ブログネタ
読んだ本♪ に参加中!
イタリア古寺巡礼―フィレンツェ→アッシジ (とんぼの本)
イタリア古寺巡礼 フィレンツェ→アッシジ Medioevo inItalia (とんぼの本)

○著者: 金沢百枝/小澤実
○出版: 新潮社 (2011/9, 単行本 126ページ)
○定価: 1,680円
○ISBN: 978-4106022234
クチコミを見る



およそぼくにとっては〈近代〉が、いま現在に現代にいたる、いわゆるところの、どうなんだろう(ことばの定義がよく分からないのだが)、近代がなんであるのか、だからもちろん、それ以前からの、日本でいうなら近世とか、中世、さらにそれ以前の古代といわれるようなところまで、その変遷というのか、ひととおり、もしも聞いてくれる人がいるとするならば(語りたいんだよなぁ)聞く人の興味や関心にヒットするような、さてどこから話をしようかなぁ、といったところのものなんだろうけれども、顔色見ながら雰囲気や空気みたいなものを感じながら、もちろん感じる空気は流れをたのしむものでもあり(観衆をたのしませて、そしてそれをたのしむぼく、みたいな妄想、陶酔、自己満足♨)、はたまたトウゼンに抗いときに乱しちゃうようなことも画策しないものでもないね、記憶や興味や関心みたいなところに引っかかりとかキッカケみたいなことを生じさせることとかって考えちゃうとさ、サラサラスラスラと流暢であることの美点みたいなことも意識しないものでもないんだけれどもね♪

キリスト教美術ってなんだろう?


フィレンツェでいちばん眺めのよい聖堂は? ピサの斜塔はいつ傾いた? シエナはなぜ「聖母の町」なのか? この本は、中世ヨーロッパの美術と歴史を案内する「古寺巡礼」シリーズの2作目です。トスカナマルケウンブリアという、イタリア中部3地方の教会を訪ねました。詩人ダンテ、画家ジョット、そして聖フランチェスコ――イタリア史に輝く偉大な3人は、いずれもこの時代、この地域で活躍しました。世界遺産から知られざる美しい村まで、トスカナの教会をめぐり、郷土料理を味わったあとは、心洗われるアッシジの丘へ。教皇が主導し、ヨーロッパ中から優れた芸術家を集めたサン・フランチェスコ聖堂の建設は、中世最大のアートプロジェクトでした。


≪目次: ≫
はじめに 「中世を照らした光」 小澤実

中世の聖堂を知るために 〈監修〉金沢百枝
ロマネスク聖堂のファサード    2 鐘楼(鐘塔) bell tower/3 ロンバルディア Lombard band/4 薔薇窓 rose window/5 アーケード arcade/6 テュンパヌム tympanum/7 楣(まぐさ) lintel/8 柱頭 capital
ゴシック聖堂のファサード    4 薔薇窓 rose window/5 アーケード arcade/6 テュンパヌム tympanum/7 楣(まぐさ) lintel/9 小塔 pinnacle/10 ガーゴイル gargoyle/11 尖塔アーチ pointer arch
聖堂平面    1 ファサード façade/12 玄関間 narthex/13 身廊 nave/14 側廊 aisle/15 翼廊 transept/16 交差部 crossing/17 内陣 chancel/18 後陣 apsis/19 周歩廊 ambulatory/20 放射状祭室 radiating chapel

1 フィレンツェ Firenze
眺めのよい聖堂
サン・ミニアート・アル・モンテ修道院聖堂 La Basilica di San Miniato al Monte, Firenze
美術 「ルネサンスの余兆」 金沢百枝
歴史 「毛織物の町」 小澤実

2 ロメーナ Romena
ロマネスク日和
サン・ピエトロ教区聖堂 La Pieve di San Pietro, Romena
美術 「楽しい逸脱」 金沢百枝
歴史 「消えた城下町」 小澤実

