Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2014年05月

本「東京多磨霊園物語 時代を彩ったあの人びとに出会う」立元幸治5

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多磨霊園に眠る故人から、内村鑑三と新渡戸稲造、田河水泡と長谷川町子など、独自のテーマで二人一組およそ60人を取り上げ、それぞれの生涯を重ね合わせ意外な関係や新たな一面を再発見する。霊園を通し明治・大正・昭和と日本人の精神の歩みをたどり直す。


≪目次: ≫
はじめに

第一章 そこに「昭和」があった
 「のらくろ」と「サザエさん」――田河水泡と長谷川町子
 ムーミンとルパン三世――岸田今日子と山田康雄
 二人の黄門様――東野英治郎と西村晃
 明智小五郎と銭形平次――江戸川乱歩と野村胡堂
 「宮本武蔵」が結ぶ――吉川英治と徳川夢声
 並び、寄り添う――与謝野晶子と堀辰雄
 「家族」の風景――向田邦子と野田高梧
 将棋は人生なり――菊池寛と大山康晴

第二章 時代を拓く
 聖書と武士道――内村鑑三と新渡戸稲造
 発言する東大総長――南原繁と矢内原忠雄
 師弟の絆――仁科芳雄と朝永振一郎
 ハスとビタミン――大賀一郎と鈴木梅太郎
 英語の先達、音楽の父――斎藤秀三郎と斎藤秀雄
 受験生の父――赤尾好夫と小野圭次郎
 家族は爆発だ――岡本一平・かの子・太郎
 開発と創業――井深大と島秀雄

第三章 道、ひとすじ
 美の求道者――梅原龍三郎と岸田劉生
 日本画の近代――川合玉堂と下村観山
 言葉と音を紡ぐ――北原白秋と中山晋平
 「人生の並木道」、「星の流れに」――ディック・ミネと利根一郎
 カントリー&ドラム――小坂一也とジョージ川口
 極意の漫談――大辻司郎と川田晴久
 子供の宇宙――巌谷小波と倉橋惣三
 仏教の心、東洋の心――中村元と宇井伯壽

第四章 奔流の中で
 総理の器――西園寺公望と高橋是清
 時代を先導し、時代に抗う――吉野作造と美濃部達吉
 二人の連合艦隊司令長官――東郷平八郎と山本五十六
 蟋蟀(こおろぎ)は鳴き止まず〜嵐の中で――桐生悠々と尾崎秀実
 新宿中村屋物語〜現代史の狭間で――相馬黒光とラース・ビハリー・ボース
 生と死と文学と――大岡昇平と三島由紀夫

あとがき (二〇一三年初秋 多磨霊園に程近い寓居にて 立元幸治)

都立多磨霊園見取り図
参考文献


≪著者: ≫ 立元幸治 (たちもと こうじ) 1960年九州大学卒業後、NHKに入局。主に教養系番組の制作に携わり、チーフ・プロデューサー、部長、局長、審議委員などを務める。主な制作番組に、「情報と現代」「近世日本の私塾」「明治精神の構造」「日本の政治文化」などがある。NHK退職後、九州産業大学、東和大学などで「メディア論」や「現代社会論」などの講義と研究に携わり、現在は主に執筆講演活動を展開している。著書に『転換期のメディア環境』(福村出版)『こころの出家』(筑摩書房)『器量と人望』(PHP研究所)『貝原益軒に学ぶ』(三笠書房)などがある。



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本「アウグスティヌスの愛の概念  Der Liebesbegriff bei Augustin, 1929 (シリーズ《始まりの本》)」ハンナ・アーレント、千葉眞 訳5

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「こうして「愛(ディレクティオ)」は、自己自身が他の人々と共通の危機の中にあるとの認識に根拠づけられている。キリスト信徒の「世界内存在」 In-der-Welt-sein は、自らの過去への帰属性を表しているが、同時に危機の中にある存在をも意味している。(・・・)こうして「地の国」における人々の相互生活の基盤を作り上げていた運命共有者としての仲間意識が、再び新たな自覚において保持されるようになる。」

