Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2011年09月

本「中東戦記 ポスト9・11時代への政治的ガイド (講談社選書メチエ508)」ジル・ケペル、池内恵 訳・解説5

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中東戦記 ポスト9.11時代への政治的ガイド (講談社選書メチエ)
中東戦記 ポスト9・11時代への政治的ガイド  Gilles KEPEL: “Chronique d'une guerre d'Orient (automne 2001) suivi de Brève chronique d'Israël et de Palestine (avril-mai 2001)”, Gallimard, 2002 (講談社選書メチエ508)

○著者: ジル・ケペル、池内恵 訳・解説
○出版: 講談社 (2011/9, 単行本 256ページ)
○価格: 1,680円
○ISBN: 978-4062585101
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たとえば、日中の最高気温の予報(天気予報)が25度を超えて夕方の気温が20度を下まわることがなければ半袖でいいだろう、最高気温が25度に満たなくって夕方以降の気温の予報が20度を下まわっていたりしたら半袖では肌寒く感じるかもしれないから長袖を身につけようかしらと、なかなか迷うのが(そしてモチロンうまくいかない予想に反する結果にイライラさせられることが少なくない)、あぁ煩わしいなぁ、とか思って。すこし前までは真夏にあっては迷うことなく半袖半ズボンでワンパターンで着用する服装のチョイスに煩わされることもなかった、やがては長袖長ズボンでどこまでの防寒を重ね着をすべきかと天気予報を眺めながら思い煩わされることになるだろう、どうなんだろう、毎日毎日なんの変化もない毎日だったら、ぼくはいちいち面倒なことを考えることが煩わされることがなくってラクチンだなぁとか思って、しかしヒトはワガママなもので変化を求めないものでもない、いつもおなじマンネリではすぐに飽きてしまう、たとえば、日本のはげしいまでの変化をともなう四季が、春夏秋冬の気候の天候の気温の湿潤の変化すること夥しい(おおよそのサイクルでありリズムなんかをおびながらも)、ときに変移する変化に順応するのにも小さくない労力を要するだろう、であってしかしまた、あぁ変わってゆくのだなぁ、などと呑気に構えて外見を装ってときに風雅(?!風流)?!などと


ケペル(Gilles Kepel, 1955- )が鋭敏に観察して書き留めた、激変の途上にある中東の社会と思想の諸断面は、その後の中東をめぐる国際政治の展開を、実に的確に指し示していた。中東発の事象が国際社会を揺るがすたびに、本書は読み返す価値がある。……観光ガイドブックでは満たされない読者のための、当代一流の中東政治学者が案内する国際社会を歩くための「政治的ガイドブック」として読んでいただけるとうれしい。――「訳者まえがき」より


≪目次: ≫
訳者まえがき

第1部 ポスト9・11時代の中東
訳者によるイントロダクション
第1章 エジプトを嗅ぐ    2001年10月13日(土曜日)(カイロの芳香)/10月14日(日曜日)(作家ガマール・ギーターニーを訪れる)/10月15日(月曜日)(ムスリム同胞団の幹部と語る/カイロ・アメリカン大学にて/自由という名のカフェ/悠久のエジプト外交)/10月16日(火曜日)(ムスリマの熱気)/10月17日(水曜日)(カイロ空港にて)
第2章 レバントの街道をゆく    2001年10月19日(金曜日)(「クラブ・クラス」にて)/10月20日(土曜日)(レバノン内戦の傷跡/ダマスカスへの道/郷愁のダマスカス)/10月21日(日曜日)(シリアの体制と反体制)/10月23日(火曜日)(フランスのトラウマ/ヒズブッラーの本拠地で)/10月24日(水曜日)(ベイルートのカルチェ・ラタン)
第3章 ペルシア湾岸の活況    2001年11月9日(金曜日)(文明の曖昧な境界線/ドバイの悪徳の城)/11月10日(土曜日)(古来から交易の地/シャルジャの砂漠の大学)/11月11日(日曜日)(ドーハの晴舞台/テレビ説教師カラダーウィーの名声/カラダーウィーの法判断)/11月12日(月曜日)(繁栄の憂鬱/アラブ版「文明の衝突」論に反論/雨後の筍のごときテロ解説者/湾岸の宴に酔う)/11月13日(火曜日)(産油国の独特の政治/アフガンターリバーン支配/アル=ジャジーラの浮き沈み)
第4章 エジプトに還る    2001年11月23日(金曜日)(機上のラマダーン)/11月24日(土曜日)(はびこる「便乗本」)/11月25日(日曜日)(食卓の格差)/11月26日(月曜日)(議論はすれ違う/ジハードの曲がり角/テロリストの家族写真)

第2部 インティファーダの聖地
訳者によるイントロダクション
第5章 イスラエルパレスチナ――紛争の日録    2001年4月28日(土曜日)(イスラエルのアラブ人)/4月29日(日曜日)(変わりゆくイスラエル社会)/4月30日(月曜日)(西欧への期待と不満)/5月1日(火曜日)(アラファトの執着)/5月2日(水曜日)(パレスチナの冷めた若者)/5月3日(木曜日)(ガザファタハハマースの競争/根を下ろすハマース、巻き返しを図るPLO)/5月4日(金曜日)(日常に帰る)

第3部 傷ついたアメリカ
訳者によるイントロダクション
第6章 グラウンド・ゼロから    2002年4月14日(日曜日)(ニューヨーク)/4月15日(月曜日)(「9・11」以前と以降)/4月16日(火曜日)(録画された「遺言」)/4月17日(水曜日)(善悪二元論の定着)/4月18日(木曜日)(「強硬派」たちの固い信念)/4月19日(金曜日)(星条旗で飾り立てられたタクシー)/4月20日(土曜日)(宗教右派と愛国心)/4月21日(日曜日)(「文明の衝突」は広がるか/4月22日(月曜日)/4月23日(火曜日)(「二〇人目のテロリスト」)/4月25日(木曜日)(ブッシュ家サウジの固い絆)/4月27日(土曜日)(「ハリウッドのアメリカ」に与えた影響)

訳者あとがき
ケペルの主要著作


≪著者: ≫ ジル・ケペル (Gilles Kepel) 1955年生まれ。パリ国立政治学院教授。専攻は中東政治、イスラーム政治研究。主な著書に、『ジハード』『ジハードとフィトナ』『宗教の復讐』などがある。

[訳者: ] 池内恵 (いけうち・さとし) 1973年生まれ。東京大学先端科学技術研究センター准教授。専攻はイスラーム政治思想史、中東地域研究。『現代アラブの社会思想』で大佛次郎論壇賞受賞。その他、『書物の運命』『アラブ政治の今を読む』など、著書多数。


池内恵 『中東 危機の震源を読む』(新潮選書、2009年) '09/09/10





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本「ドストエフスキー人物事典 (講談社学術文庫2055)」中村健之介5

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ドストエフスキー人物事典 (講談社学術文庫)
ドストエフスキー人物事典 (講談社学術文庫2055)

○著者: 中村健之介
○出版: 講談社 (2011/6, 文庫 576ページ)
○価格: 1,680円
○ISBN: 978-4062920551
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ぼくゎぁシアワセだなぁ、なんだかんだと毎日毎日飽くことなく本を、好きな本を気のむくままに読み耽り、まぁ一冊の本を読み終えるにはそれなりの時間と労力と集中力みたいなものが要求される、というか欠いたままでは積極的に意識することをなくして為し得ない、だからそれがどうしたボクドラエモン♪


「死せる生」にあって「生ける生」を求める――。作家の分身である登場人物たちが作品の中で繰り返し展開するテーマ、それは苦痛の中に生きる人間の現実である。処女作『貧しい人たち』から絶筆となった『カラマーゾフの兄弟』まで、全小説の内容紹介とともに百九十三人の主要登場人物を論じ、ドストエフスキー文学の魅力に迫る、読む「人物事典」。


≪目次: ≫
はじめに (一九九〇年二月 中村健之介)
1 『貧しい人たち Бедные люди, 1846
2 『分身』 Двойник, 1846
3 『プロハルチン氏』 Господин Прохарчин, 1846
4 『九通の手紙から成る長編小説』 Роман в девяти письмах, 1847
5 『ペテルブルグ年代記』 Петербургская летопись, 1847
6 『女あるじ』 Хозяйка, 1847
7 『ポルズンコフ』 Ползунков, 1848
8 『かよわい心』 Слабое сердце, 1848
9 『他人の女房とベッドの下の亭主』 Чужая жена и муж под кроватью, 1848
10 『正直な泥棒』 Честный вор, 1848
11 『ヨールカ祭りと結婚式』 Елка и свадьба, 1848
12 『白夜』 Белые ночи, 1848
13 『ネートチカ・ネズワーノワ』 Неточка Незванова, 1849
14 『幼いヒーロー』 Маленький герой, 1857
15 『死の家の記録 Записки из мёртвого дома, 1860
16 『おじさんの夢』 Дядюшкин сон, 1859
17 『ステパンチコヴォ村とその住人たち』 Село Степанчиково и его обитатели, 1859
18 『虐げられた人たち Униженные и оскорбленные, 1861
19 『いやらしい小噺』 Скверный анекдот, 1862
20 『地下室の手記 Записки из подполья, 1864
21 『わに』 Крокодил, 1865
22 『賭博者 Игрок, 1866
23 『永遠の亭主』 Вечный муж, 1870
24 『ボボーク』 Бобок, 1873
25 『おとなしい女』 Кроткая, 1876
26 『おかしな男の夢』 Сон смешного человека, 1877
27 『罪と罰 Преступление и наказание, 1866
28 『白痴 Идиот, 1868
29 『悪鬼ども(悪霊) Бесы, 1871-72
30 『未成年 Подросток, 1875
31 『カラマーゾフの兄弟 Братья Карамазовы, 1879-1880

講談社学術文庫版刊行にあたって (二〇一一年五月八日 中村健之介)

ドストエフスキー基本文献
ドストエフスキー略年表 (1821年〜1881年)
実在人物索引
作中人物索引


※本書の原本は一九九〇年、朝日新聞社から刊行されました。


≪著者: ≫ 中村健之介 (なかむら けんのすけ) 1939年新潟県生まれ。東京大学大学院比較文学比較文化博士課程中退。北海道大学、東京大学、大妻女子大学教授を歴任。ロシア文学・文化史(とくにドストエフスキーと宣教師ニコライ)を研究。著書『ドストエフスキー・作家の誕生』『知られざるドストエフスキー』『宣教師ニコライとその時代』、編・訳書『ドストエフスキーの青春』『ドストエフスキーの手紙』、監修『宣教師ニコライの全日記』など、著書訳書多数。


ドストエフスキー 『悪霊 〈2〉』(亀山郁夫 訳、光文社古典新訳文庫、2011年) '11/05/17
ドストエフスキー 『白痴 〈3〉』(望月哲男 訳、河出文庫、2010年) '10/11/11
ドストエフスキー 『白痴 〈2〉』(望月哲男 訳、河出文庫、2010年) '10/10/27
ドストエフスキー 『白痴 〈1〉』(望月哲男 訳、河出文庫、2010年) '10/10/08
ドストエフスキー 『悪霊 〈1〉』(亀山郁夫 訳、光文社古典新訳文庫、2010年) '10/09/30
ドストエフスキー 『地下室の手記』(安岡治子 訳、光文社古典新訳文庫、2007年) '10/06/06
ドストエフスキー 『貧しき人々』(安岡治子 訳、光文社古典新訳文庫、2010年) '10/05/13
ドストエフスキー 『罪と罰 〈3〉』(亀山郁夫 訳、光文社古典新訳文庫、2009年) '09/08/30
ドストエフスキー 『罪と罰 〈2〉』(亀山郁夫 訳、光文社古典新訳文庫、2009年) '09/08/29
ドストエフスキー 『罪と罰 〈1〉』(亀山郁夫 訳、光文社古典新訳文庫、2009年) '09/08/27
ドストエフスキー 『白夜』(小沼文彦 訳、角川文庫クラシックス、1958年) '08/08/21
ドストエフスキー 『地下室の手記』(安岡治子 訳、光文社古典新訳文庫、2007年) '08/08/16
ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟 〈5〉 エピローグ別巻』(亀山郁夫 訳、光文社古典新訳文庫、2007年) '08/08/13
ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟 第4部』(亀山郁夫 訳、光文社古典新訳文庫、2007年) '08/08/12
ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟 第3部』(亀山郁夫 訳、光文社古典新訳文庫、2007年) '08/07/29
ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟 第2部』(亀山郁夫 訳、光文社古典新訳文庫、2006年) '08/07/20
ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟 第1部』(亀山郁夫 訳、光文社古典新訳文庫、2006年) '08/07/04





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本「占領と改革 (シリーズ日本近現代史7、岩波新書1048)」雨宮昭一5

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占領と改革―シリーズ日本近現代史〈7〉 (岩波新書)
占領と改革 (シリーズ日本近現代史7、岩波新書1048)

○著者: 雨宮昭一
○出版: 岩波書店 (2008/1, 新書 206ページ)
○価格: 756円
○ISBN: 978-4004310488
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さて、戦後
なるほど戦後改革は、たしかに占領下においておこなわれた、がしかし、すでに戦争を総力戦でしている最中にあって、その一方では、もしかしたら戦争に勝ってしまったらどうだか分からないけれども(イッパンテキには勝ってしまえば良しとされて見直す改革する機会などは逸されてしまうのかもしれないなぁ)、改革の芽みたいなものは着実に培われ



新憲法の制定、婦人参政権、教育の民主化、農地改革財閥解体など一連の戦後改革は、占領政策によるものとされてきたが、本当にそうなのだろうか。改革の原点は占領政策ではなく、総力戦時代の社会から継承したものの中にあった。占領開始から五五年体制成立までの戦後一〇年を斬新な視点で描きだす。


≪目次: ≫
はじめに    占領と改革の時代を問い直す/さまざまな戦後イメージ/戦後体制の越え方と語り方/無条件降伏モデル/サクセスストーリーではない語り方は可能か/本書の構成

第1章 戦後国際体制の形成と日本の敗戦
1 総力戦体制と敗戦
    占領改革の前提条件/総力戦体制を担った四つの政治潮流/東条内閣の成立/反東条連合の台頭/反東条連合の勝利――戦後の出発点
2 戦後国際体制の形成    第二次世界大戦後の国際体制/ポツダム宣言国際連合/戦後国際体制の形成へ
3 敗戦への道    本土決戦がさけられて幸運だったのか/日本の降伏過程/東久邇宮内閣から幣原内閣

第2章 非軍事化と民主化
1 占領体制の形成
    占領の開始とアメリカ/GHQとは/占領は武装解除から始まった/GHQの五大改革指令
2 占領改革の実施    婦人参政権と労働組合法/教育改革/国家と神道の分離
3 東京裁判と戦争責任    東京裁判と天皇/天皇の人間宣言/公職追放と軍需産業の禁止
4 民主化政策の諸相    財閥解体農地改革/労働組合法の制定

第3章 新憲法の形成へ
1 憲法改正をめぐって
    近衛文麿マッカーサー/憲法調査に着手/近衛から松本委員長へ
2 アメリカ政府とGHQ    アメリカ政府の憲法改正方針/ホイットニー覚書/極秘の起草作業
3 GHQの憲法草案    GHQ草案の提示/天皇制をどうするか/象徴天皇制を受け入れる/国際的問題だった戦争放棄条項
4 国の諸憲法案と憲法体制の成立    諸政党の憲法案/さまざまな民間の憲法案/地方自治法と憲法体制の成立

第4章 政党勢力と大衆運動
1 敗戦と日本の指導者たち
    指導者たちの出発点/社会運動の指導者/官僚の構想/戦後問題研究会/外務省特別調査委員会/片山哲日本社会党
2 敗戦前後の政党再編    諸政党の動き/日本社会党の結成/日本自由党結成/協同主義政党の結成
3 GHQと公職追放    GHQの評価/選挙の延期と公職追放令
4 自由主義派と協同主義派    人民戦線の提唱/保守の結集と総選挙/第一次吉田内閣の成立/第一次吉田内閣の課題/日本国憲法の制定/経済再建と労働組合/連立の模索/挫折した二・一ゼネスト/反吉田共同戦線/第二次公職追放/修正資本主義派の勝利

第5章 中道内閣の展開と自由主義派の結集
1 片山連立内閣の時代
    社会党初の首相選出/片山内閣の成立/炭鉱国家の管理問題/平野農相問題とGHQ/片山内閣総辞職
2 芦田中道内閣の成立    成立の背景/芦田均、首相に選出/自由主義派の台頭/労働運動と昭和電工問題/講和、憲法、天皇退位をめぐって/経済復興問題
3 冷戦と占領政策の転換    吉田茂の再登場/アメリカ政府の占領政策転換/冷戦の論理/第二次吉田内閣の成立/極東国際軍事裁判/マッカーサーと吉田茂
4 ドッジ・ラインと社会の再編    九原則の実施と結末/森戸・稲村論争/躍進した共産党/労働運動の再編/政党の再編

第6章 戦後体制の形成
1 諸勢力の体制構想
    アメリカの世界戦略/財界・日本政府の再軍備構想/同調する政党と世論/大規模な再軍備はどうして阻止されたのか/民需中心の経済へ
2 一九五〇年代の日本社会    一九五〇年代の生と死/農村・漁村の変容/自立した労働者社会の後退/ガキ大将・路地裏文化とその解体/教育の中央集権化/自立した多様なコミュニティー

おわりに    ヒアリングと思いこみ/主体的な改革の可能性/協同主義の発見

あとがき (二〇〇七年一二月 雨宮正一)
参考文献
略年表 (1944・昭和19年〜1956・昭和31年)
索引


≪著者: ≫ 雨宮昭一 (あめみや・しょういち) 1944年山梨県に生まれる。1973年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。茨城大学教授を経て、獨協大学法学部教授。専攻、政治学、日本政治外交史、地域政治論。著書、『戦時戦後体制論』(岩波書店)、『近代日本の戦争指導』(吉川弘文館)、『総力戦体制と地域自治』(青木書店)ほか。


吉田裕 『アジア・太平洋戦争』(シリーズ日本近現代史6、岩波新書、2007年) '11/09/22
加藤陽子 『満州事変から日中戦争へ』(シリーズ日本近現代史5、岩波新書、2007年) '11/09/18
成田龍一 『大正デモクラシー』(シリーズ日本近現代史4、岩波新書、2007年) '11/09/01
原田敬一 『日清・日露戦争』(シリーズ日本近現代史3、岩波新書、2007年) '11/08/27
牧原憲夫 『民権と憲法』(シリーズ日本近現代史2、岩波新書、2006年) '11/08/23
井上勝生 『幕末・維新』(シリーズ日本近現代史1、岩波新書、2006年) '11/08/13
シリーズ日本近現代史 全10巻





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本「図説 本の歴史 (ふくろうの本・世界の文化)」樺山紘一 編5

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図説 本の歴史 (ふくろうの本/世界の文化)
図説 本の歴史 (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 樺山紘一 編、宗村泉/緒方宏大/中西保仁 著
○出版: 河出書房新社 (2011/7, 単行本 127ページ)
○価格: 1,890円
○ISBN: 978-4309761695
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ぼくは本が、やっぱりどうにも、好きなんだよなぁ♪


石に刻み、木や葉に書くことから始まった書物は、グーテンベルクの印刷術によってさらに大きく進展することになった。電子書籍の時代を迎えようとしている今日、書物の歴史を振り返る。


≪目次: ≫
1章 書物という仕組みは
1-0 本とはなんだろう――旅のはじめにあって(樺山紘一)/1-1 紙という舞台――この最強のメディア(緒方宏大)/1-2 簡と碑――紙以前の素材(緒方宏大)/1-3 巻子冊子――偉大な発明(中西保仁)/1-4 製本と判型(宗村泉)/1-5 本の設計――ページレイアウト(宗村泉)/1-6 書物と図像――多様な関係(樺山紘一)
2章 本が揺り籃から出る
2-1 アルファベットを書く――書体の工夫(宗村泉)/2-2 漢字の書体(宗村泉)/2-3 インドの文字(樺山紘一)/2-4 アラビア文字コーラン(樺山紘一)/2-5 仏典――大蔵経の来た道(樺山紘一)/2-6 百万塔陀羅尼と日本の仏典(緒方宏大)/2-7 四書五経――儒教のテクスト(樺山紘一)/2-8 朝鮮の印刷と出版(緒方宏大)/2-9 ――キリスト教ユダヤ教(中西保仁)/2-10 ヨーロッパ中世の写本(樺山紘一)/2-11 アレクサンドリア長安(樺山紘一)
3章 書物にみなぎる活気
3-1 グーテンベルクの存在(宗村泉)/3-2 大印刷時代の展開(樺山紘一)/3-3 プランタン印刷所とネーデルランド(中西保仁)/3-4 ヨーロッパの図書館(樺山紘一)/3-5 禁書焚書――受難の足跡(樺山紘一)/3-6 検閲――書物と権力(樺山紘一)/3-7 書物を翻訳すること(樺山紘一)/3-8 行商される書物(樺山紘一)/3-9 博物誌と旅行記――驚異の書(中西保仁)/3-10 啓蒙と『百科全書』の時代(緒方宏大)/3-11 辞典――ことばの案内図(緒方宏大)/3-12 版画――銅版と石版の登場(中西保仁)/3-13 印刷職人の仕事(中西保仁)/3-14 書斎の人びと(樺山紘一)/3-15 イギリスの挿絵本――絵本隆盛前夜の話(中西保仁)/3-16 装丁の技(宗村泉)/3-17 中国小説の栄盛(緒方宏大)/3-18 日本の文庫と図書館(緒方宏大)/3-19 江戸の貸本屋さん(緒方宏大)/3-20 キリシタン版と駿河版(緒方宏大)/3-21 『解体新書』と西洋の身体観(中西保仁)/3-22 浮世草子から読本へ(緒方宏大)/3-23 本のみやこ――京都ヴェネツィア(緒方宏大)
4章 本の熟成した味わい
4-1 本は権利のかたまり――著者権と著作権(樺山紘一)/4-2 本の文明開化――本木昌造福沢諭吉(宗村泉)/4-3 新聞と今昔(緒方宏大)/4-4 読書人はどこにでも(樺山紘一)/4-5 国際ブックフェアの繁栄(樺山紘一)/4-6 地図とガイドブック(中西保仁)/4-7 学校と教科書(緒方宏大)/4-8 本を読む子どもたち(緒方宏大)/4-9 産業となった出版(緒方宏大)/4-10 愛読家のコレクション(樺山紘一)/4-11 ベストセラーが大衆社会をささえる(緒方宏大)/4-12 本を読む場所はどこに(樺山紘一)/4-13 雑誌の栄光、編集者の工夫(樺山紘一)/4-14 本の売られ方さまざま(樺山紘一)
5章 書物はどこへゆくか
5-1 神田神保町――どっこいそれでも古本は生きている(樺山紘一)/5-2 デジタル化の衝撃(宗村泉)/5-X 本の未来系――終わりにあたって(樺山紘一)

参考文献
印刷博物館のご案内


≪編者: ≫ 樺山紘一 (かばやま・こういち) 1941年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学文学部教授、同文学部長を経て、東京大学名誉教授。国立西洋美術館長を経て、2005年より印刷博物館館長。主な著書に、『西洋学事始』(日本評論社)、『ルネサンスと地中海』(中央公論社)など。共著に、『中世の風景』(中公新書)など。共編著に、『クロニック世界全史』(講談社)など。監訳書に、『世界の歴史大図鑑』、『世界の美術』(ともに河出書房新社)などがある。

≪執筆者: ≫ 宗村 泉 (むねむら・いずみ) 印刷博物館学芸企画室長。
≪執筆者: ≫ 緒方宏大 (おがた・ひろむ) 印刷博物館学芸員。
≪執筆者: ≫ 中西保仁 (なかにし・やすひと) 印刷博物館学芸員。


樺山紘一 『世界史への扉』(講談社学術文庫、2011年) '11/09/05
樺山紘一 編著 『新・現代歴史学の名著 普遍から多様へ』(中公新書、2010年) '10/07/18
アンドリュー・グレアム=ディクソン 監修 『世界の美術  Art: The Definitive Visual Guide, 2008.』(樺山紘一 監訳、河出書房新社、2009年) '09/12/17





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本「廃疾かかえて (新潮文庫)」西村賢太5

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廃疾かかえて (新潮文庫)
廃疾かかえて (新潮文庫)

○著者: 西村賢太
○出版: 新潮社 (2011/4, 文庫 177ページ)
○価格: 420円
○ISBN: 978-4101312828
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さて、ビョーキとかビョーテキとかといったようなレギュラーならざる、イッパンテキにいわゆるイレギュラーとされちゃうような(アブノーマル/ノーマルではなく)、そもそもレギュラーとはなにであり、そもそもなにをしてそう言わしめるのか、などと考えるには、考えるまでもなく根拠は薄弱なものであり(とぼくは思うなぁ、考えて考えて考え貫いて究めてといったようなものであるとは思えない)盲目的に無批判に従属する気はサラサラない。モチロン世間に社会に一般論に多数派に大衆の意向みたいなものに背いて背を向けたような言動を採用することは少なからぬビハインドを逆風なんかはトウゼンのこととして、ないものではない(ビンビン感じて感じて、いいよ!、いつでもどこからでも受けて立とうじゃぁないの、カモン・ベイビー♪)。しかしいちいち反論しているヒマはない、こちらから理由を根拠を説明するには言い訳がましく論説する気は、マジメに相手にする考えとかはジッサイのところマッタクない、かなぁ、そう、誤解されたとしても仕方がない、フツーに誤解されるであろうことを想定して、想定したうえで(絶対的に避けること回避することの不可能性みたいな)。しかし、どうなんだろう、誤解はそもそも誤解でしかありえないだろう、もっともそれは、説明したり言い訳するまでもなく、みずからが誤ったことをすることなくして正当であってこそであろうし、その自信や確信めいたもののなんらかがなければ持ちえなければ為しえないのであろうけれども、どこまでの自信や確信めいたものを得ているかと突き詰めて考えるには、さらにはその正当性などといったことを突き詰めて考えるには、それこそまさに根拠は薄弱なものなのかもしれない、と思い至らないものでもないけれども、だけれどもね