3 ピサ Pisa
奇蹟の広場
サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂 La Cattedrale di Santa Maria Assunta, Pisa
美術 「古代趣味」 金沢百枝
歴史 「最強の海軍」 小澤実

4 シエナ Siena
聖母に護られた町
サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂 La Cattedrale di Santa Maria Assunta, Siena
美術 「めずしいゴシック」 金沢百枝
歴史 「フィレンツェとの死闘」 小澤実

5 モンタルチーノ Montalcino
簡素な楽園
サンタンティモ修道院聖堂 L'Abbazia di Santa'Antimo, Montalcino
美術 「謎の名匠」 金沢百枝
歴史 「トスカナらしい風景とは」 小澤実

6 マッサ・マリッティマ Massa Marittima
アヒルと魔女
サン・チェルボーネ大聖堂 Duomo di San Cerbone, Massa Marittima
美術 「奇妙な果実」 金沢百枝
歴史 「鉱山の春」 小澤実

7 アンコーナ Ancona
東方の香り
サンタ・マリア修道院聖堂 L'Abbazia di Santa Maria, Ancona
美術 「湊町の中世散歩」 金沢百枝
歴史 「絹の道とユダヤ人」 小澤実

8 ジェンガ Genga
かくれ里の名作
サン・ヴィットーレ・アッレ・キウーゼ修道院聖堂 L'Abbazia di San Vittore alle Chiuse, Genga
美術 「峠道」 金沢百枝
歴史 「マルケの意味」 小澤実

9 フェレンティッロ Ferentillo
のどかな渓谷
サン・ピエトロ・ イン・ヴァッレ修道院聖堂 L'Abbazia di San Pietro in Valle, Ferentillo
美術 「楽園の描き方」 金沢百枝
歴史 「マティルダと「カノッサの屈辱」」 小澤実

10 アッシジ Assisi
心洗われる中世美術の宝庫
サン・フランチェスコ聖堂 Basilica Papale di San Francesco di Assisi
聖フランチェスコを描いた画家たち (1 「聖フランチェスコの画家 1260年頃」/2 「ジョット工房 1296-99年頃」/3 「シモーネ・マルティーニ 1322年頃」/4 「チマブーエ 1280年頃」/5 「ピエトロ・ロレンツェッティ 1320年代後半」)
美術 「中世最大のプロジェクト」 金沢百枝
歴史 「ふたつのフロンティア」 小澤実

旅先で食べるなら
1 フィレンツェ “シンプルなステーキと牛肉の黒胡椒煮込み”  Pepolo/Biltecca alla Fiorentina
2 シエナ “手打ちパスタと香り高い焼き菓子”  Pici/Panforte Ricciarelli Cantucci
3 マルケ地方 “濃厚な海の幸スープとウサギの丸焼き”  Coniglio in Porchetta/Brodetto all'Ancontetana
4 ウンブリア地方 “名産の黒トリュフとワイルドな鳩料理”  Piccione alla Ghiotta/Stangozzi al Tartufo

文献案内 美術/文献案内 歴史


≪著者: ≫ 金沢百枝 (かなざわ・ももえ) 美術史家。東海大学文学部ヨーロッパ文明学科准教授。西洋中世美術、主にロマネスク美術を研究。1968年東京都生れ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。理学博士・学術博士。2011年、島田謹二記念学藝賞を受賞。著書に『ロマネスクの宇宙 ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』(東京大学出版会)、共著に『イタリア古寺巡礼 ミラノ→ヴェネツィア』(新潮社)。

≪著者: ≫ 小澤実 (おざわ・みのる) 歴史家。立教大学文学部史学科准教授。西洋中世史を研究。1973年愛媛県生れ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。共著に『ヨーロッパの中世3 辺境のダイナミズム』(岩波書店)、『イタリア古寺巡礼 ミラノ→ヴェネツィア』(新潮社)。






人気ブログランキングへ