ヤスパースの指導と、ハイデガーの影響のもとに書かれたこの博士論文は、ナチスの政権掌握によって亡命を余儀なくされたアーレントが、つねに携え、長い年月をかけて手を加えつづけた一冊である。このデビュー作のなかには、成熟期の政治哲学にみられるものがすでに胚胎し、のちの思想的展開の豊かな基盤ともなっていることにまず驚かされる。
政治的・道義的に急速な転換をみた1920年代のドイツで、アーレントはアウグスティヌスという哲学史上・神学史上の巨人と、愛の概念について、社会のきずなの存在論的根拠について、さまざまな角度から対論を試みている。共同性の存在論を問うことで、自己と隣人と世界に対する、みずからの魂の位置づけを探求するかのように。
1929年にドイツで刊行された初版本を底本とし、のちに本人の手で加えられた注釈や修正をいかした英語版についても言及した、訳者による詳細な解説に加えて、今回新たに、解説「アーレント政治思想の展開と著作案内」を付す。

[2002年 単行本初版刊行]


≪目次: ≫
凡例

はじめに

第一章 「欲求としての愛」 Amor qua Appetitus
 1節 「欲求」 Appetitus の基本構造
 2節 「愛」 caritas と「欲望」 cupiditas
 3節 「秩序づけられた愛」 Ordinata dilectio
   第一章の付論1
   第一章の付論2

第二章 「創造者」 Createor と「被造者」 creatura
 1節 「被造者」の起源 Ursprung としての「創造者」
 2節 「愛」 caritas と「欲望」 cupiditas
 3節 「隣人愛」 Dilectio proximi
   第二章の付論

第三章 「社会生活」 Vita socialis




訳者解説 (千葉 眞)

アーレント政治思想の展開と著作紹介 (千葉 眞)

あとがき (二〇〇二年一月  千葉 眞)
《始まりの本》版によせて (二〇一二年一月  千葉 眞)


※本書は、二〇〇二年にみすず書房より刊行した『アウグスティヌスの愛の概念』を底本として、新編集したものです。改版にあたって、新たに訳者による「アーレント政治思想の展開と著作紹介」「《始まりの本》版によせて」を加えました。


≪著者: ≫ ハンナ・アーレント (Hannah Arendt, 1906-1975) ドイツのハノーファー近郊リンデンでユダヤ系の家庭に生まれる。マールブルク大学でハイデガーとブルトマンに、ハイデルベルク大学でヤスパースに、フライブルク大学でフッサールに学ぶ。 1928年、ヤスパースのもとで「アウグスティヌスの愛の概念」によって学位取得。ナチス政権成立後の1933年にパリに亡命し、亡命ユダヤ人救援活動に従事する。1941年、アメリカに亡命。1951年、市民権取得。その後、バークレー、シカゴ、プリンストン、コロンビア各大学の客員教授を歴任、1967年、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学教授に任命される。1975年、ニューヨークで急逝。著書、『全体主義の起原』1-3 (1951、みすず書房 1972、 1972、1974)、『人間の条件』(1958、筑摩書房 1994)、『イェルサレムのアイヒマン』(1963、みすず書房 1969)、『過去と未来の間』(1954、1968、みすず書房 1994)、『ラーエル・ファルンハーゲン』(1959、みすず書房 1999)、『暴力について』(1963、みすず書房 2000)他。没後に編集刊行されたものとして、『精神の生活 上・下』(1978、岩波書店 1994)、 『カント政治哲学の講義』(1982、法政大学出版局 1987/明月堂書店 2009)、『政治とは何か』(1993、岩波書店 2004)、『アーレント政治思想集成 1・2』(1994、みすず書房 2002)、佐藤和夫編『カール・マルクスと西欧政治思想の伝統』(2002、大月書店)、『責任と判断』(2003、筑摩書房 2007)、『政治の約束』(2005、筑摩書房 2008)など。

[訳者: ] 千葉眞 (ちば・しん) 1949年、宮城県生まれ。早稲田大学大学院修士課程(政治思想)修了後、プリンストン神学大学(Ph. D. 政治倫理学)。国際基督教大学教養学部教授。著書、『現代プロテスタンティズムの政治思想』(新教出版社 1988)、『ラディカル・デモクラシーの地平』(新評論 1995)、『アーレントと現代』(岩波書店 1996)、『デモクラシー』(岩波書店 2000)、『二十一世紀と福音信仰』(教文館 2001)、『平和の政治思想史』(おうふう 2009)、『「未完の革命」としての平和憲法』(岩波書店 2009)ほか。共訳書に、シェルドン・S・ウォリン『政治学批判』『アメリカ憲法の呪縛』(ともにみすず書房 1988、2006)など。