怪し気な女ともだちに多額の金を貸していた同棲相手の秋恵。その人の好さに暴力的な衝動をつのらせていく、身勝手な男・北町貫多を描く表題作。大正期の無頼派作家・藤澤清造の歿後弟子を任ずる金欠の貫多が稀覯雑誌を求め、同行を渋る女と地方へ買い出しに行く「瘡瘢旅行」他、敗残意識と狂的な自己愛に翻弄される男の歪んだ殉情を描く、全く新しい私小説。『瘡瘢旅行』改題。


≪目次: ≫
廃疾かかえて
瘡瘢旅行
膿汁の流れ


解説 酒井順子(平成二十三年三月、エッセイスト)


※この作品は二〇〇九年八月講談社より刊行された単行本『瘡瘢旅行』を改題したものである。


≪著者: ≫ 西村賢太 Nishimura Kenta 1967(昭和42)年東京都生れ。中卒。2007(平成19)年『暗渠の宿』で野間文芸新人賞、'11年「苦役列車」で芥川賞を受賞。刊行準備中の『藤澤清造全集』(全五巻別巻二)を個人編輯。著書に『どうで死ぬ身の一踊り』『二度はゆけぬ町の地図』『小銭をかぞえる』『廃疾かかえて』『随筆集 一私小説書きの弁』『人もいない春』ほか。

西村賢太 『小銭をかぞえる』(文春文庫、2011年) '11/09/13
西村賢太 『随筆集 一私小説書きの弁』(新潮文庫、2011年) '11/09/03
西村賢太 『寒灯』(新潮社、2011年) '11/08/28
西村賢太 『二度はゆけぬ町の地図』(角川書店、2007年) '08/01/12
西村賢太 『どうで死ぬ身の一踊り』(講談社、2006年) '07/02/07
西村賢太 『暗渠の宿』(新潮社、2006年) '07/01/17





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本「明治人の力量 (日本の歴史21、講談社学術文庫1921)」佐々木隆5

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明治人の力量 日本の歴史21 (講談社学術文庫)
明治人の力量 (日本の歴史21、講談社学術文庫1921)

○著者: 佐々木 隆
○出版: 講談社 (2010/3, 文庫 416ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4062919210
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♪チョッコレイトォ、チョッコレイトォ、チョコレートは○○○♪♪

さて、「不羈(ふき)独立」とは、本書からの書き抜き(書き写し)は↓



列強から認知され、侵略の危機を回避するために、日本は「不羈独立」を国家目標とした。帝国憲法制定、藩閥と政党による議会政治の進展、条約改正、軍事力強化と朝鮮半島・大陸への関与は、西欧に伍す強国たらんとした苦闘の姿にほかならなかった。帝国議会の攻防の日々、調整者としての天皇、一般人の生活等、新知見を満載して描く近代日本の実像。


≪目次: ≫
序章 不羈(ふき)独立を求めて    明治のキーワード/不羈独立とは?/西欧標準――立憲政治国際法/主権線と利益線/政党人と不羈独立/個人レベルの不羈独立/「人民」から「国民」へ/不羈独立の次に来るもの/天皇は国造りの結節点/明治時代とは?
第一章 立憲政治の開闢    1 帝国憲法超然主義(憲政の導入と習熟/憲法発布への道程/君権と民権/憲法は国際社会の入構権/新憲法との共通点/国体と政体/日本の不文律/統合と分立/元老――統合の代行者/帝国憲法の時限爆弾/超然主義演説/超然主義の類型)/2 船出の前夜(功臣網羅/大隈条約問題の発端/井上毅のジレンマ/伊藤もジレンマ/非条約運動の高まり/条約改正の破綻/三条内閣内閣官制第一次山県内閣の成立/伊藤貴族院議長就任問題/進歩党合同問題と温和派結集問題/政府の議会開設準備)/3 初期議会の嵐(帝国議会の開幕/電話の開業/民力休養論の表裏/一院主格説と両院主格説/歯止めの真価/周郎の一顧/大津事件児島惟謙は護法之神か/力の空白・松方内閣/政府系新聞統一提理問題/政務部の破綻/松方・伊藤の確執/最初の解散/選挙干渉の真実/板垣検挙未遂事件?/明治二十五年伊藤新党問題/伊藤枢長進退問題/温和派から非民党へ/政界の余震/両院協議会の効能/超然主義の実験場)
第二章 元勲内閣の手腕    1 末路の一戦(元勲総出――第二次伊藤内閣/龍虎と狐狸/国民協会――早すぎた良民政党/迷走の三週間/決戦前夜/治乱の機は今日にあり――和協の詔勅/神学論争の終熄/超然主義の現実)/2 条約改正と対外硬派(公約の履行/「体外硬派」の形成/政党の地殻変動/肉迫する体外硬派/ハワイ事変/朝鮮との不協和音/再度の解散/条約問題の進展)/3 真夏の関門(日英新条約の調印/朝鮮半島の動乱/行文知照/我れは被動者/陸奥外交の本領/真夏の開戦/平壌から直隷へ/日清戦争と新聞/下関条約
第三章 島帝国の孤独    1 変転する朝鮮情勢(多難な戦後/三国干渉/自由党宣言書/朝鮮の内政改革/王城事変/自由党との提携/露館播遷事件/板垣入閣/大連立の失敗)/2 すさぶ凄風(松隈内閣/『二十六世紀』事件/新聞紙条例の緩和/党人猟官/日露国交調整/米布併合米西戦争/提携断絶/連立組替え工作/黄海の突風/天皇の退陣勧告)/3 世紀末の危機(第三次伊藤内閣の発足/孤独な島国/豺狼の異教徒/板垣再入閣問題の波瀾/進む清国分割/西・ローゼン協定/二つの新党計画/失速する伊藤新党/綸言(りんげん)汗の如し――天皇を巻き込む政変)
第四章 相次ぐ転機    1 大波逆波(不羈独立への曲り道/隈板内閣と憲法中止論/隈板内閣の瓦解/第二次山県内閣と地租増徴/伊藤の対外展望/西徳二郎の予言/三門湾と鼓浪嶼/新条約の実施/転換の胎動)/2 内外の転換点(義和団事件の拡大/桂太郎の保険料説/渡辺国武の日本倒産論/山県首相進退問題/伊藤派の地殻変動/三度目の正直/新党計画の進展/伊東の脱落/立憲政友会創立宣言/伊藤系と山県系/政友会の発足)/3 明治三十三年――日本・東京(日本の身体測定/明治三十三年夏・鎌倉・東京管見)/4 世代交代の波動(山県政権退陣の真相/心機一転事件/貴族院の反抗/貴族院改革問題/再発した渡辺問題/幻の二内閣/次官内閣)
第五章 巨頭宰相の真骨頂    1 日露協商日英同盟桂太郎の本領/日英同盟の端緒/韓国中立化構想の出現/ロシアからの韓国中立化論/近衛篤麿国民同盟会の強硬論/日英同盟交渉の進展/日露協商か日英同盟か/第一回日英同盟/鯨と鯱の盃)/2 戦争への螺旋段階(平穏の一年間/増徴継続は実現せず/ロシア外交の転換/伊藤の枢密院祀り上げ/日露交渉の開始/恐露病と露探/危機の深化/奉答文解散/近づく発火点/日本の開戦準備/日露交渉の決裂)/3 最後の関門・日露戦争(開戦奇襲/現存艦隊の脅威/広報外交の展開/日露戦争と新聞の号外競争/戦費調達問題/韓国の保護国化へ/陸と海の決戦/ポーツマス条約
第六章 明治の日蝕    1 一等国の面目(島帝国から両棲帝国へ/桂園体制の端緒/勢力分界線の設定/満鉄問題/第一次西園寺内閣/都市問題の深刻化/続く分界線作り/帝国国防方針の改定)/2 桂園体制の表裏(元老化する桂/伊藤の保護国路線/不羈独立の達成――桂の内外展望/日米シーパワーの角逐/伊藤博文の退場/日韓併合/深入り進む大陸政策)/3 明治が終る日(平和の配当と情意投合/アメリカを選んだイギリス/錆びゆく時代の精神/新しい羈絆/明治最後の日)

学術文庫版あとがき (平成二十二年ニ月 佐々木 隆)

年表 (1889・明治22年〜1912・明治45・大正元年)
参考文献
索引


編集委員 網野善彦大津透鬼頭宏桜井英治山本幸司


※本書の原本は、二〇〇二年、小社より刊行されました。


≪著者: ≫ 佐々木 隆 (ささき たかし) 1951年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。聖心女子大学教授。専門は国史学(日本近代史)。主な著作に『藩閥政府と立憲政治』(吉川弘文館)、『伊藤博文の情報戦略』(中央公論新社)、『日本の近代14 メディアと権力』(同)、『明治日本の政治家群像』(共編著、吉川弘文館)ほかがある。

鈴木淳 『維新の構想と展開 (日本の歴史20)』(講談社学術文庫、2010年) '11/08/29
鬼頭宏 『文明としての江戸システム (日本の歴史19)』(講談社学術文庫、2010年) '11/08/09
井上勝生 『開国と幕末改革 (日本の歴史18)』(講談社学術文庫、2009年) '11/08/01
吉田伸之 『成熟する江戸 (日本の歴史17)』(講談社学術文庫、2009年) '11/07/12
横田冬彦 『天下泰平 (日本の歴史16)』(講談社学術文庫、2009年) '11/06/19
池上裕子 『織豊政権と江戸幕府 (日本の歴史15)』(講談社学術文庫、2009年) '11/05/26
大石直正/高良倉吉/高橋公明 『周縁から見た中世日本 (日本の歴史14)』(講談社学術文庫、2009年) '11/05/07
久留島典子 『一揆と戦国大名 (日本の歴史13)』(講談社学術文庫、2009年) '11/04/20
桜井英治 『室町人の精神 (日本の歴史12)』(講談社学術文庫、2009年) '11/04/11
新田一郎 『太平記の時代 (日本の歴史11)』(講談社学術文庫、2009年) '11/03/27
筧 雅博 『蒙古襲来と徳政令 (日本の歴史10)』(講談社学術文庫、2009年) '11/03/15
山本幸司 『頼朝の天下草創 (日本の歴史09)』(講談社学術文庫、2009年) '11/03/04
大津透/大隅清陽/関和彦/熊田亮介/丸山裕美子/上島享/米谷匡史 『古代天皇制を考える (日本の歴史08)』(講談社学術文庫、2009年) '11/02/14
下向井龍彦 『武士の成長と院政 (日本の歴史07)』(講談社学術文庫、2009年) '11/01/29
大津 透 『道長と宮廷社会 (日本の歴史06)』(講談社学術文庫、2009年) '11/01/21
坂上康俊 『律令国家の転換と「日本」 (日本の歴史05)』(講談社学術文庫、2009年) '11/01/12
渡辺晃宏 『平城京と木簡の世紀 (日本の歴史04)』(講談社学術文庫、2009年) '11/01/07
熊谷公男 『大王から天皇へ (日本の歴史03)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/29
寺沢薫 『王権誕生 (日本の歴史02)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/17
岡村道雄 『縄文の生活誌 (日本の歴史01)』(講談社学術文庫、2008年) '10/12/03
網野善彦 『「日本」とは何か (日本の歴史00)』(講談社学術文庫、2008年) '10/11/20

シリーズ日本近現代史 全10巻 》(岩波新書)
吉田裕 『アジア・太平洋戦争』(シリーズ日本近現代史6、岩波新書、2007年) '11/09/22
加藤陽子 『満州事変から日中戦争へ』(シリーズ日本近現代史5、岩波新書、2007年) '11/09/18
成田龍一 『大正デモクラシー』(シリーズ日本近現代史4、岩波新書、2007年) '11/09/01
原田敬一 『日清・日露戦争』(シリーズ日本近現代史3、岩波新書、2007年) '11/08/27
牧原憲夫 『民権と憲法』(シリーズ日本近現代史2、岩波新書、2006年) '11/08/23
井上勝生 『幕末・維新』(シリーズ日本近現代史1、岩波新書、2006年) '11/08/13





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・・・「羈」とは馬具のたづな、おもがいのことであり、「不羈」とは「制御に従わぬこと」「束縛されないこと」である。一方、「独立」は本来、「ただひとりで立っている」という意味である。
 明治の「不羈独立」とは「ある主体が他の主体から拘束・干渉を受けることなく自主性・主体性を保ち、自己決定権を十分に行使出来ること、またはそのような状態」のことである。単純化すれば「自分のことを自分だけで決められる状態」である。ちなみに「ある主体」「自分」には、国家・民族、党派・集団、個人・家など様々なレベルの政治的・社会的単体があてはまる。
 不羈独立は明治初年から三十年代にかけて、様々な分野で様々な人々によって追及された。それは不羈独立が国家的・国民的な関心事だったことを示す一方、不羈独立が十分に実現していなかったことを意味する。すでに実体として存在しているなら、事々しく言挙げする必要などないのである。不羈独立はそこに欠けているからこそ目標になったのだ。 (P.10「序章 不羈独立を求めて」より)






本「図説 スイスの歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)」踊共二5

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図説 スイスの歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 スイスの歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 踊 共二
○出版: 河出書房新社 (2011/8, 単行本 143ページ)
○価格: 1,890円
○ISBN: 978-4309761732
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まだまだ油断はできないのだろうけれども、日中の最高気温が30℃を超えるような真夏の暑さからはずいぶん和らいで、ということは汗を大量にかくことがなくなって、だからということなのかどうなのか、たしか記憶しているかぎりでは2年前あたりから(たしか昨年も、ここ2年ほどつづけて気になって気にしたと記憶している)、この季節の変わり目の夏から秋への変移(変異)に順応する身体機能というのか、滝のように大量の汗をかかなくなって、摂取する水分は、汗を大量にかいていたころには体外に流出して放出された水分を補給するべく多量の水分を飲料を補給(摂取)していたのだが、とくに日中は積極的に水分を摂取することは、たとえるなら摂取した分だけ即時につぎの瞬間には(摂取した水分が)汗として放出されるような印象があって、だから積極的に水分を摂取することを控えていたのだが、それなりには無意識のうちに水分を摂取しているもので暑ければ汗は出る。暑くなければ汗は出ない。日常的に摂取する水分の量は、これまでと変わることがない。ほぼ同じ量の水分を摂取して体に身体の内部に取り入れて、しかし、暑くないから汗として体外に放出されることはない。これまで慣れ親しんだ無意識のリズムは、汗として放出する、だろう、だったであろう。汗として放出されることがなくなったとき、暑くないから汗はかかない、汗をかくことはないから汗として体外に放出することはできない、しかし体の機能のリズムとしては水分を放出する、みたいなことがリズムであるとするならば、汗をかかないなら汗以外の方法での放出を試みることはシゼンの摂理なのであろう、頻繁に尿意をもよおして、どうにも煩わしいけれど、我慢するのも不快だから、たびたび足を運ぶことになる、しかしやがて体が慣れて落ち着きを取り戻すことであろう



アルプスの山々、永世中立国、……スイスのイメージはさまざまだが、そこに至る歴史は意外に知られていない。その驚くべき多様性と個性の育んだ道を語り尽くすスイス史の決定版。


≪目次: ≫
地図「スイス全図」
はじめに

第一章 スイス誕生以前
1 文明の誕生からローマ時代まで    先史時代/ケルト人カエサルヘルウェティイ族ローマ支配/古代の宗教/ゲルマン人の到来
2 諸民族の興亡と神聖ローマ帝国    諸部族の定住/キリスト教の浸透/フランク王国/神聖ローマ帝国
3 封建貴族の盛衰    サヴォワ家/三つの貴族家門/ハプスブルク家
Column1 多言語のスイス

第二章 スイス盟約者団の成立と発展
1 ザンクト・ゴットハルト峠とスイス中央部の発展    三つの条件/都市の動向/山岳農民の世界/新しい峠道
2 原初三邦の盟約    自由の獲得/永久同盟
3 同盟の更新と拡大    モルガルテンの戦い/永久同盟の更新/ルツェルンとの同盟/チューリヒ、グラールス、ツークとの同盟/ベルンとの同盟
4 中世スイス国家の隆盛期    諸協定と解放戦争/共同支配地と従属邦/コミューナリズム(共同体主義)/内紛と連帯の再強化/ブルゴーニュ戦争と傭兵契約/シュタンス協定/シュヴァーベン戦争/一三邦時代
Column2 建国伝説

第三章 宗教改革アンシャン・レジーム
1 イタリア戦争とスイス    アルプスの南へ/膨張時代の終わり/ツヴィングリの訴え
2 宗教改革の展開    チューリヒの改革/再洗礼派/ツヴィングリ主義/カッペル戦争/宗派境界の不安定さ/ジュネーヴのカルヴァンプロテスタント文化
3 カトリック改革三十年戦争    改革と伝統文化/国際的連帯/両宗派並存地帯/グラウビュンデンの悲劇
4 アンシャン・レジーム    スイス農民戦争/最後の宗教戦争/社会の矛盾/経済の動き
Column3 中立の起源

第四章 市民革命連邦国家
1 新しい思想と政治闘争    変化の始まり/スイスの啓蒙思想/ヘルヴェティア協会と愛国精神/革命の前哨戦
2 フランス革命とスイス    革命の始まり/ヘルヴェティア共和国ナポレオン時代/ウィーン体制と大復古/変化の種/自由主義の再生/分離同盟戦争
3 新しい連邦国家    一八四八年憲法/党派対立/鉄道問題/一八七四年の憲法改正/経済と社会/労働問題/女性運動/スイスのユダヤ人/合意民主主義とスイス文化/連邦の役割
Columun4 国際外交の舞台

第五章 世界大戦と現代のスイス
1 二〇世紀初頭    第一次大戦/一九一八年のゼネスト/一九一九年の政界再編/新しい国際関係/外国人問題
2 第二次大戦前後    世界恐慌/緒戦線の春/多極化と国民的宥和/第二次大戦と精神的国土防衛/総動員時代/枢軸国との経済関係/ナチズムの影/終戦と国際関係の再構築
3 現代の諸問題    経済の動向/右派の躍進/社会保障/魔法の公式/矛盾と対立/女性解放/二三番目のカントン/ヨーロッパ統合とスイス/二〇世紀末の苦難/人権問題/過去の克服/崩れた公式/白熱する直接民主政
Column5 EU加盟をめぐって

おわりに

あとがき (二〇一一年初夏  踊 共二)
スイス史略年表
参考文献・ウェブサイト一覧


≪著者: ≫ 踊 共二 (おどり・ともじ) 武蔵大学人文学部教授。1960年、福岡県生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専攻は中近世西洋史。単著として『改宗と亡命の社会史 近世スイスにおける国家・共同体・個人』(創文社)、共編著として『ヨーロッパ読本 スイス』(河出書房新社)、『スイス史研究の新地平 都市・農村・国家』(昭和堂)、共訳書としてウルリヒ・イム・ホーフ『スイスの歴史』(刀水書房)などがある。

森田安一/踊共二 編著 『スイス (ヨーロッパ読本)』(野嶋篤/岡村民夫/穐山洋子 著、河出書房新社、2007年) '11/02/07





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本「中国語入門 I '10 (放送大学教材)」木村英樹/宮本徹5

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中国語入門〈1(’10)〉 (放送大学教材)
中国語入門 I '10 (放送大学教材、共通科目・外国語科目)

○著者: 木村英樹/宮本徹 編著、盧建 著
○出版: 放送大学教育振興会 (2010/4, 単行本 245ページ)
○価格: 3,255円
○ISBN: 978-4595312236
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日本語の漢字には使われていないような中国語の漢字(簡体字)をweb上のあちらこちらから偏や旁やピンイン(拼音)の頭文字のアルファベットなどをたよりにウロウロウロウロと、なかなか目的地に辿り着けなくて時間ばかりが過ぎ去ってイライライライラさせられないものでもないのだが、その過程においては一見してまわり道と思われるような行為のなかにも、どうなんだろうね、ふと目に入る情報に(転んでもタダでは起きあがらない)ふぅ〜〜ん♪


平成23年度第1学期の単位認定試験(2011年7月26日(火)第4時限目)の成績評価はマルA(100〜90点、合格)


本書は、平易な会話文を読みながら、「発音」「姓と名の表現」「疑問詞疑問文」「能願動詞」「数量の表現」「了」「結果補語」「存現文」「時量の表現」「使役構文」など、中国語の発音と最も基本的な文法項目を学ぶことを目的とし、演習を通して、文法が単なる項目の羅列ではなく、体系的に把握できる。なお、『入門I』では、初修中国語で身につけるべき内容のおおよそ半分を学習したことになるので、ぜひとも「中国語入II」を学習してほしい。


≪目次: ≫
まえがき (2010年3月 木村英樹・宮本 徹)

第1課 我叫章妍。(私の名前は章妍です)
学習のポイント:1.1 “普通话(puˇtōnghuaˋ)”/1.2 ピンインと声調記号/1.3 簡体字/1.4 声調(tone)/1.5 第3声の変調/1.6 単母音/1.7 人称代名詞(1)――単数/1.8 名前の呼び方/1.9 “的”を用いる名詞句(1)――「名詞/代名詞+“的”+名詞」/1.10 動詞述語文/1.11 副詞“也”/1.12 形容詞述語文
木村英樹(東京大学大学院教授)、宮本徹(放送大学准教授)、盧建(東京大学特任講師)  DVD '11.02.09, 04.13, 06.22

第2課 特快专递多少钱?(EMSだといくらですか)
学習のポイント:2.1 二重母音/2.2 軽声の発音/2.3 所在動詞“在”/2.4 疑問文(1)――疑問詞疑問文/2.5 指示詞(1)――人や事物を指す指示詞“这”“那”“哪”/2.6 疑問文(2)――選択疑問文/2.7 疑問詞“多少”/2.8 数詞/2.9 金銭の表現
宮本徹、盧建  DVD '11.02.16, 04.21, 06.26

第3課 来一碗豆腐脑儿。(豆腐脳を一杯ください)
学習のポイント:3.1 三重母音/3.2 子音(1)/3.3 能願動詞“想”/3.4 数量詞からなる名詞句/3.5 “一”yiの変調/3.6 数詞「2」/3.7 前置詞“在”/3.8 指示詞(2)――場所を指し示す指示詞“这儿”“那儿”“哪儿”/3.9 疑問文(3)――“吗”を用いる当否疑問文/3.10 否定の副詞“不”/3.11 新事態の出現を表す“了”
宮本徹、盧建  DVD '11.02.17, 04.24, 06.29

第4課 我看过好几遍呢。(もう何度も読みました)
学習のポイント:4.1 子音(2)/有気音と無気音/4.2 主題化構文/4.3 指示詞からなる名詞句――「指示詞+数詞+量詞+名詞」/4.4 経験を表す“过”/4.5 動作量と回数の表現/4.6 語気助詞“呢”(1)――現状確認/4.7 疑問文(4)――“呢”を用いる省略疑問文/4.8 存在動詞“有”
宮本徹、盧建  DVD '11.02.19, 04.28, 07.03

第5課 有没有便宜点儿的?(少し安いのはありますか)
学習のポイント:5.1 鼻音を伴う母音/5.2 指示詞(3)――程度・度合いを指す指示詞“这么”“那么”“多么”/5.3 語気助詞“啊a”――増幅機能を果たす“啊”/5.4 “是”を用いる動詞述語文/5.5 “的”を用いる名詞句(2)――「名詞/代名詞/動詞/形容詞+“的”」/5.6 疑問文(5)――正反疑問文/5.7 能願動詞“可以”/5.8 人称代名詞(2)――複数/5.9 比較差を強調する“〜多了”/5.10 前置詞“给”/5.11 語気助詞“吧”(1)――勧誘・提案を表す“吧”/文法ノート1:「中国語の疑問文」 当否疑問文・正反疑問文・選択疑問文・疑問詞疑問文・省略疑問文/発音のまとめ:音節の構造・韻母表・主母音の優先順位・声調記号のつける場所・ピンインの書き換え・eの音声のヴァリエーション・r化の発音・音節表(巻末別表)
宮本徹、盧建  DVD '11.02.24, 05.01, 07.06

第6課 请章妍接一下电话好吗?(ちょっと電話を取り次いでくださいませんか)
学習のポイント:6.1 名詞連接による名詞句(1)――「人/事物+空間」/6.2 兼語文/6.3 動作の持続を表す“着”/6.4 副詞“就”(1)/6.5 “一会儿”
宮本徹、盧建  DVD '11.03.01, 05.11, 07.13

第7課 你是哪一年出生的?(何年生まれですか)
学習のポイント:7.1 時間詞/7.2 “的”構文/7.3 前置詞“比”/7.4 名詞述語文/7.5 疑問数詞“几”/7.6 “没有”を用いる比較表現/文法ミニ・レクチャー その1:基本語順と前置詞の働き/主な時間詞
木村英樹、宮本徹、盧建  DVD '11.03.02, 05.13

