄の火クラブ修験道真言立川流人民寺院/スコットランド・クラン/聖フェーメ団/赤眉/大東社/太平天国/タントラ派/チアゾス結社/天地会/ドゥク・ドゥク結社/ノウ・ナッシング党/バヴァリア幻想教団/バラ十字団/ピティアスの騎士団/白蓮教/ポロ結社/マウマウ団マフィア/ムース/森の人/ルーティ/ロシアのニヒリスト

あとがき (一九八八年七月 綾部恒雄)
初出一覧


※本書の原本は、一九八八年に『秘密の人類学』としてアカデミア出版会から刊行されました。


≪著者: ≫ 綾部恒雄 (あやべ つねお) 1930年生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。九州大学教授、筑波大学教授、城西国際大学教授などを経て、筑波大学名誉教授。主な著書に、『アメリカの秘密結社』『タイ族――その社会と文化』『現代社会とエスニシティ』ほか。編著・監修に『文化人類学20の理論』『結社の世界史』(全5巻)ほか。2007年没。





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本「図説 宗教改革 (ふくろうの本・世界の歴史)」森田安一5

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図説 宗教改革 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 宗教改革 (ふくろうの本・世界の歴史)

○著書: 森田安一
○出版: 河出書房新社 (2010/6, 単行本 127ページ)
○価格: 1,890円
○ISBN: 978-4309761459
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宗教改革、1517年にマルティン・ルターMartin Luther, 1483-1546)がドイツ・ヴィッテンベルクの城教会の北入口の扉に貼り出した『九五箇条の論題』に端を発したといわれる

さて、ぼくの単位認定試験の今学期最大懸案科目『ドイツ語入門II '06』、オワリマシタ♪、もっとも、あくまでも「入門」なのであって、こんなところで挫けるわけにはいかないんだけど、もし挫けちゃったら時間を余計に費やして分かるまで繰り返し繰り返し遣り続ける、ただそれだけなんだけどね、じつは試験直前の試験対策の勉強で、ギリギリ語尾変化、形容詞の語尾変化(強変化・弱変化・混合変化)であり、それに伴って「格」と「性」と「数」にも、焦点が注意が向けられるようになって(キタァ〜〜ッ♪)、それまでまるで「馬の耳に念仏」状態だったんだけど、たしかCDによる授業(各45分×15回)は3度繰り返し聴講した(総計36時間+α)、あるとき突然に光が差し込むように??!、もっとも、どうしても分からなければ試験をクリアできなければ、単位認定試験で60点以上取れなければ、来学期に再試験を受ければいいだけの話で、シッパイは許される、チャンスはリベンジの機会は与えられる、のであって、ギブアップしちゃわなければいいだけの話♪、そう、ぼくが履修した『ドイツ語入門II '06』(そして前期に履修した『ドイツ語入門I '06』)は今年度で終了する講座で、来学期(今年)からリニューアルする『ドイツ語入門I '11』『ドイツ語入門II '11』がはじまる、ということは、この4月以降に試聴学習室に足を運べば、ニューバージョンの『ドイツ語入門』をもういちど(なんどでも?!)自習することができるってことで(モッタイナイから履修はしない)、あぁぁあ♪♪



ヨーロッパ精神を揺るがす大事件。腐敗する教会に異を唱え、ある者はペンを手に、またある者は剣を手に立ち上がった。ルターカルヴァンツヴィングリ他、ヨーロッパ全土で起きた改革運動を描き出した、決定版。


≪目次: ≫
プロローグ    宗教改革前夜の信心/免罪符と贖宥符
第一章 改革者ルター    宗教改革への道(鉱山労働者の子/教皇に屈せず/ドイツ語訳聖書/コラム 活版印刷術と木版画)/騎士の乱農民戦争フッテンの乱/農村での展開/農民戦争)/第一回シュパイエル帝国議会(ドイツの危機/宗教と政治)/第二回シュパイエル帝国議会ルター派ツヴィングリ派カール五世の決断/コラム 「律法と福音」)/シュマルカルデン戦争シュマルカルデン同盟/戦争へ)/「仮信条協定」(宿敵の死/アウスブルク帝国議会/コラム 「仮信条協定」批判ビラ)/アウスブルク宗教平和(宗教平和令/都市の選択権)
第二章 ツヴィングリとスイスの宗教改革    ツヴィングリの登場(生い立ち/エラスムスへの私淑/コラム 「神の水車」)/チューリヒでの改革(都市の自治への一歩/公開討論会)/宗教改革過激派(ミサをめぐる対立/再洗礼派の誕生)/孤立から同盟へ(孤立するツヴィングリ/カペル戦争
第三章 カルヴァンの改革    カルヴァンの「変身」(フランスに生まれる/人文主義者への道)/檄文事件(ビラの反乱/カルヴァンの逃亡)/逆転と新たな展開(ジュネーヴへ/「教会規則」/シュトラースブルクへ)/ジュネーヴ帰還(枢機卿への応答/「ジュネーヴ教会規則」)/「破門権」をめぐる戦い(反カルヴァン運動/カルヴァンの暗い側面/安定と飛躍)/カルヴァンとブリンガー(チューリヒの改革者/『チューリヒ和協書』)
第四章 フランス改革派(ユグノー)と宗教戦争    ユグノーの浸透(詩歌篇の普及/全国宗務会議)/カトリックの対応(アンリ二世妃カトリーヌアンボワーズの陰謀第一次ユグノー戦争)/サン・バルテルミの大虐殺三アンリの戦い(相次ぐ戦乱/アンリ三世暗殺/)/ナントの王令アンリ四世の改宗)
第五章 イングランドの宗教改革    ヘンリ八世の離婚問題(改革前夜/妻と侍女)/宗教改革議会(トマス・クロムウェルイングランド国教会/英訳聖書の刊行/コラム ホルバインと宗教改革)/二つの信条箇条(「十箇条」と「六箇条法」/対ドイツ・フランス)/カトリックの復活(プロテスタント化の進展/「血に飢えた(ブラッディ)メアリ」)/エリザベス一世と国教会体制(ピューリタンの攻撃/聖職服闘争と長老制度)
第六章 宗教と政治のはざま    スコットランドの宗教改革(王女メアリ・ステュアートの時代/「スコットランド信仰告白」/プロテスタントの勝利)/オランダの改革運動と独立戦争(親ルターの土壌/カルヴァン派の弾圧/スペインからの独立/改革派内の対立)
エピローグ    

宗教改革略年表
参考文献


≪著者: ≫ 森田安一 (もりた・やすかず) 日本女子大学名誉教授、放送大学客員教授。1940年、東京都新宿区生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業、同大学院人文科学研究科西洋史学専攻博士課程中退。博士(文学)。主な著書・編著に『スイス・ベネルクス史』〈編著〉『ルターの首引き猫 木版画で読む宗教改革』『世界歴史の旅 スイス 中世都市の旅』『キリスト教史1 宗教改革以前』〈共著〉(ともに山川出版社)、『物語 スイスの歴史』(中公新書)、『ヨーロッパ読本 スイス』〈郷編著〉(河出書房新社)、『ヨーロッパ宗教改革の連帯と断絶』〈編著〉(教文館)など、訳書にR・シュトゥッペリヒ『ドイツ宗教改革史研究』(ヨルダン社)、R・W・スクリブナー、C・スコット・ディクソン『ドイツ宗教改革』(岩波書店)などがある。

草光俊雄/五味文彦/杉森哲也編著 『歴史と人間 '08』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2008年) '10/09/25





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本「黄金の世界史 (講談社学術文庫2026)」増田義郎5

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黄金の世界史 (講談社学術文庫)
黄金の世界史 (講談社学術文庫2026)

○著者: 増田義郎
○出版: 講談社 (2010/12, 文庫 240ページ)
○価格: 882円
○ISBN: 978-4062920261
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まさに世界史♪、古代のエジプト・メソポタミアから地中海世界がながく歴史の中心で、しかしもちろんそれだけではない、アフリカ大陸、南北アメリカ大陸、ラテンアメリカ、インド洋、アジア、中国、日本も少々、、、かなり駆け足(な印象)ではあるけれども、コンパクトに広く世界の歴史を、不思議な力を放つ「黄金」をベースに語られる(いやいやどうして、なるほどスゴイぞ!!)世界史♪


フロイト曰く「黄金は人間の深い潜在意識の中で本能を満足させる」と。エジプトの黄金の王墓、南米の黄金文明、中国の絢燗な王宮……。政治の覇者は必ず金を求めた。古代、大帝国時代を経て、大航海時代の金銀の大流入で、西欧へと覇権が動く近代、産業資本主義の発展と金本位制が崩壊した現代まで、「金」という視座から見たもう一つの世界史を読む。


≪目次: ≫
プロローグ 黄金文化の探求    ツタンカーメンの王墓の発見/インカの黄金/エル・ドラードの征服
第一章 古代の黄金    黄金の魔力(黄金は太陽/聖書の中の黄金/太陽神殿と黄金庭園)/古代オリエントの金工術(古代エジプトの金工芸/エジプトの金の原産地/メソポタミアの黄金供給地)/メソポタミアエジプト(不死の思想とミイラ/商業都市国家メソポタミア/異なる環境)/通商と通貨(エジプトの資源の獲得/ハンムラビ法典/大麦が価値基準/メソポタミア商人の性格)/古代貨幣の成立と海上貿易(新勢力の興隆/海洋貿易と騎馬民族/古代貨幣の出現/傭兵と貨幣/海上貿易と貨幣の利用/金貨と銀貨)/古代アメリカの黄金時代(中央アンデスの黄金時代/シカンの発見/インカの黄金/メキシコの黄金文化)
第二章 地中海世界インド洋世界    略奪の時代(黄金の移動/アッシリアの滅亡とメディアペルシア帝国の盛衰)/アレクサンドロス大王(アレクサンドロスの大遠征/ヘレニズム時代からローマ時代へ)/アジア、インド洋への道(アジアへの三つのルート/プトレマイオス朝のインド洋貿易)/中国とローマ(激動の紀元前三世紀/ローマとインド洋/ローマ人の中国来航/中国と南海)/ローマと中国の金銀事情(ローマの貨幣/ローマの金銀流出/中国とインド)
第三章 世界貿易の拡大時代    とイスラム(ビザンツ帝国の貨幣制度/イスラムの登場/イスラムの黄金獲得/唐の成立/中国の貨幣制度)/時代の経済の高度成長(宋の繁栄/海上帝国モンゴル)/東西貿易の進展(インド洋―南シナ海交易圏/ユーラシア経済ネットワーク/サハラ砂漠を越えて)/西ヨーロッパと日本(中世の西ヨーロッパ/ノルマン人の活躍/日本の黄金伝説/黄金国家日本/オセアニアとアメリカ)
第四章 地中海から大西洋へ    西アフリカの黄金(イスラムの金銀と通貨/東西アフリカの黄金/ベルベル人ガーナ王国/沈黙貿易/スーダンの黄金)/イタリア人の活躍(ヴェネツィアジェノヴァ/イタリア商人の活力/中世ヨーロッパの金と銀)/大航海時代の曙(ポルトガルの発展/西アフリカ航海の目的/ポルトガルとジェノヴァ人)
第五章 大西洋時代    コロンブスと黄金(ジェノヴァ人コロンブス/コロンブスのアジア航海計画/喜望峰発見/コロンブス、シパングへ/シパングの金/ヴァスコ・ダ・ガマ、インド航路を発見/コロンブスの世界像)/アメリカの黄金(コロンブスを追う者たち/太平洋からインカ帝国へ/中南米の諸地方)/銀の時代(ポトシ銀山発見/銀の行方/メキシコ銀の流通)/日本の役割(金銀の用途の変化/ポルトガル人の生糸貿易/オランダの生糸貿易/日本の金銀輸出/秀吉と黄金)
第六章 近代の黄金    ブラジルの金(ブラジルとポルトガル人/ブラジルのゴールド・ラッシュ/ミナス・ジェライスの砂金発見/ブラジルの金ぴか時代)/金本位制の出現(金の行方/イギリスの三角貿易/ラ・プラタ地方の銀/イギリスのアジア貿易/イギリスの金本位制/世界の市場ネットワーク)/ゴールド・ラッシュカリフォルニアのゴールド・ラッシュ/発展するカリフォルニア/オーストラリアのゴールド・ラッシュ/ロシアの金/新たなゴールド・ラッシュ/)
エピローグ 現代の黄金    金本位制をめぐって/ニクソン・ショック/黄金の歴史をふり返って/金の不思議な力

学術文庫版あとがき (二〇一〇年九月二四日 増田義郎)


※本書の原本は、一九九七年小学館より刊行されました。なお、文庫化にあたり、一部改訂しました。


≪著者: ≫ 増田義郎 (ますだ よしお) 1928年生まれ。東京大学名誉教授。文化人類学者、ラテン・アメリカ史専攻。著書に『インカ帝国探検記』『黄金郷に憑かれた人々』『アステカとインカ』『太平洋』など多数ある。


羽田正 『冒険商人シャルダン』(講談社学術文庫、2010年) '11/01/10
本村凌二/高山博編著 『地中海世界の歴史 古代から近世 '09』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2009年) '10/12/28
杉山正明 『クビライの挑戦 モンゴルによる世界史の大転回』(講談社学術文庫、2010年) '10/11/17
草光俊雄/五味文彦/杉森哲也編著 『歴史と人間 '08』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2008年) '10/09/25





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本「カラヴァッジョへの旅 天才画家の光と闇 (角川選書416)」宮下規久朗5

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カラヴァッジョへの旅―天才画家の光と闇 (角川選書)
カラヴァッジョへの旅 天才画家の光と闇 (角川選書416)

○著者: 宮下規久朗
○出版: 角川学芸出版 (2007/9, 単行本 267ページ)
○価格: 1,785円
○ISBN: 978-4047034167
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いま、単位認定試験の期間中で、なにが!?というわけでもないのだが落ち着かない、お祭みたいな気分?!、もっともぼくは、お祭りにかかわらず集団に這入って輪に溶け込むことが、得意ではない、苦手だから、なんだかソワソワと、どうしていいのか対応すべき方策を、迷ってウロウロして(とまどって途方にくれて)いるうちにあれよあれよとやがて波が引いて、気が付くとますますポツンと取り残される、あぁなんだったんだろう??!、みたいな、、、さて、ぼくのエントリーは中盤以降、いよいよ明日から♪、、、そう、ぼくの周囲の状況が落ち着く気配は一向に見出すことができないんだけれども、そんなことばかりは言ってられないからね、それなりの時間を経ると変化にたいして慣れが生じて周囲を見渡す余裕みたいなものが生じて、これまで見えることがなかった事柄に焦点が合わないものでもない、大学生になってまもなく一年が経過しようとしていて、二学期を経て、なるほど単位認定のプログラムというのか卒業するための「しくみ」のようなものは、なんとなく掴めたような気がしているから、じゃぁ具体的にその先を卒業してからどうするか?!、これがぶっちゃけよく分からない、分かっていること決めていることとしては、ぼくは死ぬまでワーク、ハード(work hard)、働きつづけるし勉強しつづける、働けなくなって世間(社会)から必要とされなくなったら、フィー(報酬)を得られる働きができなくなって他人さまの世話になるくらいなら、どうなんだろう?!、アリとキリギリスの寓話じゃないけれど、ぼくのこれまでの在り方でありジッサイの生き方は、あきらかにキリギリス的(その場しのぎの無計画)であってアリ的(計画的)ではない、どうやら本来の性格的にはアリ的(コツコツとただひたすらまじめに事務的に公務員的?!)傾向があるのかもしれないんだけれども、結果的にアリ的には生きてこなかった、ことから考えるには、いまさら横入りしてタダ乗り(free rider)的な行動を採用するのはショウジキ気が引ける、みずからの良心に咎がないものでもない



西洋美術史上もっとも大きな革新を成し遂げて近代写実主義の先駆をなし、レンブラントベラスケスフェルメールら17世紀のほとんどすべての芸術家に大きな影響を与えた巨匠、カラヴァッジョMichelangelo Merisi da Caravaggio, 1571-1610)。殺人を犯し、イタリアの北から南へと逃亡の末に38歳で果てた「呪われた天才画家」の破滅的な生涯の足跡を追いつつ、各地で制作されたバロック美術の傑作の数々を紹介。劇的な明暗表現で描かれる幻視と聖性、その人間性と芸術の深奥を読み解く。