ハンナ・アーレント『アウグスティヌスの愛の概念』(千葉眞 訳、みすず書房、2002年) '09/04/21
ハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告』(大久保和郎 訳、みすず書房、1994年、1969年) '09/02/19
ハンナ・アレント『政治の約束』(ジェローム・コーン編、高橋勇夫 訳、筑摩書房、2008年) '09/01/24
ハンナ・アレント『責任と判断』(ジェローム・コーン編、中山元 訳、筑摩書房、2007年) '09/01/16

アウグスティヌス『聖アウグスティヌス 告白 〈上〉』(服部英次郎 訳、ワイド版岩波文庫、2006年) '09/04/15
アウグスティヌス『聖アウグスティヌス 告白 〈下〉』(服部英次郎 訳、ワイド版岩波文庫、2006年) '09/04/17

仲正昌樹 『今こそアーレントを読み直す』(講談社現代新書、2009年) '09/07/23



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本「黙示録 イメージの源泉 (岩波新書1472)」岡田温司5

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黙示録――イメージの源泉 (岩波新書)
○著者: 岡田温司
○定価: 本体840円+税
○ISBN: 978-4004314721





繰り返される数字の「七」、竜との戦い、輝く聖女と大淫婦――。禍々しくも強烈に惹きつける、謎めいた表象に溢れ返るテクスト「黙示録」。古代から現代に至る各種の芸術作品を参照しながら、歴史の結節点で繰り返し変奏されてきたその〈終末〉と〈再生〉イメージの系譜をたどり、この書が人間の想像力に与えてきた影響の本質に迫る。


≪目次: ≫
はじめに

第I章 「七」という数字 ――『ヨハネの黙示録』から――
七つの封印/七つのラッパ/七つの鉢/入れ子の「七」/幕間狂言/リアリズムと二元論/始まりと終わりの「七」/奇蹟の「七」、天使の「七」/数の神秘/基本の「四」/「十二」にまつわる数/悪魔の数「六百六十六」/栄光と破滅のモンタージュ/ヨハネの視点/ヨハネとは何者か?/疑念の芽/いつ書かれたのか?

第II章 終末の源泉 ――聖書のなかの黙示をたどる――
使徒パウロと黙示思想/復活はいかに起こるか/カテコン=抑えているもの/共観福音書の黙示/旧約聖書の黙示/『ダニエル書』の黙示/『エゼキエル書』の黙示/『イザヤ書』の黙示/「新たなるエルサレム」/外典『第四エズラ書』/外典『第一エノク書』/「裁き」と「終末」

第III章 変奏される神話 ――黙示録思想の展開――
「終末に飢えている」/強迫観念としての黙示録/いつキリストは再臨するか/オリゲネスの読み/「教会こそが天の王国」/希望と恐怖/アンチキリストとは何者か/父と子と聖霊の時代/エアキムが描くユートピア/聖フランチェスコ/ダンテの黙示録/教会の七つの時代/サヴォナローラの終末論/文学者たちの黙示録/哲学者たちの黙示録

第IV章 女の出番 ――重なり合う聖女と淫婦――
二人のヒロイン/二人の名脇役/他母神としての起源/「グレートマザー」として/「大淫婦」とローマ教会/高級娼婦として/悪徳の寓意として/イスラームの暗示/「天の女王」マリア/大天使ミカエルの竜退治/ローマ教会のシンボル/写本挿絵のなかでは/女とサタン

第V章 「敵」としてのアンチキリスト ――イメージの戦争――
「アンチキリスト」とは/描かれたローマ教皇/ルターとカルヴァンは/怪物としての教皇庁/カリカチュアの元祖/人間の母親から/今日のキリストは明日の・・・/ユダヤ人へのまなざし/中世の反ユダヤ主義/イスラームの姿/エイリアンをどう見るか

第VI章 カタストロフ ――怪獣、核、そして騎士――
ポルノグラフィーとして/怪獣映画と黙示録の獣/怪獣映画の図像学/黙示録を風刺する/神秘とユーモア/現代の悲劇として/現代の四騎士/映画のなかの四騎士/戦争と黙示録の騎士/「蒼ざめた馬を見よ」/第一番目の騎士/「現代の黙示録」

おわりに (二〇一四年一月 岡田温司)