第8課 现在过了高峰时间了。(ラッシュアワーも終わりました)
学習のポイント:8.1 前置詞“到”/8.2 疑問詞“什么”/8.3 能願動詞“能”/8.4 語気助詞“呢”(2)――疑問文/8.5 完了を表す“了”/8.6 “又〜又…”/8.7 前置詞“离”/8.8 前置詞“从”/8.9 前置詞“往”/8.10 方位詞/8.11 副詞“太”/主な方位詞
木村英樹、宮本徹、盧建  DVD '11.03.06, 05.15

第9課 那当然,老邻居了嘛。(もちろん、幼なじみですから
学習のポイント:9.1 存現文/9.2 疑問詞“怎么”(1)/9.3 結果の持続を表す“着”/9.4 能願動詞“要”/9.5 動詞の重ね型/9.6 語気助詞“嘛”/文法ノート2:「基本構文の3類型――述語タイプによる分類」 動詞述語文・形容詞述語文・名詞述語文/文法ミニ・レクチャー その2:3つの動詞接尾辞――“了”,“着”,“过”
木村英樹、宮本徹、盧建  DVD '11.03.11, 05.22

第10課 今天你是寿星佬儿。(今日はきみが主役だよ)
学習のポイント:10.1 “的”を用いる名詞句(3)――「動詞+“的”+名詞」/10.2 名詞連接による名詞句(2)――「種類/属性+人/事物」/10.3 副詞“一起”/10.4 連動文/10.5 時刻の表現/曜日の表現/時間の表現/文法ノート3:「文の4類型――伝達機能のタイプによる分類」 平叙文――情報を伝えるための文・疑問文――情報を求めるための文・命令文――行動や事物を要求するための文・感嘆文――感情を表出する文
宮本徹、盧建  DVD '11.03.19, 05.24

第11課 不甜不要钱。(甘くないならお代はいりません)
学習のポイント:11.1 疑問詞“怎么”(2)/11.2 単価(価格)の表現/11.3 “的”を用いる名詞句(4)――「形容詞+“的”+名詞」/11.4 禁止を表す副詞“别”/11.5 二重目的語構文/文法ノート4:「疑問詞いろいろ」 疑問名詞・疑問指示詞・疑問方位詞・疑問数詞・疑問数量詞・疑問副詞・疑問動詞・疑問状態詞
宮本徹、盧建  DVD '11.03.20, 06.05

第12課 那得快去邮局挂失。(急いで紛失届を出さないと)
学習のポイント:12.1 副詞“再”/12.2 疑問詞の不定称用法/12.3 接続詞“和”/12.4 語気助詞“吧”(2)――推量・確認を表す“吧”/12.5 譲歩的認定を表す“〜是〜”/12.6 能願動詞“得”/12.7 “把”構文/12.8 結果補語/文法ノート5:「構文あれこれ」 二重目的語構文・連動文・兼語文・“的”構文・主題化構文・“把”構文
木村英樹、宮本徹、盧建  DVD '11.03.22, 06.08

第13課 已经发展得很严重了。(もうずいぶんひどくなっているよ)
学習のポイント:13.1 二重主語文/13.2 経過時間の表現/13.3 概数を表す“多”/13.4 様態補語/13.5 副詞“很”/13.6 “〜的时候”/13.7 “一点儿+都”/文法ミニ・レクチャー その3:形容詞述語文の意味と構造
木村英樹、宮本徹、盧建  DVD '11.03.23, 06.12

第14課 打LV就可以了。(“LV”と打てばいいんですよ)
学習のポイント:14.1 能願動詞“会”/14.2 挙例表現“像〜”/14.3 “有”を用いる連動文/14.4 前置詞“跟”/14.5 副詞“就”(2)
木村英樹、宮本徹、盧建  DVD '11.03.27, 06.15

第15課 我们不是老朋友了吗?(私たちもう親友でしょ)
学習のポイント:15.1 副詞“挺”/15.2 積極性を表す“来”/15.3 “不是〜吗?”/15.4 否定の副詞“没(有)”/15.5 近接未来“了”/文法ノート6:「名詞句の構造」 名詞連接による名詞句・代名詞からなる名詞句・“的”を用いる名詞句・数量詞からなる名詞句・指示詞からなる名詞句
木村英樹、宮本徹、盧建  DVD '11.03.30, 06.19

文法のまとめ I (1 主な名詞/2 文の基本類型/2.1 基本構文の3類型――述語のタイプによる分類/2.1.1 動詞述語文/2.1.2 形容詞述語文/2.1.3 名詞述語文/2.2 文の4類型――伝達機能のタイプによる分類/2.2.1 平叙文/2.2.2 疑問文/2.2.3 命令文/2.2.4 感嘆文/3 文法構造と主な品詞の用法/3.1 名詞句の構造/3.1.1 名詞連接による名詞句/3.1.2 代名詞からなる名詞句/3.1.3 “的”を用いる名詞句/3.1.4 数量詞からなる名詞句/3.1.5 指示詞からなる名詞句/3.2 動詞句の構造/3.2.1 動詞接尾辞を伴う動詞句/3.2.2 動作量や回数を表す動詞句/3.2.3 補語を伴う動詞句/3.3 重ね型の構造――動詞の重ね型/3.4 連用修飾の構造/3.4.1 副詞による連用修飾/3.4.2 時間詞や時点表現による連用修飾/3.4.3 前置詞句による連用修飾/3.5 能願動詞の用法/3.6 接続詞の用法/3.7 語気助詞の用法/4 基本構文の語順と主な構文/4.1 基本構文の語順/4.2 主な構文)
練習問題回答例
語彙索引
添付CDについて
現代中国語音節表


≪編著者: ≫ 木村英樹 (きむら・ひでき) 1953年、京都市に生まれる。1982年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻、中国語学。主な著書、『ヴォイスの対照研究』(くろしお出版)、『中国語はじめの一歩』(筑摩書房)、『新版中国語入門Q&A101』(大修館書店)。

≪編著者: ≫ 宮本 徹 (みやもと・とおる) 1970年、京都市に生まれる。2001年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。放送大学准教授。専攻、中国語学。主な著書、『アジアと漢字文化』(共著、放送大学教育振興会)、『異文化の交流と共存』(共著、放送大学教育振興会)。

≪分担執筆者: ≫ 盧 建 (ロ・ケン) 1971年、中国北京市に生まれる。2007年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。東京大学教養学部特任講師。専攻、中国語学。


木村英樹 『中国語はじめの一歩』(ちくま新書、1996年) '11/08/26
永倉百合子/山田敏弘 『日本語から考える! 中国語の表現』(白水社、2011年) '11/08/22
池田巧 『中国語のしくみ』(シリーズ 言葉のしくみ、白水社、2007年) '11/05/20
大西克也/宮本徹編著 『アジアと漢字文化 '09』(岩月純一/福井玲/陳力衛著、放送大学教材、放送大学教育振興会、2009年) '11/01/12





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本「熊野でプルーストを読む (ちくま文庫)」辻原登5

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熊野でプルーストを読む (ちくま文庫)
熊野でプルーストを読む (ちくま文庫)

○著者: 辻原登
○出版: 筑摩書房 (2011/8, 文庫 324ページ)
○価格: 840円
○ISBN: 978-4480428561
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そうね、いわゆる小説のたぐいは物語は、ストーリーを話の筋を追うのが苦手で困難で、あぁまぁいいやぁ、などと話の展開がこんがらがってしまって分からないままでも、すこし気になりながらも先へ先へと読みすすめてしまう(読了を最優先する)、といったような具合で、しかし「読んでません」ではお話にならない(とぼくはすくなくとも考える)のが、いわゆる世界文学などといわれるような代物(文学作品)で、極論で言えば読んだか読んでないかのモンダイでもあろう(とぼくは考える)し、およそ読了した後には「解説」やらが巻末や巻頭やら、ときには別刊でも論考として研究対象として独立した著作としてもあるだろう、モチロンぼくは日本語に翻訳された作品を読むことから訳者による「あとがき」といったような想いのつまったモノに触れるには。そう考えるには理解の度合いとしてはおぼつかなくとも不足が生じていたとしても、どうなんだろう、たとえば〈ぼくが読んだ〉という事実は体験は、〈ある〉と〈ない〉とでは大違いで、読んだことがなければゼロで、読んだことがあるのであれば少なくともゼロではない。たしかに100と1との違いは小さくないけれども、それでも1と0との隔絶した絶対的な(まるで相容れない断絶しちゃってるような)差異であり相違に比するには、ぼくは100と1との差異(相違)なんてものは大きなものではないだろうと考えてみたりする(だからと言って理解しない理解できないことが許される認められるようなものでもないだろう)


「ぼくは14歳で家を出た。そして、本と映画とともに生きてきた」。1990年に芥川賞を受賞した著者は、豊かな物語性と変幻自在の舞台設定によって多くの読者を魅了し続けている。さらに近年刊行された『東京大学で世界文学を学ぶ』は、読み手としての優れた能力を遺憾なく発揮した作品として話題を呼んだ。その著者が自らの著作の航跡と周辺をたどり「本のある生活」を綴る。文庫オリジナル!


≪目次: ≫
I 私の「解説」
萬葉三感――私の愛する萬葉集/熊野でプルーストを読む/サウダーデのまなざし――清方讃/『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』解説/「オッド・カップル」の軌跡
II 読書の周囲
私の「黒髪」遍歴/大岡昇平の涙の水源/小さな事典/源叔父さま/本のこぼれ話/「おんなを描く」ということ/旅と建築への最良の指南書/一葉、柳浪、鏡花、荷風。あるいは、美登利、吉里、菊枝、お糸。/卓抜な批判と愛玩の書/強固で美しい本/鮮やかなる受賞作/秘法は伝授された/廻れば大門(おおもん)の……/皮蛋(ピータン)の甕――宮本輝『天の夜曲』をめぐる六つのプロポ/半歩遅れの読書術/千古変わらず美しい熊野の海と山/芥川龍之介『奉教人の死』について/『闇の歯車』――藤沢周平の語りの妙/色っぽい女(ひと)になるための二十一の短篇/朗読で再発見する宝物/斯波要と美佐子/しず心なく/愛し名(ファーストネーム)の行方/をんなを描くドストエフスキー
III 仕事のあとさき
禁忌と秘密/船でShanghaiへゆく/詩人焦桐の強壮餐館(レストラン)/姿消すリーロンの迷宮/徐家匯(じょかわい)の大聖堂(カテドラル)と漢語教理問答(カテキズム)/水と船にたゆたい妄念をいやまして/遊動亭円木とスタルヒン/四人の幻視者/『花はさくら木』周辺雑記/小人伝説に魅せられて/円朝の長い影/短篇小説に思いを馳せる
IV 日常の点景から
もはやだれの息子でもない/フェリーニの都へ/江ノ島改造思案/羊羹と上海蟹/あやまる父、怒る父/花影/またまたヴェニス、H・ジェイムス/最初の新聞小説/なぜ普通にしないといけないのか/天王寺狂詩曲(ラプソディー)/天上の光に刺し貫かれて/神戸から砂漠の星空まで/瀬戸内海周遊/球児の夢 砂浜に舞う/淀川下り、大菊人形/二〇〇九年の日記から/わたしたちはそれがあることを知っている/めくらまし

あとがき/辻原 登
初出一覧


※本書はちくま文庫のために新たに編集されたものである。


≪著者: ≫ 辻原登 (つじはら・のぼる) 1945年生まれ。85年「犬かけて」でデビューする。90年『村の名前』で芥川賞、98年『翔べ麒麟』で読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で谷崎潤一郎賞、05年「枯葉の中の青い炎」で川端康成文学賞、06年『花はさくら木』で大佛次郎賞、10年『許されざる者』で毎日芸術賞、11年『闇の奥』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞する。その他、『東京大学で世界文学を学ぶ』など多数の著書がある。

辻原登 『東京大学で世界文学を学ぶ』(集英社、2011年) '11/08/25
マルセル・プルースト 『失われた時を求めて 〈12〉 第七篇 見出された時 I [完訳版]』(鈴木道彦 訳、辻原登 エッセイ、集英社文庫ヘリテージシリーズ、2007年) '11/01/11
柴田元幸/沼野充義/野崎歓 編著 『文学の愉しみ '08』(若島正/小谷真理 著、川上弘美/辻原登/池澤夏樹 ゲスト、放送大学教材、2008年) '10/12/05





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本「アジア・太平洋戦争 (シリーズ日本近現代史6、岩波新書1047)」吉田裕5

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アジア・太平洋戦争―シリーズ日本近現代史〈6〉 (岩波新書)
アジア・太平洋戦争 (シリーズ日本近現代史6、岩波新書1047)

○著者: 吉田 裕
○出版: 岩波書店 (2007/8, 新書 254ページ)
○価格: 861円
○ISBN: 978-4004310471
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あぁ、ぼくが毎日の毎晩の自炊の調理でつかっている包丁なんてものは、ひとり暮らしをはじめたおよそ4年半前から(持ち出した渡された与えられた数少ない手荷物のひとつ)、そう、たしか「Bon merci!」などと刃の部分に印字されていて柄の持ち手の部分はオレンジ色の合成樹脂の見るからに切れない安全重視?!の、子どもと母親向けの料理雑誌のオマケのシロモノだったかと。ジッサイぼくは不器用だから、あまり切れ味がよすぎてもコワイ、指を切り落とさないかシンパイで、フツーに切れなくっていっこうに構わない不自由は不便ないのだけれども、まったく手入れを怠っていたからであろう、切れる切れないの騒ぎではないほどにマッタク切れなくなってきて、余計な力をかけなければ切れなくて、余計な力をかけるから思い通りに切れなくて、イライライライラ、、、そんなことでイライラするくらいだったら、新しく切れる包丁を買えば購入して入手すれば済むことじゃぁないか、とはモチロンぼくだって考えないものでもないのだけれども、なにか新たな行動を起こすにはそれなりにいろいろいろいろあれやらこれやら考えないものでもなくって、はたしていかなる包丁を、どこまでの程度のレヴェルの機能や性能を求めて、そのサイズはいかばかりモノで、なにを主目的としてどのようなモノを、いくらぐらいの予算で、どこでどのような店で入手しようか??!などと考えると考えはじめると果てしがなくって、ひとしきり逡巡してやがてすぐにメンドクサくなってしまって、だから結果として敢えて意識的にしばらく放置することになってしまったりするのだけれども、毎日毎晩のことだからね、しかしやっぱり気にならないものでもなくって気になって気になって仕方がなくなって、あぁぁどうしてこうもウマくいかないのかと落ち込んで凹んで塞ぎこむことになる。で、ふと思い出したのだが、もっと早くに気づくべきであり、なぜすぐに気がつくことがなったのかと思い至るには、これまたイライラしないものでもなくって間抜けなヘタクソなみずからに腹を立てることシキリなのだが、そう、茶碗の裏?!の部分でズリズリと砥ぐがごとく、やってみた、といってもジッサイぼくの手持ちの茶碗のたぐいはすべて安物(カナシイカナひとつもキチンとしたモノがない)で塗り?!がしてあってザラザラしてなくって、まぁシカタガナイ、なにごともチャレンジ!!、で、切れるようになったよ♪(またしばらくだましだましつかいつづけよう)

戦争、、、カンタンに語りえないよ、少なくともぼくはいまから4〜5年前にようやく(それまでマッタクといっていいほど習慣のなかった)本を読むようになってから、だからそれ以前の36年以上の年月を、モチロン戦争を直接には知らない体験したことがないのだけれども、学校教育で小中高とベンキョウして習ってきたことには、ある意味では大きな間違いはないのだろうと思うのだけれども(あまり詳細にすぎるよりも大まかな流れを把握できればよしとされよう)、ジッサイ深く正しく知ってみるには、いやいやどうしてなかなか正しく理解するには、ぼくにはまだまだ正しい理解に及んでいる気がマッタクしないのであって、しかしながら興味や関心はつよくある、あくまでも正しく理解したいという欲求を源泉として

シリーズ第6巻の本書は、1941(昭和16)年12月8日未明から



マレー半島上陸真珠湾攻撃によって開始された「アジア・太平洋戦争」。なぜ開戦を回避できず、長期化したのか。兵士や銃後の人々、アジアの民衆は、総力戦をいかに生き、死んでいったのか。矛盾を抱えて強行され、日本とアジアに深い傷跡を残した総力戦の諸相を描きながら、日米交渉から無条件降伏までの五年間をたどる。


≪目次: ≫
はじめに    長く続く「戦後」/戦争責任という問題/戦争への想像力の衰弱
地図「アジア・太平洋戦争関係図(江口圭一『十五年戦争小史(新版)』をもとに作成)」

第一章 開戦への道
1 三国同盟から対英米開戦へ
    三国同盟・武力南進政策/日中戦争の行き詰り/「四国協商」構想とその破綻/アメリカの対日政策の硬化
2 戦争の性格    日英戦から日米戦へ/日米戦争の性格/日本の開戦決意はいつか/ハル・ノートの位置づけ/第一次大戦後の国際的変化/開戦にともなう違法行為/その他の違法行為/人種戦争論の抑止/フランスとの共同統治/戦争目的の分裂/「大東亜戦争」の定義
3 なぜ開戦を回避できなかったのか    臨時軍事費による軍備拡充/臨軍費の法的問題点/中堅幕僚層の動向/統帥権の独立/国務と統帥との分裂/大本営政府連絡会議御前会議/明治憲法体制の変質/制度化されたセクショナリズム/海軍の開戦への傾斜/「能動的君主」としての天皇/天皇の開戦決意/一一月五日の御前会議/戦争瀬戸際政策/議会の強硬論

第二章 初期作戦の成功と東条内閣
1 日本軍の軍事的勝利
    南方作戦の展開/真珠湾攻撃/勝利のかげで/米軍の過小評価/欧州戦線での変化/長期持久戦への移行/開戦後の中国戦線
2 「東条独裁」の成立    戦勝にわく国民/戦争のヒーロー/東条内閣の強さの源泉/国内支配体制の強化/翼賛選挙/部落会・町内会・隣組/総力戦の時代の政治指導者/行動する指導者/東条の資質/民衆の東条支持熱/「東条独裁」の限界

第三章 戦局の転換
1 連合軍による反攻の開始
    統一した戦略の欠如/ミッドウェー海戦の敗北/ガダルカナル島をめぐる攻防/戦力比の逆転/情勢判断の誤り/中国戦線の日本軍/軍紀の退廃/私的制裁の影響
2 兵力動員をめぐる諸矛盾    軍隊の弱体化/兵士の体位・体力の低下/兵員動員の限界/女性の動員・植民地からの動員/召集逃れ
3 「大東亜共栄圏」の現実    盟主としての日本/戦時下の朝鮮/強制連行と徴兵制/戦時下の台湾/戦時下の満州国/東南アジアにおける軍政/経済政策の特徴/東南アジア経済の破綻/大東亜会議/権益至上主義の根強さ
4 国民生活の実状    生活の窮乏化/配給制の拡大/労働力動員/国民意識の変化/戦死者の遺骨/不穏歌謡の流行/生活の悪化と国民意識

第四章 総力戦の遂行と日本社会
1 マリアナ諸島の失陥と東条内閣
    ニューギニアソロモン諸島アッツ島の「玉砕」/「絶対国防圏」の設定/海上輸送力の低下/一号作戦インパール作戦の失敗/サイパン島陥落/戦意の低下/首相の権限強化/東条離れ/東条のいらだち/登場内閣総辞職
2 戦時下の社会変容    日本経済の重化学工業化/戦争経済の崩壊/総力戦と農村の変容/総力戦と労資関係/女性の動員/「戦争未亡人」/学生・生徒の動員/アメリカナイゼーションの地下水脈/反米キャンペーン/アメリカへのあこがれ/アメリカ人の蔑称

第五章 敗戦
1 戦場と兵士
    絶望的抗戦下の兵士/硫黄島沖縄の戦い/兵士の装備と体位/餓死する兵士/海没死/特攻死/特攻隊員の実像
2 本土空襲の本格化と国民    新鋭大型爆撃機B29の登場/都市爆撃の有効性/国民意識の変化/国民生活の窮乏化/戦後へつらなる意識/戦局と株
3 戦争の終結へ    戦争終結決意の立ち遅れ/近衛上奏文/戦争末期の社会的変化/戦争終結の決意/本土決戦準備/軍部の政治的後退/ポツダム宣言の受諾へ/公文書の焼却と隠匿/受諾過程の特質/戦没者数/「玉音放送」とソ連軍侵攻/八月一五日以降の中国戦線/東南アジアの日本軍/「無言の帰還」の内実/戦死者の公葬の禁止

おわりに    敗戦後のある手紙/敗戦から冷戦へ/日本人の平和意識/大きな岐路

あとがき (二〇〇七年七月  吉田 裕)
参考文献
略年表 (1940・昭和15年〜1945・昭和20年)
索引


≪著者: ≫ 吉田 裕 (よしだ ゆたか) 1954年埼玉県に生まれる。1977年東京教育大学文学部卒業。専攻、日本近現代史。一橋大学大学院社会学研究科教授。著書、『昭和天皇の終戦史』(岩波新書)、『日本の軍隊』(岩波新書)、『日本人の戦争観』(岩波現代文庫)、『天皇の軍隊と南京事件』(青木書店)、『現代歴史学と戦争責任』(青木書店)ほか。共著、『アジア・太平洋戦争』(吉川弘文館)、編著、『岩波講座 アジア・太平洋戦争』(全8巻)ほか。


加藤陽子 『満州事変から日中戦争へ』(シリーズ日本近現代史5、岩波新書、2007年) '11/09/18
成田龍一 『大正デモクラシー』(シリーズ日本近現代史4、岩波新書、2007年) '11/09/01
原田敬一 『日清・日露戦争』(シリーズ日本近現代史3、岩波新書、2007年) '11/08/27
牧原憲夫 『民権と憲法』(シリーズ日本近現代史2、岩波新書、2006年) '11/08/23
井上勝生 『幕末・維新』(シリーズ日本近現代史1、岩波新書、2006年) '11/08/13





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本「ドン・キホーテ 前篇 上  El Ingenioso Hidalgo Don Quijote de La Mancha, 1605 」セルバンテス、荻内勝之 訳5

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ドン・キホーテ
ドン・キホーテ 前篇 上  Miguel de Cervantes Saavedra: “El Ingenioso Hidalgo Don Quijote de La Mancha”, 1605

○著者: セルバンテス、堀越千秋 装画・挿画、荻内勝之
○出版: 新潮社 (2005/10, 単行本 350ページ)
○価格: 14,700円(全4巻組)
○ISBN: 978-4105044022
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台風15号(Roke、ロウキー)の影響で、東京の首都圏(に限られず日本列島の各地)の鉄道は夕方から運転を見合わせて。天気予報で台風の情報は、およそのルートが予想される時間とともに示されていることから、突発的なモノではないことから想定できないものでもないのだけれども、ぼくはノコノコトと、水曜日だから仕事はオフだから朝からガッコウ行って夕方までベンキョウしよう(7コマ×45分⇒約5時間15分)、とは、ジッサイ天気予報を前日からもちろん朝にも目にしていたことから、さらには仕事が忙しいというほどではないのだけれども疲労感がすこしあって、だからノリノリではないにせよ、しかしぼくには行かない(ガッコウにベンキョウしに)という選択肢は無いのだよ、もちろん迷いがメンドクサイなぁとかひとしきり思うのだけれどもね。そうそう、ガッコウでDVDとかCDによる授業を受講して自習していたら、学習センターの事務の男性職員から「12:00で閉所します」とアナウンスがあった。細かいいろいろな前後に説明はあって(イヤホンしたまま聞いていたから詳細は不明)、もちろん台風の影響でということのようで、予定していた7コマのうちのたったの2コマだけしか受講できないとなると、いろいろ予定が今後の学習計画に狂いが生じて困るんだよなぁ、とか思いながら、ところがいま考えると、そのときのぼくには電車が止まる、夕方に台風が接近してその影響で電車の運転を見合わせるといった想定は、残念ながらしていなかった。結果的にぼくはそそくさと、寄り道することもなくまっすぐ自室に戻り、だから足止めをくらうことはなかったのだが(猛烈な風雨にさらされる旧い木造アパートにあっては、つよい不安を恐怖感を覚えないものでもなくって、読書しても気が気ではなく遅遅としてすすまない)。なるほど放送大学は全国各地に各都道府県にひとつ以上の学習センターがある全国規模の組織だから、たとえば他の地域の学習センターが台風の影響で臨時閉所しているお知らせをHPとかでぼくも目にしていたりするわけだし、その情報は各学習センターの単独の判断だけではなく、ジッサイにどうなっているのかは知らないけれども、きっと綜合的に



『ドン・キホーテ』出版四〇〇周年記念。声に出して読みたくなる画期的な新訳、待望の刊行!