≪目次: ≫
はじめに
〈革新への道〉    1 原風景(カラヴァッジョにて/幼少時代/当時のミラノ/師、ペテルツァーノ/空白の時期)/2 ローマでの貧困(ルネサンスの終焉/カトリック改革のローマ/聖年(ジュビオレ)/下積みの日々/デル・モンテ枢機卿/最初期の代表作/最初の宗教画/斬首の光景)/3 公的デビュー(コンタレッリ礼拝堂/聖マタイ伝/聖マタイの召命聖マタイの殉教聖マタイと天使/二人のマタイ
〈円熟と犯罪〉    4 宗教画の革新(好敵手アンニーバレ・カラッチ/《聖パウロの回心》の図像/第一バージョン/描き直し/空間との関係/ルターのイメージ)/5 ローマでの円熟期(ジュスティニアーニのための作品/マッテイ家のための作品/悪友オノリオ・ロンギバリオーネ裁判/キリストの埋葬聖母の死)/6 殺人(ロレートの聖母/ヴィジョンの表現/犯罪の増加/ジェノヴァ逃亡/蛇の聖母/抗争/ローマからの逃亡)
〈流謫(るたく)の日々〉    7 最初の逃亡(コロンナ領地での潜伏/ラツィオ山中での制作/マグダラのマリア/ナポリ慈悲の七つの行い)/8 マルタの騎士(マルタへの渡航/マルタ騎士団/マルタでのカラヴァッジョ/畢生(ひっせい)の大作/囚人の意味/犯罪と脱獄/マルタのカラヴァッジョ体験)/9 シチリア放浪(シラクーザミンニーティ/聖ルチアの埋葬/ラザロの復活/メッシーナでの事績/メッシーナでの後継者/パレルモ)/10 流浪の果て(チェリーリオ事件/第二ナポリ時代の作品/キリストの復活/死出の旅路/カラヴァッジョの遺産/ダヴィデとゴリアテ/晩年様式/南イタリアのカラヴァッジョ)
終章 カラヴァッジョの生と芸術    内なるカラヴァッジョ/集中と放恣

カラヴァッジョ文献案内    1 邦語文献/2 欧文文献
あとがき (二〇〇七年初夏 西宮 宮下規久朗)


≪著者: ≫ 宮下規久朗 (みやした・きくろう) 1963年、名古屋市生まれ。神戸大学大学院人文学研究科准教授。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院人文科学研究科修了。専攻はイタリアを中心とする西洋美術史、日本近代美術史。著書に『カラヴァッジョ――聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会、地中海学会ヘレンド賞、サントリー学芸賞受賞)、『バロック美術の成立』『イタリア・バロック――美術と建築』(以上、山川出版社)、『カラヴァッジョ』(西洋絵画の巨匠11、小学館)、『食べる西洋美術史――「最後の晩餐」から読む』(光文社新書)など。


宮下規久朗 『カラヴァッジョ巡礼  Il Pellegrinaggio al Caravaggio』(とんぼの本、新潮社、2010年) '10/02/12
宮下規久朗 『食べる西洋美術史 「最後の晩餐」から読む』(光文社新書、2007年) '10/01/06
橋本治/宮下規久朗 『モディリアーニの恋人  Amedeo Modigliani, Jeanne Hebuterne』(とんぼの本、新潮社、2008年) '08/04/27





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本「仏陀を歩く 誕生から涅槃への道 (講談社選書メチエ307)」白石凌海5

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仏陀を歩く ―誕生から涅槃への道 (講談社選書メチエ)
仏陀を歩く 誕生から涅槃への道 (講談社選書メチエ307)

○著者: 白石凌海
○出版: 講談社 (2004/8, 単行本 262ページ)
○価格: 1,680円
○ISBN: 978-4062583077
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そうね、これまでになんどか、なんどもなんども、出家出世間)というのか、すべてを投げ捨てて世俗を離れて、たとえばリセットボタンみたなものがあるとしたらポチッと押してみたくなる衝動に烈しく駆られるような感覚(事の重大さとかの認識に著しい欠落のようなものを隠せないのだが)で、ほぼ現実逃避的な場面の思いを思い描いたことの記憶は、ちょくちょくあった、さいきんでもないわけではない、たびたびある。そうかぁ、家族をも切り捨てて(見捨てて)出家しちゃうんだぁ、そうだよなぁ、そもそも家族ってなんだろう、結婚ってなんなんだろう、子どもって、親って、ぼくにはよく分からないんだけど、突き詰めて考えるには、ぼくはそれなりにケッコウ真剣に考えつづけている(ツモリな)んだけど



仏陀はどこに生まれ、どんな世界で活動したのか――。出生地ルンビニー正覚を得たブッダ・ガヤーを説いたサールナート入滅クシナーラー。さらに王舎城舎衛城など、仏陀の八大聖地を踏破し、広大なインド世界と仏陀の深い思想に迫る。


≪目次: ≫
プロローグ――地上の仏陀
第一章 ルンビニーの標石(マーカーストーン)    1 天竺への憧れ/2 ネパール、ルンビニーへの道/3 仏陀の実在/4 歴史に埋もれた聖地/5 アショーカ石柱の発見/6 仏陀はここで生まれた
第二章 ゴータマの居城カピラ城    1 法顕玄奘、二つのカピラ城/2 ティラウラコットの宮殿遺構/3 別世界の仏陀/4 釈尊の出生年/5 ピプラーワーの遺跡/6 ゴータマ・シッダールタという名称/7 カピラ城を後にするゴータマ
第三章 道を求めて王舎城    1 王舎城=ラージャグリハへの旅/2 王の住まう都/3 二人の師に教えを求めて/4 竹林精舎での対論/5 出世間の人々の凄み/6 釈尊の求めたこと/7 霊鷲山(りょうじゅせん)に登る人々/8 釈尊が回想する王舎城/9 寒林の風景/10 寒林にとどまる者
第四章 成道の地ブッダ・ガヤー    1 王舎城を出てセーナー村へ/2 苦行・奇行の実践/3 尼連禅河と前正覚山/4 スジャーターの村/5 さとり達成のため菩提樹の下へ/6 実感そのものとしてのさとり/7 尼連禅河のほとりでの成道/8 「かれに諸法(ダルマ)が顕現する」/9 バラモンの聖地ガヤーと釈尊/10 象頭山(ぞうずせん)頂上での説法/11 ブッダ・ガヤーの大塔/12 説法の決意
第五章 初転法輪の地サールナート    1 「耳ある者たち」を求めて鹿野苑(ろくやおん)へ/2 鹿野苑の五人の比丘たち/3 再会の地チャウカンディーの仏塔(ストゥーパ)/4 教えを説く/5 ダルマラージカーの仏塔(ストゥーパ)/6 根本香積堂(こんぽんこうしゃくどう)――釈尊雨安居(うあんご)の場所/7 初転法輪経に説かれること/8 コーンダンニャのさとりと出家/9 ガンジス河畔のインド世界
第六章 雨安居の地シュラーヴァスティー    1 四大聖地八大聖地/2 シュラーヴァスティーの祇園精舎/3 祇園精舎はどこにあったのか/4 祇園精舎を訪れる人々/5 アングリマーラの改心
第七章 ヴァイシャーリー涅槃を告げる    1 最後のヴァイシャーリー/2 八分起塔の調査/3 ジャイナ教徒との対論
第八章 コーサンビーに寄進された精舎    1 ゴーシタ園、クックタ園、パーヴァーリカ園/2 ガンジスを流れる丸太
第九章 忉利天(とうりてん)での説法とサンカーシャ    1 忉利天から降った仏陀/2 のどかなサンカーシャ/3 史実を超えて
第十章 最後のニルヴァーナ・ロード    1 カピラ城を目指して/2 ナーランダのマンゴー林/3 ガンジス河を渡ってヴァイシャーリーへ/4 クシナーラーへの道程/5 クシナーラーのサーラ樹/6 最後の言葉
エピローグ (東村にて 凌海拝)


≪著者: ≫ 白石凌海 (しらいし・りょうかい) 1948年群馬県生まれ。中央大学卒業。大正大学大学院博士課程修了後、デリー大学へ留学、Ph.D.取得。専攻はインド哲学、仏教学。群馬県正泉寺住職。著訳書に『インド 死を生きる』『インド 輪廻に生きる』(ともに明石書店)、『ラメーシュのミルク』『五輪九字明秘密釈の研究』(ともにノンブル社)など。

白石凌海 『インド 輪廻に生きる 大沐浴祭(マハー・クンブ・メーラー)』(明石書店、2002年) '11/01/18
白石凌海 『仏陀 南伝の旅』(講談社選書メチエ、2010年) '11/01/13





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本「失われた時を求めて 〈13〉 第七篇 見出された時 II [完訳版] (集英社文庫ヘリテージシリーズ)」マルセル・プルースト、鈴木道彦 訳5

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失われた時を求めて 13 第七篇 見出された時 II (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
失われた時を求めて 〈13〉 第七篇 見出された時 II [完訳版]  Marcel Proust: “À la recherche du temps perdu: Le Temps retrouvé, 1927”, 1913-1927. (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

○著者: マルセル・プルースト鈴木道彦
○出版: 集英社 (2007/3, 文庫 488ページ)
○価格: 950円
○ISBN: 978-4087610321
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さて、完結♪、全13巻、ぼくにとっては昨年9月からおよそ5カ月の時を経て、、、どうなんだろう、「おわった」というよりは、そう、「はじまった」、あぁやっとはじまりをむかえるんだなぁ、とは、ボンヤリと(ウレシイ)、もちろん、分かった気はマッタクしていなくって、まぁそんなにカンタンなモノじゃないことは、はじめっから分かっていた(容易に想像できた)ことだから、たった一回だけ読んで理解できると思っちゃいない(そんな薄っぺらな軽薄な単純なモノじゃないだろうことは、複雑な構造を成していることは解説されてナルホドナルホド、分かったような分からないような)のであって、ただただ読んだことだけに満足してオシマイにする気はないことから、さぁどうしよう♪


20世紀文学の記念碑。完訳版全13巻堂々完結。
ゲルマント大公夫人のサロンで、「仮装パーティ」の会場に案内された語り手は、時間が人びとの上に押した刻印に胸を打たれる。ゲルマント大公夫人とは、もとのヴェルデュラン夫人であり、オデットは、今やゲルマント公爵の愛人に納まっている。そしてジルベルトの娘サン=ルー嬢こそ「メゼグリーズの方」と「ゲルマントの方」の完全な合体であり、時の生んだ傑作である。こうして語り手は、時の啓示に心打たれ、作品にとりかかることを決意する(第七篇 II)。


≪目次: ≫
見出された時 II  Le Temps retrouvé, 1927.

凡例
はじめに

見出された時(続)


訳注
主な情景(シーン)の索引
本巻の主な登場人物

エッセイ 戦争とプルースト/加藤周一

あとがき (二〇〇七年二月 鈴木道彦)

引用された文学・芸術主要作品索引 巻末
登場人物索引 巻末


※本書は二〇〇一年三月、集英社より単行本として刊行されました。


≪著者: ≫ マルセル・プルースト (Valentin Louis Georges Eugène Marcel Proust, 1871.7.10-1922.11.18) フランスの作家。パリ近郊オートゥイユに生まれる。若い頃から社交界に出入りする一方で、文学を天職と見なして自分の書くべき主題を模索。いくつかの習作やラスキンの翻訳などを発表した後に、自伝的な小説という形で自分自身の探究を作品化する独自の方法に到達。その生涯のすべてを注ぎ込んだ大作『失われた時を求めて』により、20世紀の文学に世界的な規模で深い影響を与えた。

[訳者] 鈴木道彦 (すずき・みちひこ) 1929年生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒。一橋大学、獨協大学教授を経て、獨協大学名誉教授。1954年に渡仏。パリにて三年余りの研究生活を送るあいだに、プルーストの自筆やタイプ原稿を検討する機会を与えられる。それらにもとづいて帰国後にフランス語で発表した「プルーストの“私”」(1959年)は、語り手の無名性を最初に立証する論文となった。プルースト研究のほかに、サルトル、ニザン、ファノンなどの研究・紹介を行う。また1960年代から70年代にかけて、数年のあいだ、反戦運動、在日朝鮮人の立場を擁護する運動などに従事。著書には『プルーストを読む』、『プルースト論考』、『異郷の世界』、『サルトルの文学』、『アンガージュマンの思想』、『政治暴力と想像力』などがあり、編著には『サルトルの全体像』(共編)ほかがある。また翻訳には、プルースト関係のものとして『失われた時を求めて』全13巻、同抄訳上下、同文庫抄訳全三巻、『プルースト文芸評論』(編訳)、『ジャン・サントゥイユ』(共訳)ほかがあり、またそれ以外にニザン『陰謀』、ファノン『地に呪われたる者』(共訳)、サルトル『家の馬鹿息子』(第一・二巻、共訳)その他がある。

マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈12〉 第七篇 見出された時 I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '11/01/11
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈11〉 第六篇 逃げ去る女 [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '11/01/01
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈10〉 第五篇 囚われの女 II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '10/12/21
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈9〉 第五篇 囚われの女 I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '10/12/14
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈8〉 第四篇 ソドムとゴモラ II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/12/07
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈7〉 第四篇 ソドムとゴモラ I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/11/24
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈6〉 第三篇 ゲルマントの方 II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/11/16
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈5〉 第三篇 ゲルマントの方 I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/11/07
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈4〉 第二篇 花咲く乙女たちのかげに II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/10/22
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈3〉 第二篇 花咲く乙女たちのかげに I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/10/06
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈2〉 第一篇 スワン家の方へ II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/09/10
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈1〉 第一篇 スワン家の方へ I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/09/07
鈴木道彦 『プルーストを読む 『失われた時を求めて』の世界』(集英社新書、2002年) '10/08/25

吉川一義 『プルーストの世界を読む』(岩波セミナーブックス、2004年) '11/01/20
プルースト 『失われた時を求めて 〈1〉  スワン家のほうへ I』(吉川一義訳、岩波文庫、2010年) '11/01/14

マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈1〉 第一篇「スワン家のほうへ1」』(高遠弘美訳、光文社古典新訳文庫、2010年) '10/10/10
プルースト 『消え去ったアルベルチーヌ』(高遠弘美訳、光文社古典新訳文庫、2008年) '08/12/016

ジャン−ポール・サルトル 『嘔吐 〔新訳〕  Jean-Paul Sartre: “La nausée”, 1938.』(鈴木道彦訳、人文書院、2010年) '10/09/15





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本「イギリス近代史講義 (講談社現代新書2070)」川北稔5

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イギリス近代史講義 (講談社現代新書)
イギリス近代史講義 (講談社現代新書2070)

○著者: 川北 稔
○出版: 講談社 (2010/10, 新書 272ページ)
○価格: 798円
○ISBN: 978-4062880701
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成長パラノイア、ぼくはまだまだ乗り越えられていないんだけど自覚症状ありあり



昼寝よりも残業という心性はいつ生まれたか。近世イギリスの高齢者問題とは? 産業革命はなぜイギリスで起きたか。西洋史の泰斗が大英帝国の「成長」と「衰退」を描く画期的入門書。