主要参考文献


≪著者: ≫ 岡田温司 (おかだ・あつし) 1954年、広島県に生まれる。1978年、京都大学文学部卒業、1985年、同大学大学院博士課程修了、岡山大学助教授を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻、西洋美術史・思想史。著書、『もうひとつのルネサンス』『芸術と生政治』『フロイトのイタリア』(読売文学賞)『ジョルジョ・モランディ』(以上、平凡社)、『肖像のエニグマ』 『半透明の美学』 『グランドツアー』 『デスマスク』(以上、岩波書店)、『モランディとその時代』(吉田秀和賞)『ルネサンスの美人論』『カラヴァッジョ鑑』(編著)(以上、人文書院)、『処女懐胎』『マグダラのマリア』『キリストの身体』『アダムとイヴ』(以上、中公新書)ほか。訳書、ロンギ『芸術論叢』(監訳、ピーコ・デッラ・ミランドラ賞、中央公論美術出版)、アガンベン『イタリア的カテゴリー 詩学序説』(監訳、みすず書房)、『事物のしるし』(共訳、筑摩書房)ほか。


岡田温司 『アダムとイヴ 語り継がれる「中心の神話」』(中公新書、2012年) '12/12/03
岡田温司 『デスマスク』(岩波新書、2011年) '11/12/04
岡田温司 『ジョルジョ・モランディ 人と芸術』(平凡社新書、2011年) '11/07/01
岡田温司 『グランドツアー 18世紀イタリアへの旅』(岩波新書、2010年) '11/05/13
ロベルト・エスポジト 『三人称の哲学 生の政治と非人称の思想  Terza persona. Politica della vita e filosofia dell'impersonale, 2007 』(岡田温司 監訳、佐藤真理恵/長友文史/武田宙也 訳、講談社選書メチエ、2011年) '11/03/06
ロベルト・エスポジト 『近代政治の脱構築 共同体・免疫・生政治  Termini della politica, Comunita, immunita, biopolitica』(岡田温司 訳、講談社選書メチエ、2009年) '09/11/25
岡田温司 『マグダラのマリア エロスとアガペーの聖女』(中公新書、2005年) '10/08/02
岡田温司 『キリストの身体 血と肉と愛の傷』(中公新書、2009年) '10/03/08
岡田温司 『フロイトのイタリア 旅・芸術・精神分析  Italia di Freud: Arre, Viaggio, Psicoanalist 』(平凡社、2008年) '09/12/14
岡田温司 『イタリア現代思想への招待』(講談社選書メチエ、2008年) '09/11/14
岡田温司 『『ヴィーナスの誕生』 視覚文化への招待』(理想の教室、みすず書房、2006年) '09/04/18



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本「ヘーゲル 法の哲学 〈II〉 (中公クラシックスW13)」ヘーゲル、藤野渉/赤沢正敏 訳5

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法の哲学〈2〉 (中公クラシックス)
○著者: ヘーゲル藤野渉/赤沢正敏 訳
○定価: 本体1,500円+税
○ISBN: 978-4121600219






「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」という有名なことばは、本書の序文に出てくる。主観的な正しさより客観的な理法、正義を重んじたヘーゲル最後の主著。


≪目次: ≫
凡例


『法の哲学』
第三部 倫理 (§142〜360)
 第一章 家族 (§158〜181)
  A 婚姻 (§161〜169)
  B 家族の資産 (§170〜172)
  C 子供の教育と家族の解体 (§173〜180)
  家族から市民社会への移行 (§181)
 第二章 市民社会 (§182〜81)
  A 欲求の体系 (§189〜208)
    a 欲求の仕方と満足の仕方 (§190〜195)
    b 労働の仕方 (§196〜198)
    c 資産 (§199〜208)
  B 司法活動 (§209〜229)
    a 法律としての法 (§211〜214)
    b 法律の現存在 (§215〜218)
    c 裁判 (§219〜229)
  C 福祉行政と職業団体 (§230〜256)
    a 福祉行政 (§231〜249)
    b 職業団体 (§250〜256)
 第三章 国家 (§257〜360)
  A 国内公法 (§260〜329)
   I それ自身としての国内体制 (§272〜320)
    a 君主権 (§275〜286)
    b 統治権 (§287〜297)
    c 立法権 (§298〜320)
   II 対外主権 (§321〜329)
  B 国際公法 (§330〜340)
  C 世界史 (§341〜360)
    1 東洋的治世
    2 ギリシア的治世
    3 ローマ的治世
    4 ゲルマン的治世