雄大深遠にして血湧き肉おどる物語が、素晴らしい日本語で生まれかわった。荻内訳は、セルバンテスがその序文で「格式ばらず、文章の調子が良い楽しい物語にした」とうたっている精神にのっとり、日本語の語り調子を生かして味わい深く、朗読して文章の美しさ物語の面白さを堪能できる。堀越千秋氏の挿絵各巻一〇点を入れて刊行。


≪目次: ≫
売買価格査定書
原本版本合致証明
勅命
序 この本を読もうという酔狂なあなたに。
ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの本に寄せる

奇想天外の郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ、一の巻
第1章 いまをときめく郷士ドン・キ・ホーテ・デ・ラ・マンチャ、人と日常。
第2章 奇想天外のドン・キ・ホーテ・デ・ラ・マンチャ、第一回目の門出。
第3章 ドン・キホーテ、騎士に叙任される。それに至る滑稽な次第。
第4章 さて、旅籠を出た騎士殿は。
第5章 われらの騎士の災難の話が続く。
第6章 空想の達人、用済み侍の書庫において神父と床屋が本を吟味する。
第7章 我らの騎士殿、ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの再出発。
第8章 風車に立ち向かう勇士ドン・キホーテ。驚天動地、想像を絶する大冒険である。その大成功の壮観と、感銘とも深い出来事のあれこれ。

奇想天外の郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ、二の巻
第9章 かたやビスカヤの勇、こならラ・マンチャの剛、竜虎相打つ激闘が終結、幕となる。
第10章 ビスカヤ男との激戦のあと、馬方集団と遭遇し、危うしドン・キホーテ。
第11章 ドン・キホーテと山羊飼。
第12章 ドン・キホーテを囲む山羊飼いに、新たに仲間が加わり、事件を告げる。
第13章 羊飼に身を窶す娘マルセラの一件、まずはこれまで。続く事件のあれこれ。
第14章 故人が世を果敢無んだ詩。思いがけない出来事が続く。

奇想天外の郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ、三の巻
第15章 ドン・キホーテが性悪な馬方どもから打擲される。
第16章 奇想天外の郷士、宿屋を城と思い込んで大騒動。
第17章 豪勇ドン・キホーテと忠臣サンチョ・パンサの苦難が続く。ドン・キホーテは狂気ゆえ旅籠を城と思い込んでいる。
第18章 ドン・キホーテ主従のやりとり。次いで、冒険中の冒険あれこれ。
第19章 サンチョと殿様の愉快な会話。加えて、屍との遭遇。さらに、驚くべき出来事あれこれ。
第20章 いまをときめくラ・マンチャの騎士ドン・キホーテも初めて、という大冒険。ただし、危険は前に比べて少ない。
第21章 マンブリーノの兜をめぐる大冒険。その赫々たる戦果。次いで、常勝の騎士殿が遭遇する椿事あれこれ。
第22章 いやなところへ、いやいや連れられて行く不遇の民を、ドン・キホーテが解放する。
第23章 シエラ・モレナ山中。いまをときめくドン・キホーテの身の上のあれこれ。真相を伝えて余さぬ本篇中抜群の椿事。
第24章 シエラ・モレナ山中の椿事が続く。
第25章 シエラ・モレナの山中、ラ・マンチャの豪勇騎士の椿事。騎士ベルテネブロスの苦行に倣う。
第26章 シエラ・モレーナ山中、ドン・キホーテが恋患いを演じる。
第27章 神父と床屋の計画、その首尾やいかに。これなる大冒険物語に無くては無あれこれ。



セルバンテス 『ドン・キホーテ 後篇三  Miguel de Cervantes Saavedra: “Segunda parte del ingenioso caballero Don Quijote de La Mancha”, 1615.』(牛島信明訳、岩波文庫、2001年) '10/09/20
セルバンテス 『ドン・キホーテ 後篇二』(牛島信明訳、岩波文庫、2001年) '10/09/12
セルバンテス 『セルバンテス短編集』(牛島信明訳、ワイド版岩波文庫、2010年) '10/09/06
セルバンテス 『ドン・キホーテ 後篇一』(牛島信明訳、岩波文庫、2001年) '10/09/02
セルバンテス 『ドン・キホーテ 前篇三  Miguel de Cervantes Saavedra: “El ingenioso hidalgo Don Quijote de La Mancha”, 1605.』(牛島信明訳、岩波文庫、2001年) '10/08/31
セルバンテス 『ドン・キホーテ 前篇二』(牛島信明訳、岩波文庫、2001年) '10/08/26
セルバンテス 『ドン・キホーテ 前篇一』(牛島信明訳、岩波文庫、2001年) '10/08/22
牛島信明 『ドン・キホーテの旅 神に抗う遍歴の騎士』(中公新書、2002年) '10/08/15





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本「天皇 天皇の生成および不親政の伝統 (講談社学術文庫2059)」石井良助5

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天皇 天皇の生成および不親政の伝統 (講談社学術文庫)
天皇 天皇の生成および不親政の伝統 (講談社学術文庫2059)

○著者: 石井良助
○出版: 講談社 (2011/7, 文庫 400ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4062920599
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そう、万世一系といわれるような日本の天皇の存在って、ぼくにはどうにもフシギでフシギで、たとえばお隣の大陸の中国とかだと歴史をたどるには(いまいちぼくには理解が及んでいないながらも)皇帝が、新しい皇帝は旧い皇帝を打ち倒して力で制圧して、ある意味ではだからこそ皇帝たりえて権力も権威もほしいままにして。それはそれで分かりやすいような気がぼくにはしているのだが、力のつよい者が頂点に立ち、力を誇示して大衆を従える、みたいなことなのか、血を流すことを厭わない、血が流れることはトウゼンのことで不可避なことであり、ときにみずからが打ち倒され血を流したとしても、もちろんその可能性はないものではない、結果的に多少の血を流したとしても打ち倒されることなく頂点の座に辿り着いて立つことができた者が、統(す)べる、といったようなことなのか、、、
なるほど、2〜3世紀以来の、万世一系といったような日本の天皇の伝統?!、そうかぁ(そうなのかなぁ)、「不親政」と「刃に血ぬらざること」とは


「天皇親政」と「国体」へのタブーが解けた戦後の学界で、いち早く天皇統治の解明に挑んだ法制史家による「天皇の歴史」。「不親政」と「刃に血ぬらざること」こそが天皇の伝統であり、それゆえに邪馬台国の時代から現在にいたるまで、「統合の象徴」として存続しえたという。その後の日本人の天皇観に大きな影響を与えた必読の論考。


≪目次: ≫
序 (昭和五七年六月三〇日 石井良助)

第一編 上代――あめのしたしろしめすすめらみこと
はじめに
第一章 邪馬台国女王卑弥呼による統合――上代前期
 第一節 卑弥呼による統合以前の日本
 第二節 邪馬台国の所在
 第三節 卑弥呼による統合    1 卑弥呼による統合/2 上代におけるすぶ(統ぶ)としる(知る)
第二章 崇神天皇による統合と統合の発展――上代中期
第三章 氏姓国家の成立と大臣大連の執政――上代後期、五世紀および六世紀
 第一節 氏姓国家の成立
 第二節 大臣大連の執政

第二編 上世――中国式皇帝としての天皇
はじめに
第一章 大化改新と皇太子皇后の執政――上世前期、飛鳥時代
 第一節 大化改新
 第二節 皇太子皇后の執政
第二章 中国式皇帝――上世中期、奈良時代
第三章 側近者政治――上世後期、平安時代前半期

第三編 中世――公家としての天皇
はじめに
第一章 摂関政治および院政――中世前期、平安時代後半期
 第一節 摂関政治
 第二節 庄園の本所と天皇によるかれらの統合
 第三節 院政
第二章 公家武家の対立――中世中期、鎌倉時代
第三章 公家武家の融合――中世後期、室町時代
 第一節 建武中興(建武の公武一統)
 第二節 公家武家の融合

第四編 近世――内裏としての天皇
はじめに
第一章 戦国時代の天皇――近世前期、戦国時代
第二章 内裏としての天皇――近世中期、江戸時代前半期
 第一節 安土桃山時代の天皇
 第二節 内裏としての天皇
第三章 尊王論の勃興と大政御委任思想の形成――近世後期、江戸時代後半期

第五編 近代――プロシア的立憲君主としての天皇
はじめに
第一章 王制復古と太政官政治――近代前期
第二章 プロシア的立憲君主――近代中期
第三章 立憲君主制の僭用――近代後期

第六編 現代――国家と国民統合の象徴としての天皇
第一章 国家および国家統合の象徴

第七編 天皇統治の実体と国体
第一章 天皇統合の実体
第二章 国体

おわりに
皇室系図

解説 時代を貫いて結実する天皇論 本郷和人(東京大学史料編纂所准教授)


※本書の原本は、一九八二年、山川出版社より刊行されました。


≪著者: ≫ 石井良助 (いしい りょうすけ) 1907年生まれ。東京帝国大学法学部法律学科卒業。東京大学教授を務めたのち、東京大学名誉教授。専門は日本法制史。著書に『日本法制史概説』『江戸の刑罰』『江戸時代漫筆』『女人差別と近世賤民』などがある。1993年没。






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本「福島原発人災記 安全神話を騙った人々」川村湊5

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福島原発人災記――安全神話を騙った人々
福島原発人災記 安全神話を騙った人々

○著者: 川村 湊
○出版: 現代書館 (2011/4, 単行本 224ページ)
○価格: 1,680円
ISBN: 978-4768456613
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ぼくが手にしたのは、図書館で予約してからずいぶんながいことたぶん2ヵ月を超える期間の順番を待ってのことなのだが、第一版第四刷発行(2011/05/31)のモノで、第一版第一冊発行(初版)が2011年4月25日とあることから考えるには、ずいぶんとそれなりに読まれている流通した、ということなのであろうか。
じつはどうにも世間ズレしちゃっていると自覚しているぼくは、東京に関東に住んでいながらフクシマ原発事故の危機とかに、まったくピントがあってなくって、、、たとえばぼくが毎晩自炊して口にする食する食材においても、そもそも食肉を購入することは習慣としてぼくにはないのだが(嫌いではないけれども、ぼくが買えるような安価な食肉は、まずは味であり安全性などを考慮するには、だったら買わないほうが食さないほうが好いと考える)、野菜をもっぱら購入するのは駅前の八百屋さんで、スーパーなんかでは買えなくなっちゃうくらいにオイシイ味のあるフレッシュな野菜を提供してくれる、ぼくは八百屋さんにぜんぷくの信頼をおいていて、ある意味では売値なんか度外視して、ときどきはすこし高いかなぁと思うこともないのだけれども、しかし、その価格で売っているということは、市場での仕入の価格がそれなりにしていて、一定の利益を上乗せする(商売の基本、ボランティアではない)とそういうことなんだろうなぁなどと考えて、躊躇しないこともないのだけれども、だからもちろんときどきはケチってスーパーで(まるで工業製品のように味のない旨みも苦味も風味もへったくれもないような野菜を)買ってしまったりすることもないわけではないのだけれども、味の違いはどうしてこうも違うものなのかとビックリするほどに、そう考えるには、なんどかの失敗を経て(それでもときどき同じ失敗を繰り返す)、といったほどの信頼感をぼくとしては持っているからね、ぼくはときどき考える(あのころ考えた)よ、「あの八百屋さんが提供してくれる(市場でチョイスした)野菜で、その残留放射能とかで健康被害が生じて結果的に死に至っってしまったとしたら、まぁ仕方がないかなぁ、それならそれでいいかなぁ〜♪」とかってね


≪目次: ≫
まえがき
2011年3月11日(金)
2011年3月12日(土)
2011年3月13日(日)
2011年3月14日(月)
2011年3月15日(火)
2011年3月16日(水)
2011年3月17日(木)
2011年3月18日(金)
2011年3月19日(土)
2011年3月20日(日)
2011年3月21日(月)
2011年3月22日(火)
2011年3月23日(水)
2011年3月24日(木)
2011年3月25日(金)
あとがき 2011年4月6日(水) (2011年4月6日午後7時30分 釜山海雲台、リベラホテルにて  川村 湊)

「あとがき」のあとで――重版に際し 2011年4月17日(日)


≪著者: ≫ 川村 湊 (かわむら・みなと) 1951年2月、北海道生まれ。文芸評論家。法政大学法学部政治学科卒。法政大学国際文化学部教授。主な著書、『補陀落』(作品社・伊藤整文学賞)、『牛頭天王と蘇民将来伝説』(作品社・読売文学賞)、『温泉文学論』(新潮社)、『狼疾正伝――中島敦の文学と生涯』(河出書房新社)、『異端の匣』(インパクト出版会)、FOR BEGINNERシリーズ『満洲国(Manchuria Studies)』(現代書館)。編著、『現代アイヌ文学作品選』(講談社)。共訳書、韓水山『軍艦島(上・下)』(作品社)。

後白河法皇編纂 『梁塵秘抄』(川村湊訳、光文社古典新訳文庫、2011年) '11/07/04
唯円著・親鸞述『歎異抄』(川村湊訳、光文社古典新訳文庫、2009年) '09/10/09





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本「満州事変から日中戦争へ (シリーズ日本近現代史5、岩波新書1046)」加藤陽子5

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満州事変から日中戦争へ―シリーズ日本近現代史〈5〉 (岩波新書)
満州事変から日中戦争へ (シリーズ日本近現代史5、岩波新書1046)

○著者: 加藤陽子
○出版: 岩波書店 (2007/6, 新書 256ページ)
○価格: 861円
○ISBN: 978-4004310464
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戦争
ん〜、満州事変は1931(昭和6)年から、日中戦争は1937(昭和12)年から、、、



「満蒙の沃野を頂戴しようではないか」――煽動の背景に何があったのか。満蒙とは元来いかなる地域を指していたのか。一九三一年鉄道爆破作戦は、やがて政党内閣制の崩壊、国際連盟脱退二・二六事件などへと連なってゆく。危機の三〇年代の始まりから長期持久戦への移行まで。日中双方の「戦争の論理」を精緻にたどる。


≪目次: ≫
はじめに    ヨーロッパの戦争/あれは戦争だったのか/戦争ではなく報償/本書のめざすもの/いくつかの問い

第1章 満州事変の四つの特質
1 相手の不在
    四つの特質/その時の二人/謀略の深度
2 政治と軍人    公会堂で/陸軍刑法第百三条/「事実」の内容/条約と国際法
3 事変のかたち    不戦条約/「民族自決」での回避/「自衛」で回避
4 膨張する満蒙概念    満州南満州/満蒙とは/東西内蒙古とは/東蒙をめぐる攻防/膨張する概念

第2章 特殊権益をめぐる攻防
1 列国は承認していたのか
    遺産の記憶/遅れてきた帝国/新四国借款団/列国からの「承認」/伊東の疑義/「承認」の最初の事例/特殊権益(special rights)の意味/イギリスは「承認」したか
2 アメリカ外交のめざしたもの    アメリカは「承認」したか/ブライアン・ノート/石井・ランシング協定
3 新四国借款団    交渉妥結/陸軍中央の評価/列国の立場/三つの立場
4 不戦条約自衛権    ワシントン会議/自衛と不戦条約とのリンク/イギリスの留保/在満権益擁護は自衛か/二人の外交官

第3章 突破された三つの前提
1 二つの体制
    三つの前提条件/政治的軍人/ソ連の利用/ソ連の外交路線/イギリスの新方針/国民政府内の対立/英ソ対立/蒋介石は反共か/松岡の観察/列国協調の挫折
2 張作霖の時代の終わり    東方会議/北満とソ連/田中外交/田中への失望/吉田茂の苛立ち/張作霖爆殺/田中の退陣
3 国防論の地平    石原と戦史研究/オレンジ・プラン/中国で「自活」する道/関東軍参謀として/ソ連とアメリカ/経済封鎖を生きるには

第4章 国際連盟脱退まで
1 直接交渉か連盟提訴か
    一九日/直接交渉論/再度の直接交渉論/幣原外交の特質/英米も/不拡大と経費支弁/他力本願/重光佐藤関東軍と陸軍中央/生命線と生活苦/新聞と無産党の沈黙/犬養の外交/ソ連
2 ジュネーブで    九月三〇日決議まで/調査委員派遣まで/上海事変/調査委員会の陣容/報告書の内容/反響/特殊権益論への最終判断/鉄道守備兵は条約になし/欺瞞と真実
3 焦土外交の裏面    ラジオ演説/国内状況/強硬の裏面/内田外交の真意/総会における波紋/天皇の不信/二つの脱退論/熱河作戦との連動/除名の恐怖/脱退へ/中国側から見た熱河

第5章 日中戦争
1 外交戦
    塘沽停戦協定/世界の沈黙/高橋財政/二つの外交路線/広田重光五相会議/対ソ戦備/日本の対米接近/外務省の路線/華北情勢/分離が必要な理由/二つ目の理由/呼応する北方人/分離工作の経済的側面/残光の中の友好
2 二つの事件    二・二六事件/内憂外患と安内攘外/ゾルゲの分析/西安事件尾崎の分析/支那駐屯軍増強/経済的統一のメリット/帝国国防方針改定/軍財抱合
3 宣戦布告なき戦争    盧溝橋事件/上海戦/軍紀の弛緩/中国戦線の特質/南京戦/戦時経済/病院船/持久戦へ/日中戦争の国際化/自己説得の論理/中立法の余波/近衛の挫折

おわりに    軍と国民/反軍演説/三国同盟/日露戦争を遣り直す/再び満蒙問題

あとがき (二〇〇七年五月 加藤陽子)
参考文献
略年表 (1900・明治33年〜1940・昭和15年)
索引


≪著者: ≫ 加藤陽子 (かとう ようこ) 1960年埼玉県に生まれる。1989年東京大学大学院博士課程単位取得退学。専攻、日本近代史。東京大学大学院人文社会系研究科准教授(を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授)。著書、『模索する一九三〇年代』(山川出版社)、『徴兵制と近代日本』(吉川弘文館)、『戦争の日本近現代史』(講談社新書)、『戦争の論理』(勁草書房)、『戦争を読む』(勁草書房)。


成田龍一 『大正デモクラシー』(シリーズ日本近現代史4、岩波新書、2007年) '11/09/01
原田敬一 『日清・日露戦争』(シリーズ日本近現代史3、岩波新書、2007年) '11/08/27
牧原憲夫 『民権と憲法』(シリーズ日本近現代史2、岩波新書、2006年) '11/08/23
井上勝生 『幕末・維新』(シリーズ日本近現代史1、岩波新書、2006年) '11/08/13





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本「「社会」の誕生 トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史 (講談社選書メチエ506)」菊池和宏5

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「社会」の誕生 トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史 (講談社選書メチエ)
「社会」の誕生 トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史 (講談社選書メチエ506)

○著者: 菊谷和宏
○出版: 講談社 (2011/8, 単行本 216ページ)
○価格:1,575円
○ISBN: 978-4062585088
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いやぁ〜しかし暑いあついアツイね、まぁぼくはスーツの着用は(といってもスラックスと半袖ワイシャツとネクタイにとどまり上着までは着用しないのだが)、お客さんに会うとき、具体的には不動産の売買契約の締結の場面(そこでの重要事項説明書とか売買契約書の説明であり読み合わせが、ぼくのおもな仕事)の時だけで、それ以外のときは半袖のポロシャツ(ユニクロのドライ機能はおよそ快適だ)と半ズボンがほぼユニフォームよろしく定着していて(お着替えセットは会社につねに置いてある)、とくに室内での仕事には限られないからね、フツーに炎天下で汗を大量にかくことをアタマエのこととして(加齢臭を周囲に撒き散らすメイワクなんかは、まぁゆるされないものでもないだろう♪)、、、およそ電車の電鉄会社の節電ダイヤ(早朝増発とか)は、それから図書館(まったく不便でときにイライラしてイライラさせられて仕方がなかったのだけれども、まぁいままでが便利で快適で、むしろ過剰であったのかもしれないね!?)とかの公共施設やなんかも、9月23日あたりまでで節電対策の特別ルール(モード)をいったん解除して、それ以前のシステム(体制)に復帰する気配が傾向が見受けられる?!ようなことから考えるには、その他諸々の夏季モードの諸対策・諸対応(節電対策)なんかもおよそその辺り(もちろんそれ以前にも、そう、電力使用制限は9/9まででその緩和は9/10から)を区切りとしている?!ような、ことから、、、どうなんだろう、きっとそろそろ月曜日ころから雨が降ってみたりして気温がすごぉ〜く高くなる30℃を超えるようなこともなくなって、あらあら夏がいつの間にやら居なくなって行ってしまって、まるで「夏」が「オモイデ」みたいになって呆気なくも消失してしまうのかしら、、、それとも、記憶に残る「2011年、節電の夏」、さてそれはなんでかと思い起こすには(積極的に意識して忘れちゃぁいけない)3.11の東日本を襲った地震と津波と、その後のフクシマ原発事故であり、その後にも日本列島はいまだにときどきところどころで揺れて揺れて余震がたびたびあって(ひたすらに不安だ)、さらには台風とかの自然災害の被害なんかもまたまた今年もあったりして、いやいや、これまでの毎年かならずなんら変わることなく巡ってやってくる日本の暑い夏は(そして自然災害なんかとかは)、とくにこれまでとこれまでの夏となんら変わることなどなかったのかもしれない、変わらず変わることなく同じだったのかもしれない、そしてまた、どうなんだろうどうなんだろうどうなんだろう、おなじではなかった、のかもしれない、かもしれない



神という超越性に包摂された世界から、社会という観念が切り離されたとき、「社会科学」が生まれた。19世紀フランスに生まれたトクヴィルAlexis de Tocqueville, 1805-1859)、デュルケームEmile Durkheim, 1858-1917)、ベルクソンHenri Bergson, 1859-1941)という三者を、ひとつの流れとして読み解く、これまでにない「ユニーク」な思想史!


≪目次: ≫
序 分解する現代社会――「社会」という表象

第1章 トクヴィル:懐疑
1 超越性に包含された世界と人間――二月革命以前
    「神の御業」としての世界/「世界」から剥がれ落ちる「社会」/終わりのないひろがりに生きていた人間たち
2 世俗世界の分離、「社会それ自体」の出現――二月革命    二月革命の予感/二月革命勃発と六月事件/「社会それ自体」の発見
3 「人間」と「社会」の新生、「社会科学」の登場――二月革命以後    フランス革命という「宗教」がもたらしたもの/神的世界と世俗世界のあいだで
4 人間の生と信仰    トクヴィル晩年の苦しみ/「信じたいけれども信じられない」
5 次世代への地ならし――第二帝制    ナポレオン三世が用意したもの/帝制の終焉

第2章 デュルケーム:格闘
1 実証科学としての社会学の創造――物としての社会的事実
    社会的事実を物のように考察する
2 歴史的背景――第三共和制初期    パリ・コミューン/共和主義と教権主義の闘い/近代を生きる人間としての歴史的課題
3 ドレフュス事件――人間的人格一般    “捨てられた”メモから始まった激震/二つに分かれた世論/事件に包含された多数の対立軸/「分裂」の果てに見出した「一つの権威」
4 社会的生の原理としてのトーテム原理――「生きる物」としての人間と社会へ    『宗教生活の原初形態』の到達点/ついに語られなかった「生の原理」の内実
5 『自殺論』について    デュルケーム思想の豊かな広がり/アノミー的自殺/デュルケームの“質的”魅力
補節 身体のユニークネス――社会的事実の地盤    「現実という夢」/ただ一つの流れ/ユニークな物質

第3章 ベルクソン:開展
1 意識、持続、自由
    人間の意識は「物」ではない
2 生命一般と物質一般、生命の原理としての創造的自由    「意識は本質的に自由そのもの」/世界の保証は「どこか」にはない
3 経験の拡張、内的および外的経験    すべてが外在する客体なのではない
4 第三共和制の変質    共和制の一部となったカトリシズム
5 社会、人類、愛    絶対的超越性の一歩手前/「開いた社会」としての民主主義――社会の拡張
補節 自己意識のユニークネス――<私>の持続と身体という物質    意識と物質はどのようにつながっているのか/当たり前でない当たり前のこと/物は歴史を持たない

終章 誕生した社会:絡繰――相互創造の網と人間的超越性


あとがき (二〇一一年六月 菊谷和宏)
参考文献

用語解説
アンシャン・レジーム王党派(ブルボン派、オルレアン派、正統王朝派)/オルレアン家/改革宴会(banquet)/教権主義/告解七月王制ストア派/第一次王制復古第一帝制第三共和制第二共和制/第二次王制復古/第二帝制トーテミズム(トーテム、トーテム原理)/反セム派/亡命貴族/ラビ/リセレジオン・ドヌール勲章
年表 (1971年〜1941年)


≪著者: ≫ 菊谷和宏 (きくたに・かずひろ) 1969年愛知県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)DEA課程、パリ第七大学招聘研究員、ユーロメッド・マルセイユ客員研究員等を経て、和歌山大学経済学部教授。日仏社会学会理事。専攻は、社会思想史、社会哲学。主な著書に、『トクヴィルとデュルケーム――社会学的人間観と生の意味』(東信堂、日本社会学史学会奨励賞受賞)など。






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本「日本語から考える! フランス語の表現」佐藤康/山田敏弘5

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日本語から考える! フランス語の表現 (日本語から考える!)
日本語から考える! フランス語の表現

○著者: 佐藤 康/山田敏弘
○出版: 白水社 (2011/3, 単行本 165ページ)
○価格: 1,995円
○ISBN: 978-4560085578
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あぁうまくいかないうまくいっているような気がまったくしていないのは、いまにはじまったことではないのだから、つねになにかしらの違和感みたいなものをふつふつといだいていないものでも、これまでずぅ〜っずぅ〜〜〜っと、なかったなぁ、それらのいろいろをどうにかこうにか押し隠すみたいなことに労力を注いできつづけて、どうなんだろうね、押し隠せていたものなのか(とてもとてもそうとは思えないのだがなぁ)、若い未熟な一所懸命はわらってゆるされるみたいなことなのか、もっともいまでも(すでに若くはない?!ことから)わらわれず相手にもされずといったようなことなのか、いつからか、うまくじょうずにじゃぁなくたっていいじゃぁないか、へたくそでもへたくそなりにぼくはぼくでぼくなりの