≪目次: ≫
プロローグ 歴史学は終わったのか    世界史などいらない?/危機に立たされる歴史学/日本の「失われた二〇年」と英国衰退論/現実に向き合う歴史――本書の立場/イギリス経済の「勃興」と「衰退」
第一章 都市の生活文化はいかにして成立したか――歴史の見方    君は童謡「赤とんぼ」を知っているか/ダイオス現象――近・現代都市研究のはじまり/「都市」と「都会」--匿名社会としての「都会」/家族とライフサイクル/近世イギリスの家族の特徴/晩婚の社会――「一五で『ねえや』は嫁に」行かなかったイギリス/救貧法はなぜ必要になったのか――福祉国家の淵源/首都ロンドンへ向かう若者たち/ジェントルマンレディとは何か/「ロンドンでは、人は身なりで判断されます」/外見の時代/ファッションのはじまり/不況に勝てなかった「ぜいたく禁止法」/需要が引っ張る経済成長/近世都市におけるステイタス/都市上流層の社交/「社交季節」の経済的意味/「都会」と「田舎」/近世都市の諸類型/それぞれの時代のニュータウン/「楽しく、美しい」近代都市/都市化と経済成長
第二章 「成長パラノイア」の起源    現代の病「成長パラノイア」/昼寝と残業のどちらをえらびますか/主権国家のあいだの経済戦争/ヨーロッパの対外進出/博物学政治算術――近世の学/ロンドンとはどこのことか/「政治算術」の成立/グレゴリ・キングのイギリス――貧民社会/「イギリスの人口は減少している」――人口論争/時系列統計の作成/政治算術がもたらしたこと
第三章 ヨーロッパ世界システムの拡大とイギリス    中世とも近代ともちがう時代/近世人の発想――領土と時間と国力/地球は誰のものか――領有権の問題/「先に旗を立てた者の勝ち」/誇張するヨーロッパ世界システム、ひきこもる中華帝国/関西弁はなぜ消えないのか――世界システム論の論理/砂糖と煙草/モノからみた世界システム/イギリスが「帝国」であったことの意味/虚構設定の経済史/植民地保有の社会的意味/ジェントルマン支配の安全弁としての植民地/ジェントルマン支配の安全装置/帝国支配の遺産――英語の経済的価値
第四章 世界で最初の工業化――なぜイギリスが最初だったのか    需要から産業革命を見る/マーケティング上手の東インド会社/輸入代替過程としての産業革命/エリック・ウィリアムズのテーゼ/産業革命の資金源/製造工業を支援しないシティ――イギリス経済構造の二重性/パートナーシップで事足りた創業資金/社会的間接資本の問題/プライヴェイト・アクトの世界/『嵐が丘』の結婚――継承財産設定/産業革命研究が福祉国家への道を用意した/新自由主義につながっていく産業革命論/決着しない論争/実質賃金は計算できるか/誰が買ったのか――需要の問題/女性と子どもの雇用/変容する家族/衣服はどこでつくられたのか――ロンドンの産業革命/港がスラムを生んだ/ダイオスのスラム研究――鉄道がつくったスラム/移民たちとスラム/アメリカとドイツの台頭――第二次産業革命
第五章 イギリス衰退論争――陽はまた昇ったのか    「ドイツの脅威」/福祉国家への道/本格的衰退論の出現/スエズ撤退――対外プレゼンスの縮小/帝国は拡大しすぎていたのか――経済の二重構造/「早すぎたブルジョワ革命」/「早すぎた産業革命」/『英国産業精神の衰退』――衰退論のピーク/『衰退しない大英帝国』――ルービンステインウィーナー批判/サッチャー改革とは何だったのか/「衰退」はまぼろしだったのか/「衰退感」/歴史における「衰退」とは何か
イギリスは「衰退」したのか――基礎データ    図1 イギリスとアメリカ合衆国、全欧州の経済成長/図2 世界の製品輸出に占めるイギリスのシェア/表1 イギリス人一人あたりのGNP成長率/表3 イギリスと他のヨーロッパ諸国の比較(年平均成長率)/表3 1950〜1983年の成長率比較/表4 主要国の経済成長(国内総生産の地域別・国別成長率:1820−1997年)
エピローグ 近代世界の歴史像    「田舎」と「都会」という問題/世界最初の工業化はなぜイギリスだったのか/産業革命の故郷と「イギリス病」/実体経済とヴァーチャル経済

さらに学びたい人のために


≪著者: ≫ 川北 稔 (かわきた みのる) 1940年大阪市生まれ。京都大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程中退。文学博士。大阪大学大学院文学研究科教授、名古屋外国語大学教授を経て、京都産業大学文化学部客員教授、国際高等研究所副所長、大阪大学名誉教授。主な著書に、『工業化の歴史的前提――帝国とジェントルマン』(岩波書店)、『洒落者たちのイギリス史――騎士の国から紳士の国へ』(平凡社ライブラリー)、『民衆の大英帝国――近世イギリス社会とアメリカ移民』(岩波現代文庫)、『砂糖の世界史』(岩波ジュニア新書)、『アメリカは誰のものか――ウェールズ王子マドックの神話』(NTT出版)、『知の教科書 ウォーラーステイン』(編著、講談社選書メチエ)がある。


ヴェルナー・ゾンバルト 『恋愛と贅沢と資本主義  Werner Sombart: “Liebe, Luxus und Kapitalismus”, 1912.』(金森誠也訳、講談社学術文庫、2000年) '11/01/18
樺山紘一編著 『新・現代歴史学の名著 普遍から多様へ』(中公新書、2010年) '10/07/18
玉木俊明 『近代ヨーロッパの誕生 オランダからイギリスへ』(講談社選書メチエ、2009年) '09/12/20





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本「道長と宮廷社会 (日本の歴史06、講談社学術文庫1906)」大津透5

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道長と宮廷社会 日本の歴史 06 (講談社学術文庫)
道長と宮廷社会 (日本の歴史06、講談社学術文庫1906)

○著者: 大津 透
○出版: 講談社 (2009/2, 文庫 416ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4062919067
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なるほど、編集委員のひとりとして(網野善彦の次に名を連ねる)、「十年や二十年はもつことを書いた自負がある」とは、旧著執筆から八年を経ての「学術文庫版あとがき」に
これでもかこれでもかと、あっちからもこっちからもこんなところからもあんなところからもそんなところからも多角的に多方面から読み解かれる


平安時代中期、『源氏物語』や『枕草子』など、すぐれた古典はどうして生まれたのか。栄華を誇った藤原道長はどのように権力を掌握したのか。貴族の日記や古文書の精緻な読解によって宮廷を支えた古代国家のシステムを解明、日本の古典文化の形成に重要な役割をはたした中国文明との交流に迫る。貴族政治の合理性を鮮やかに描く平安時代史研究の劃期。


≪目次: ≫
はじめに――システムの解明をめざして    国際経済史学会と宮廷社会/宮廷の経済機構/貴族社会のイメージ/謀略史観と外戚政治
第一章 道長の登場    1 摂関制度の変遷(延喜・天暦の聖代藤原忠平の時代/摂政関白実頼から兼通頼忠花山朝の政治)/2 兼家とその子息(兼家の登場/兼家の政権/中関白家の栄光と没落/伊周と道長の対立/伊周の自滅/定子の悲劇と彰子の入内)/3 藤原道長一条天皇(道長の二人の妻/土御門第東三条殿/後見と里内裏/一条朝の政策)/4 政と定――政務の構造(朝政と旬政/外記政と陣申文/陣定のすすめ方/主要議題/諸国申請雑事定/内覧一上叙位除目
第二章 一条朝の名臣と貴族社会    1 日記を記す貴族(『御堂関白記』の自筆本/日記の使われ方――『九暦』/日記のはじまりと終わり/家の日記/切り張りされた『清慎公記』/三大儀式書)/2 小野宮右大臣実資(出世のコース/近衛府行事所上卿/大臣になる/官奏を奉仕する/大臣大饗小野宮流)/3 藤原行成と書(寛弘の四納言/天皇の信頼が厚い蔵人頭弁官局太政官行政/和様書道を完成した三蹟行成の活躍/屏風歌の芸術/和歌の鑑賞)/4 藤原公任三舟の才/『北山抄』編纂の偉業/公任の和歌/花山院との合作『拾遺和歌集』/道長と漢文学/漢詩の作り方と白詩/『本朝文粋』と『和漢朗詠集』/王朝文学と紫式部
第三章 宮廷社会を支えたもの    1 受領支配の成立(負名体制と官物の成立/尾張国郡司百姓等解/受領郎等と「所」/検田の手続/任国への旅と神拝)/2 受領の役割と任官システム(下級官人の昇進と受領巡任/受領の出世/受領挙の意義/国司の交替と交替政の形骸化/受領功過定の重要性)/3 財政の再編(率分と年料――調庸制の再編/行事所召物と弁済使/内裏の造営はどうして可能になったか/給与制度の変化と地方財政の役割)/4 裁判秩序(摂関期の裁判システム/罪名定の実例/刑罰のあり方と律令法/検非違使と使庁政/着ダ勘文/下手人制の慣習と拘禁制/天皇の裁定者としての役割)
第四章 王朝の文化    1 神事と祭(我が朝は神国なり/奉幣対象は二十二社に/諸社行幸と公卿勅使/大嘗祭御禊/大嘗会和歌/賀茂祭と御禊/祭の運営/文久の賀茂行幸)/2 仏教と法会(諸法会と僧侶/仁王会季御読経/内論義と最勝講慈恵大師良源)/3 道長の信仰(法華八講と三十講/浄妙寺の建立/金峯山埋経/法性寺五大堂と五檀法/康尚と同聚院不動明王法成寺供養/道長の歴史的意義)/4 定朝平等院鳳凰堂(大仏師定朝/鳳凰堂阿弥陀如来像/寄木造の完成/極楽の再現/来迎図と『往生要集』/恵心僧都源信)/5 貴族の文化(内裏と大内裏/紫宸殿賢聖障子清涼殿年中行事と朝議/「絵」と「和絵」/後宮文化と女房)/6 外交と唐物刀伊の襲来/政府の対応/渡海制/年期制と唐物使/五台山天台山
第五章 道長のあとに    1 三条天皇から頼通の時代へ(三条天皇と藤原道長/後一条天皇/頼通と摂関家/家格の成立と家業の形成へ)/2 受領支配と国家財政の変質(公田官物率法の成立/郡郷制の再編/一国平均役荘園整理令後三条天皇の登場/)
あとがき――日本の古典文化
学術文庫版あとがき (二〇〇八年十二月  大津 透)

年表(901年〜1072年)
参考文献
索引


編集委員 網野善彦大津透鬼頭宏桜井英治山本幸司


※本書の原本は、二〇〇一年、小社より刊行されました。


≪著者: ≫ 大津 透 (おおつ とおる) 1960年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。東京大学准教授(を経て、東京大学文学部・大学院人文社会系研究科教授)。専攻は日本古代史、唐代史。著書に『律令国家支配構造の研究』『古代の天皇制』『日唐律令制の財政構造』、共編著に『法社会史』『王権を考える』『日唐律令比較研究の新段階』などがある。


坂上康俊 『律令国家の転換と「日本」 (日本の歴史05)』(講談社学術文庫、2009年) '11/01/12
渡辺晃宏 『平城京と木簡の世紀 (日本の歴史04)』(講談社学術文庫、2009年) '11/01/07
熊谷公男 『大王から天皇へ (日本の歴史03)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/29
寺沢薫 『王権誕生 (日本の歴史02)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/17
岡村道雄 『縄文の生活誌 (日本の歴史01)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/03
網野善彦 『「日本」とは何か (日本の歴史00)』(講談社学術文庫、2008年) '10/11/20





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本「プルーストの世界を読む (岩波セミナーブックス92)」吉川一義5

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プルーストの世界を読む (岩波セミナーブックス 92)
プルーストの世界を読む (岩波セミナーブックス92)

○著者: 吉川一義
○出版: 岩波書店 (2004/2, 単行本 189ページ)
○価格: 2,625円(品切重版未定)
○ISBN: 978-4000266123
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たとえば、かの有名な書き出しの「不眠の夜」の確定(完成)にいたる過程をたどると、詳細な解説を読み解かれるには、いろんな可能性が、いつどこで?!、なるほどそういうことなのか(そんなことまで含まれていたのね)、あえてそこを削る(そぎおとす)ことによって、限定が解除されて拡がりをえて、、、などといったようなカンタンなものでもないんだろうなぁ


失われた時を求めて』の冒頭部「コンブレー」を取り上げ、主人公の不眠の夜と作品内部の時間、登場人物たちの形成に至る思いがけないプロセス、相貌を変えてゆく田舎町イリエ、また名高いサンザシの匂いや色彩などのアスペクトを精細に読み解く。細部から壮大な全体へと及んでゆく精妙なプルースト的生成を、近年の研究の蓄積を踏まえて鮮やかに開示する。いまプルースト(Marcel Proust, 1871-1922)を読む醍醐味をこの一冊に伝える。


≪目次: ≫
はじめに
第一章 序曲「不眠の夜」    「不眠の夜」の意味(夢うつつの自我喪失状態/身体の姿勢による『失われた時を求めて』全体の回想/「不眠の夜」の時期と冒頭句の意味/「不眠の夜」の場面転換機能)/「不眠の夜」の成立過程(『サント=ブーヴに反論する』の構造と意味/『サント=ブーヴに反論する』における「不眠の夜」/『失われた時を求めて』第一稿における「不眠の夜」)
第二章 「コンブレー」の構成    シンメトリックな構成原理/「悲しい夜」の匂いと音(悲しみの匂い/スワン来訪を告げる鈴の音)/「街」の教会(鐘塔に見る時間/鐘塔に見る空間/教会の内部/四次元の空間)
第三章 「スワン家のほう」と「ゲルマント家のほう」    ふたつの散歩道(対照的な構成/散歩道の構成)/スワンの肖像(スワンの風貌/スワンの社交生活/スワンの結婚・趣味・住所/『ゲルマントのほう』と『ソドムとゴモラ』への伏線)/ゲルマント公爵夫人の夢と現実(エステルの載冠/ジルベール・ル・モーヴェ/現実のゲルマント公爵夫人)
第四章 芸術への道    芸術家の人と作品――ヴァントゥイユ父娘(予告/祖母の発言/ベルスピエ医師の発言/スワンとの鉢合わせ/母親の同情/語り手の注釈)/文学の受容から創造へ(『フランソワ・ル・シャンピ』朗読/ベルゴットを読む/ルグランダンの文学趣味/主人公の文学創造の試み)
第五章 比喩の魔力と根拠――サンザシの描写    祭壇のサンザシ(断章A 色白の少女ヴァントゥイユ嬢の出現/断章B 祭壇の生け垣への変貌)/生け垣のサンザシ(断章C 生け垣の教会堂への変貌/断章D バラ色の少女ジルベルトの出現/サンザシと『失われた時を求めて』の構造)
あとがき (二〇〇三年十二月 パリ、ポール=ロワイヤルの寓居にて 吉川一義)


≪著者: ≫ 吉川一義 (よしかわ かずよし) 1948年大阪生まれ。東京大学フランス語フランス文学科卒業。パリ=ソルボンヌ大学第三課程博士。東京都立大学人文学部教授(を経て、京都大学大学院文学研究科教授)。著書に『プルースト美術館――「失われた時を求めて」の画家たち』、『ディコ仏和辞典』(共編)、Index généraral de la correspondance de Marcel Proust(共編)、訳書にマルセル・プルースト『サント=ブーヴに反論する』(共訳)、ジャン=イヴ・タディエ『評伝プルースト』(上下)などがある。

プルースト 『失われた時を求めて 〈1〉  スワン家のほうへ I』(吉川一義訳、岩波文庫、2010年) '11/01/14





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本「プロタゴラス あるソフィストとの対話 (光文社古典新訳文庫119)」プラトン、中澤務 訳5

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プロタゴラス―あるソフィストとの対話 (光文社古典新訳文庫)
プロタゴラス あるソフィストとの対話  ΠΛΑΤΩΝ: “ΠΡΩΤΑΓΟΡΑΣ”, B.C. 4c (光文社古典新訳文庫119)

○著者: プラトン、中澤務 訳
○出版: 光文社 (2010/12, 文庫 242ページ)
○価格: 720円
○ISBN: 978-4334752217
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さて、マジ(本気)で哲学したい!と思って、大学生になって、早いなぁ、まもなくいちねんが経過しようとしている。まずは、直近に控える単位認定試験を乗り越えるべく、試験勉強に取り組んでいる(それなりに勉強しておかないと、カンタンなものでもない)。いろいろあって(職場もかわって)、どうなんだろう、なんだかんだと順調♪、当初思い描いていた以上に順調で、こればっかりは周囲の協力や理解があってのことで、どんなに感謝しても感謝しきれない、ありがたいアリガタイ、なんまんだぶなんまんだぶ。そう、先のことは分からない、よくもわるくも予定通りにいくことは多くなく、予定していた通りにいかないことのほうがアタリマエのように少なくなく、ところが、案ずるより産むが易し、などとはよく言ったもので、とは言え無鉄砲に無計画に突っ走ることができるほどには、ぼくはすでに若くなく、まぁ、なるようになる、ならないようにはならない、まず一歩を踏み出すことによって、道を切り開いて自力で進むしかない、仮に戻るにしたって自力で這ってでも、一歩踏み出してスタートしてスタート地点を離れたからには、すでに状況は変化していて同じではない元に戻ることはできないこともないけれど、元に戻るためにもなんらかの行動が必要とされて、元に戻ったとしても移動した分だけ行動量であり費やした時間であり、すでに同じではない、一見して変わらないと思った(見えた)としても