年譜
読書案内 (長谷川 宏)


≪著者: ≫ ヘーゲル (Georg Wilhelm Friedrich Hegel) 1770〜1831。近代ドイツ最大の哲学者。シュトゥットガルトの中級官吏の家に生まれ、18歳でチュービンゲンの神学校に入学。親友ヘルダーリンとともにフランス革命に共感、自由主義的な神学観を抱き聖職に就くことを断念し、哲学者となってベルリン大学教授として生涯を終えた。「ドイツ観念論の大成者」であると同時に、その限界を超えて社会的現実における人間の学へと一歩をすすめ、マルクスにも大きな影響を与えた。

[訳者: ] 藤野 渉 (ふじの・わたり) 1912年(明治45年)熊本県生まれ。京都大学文学部卒業。名古屋大学名誉教授。著書に『史的唯物論と倫理学』『哲学とモラル』、訳書にマルクス『経済学・哲学手稿』ほか。1983年(昭和58年)逝去。

[訳者: ] 赤沢正敏 (あかざわ・まさとし) 1922年(大正11年)広島県生まれ。東京大学大学院修了。愛知教育大学教授。訳書に、ユージン・カメンカ『マルクス主義の倫理学的基礎』(藤野渉との共訳)ほか。1970年(昭和45年)逝去。


ヘーゲル 『法の哲学 〈I〉』(藤野渉/赤沢正敏 訳、長谷川宏 解説、中公クラシックス、2001年) '14/04/26
ヘーゲル 『法哲学講義  Vorlesungen über Rechtsphilosophie 』(長谷川宏 訳、作品社、2000年) '13/11/29
ヘーゲル 『法の哲学 自然法と国家学の要綱 下巻 〈ヘーゲル全集9b〉』(上妻精/佐藤康邦/山田忠彰 訳、岩波書店、2001年) '13/08/24 , '12/09/26
ヘーゲル 『法の哲学 自然法と国家学の要綱 上巻    Grundlinien der Philosophie des Rechts, 1821 〈ヘーゲル全集9a〉』(上妻精/佐藤康邦/山田忠彰 訳、岩波書店、2000年) '13/08/20 , '12/09/23
ヘーゲル 『歴史哲学講義 〈下〉  Vorlesungen uber die Philosophie der Geschichte 』(長谷川宏 訳、岩波文庫、1994年) '12/11/09 , '08/12/20
ヘーゲル 『歴史哲学講義 〈上〉』(長谷川宏 訳、岩波文庫、1994年) '12/10/29 , '08/12/12

ヘーゲル 『小論理学 ヘーゲルの本文だけで論理をたどる』(山内清 訳解、大川書房、2013年) '14/03/25
権左武志 『ヘーゲルとその時代』(岩波新書、2013年) '14/01/23
久保陽一 『ドイツ観念論とは何か カント、フィヒテ、ヘルダーリンを中心として』(ちくま学芸文庫、2012年) '13/03/05
岩崎武雄 『カントからヘーゲルへ』(UP選書、東京大学出版会、1997年) '12/12/31
長谷川宏 『ヘーゲルの歴史意識』(講談社学術文庫、1998年) '12/11/06
村岡晋一 『ドイツ観念論 カント・フィヒテ・シェリング・ヘーゲル』(講談社選書メチエ、2012年) '12/09/06
加藤尚武 編著 『ヘーゲル 「精神現象学」入門』(原崎道彦/伊坂青司/栗原隆/松山壽一/座小田豊/滝口清栄/山純 著、講談社学術文庫、2012年) '12/06/11
熊野純彦 『ヘーゲル 〈他なるもの〉をめぐる思考』(筑摩書房、2002年) '09/12/30
長谷川宏 『新しいヘーゲル』(講談社現代新書、1997年) '09/02/02
長谷川宏 『ヘーゲル『精神現象学』入門』(講談社選書メチエ、1999年) '09/01/29
長谷川宏 『格闘する理性 ヘーゲル・ニーチェ・キルケゴール』(洋泉社MC新書、2008年) '09/01/27


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本「憲法への招待 〔新版〕 (岩波新書1470)」渋谷秀樹5

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憲法への招待 新版 (岩波新書)
○著者: 渋谷秀樹
○定価: 本体800円+税
○ISBN: 978-4004314707




――憲法、ホントに知ってますか?――
24の設問で「基礎」が分かる!