≪目次: ≫
まえがき (2011年 春  佐藤 康)
シリーズについて (2011年春  山田敏弘)

1 「あの人は、田中さんです。」と「あの人が田中さんです。」――「は」と「が」   ,海遼椶蓮去年、私が書きました。 △海遼椶蓮表紙の色がすてきです。 あ、人が倒れている。 ぁ屬海海卜咾気鵑呂い泙垢。」「私が林です。」
2 「お父さん、どこ行くの?」「お父さんは会社に行くんだよ。」――代名詞と省略    淵船腑灰譟璽箸鮖悗靴董砲いつ食べる? ◆屬茶をいれて欲しいなあ。」「自分でいれてよ。」 (田中さんに向かって)これ、田中さんに差し上げます。 ぜ卍后⊆卍垢呂海離廛薀鵑匹思われますか?
3 「それが使いにくかったら、あのペンを使ってください。」――指示詞    淵撻鵑鯏呂靴董砲修譴使いにくかったら、あのペンを使って。 ◆崔濂撒,辰特里辰討襦「」何、それ?」 「ビートルズのHELP!」ってレコードを、まだ持ってるよ。」「あれは、いいアルバムだよね。」 ず鯒一年間で円高が急激に進んだ。この影響で輸出産業が多数倒産した。
4 「ひとつしか残っていなかった。」と「ひとつだけ残っていた。」――とりたて助詞   .院璽を買いに行ったが、ひとつしか残っていなかった。 △みこそ、我が社が求めていた人物だ。 宿題を忘れて、弟にまで笑われた。 10人も来た。
コラム1 「の」の使い方

5 「ひとつも見つかりませんでした。」――否定の捉え方    淵灰鵐團紂璽燭慮〆結果)該当する項目は、ひとつも見つかりませんでした。 ◆崚鎮罎気鵑鮓なかった?」「はい、見ませんでした。」 A完は答えられなかった。 と瓩靴いら泣いているんじゃありません。嬉しいんです。
6 「ありがとうこざいました。」――「た」の働き   〆鯑は、5時に起きた。今朝も5時に起きたから、まだ眠い。 彼は、まだ起きていない。 ぼくの傘、ここにあった! と爐来る前から、外に出て待っていた。
7 「愛しています。」――進行と結果状態の表現   ^Δ靴討い泙后 彼は、二度、北海道に行っている。 C狼絏甲伐修進む中、氷河が少しずつ溶けつつある。 ぁ屬△譟∩襪開いている。」「換気のために開けてあるんだよ。」
8 「見知らぬ人が話しかけてきた。」――方向性の表現   仝知らぬ人が話しかけてきた。 ◆屬Δ舛僕靴咾砲いでよ。」「うん、行く。」 H行機が東の空から飛んできた。 な振儚価がじわじわ上がってきた。このまま上がっていくかなあ。
コラム2 オノマトペ(擬音語・擬態語)

9 「ぼくたち、大きな魚に食べられちゃうよ。」――受身と使役   ,椶たち、大きな魚に食べられちゃうよ。 日本では、多くの方言が話されている。 コーチは、試合前に選手たちを走らせた。 じ園で子どもがもっと遊びたがったので、しばらく遊ばせておいた。
10 「隣の部屋で一晩中騒がれて眠れなかった。」――被害の受身と恩恵表現   [戮良屋で一晩中騒がれて眠れなかった。 ⊆屬鮟つけられて腹が立った。 7擦某学の問題を教えてもらった。 さ廚靴屬蠅鳳が降ってくれて、植物が生き返ったようだ。
11 「窓が開いた。」と「窓を開けた。」――自動詞と他動詞   ‥櫃靴燭鵑犬磴覆い茵倒れたんだよ。 ∈、建っているビルの横に、もう一棟、同じビルを建てる。 お茶がはいりましたよ。休憩しましょうか。 ぢの骨を折った。
12 「彼は泳げない。」――可能   “爐蓮1メートルも泳げない。 △海凌綯紊榔砲やすいね。 Cの上の荷物に手が届かない。 ぐ貔厳命練習して泳げるようになった。
コラム3 名詞の性質

13 「あの人は嬉しそうだ。」――話し手の判断の表し方    嵌爐犯人だ。」「いや、彼は犯人ではないだろう。」 △笋辰僂蝓彼が犯人だそうだよ。 (ケーキを見て)わあ、おいしそう。 ぅ譽好肇薀鵐イドで絶賛されている。この店はおいしいはずだ。
14 「少しゆっくり話してください。」――働きかけの表し方    蔑て看板)芝生に入らないこと。 ⊂しゆっくり話していただけませんでしょうか。 (フリーペーパー)ご自由にお持ちください。 け撚茲鮓に行かない?
15 「もっと勉強しなければいけない。」――義務・助言・許可の表現   ,みは、もっと勉強しなければならない。 △發辰畔拔したほうがいいよ。 A歃が終わったら、もう帰っていいですよ。 ぁ崔繁爾鮠辰靴討發いい任垢。」「お願いします。」
16 「おいしいステーキが食べたいなぁ。」――意志・願望の表現   〕菁こそアメリカに留学しよう。 長年の夢だったアメリカ留学を、今年こそかなえるつもりです。 おいしいステーキが食べたいなあ。 ど廚蓮▲謄縫垢離薀吋奪箸鬚曚靴っている。
コラム4 その「〜と思います」は必要ですか?

17 「雨が降るから、傘を持っていきなさい。」――原因・理由と逆説の表現    ̄が降るから、傘を持っていきなさい。 風邪を引いて学校を休んだ。 せっかくケーキを作ったのに、彼は食べてくれなかった。 い擦辰く作ったのに。
18 「春になると花が咲く。」――条件と時間の表現    ̄が降れば、お祭りは中止になる。 ▲妊僉璽箸帽圓辰燭虔弔泙辰討い拭 お金が十分にあれば、旅行に行くのに。 せ劼匹發寝ている間に、買い物に行ってきました。
19 「パリに着いた3日後、彼はローマに発った。」――名詞修飾表現1   _山擇鯆阿い討い訝砲凌佑後に立っていた。 ▲僖蠅肪紊い3日後、彼はローマに発った。 H爐蓮日本語を教えるボランティアをしている。 い△遼棔∋ってる? あの、先週、貸してくれるって言ってたやつ。
20 「仕事を終えた田中は、帰宅の途についた。」――名詞修飾表現2   [習問題ができた太郎くんは、先生に見せに行った。 ∪屬に校劼鬚ぶった花子さん、今日はどこへ行くのかな。 いつもは成功する山下も、このときは失敗した。 い泙此△海猟未蠅鬚泙辰垢亜大きな噴水のある公園まで歩きます。
コラム5 いろいろな意味をもつ「て」

21 「先生がいらっしゃるので、玄関までお出迎えした。」――敬語と待遇表現   \萓犬いらっしゃるので、玄関までお出迎えした。 △垢澆泙擦鵑、ちょっと手伝っていただけますか。 I磴蓮∈、出かけております。 げ晋世辰討笋るんだ。
22 「どちらへお出かけですか。」「ちょっとそこまで。」――応答表現    屬△蕁△匹舛蕕悗出かけですか。」「ちょっとそこまで。」 ◆屮魁璽辧爾いがですか。」「ありがとう。でも、けっこうです。」 「先生、こんな書き方でいいでしょうか。」「けっこうです。」 ぁ嶌H奸△い辰僂ぐみませんか。」「今晩はちょっと...」
23 「おれは、行くぜ。」――終助詞   ,海譟⇔咾気鵑虜睇曚世諭 ◆峇┐い錙」「寒いね。」 小包が届いてる。うちのだんな、また本を買ったんだ。 と狃のスープは、なんておいしいんだ。
24 「彼女は、小鳥のように高い声をしている。」――ことばの技法   ,椶らは、長い航海の末、ついに見つけたんだ。宝の島を。 △海譴任垢茵△海譟私が探していた物は。 H狃は小鳥のように高い声をしている。 た祐屬砲茲辰督砲瓩弔韻蕕譴臣狼紊、痛いとうめいている。
コラム6 社会的グループのことば

設問一覧


≪著者: ≫ 佐藤 康 (さとう やすし) 1961年生まれ。学習院大学博士後期課程満期退学。学習院大学やNHK学園で講師を務める。元NHK「テレビでフランス語」講師。主要著書、『フランス語のしくみ』(白水社)、『しっかり身につくフランス語トレーニングブック』(ベレ出版)、『しっかり学ぶフランス語文法』(ベレ出版)、『フランス語会話パーフェクトブック』(ベレ出版)。

≪著者: ≫ 山田敏弘 (やまだ としひろ) 1965年生まれ。大阪大学大学院博士課程後期課程単位取得満期退学、博士(文学・大阪大学)。岐阜大学准教授。主要著書、『日本語のしくみ』(白水社)、『国語教師が知っておきたい日本語文法』(くろしお出版)、『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』(共著、スリーエーネットワーク)、『中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック』(共著、スリーエーネットワーク)。


鈴木啓二/原和之/オディール・デュシュッド 『フランス語入門 I '06』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2006年) '11/09/14
清岡智比古 『フラ語動詞、こんなにわかっていいかしら?  Les verbes du français, si faciles à apprendre... 』(白水社、2005年) '11/07/16
清岡智比古 『フラ語練習、楽しいだけじゃだめかしら?  Les exercices de français, utiles et excitants 』(白水社、2005年) '11/07/09
清岡智比古 『フラ語デート会話、恋ってどんなものかしら?  Le te donne un rendez-vous. Un rendez-vous pour la vie...... 〈CD付〉』(白水社、2007年) '11/06/30
清岡智比古 『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!  Les règles du français, si faciles à apprendre... 〈CD付・改訂版〉』(白水社、2009年) '11/06/24

永倉百合子/山田敏弘 『日本語から考える! 中国語の表現』(シリーズ 日本語から考える!、白水社、2011年) '11/08/22
増田忠幸 『韓国語のしくみ』(シリーズ 言葉のしくみ、白水社、2005年) '11/08/07
清野智昭/山田敏弘 『日本語から考える! ドイツ語の表現』(シリーズ 日本語から考える!、白水社、2011年) '11/06/28
清野智昭 『中級ドイツ語のしくみ』(白水社、2008年) '11/06/16
関山健治 『英語のしくみ』(シリーズ 言葉のしくみ、白水社、2009年) '11/05/29
池田巧 『中国語のしくみ』(シリーズ 言葉のしくみ、白水社、2007年) '11/05/20
山田敏弘 『日本語のしくみ』(シリーズ 言葉のしくみ、白水社、2009年) '11/04/25
佐藤康 『フランス語のしくみ』(シリーズ 言葉のしくみ、白水社、2005年) '11/04/23
清野智昭 『ドイツ語のしくみ』(シリーズ 言葉のしくみ、白水社、2005年) '11/04/19





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本「ろうそくの炎がささやく言葉」管啓次郎・野崎歓 編5

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ろうそくの炎がささやく言葉
ろうそくの炎がささやく言葉

○著者: 管啓次郎野崎歓
○出版: 勁草書房 (2011/8, 単行本 201ページ)
○価格: 1,890円
○ISBN: 978-4326800520
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そう、“ろうそく(蝋燭)”とは、いまの便利で快適な化石燃料を原資とする電気の大量消費を前提としたライフスタイル(生活)がはたしてそもそも、どうなんだろう、ときに“電気”をオフして、忙しく追いたてられるように慌しく、ハッキリくっきり明るく安定した供給が確保される、みたいな“電気”を意識的にオフにして、もしかしたら過剰なのは(ある意味で浪費しちゃっているのは)電気をはじめとするエネルギー資源のみならず、言葉や文字といったようなコト(モノ)だって、といったような検証を積極的な試みをしてみないものでもないのかもしれない




言葉はそれ自体としては無力ですが、慰めにも、勇気の根源にもなる。物語と詩は、その意味で人間が生きることにとって、もっとも実用的なものだと思います。不安な夜をすごすために、小さな炎をかこみ、互いに身を寄せあって、声低く語られる物語に心をゆだねるとき、やがて必ずやってくるはずの朝への新たな信頼と希望も、すでに始まっているはずです。


≪目次: ≫
ろうそくがともされた谷川俊太郎
赦(ゆる)されるために古川日出男
片方の靴/新井高子
ヨウカイだもの中村和恵
ワタナベさん/中村和恵
わたしを読んでください。関口涼子
白い闇のほうへ岬多可子
今回の震災に記憶の地層を揺さぶられて細見和之
祈りの夜/山崎佳代子
帰りたい理由/鄭暎惠
ジャン・ポーラン よき夕べ/笠間直穂子 訳
哀しみの井戸/根本美作子
文字たちの輪舞(ロンド)石井洋二郎
マグニチュード/ミシェル・ドゥギー/西山雄二
エミリー・ディキンソン (ひとつの心が…)柴田元幸
インフルエンザ/スチュアート・ダイベック/柴田元幸 訳
この まちで/ぱくきょんみ
箱のはなし明川哲也
ローエングリンのビニール傘田内志文
あらゆるものにまちがったラベルのついた王国エイミー・ベンダー管啓次郎
ピアノのそばで/林巧
めいのレッスン小沼純一
語りかける、優しいことば――ペローの「昔話」工藤庸子
しろねこ/エリザベス・マッケンジー/管啓次郎
月夜のくだもの文月悠光
樹のために――カリン・ボイエの詩によせて/冨原眞弓
天文台クリニック堀江敏幸
地震育ち野崎歓
日本の四季ジャン=フィリップ・トゥーサン/野崎歓 訳
フルートの話旦敬介
川が川に戻る最初の日/管啓次郎

あとがき (二〇一一年六月十一日 編者)
写真家、装幀家より/新井卓/岡澤理奈






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本「フランス語入門 I '06 (放送大学教材)」鈴木啓二/原和之/オディール・デュシュッド5

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フランス語入門I (’06) (放送大学教材)
フランス語入門 I '06 (放送大学教材、共通科目・外国語科目)

○著者: 鈴木啓二/原和之/オディール・デュシュッド
○出版: 放送大学教育振興会 (2006/5, 単行本 170ページ)
○価格: 3,150円
○ISBN: 978-4595306389
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マッタク分からない(ハシニモボウニモカカラナイ)ってなことは、すくなくともぼくはそう考えない(想像しない、思い至らない、労力と時間を惜しむことなく注ぎ込めば、いずれやがて、それなりの時間を経た後には、あくまでもそれなりの時間と労力を費やしたならば、なんともならないものではないであろう、とは、げんにいま現在も少なからぬ人びとが日常的に話していて使われているのだから、などとぼくは考える)ことからも、だから飽くことなくコツコツタンタン(淡々であり坦々であり、そして耽々)と中途で挫折して途絶することなく、ジッサイいまも次のステップとしての『フランス語入門II '06』を平成23年度第2学期に科目をすでに選択して、だから早速コツコツと(ソナエアレバウレイナシ、ナニガオコルカワカラナイ、ナニガオコッテモフシギハナイ)全15回のカリキュラムを第1回からはじめている(現在進行形、第1巡目としてはまず第11回まで終えた)、なんどか、少なくとも2度は繰り返し、可能であれば(時間には限りのないものではない)3度も繰り返し聴講すれば、もちろんプラスアルファの自習(コレ以外のテクストや学習書といったたぐいへのウワキみたいなことだって、よくもわるくもトウゼンに必要とされるであろう、万能なモノなど存在しえないであろうし、相性みたいなコトもあるかもしれないからね)も欠かせないのだけれども、およそ単位認定試験を合格できるレヴェルまでは修得できるのであろう予感は(実感としても)得ていないものでもない、ある意味ではひとつの重要などうしても外せないポイントとしての単位認定試験があって、もちろんソコ(単位を取得するべく試験直前)でのソレ(試験合格)に向けた集中的なベンキョウがどちらかと言えばタンジュンな記憶行為みたいなものが、ジッサイのところはどうにもアナドレナイものでもあって、ポイントは、重要なポイントを外してシュウトクはありえないんだろうなぁ、などと一定の効果というのか効用を認めつつ(少なからず批判的な態度をもこめて)、ところがどうにも、早くに(無理を強いて)覚えたものは、どうなんだろう、もちろん、大切なポイントとして覚えた記憶に残っているヒットするよ(そうカンタンに忘れてなるものか)、そしてまた一方ではオソロシイことには(ゲンジツとして)老化もあるのかもしれないのだけれども、、、


平成23年度第1学期の単位認定試験(2011年7月31日(日)第6時限目)の成績評価はB(79〜70点、合格)



3人の子供が繰り広げる物語「セバスチアン、フィリップ、アリスとその仲間たち」を教材に、3人の会話表現を中心にフランス語の基礎を学習していく。各章は、物語をもとにした反復練習と文法の解説、イラストを使った会話表現の学習、練習問題、フランスの6都市を住民の視点から紹介した「Ma ville, mon quartier」(わが町、わが界隈)で構成されている。


≪目次: ≫
まえがき (2006年2月 著者)
学習にあたって
 各コーナーの利用の仕方(1.今日の表現/2.スケッチ/3.文法/4.Expressions/5.練習問題/6.わが町、わが界隈 Ma ville, mon quartier)
 学習のポイント

第1課 Colonie de vacances 「林間学校」
文法:1.アルファベ(alphabet)/2.フランス語の発音の原則/3.フランス語の母音(口むろ母音/鼻母音)/4.フランス語の子音/5.綴り字と発音(母音字/複母音字/鼻母音の綴り)/6.フランス語のhは、それ自体では全く発音されない/6.母音衝突の回避(élision 母音字省略/liaison)/「わが町わが界隈」:パリ Paris、1回目/Louis-Sébastien MERCIER, Le Tableau de Paris, 1782(ルイ=セバスチアン・メルシエ『パリの情景』より)
鈴木啓二(東京大学大学院教授)、オディール・デュシュッド(早稲田大学教授)  DVD '11.02.09, 04.13, 06.22
第2課 Devinettes 「言葉あてクイズ」
文法:1.名詞の性/2.不定冠詞/3.定冠詞/4.名詞の複数形/「わが町わが界隈」:パリ、2回目/Charles BAUDELAIRE, Le Spleen de Paris [Petits poèmes en prose], 1869(ボードレール『パリの憂鬱(小散文詩)』所収、「寡婦たち」より)
鈴木啓二、オディール・デュシュッド  DVD '11.02.16, 04.21, 06.26
第3課 Balade à vélo 「自転車での遠出」
文法:1.動詞êtreの活用/2.形容詞の用法/3.動詞avoirの活用/「わが町わが界隈」:パリ、3回目/Guillaume APOLLINAIRE, Alcools, 1913. Zone, Le Pont Mirabeauギョーム・アポリネール『アルコール』所収、「ゾーン」、「ミラボー橋」より)
鈴木啓二、オディール・デュシュッド  DVD '11.02.17, 04.24, 06.29
第4課 Rodin ou Redon? 「ロダンかルドンか」
文法:1.第一群規則動詞の活用(dessiner, aimerなど)、2.動詞の否定形/「わが町わが界隈」:ディエップ Dieppe、1回目/Louis-Sébastien MERCIER, Le Tableau de Paris, 1782(ルイ=セバスチアン・メルシエ『パリの情景』より)
鈴木啓二、オディール・デュシュッド  DVD '11.02.19, 04.28, 07.03
第5課 Une recette tres originale 「とてもユニークなレシピ」
文法:1.部分冠詞/2.否定文中の部分冠詞、不定冠詞/3.第二群規則動詞の活用(finirなど)/4.数の数え方(1から1,000まで)/「わが町わが界隈」:ディエップ、2回目/CHATEAUBRIAND, Mémoires d'outre-tombe, 1849-1850(シャトーブリアン『墓の彼方からの回想』より)
鈴木啓二、オディール・デュシュッド  DVD '11.02.24, 05.01, 07.06
第6課 Qui perd gagne 「負けるが勝ち」
文法:1.動詞aller, venirの活用/2.近接未来、近接過去/3.前置詞de, à+le, lesの縮約/「わが町わが界隈」:ディエップ、3回目/Paul VERLAINE, Œuvres poétiques complètes, 1896. Souvenir du 19 novembre 1893ポール・ヴェルレーヌ『全詩集』所収、「1893年11月19日の思い出」)
鈴木啓二、オディール・デュシュッド  DVD '11.03.01, 05.11, 07.13
第7課 Depart groupe 「みな一緒の出発」
文法:1.動詞pouvoir, vouloirの活用/2.動詞partir, sortirの活用/3.付加形容詞/「わが町わが界隈」:ストラスブール Strasbourg、1回目/Victor HUGO, Le Rhin, Lettres à un ami, 1842(ヴィクトル・ユゴー『ライン河 ある友人への手紙』より)
鈴木啓二、オディール・デュシュッド  DVD '11.03.02, 05.13
第8課 Retrouvailles inattendues 「思いがけない再会」
文法:1.疑問詞を含まない疑問文/2.疑問詞を含む疑問文(主な疑問副詞 quand, où, comment, pourquoi, combien)/「わが町わが界隈」:ストラスブール、2回目/Honoré de BALZAC, La Maison Nucingen, 1838(オノレ・ド・バルザック『ニュシゲン銀行』より)
原和之(東京大学大学院准教授)、オディール・デュシュッド  DVD '11.03.06, 05.15
第9課 Nostalgie 「ノスタルジー」
文法:さまざまな動詞(faire, savoir, connaître, mettre, attendre, prendre, devoir)/「わが町わが界隈」:ストラスブール、3回目/STENDHAL, Le Rouge et le noir, 1830(スタンダール赤と黒』より)
原和之、オディール・デュシュッド  DVD '11.03.11, 05.22
第10課 Objet perdu 「忘れ物」
文法:1.指示形容詞(ce, cette, cesなど)/2.所有形容詞(mon, ma, mes など)/「わが町わが界隈」:リヨン Lyon、第1回目/Joachim DU BELLAY, Les Regrets, 1558(デュ・ベレー『悔恨詩集』より)
原和之、オディール・デュシュッド  DVD '11.03.19, 05.24
第11課 Souvenir de vacances 「ヴァカンスの想い出」
文法:疑問代名詞(qui, qui est-ce qui, qui est-ce pue, 前置詞+qui, qu'est-ce qui, que, qu'est-ce que, 前置詞+quoi)/「わが町わが界隈」:リヨン、第2回目/Marceline DESBORDES-VALMORE, Élégies, 1833-1859, Dans la rue(M・デボルド=ヴァルモール夫人『哀歌』より)
原和之、オディール・デュシュッド  DVD '11.03.20, 06.05
第12課 Quels enfants! 「なんて子供たちでしょう」
文法:1.疑問形容詞 quel/ 2.非人称のil/3.時刻の表現/「わが町わが界隈」:リヨン、第3回目/Jules JANIN, L'Âne mort et la femme guillotinée, 1829(J. ジャナン『死んだ驢馬と断頭台にかけられた女』より)
原和之、オディール・デュシュッド  DVD '11.03.22, 06.08
第13課 Visite au jardin botanique 「植物園見学」
文法:1.関係代名詞 qui, que/2.関係副詞 où/「わが町わが界隈」:エクス・アン・プロヴァンス Aix-en-Provenceマルセイユ Marseille、第1回目/Madame de SÉVIGNÉ, Correspondance, 1671(セヴィニエ夫人『書簡』より)
原和之、オディール・デュシュッド  DVD '11.03.23, 06.12
第14課 Un match de football 「サッカーの試合」
文法:1.形容詞・副詞の比較級(plus, aussi, moins)/2.形容詞・副詞の最上級/3.数量・程度の比較級・最上級(plus, autant, moins)/「わが町わが界隈」:エクス・アン・プロヴァンス、マルセイユ、第2回目/Alexandre Dumas, Le Comte de Monte-Cristo, 1745(アレクサンドル・デュマモンテ・クリスト伯』より)
原和之、オディール・デュシュッド  DVD '11.03.27, 06.15
第15課 Restons calmes! 「落ち着こう」
文法:1.動詞の命令形(肯定命令形/否定命令形)/2.強調構文/3.人称代名詞の強勢形/「わが町わが界隈」:エクス・アン・プロヴァンス、マルセイユ、第3回目/Jules SUPERVIELLE, Débarcadères, 1922 (1934)(J・シュペルヴィエル『船着場』より)
原和之、オディール・デュシュッド  DVD '11.03.30, 06.19

練習問題回答例
Vocabulaire
付属CDの収録内容一覧


≪著者: ≫ 鈴木啓二 (すずき・けいじ) 1952年、東京都に生まれる。1976年、東京大学教養学部教養学科卒業。1986年、東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専攻博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻、フランス文学、地域文化論。主な共著書、論文、翻訳、『フランス語とその〈外部〉』(東京大学出版会、共著、2004年)、『表象のディスクールぅぅ瓠璽検戞陛豕大学出版会、共著、2000年)、 『文学の方法』(東京大学出版会,、共著、1996年)、「Essai sur la poétique sensualiste de Baudelaire」(博士論文)、『八十日間世界一周』(ジュール・ヴェルヌ著、岩波文庫、訳・解説、2001年)。

≪著者: ≫ 原 和之 (はら・かずゆき) 1967年、島根県に生まれる。1989年、東京大学教養学部教養学科卒業。1997年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得満期退学。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻、フランス思想・精神分析。主な共著書、論文、翻訳、『ラカン 哲学空間のエクソダス』(講談社選書メチエ、2002年)、『美のポリティクス』(御茶ノ水書房、共著、2003年)、『フランスとその〈外部〉』(共著、東京大学出版会、2004年)、『主体の解釈学』(ミシェル・フーコー著、共訳、筑摩書房、2004年)、『無意識の形成物』(ジャック・ラカン著、岩波書店、共訳、2005年)。

≪著者: ≫ オディール・デュシュッド (Odile DUSSUD) 1956年、ヴィシーに生まれる。1983年、女子高等師範学校(セーヴル)卒業。1985年、パリ第四大学DEA課程修了。早稲田大学文学部准教授(を経て、早稲田大学文学部教授)。専攻、フランス文学。主な著書、論文、翻訳、「'Et jamais je ne vis un plus hideux chrétien' ou le diable dans l'Ecole des femmes」(Etudes Françaises, Département de littérature française de la Faculté des Lettres de Waseda, no.10, mars 2003)、「Les fées félonnes de Fénelon」(Bulletin of the Graduate Division of Letters, Arts and Sciences of Waseda University, no.49, 2003)、「Plutôt un cri, ou un gémissement, qu'un discours」(Fénelon, Mystique et Politique (1699-1999). Actes du colloque international de Strasbourg pour le troisième centenaire de la publication du Télémaque et de la condammation des Maximes des Saints, 2004)、「L'「hellénisme」de Fénelon dans la critique littéraire : enjeux et variations」(Etudes Françaises, département de littérature française de la Faculté des Lettres de Waseda, no.12, 2005)。


清岡智比古 『フラ語動詞、こんなにわかっていいかしら?  Les verbes du français, si faciles à apprendre... 』(白水社、2005年) '11/07/16
清岡智比古 『フラ語練習、楽しいだけじゃだめかしら?  Les exercices de français, utiles et excitants 』(白水社、2005年) '11/07/09
清岡智比古 『フラ語デート会話、恋ってどんなものかしら?  Le te donne un rendez-vous. Un rendez-vous pour la vie...... 〈CD付〉』(白水社、2007年) '11/06/30
清岡智比古 『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!  Les règles du français, si faciles à apprendre... 〈CD付・改訂版〉』(白水社、2009年) '11/06/24

佐藤康 『フランス語のしくみ』(シリーズ 言葉のしくみ、白水社、2005年) '11/04/23
斎藤兆史/野崎歓 『英語のたくらみ、フランス語のたわむれ  English Plotting, French Playing: L'anglais ou le français: le stratégique ou le ludique ? 』(東京大学出版会、2004年) '11/03/09





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本「高杉晋作の手紙 (講談社学術文庫2067)」一坂太郎5

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高杉晋作の手紙 (講談社学術文庫)
高杉晋作の手紙 (講談社学術文庫2067)

○著者: 一坂太郎
○出版: 講談社 (2011/8, 文庫 384ページ)
○価格: 1,208円
○ISBN: 978-4062920674
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そう、アタリマエのことっちゃぁそうなんだけれども、いつからだろう(ぼくが子どものころはそうではなかった、もしかしたらずいぶんさいきんのことなのかもしれない)いまだったらパソコンとかで活字でプリントアウトするのがフツーで、手書きの直筆の(人それぞれにクセがある故に判読が容易ならざると思しき)文字を目にする機会のほうが少ないかもしれない
いわゆる幕末の(いわゆる近代に、明治維新にむかう?!、とされるところなんだろうが、じつは〈近代〉はすでに江戸時代にはじまっていたような印象はおおきくある!?ような気がしている??!)、ぼくにはまだよく分かっていないことのほうが不勉強ゆえに多いことから理解が及ばず整理がついていないのだけれども、そう、孝明天皇(突如として歴史の表舞台?!に御簾のカゲみたいなところから担ぎ出されちゃった?!、とかってカンタンなもんでもないんだろうけど)が崩御しちゃって明治天皇が即位する歴史的な出来事が、時代区分(元号)としての“明治”時代のはじまり??!