「人間の徳(アテレー)は、教えられるものなのか?」「ソフィストとは、そもそも何者か?」。若くて血気盛んなソクラテスは、アテネを訪問中のプロタゴラスのもとにおもむき、徳をめぐる対話をはじめる。しかし、対話は二転三転。次第に哲学的色彩を強めながら、やがて意外な結末を迎えることになる。


≪目次: ≫
凡例
地図「紀元前5世紀頃のギリシャ
訳者まえがき

プロタゴラス――あるソフィストとの対話』
プロローグ
第一章 ヒポクラテスとの対話
第二章 カリアス邸にて
第三章 プロタゴラス、徳(アレテー)を論ず
第四章 プロタゴラスとの対話 第一幕
第五章 幕間
第六章 ソクラテス、詩を論ず
第七章 プロタゴラスとの対話 第二幕
エピローグ

補注 シモニデスの詩について


解説/中澤 務    1 『プロタゴラス』はどんな作品か(『プロタゴラス』の魅力/『プロタゴラス』の時代とその執筆意図)/2 対話篇をいかに読むか(対話篇というスタイル/徳(アテレー)の探求とアポリア)/3 作品分析(プロタゴラスの教育/プロタゴラスの社会思想/徳(アレテー)の多性と一性/シモニデスの詩の解釈/徳(アレテー)と快楽)
ソクラテス・プラトン年譜
訳者あとがき

主要登場人物  ソクラテスプロタゴラスヒッピアスプロディコスヒポクラテスカリアスアルキビアデス

テキストは、Oxford Classical Texts『プラントン全集第三巻』所収のバーネット(J. Burnet)による校訂テキストを使用しています。(凡例 (1))


≪著者: ≫ プラトン ΠΛΑΤΩΝ [427-347 B.C.] 古代ギリシャを代表する哲学者。アテネの名門の家系に生まれる。師ソクラテスとの出会いとその刑死をきっかけに哲学の道に入り、40歳ころには学園「アカデメイア」を創設して、晩年まで研究・教育活動に従事した。ソクラテスを主人公とする「対話篇」作品を生涯にわたって書き続け、その数は30編を超える。主な作品として、本書をはじめ、『ソクラテスの弁明』、『メノン』、『パイドン』、『饗宴』、『国家』、『テアイテトス』、『法律』などがある。その壮大な体系的哲学は、後世の哲学者たちに多大な影響を及ぼした。

[訳者] 中澤 務 Nakazawa Tsutomu 1965年生まれ。関西大学文学部教授。古代ギリシャ哲学を中心に、哲学・倫理学の諸問題を幅広く研究する。著書に『ソクラテスとフィロソフィア』。共著に『技術と身体』、『都市の風土学』、『バイオエシックスの展望』。訳書に『詩編注解』(アウグスティヌス、共訳)など。

プラトン 『パイドロス ΦΑΙΔΡΟΣ』(藤沢令夫訳、岩波文庫、1967年) '09/04/27





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本「恋愛と贅沢と資本主義  Werner Sombart: “Liebe, Luxus und Kapitalismus”, 1912. (講談社学術文庫1440)」ヴェルナー・ゾンバルト、金森誠也 訳5

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恋愛と贅沢と資本主義 (講談社学術文庫)
恋愛と贅沢と資本主義  Werner Sombart: “Liebe, Luxus und Kapitalismus”, 1912. (講談社学術文庫1440)

○著者: ヴェルナー・ゾンバルト、金森誠也 訳
○出版: 講談社 (2000/8, 文庫 368ページ)
○価格: 1,208円
○ISBN: 978-4061594401
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ヒトの大きなエネルギーとして、よくもわるくもなにかをなしえる原動力みたいなものとして、そう、戦争とかの破壊(破滅?!)的な暴力的な攻撃性みたいなものがあって(『戦争と資本主義』)、怖い顔して目を吊り上げて睨みつけて。はたまた、目尻を下げてさげてぐだぐだに骨抜きになっちゃって、しかしこちらもときに破滅的なほどに、底知れぬ大きなエネルギーを生じさせる駆りたてる快楽、恋愛、贅沢、奢侈、、、いちど味わったら、あぁもういちど、あぁもういちどもういちど、あぁまたまた欲しいほしいホシイ(もっと欲しいもっともっと欲しいもっともっとも〜っと欲しい)、どうしてもなにがあってもなにをしてでも(なにを失っても)手に入れたい、手に入れるべく、、、よくもわるくも、エネルギーとして小さなものではなく


著者はM・ウェーバーと並び称された経済史家である。ウェーバーが資本主義成立の要因をプロテスタンティズム禁欲倫理に求めたのに対し、著者は贅沢こそそのひとつと結論づけた。贅沢の背景には女性がいて、贅沢は姦通や蓄売春と深く結びついていたというのである。かくて著者は断ずる。「非合法的恋愛の合法的な子供である奢侈は、資本主義を生み落とすことになった」と。


≪目次: ≫
訳者まえがき (二〇〇〇年五月 金森誠也)
著者まえがき (一九一二年十一月十二日 リーゼンゲビルゲのミッテルシュライバーハウにて  ウェルナーゾンバルト)

恋愛と贅沢と資本主義  “Liebe, Luxus und Kapitalismus”, 1912.』
第一章 新しい社会    1 宮廷/2 市民の富/3 新貴族/資料と文献
第二章 大都市    1 十六、七、八世紀の大都市/2 大都市の発生と内部構成/3 十八世紀の都市学説/資料と文献
第三章 愛の世俗化    1 恋愛における違法原則の勝利/2 高等娼婦/資料と文献
第四章 贅沢の展開    1 奢侈の概念と本質/2 王侯の宮廷/3 騎士と成上り者の第二ラウンド/4 女の勝利(I 奢侈の一般的発展の傾向/II 屋内の奢侈/III 都会のなかの奢侈)/資料と文献
第五章 奢侈からの資本主義の誕生    1 問題の正しいとらえ方と誤ったとらえ方/2 奢侈と商業(I 卸売業/II 小売業)/3 奢侈と農業(I ヨーロッパ/II 植民地)/4 奢侈と工業(I 奢侈工業の意味/II 純粋な奢侈工業/III 混合せる工業/IV 奢侈消費の革命的な力)

訳者あとがき (金森誠也)


※本書は、一九八七年に(有)論創社から刊行された同名の書を文庫化したものである。


≪著者: ≫ ヴェルナー・ゾンバルト (Werner Sombart, 1863〜1941) ドイツの経済学者、社会学者。ベルリン商科大学教授、ベルリン大学教授を歴任。著書に『近代資本主義』等がある。

[訳者] 金森誠也 (かなもり しげなり) 1927年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。広島大学・静岡大学・日本大学等の教授を歴任。日本独学史学会賞受賞(1993年)。著書に『日本をかえた思想』など。訳書にゾンバルト『ブルジョワ』ほか多数。

ヴェルナー・ゾンバルト 『戦争と資本主義  Krieg und Kapitalismus, 1913.』(金森誠也訳、講談社学術文庫、2010年) '10/12/26
マックス・ウェーバー 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神  Max Weber: “Die protestantische Ethik und der Geist des Kapitalismus”1904-05.』(中山元訳、日経BPクラシックス、2010年) '10/05/21





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本「インド 輪廻に生きる 大沐浴祭(マハー・クンブ・メーラー)」白石凌海5

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インド 輪廻に生きる
インド 輪廻に生きる 大沐浴祭(マハー・クンブ・メーラー)

○著者: 白石凌海
○出版: 明石書店 (2002/10, 単行本 217ページ)
○価格: 2,520円
○ISBN: 978-4750316420
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乞食(こつじき)について、、、いまでいう「ホームレス」の語源(仏教用語)でもあろうけれども、他人に食を(お金よりもっともっとストレートに原初的)、生存して命を維持するために必要とされるエネルギーとしての食べ物をも依存して、乞うて
林住期、、、世俗をはなれて林に住む、火を使わず、料理をしない(木の実とかを食べる)
というような考え方が、教えが、ふるくから伝わって、ある


インドには時間の流れを超越した世界がある。仏陀の教えを今でも生きている――。沐浴の祭りであるクンブ。2001年1月に始まった144年ぶりの大祭に参加した著者の見聞をまとめる。


≪目次: ≫
プロローグ――インドの不可解
第1章 いざプラヤーグへ    一 クンブする/二 クンブへの道連れ/三 クンブの舞台/四 クンブの魅力
第2章 沐浴の祭り    一 水に出会う/二 神話の世界/三 ハルドワール/四 ウジャイン/五 ナーシック
第3章 大沐浴祭(マハー・クンブ・メーラー)    一 クンブ村/二 聖者(サードゥ)/三 遍歴遊行者/四 出家者の家族/五 私度僧/六 行き倒れ/七 大いなる旅立ち
第4章 不死(アムリタ)を求めて    一 安楽な死/二 不死の信仰/三 クンブの解剖学/四 クンブの科学/五 死の処世/六 棄老のうわさ/七 他力の御加護
第5章 輪廻に生きる    一 他生の縁/二 何処から何処へ/三 輪廻の思想/四 出世間の志向
第6章 隠遁の思想    一 老後の準備/二 四住期(アーシュラマ)説/三 学生期の梵行/四 家住期のダルマ/五 林住期の苦行/六 遊行期の解脱
エピローグ――インド……

あとがき (平成一四年七月二三日  東村正泉寺にて 白石凌海)


≪著者: ≫ 白石凌海 (しらいし・りょうかい) 1948年群馬県生まれ。中央大学卒。大正大学大学院博士課程修了(梵文学)。デリー大学Ph.D.(哲学)。群馬県吾妻村正泉寺住職。専攻、インド哲学、仏教学。著書、Asceticism in Buddhism and Brahmanism. The Institute of Buddhist Studies, UK, 1996. 『インド 死を生きる』(明石書店、1997年)、『即身成仏への情熱』(共訳、ノンブル社、1998年)、『ラメーシュのミルク』(ノンブル社、2000年)。

白石凌海 『仏陀 南伝の旅』(講談社選書メチエ、2010年) '11/01/13





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本「経済社会の考え方 '07 (放送大学教材)」坂井素思5

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本「経済社会の考え方」坂井素思

経済社会の考え方 '07 (放送大学教材)

○著者: 坂井素思
○出版: 放送大学教育振興会 (2007/3, 単行本 208ページ)
○価格: 2,310円
○ISBN: 978-4595307355
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お金(貨幣)って、たとえばある意味では社会生活のルールみたいなもので、自分のモノではない他人の占有にある他人の所有物を入手するための交換(強奪ではなく)を図る、有効に便利に機能しているツール。自分のモノだけで、他人との関係を途絶して、独りだけで単独で生きていくには、ヒトの能力はそれほどには高くない(低くもない)、社会生活を営むことなくしてヒトが生きていくことは困難だろう。さらには、積極的に社会生活を営んで他人と関わりあいをもって協働して、いわゆる「分業」みたいなことを試みるには、誰しも得手不得手があるのだから、得意なことを多くして他人を助け、不得意なことを少なくして他人の助けを得て、より多くの可能性が獲得できる、獲得してきた


経済社会の成り立ちと考え方を、人間関係の経済組織化という視点から捉える。経済は、物質と人間との間の営みであると同時に、人と人との連鎖的な関係であるという社会特有の性格を持っている。変化の激しい経済社会のなかで、私たちはどのような考えを持ち、その考え方をどのように使っているのか。働く場で、生活する場で、公共の場で日々変化し作用している経済学の考え方を集めて比較検討する。なぜ働くのか、なぜ生産を行うのか、なぜ消費するのかという、日常に存在する思想を振り返り、将来の経済生活を考える礎を提供する。


≪目次: ≫
1.経済社会はなぜ変化するのか――どこまで広がりどこまで深まるのか 《キーワード: 理論と実践、実行文化と思考文化、ヴィジョン、イデオロギー、思考実験、思考習慣、時間効果、交換、互酬、経験と思考》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/11/02 14:50〜
2.消費者はどれだけ満足できるか――快楽は幸福を導くか 《キーワード: 快楽主義禁欲主義功利主義、幸福、苦痛、便宜、効用、社会調和》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/11/06 13:25〜
3.商業が結ぶ人間関係とはどのようなものか 《キーワード: 分業、交換、産業、商業、重農主義重商主義、商業社会》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/11/13 13:30〜
4.市場とは何か 《キーワード: 市場、計画、調整メカニズム、需給一致、価格情報、自動調節、競争原理、分権、リスクと不確実性》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/11/16 13:40〜
5.なぜ人は働くのか 《キーワード: 勤労、労働インセンティブ、帰属本位、業績本位、所有権、共有権、利得観念、世俗内禁欲、労働力商品》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/11/20 11:35〜
6.生産は何を目指すのか 《キーワード: 規模の経済、範囲の経済、大量生産収穫逓減、科学的管理法、動作研究、フォーディズム、適正規模》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/11/27 11:35〜
7.会社はどこまで人びとを支配できるのか 《キーワード: 支配、ヒエラルヒー、階層制、上下関係、権力、官僚制、専門性、動機づけ、信頼、プリンシパル、エージェント所有と経営の分離》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/11/28 11:30〜
8.組織社会はどのように考えられてきたのか 《キーワード: 組織社会、有機体、貢献意欲、共通目的、協働、士気、取引費用》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/12/01 10:50〜
9.貨幣とは何か 《キーワード: 交換機能、支払機能、貯蔵機能、価値尺度機能、販売可能性、流動性、信頼性、信用》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/12/03 12:45〜
10.金融は人びとを幸福にするか 《キーワード: 利得と利潤、家政術と貨殖術、ウズラ、リスクとリターン、企業欲、新結合、創造的破壊、企業結合》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/12/04 13:00〜
11.経済社会ではどのような分配が行われてきたか 《キーワード: 福祉配分的正義、矯正的正義、分配の公正、貢献原則、必要原則、メリットクラシー、パレート最適、格差原理》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/12/05 11:05〜
12.政府はどれだけ福祉を与えることができるか 《キーワード: 政府、ネットワーク組織、公共財、公共事業、公企業、規制、社会契約、黙約、アソシエーションとコミュニティ、一般意思、一般ルール》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/12/08 13:35〜
13.経済社会は環境を維持できるか 《キーワード: 希少性、過剰原則、枯渇性資源外部性、道徳的危険、コモンズの悲劇コースの定理》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/12/10 15:30〜
14.なぜ経済は社会組織を形成するのか 《キーワード: 分断、経済の分離、埋め込み、ゲマインシャフトゲゼルシャフト、家族、コミュニティ、プーリング、ソーシャル・キャピタル、ネットワーク、互酬性》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/12/12 12:15〜
15.経済社会は何を目指しているのか 《キーワード: 個人目的、経済社会の目的、経済秩序、機械の中の幽霊、サービス経済化、脱工業化、見えざる手、ネットワーク、不確実性、予期》/坂井素思(放送大学教授)  CD '10/12/18 13:55〜






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本「理科系のための英文作法 文章をなめらかにつなぐ四つの法則 (中公新書1216)」杉原厚吉5

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理科系のための英文作法―文章をなめらかにつなぐ四つの法則 (中公新書)
理科系のための英文作法 文章をなめらかにつなぐ四つの法則 (中公新書1216)

○著者: 杉原厚吉
○出版: 中央公論社 (1994/11, 新書 173ページ)
○価格: 693円
○ISBN: 978-4121012166
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いまのところ、まだ二回目だから、それでも、一回目に比較するには随分手を抜いて肩の力を抜いて(よくもわるくも)、そう、他人に強要されたのではなく、みずからの意思により決めたことを、やるべきことをやらないことは、みずからのために、誰のためでもなく、、、あぁ、大学の単位認定試験は7科目、今月末、とくにドイツ語(入門II)と英語(の基本)が、どちらも初心者レベルなんだけど、、、


文法的に正しい英文でも、つながりが良くないと明快な文章にはならない。本書は、コンピュータで開発された文章解析技術と、言語学の新分野である「談話文法」が明らかにした文と文をつなぐ画期的法則を紹介する。この法則は、自分で書いた英文を客観的に眺め、自然な英文をつないでいくための道標となり、気のきいた言い回しよりもまず英文で主張を明確に表現しなければならない多くの人にとって、すぐに役立つ道具となるだろう。