幕末の長州藩を縦横に走り回った高杉晋作(1839-67)は、時代を大きく旋回させて惜し気もなく舞台から去って行った。享年二十九――。一方で晋作は、厖大な手紙や日記、詩歌草稿を残している。手紙の相手は父母をはじめ、吉田松陰久坂玄瑞桂小五郎(木戸孝允)山県狂介(有朋)ら、多岐にわたる。その行間からは幕末を生きた人間の生の息吹が伝わってくる。


≪目次: ≫
はじめに

第一部 書簡選
1 吉田松陰あて(安政5年4月10日以前)/2 吉田松陰あて(安政5年4月13日)/3 吉田松陰あて(安政5年10月6日ころ)/4 吉田松陰あて(安政5年10月15日以前)/5 山県半蔵あて(安政五年十一月十日)/6 吉田松陰あて(安政5年12月11日)/7 南亀五郎あて(安政6年1月1日)/8 杉梅太郎あて(安政6年2月7日)/9 久坂玄瑞・中谷正亮・半井春軒あて(安政6年3月25日)/10 久坂玄瑞あて(安政6年4月1日)/11 久坂玄瑞あて(安政6年8月23日)/12 周布政之助あて(安政6年11月26日)/13 父小忠太あて(万延元年閏3月15日)/14 母ミチあて(万延元年6月4日)/15 久坂玄瑞あて(万延元年11月19日)/16 八木隼雄あて(文久元年3月13日)/17 妻マサあて(文久2年4月13日)/18 長沼聡次郎あて(文久2年4月15日)/19 桂小五郎あて(文久2年8月26日)/20 亡命誓書(文久2年閏8月27日)/21 父小忠太あて(文久2年閏8月27日)/22 宍戸九郎兵衛あて(文久2年閏8月下旬か)/23 桂小五郎あて(文久2年9月28日)/24 桂小五郎あて(文久2年9月29日)/25 長嶺内蔵太あて(文久2年10月19日)/26 久坂玄瑞・寺島忠三郎あて(文久3年4月25日)/27 久保清太郎あて(文久3年5月20日)/28 藩政府あて(文久3年6月7日)/29 来島又兵衛あて(文久3年6月8日)/30 前田孫右衛門あて(文久3年6月8日)/31 妻マサあて(文久3年7月9日)/32 桂小五郎・久坂玄瑞あて(文久3年7月25日)/33 妻マサあて(文久3年8月16日)/34 宮城正太郎あて(文久3年8月27日)/35 父小忠太あて(文久8月下旬)/36 両親あて(文久3年9月27日)/37 両親あて(文久3年10月2日)/38 父小忠太あて(文久3年10月30日)/39 某あて(文久4年1月下旬)/40 妻マサあて(文久4年2月18日)/41 杉梅太郎あて(元治元年5年25日)/42 杉梅太郎あて(元治元年7年下旬)/43 田上宇平太あて(元治元年7年下旬)/44 父小忠太あて(元治元年9年11日)/45 父小忠太あて(元治元年9年15日)/46 父小忠太あて(元治元年10年18日)/47 野村望東あて(元治元年11年27日)/48 大庭伝七あて(元治元年12年中旬)/49 吉冨藤兵衛あて(元治元年12年27日)/50 大田市之進山県狂介・熊谷某あて(元治2年1年6日)/51 山県九右衛門・井上聞多あて(元治2年1年17日ころ)/52 杉梅太郎あて(元治2年2年上旬ころ)/53 大田舎人あて(元治2年2年17日)/54 大田市之進ほか7名あて(元治2年2年23日)/55 佐世八十郎あて(元治2年3年5日)/56 村田蔵六あて(慶應元年4月12日か)/57 山県狂介あて(慶應元年4月14日)/58 入江和作あて(慶應元年5月14日)/59 山県狂介あて(慶應元年7月30日)/60 桂小五郎あて(慶應元年8月7日)/61 毛利敬親あて(慶應元年9月13日)/62 桂小五郎あて(慶應元年9月25日)/63 山県狂介あて(慶應元年9月下旬)/64 山県狂介・福田俠平あて(慶應元年10月1日)/65 父小忠太あて(慶應元年10月上旬)/66 木戸貫治あて(慶應元年10月21日)/67 坂上忠介あて(慶應元年10月下旬)/68 木戸貫治あて(慶應元年11月2日)/69 木戸貫治あて(慶應元年11月3日)/70 木戸貫治あて(慶應元年11月上旬)/71 木戸貫治あて(慶應元年11月10日)/72 山県狂介・福田俠平あて(慶應元年12月9日)/73 白石正一郎あて(慶応2年1月14日)/74 山県狂介あて(慶応2年1月30日)/75 木戸貫治あて(慶応2年2月20・21日)/76 木戸貫治あて(慶応2年2月26日)/77 白石正一郎あて(慶応2年3月7日)/78 木戸貫治あて(慶応2年3月13日)/79 木戸貫治あて(慶応2年3月21日)/80 木戸貫治あて(慶応2年3月21日)/81 木戸貫治・井上聞多あて(慶応2年3月28日)/82 うのあて(慶応2年4月5日)/83 井上聞多あて(慶応2年4月上旬)/84 山県狂介・福田俠平あて(慶応2年4月)/85 妻菊あて(慶応2年4月ころ)/86 木戸貫治・山田宇右衛門・広沢藤右衛門あて(慶応2年5月2日)/87 前原彦太郎あて(慶応2年5月11日)/88 木戸貫治あて(慶応2年6月5日)/89 九州諸藩あて大意(慶応2年6月20日)/90 久保松太郎あて(慶応2年6月25日)/91 小倉戦争差図書あて(慶応2年7月)/92 小倉戦争差図書あて(慶応2年7月下旬)/93 井上聞多あて(慶応2年9月29日)/94 木戸準一郎あて(慶応2年10月2日)/95 山県狂介・福田俠平あて(慶応2年10月8日)/96 父小忠太あて(慶応2年11月24日)/97 西島青浦あて(慶応2年12月22日)/98 父小忠太あて(慶応2年12月24日)/99 前原彦太郎あて(慶応2年12月26日)/100 父小忠太あて(慶応3年1月17日)

第二部 詩歌選
1 漢詩/2 和歌

おわりに (平成二十三年四月 一坂太郎)
高杉晋作略年譜(天保10・1839年〜慶応3・1867年)


≪著者: ≫ 一坂太郎 (いちさか たろう) 1966年、兵庫県芦屋市生まれ。大正大学文学部史学科卒。東行記念館学芸員を務めるも同館閉館につき退職。萩博物館特別学芸員、山口福祉文化大学特任教授、防府天満宮歴史館顧問。著書に『高杉晋作』『長州奇兵隊』『高杉晋作の「革命日記」』『わが夫坂本龍馬』『史伝吉田松陰』『仁王』『幕末時代劇、「主役」たちの真実』など。
春風文庫」主宰。






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本「小銭をかぞえる (文春文庫)」西村賢太5

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小銭をかぞえる (文春文庫)
小銭をかぞえる (文春文庫)

○著者: 西村賢太
○出版: 文藝春秋 (2011/3, 文庫 208ページ)
○価格: 500円
○ISBN: 978-4167815011
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そう、イライライライライライライライラ、ことあるごとにことごとくに、じぶんでも呆れてしまうくらいに、ほとんどビョーキだね、吊革がオレンジ色の「おもいやりゾーン」優先席付近では、お年寄りやお体の不自由な方、妊娠中の方や乳幼児をお連れの方に席を譲りましょう、ってな電車内でのアナウンスには、いちいち反応しないものでもない(Non!)んだけれども、もちろんぼくの反応は、席を譲るというような行為に駆り立てる方向にではない。もちろん、杖とかが見えたら視界に入ったら、たとえば杖とかってアイテムだから、アイテムはある意味ではサインだからね、アピールでしょ、ジッサイのところ、そのアピールの真偽というのか程度(レヴェル)というのか、そのことをまずは問わずして?!、本人の当事者のアピールだから、そう考えるにはアピールに反応することの是非みたいなものも(みずからに)問い質したくならないものでもないのだけれども、それはさておき、杖が目に入ったならば速やかにそそくさとアイコンタクトの後に「掛けますか??!」と手短に問いかける、こちらは座したままに。そう、席を譲るのは、ぼくが腰を上げるのは、相手の意思確認の後、その反応の詳細をことばとボディランゲージの総合的な反応をぼくなりの解釈を経て返答を待ってから。ぼくだって、初老だ、体力の減退は感じないものでもない、なによりも電車のなかでは立っているより座ったほうが集中して読書できる。どうなんだろう、読書にでも集中していないと、ぼくの注意力とかは過剰だったりする部分がすくなからずあるからね、もちろん見えていない部分のほうが圧倒的に多くて広大な範囲に及ぶことをも自覚しないものでもないのだけれども、気になったら、一時気になり始めたら、もうダメ、そのことが頭から離れない、ある意味では病的なまでに



女にもてない「私」がようやくめぐりあい、相思相愛になった女。しかし、「私」の生来の暴言、暴力によって、女との同棲生活は緊張をはらんだものになっていく。金をめぐる女との掛け合いが絶妙な表題作に、女が溺愛するぬいぐるみが悲惨な結末をむかえる「焼却炉行き赤ん坊」を併録。新しい私小説の誕生。


≪目次: ≫
焼却炉行き赤ん坊
小銭をかぞえる


解説/町田 康(作家)


≪著者: ≫ 西村賢太 (にしむら・けんた) 1967年、東京都生まれ。中卒。2007年に『暗渠の宿』で第29回野間文芸新人賞受賞。11年「苦役列車」で第144回芥川賞受賞。刊行準備中の『藤澤清造全集』を個人編輯。その他の著書に『どうで死ぬ身の一踊り』『二度はゆけぬ町の地図』『瘡瘢旅行』『随筆集 一私小説書きの弁』『人もいない春』がある。

西村賢太 『随筆集 一私小説書きの弁』(新潮社、2011年) '11/09/03
西村賢太 『寒灯』(新潮社、2011年) '11/08/28
西村賢太 『二度はゆけぬ町の地図』(角川書店、2007年) '08/01/12
西村賢太 『どうで死ぬ身の一踊り』(講談社、2006年) '07/02/07
西村賢太 『暗渠の宿』(新潮社、2006年) '07/01/17





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本「江戸滑稽化物尽くし (講談社学術文庫2068)」アダム・カバット5

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江戸滑稽化物尽くし (講談社学術文庫)
江戸滑稽化物尽くし (講談社学術文庫2068)

○著者: アダム・カバット
○出版: 講談社 (2011/8, 文庫 272ページ)
○価格: 966円
○ISBN: 978-4062920681
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いわゆる「江戸時代」って、「近世」にカテゴリ(区分)されて、「近代」以前として。ひとつぼくの興味や関心のあるトコロとして「近代」のモンダイ(なにものであるのか??!)があって、もちろん時代の流れみたいなものはおよそ連続していて、断絶した突然変異みたいな事はフツーに起こりえなくって、一見してそう見えたとしても、確かにそのキッカケには偶然性みたいなものが多分に機能していたりするのかもしれないけれども、およそ萌芽が時代のなかに事件のなかにはなんらか見て取ることができないものでもなくって、そう考えるには、こんなことやらあんなことやらがあって、だから結果的にそのなかからコレ(ソレ)が採用されて(時代は変化して)いきました、幾つもの選択肢はあって(選択肢がたったひとつしかなかったということはなかったであろう)、そのなかかからたまたま偶然に選択されたのではあろうけれども、もちろんぼくたちはその後から歴史(的な出来事なんか)を俯瞰して検証して論理的な組み立てを図るのであろう
化物(ばけもの)って、うふふふふふふふふぅ♪



絵と文章で構成され、江戸時代中期、社会風潮や流行をパロディー化する大衆文学としてさかんになった黄表紙。そこに登場する、人間社会に興味津々な化物たちが巻き起こす数々の「笑い」は、現代を生きる我々に何を伝えるのか。化物という「異文化」を通し、江戸時代の生活様式や価値観、江戸っ子の心性を鮮やかに描き出した、異色の近世文学研究。


≪目次: ≫
プロローグ 化物との出会い    ドラえもん、Q太郎に夢中/親しみやすい妖怪たち/黄表紙のパロディー精神/笑いの時代/黄表紙独自のキャラクター豆腐小僧/「くだらない」がおもしろい

第一章 滑稽な化物たち
1 商品としての化物
    妖怪ブーム/化物の黄金時代/塗りつぶされた顔/罠にはまったももんがあ/『百鬼夜行絵巻』の影響力/妖怪の日常性が引き起こす笑い/笑わせるろくろ首/首と体の感動的再会/首は憂いもの/「首の留守の洗濯」/体が伸びる「プラスチックマン」/「形」のユーモア/「あどけなさ」が笑いの隠し味/幽霊「累」の嫉妬深さ/見越入道の愛人に/あの怪物「フランケンシュタイン」もパロディー化される
2 怖さが笑いに変わるとき    化物退治の物語/現実の世界の引き立て役/所帯道具も人間を脅かす/「とんだ茶釜や薬缶が化けて」/辻褄のあわない話/攻撃的な煙草盆/化物の思いがけない武器とは/里芋を食べた金平/屁放り男の曲芸/見世物のパロディー/「笑い」の対象へ

第二章 アウトサイダーとしての化物
1 野暮になった化物たち
    化物のすみかは「箱根の先」/「野暮」と「大通」/文化の境目に住む異質なもの/箱根からの脱出/夜鷹の厚化粧に恐怖/行者を勘違い/「西の海」へ
2 江戸の「通」と化物    通への憧れ/三つ目入道が受けた衝撃/似た山の通人/太陽の光におびえる化物/人間の芸者に服装の指導を依頼/とんでもない手段/笑いと切なさ/化物への共感/化物の保証人/寅さんと化物

第三章 化物の「異文化」と諷刺
1 異文化と現実の世界
    化物のユーモアの普遍性/「日常」への侵入/異界への旅/ちりばめられたジョーク/金平は醜い男/逆さ落ち/化物たちのちょっとずれた日常生活/「化けましてはよい春でござります」/人間らしい化物談/「お逆さまの誕生」
2 諷刺としての化物    『化物太平記』と十返舎一九/秀吉は蛇、信長はなめくじ/『尻捲くり御用心』/帆柱のたこ/普遍的なユーモア/国芳の遊び心/化物が別の化物をこしらえる/国芳の諷刺絵/化物は改革の被害者?/「大頭」の張り子が大流行/化物たちの文明開化/江戸とビバリーヒルズ/常識を覆す存在/化物の「古くささ」

第四章 江戸の不思議な異類
1 さまざまな異国
    想像の異国/遍歴小説の流行/誰でも「化物」になれる/日本を遍歴する小さな化物たち/松茸のお化けの親切/裸の美女は江戸の化物?/化物同士の上下関係/浅之進、大人の国へ/「むざんの事かな」/人間和荘兵衛のアイデンティティー/人間の「才智」や「知恵」は小さいもの/巨人の頭痛/蠅を見世物に/鯨はじつは鰻/七人の異国人/懲りない悪者/金平、粋の国へ
2 異類合戦物    白瓜を口説くカボチャ/野菜たちが演じるドラマ/異類の擬人法/小筆と硯の駆け落ち/鬼殺し/新しい笑い――そばがうどんを退治する/「渡辺陳皮」対「夜そば童子」/酔いつぶれたうどん童子/アウトサイダーとしての夜そば売り/流行言葉も化物になれる/版木師の邪魔をする「流行言葉」/付喪神と異類/新たな化物の誕生/売れる本と売れない本の喧嘩/化物と異国人と異類

エピローグ 化物は国境を越える    「真面目さ」というイメージ/言葉を超える楽しさ/幻想と笑いの論理/化物の笑いをどう見直すべきか

参考文献
原本あとがき (平成一五年二月 アダム・カバット)
文庫版あとがき (二〇一一年七月 アダム・カバット)
解説/佐藤至子(日本大学准教授・近世文学)


※本書の原本は、二〇〇三年、小社より刊行されました。


≪著者: ≫ アダム・カバット Adam Kabat 1954年、米国・ニューヨーク市生まれ。ウエスレアン大学卒業、東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻博士課程中退。武蔵大学教授。専攻は近世・近代日本文学(幻想文学)、日本の妖怪。著書に『』大江戸化物図鑑』『妖怪草紙 くずし字入門』『ももんがあ対見越入道 江戸の化物たち』、編著に『江戸化物草紙』『大江戸化物細見』などがある。


※講談社学術文庫 既刊より 【 「江戸」とはなにか
横田冬彦 『天下泰平』(日本の歴史16、2009年) '11/06/19
タイモン・スクリーチ 『春画 片手で読む江戸の絵』(高山宏 訳、2010年) '10/12/13





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本「市民政府論  Two Treatises of Government (光文社古典新訳文庫131)」5

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市民政府論 (光文社古典新訳文庫)
市民政府論  John Locke: “Two Treatises of Government”, 1690. (光文社古典新訳文庫131)

○著者: ジョン・ロック、角田安正 訳
○出版: 光文社 (2011/8, 文庫 369ページ)
○価格: 960円
○ISBN: 978-4334752347
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そう、自然状態、ん〜、自然状態、、、



人は生まれながらにして生命・自由・財産を守る権利があり、国家の成立は、この人権を守るための人々の合意に基づく。ロックの唱えた人権、社会契約思想はのちのアメリカ独立宣言、フランス革命を支える理念となった。自由、民主主義を根源的に考えるうえで必読の書である。


≪目次: ≫
凡例

市民政府論(統治論第二篇)』 Two Treatises of Government, 1690.
第一章
第二章 自然状態について
第三章 戦争状態について
第四章 隷属状態について
第五章 所有権について
第六章 父権について
第七章 政治的社会、すなわち市民社会について
第八章 政治的社会の発生について
第九章 政治的共同体と統治は何を目的とするのか
第一〇章 国家の各種形態について
第一一章 立法権力の及ぶ範囲について
第一二章 国家の立法権、執行権、外交権
第一三章 権力相互の上下関係
第一四章 君主の大権について
第一五章 総合的に見た家父長権力(父権)、政治権力、専制権力について
第一六章 征服について
第一七章 簒奪について
第一八章 専制について
第一九章 統治の消滅について

解説/角田安正
ロック年譜 (1632年〜1704年)
訳者あとがき (一.邦題について/二.第一篇には、何が述べられているのか/三.参考にした既約/四.ロックの英語はどのような点で難しいのか/五.最後に)


※本書の底本は、Two Treatises of Government, edited with an introduction and notes by Peter Laslett (Student Edition), Cambridge University Press, 2008 (1988) の第二篇(An Essay concerning the True Original, Extent, and End of Civil Gouvernment)である。 (「凡例」P.3)


≪著者: ≫ ジョン・ロック John Locke [1632-1704] イギリスの哲学者・思想家。イギリス経験論の父とも呼ばれる。ウェストミンスター・スクールに進み、オックスフォード大学では修辞学、論理学、ギリシア語ほか、物理学や医学を学ぶ。その後、ギリシア語、修辞学の講師となる。有力な政治家であるシャフツベリ伯爵の知遇を得て政治の世界に身を置くが、伯爵の失脚にともない、1683年にオランダへ亡命。1689年に名誉革命で即位したメアリーウィリアム三世一行とともにロンドンに帰り、「権利の章典」の起草に加わった。同年に出版した著作『市民政府論』と『人間知性論』で、思想家として名声を確立した。代表作に本書『市民政府論』、近代認識論の基礎となった『人間知性論』がある。

[訳者] 角田安正 Tsunoda Yasumasa 1958年生まれ。防衛大学校教授。ロシア地域研究専攻。在ロシア日本国大使館専門調査員を経て現職。訳書に『国家と革命』(レーニン)、『上からの革命――ソ連体制の終焉』(コッツほか)、『帝国主義論』(レーニン)、『菊と刀』(ベネディクト)、共訳書に『ゴルバチョフ・ファクター』(ブラウン)などがある。


ルース・ベネディクト 『菊と刀 日本の文化に見られる行動パターン』(角田安正訳、光文社古典新訳文庫、2008年) '09/02/11
ウラジミール・イリイチ・レーニン 『帝国主義論』(角田安正訳、光文社古典新訳文庫、2006年) '08/09/18





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本「城の日本史 (講談社学術文庫2064)」内藤昌 編著5

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城の日本史 (講談社学術文庫)
城の日本史 (講談社学術文庫2064)

○著者: 河田克博/麓和善/水野耕嗣/油浅耕三 著、内藤昌 編著
○出版: 講談社 (2011/8, 文庫 376ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4062920643
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あぁ、月夜が美しい(十五夜までの天気の動向が「月」が眺められるのか否かと毎晩毎晩、気になるなぁ)、ところで「城」は建築物として美しい、圧倒される、なんだろう力強く圧倒的なまでにまるで刀剣で有無を言わさず問答無用に斬りおとされちゃうような、実用性とかを問うことをも言語道断、一切を拒絶しちゃう(受け容れる余地などない)ような、といったようなものなのかどうなのか(本書に多用され採録される図版の数々はカラーではなくてもモノクロでも、その雰囲気は意味・内容は十二分に伝わる、秀逸)。日本の「城」を、それ自体を単体の建築物として見てみる(検証する)のもいいだろうけれども、なるほど「都市」として、たとえば「都市」の中心に位置してランドマーク的なモノ(装置?!)としての「城」、ジッサイ城が多く築造されたのは戦国時代の真っ只中ではなく、もちろん戦乱に明け暮れているような状況のなかでは「城」を、ある意味では華美で風流だったりするような側面をも有するような「城」を、築造している余裕などないのであろうことからも、権力を権威を象徴し誇示しつつ、中央政府(江戸幕府)とかの顔色を伺いながら、地方行政(藩?!)の長は、その地位なんかはある意味では幕府からの指揮・命令とかでカンタンに転倒しうる、確立しない(確定し得ない?!)ものなのかもしれないね(ずいぶんと城はうちこわされて消失してしまったようだ、焼失したものもすくなくない)、、、ところで、京都には(明治維新まで江戸に遷るまで)朝廷というのか公家は天皇家は綿々と古代?!以来の在り方(文化の伝承・伝播の役割を担っていたと考えると意義深いかもしれない)をして幕府と並存(共存)していて


空に聳える天守。流麗かつ威厳ある、日本固有の意匠。城はその源意において「都市」である。記紀に登場する「キ」や「サシ」にその淵源を遡り、中世〜近世の発達を解説。郭・塁の縄張、丸、曲輪の構成原理と、天守、櫓、門、橋、堀、塀、便所、台所、井戸など、建築としての城に肉迫。名城譜として、全国二十九の城を詳細に紹介。図版三百点以上を所収。


≪目次: ≫
巻頭カラー口絵
安土城(天守断面透視図)/大坂城(大阪城天守閣蔵『大坂城図屏風』部分)/聚楽第(三井文庫蔵『聚楽第図屏風』部分)/駿府城pt.1(名古屋氏博物館蔵『築城図屏風』部分)/駿府城pt.2(名古屋氏博物館蔵『築城図屏風』部分)/駿府城pt.3(「駿府城本丸 復元透視図」内藤 昌。文化環境計画研究所復元)/名古屋城(『名古屋城内郭絵図』内藤 昌。文化環境計画研究所復元)/江戸城(国立歴史民俗博物館蔵『江戸図屏風』部分)/伏見城(田中家蔵『洛中洛外図屏風』部分)/二条城(田万家蔵『洛中洛外図屏風』部分)/熊本城(永青文庫蔵『熊本城之図』)

まえがき 城の歴史相
‐襪梁減澎婬繊宗集⇔呂良集宗伸⊂襪量妓孫猟蝓宗粛想郷志向/城の無限否定――反都市志向/ぞ襪龍畭綸垰圈宗集⇔呂龍儿奸伸ゾ襪離妊競ぅ鵝宗酋生の様式
第一章 城郭の歴史――その変遷の系譜
1 「城」と「郭」の源意/2 「キ」と「サシ」/3 都城制の導入/4 辺境の城柵/5 「館」の普及/6 「要害」の発達/7 「シロ」と城下町/8 山城から平城へ/9 天主(守)の創始/10 天守の変容/11 テクノクラート誕生/12 天守のない城下町/13 略式と復古/14 兵学の発達/15 洋式の築城/16 世界史上の城
第二章 城郭の構成――その総体の計画
1 選地原理=四神相応/2 城下町の計画/3 郭の縄張/4 塁の縄張/5 守護神/6 天守の縄張/7 天守丸/8 本丸/9 二丸・三丸/10 西丸/11 山里丸/12 水手曲輪・帯曲輪/13 総曲輪/14 城の都市論
第三章 城郭の要素――その部分の意味
1 天守の様式/2 天守の構造/3 天守台/4 殿舎の様式/5 殿舎の種類/6 櫓/7 門/8 塀/9 橋/10 堀/11 塁/12 石塁/13 石塁の設計/14 石塁の普請/15 狭間と石落し/16 井戸/17 台所と便所/18 鯱と瓦
第四章 日本名城譜――その興亡の図像
1 五稜郭/2 弘前城/3 仙台城/4 会津若松城/5 江戸城/6 松本城/7 駿府城/8 名古屋城/9 犬山城/10 高山城/11 金沢城/12 丸岡城/13 彦根城/14 安土城/15 聚楽城(第)/16 伏見城/17 二条城/18 大坂城/19 和歌山城/20 姫路城/21 岡山城/22 広島城/23 松江城/24 萩城/25 松山城/26 高知城/27 肥前名護屋城/28 熊本城/29 首里城

あとがき
図版目録
参考文献

※カバー写真/姫路城

※本書の原本『ビジュアル版 城の日本史』は一九九五年に角川書店より刊行されました。


≪編著者: ≫ 内藤 昌 (ないとう・あきら) 1932年生まれ。東京工業大学大学院博士課程修了。名古屋工業大学教授、東京工業大学教授、愛知産業大学学長を歴任。専門は日本建築史・日本都市史。『復元安土城』『新桂離宮論』『江戸と江戸城』ほか多数。

≪著者: ≫ 河田克博 (かわた・かつひろ) 1952年生まれ。名古屋工業大学大学院博士課程修了。名古屋工業大学教授
≪著者: ≫ 麓 和善 (ふもと・かずよし) 1956年生まれ。名古屋工業大学大学院修士課程修了。名古屋工業大学教授
≪著者: ≫ 水野耕嗣 (みずの・こうじ) 1942年生まれ。名古屋工業大学大学院修士課程修了。岐阜工業高等専門学校名誉教授。
≪著者: ≫ 油浅耕三 (ゆあさ・こうぞう) 1942年生まれ。名古屋工業大学大学院修士課程修了。新潟工科大学教授






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本「菌と世界の森林再生」小川真5

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菌と世界の森林再生
菌と世界の森林再生

○著者: 小川 真
○出版: 築地書館 (2011/8, 単行本 288ページ)
○価格: 2,730円
○ISBN: 978-4806714286
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さて、台風12号の被害は傷痕は紀伊半島を中心として(被害報告にはただただことばを失うばかりだ)、ところで地震にその揺れのいちいちに番号(ナンバリング)や名称はないようなんだけれども、どうにもこうにも日本列島は北海道から沖縄までのいたるところであちらでもこちらでもどこでもかしこでも、およそ自然の脅威というのか、むしろ人間のちっぽけで無力な存在として、といったようなところなのかもしれない、どうなんだろうね、どうなっちゃうんだろう(ヒトそして地球)、フツーに不安を抱かないものでもない(セツジツなモンダイ)だろうなぁ


炭と菌根を使って、世界各地の森林再生プロジェクトをリードしてきた菌類学者が、ロシア、アマゾン、ボルネオ、中国、オーストラリアなどでの先進的な実践事例を紹介する。
◎モンゴル・ウランバートルにおけるカラマツの集団枯れ対策 ◎アマゾン奇跡の土壌テラプレタの上で育てる農業の取り組み ◎熱帯雨林の王者フタバガキの菌根菌つき苗と菌根のない苗の生存率比較 ◎インドネシアでの熱帯雨林再生プロジェクト ◎マレーシアの複層林プロジェクトでの混植試験 ◎サウジアラビアで試した部分水耕法 ◎無線ヘリを使ったバイオマス測定法 ◎山土の散布と胞子の撒布がマツ苗に与える影響


≪目次: ≫
はじめに (国際森林年に寄せて 二〇一一年三月  小川 真)
    引き金は引かれた/日本は植林の適地
1 枯れる    カラマツが枯れる/枯死にいたる過程/トウヒ、マツ、シラカンバも枯れる/経済成長と環境汚染/なぜカラマツなのか/どうすればいいのか
2 伐られる    乱伐される熱帯雨林/丸裸になった湿地林/伐採に続く素人焼畑農民/収奪林業と木材の浪費/荒廃するロシアの伐採跡地/山河破れて国なし
3 燃える    山火事に追われる/焼畑の功罪/ユーカリと火/アマゾンに立つ煙/森を救う黒い土/気候変動で増える森林火災
4 熱帯雨林の再生    赤道直下へ/「大統領候補」のスハルディさん/フタバガキ科の樹木/フタバガキ林のキノコ/ショレアとスクレロデルマ/菌根は本当に必要か/菌根菌の接種/熱帯林の土壌微生物
5 苗づくりから始める    ガジャマダ大学との共同研究/スマトラの演習林/フタバガキの苗づくり/菌根つき苗の成長/実生苗と挿し木苗
6 食える森を作る    熱帯雨林にはまった沖森さん/植林を始める前に/混植の効果/択伐林の修復/植林と炭で炭素隔離を
7 広がる塩湖とユーカリ    ユーカリ植林地へ/人のつながり/大規模農業と塩湖/多目的植林事業/炭素排出権取引を目指して/砂漠緑化・炎熱のサウジへ
8 炭鉱残土に植える    露天掘り炭鉱へ/ユーカリを植える/水が決め手/菌根とユーカリ植林/乾いた大陸からマングローブ林へ
9 緑に帰る山々    朝鮮半島の南と北で/緑の地球ネットワーク/黄土高原にマツを植える/「植林」と「植苗」/山に緑が戻る/生態系の回復過程/大いなる矛盾
10 未来へ向けて    先祖の遺体を燃料に/化石燃料と電力/炭を使う集約農業を世界に/今、木を植えよう

参考文献
あとがき
索引


≪著者: ≫ 小川 真 (おがわ まこと) 1937年京都府生まれ。京都大学農学部卒。農学博士。森林総合研究所土壌微生物研究室長、環境総合テクノス生物環境研究所所長、大阪工業大学工学部環境工学科客員教授などを歴任。日本菌学会菌学教育文化賞、日本林学賞、ユフロ(国際林業研究機関連合)学術賞、日経地球環境技術賞、愛・地球賞(愛知万博)などを受賞。「白砂青松再生の会」会長として、炭と菌根による松林再生ノウハウを伝授するため、全国を行脚している。著書に『マツタケの生物学』『キノコの自然誌』『炭と菌根でよみがえる松』『森とカビ・キノコ』『作物と土をつなぐ共生微生物』、訳書に『ふしぎな生きものカビ・キノコ――菌学入門』『チョコレートを滅ぼしたカビ・キノコの話――植物病理学入門』『キノコ・カビの研究史』など多数。

小川真 『森とカビ・キノコ 樹木の枯死と土壌の変化』(築地書館、2009年) '09/10/29
小川真 『炭と菌根でよみがえる松』(築地書館、2007年) '08/11/01
ニコラス・マネー 『チョコレートを滅ぼしたカビ・キノコ 植物病理学入門  The Triumph of the Fungi: A Rotten History, 2006 』(小川真訳、築地書館、2008年) '08/08/07
ニコラス・マネー 『ふしぎな生きものカビ・キノコ 菌学入門  Mr. Bloomfield's Orchard: The Mysterious World of Mushrooms, Molds, and Mycologists, 2002 』(小川真訳、築地書館、2007年) '08/02/05

久馬一剛 『土の科学 いのちを育むパワーの秘密』(PHPサイエンス・ワールド新書、PHP研究所、2010年) '10/08/16
デイビッド・モントゴメリー 『土の文明史 ローマ帝国、マヤ文明を滅ぼし、米国、中国を衰退させる土の話  Dirt: The Erosion of Civilizations, 2007 』(片岡夏美訳、築地書館、2010年) '10/05/25
レイチェル・カーソン 『沈黙の春 〔新装版〕  Silent Spring, 1962.』(青樹簗一訳、新潮社、2001年) '10/09/13
鈴木基之/植田和弘編著 『環境と社会 '09』(大塚直著、放送大学教材、放送大学教育振興会、2009年) '11/04/22
東千秋/鈴木基之/濱田嘉昭編著 『物質循環と人間活動 '07』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2007年) '10/09/08





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本「どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ507)」苫野一徳5

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どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)
どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ507)

○著者: 苫野一徳
○出版: 講談社 (2011/8, 単行本 264ページ)
○価格: 1,680円
○ISBN: 978-4062585095
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ある意味では40歳になって大学に入学したぼくは、そう、それまでず〜っと心のどこかで(意識すると意識せざるにかかわらず、いまからふり返ってみるには小さくないモンダイで考えつづけていたんだろうなぁ)「大学教育(そもそも「教育」というもの)に、はたしてなんの意味が意義があるというのか?」、もちろんいまでも考えつづけている継続している、それなりに重要な(考えるに突き詰めて究めるに値するとぼくは考えている)課題なのであって、そう、40歳まで拒否して直視することを避けてきて、なんとかなっていたものなのか、いよいよなんともならなくなってしまったのか、まぁ、いろいろいろいろいろいろあって、ホントにいろいろ無いものでもなかったなぁなどと、もの思いに耽っている場合ではない、、、
たとえば、本書の冒頭(P.28)であり、終章(P.211)に、もちろん、本書の全般にわたって手を変え品を変えあちらからこちらからあの手この手でさまざまに精しく説かれるところの、
教育(の「本質」)とは何か。それは、「各人の〈自由〉および社会における〈自由の相互承認〉の〈教養=力能(りきのう)〉を通じた実質化」である。
と。もちろん、この部分だけ、およそ“結論”と言われれような、まさにそのピンポイントだけを書き抜いて、分かるもへったくれもないのであって、そう考えるにはぼくの行為の正当性自体が疑われてしかるべきであるんだろうけれども、しかしぼくにはとってもタイセツに思えて(なんだか素直に受け容れられた、分かったと言ってしまうほどにカンタンなものでもないんだけれども、どこか自然な感覚ですぅ〜っと這入り込んできた、ウレシカッタ、だから)、キーボードでうちこみたい刻み込んでおきたい、と欲した。そう、当為はたしかドイツ語のsollenでいいと思うんだけれども、英語でいうところのwill、意思といったところのドイツ語にwollenとsollenがあって、「ドイツ語には(wollenとsollenとの)違いがあるんです」といった言説だけはあらかじめどこかで何かの本で聞きかじって、「へぇ〜そうなんだぁ」と思った記憶だけが、それが一度や二度ではなかったであろうコトからも意識にないものでもなかったんだろうことから、ドイツ語を入門から初歩からベンキョウをはじめて(いまからおよそ一年半くらい前のこと)、そのwollenとsollenの差異の解説に触れたときの感動♪、思わず「うぉっ」って感嘆の声が漏れちゃうぐらいに、なんだったらオシッコちびっちゃうくらいにウレしかったことを、いまでも覚えている忘れない忘れられないんだょぅ


「ゆとり」か「つめこみ」か 「叱る」のか「ほめる」のか―― 教育の様々な理念の対立はなぜ起きるのか。教育問題を哲学問題として捉えなおし現代教育の行き詰まりを根本から解消する画期的著作!


≪目次: ≫
序章    一 本書の問い(答えを出せない教育学/初めの一歩から考え直す)/二 探究の方法/三 教育の考え方(相対化の論理をせき止める/共通了解の探求へ)/四 教育の「本質」素描(ヘーゲルの〈自由〉論と〈相互承認〉論)/教育とは何か/近代教育(学)批判への応答)/五 本書の構成

第一章 教育をめぐる難問
1 教育の論じられ方
    一 床屋政談/二 問題は「規範」
2 教育のいま    一 新自由主義教育改革/二 複雑化する対立軸/三 新時代の教育ヴィジョン/四 再び本書の問いへ
3 教育学の混迷    一 戦後教育学の行き詰まり/二 理想・当為主義/三 相対主義(不平等を再生産する学校制度/権力に従順な子どもを育てる学校/相対主義の問題)/四 規範主義

第二章 アポリアを解く
1 現象学の援用
    一 欲望相関性の原理/二 教育学への援用/三 社会・教育構想のための欲望論的アプローチ(人間的欲望の本質探求/本質を見極めることは可能か?/本質論は真理主義か?/欲望論は利己主義か?)
2 欲望論的アプローチとその優位    一 正義をめぐる混迷/二 道徳・義務論的アプローチ/三 状態・事実論的アプローチ/四 プラグマティックなアプローチ/五 欲望論的アプローチの優位

第三章 どのような教育が「よい」教育か
1 私たちはどのような生を欲するか
    一 ヘーゲル哲学の援用(ヘーゲル批判/ヘーゲル再評価の気運)/二 人間的欲望の本質は〈自由〉である(〈自由〉とは何か/人間は〈自由〉を求めるか?)/三 自由への欲望は他者からの承認を求める
2 「よい」社会とは    一 自由の相互承認/二 一般意思/三 原理と実践理論の区別
3 「よい」教育とは    一 公教育とは何か/二 なぜ公教育なのか?――教育は「個のためか社会のためか」を解消する/三 教育批判の根拠/四 〈教養=力能〉とは何か(学力の本質/―基礎知識と学び(探求)の方法/⊆らの教養/相互承認の感度=ルール感覚)/五 子どもの権利/六 公教育の「正当性」の原理(一般福祉/実践理論の展開へ)

第四章 実践理論の展開序説
1 教育方法の根本発想
    一 「経験」か「教え込み」か(経験主義とその批判/「経験」概念を編み直す)/二 目的・状況相関的方法選択
2 「よい」教師とは    一 信頼と忍耐/二 権威/三 教師の多様性と自己了解
3 「よい」教育行政とは    一 対立する議論/二 教育行政による支援

終章

あとがき

索引


≪著者: ≫ 苫野一徳 (とまの・いっとく) 1980年生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学教育・総合科学学術院助手などを経て、日本学術振興会特別研究員(PD)。専攻は教育学・哲学。共著書に、『よい教育とは何か』(北大路書房)、『子どもと教育の未来を考える』(北樹出版)、『知識ゼロからの哲学入門』(幻冬舎)などがある。
ITTOKU TOMANO’s Website


吉見俊哉 『大学とは何か』(岩波新書、2011年) '11/08/11
志水宏吉 『学校にできること 一人称の教育社会学』(角川選書、2010年) '11/06/14
志水宏吉 『公立学校の底力』(ちくま新書、2008年) '11/05/31
志水宏吉 『学力を育てる』(岩波新書、2005年) '11/05/25
斉藤利彦 『試験と競争の学校史』(講談社学術文庫、2011年) '11/03/29
竹内洋 『学歴貴族の栄光と挫折』(講談社学術文庫、2011年) '11/03/10
岩永雅也/星薫編著 『教育と心理の巨人たち '10』(岡崎友典/森津太子著、放送大学教材、放送大学教育振興会、2010年) '11/02/23
杉原厚吉 『大学教授という仕事』(水曜社、2010年) '10/12/30
門脇厚司 『社会力を育てる 新しい「学び」の構想』(岩波新書、2010年) '10/06/30





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本「日本人の数学 和算 (講談社学術文庫2066)」下平和夫5

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日本人の数学 和算 (講談社学術文庫)
日本人の数学 和算 (講談社学術文庫2066)

○著者: 下平和夫
○出版: 講談社 (2011/8, 文庫 280ページ)
○価格: 966円
○ISBN: 978-4062920667
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夕刻の最寄り駅から自室にむかう道道、太陽が沈んだ後の(日暮れは日に日に早くなりつつあるなぁ)雲のない晴れた藍色の夕刻の空にほの明るく丸くなりかけている“月”を見かけるには、ぼくはなんだかウレしくって、きっと傍から見たら「ダイジョウブ??!」ってなくらいに、じ〜っとぼんやりトボトボ歩きながら斜め上の空に向けて首を傾け薄ら笑みをもらして(眉間に皺を寄せた険しく不機嫌な表情との混交!?) ♪、まもなく十五夜だからね、月には周期的な満ち欠けがあって、だから夜空を照らす時期は限られたものであって(雲に遮られちゃうことだって少なくないだろう)、かならず夜空を照らすとも限られず、その姿を見せない視認できない時期がフツーにある、フシギ(もしかしたら太陽がむしろイレギュラーにつねに満ち欠けすることなく日光を注いで照らしてくれちゃっているのかもしれない)、、、どうなんだろう、近代が、明治維新で開国して鎖国を解いて西欧の文明が這入り込んで積極的に受け容れて(いろいろいろいろいろいろあって一筋縄での説明が解説が言及が容易にできちゃうようなカンタンなものでもないようだ)、そもそも、すでにいろんな意味で“ゆたか”だった(んだろうなぁ)、“日本人”の“和算”



塵劫記』の吉田光由、高等数学を開拓した関孝和和算が民衆に広がる契機を作った最上流の会田安明。そして明治維新、西洋文明が流入するなかで、日本中の数学者が一堂に会して発足したわが国最初の学会、東京数学会社――。幕藩体制下に独自の発展をとげ、世界に類を見ない大輪の花を開いた和算という文化とその歴史を描いた、格好の和算入門。


≪目次: ≫
はしがき
第一章 吉田光由
 1 江戸時代の数学
 2 『塵劫記
 3 『万葉集』と九九
 4 まま子立て
 5 『割算書』と『諸勘分物』
 6 出題と解答のリレー
第二章 関孝和
 1 関孝和の伝記
 2 『荒木村英先生之茶談』
 3 関孝和の師はだれか
 4 関孝和の弟子たち
 5 建部賢弘の『不休綴術』
 6 関流と免許状
 7 円理の発達
 8 行列式の発見
第三章 会田安明
 1 会田算左衛門の生い立ち
 2 江戸での生活
 3 会田安明と藤田貞資
 4 浅草の算子塚
 5 有馬頼徸(よりゆき)と藤田貞資
 6 会田安明と算額
 7 最上流の末裔たち
第四章 東京数学会社
 1 わが国最初の学会と和算史
 2 和田寧の円理
 3 江戸時代の数学塾
 4 長谷川数学道場
 5 遊歴算家
 6 洋算の摂取
 7 菊池大麓藤沢利喜太郎
 8 日本人の数学
あとがき (昭和四十六年六月十日(時の記念日) 前橋で麦刈を見ながら 著者)
解説/佐藤健一(和算研究所理事長)


※本書の原本は、一九七二年、河出書房新社より刊行されました。


≪著者: ≫ 下平和夫 (しもだいら かずお) 1928〜1994。東京教育大学理学部数学科卒業、日本大学大学院理工学研究科修士課程修了。前橋市立工業短期大学、国士舘大学で教授を歴任。国際日本文化研究センター共同研究員。1978年、学術博士取得(学術博士第一号)。著書に『数学書を中心とした和算の歴史』『日本人の数学感覚』『関孝和』のほか、共編著に「関和孝全集」「江戸初期和算選書」などがある。






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本「詐欺師フェーリクス・クルルの告白〈上〉 (光文社古典新訳文庫130)」マン、岸美光 訳5

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詐欺師フェーリクス・クルルの告白〈上〉 (光文社古典新訳文庫)
詐欺師フェーリクス・クルルの告白〈上〉  Thomas Mann: “Bekenntnisse des Hochstaplers Felix Krull”, 1954. (光文社古典新訳文庫)

○著者:トーマス・マン、岸美光 訳
○出版: 光文社 (2011/8, 文庫 350ページ)
○価格: 1,100円
○ISBN: 978-4334752330
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あぁやっぱりチャンとした辞書くらい欲しいなぁと思ったのは、だいたいぼくは文学作品が苦手で物語を追うのが展開の詳細に着いてゆくのが、フツーに気がつくとよく分からなくなっていたりするのだが、きっと物語とかがあんまり好きではない(つよい興味や関心がもてない)のだろうなぁ、まぁいいやシカタガナイ、などと、すこしだけ物語を遡ってみたり、ときにはそのままのよく分かっていない状態でも、その先を読みすすめてしまったり、そんな読み方で(雑然と)最後まで辿り着いて読了したとして、もちろん、登場人物のひとりひとりを詳細にイメージしてそれらの関係を体系化して出来事を時系列で並び立て、さらには時代の文化的な背景なんかにも検証をくわえて、などといったような理解を深めるための作業を、丁寧に講読する、といったような
さて、「タイトル」って、物語を読みすすめている途中でフト気になることがよくあって、もちろん本書にあってもそう。読みはじめる前から漠然と〈詐欺師〉ってなんなんだろうと思わないでもなかったのだけれども、読みすすめるうちには、ますます気になって、きっと〈Hochstaplers〉が〈詐欺師〉にあたると思われるのだが

たとえば、「徴兵検査」って、昭和45年生まれの戦争を知らないぼくにはまったくピンと来ないんだけれども、どうなんだろう、もちろん一定のレヴェル(ライン)をクリアした能力を有する、むしろ欠損のない(と思われる)合格者を選抜して、それはまた一定のレヴェル(ライン)をクリアしない能力や適性を欠いていると思われる者を除外する目的みたいなことがあるのだろうか、兵士の頭数をそれなりに揃える必要はあって、しかしみな兵士にして軍隊ばかりを増強してしまっても、国民国家はたちゆかなくなるだろう。一定のレヴェル(ライン)をクリアしているか否か、たとえば身長とかだったらスケールをあてれば明確になる、それ以外の事柄はどうだろう、明確なラインを基準を示してクリアしているか否かを分別する(分ける)ことの困難はときに矛盾といわれるようなものをカンゼンには避けることはできないだろう、そう考えてしかし、それなりの年齢を経て人生経験を積み重ねてヒトを見る能力が備わっている検査官が相対して質問してその回答を求めて面接すれば検査すれば、およそのことは判別がつかないものでもないのだろう、その判定に一定の水準での適正は認められるんじゃぁないかなぁ、もっとも、その先どうなるのかは誰にも分からないのであって、その選択の結果の善悪や好悪や運不運みたいなものは容易に転倒しないものでもないだろう、なかなか、意図して選択したことが思い通りにそのまま進んでかならず好ましい結果をもたらすとも限られないし、そのときには不遇と思い悩んでやむなく選択したことであっても意外や実はどうして♪、なんてことだって


武器は天与の美貌、爽やかな弁舌、鮮やかな模倣の才。貧しい青年クルルは子供の頃のずる休みと同様、仮病をつかって徴兵検査をくぐり抜け、憧れのパリで高級ホテルのエレベーターボーイとして雇われる。そして宿泊客の美しい女性作家に誘惑され、彼女の寝室に忍びこむと……。


≪目次: ≫
詐欺師フェーリクス・クルルの告白 Bekenntnisse des Hochstaplers Felix Krull, 1954.
 回想録第一部(上)