≪目次: ≫
第1章 談話文法を利用しよう    1 足りないのは文をつなぐ技術である/2 談話文法との出会い/3 初心者は安全第一/4 いくつかの約束など
第2章 話の道筋に道標を    1 読み手は霧の中を進まなければならない/2 道標としての接続詞と副詞/3 道標の型/4 道標の種類と代表例(帰結を表わす道標/理由を表わす道標/逆接または対照を表わす道標/焦点を絞ることを表わす道標/情報の追加を表わす道標/仮定・条件を表わす道標/動機を表わす道標/類似を表わす道標/例を表わす道標/言い換え・要約を表わす道標/話題の転換を表わす道標/古い情報の確認を表わす道標/先を指すための道標/共通の座標軸に対する位置を表わす道標/列挙を表わす道標)/5 道標の使われ方
第3章 中身に合った入れ物を    1 文は階層構造をもっている/2 名詞列、形容詞句、形容詞節/3 節と文/4 仮定や約束の及ぶ範囲/5 用語や記号の定義/6 括弧とピリオド
第4章 動詞が支配する文型    1 外国人の手紙から/2 基本5文型では不十分である/3 Hornbyによる動詞の分類
第5章 古い情報を前に    1 古い情報の引き継ぎ/2 引き継ぎの省略/3 英文による引継ぎ(定冠詞による引き継ぎ/指示形容詞による引き継ぎ/代名詞による引き継ぎ/冠詞と形容詞による引き継ぎ/関係代名詞による引き継ぎ)/4 同じ語句のくり返しが最もよい/5 新しい情報は一つずつ
第6章 視点をむやみに移動しない    1 文には視点がある/2 分詞構文の中の視点/3 to不定詞の意味上の主語/4 所有格と視点/5 一人称と視点/6 重文と複文における視点/7 文章の流れと視点/8 情報の新旧と視点
おわりに (1994年10月 杉原厚吉)
参考文献

コラム    コンピュータは行間を読むのがにがて/誤りの検出はやさしいが訂正はむつかしい/チョムスキーの生成文法/図における入れ物/接尾語 -able は受身を表わす/切りの良いところでやめてはいけない/特殊な視点をとる動詞


≪著者: ≫ 杉原厚吉 (すぎはら・こうきち) 1948年(昭和23年)、岐阜県に生まれる。1973年、東京大学院計数工学修士課程修了。電子技術総合研究所、名古屋大学情報工学専攻助教授、東京大学工学部計数工学科教授(などを経て、東京大学名誉教授、明治大学研究・知財戦略機構特任教授)。著書、『不可能物体の数理』(森北出版)、『計算代数と計算幾何』(共著、岩波書店)、『計算幾何工学』(培風館)、Machine Interpretation of Line Drawings (The MIT Press)、Spatial Tessellations――Concepts and Applications of Voronoi Diagrams (共著, John Wiley & Sons, Ltd.)。

杉原厚吉 『大学教授という仕事』(水曜社、2010年) '10/12/30
杉原厚吉 『だまし絵のトリック 不可能立体を可能にする』(DOJIN選書、化学同人、2010年) '10/12/16





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本「敬語再入門 (講談社学術文庫1984)」菊地康人5

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敬語再入門 (講談社学術文庫)
敬語再入門 (講談社学術文庫1984)

○著者: 菊地康人
○出版: 講談社 (2010/3, 文庫 288ページ)
○価格: 1,008円
○ISBN: 978-4062919845
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待遇表現、ことばは必ずしも真実を真意を語る必要なない(そもそも考えたこと、こころに思い描いたことのすべてを表現することは不可能であろう)のであって、むしろホントのことほど相手や周囲にたいして言っちゃいけない(騙る)、なぁんていったような配慮が、ときに要求されたりなんかして、待遇表現が上手く(巧く)できたほうがいいのか、もしかしたら、できなくても(不器用でも)構うことはないのかもしれない、もちろん適確に待遇表現としての敬語を使いこなせるにこしたことはないだろう、しかし、カンタンなことではない、すくなくともぼくには、正しく敬語を使いこなせる自信がない、日本語母語話者として40年以上も生きてきて、なお



日本語の特徴の一つとされる高度な敬語の発達。現代の日本社会で豊かな言語活動と円滑な人間関係の構築に不可欠な、敬語を適切に使いこなすコツとは何か。学術文庫のロングセラー『敬語』の姉妹編である本書は、豊富な実例に則した百項目のQ&A方式で、疑問点をやさしく明解に解説する。敬語研究の第一人者による、現代人必読の実践的敬語入門。


≪目次: ≫
はじめに (1996年7月 菊池康人)
学術文庫版に添えて (2010年2月 著者)
I 敬語のあらまし    1 敬語とは/2 敬語の「敬意」/3 敬語の使用にかかわる諸ファクター/4 恩恵の捉え方と敬語/5 距離の表現としての敬語/6 待遇表現のいろいろ/7 日本語の敬語の特色/8 敬語の捉え方/9 敬語の種類/10 敬語の効用 / 敬語と人称/11 敬語的人称
II 尊敬語の要所    12 尊敬語とは/13 ナル敬語とレル敬語/14 「お/ご〜になる」といえない語/15 「――なさる」と「お/ご〜なさる」/16 主な尊敬語四つの整理/17 スマートな敬語づかい/18 「なさる」と「なされる」/19 可能表現・複合動詞の尊敬語/20 「……ている」の尊敬語/21 「いらっしゃる」とその周辺/22 「くださる」/23 所有者敬語 / 尊敬語と「主語」/24 「お食べになる」/25 「お住みです」/26 「……でいらっしゃる」/ 27 「なくなる」/28 尊敬語と身内/29 名詞の尊敬語/30 形容詞の尊敬語
III 謙譲語の要所    31 謙譲語とは/32 謙譲語Iの先方を高める働き/33 謙譲語Iの高める対象/34 「お/ご〜する」といえる語/35 「お/ご〜する」と「――いたす」/36 「申し上げる」と「申す」/37 「存じ上げる」と「存じる」/38 「伺う」と「まいる」/39 「お/ご〜いたす」/40 「--いたす」と「お/ご〜いたす」/41 「お/ご〜申し上げる」/42 「いただく」/43 「いただけませんか」/44 「申す」を含む語/45 丁重語/46 謙譲語の典型的な誤用/47 聞手を低めてよい場合 / 二方面敬語/48 謙譲語Iとしての「お+名詞」/49 その他の主な謙譲語
IV 丁寧語の要所    50 〈話題の敬語〉と〈対話の敬語〉/51 敬語としての「です・ます」、文体としての「です・ます」/52 美化語/53 美化語になる語・ならない語/54 「ございます」と人称/55 「ございます」を使う難しさ/56 形容詞の「ございます」形
V 各種敬語の整理    57 敬語の種類の整理/58 敬語の種類はいくつ?/59 「敬語の指針」との比較/60 主な動詞の敬語形の整理/61 「お/ご」の整理(「お/ご」のいろいろ/「お/ご」の使い分け/「お/ご」の付く語・付かない語/「お/ご」の表記)
VI 賢い敬語・不適切な敬語    62 上手な敬語づかいのコツ/63 「お」の付かない動詞を尊敬語にする/64 敬語のバランス/65 敬語の賢い“手抜き”/66 身内を高める誤り/67 身内のような、身内でないような/68 どちらに立って、どちらを立てるか/69 不快な(?)敬語/70 「いただく」「くださる」と助詞/71 「お/ご〜できる」/72 電話をかけるときの「○○と申します」/73 二重敬語/74 過剰敬語/75 「……のほう」/76 敬語の誤りのタイプ
VII 敬語あれこれ    77 「申される」/78 「おられる」/79 「とんでもございません」/80 「ご苦労さま」と「お疲れさま」/81 「新年のご挨拶をご遠慮申し上げます」/82 往復はがきの「ご」のフィロソフィ/83 身内の呼び捨て/84 社内の敬語
VIII 敬語の変化とバリエーション――現在と将来、年代差、個人差など    85 敬語の過去/86 定着しそうな「ご〜される」/87 「あげる」の美化語化/88 「お/ご〜する」の尊敬語化/89 「聞手の目線」に立たない敬語/90 第三者敬語の減少/91 〈対話の敬語〉の伸長/92 社会の変化と敬語/93 ネクタイ敬語/94 「させていただく」の「乱れ」とその正体/95 変わりゆく「させていただく」と「敬語の歴史」「敬語の現在」/96 敬語の規範と、一人ひとりの敬語/97 敬語の個人差/98 許せる誤り・不快な誤り/99 敬語と人柄/100 むすび――敬語の心
付録    付録I 敬語腕だめし(敬語の形にしてみましょう/敬語で言ってみましょう/適切な敬語でしょうか)/付録II 敬語便利帳(主な動詞の尊敬語形・謙譲語形/スマートな尊敬語づかい/「お/ご」の使い分け/「ご」の付く主な語、「ご〜なさる」といえる主な語/「お/ご〜する」「お/ご〜いたす」といえる語/「お/ご〜申し上げる」といえる主な語/誤りやすい敬語)
敬語ミニ辞典
関連文献
索引    


※本書の原本は1996年8月、丸善株式会社より刊行されました。


≪著者: ≫ 菊地康人 (きくち やすと) 1954年東京生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院博士課程修了(単位取得)。同助手・講師・助教授を経て、東京大学教授(日本語教育センター所長)。専攻は言語学(とくに日本語の文法・敬語)および日本語教育。本書の姉妹編『敬語』(講談社学術文庫)を中心とする現代敬語の研究で、金田一賞(金田一京助博士記念賞)受賞。


杉浦克己 『日本語学 母語のすがたと歴史』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2009年) '10/07/26





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本「失われた時を求めて 〈1〉 スワン家のほうへ I (岩波文庫 赤N511-1)」プルースト、吉川一義 訳5

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失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI (岩波文庫)
失われた時を求めて 〈1〉  スワン家のほうへ I   Marcel Proust: “À la recherche du temps perdu: Du côté de chez Swann, 1913”, 1913-1927. (岩波文庫 赤N511-1)

○著者: プルースト吉川一義
○出版: 岩波書店 (2010/11, 文庫 528ページ)
○価格: 945円
○ISBN: 978-4003751091
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そう、岩波書店って、独特の雰囲気というのか趣きというのか重厚な印象がぼくにはあって、もちろん取っ掛かり難い(敷居が高い)というような側面もあるんだけど、気軽にカンタンには受けて容れてくれないような、、、それゆえに(どうなんだろう?!)、ぼくにとっては、信頼に足る!!?、といったような印象があるみたいで、どこか、どちらかといえば(などというまでもなく)権威主義的なところを自覚しちゃったりしているぼくは、そう、好き。もっとも、みずからの能力の、読解力のレヴェルのモンダイから、読み易さを、まずは理解であり、なにより経験の蓄積を、求めることも、ときに必要とされるであろうことから(すくなくともぼくはそう考えていることから)、たとえば、光文社古典新訳文庫シリーズといったような、市場を意識した(読者の間口を広げる配慮が施された)と思しき在り方、スタイルだって、多様性?!として(アリガタク活用させていただいている)
なんと、1999年1月27日に端を発する(岩波書店から翻訳の依頼があった、とは「訳者あとがき」に明かされる)、岩波文庫版のプロジェクト



ひとかけらのマドレーヌを口にしたとたん全身につたわる歓びの戦慄――記憶の水中花が開き浮かびあがる。サンザシの香り、鐘の音、コンブレーでの幼い日々。重層する世界の置くへいざなう、精確清新な訳文。プルーストが目にした当時の図版を多数収録。(全14冊)


≪目次: ≫
凡例
『失われた時を求めて』の全巻構成
本巻について
本巻の主な登場人物/本巻の主な架空地名
地図(フランス図/パリ)

第一篇 スワン家のほうへ I  Du côté de chez Swann, 1913
第一部 コンブレー



場面索引
プルースト略年譜
訳者あとがき(一)    人間観察家プルースト/審美家プルースト/さまざまな伏線/プルーストの生涯と『失われた時を求めて』への道/翻訳について (二〇一〇年盛夏 吉川一義)
図版一覧


マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈12〉 第七篇 見出された時 I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '11/01/11
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈11〉 第六篇 逃げ去る女 [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '11/01/01
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈10〉 第五篇 囚われの女 II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '10/12/21
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈9〉 第五篇 囚われの女 I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '10/12/14
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈8〉 第四篇 ソドムとゴモラ II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/12/07
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈7〉 第四篇 ソドムとゴモラ I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/11/24
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈6〉 第三篇 ゲルマントの方 II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/11/16
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈5〉 第三篇 ゲルマントの方 I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/11/07
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈4〉 第二篇 花咲く乙女たちのかげに II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/10/22
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈1〉 第一篇「スワン家のほうへ1」』(高遠弘美訳、光文社古典新訳文庫、2010年) '10/10/10
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈3〉 第二篇 花咲く乙女たちのかげに I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/10/06
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈2〉 第一篇 スワン家の方へ II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/09/10
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈1〉 第一篇 スワン家の方へ I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/09/07
鈴木道彦 『プルーストを読む 『失われた時を求めて』の世界』(集英社新書、2002年) '10/08/25
プルースト 『消え去ったアルベルチーヌ』(高遠弘美訳、光文社古典新訳文庫、2008年) '08/12/016





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本「仏陀 南伝の旅 (講談社選書メチエ488)」白石凌海5

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仏陀 南伝の旅 (講談社選書メチエ)
仏陀 南伝の旅 (講談社選書メチエ488)

○著者: 白石凌海
○出版: 講談社 (2010/12, 単行本 276ページ)
○価格: 1,785円
○ISBN: 978-4062584890
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無常、わかよたれそつねならむ、、、永遠に不変なモノって、どうなんだろう、在るのかないのか?!、もしかしたら、ないこともないのかもしれないけれど、、、たとえば、不安定、安定しない、安定しないから(安心できないから)不安が生じる(感覚のレヴェルのモンダイ?!)、生じた不安を不安に対処するべく、その方法のひとつとしては、たとえば、身を護るべく防御を試み、試みる防御のひとつの方法としての攻撃(攻撃的、攻撃性)とかって、あるのかしら?!(ぼくにはじゅうにぶんにあると思える)、多くイッパンテキには社会性を共同生活を営むためにも、求められるべくは寛容(どうしてもぼくにはもちえない)、なのかもしれない
なるほど、出家僧は、生産的な活動?!(生業?!)の一切をしない。在家信者にたよって、乞食(こつじき)して、食を、生存するために必要とされる食糧を他者に乞う、しかし、出家僧はなにも(返礼も)しない、そもそも出家僧はみずから生業しないのだから、他者にたいして、なにをもしえない(能力をもちえない)、さらには、他者との関係を、食を乞うた(生命の恩人ともいいえるような)在家信者との関係をも可能なかぎりで積極的に避けるべく
苦、、、(どうやら)アタリマエのように、苦しみは、生きているかぎりにおいては、ないものではなくって、苦しみを避けて、苦しみから逃れることが、できるものなのかどうなのか



インド生まれの仏教は、まず、南へと旅立った。スリランカ石窟寺院仏歯寺、黄金の仏塔の林立するミャンマーパガンタイの暁の寺…… すべての故地を踏破した著者が、今なお生活の中に息づく仏陀の思想へと思いを馳せる思索の旅。


≪目次: ≫
はじまりは、ブッダ・ガヤー
第一章 仏陀の出現    1 ゴータマ・シッダルタの存在/2 ゴータマに先立つブッダの存在/3 ゴータマのさとり/4 如是我聞/5 仏教の成立/6 仏教の伝播
第二章 スリランカの仏教    1 光り輝く島/2 セイロン島への布教/3 仏陀の来島伝説/4 仏教王国・アヌラーダプラ/5 シーギリヤ遺跡への道/6 ポロンナールワへの遷都/7 キャンディ仏歯寺
第三章 ミャンマーの仏教    1 ビルマの竪琴/2 仏教の渡来伝説/3 黄金地への伝道/4 パガン王朝の宗教改革/5 ポパ山の精霊信仰/6 マンダレーのマハームニ仏/7 ミンドン王の第五回仏典結集
第四章 タイの仏教    1 黄金の地/2 仏教伝来/3 スコータイ王朝の仏教/4 アユタヤ王国の神と仏陀/5 時代はバンコク/6 仏教の現在/7 タイ仏教の行方
第五章 インドシナ三国の仏教    1 ラオスの仏教/2 メコン河とプーシー山/3 カンボジアの仏教/4 仏陀の化身/5 ヴェトナムの仏教/6 南伝と北伝の出会い
おわりも、ブッダ・ガヤー
あとがき


≪著者: ≫ 白石凌海 (しらいし・りょうかい) 1948年生まれ。大正大学大学院博士課程修了後、デリー大学へ留学、Ph.D取得。群馬県正泉寺住職。専門はインド哲学、仏教学。著書に『インド 死を生きる』(明石書房)、『仏陀を歩く』(講談社選書メチエ)がある。






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本「律令国家の転換と「日本」 (日本の歴史05、講談社学術文庫1905)」坂上康俊5

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律令国家の転換と「日本」 日本の歴史05 (講談社学術文庫)
律令国家の転換と「日本」 (日本の歴史05、講談社学術文庫1905)

○著者: 坂上康俊
○出版: 講談社 (2009/1, 文庫 376ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4062919050
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八世紀の末から十世紀の初めまで、中心を九世紀(平安時代)として、さて、律令国家は律令制度はそのはじまり(誕生)から、中国大陸を明白に意識して、そう、再建?!であったり崩壊??!であったり、さまざまな、転換♪



律令国家の誕生から百年になろうとする頃、桓武天皇長岡京平安京と遷都を重ねる。そして九世紀、天皇の権威が確立してゆくなか、中央では藤原氏北家による摂関制度が成立、地方では伝統的郡司層の没落と国司長官の受領化が進展する。奈良時代末期〜平安時代初期に展開した「古代の終わりの始まり」と著者が位置づける古代社会の再編を精緻に描く。


≪目次: ≫
はじめに――揺れる九世紀像
第一章 平安遷都皇位継承    1 改新と回帰の桓武朝(天武系から天智系へ/他戸廃太子/桓武即位と氷上川継の変/皇太子早良長岡遷都/首都陪都か/種継暗殺/長岡京造営の断念/平安楽土、万年春)/2 動揺の平城、風格の嵯峨伊予親王事件薬子の変/「二所朝廷」の清算)/3 両統迭立承和の変(嵯峨と淳和の神経戦/承和の変/仁明天皇良房の思惑/爛熟の仁明朝)
第二章 天皇いかにあるべきか    1 神から人へ(即位式での天皇/即位儀礼の再編成/皇太子制の成熟/キサキの再編成/太上天皇の位置づけ)/2 天皇と系譜(郊祀祭天の儀/国忌の変遷/『新撰姓氏録』の編纂/桓武天皇と『続日本紀』)/3 天皇と崇り・穢れ(鎮魂祭の変容/大嘗祭御禊/怨霊の表面化)
第三章 帝国の再編    1 国際秩序構想の転換(なぜ使来日を嫌がったか/天子南面の原則を曲げる/新羅使の貢調/自らをどう位置づけるか/軍縮への転換/小帝国構想の再編成)/2 列島内の帝国構造の清算(隼人の公民化/伊治呰麻呂の乱/対蝦夷戦争の推移/中外無事)/3 境界の内と外(帰化の拒否/徳治主義とは無縁の功利的政策/日本の「境界」の設定/商人の来航を朝貢と見なす/舶来品への憧れ/文室宮田麻呂事件/新羅との通謀事件と北部九州の事情/新羅の海賊と神国思想/死刑の停止と流刑/動かない王、動けない王)
第四章 求法の人々    1 最澄空海(唐決と新羅調伏の世紀/鎮護国家仏教/最澄の登場/延暦遣唐使年分度者/大乗戒壇の設置をめざして/天台宗真言宗/最澄・空海と南都/敵の敵は味方)/2 円仁、求法の旅(承和の遣唐使/仏教界の期待/入唐求法巡礼行記天台山への巡礼失敗/赤山法華院と在唐新羅人/会昌の廃仏/十年ぶりの帰国へ/『巡礼行記』の執筆意図/円仁の後に続くもの)
第五章 政務処理と法    1 政務の流れと場(格式の時代/朝座政/天皇の決裁の場/朝座政の衰退/外記政の成立/公卿の内裏伺候)/2 官僚機構の再編成(蔵人の設置/検非違使勘解由使/官制改革のゆくえ)/3 格式の編纂(法典としての格/幻の延暦格/弘仁格式貞観格式・延喜格式/立法への熱意/菅原道真と反法/経に反して宜を制す/狭まる律令の適用範囲)
第六章 摂関制度の成立    1 摂関良房文徳 対 良房/外戚の浮上/荷前別貢幣の展開/良房、太政大臣に/摂政良房の誕生/応天門の変)/2 関白基経光孝天皇の擁立/阿衡の紛議/関白基経)/3 宇多天皇とその時代(報復人事と道真の抜擢/寛平の治/遣唐使派遣計画/歌合から『古今集』へ/昌泰の変
第七章 徴税論理の転換    1 律令税制の論理(の由来/調・庸の起源/公出挙の論理/籍帳支配の崩壊)/2 脱神話化と地税の成立(租の行方/正倉に放火する/調庸の違期・未進の背景/公営田の意義/「不論土浪人」政策/返挙の正体/公出挙地税化の完成/「里倉」という弥縫策)
第八章 地域社会の変容    1 消えゆく集落(千葉県村上遺跡の消長/洪水で放棄された村/百年早く消えた九州の集落/畿内の集落遺跡/備中国邇磨郷の惨状/気候の変動・環境の変化)/2 郡司の変貌と郡衙の消滅(有力者への土地集中/富豪層の出現/郡司と律令制/擬任郡司の登場/郡衙の消滅)
第九章 受領負名    1 受領の誕生(財政難の原因/専当国司制と連帯責任制/調庸違反への懲罰/調庸未進の補填問題/藤原保則の解状/受領の誕生/徴物使の発生/受領の国内支配の確立へ)/2 名と負名(堪百姓から取り立てる/名の発生/郡司の徴税請負の消滅/里倉負名の出現/国衙の変貌)
おわりに――始まりの終わり、終わりの始まり
学術文庫版あとがき

年表
参考文献
索引


編集委員 網野善彦大津透鬼頭宏桜井英治山本幸司


※本書の原本は、二〇〇一年、小社より刊行されました。


≪著者: ≫ 坂上康俊 (さかうえ やすとし) 1955年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。九州大学大学院教授。専攻は、奈良・平安時代史。主な編著書に『唐令拾遺補』「安芸国高田郡司藤原氏の所領集積と伝領」などがある。


渡辺晃宏 『平城京と木簡の世紀 (日本の歴史04)』(講談社学術文庫、2009年) '11/01/07
熊谷公男 『大王から天皇へ (日本の歴史03)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/29
寺沢薫 『王権誕生 (日本の歴史02)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/17
岡村道雄 『縄文の生活誌 (日本の歴史01)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/03
網野善彦 『「日本」とは何か (日本の歴史00)』(講談社学術文庫、2008年) '10/11/20





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本「アジアと漢字文化 '09 (放送大学教材)」大西克也/宮本徹 編著5

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アジアと漢字文化
アジアと漢字文化 '09 (放送大学教材)

○著者: 大西克也/宮本徹 編著、岩月純一/福井玲/陳力衛 著
○出版: 放送大学教育振興会 (2009/3, 単行本 304ページ)
○価格: 3,360円
○ISBN: 978-4595309069
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言語、ことば、とくに「書きことば(文字)」って、フツーにぼくたち活用して社会生活してる(すぐれて便利なツールだ)けど、なにがスゴイって、なんともいい加減な誤解の可能性を多分に含むシステム(とぼくには思えて仕方がない)なのに、そのあたりまで含んで、だからこそ、ウマく機能しちゃっている、みたいな



東アジアから東南アジアにかけての広い地域に対して、中国文明は過去から現在に亘り深甚なる影響を与え続けてきた。その文明の優位性を保証していたのが書記体系としての漢字である。本書では、中国における漢字の成立と歴史的展開を軸としつつ、あわせて周縁地域に対する漢字の諸方面における影響を俯瞰することを通じ、我々が生きるアジアにおいて漢字文化が果たしてきた役割とその将来について、いま一度考え直す視点を提供している。


≪目次: ≫
1.漢字の誕生――骨と甲羅に刻まれた文字 〔キーワード: 字体書体表語文字甲骨文字、占卜、殷墟〕 大西克也(東京大学大学院准教授)、ゲスト 松丸道雄(東京大学名誉教授)、ゲスト 平勢隆郎(東京大学東洋文化研究所教授)  DVD '10/11/02 12:35〜
2.漢字の起源――甲骨文字のしくみと陶文 〔キーワード: 甲骨文字、解読、表意文字表音文字、陶文〕 大西克也  DVD '10/11/06 12:40〜
3.青銅器に鋳込まれた漢字――金文の誕生と展開 〔キーワード: 金文、青銅器、陶模法、皮型〕 大西克也、ゲスト 松丸道雄 DVD '10/11/13 :〜
4.多様化する漢字――戦国時代の文字 〔キーワード: 戦国文字、多様化、正字、俗字〕 大西克也  DVD '10/11/16 14:25〜
5.屈原の書いた漢字――戦国時代の言語表記システムと国ごとの違い 〔キーワード: 戦国文字、楚簡、俗字、周圏分布〕 大西克也  DVD '10/11/20 10:50〜
6.隷書の誕生と文字統一――古代文字の終焉 〔キーワード: 隷書、隷変、文字統一、秦始皇、馬王堆帛書〕 大西克也、横田恭三(跡見学園女子大学教授)  DVD '10/11/27 10:50〜
7.漢字の完成――楷書の誕生と規範化 〔キーワード: 草書行書、楷書、碑文、墓誌、石経、印刷用書体〕 大西克也  DVD '10/11/28 10:45〜
8.字書の変遷――漢字史からみた字書 〔キーワード: 字書、『説文解字』、六書部首、楷書、『玉篇』、『字彙』、『康煕字典』〕 大西克也  DVD '10/12/01 11:35〜
9.漢字と漢字音 〔キーワード: 反切韻書中古音、漢字音、呉音漢音唐音〕 宮本徹(放送大学准教授)  DVD '10/12/03 10:40〜
10.漢字と近代化 〔キーワード: 近代化、文字改革、標音化、簡化字〕 宮本徹  DVD '10/12/04 10:05〜
11.漢字と「漢字系文字」 〔キーワード: 漢字系文字、西夏文字チュノム(字喃)〕 岩月純一(東京大学大学院准教授)  DVD '10/12/05 9:35〜
12.韓国朝鮮の漢字 〔キーワード: 韓国木簡、金石文吏読ハングル〕 福井玲(東京大学大学院准教授)  DVD '10/12/08 10:05〜
13.日本語と漢字I 〔キーワード: 金石文万葉仮名、日本漢字、国字方言字漢語〕 陳力衛(成城大学教授)  DVD '10/12/10 14:00〜
14.日本語と漢字II 〔キーワード: 金石文、万葉仮名、日本漢字、国字・方言字、漢語〕 陳力衛  DVD '10/12/12 9:35〜
15.現代アジアの言語と漢字――漢字の受容によるアジア諸言語の変容 〔キーワード: 東アジア漢字文化圏、文字と言語〕 大西克也、宮本徹、岩月純一、福井玲、陳力衛 DVD '10/12/18 12:25〜

平勢隆郎 『史記の「正統」』(講談社学術文庫、2007年) '10/09/20





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本「失われた時を求めて 〈12〉 第七篇 見出された時 I [完訳版] (集英社文庫ヘリテージシリーズ)」マルセル・プルースト、鈴木道彦 訳5

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失われた時を求めて 12 第七篇 見出された時 I (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
失われた時を求めて 〈12〉 第七篇 見出された時 I [完訳版]  Marcel Proust: “À la recherche du temps perdu: Le Temps retrouvé, 1927”, 1913-1927. (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

○著者: マルセル・プルースト鈴木道彦
○出版: 集英社 (2007/3, 文庫 568ページ)
○価格: 1,100円
○ISBN: 978-4087610314
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なんだかんだと気がつけば(とは、しらじらしくも)、いよいよ最終巻の第13巻を残すのみとなって、そう、見出された時、であり、失われた時を求めて、なのであり、圧倒的な憧れ(の意識)を意識しつつ、たんなる憧れ(の意識)だけでは、なんとも長大な壮大な物語を、物語は、、、まぁそういうことなんだろうなぁ♪

どうなんだろう、ときおり頭のなかをめぐる音楽、メロディー、フレーズ、いろいろあるんだけれども、そのひとつには、「やっぱりぼくはタイ焼きさ、すこし焦げあるタイ焼きさ、、、」、機会をえて、鉄板から(囚われの身から)飛び出して、自由の世界を海のなかを、「とっても気持ちがいいもんさ♪」、などと泳いでみたりするんだけど(お腹のアンコは重いけど)、でもでも、「やっぱりぼくは、、、」タイ焼きなんだよ、そう、タイ焼き以外のなにものでもなく、、、タイ焼きが、本来タイ焼きであるとするならば体験できないような夢のような世界を世間を社会をたまたま経験することができて機会をえて、そして思うことは(体験も経験もしないままでも思いいたることなのかどうなのか)



第一次大戦が始まり、語り手は療養生活にはいる。戦時中のパリで、ヴェルデュラン夫人はサロンを開きつづけ、ドイツ贔屓(びいき)になったシャルリュスの男色癖は嵩(こう)じて、すさまじいマゾヒズムの快楽に耽っている。戦後しばらくして、語り手はゲルマント大公夫人のパーティに赴く。ゲルマント邸の中庭にはいったとき、不揃いな敷石に足をとられてよろめいた感覚が、突如ヴェネツィアサン・マルコ寺院の敷石を思い出させて、言いようもない喜びを覚える(第七篇 I)。


≪目次: ≫
見出された時 I  Le Temps retrouvé, 1927.

凡例
はじめに

見出された時


訳注
主な情景(シーン)の索引
本巻の主な登場人物

エッセイ 熊野でプルーストを読む/辻原 登


※本書は二〇〇〇年九月、集英社より単行本として刊行されました。


≪著者: ≫ マルセル・プルースト (Valentin Louis Georges Eugène Marcel Proust, 1871.7.10-1922.11.18) フランスの作家。パリ近郊オートゥイユに生まれる。若い頃から社交界に出入りする一方で、文学を天職と見なして自分の書くべき主題を模索。いくつかの習作やラスキンの翻訳などを発表した後に、自伝的な小説という形で自分自身の探究を作品化する独自の方法に到達。その生涯のすべてを注ぎ込んだ大作『失われた時を求めて』により、20世紀の文学に世界的な規模で深い影響を与えた。

[訳者] 鈴木道彦 (すずき・みちひこ) 1929年生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒。一橋大学、獨協大学教授を経て、獨協大学名誉教授。1954年に渡仏。パリにて三年余りの研究生活を送るあいだに、プルーストの自筆やタイプ原稿を検討する機会を与えられる。それらにもとづいて帰国後にフランス語で発表した「プルーストの“私”」(1959年)は、語り手の無名性を最初に立証する論文となった。プルースト研究のほかに、サルトル、ニザン、ファノンなどの研究・紹介を行う。また1960年代から70年代にかけて、数年のあいだ、反戦運動、在日朝鮮人の立場を擁護する運動などに従事。著書には『プルーストを読む』、『プルースト論考』、『異郷の世界』、『サルトルの文学』、『アンガージュマンの思想』、『政治暴力と想像力』などがあり、編著には『サルトルの全体像』(共編)ほかがある。また翻訳には、プルースト関係のものとして『失われた時を求めて』全13巻、同抄訳上下、同文庫抄訳全三巻、『プルースト文芸評論』(編訳)、『ジャン・サントゥイユ』(共訳)ほかがあり、またそれ以外にニザン『陰謀』、ファノン『地に呪われたる者』(共訳)、サルトル『家の馬鹿息子』(第一・二巻、共訳)その他がある。

マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈11〉 第六篇 逃げ去る女 [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '11/01/01
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈10〉 第五篇 囚われの女 II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '10/12/21
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈9〉 第五篇 囚われの女 I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '10/12/14
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈8〉 第四篇 ソドムとゴモラ II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/12/07
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈7〉 第四篇 ソドムとゴモラ I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/11/24
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈6〉 第三篇 ゲルマントの方 II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/11/16
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈5〉 第三篇 ゲルマントの方 I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/11/07
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈4〉 第二篇 花咲く乙女たちのかげに II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/10/22
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈3〉 第二篇 花咲く乙女たちのかげに I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/10/06
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈2〉 第一篇 スワン家の方へ II [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/09/10
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈1〉 第一篇 スワン家の方へ I [完訳版]』(鈴木道彦訳、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2006年) '10/09/07
鈴木道彦 『プルーストを読む 『失われた時を求めて』の世界』(集英社新書、2002年) '10/08/25
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈1〉 第一篇「スワン家のほうへ1」』(高遠弘美訳、光文社古典新訳文庫、2010年) '10/10/10
プルースト 『消え去ったアルベルチーヌ』(高遠弘美訳、光文社古典新訳文庫、2008年) '08/12/016

ジャン−ポール・サルトル 『嘔吐 〔新訳〕  Jean-Paul Sartre: “La nausée”, 1938.』(鈴木道彦訳、人文書院、2010年) '10/09/15





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本「冒険商人シャルダン (講談社学術文庫2020)」羽田正5

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冒険商人シャルダン (講談社学術文庫)
冒険商人シャルダン (講談社学術文庫2020)

○著者: 羽田 正
○出版: 講談社 (2010/11, 文庫 352ページ)
○価格: 1,155円
○ISBN: 978-4062920209
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というわけで(どういうわけなんだか、こういうことで)、たぶん不安定なのはぼくじしんであり、ぼくじしんの不安定(さまざまななにからなにまで安定性をバランスを欠くと自認している)に起因するところが少なくないんだろうなぁ、などとは無自覚にも、どこかボンヤリと客観視、まるで他人事のように。
やっぱり本の世界はスゴイなぁ♪、およそ300年の時間をあっという間に超越しちゃって、歴史や時代や文化や宗教や、、、いまと300年前とでは、もちろん同じではない(社会に関する常識があてはまらない!?)、同じであろうはずなどないのであろうけれど、いやいやどうして、、、イスラーム、ヨーロッパ(キリスト教だってカトリックとプロテスタントはなにをどうして相容れない?!)