読書ガイド/岸 美光


≪著者: ≫ トーマス・マン Thomas Mann [1875-1955] リューベックの富裕な商家に生まれ、生家の繁栄と衰退を題材に『ブデンブローク家の人々』を執筆、世に出る。第二次大戦中はアメリカに亡命、戦後アメリカに起こった反共の気運を嫌ってスイスに移住。半世紀を超える執筆活動の中でドイツとヨーロッパの運命を深く考察し、過去の文学遺産を幾重にも織り込んだ独自の物語の世界を展開した。1929年ノーベル文学賞受賞。作品に『トーニオ・クレーガー』『魔の山』『ヨゼフとその兄弟たち』『ヴァイマルのロッテ』『ファウストゥス博士』、エッセイに『非政治的人間の考察』など。

[訳者] 岸 美光 Kishi Yoshiharu 1948年、埼玉県生まれ。元・東京都立大学教授。ドイツ文学専攻。主な訳書に『大きなケストナーの本』(ケストナー、リスト編、共訳)『ヴェネツィアに死す』(マン)、『だまされた女/すげかえられた首』(マン)など。

マン 『ヴェネツィアに死す  Der Tod in Venedig, 1912.』(岸美光訳、光文社古典新訳文庫、2007年) '08/09/23





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本「世界史への扉 (講談社学術文庫2065)」樺山紘一5

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世界史への扉 (講談社学術文庫)
世界史への扉 (講談社学術文庫2065)

○著者: 樺山紘一
○出版: 講談社 (2011/8, 文庫 264ページ)
○価格: 924円
○ISBN: 978-4062920650
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いわゆる記憶力みたいなものをさいきん積極的に意識して減退させて、、、じぶんで言ってしまうのも可笑しいのだけれどもぼくは子どものころからその傾向はあってとくに20代のころ営業職に就いていたころにはピークをむかえていて相手の顔と名前はほぼ1度で覚えたし相手の会社とかの電話番号とか携帯の電話番号とかのジョウホウデータもいくつも覚えたソラであんじた、ときに雑踏にあっても知り合いの顔を存在をフシギなくらいに判別できたし、だからどうということもないのだけれども。そう、どうということもないのであって、ジッサイぼくはいままさにベンキョウチュウの身分なのだから記憶しなければならないことは、とくに試験前なんかには山ほどあって(マイカイスゴクウンザリサセラレル)、そんなこともあってなのかどうなのか、ヒネクレモノのぼくとしてはますますもって記憶したくないモード?!に傾向として。もっとも、なんとしてでも試験はパスしたいのであって、クダラナイ意地を張っている場合ではないのであって、ブツクサブツクサ言いながらも。ところでそれは記憶力の減退は、じつはたんなる老化現象なんじゃぁないかといったような考えだってあるだろう、ぼくだって老化を老化現象のさまざまを日常的にときどきたびたび自覚しないものでもない、だから老化の可能性を否定しない否定できない、であってしかし、、、そう、なんどかなんどもいろいろいろいろ読みすすめているうちには、さすがになんどかなんども詳細な解説がなされれば否が応でも?!フシギなことにフトどこかで記憶にひっかかりをヒットしないものでもないのであって、すこし嬉しかったりもするんだけれども、まだまだ知らないことのほうが圧倒的に多いのだから


疫病が世界を一体化した。鎖国は一七世紀の世界的流行だった。歴史上には各地にいくつもの〈ルネサンス〉があった――。モノとヒトの組み合わせから世界史の同時性を探り、歴史学の内外で唱えられる新視角を紹介・検証する小論集。西欧の歴史を普遍のモデルとせず、多様性と日常性に着目しながら、現代の激動を解読する「歴史への感受性」を磨く。


≪目次: ≫
序 世界史をかんがえる    一、ウィーンの国境で/二、世界史的理解の変容/三、まずは二つの視点から/四、さらに二つの視点を/五、甦る歴史へ (一九九一年一一月  樺山 紘一)

I 時代をよむ
智恵のリンゴは苦かった(楽園の眠りからさめて/文明への旅立ち)/人類文明の源流はどこに(農耕革命と都市革命/四大古代文明の発展と成熟)/古代の魅惑と偉大な教師たち(真理と世界の探求/現代によみがえる古典)/紀元前から紀元の時代へ(“有史”とは何か/文字文明は単なる起算点)/古代からのメッセージ(古代に資本主義があったか/現代社会とのアナロジー)/歴史における連続と断絶(ドプシュがあたえた衝撃/さまざまな時間系列)/中世というあいまいな言葉(中世は「暗黒」だったか/ルネサンス人の発想をこえて)/南北と東西と(ヨーロッパと中国の南北問題/東と西のバランス)/海をわたり異世界へ(異族への侮蔑と憧れ/出会い以前にイメージが先行)/海の世界史像をもとめて(芝居はすでにはじまっていた/海の歴史学は成立するか)/希望を共有する世界(古代派と近代派の論争/古代コンプレックスをこえて)/いくつものルネサンス(日本古学の隆盛/キリスト教における歴史の再生)/噴火と革命のあいだにマルサスの洞察/自然とどうむきあうか)/グローバル化時代の歴史叙述(太平洋戦争は三度あった/いつはじまり、いつおわったか)/世界史の同時性をもとめて(ユーラシア大陸の東西端で/原因と結果を結ぶ糸)/咲き競う首都の世紀(首都の風格をきめるもの/覇を競う長安バグダード)/モンゴルの登場と世界史の同時代化(時代としての共通性と同質性)/ヨーロッパの登場とその波紋(トルコ族が主役に/交流と交易、衝突と征服)/国際経済の大規模化と主役の交代(奴隷貿易と三国の登場/ユーラシア大陸の東西で)/鎖国の大流行(東洋の対キリスト教鎖国/西洋の国力増強鎖国)/最後の幸福な夢の時代(アジアの三帝国/ロシアとプロイセンの台頭)/開国の機会を逃した日本(ロシア施設の到来/閉じこもる島国)/侵略の戦火と革命の嵐(アジアへの圧力/王座についたブルジョワ)/通商条約のラッシュ(インテリ君主による開国/経済強国が押しつける“自由貿易”)/侵略と繁栄の世紀末(帝国主義侵略から第一次世界大戦へ/新しい世紀への期待)/二つのおわりとはじまりと(植民地支配の終焉/さまざまな戦時命運ののちに)/見える歴史と見えない歴史(神の国と地上の国/「もうひとつの歴史」への願望)

II 事件をよむ
世界史の悪しき同伴者・疫病(航海と戦争が仲立ち/疫病に宿る人間社会の影)/侏儒の王国――異形にやどる英知(西欧宮廷での偏愛/常識を揺るがす道化)/踊り狂う集団――南イタリアの舞踏病(原因は毒グモ?/閉じられた社会のヒステリー)/細菌学と公衆衛生(細菌学革命/公衆衛生と近代的病院/新たな課題)/からだ、どう考えますか?(心臓をめぐる深い溝/地域や時代で多様な病気観)/古代の百科全書派・プリニウスヴェスヴィオの大噴火/最初の大百科事典『博物誌』/古代人の現実世界)/ローマ帝国を襲った風雲児・アッティラ(ヨーロッパを駆け回る/裏切りものは血祭りに)/悪魔伝説をもつ教皇・シルヴェステル二世(伝説と事実の落差/ふたつの一〇〇〇年を結ぶ教皇)/カノッサの屈辱(はだしでひれ伏した王)/王妃アリエノールの舞台(宮廷にもちこんだ愛と歌/フランス王妃からイングランド王妃へ)/ユーラシア大陸の旅人たち(ヨーロッパからカラコルムへ/東西を結ぶ無名の旅人たち)/世界史の荒波にもまれた知識人(長崎にやってきた知識人/その後のシーボルト)/冒険と挑戦(地上最高点への到達/宇宙空間への旅/はだしでオリンピック連覇/冒険と挑戦の変質)/モザイクの小宇宙ユスティニアヌスの栄光と輝き/モザイクからイコンへ)/バイユーのタピスリーノルマン征服物語/馬と船が戦闘の主役)/厄災が空から降ってくるハレー彗星の威力/くずれた天空の神話/ツェッペリン飛行船の出現)/中世貴族の不敵な笑み(貴族の要件とは?/民主社会に生き残る貴族)/宮廷社会のよみがえり(現代を解毒する鍵/市民社会に残る宮廷文化の様式/アカデミーの出発点)/広間の愉悦――一七世紀フランスのサロン(機知と洗練/サロン文化の再生・発展)/「聴く」から「書く」へ(中世人のラテン語学習/教師のためのテキスト)/神判自力救済追放――中世ヨーロッパの罪と罰(はてしない復讐合戦)/法の保護外の人びと――ヨーロッパのアウトロー(カモッラ――都市の風/法の跳梁/巨大なすみか――都市)/贅沢が世界をうごかす(贅沢か節倹か/もうひとりの世界史の主役)/戦争と条約のいたちごっこ(契約社会からの発想/ニュートンの鋭い洞察)/二つの植民地統治(家族殖民と単身殖民/啓蒙思想にささえられた植民地支配)/第一回ロンドン万国博覧会――「万国博の世紀」の開幕(鉄とガラスの宮殿/文明の無限の進歩)/時間の短縮、空間の圧縮(日本に流入する文明の利器/時間に縛られる社会/世紀末と科学・芸術の新時代)

学術文庫版のためのあとがき (二〇一一年六月  樺山 紘一)


※本書の原本『地域からの世界史 第19巻 世界史への扉』は、一九九二年に朝日新聞社より刊行されました。


≪著者: ≫ 樺山紘一 (かばやま こういち) 1941年東京生まれ。東京大学卒。専門は西洋中世史、西洋文化史。東京大学文学部教授、国立西洋美術館長を経て、東京大学名誉教授、印刷博物館館長。主な著書に『歴史のなかのからだ』『ルネサンス』『ルネサンスと地中海』『新・現代歴史学の名著』などがある。

樺山紘一編著 『新・現代歴史学の名著 普遍から多様へ』(中公新書、2010年) '10/07/18
アンドリュー・グレアム=ディクソン監修 『世界の美術  Art: The Definitive Visual Guide, 2008.』(樺山紘一監訳、河出書房新社、2009年) '09/12/17





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本「英語講読 '08 (放送大学教材)」成田篤彦/大橋理枝5

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本「英語講読」大橋理枝/成田篤彦
英語講読 '08 (放送大学教材、共通科目・外国語科目)

○著者: 成田篤彦/大橋理枝
○出版: 放送大学教育振興会 (2008/3, 単行本 192ページ)
○価格: 3,150円
○ISBN: 978-4595308710
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さて、ぼくの大学生生活はおよそ1年半を、3つの学期を経過した。まだまだなかなか要領を得ていないところがたぶんにあるのだけれども、これまでに3回にわたり20科目の単位認定試験を受験した。よくもわるくも、そのときどきで波の高い低いが気分の盛り上がり盛り下がりが、ぼくじしんの内的な要因だけではなく外的な事柄のことごとくにも影響を受けないものでもなく、たとえば荒波にもまれる小舟よろしく右往左往しながら苦悩して苦悶して、それでも継続することができた(ツヅケリャイイッテモンデモナインダガ)。もちろん、最低でも必要とされる4年間の在籍期間と単位修得を経て、ひとつには「卒業(学士)」という目標がおおきくあって、もちろんそのさきも。その先を考えて、であるとするならば、さていますべきは、いまなにをすべきであるのか?!、に正しい答えみたいなものがあるものなのかどうなのか、たとえるなら、途(道)といってみようか、目指すところ(モノ)があって、そこに辿り着くための方途は、ひとつではない、必ずしも近道を最短距離を最短時間で向かうこととかは、すくなくともいまのぼくには魅力が感じられない、もちろん時間は有限であり無限なものではない、慌てることはないけれど(セイテハコトヲシソンジル)のんびりしている余裕は、ない

平成23年度第1学期の単位認定試験(2011年7月30日(土)第4時限目)の成績評価はB(79〜70点、合格)


Lafcadio Hearn小泉八雲, 1850-1904)の書いた作品のなかから短いものを3編(『怪談 Kwaidan』に収録されている「乳母桜 Ubazakura」、「青柳の物語 The Story of Aoyagi」、『骨董 Kottō』に収録されている「常識 Common Sense」)を選び、それらを読みながら英語を学ぶ。文学作品をきちんと精読していくという作業を通して、書き言葉としての英語とじっくり向き合う。本文の読解・訳・文法事項の説明および背景説明・比較文化的解説の二部に分け、多角的な視点からのアプローチで英語が学習できるよう工夫されている。


≪目次: ≫
はじめに (2008年1月 成田篤彦・大橋理枝)
 出典・参考資料・辞書
 英語講読 '08 添付CDについて

Lesson1.Ubazakura (1).  成田篤彦(了徳寺大学教授)/大橋理枝(放送大学准教授)  CD '11/02/09.
文法の解説(文とは/be動詞/一般動詞/助動詞のbe, have, do)/背景説明――ハーンの生いたち/練習問題 The Story of O-Tei (1).
Lesson2.Ubazakura (2).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/02/16.
文法の解説(文の要素/形容詞/副詞/《前置詞+名詞・代名詞》はいつも修飾語)/背景説明――乳母の語義/練習問題 The Story of O-Tei (2).
Lesson3.The Story of Aoyagi (1).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/02/19.
文法の解説(補語と目的語/補語/補語になる品詞/目的語)/背景説明――柳のイメージ/練習問題 The Story of O-Tei (3).
Lesson4.The Story of Aoyagi (2).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/02/27.
文法の解説(繋ぎの言葉――接続詞/句と節(1)――副詞節)/背景説明――嵐に伴われるもの/練習問題 The Story of O-Tei (4).
Lesson5.The Story of Aoyagi (3).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/03/01.
文法の解説(句と節(2)――名詞句と名詞節/形容詞句/形容詞節――関係代名詞と関係副詞/関係副詞)/背景説明――物語の構造〈1〉/練習問題 The Story of O-Tei (5).
Lesson6.The Story of Aoyagi (4).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/03/02.
文法の解説(準動詞/have+過去分詞=現在完了/had+過去分詞=過去完了/be+現在分詞=進行形/be+過去分詞=受動態)/背景説明――定型恋愛詩/練習問題 The Story of O-Tei (6).
Lesson7.The Story of Aoyagi (5).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/03/06.
文法の解説(to不定詞/名詞用法――形式主語と形式目的語/形容詞用法/副詞用法)/背景説明――ハーンのまわりの女性たち/練習問題 The Story of O-Tei (7).
Lesson8.The Story of Aoyagi (6).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/03/19.
文法の解説(現在分詞と動名詞/動名詞/現在分詞/分詞構文/動名詞と現在分詞の区別/過去分詞)/背景説明――dowryとdowerについて/練習問題 The Story of O-Tei (8).
Lesson9.The Story of Aoyagi (7).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/03/27.
文法の解説(第4文型 S+V+IO+DO/第5文型 S+V+O+C)/背景説明――大名とlord/練習問題 The Story of O-Tei (9).
Lesson10.The Story of Aoyagi (8).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/03/30.
文法の解説(S+V+O+準動詞の文型/V+O+to不定詞/V+O+原型不定詞/V+O+現在分詞/V+O+過去分詞)/背景説明――結婚式の周辺/練習問題 The Story of O-Tei (10).
Lesson11.The Story of Aoyagi (9).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/04/06.
文法の解説(能動態と受動態/現在分詞と過去分詞)/背景説明――化身の命/練習問題 The Story of O-Tei (11).
Lesson12.The Story of Aoyagi (10).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/04/10.
文法の解説(現在時制の注意点/現在進行形と現在時制)/背景説明――弔いの慣習/練習問題 The Story of O-Tei (12).
Lesson13.Common Sense (1).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/04/13.
文法の解説(現在完了時制/現在完了時制の用法/1.現在における動作の完了・結果を表す用法/2.現在までの経験を表す用法/3.現在までの動作・状態の継続を表す用法/過去完了)/背景説明――物語の構造〈2〉/練習問題 The Story of O-Tei (13).
Lesson14.Common Sense (2).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/04/20.
文法の解説(時制の一致/話法と時制の一致)/背景説明――日本への視線/練習問題 The Story of O-Tei (14).
Lesson15.Common Sense (3).  成田篤彦/大橋理枝  CD '11/04/23.
文法の解説(仮定法/仮定法過去/仮定法過去完了/仮定法現在/時制の一致と仮定法)/背景説明――ハーンにとっての日米/練習問題 The Story of O-Tei (15).

練習問題解答
「注釈」中の選択設問の解答
Words and Phrases (語句索引)


≪著者: ≫ 成田篤彦 (なりた・あつひこ) 1940年、東京都に生まれる。1964年、東京大学文学部英吉利文学科卒業。1967年、東京大学大学院英語英文学専門課程修士課程修了(文学修士)。1970年、東京大学大学院英語英文学専門課程博士課程単位取得退学。了徳寺大学教授(学長)、東京大学名誉教授。専攻、英文学。主な著書、『シェイクスピア「恋人の嘆き」とその周辺』(共著、英宝社、1995年)、『シェイクスピア全作品論』(共著、研究社、1992年)、『エリザベス朝演劇の誕生』(共著、水声社、1997年)、『シェイクスピアを読み直す』(研究社、2001年)、『英語VI '03』(共著、放送大学教育振興会、2003年)、S・シェーンボーム『シェイクスピアの生涯――記録を中心とする』(共訳書、紀伊国屋書店、1982年)、ピーター・ゲイ『歴史と精神分析――フロイトの方法的有効性』(共訳書、岩波書店、1995年)。

≪著者: ≫ 大橋理枝 (おおはし・りえ) 1970年、京都府生まれ、東京育ち。1993年、東京大学文学部英語英米文学科卒業。1995年、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻修士課程修了(学術修士)。2000年、ミシガン州立大学コミュニケーション学科博士課程修了(Ph.D. in Communication)。放送大学准教授。専門、異文化間コミュニケーション。主な訳書・著書・論文、『外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠』(共訳、朝日出版社、2004年)、『文化摩擦における戸惑い』(共著、創元社、2004年)、『英語基礎A '05』(共著、放送大学教育振興会、2007年)、『コミュニケーション論序説 '07』(共著、放送大学教育振興会、2007年)、「縦型/横型―個人主義/集団主義の性差・地域差・年齢差について:放送大学生の場合」(『放送大学研究年報』第24号、P.93-100、2007年)。


斎藤兆史/大橋理枝 編著、Tom Gally 著 『英語の基本 '08』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2008年) '11/03/21
大橋理枝/根橋玲子 『コミュニケーション論序説 '07』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2007年) '10/09/19
大橋理枝/大石和欣 『基礎からの英文法 '09』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2009年) '10/07/30





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本「確率と曖昧性の哲学」一ノ瀬正樹5

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確率と曖昧性の哲学
確率と曖昧性の哲学

○著者: 一ノ瀬正樹
○出版: 岩波書店 (2011/3, 単行本 320ページ)
○価格: 3,360円
○ISBN: 978-4000258050
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台風12号は、大雨やらによる自然災害を日本列島の西日本、四国や紀伊半島あたりで死者・行方不明者を出すような、大きな傷痕をのこして、いったようだ。ぼくが住んで暮らす生活を営んでいる関東地方には東京には、直接的には接近することがなかったら、台風の接近にともない数日前から風が強くときおり激しい雨に見舞われることはあっても、すくなからぬ不安を抱いたとしても。それでも他人事には遠いところのこととは思えなくって、毎年たびたび起こってしまうこと?!(天災、自然災害のたぐいは、避けることは被害をゼロにすることは、どんな最先端の高度な科学技術をもってしても、できないだろう)ではあっても、どうなんだろう、3.11以降、ふくざつなこころもちで、つっかかりひっかりをなんらか感じないものでもない
そう、なにがって、自然の猛威と言うのかなぁ、ヒトの小ささと言ったほうが正しいような気がする、これまで長くなんどもなんども歴史的にもたびたび、とくに日本列島においては、災害のメッカと言うのか、地震大国で火山があって噴火して、プレートがいくつも複雑に入り込んで、だからときどき確実に(定期的な自然の自然な現象として)揺れて地震が起きて、海が近ければ津波が発生することもあって、さらには川は急峻な山を駆け下り、増水すれば滝のごとくに(といったことなのか)
もちろん、災害を防ぐといったような考え方はトウゼンに必要不可欠であって、ところがしかし、復旧や復興の効果?!、などと言ってみたら不謹慎にすぎるのかもしれないけれども、江戸の火事とか、山火事とか、、、なかなか上手に引用して解説することが(本を読んで勉強していることの詳細な情報のさまざまを整理して体系的に再構築する作業が)能力がまだまだ圧倒的に不足していることをそのレヴェルにないことを自覚しちゃっているんだけれども、むしろ中途半端に情報が入り乱れて(などといってしまうほどでもない、ここでもまた能力不足を露呈せざるをえないようだ)、すくなからぬ混乱にみずからがおおいに混乱しちゃって、なかなかどうしていろいろのバランスを保つことの困難みたいな



不確実さと曖昧さを組み込んだ、「音楽化された認識論」のために。

私たちの思考と行動に、果たして「自由」はあるのだろうか。生活の場に浸透する不確実さと、先端科学が提起するリアルな曖昧さの発見―― これらの源を、認識・知識のダイナミックな振幅と、生命現象に探り出していく。あらためて、いくつかのパラドックスに挑戦し、因果性の再定義を企てるとともに、そこに「自由の程度説」を基礎づける。意識から生命まで、あらゆる局面に浸潤する決定論に抗して、再び自由の礎石をすえようとする知的挑戦の書。


≪目次: ≫
序 不確実性のリアリズム――決定論の虚妄性
第1章 知識は自然現象か――自然主義のゆらぎ
1 知識のほころび/2 自然主義的認識論の固有性/3 制度的知識の位置づけ/4 「知識の所有」という陥穽/5 ソラティーズ・パラドックス/6 パラドックスの射程/7 ソラティーズの因果説
第2章 因果は確率的か――「ベイジアン・ネット」と「シンプソンのパラドックス」
1 因果関係の認識/2 確率的因果の基本的着想/3 トマス・ベイズとベイズ主義/4 ベイズ的確証理論の発想/5 ベイジアン・ネットによる因果推論の表示/6 シンプソンのパラドックスの衝撃/7 母集団に対する相対性/8 高次のシンプソンのパラドックス/9 「条件なし確率」の困難/10 神秘化と無限性/11 対象化のアポリア/12 アポリアと日常性の振幅
第3章 生命現象は偶然的か――自然選択と遺伝的浮動
1 生命現象の両義性/2 DNAと遺伝子/3 遺伝子による語り/4 氏と育ち/5 生物に関する決定論/6 過去性・不確実性・自己言及性/7 決定論の不思議/8 過去性と個体性/9 偶然性への道/10 決定論的偶然性/11 客観的偶然性としての傾向性/12 環境への偶然性の浸潤/13 過去の流動性の形而上学/14 進化理論と歴史性/15 自然選択という語法/16 自然選択の確率的性格/17 遺伝的浮動という偶然性/18 適応度の概念/19 自然選択の低確率の結果/20 決定論への揺り戻し/21 因果的超越のアポリア/22 抽出エラーによる逸脱/23 道具主義と確率解釈/24 偶然性の深遠/25 進化の帰結としての確率/26 規範としての自然選択/27 決定性と偶然性の共闘
第4章 曖昧性は矛盾を導くか――「真理値グラット」アプローチ
1 矛盾の爆発性/2 「ソライティーズ・パラドックス」再び/3 真理値ギャップ/4 真理値グラットの導入/5 細評価論によるパラドックス解消/6 双対性/7 存在的な曖昧性/8 「真理値グラット」と確率の文法/9 傾向性確率と矛盾/10 確率評価論――ハイブリッドの試み/11 輪郭のぼやけ/12 曖昧な対象/13 多数問題と一〇〇一匹猫/14 エバンズの議論/15 ポスト・エバンズ/16 「真理値グラット」再び/17 存在論的な矛盾/18 確率と自由度
第5章 自由は生命現象か――時制差と自由度の導入
1 自由をめぐる錯綜/2 p‐自由とf‐自由/3 二つの条件文/4 逸脱・責任そして権利/5 「自由度」の概念/6 決定論の拒絶/7 犯罪行動の生命科学的条件/8 リベットの実験/9 拒否する自由/10 自由の持続性/11 倒錯か洞察か/12 不確実性と規範性

あとがき (二〇一一年一月 土浦にて 一ノ瀬正樹)
文献表
人名・事項索引

※カバー画; パウル・クレー「さまざまな倒錯の分析」1922, パリ.


≪著者: ≫ 一ノ瀬正樹 (いちのせ まさき) 1957年、茨城県土浦市に生まれる。1988年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程(哲学専攻)単位取得。東京大学大学院人文社会系研究科教授、博士(文学)。主要著訳書、『人格知識論の生成――ジョン・ロックの瞬間』(東京大学出版会、1997年、和辻哲郎文化賞および中村元賞受賞)、『原因と結果の迷宮』(勁草書房、2001年)、『原因と理由の迷宮――「なぜならば」の哲学』(勁草書房、2006年)、『功利主義と分析哲学――経験論哲学入門』(放送大学教育振興会、2010年)、『死の所有――死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学』(東京大学出版会、2011年)、Philosophy of Uncertainty and Medical Decisions. Bulletin of Death and Life Studies. vol. 2.(共著, 21st Century COE Program DALS. Graduate School of Humanities and Sociology. The University of Tokyo. 2006)、D. ヒューム『人間知性研究』(共訳、法政大学出版局、2004年)。






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