多様な宗教と言語が行き交うペルシアで成功を収めた商人にして旅行記作家のジャン・シャルダン(Jean Chardin, 1643-1713)は、新教への迫害が続く息苦しい故郷・パリを捨ててロンドンに移住し、爵位を得た。しかし、彼の最大の悩みは、怠け者の長男の行く末だった――。時代に翻弄されつつ「一級史料」を書き残した市井の人物の生涯と、彼らが生きた一七世紀の社会を活写する。


≪目次: ≫
序章    シャルダンの伝記とその意味/フランス――「太陽王」の世紀/イギリス――二度の革命(清教徒革命名誉革命)の時代/ペルシア――イスファハーンの栄華/インド――ムガル朝の時代/誕生と幼少時代のシャルダン
第一章 「東方」への旅――冒険商人シャルダン    旅の始まり/一度目の旅とペルシア王(アッバース二世)との出会い/イスファハーンとの出会い/インド、そして旅の終わり/つかの間のパリ/新たな契約/二度目の旅の始まり/イスタンブールにて――フランス人意識/イスタンブールにて――ギャランとの出会い/ミングレリアでの冒険/イスファハーン到着/ナージルとの商談/カレとの出会い/グルロとの喧嘩別れ/インドへの渡航の試み/イスファハーンでの生活/シャルダンと女性/インドでのシャルダン/スーラトでの会社解散
第二章 もう一つの世界ペルシア――旅行記作家シャルダン    シャルダンの出版計画/「決定版」の中身/「百科全書」と宗教家シャルダン/ペルシアにおける少数派の宗教/ゾロアスター教徒とユダヤ教徒/イスファハーンに住むインド系の人々/アルメニア教会の人々/グルジア系の人々/多様な宗教と言語、エスニシティー
第三章 近くて遠い国イギリスへ――勲爵士シャルダン    帰国の日付のミステリー/一六八〇年のフランス/帰国早々のロンドン行き/王立協会The Royal Society)の誘い/タヴェルニエとシャルダン/アンリ・ド・ジュステル/結婚/イギリスへの移住/受爵/帰化/王立協会への入会/イーヴリンとの交流/東インド会社への加入/取締役選挙の怪/アルメニア商人との連携/レスター・フィールドとグリニッジ/ターナム・グリーン――終の棲家/ユグノーの援助者シャルダン
第四章 ロンドンとマドラスの間――シャルダンの後半生    「小さな発見」/弟夫妻との通信/手紙の実際/「シャルダン商会」の貿易/家族と妻の死/ダニエルのイギリス帰還問題とシャルルのインド行き/ダニエル帰国せず/シャルルの不始末/六人の子供たち/ダニエルとの諍い
終章    遺言状/絵の中のシャルダン/義妹への最後の手紙/彼は旅することで名をなした/ヨーロッパとイスラーム世界、そのイメージの転換/裏返った合わせ鏡

おわりに (一九九九年四月  羽田 正)
学術文庫版あとがき (二〇一〇年九月  羽田 正)


※本書の原本は、『勲爵士シャルダンの生涯――十七世紀のヨーロッパとイスラーム世界』として、一九九九年に中央公論新社より刊行された。


≪著者: ≫ 羽田 正 (はねだ まさし) 1953年大阪市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。パリ第3大学で博士号取得。東京大学東洋文化研究所所長・教授。主な著書に『モスクが語るイスラム史』『イスラム世界の創造』『興亡の世界史15 東インド会社とアジアの海』、共著に『世界の歴史15 成熟のイスラーム社会』などがある。






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あぁ ふちょう、、、5

どうやら、自室PCが不調で(ノートPCのディスプレイがダメみたい)、結論から先に言うならば、しばらく更新しません、いろんな意味での安定を取り戻すまで期間を定めず、オヤスミします(やっぱり更新しちゃうかもしれない、じぶんでもよく分からない、わざわざ告知するまでもないコトなのかもしれない)
そう、PCの不調につられて、なのかどうなのか、そうだとするとオカシイね、依存・中毒症状?!、ぼくにも不調傾向、不安定傾向の自覚がある。あえて無理はしない、慌てて無理をして取り乱したりしてドツボにハマることを避けたい、積極的に避けなければならない、とさえ考えている、コントロールなどといった大したものではなく、ただただ周りに迷惑かけたくない(取り乱して衝動的に感情的に攻撃的な暴力的な状態に陥って他人に害を与えてしまうようなコトを回避しなければならない)、いやいや、とどのつまりは、じぶんじしんが傷つきたくないだけのこと(自己愛)。いずれにしても、すこし時間をかけて
もっとも、昨年末ころから、すこし嫌な予感(PCの故障・不具合にたいする不安)があって、こころの準備はできていないでもなかったことから(対応を対策を怠った自己責任)、そう、すこし視点を角度をかえて省察してみるには、いい機会(ある意味での開放をえた)なのかもしれない、などとも考えないものでもない。しかし、ぼくが毎日毎日こうして書き記している目的の大きなところのひとつとしては、読書記録の側面があって、本を読んで(せっかく労力も時間も費やして読んだ本を)読みっ放しにして記憶が消失してしまうことをモッタイナイと思うから、だから、記録を留めておきたい、のだけれど、それだって、どこまでも自己満足のレヴェルにすぎない




本「平城京と木簡の世紀 (日本の歴史04、講談社学術文庫1904)」渡辺晃宏5

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平城京と木簡の世紀 日本の歴史04 (講談社学術文庫)
平城京と木簡の世紀 (日本の歴史04、講談社学術文庫1904)

○著者: 渡辺晃宏
○出版: 講談社 (2009/1, 文庫 400ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4062919043
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ことしかぞえで42歳のぼくは、どうやら厄年(本厄)みたいで、などということを知ったのは娘とここ何年か一緒に行っている初詣の約束を昨年末からとりつけていて、もっとも娘との約束はカンタンに反故にされる危険性?!を含んだ不安定なものではあったのだが、そう、中学二年生の女子ともなると男親の父親とは疎遠になるのが敬遠してアタリマエであろう、友だちとの約束がトウゼンに優先されよう、それで構わないとぼくは思っている(と強がってみせる)、親離れし、親の方も子離れしなければならない、そうあるべきだろう(とは、みずからに言い聞かせるごとく)。なにか印象的な、記憶に残る、ぼくの印象?!がアップするような(また会ってもいいかなぁと思わせるような)イベントを企画しなければ!、などと考えるのは、年若い頃のデートみたいで(すっかり昔話だなぁ)、それはそれでたのしいワクワクする(適度に緊張もする)。で、厄祓い神社で。そう、賽銭箱の向こう側のフツーには入れないような近寄りがたい厳かな雰囲気のある建物のなか、賽銭箱に向かって賽銭を投じて拝む頭を下げる人びとの気配を視線を背後にうけながら(交通整理を促す警備員のアナウンスはチョイ耳障りなBGM♪)。
本日の午前中にぼくのママン(母)からのメッセージがあって(ウレシカッタョ、ありがとう♪)、そろそろ日付も変わろうとしている22時過ぎ(22:10)に娘からの写メールが届いた(あぁ忘れられちゃっているんだろうなぁとず〜っといちにち気懸りだったことを隠すことをしない)、バースデーケーキ「パパ たんじょうびおめでとう」、すでにおいしくいただいてしまった、とのことだけど(ぼくは何もいらない、モノは必要としない欲しない、ただただ気持ちがウレシイ、涙なしには語れない)、ありがとうありがとうありがとう♪




日本の八世紀は、中国を範とした律令制を、日本の実態に適うように試行錯誤した、日本型律令国家の建設期である。この間の歴史は平坦ではなく、遷都が繰り返され、変や乱も相次いだ。木簡や文献史料、発掘の成果等により、天武天皇飛鳥に都を造営してから、桓武天皇平安京へと都を遷すまで、平城京の時代を中心に、古代国家百年の歩みをたどる。


≪目次: ≫
第一章 律令国家としての出発    1 「天皇」天武の「日本」建設(平城京と木簡の世紀の旅へ/天武による諸政策/飛鳥池遺跡が語る天武朝時代/天武の死と天武朝の官制/そして即位した持統)/2 藤原京の成立(天武悲願の新益京/大藤原京の復原/藤原宮の構造)/3 律令の制定(飛鳥浄御原令の施行/文武即位と藤原不比等の台頭/版図確定と銭貨鋳造/大宝律令の施行と年号制定)
第二章 平城京への道    1 律令国家の基本構造(二官八省と天皇権力/式部省兵部省の人事分掌/京の行政組織と東西官市/郡司を通じた地方支配)/2 民衆とイネの支配(歴名と戸籍の作成/口分田条里制大税と公出挙調と律令制的贄の成立/中男作物制度と雑徭による在地支配/とさまざまな労役/軍団衛士防人)/3 日本型律令制への船出(大宝遣唐使派遣/大周と日本国の邂逅/長安城で粟田真人が見たもの/持統太上天皇の死/都城・律令・銭貨への課題/慶雲の改革元明の即位と不改常典)/4 平城遷都(和同開珎の発行/新都造営と世情不安/平城宮の構造/寧楽の都の町並)
第三章 長屋王から光明皇后    1 長屋王の登場(長屋王家木簡の発見/長屋王の微妙な位置/邸宅と家政機関/荷札が語る美食生活/北宮王家の人々)/2 不比等から長屋王へ(地方支配の拡充/元正女帝の即位/不比等晩年の政策/不比等と元明の遺産/長屋王政権スタート/即位した聖武天皇をめぐって)/3 長屋王の変と光明子立后(長屋王一家の自尽/藤原四子政権の発足/光明子立后布告の勅/「旧皇后宮」の謎)/4 二条大路木簡の世界(大ゴミ捨て溝の発見/藤原麻呂の家政機関の木簡群/衛府に関わる木簡群/贄の荷札木簡/「内」に関わる木簡群/長屋王邸から皇后宮へ)
第四章 天平の日々    1 藤原四子政権の時代(官稲混合と地子京進/渤海使来日と惣管・鎮撫使任命/東アジア情勢と遣唐使・節度使天然痘の流行/十一年ぶりの芳野行幸)/2 聖武・光明の仏教信仰(五月一日経書写の始まり/母三千代からの受け継いだもの/聖武の沈思)/3 橘諸兄政権の時代(藤原麻呂の東北遠征/藤原四兄弟の死と橘諸兄政権の発足/阿倍内親王の立太子)/4 藤原広嗣の乱(藤原四兄弟の息子たち/乱の経過と結末)
第五章 大仏開眼への道    1 相次ぐ遷都(天武の足跡をたどって/恭仁京の建設/国分寺・国分尼寺の造営構想/七四三年の五節舞墾田永年私財法の意義/紫香楽での大仏造立宣言/難波遷都の混迷/新京甲賀宮の挫折)/2 平城遷都(難波行幸からの完全遷都/大仏造立再開と一切経書写/国司懐柔策としての公廨制定・廝丁停止/兵士役復活と対新羅情勢/)/3 東大寺盧舎那大仏の造立(行基良弁の貢献/大仏を造った人々/大仏の原材料調達)/4 開眼供養会へ向けて(藤原仲麻呂の台頭/二十部六十花厳経の書写/元正太上天皇と行基の死/「神」聖武の出家/華厳信仰のセンター大安寺孝謙即位と仲麻呂の強権/八幡大神の入京、そして大仏開眼)
第六章 平城京の終焉    1 仲麻呂専制時代(相対的安定期としての天平勝宝年間/聖武の死/皇太子交代劇/橘奈良麻呂のクーデター未遂事件淳仁天皇の即位/東北版図拡大と対新羅関係/新羅征討計画中止の背景)/2 光明の死と押勝の挫折(光明子追善の舞台、阿弥陀浄土院/保良宮「遷都」/中宮院・法華寺への皇権分裂/鈴印をめぐる争奪戦/押勝敗死)/3 最後の女帝(王たちの死、法王道鏡の誕生/称徳―道鏡政権の特殊性と普遍性/不破内親王の悲劇/宇佐八幡宮託宣事件)/4 新王朝の成立(称徳の死、そして光仁の即位/桓武の即位/平城京と木簡の世紀の終焉)


学術文庫版あとがき
年表
参考文献
索引


編集委員 網野善彦大津透鬼頭宏桜井英治山本幸司


※本書の原本は、二〇〇一年、小社より刊行されました。


≪著者: ≫ 渡辺晃宏 (わたなべ あきひろ) 1960年生まれ。東京大学文学部卒。同大学院を経て、奈良文化財研究所都城発掘調査部史料研究室長として、平城宮・京跡の発掘調査と木簡の整理・解読に従事。専門は日本古代史。共著に奈良国立文化財研究所『平城京左京二条二坊・三条二坊発掘調査報告』、論文に「平安時代の不動穀」(『史学雑誌』第98編12号)などがある。

熊谷公男 『大王から天皇へ (日本の歴史03)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/29
寺沢薫 『王権誕生 (日本の歴史02)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/17
岡村道雄 『縄文の生活誌 (日本の歴史01)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/03
網野善彦 『「日本」とは何か (日本の歴史00)』(講談社学術文庫、2008年) '10/11/20





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本「ドイツ語基礎 '06 (放送大学教材)」保坂一夫5

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本「ドイツ語基礎」保坂一夫
ドイツ語基礎 '06 (放送大学教材)
○著者: 保坂一夫
○出版: 放送大学教育振興会 (2006/5, 単行本 178ページ)
○ISBN: 978-4595306372
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イッヒ、リーベ、ディッヒ♪
ぼくんとこは男3人兄弟の5人家族だった、いまではぼくの兄弟はそれぞれ家庭をもって、ぼくの父と母を筆頭に総勢13人、こないだ正月に久しぶりにみな集まった(ただただこれまでしばらくぼくがひきこもって、ぼくだけが不参加をつづけていただけのこと)、大勢だったなぁ。ぼくの娘は中学2年生で、ビミョ〜にちびっこ子ども(下は3歳からで、ちなみに彼女たちとは、ぼくは初めての顔合わせ、ふふふ、会いたかったんだぁ、会えてヨかったよ嬉しかった、みんないい顔していたョ)にカテゴリされず、大人たちの輪に席にずっと座ってた、たぶんいろいろちゃんと話してたみたい(ケッコウ深刻な話も女チーム内ではしてたようすで、そう、そもそもぼくと娘はその前日に一緒に2人で初詣に行ったんだけど、その前にぼくと娘が会ったのは前年の3月末のころのことだから、もちろん彼女は彼女なりに学校や部活や塾や習い事や友達となにかと忙しかったんだろうけど、じつは、そのあいだには娘の携帯電話が着信拒否になっていて、感情的に怒りをぶちまけたぼくを嫌って携帯電話の着信を拒絶されて、音信不通の時期を含めて、およそ9カ月ぶりのこと)
その席で、ずいぶんご機嫌な(ほどに酒に酔っていた)三男坊が、いまぼくがドイツ語を勉強している話題がすこし出たとき、しきりに口にしていたのが、「イッヒ、リーベ、ディッヒ(Ich liebe dich. ⇒ I love you.)」で、三男坊となぜか母が2人で陽気に盛り上がっていた♪、そう、考えてみたら、ぼくたち3兄弟の中では唯一三男坊だけが大学に行って卒業していて、大学で彼は外国語をドイツ語を履修していたみたい(詳しくは聞いてない、その直後には酔いつぶれてソファーで寝ちゃったこともあってかどうか聞かなかった)。そう、ぼくの父と母も大学に行って卒業していて、もっというと、ぼくが伝え聞いている話によると(ぼくが生まれたときにはすでに亡くなっていた)、ぼくの祖父(父の父)も高祖父(父の祖父)もそれぞれ大学を卒業してたみたい
さて、ぼくがよそ(40歳)にしてドイツ語を勉強しはじめてまもなくいちねん(ぼくは41歳になる)、ドイツ語をマスターできた気はまったくしていないんだけど(そんなにカンタンなものでもないだろう)、まぁこれからもず〜っと継続的にドイツ語に触れつづけて離れないでいくつもり、、、で、つぎ(まもなく1月末の単位認定試験を乗り越えてから)、フランス語♪、中国語♪♪



言語表現は文化そのものです。「ドイツ語基礎」はその観点に立って、単純な構造の文章から複雑なものへ、表現の仕方をたどりながら、段階的に徐々に高度な文章を理解するように組み立ててゆきます。採用する教材は、ドイツ文化の紹介をするもので、同時に、あまり難しくないものを選ぶ予定です。ここでは、ドイツ語と日本語を比較しながら、言語の背後にひそむ文化の共通性と差異性について一般的に考え、それを通じて全体の導入とします。


≪目次: ≫
Lektion1 der Anfang(始まり) 単純な文章I――定動詞は二番目に来る/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/07 12:05〜、'10/10/28 13:25〜
Lektion2 die Arbeit(仕事) 単純な文章II――疑問文や否定文を作るための助動詞はない/保坂一夫(日本大学教授) CD '10/09/08 10:10〜、'10/10/29 13:10〜
Lection3 der Ohr(耳) 名詞、代名詞と語順――代名詞は名詞より先に来る/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/09 11:50〜、'10/10/31 11:20〜
Lection4 das Auge(眼) 感嘆文と命令文――動詞は多くの感嘆文では倒置され、命令文では最初に来る/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/10 12:50〜、'10/11/02 10:05〜
Lection5 die Hand(手) 表現のニューアンス 話法の助動詞I――枠構造に慣れよう/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/11 14:00〜、'10/11/06 10:05〜
Lection6 der Kopf(頭) 表現のニューアンス 話法の助動詞II――その他の助動詞/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/12 12:50〜、'10/11/07 14:40〜
Lection7 das Kind(子供) 枠構造と分離動詞――述語成分が増えたら枠構造で/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/14 12:25〜、'10/11/09 13:15〜
Lection8 die Eltern(親) 非分離動詞と前つづり――非分離前つづりは独立の単語ではない/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/15 10:40〜、'10/11/13 10:05〜
Lection9 der Fluss(川) 完了形の用法と意味――完了形の使い方も枠構造で/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/18 12:25〜、'10/11/14 11:30〜
Lection10 der Berg(山)と das Tal(谷) 複雑な文章I 接続詞と配語法――従属の接続詞の文では定動詞後置/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/21 11:10〜、'10/11/16 10:05〜
Lection11 das Leben(人生) 複雑な文章II 関係代名詞と関係副詞――関係代名詞も関係副詞も副文を作り定動詞は後置される/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/22 10:10〜、'10/11/20 10:05〜
Lection12 der Tod(死) 複雑な文章III 能動態と受動態――他動詞と自動詞とでは受動態の作り方が違う/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/26 9:40〜、'10/11/24 14:00〜
Lection13 die Zeit(時の流れ) 複雑な文章IV その他の動詞と不定詞――再帰代名詞は、1・2人称は人称代名詞、3人称はsich。不定詞の語順では動詞が最後に来る/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/28 11:55〜、'10/11/25 14:10〜
Lection14 der Mensch(人間) 接続法第I式の表現のいろいろ――接続法は想定上の現実を表現する形式である/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/29 10:10〜、'10/11/26 14:15〜
Lection15 das Ende(終わり) 接続法第II式の表現のいろいろ――第II式は現実ではないことに関する想定の表現である/保坂一夫(日本大学教授)  CD '10/09/30 10:05〜、'10/11/27 13:25〜


鍛治哲郎/識名章喜 『ドイツ語入門 I '06』(放送大学教材、放送大学振興会、2006年) '10/07/27
関口存男、関口一郎改訂 『関口・新ドイツ語の基礎  Bausteine der deutchen Sprache (復刻版・CD付)』(三修社、2008年) '10/07/09 【第二読】
福本義憲 『はじめてのドイツ語』(講談社現代新書、1991年) '10/07/03 【第二読】
関口一郎 『すぐに役立つ はじめてのドイツ語』(NHK CDブック、日本放送出版協会、1992年) '10/05/16
関口存男、関口一郎改訂 『関口・新ドイツ語の基礎  Bausteine der deutchen Sprache (復刻版・CD付)』(三修社、2008年) '10/05/03
福本義憲 『はじめてのドイツ語』(講談社現代新書、1991年) '10/04/04





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本「おかあさんになったアイ チンパンジーの親子と文化 (講談社学術文庫1786)」松沢哲郎5

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おかあさんになったアイ―チンパンジーの親子と文化 (講談社学術文庫)
おかあさんになったアイ チンパンジーの親子と文化 (講談社学術文庫1786)

○著者: 松沢哲郎
○出版: 講談社 (2006/10, 文庫 288ページ)
○価格: 1,008円
○ISBN: 978-4061597860
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Pan troglodytes
カバー写真は「アユムを抱きしめるアイ」(京都大学霊長類研究所提供)、ときどきぼくだって、むぎゅっと抱きしめてほしいなぁと思っちゃうようなときが(むぎゅっと抱きしめるだけの包容力がぼくには備わっていると思えるだけの自信がないのだから、そう考えうにはずいぶんじぶんかってな妄想だ)、なにをも語らず、抱きしめられるアユムのまなざし、抱きしめるアイの表情、手、腕、肩、背中、、、親子というより、もっともっと(もっとも)濃密な母子関係


漢字や数字を理解するチンパンジーとして名高いアイ。彼女が息子アユムを産んで六年が経過した。はたして子育ては順調に進んだのか。また、親が獲得した知識や技能は、世代を超えて息子に伝えられるのか。アイ母子を軸に、野生下における観察・研究をも踏まえ、チンパンジーの親子関係、教育、文化の諸相を探る。「その後のアユム」最新情報を加筆。


≪目次: ≫
はじめに
第一章 アユム誕生からの一年    アイがアユムを産んだ(計画的な子どもづくり/死産を乗り越えて/あかんぼうの反射)/子育てができない(二例に一例の育児拒否/本能だけでは育児はできない)/子育てを教える(アイは子どもを育てられるか?/隠れていた母性)/三者三様の母親ぶり(あわや育児拒否――クロエの出産/添い寝をする母親――パンの出産)/引き出される母性(子育ても学習が必要/子どもの働きかけが大切)/抱きしめる(片時も放さない/母と子だけの時間)/見つめあう(目を見ることの意味/親しみを込めて)/ほほ笑む(新生児の微笑と模倣/生後三ヵ月目の劇的な変化)/まなざし、ほほ笑み、声かけ(ヒトのおかあさんは抱きしめない/チンパンジーも声を出す/声に対する応答/ヒトのことばを聞きとるボノボ/アイも話しことばを理解する/ボノボの不思議な発声行動)/育児というコミュニケーション(母子はたがいに働きかける/育児環境が違いを生む/アユムの「事件」――コンピューターの課題をやりとげる)
第二章 野生チンパンジーの暮らし    チンパンジーは「進化の隣人」(アフリカの自然の中で/ヒトとチンパンジーはいつ分かれたのか?/ヒトは特別な生き物ではない)/チンパンジーの一生(母親をひとり占めする五年間/男女の違いが現れる/男性チンパンジーの生活/およそ五十年の生涯)/血のつながりとコミュニティー(二重になった群れの構造/女性は群れを出ていく/なぜ、殺すのか?)/文化の発見(地域ごとに異なる道具を使う/ボッソウで使われる多彩な道具)/知識や技術が伝わる(文化が生まれる過程/そもそも文化とは何か?/近隣のコミュニティーを比較する/ナッツ割りの野外実験)/チンパンジーの教育(親の手本を見習う/子どもからの働きかけ)/学習には適切な時期がある(種割りを身につけるまで/石器を使えないのは、なぜ?/文化の運び手は女性)
第三章 アイ・プロジェクトからの展開    チンパンジーから見た世界(なぜ、ことばを教えるのか?/さまざまな形の「ことば」/色の世界を探る)/ほんとうにヒトのことばがわかるのか?(「カラー・ストループ効果」による証明/二つの情報が競合する)/七という魔法の数(瞬時に数字を記憶する/大学院生よりも優秀?)/他者の心を理解する(残された多くの問い/文法的な構造を理解できるか?/社会的な知性と「心の理論」/自分と他人は考えていることが違う/チンパンジーに「心の理論」はあるか?)/逆に、チンパンジーのことばを学ぶ(パラダイムの転換/コミュニティーをまるごとシュミレーションする)
第四章 世代を超えて伝わるもの    チンパンジーの歴史学(新しい研究の地平へ/森の詩人――ジェーン・グドールさん/長い時間の中での変化を追う/世代を越えて引き継がれるもの)/コミュニティーと文化をつくる(文化はコミュニティーの中で引き継がれていく/物理的な環境を変えていく/「動物福祉」と「環境エンリッチメント」/アフリカのコミュニティーを再現する)/母親チンパンジーの協力を得て(子どもの知性の発達を調べる/知識や技術はどのように引き継がれるのか?)/人間の由来と将来(チンパンジーを通して人間を見る/二分された「知性」/知性は「三項関係」の中ではぐくまれる/人と人のあいだにこそ)
第五章 あかんぼうから子どもへ    ミレニアム・プロジェクトのその後(五歳ころにようやく離乳/ピコの誕生)/親子関係と仲間関係(子育ての進化/子育てのネットワーク)/チンパンジーの知性の発達(植物の分配/石器使用/ハチミツ釣りとその発達/お金を手に入れ、自動販売機で使う/「教えない教育」と「見習う教育」/数字を記憶する能力/進化における「喪失のシナリオ」)/「緑の回廊」プロジェクト(野生チンパンジーの大量死/緑の回廊をつくる)

原本あとがき (二〇〇一年三月 松沢哲郎)
学術文庫版のためのあとがき (二〇〇六年九月 松沢哲郎)


※本書は、二〇〇一年に小社から刊行された同名の書を底本とした。


≪著者: ≫ 松沢哲郎 (まつざわ・てつろう) 1950年、愛媛県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。京都大学霊長類研究所教授・所長。理学博士。主著に『チンパンジーから見た世界』『チンパンジーの心』『チンパンジーはちんぱんじん』『進化の隣人ヒトとチンパンジー』『Primate Origins of Human Cognition and Behavior(人間の認知と行動の霊長類的起源)』などがある。紫綬褒章受章。

埴原和郎 『人類の進化史 20世紀の総括』(講談社学術文庫、2004年) '10/10/16
伊谷純一郎 『高崎山のサル』(講談社学術文庫、2010年) '10/09/09
山極寿一 『父という余分なもの サルに探る文明の起源』(新書館、1997年) '10/05/08
山極寿一編 『ヒトはどのようにしてつくられたか』(シリーズ ヒトの科学、岩波書店、2007年) '10/05/03
山極寿一 『暴力はどこからきたか 人間性の起源を探る』(NHKブックス、日本放送出版協会、2007年) '10/04/26
長谷川眞理子 『動物の生存戦略 行動から探る生き物の不思議』(放送大学叢書、左右社、2009年) '10/03/25
榎本知郎 『人間の性はどこから来たのか』(平凡社・自然叢書、、1994年) '10/03/19
榎本知郎 『ボノボ 謎の類人猿に性と愛の進化を探る』(丸善ブックス、1997年) '10/03/13
榎本知郎 『ヒト 家をつくるサル』(学術選書、京都大学学術出版会、2006年) '10/03/05
榎本知郎 『性器の進化論 生殖器が語る愛のかたち』(DOJIN選書、化学同人、2010年) '10/02/28





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本「完全解読 カント『実践理性批判』 (講談社選書メチエ487)」竹田青嗣5

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完全解読 カント『実践理性批判』 (講談社選書メチエ)
完全解読 カント『実践理性批判』 (講談社選書メチエ487)

○著者: 竹田青嗣
○出版: 講談社 (2010/12, 単行本 236ページ)
○価格: 1,680円
○ISBN: 978-4062584883
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ぶんぶんぶんぶん、まるでうなりをあげてるようないきおいであれやらそれやらあんなことやら、、、ちょ〜っと読書のジャマなんですけどぉ〜とか自分でも思ったりしながら、できごとがコメントがフレーズがリフレインして(あぁぼくの言動は場にふさわしくない)、意見であったり、むしろ背景をほりさげて視点を角度を変えてひっくりかえして裏側までをも考えて想像してみたりして、なんだろうなんでだろうなんでなんだろう、ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん♪


大好評、知の高峰を読み平らげるメチエ「完全解読」シリーズ第3弾。カント三批判書の第二書にして、「善」の根拠を論理的に証明し「倫理」を哲学的に基礎づけた近代哲学の金字塔を徹底的に読み込む。現代の正義論もこの書なしにはあり得なかった!


≪目次: ≫
はじめに
凡例

実践理性批判Immanuel Kant, Kritik der praktischen Vernunft, 1788.

緒論 実践理性批判の構想について    解説I

第一部 純粋実践理性の原理論
第一篇 純粋実践理性の分析論
第一章 純粋実践理性の原則について    第一節 定義/第二節 定理一/第三節 定理二/第四節 定理三/第五節 課題一/第六節 純粋実践理性の根本法則/解説II/第八節 定理四(一 純粋実践理性の原則の演繹について/二 純粋理性がその思弁的使用においてはそれ自体不可能であるような拡張を、その実践的使用においては為し得る権能について)/解説III
第二章 純粋実践理性の対象の概念について    純粋な実践的判断力の範型論について
第三章 純粋実践理性の動機について    純粋実践理性の分析論の批判的解明/解説IV

第二篇 純粋実践理性の弁証論
第一章 純粋実践理性一般の弁証論について
第二章 最高善の概念規定における純粋実践理性の弁証論について    一 実践理性のアンチノミー/二 実践理性のアンチノミーの批判的解決/三 思弁的理性との結合における純粋実践理性の優位について/四 純粋実践理性の要請としての心の不死/五 純粋実践理性の要請としての神の現存/六 純粋実践理性一般の要請について/七 一方では実践的見地において純粋理性を拡張しながらそれと同時に他方ではこの同じ理性の認識を思弁的に拡張しないということがどうして考えられ得るのか/八 純粋理性の必要にもとづく意見について/九 人間の認識能力は人間の実践的規定に巧みに釣合っているということについて/解説V

第二部 純粋実践理性の方法論
結び/解説VI


あとがき
完全解読版『実践理性批判』詳細目次
索引


≪著者: ≫ 竹田青嗣 (たけだ・せいじ) 1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。早稲田大学国際教養学部教授。哲学者、文芸評論家。現象学をベースに、哲学的思考の原理論としての欲望論哲学を展開している。『現象学入門』(NHKブックス)、『ハイデガー入門』『完全解読 カント『純粋理性批判』』(ともに講談社選書メチエ)、『人間の未来』(ちくま新書)、『人間的自由の条件』(講談社学術文庫)など多数の著書がある。


竹田青嗣 『完全解読 カント『純粋理性批判』』(講談社選書メチエ、2010年) '10/06/09
竹田青嗣 『「自分」を生きるための思想入門』(ちくま文庫、2005年) '08/11/28
ジークムント・フロイト 『自我論集  Gesammelte Werke, 1940.』(竹田青嗣編、中山元訳、ちくま学芸文庫、1996年) '08/11/20





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