「憲法は私たちが守らなくてはならないものか」「憲法改正手続を定める憲法九六条は改正できるか」「日本の上空を通過する他国を攻撃するミサイルを撃ち落とすことは合憲か」など、24の問いに答えながら、日本国憲法の思想と骨格を平明に解説。社会問題となっている事象と憲法との関係をときほぐす、市民のための憲法入門。


≪目次: ≫
はじめに

第1章 憲法とは何か
1 聖徳太子の十七条憲法は「憲法」か
2 権利の規定に比べて義務の規定が少ないのはなぜか
3 憲法は私たちが守らなくてはならないものか
4 憲法改正手続を定める憲法九六条は改正できるか

第2章 人権とはそもそも何か
5 人権は無制限に保障されるのか
6 「国民」と「外国人」の間に人権保障の差はあるのか
7 「いじめ」は憲法に反する人権問題なのか
8 憲法の明文にない「知る権利」は保障されないのか

第3章 どのような人権が保障されるのか
9 女性の再婚禁止期間の規定は「法の下の平等」に反するか
10 「日の丸」と「君が代」の強制はなぜ問題か
11 内閣総理大臣の靖国神社への参拝はなぜいけないのか
12 無修正ポルノはなぜ売ってはいけないのか
13 犯罪者にはどのような権利が保障されるのか
14 都市計画で土地を自由に使えなくなった所有者は補償されるのか
15 生活保護の支給額が低すぎるとき裁判で差額を請求できるか
16 選挙区間の一票の価値の不平等は許されるか

第4章 政府を動かす原理は何か
17 内閣総理大臣の公選制に合理性はあるか
18 国民代表が決めた法律を裁判所が違憲・無効とできるのはなぜか
19 「象徴」としての天皇には何ができるのか
20 日本の上空を通過する他国を攻撃するミサイルを撃ち落とすことは合憲か

第5章 政府の活動内容は具体的にどのようなものか
21 国会は何を法律として定めることができるか
22 内閣は「法の執行」以上のことをしているのではないか
23 裁判所は事件に法律を機械的に適用しているだけか
24 都道府県や市町村は独自にどのような仕事ができるのか

表1 「憲法の体系」
表2 「個別の人権の分類」

あとがき (二〇一四年一月五日 産婆として地域の人に愛され、自分が最後にとりあげた子として私を慈しんでくれた祖母・ふゆが産湯をつかった赤子のごとく入浴したまま八〇歳で逝ってから四〇年目の日に、正義が邪悪なものに打ち克ち、美しい日本の平和と自由が永遠に続くことを祈って 渋谷秀樹)


≪著者: ≫ 渋谷秀樹 (しぶたに・ひでき) 1955年、兵庫県加古川市生まれ。1984年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。2013年、博士(法学)(大阪大学論文博士)。立教大学大学院法務研究科教授。著書に、『憲法訴訟要件論』(信山社出版)、『日本国憲法の論じ方』、『憲法』(以上、有斐閣)ほか。共著に、『リーディングズ現代の憲法』(日本評論社)、『憲法1 人権』『憲法2 統治』(有斐閣)ほか。

渋谷秀樹 『憲法への招待』(岩波新書、2001年) '13/07/07
渋谷秀樹/赤坂正浩 『憲法 2 統治 〔第5版〕』(有斐閣アルマ、2013年) '13/04/29
渋谷秀樹/赤坂正浩 『憲法 1 人権 〔第5版〕』(有斐閣アルマ、2013年) '13/04/23

辻村みよ子 『比較のなかの改憲論 日本国憲法の位置』(岩波新書、2014年) '14/03/19
池上彰の憲法入門』(ちくまプリマー新書、2013年) '14/01/05
『新装版 日本国憲法』(学術文庫編集部 編、講談社学術文庫、2013年) '13/10/22
樋口陽一 『五訂 憲法入門』(勁草書房、2013年) '13/09/24
小嶋和司/大石眞 『憲法概観 〔第7版〕』(有斐閣双書、2011年) '13/08/31
伊藤正己 『憲法入門 〔第4版補訂版〕』(有斐閣双書、2006年) '13/08/24
芦部信喜、高橋和之 補訂 『憲法 〔第五版〕』(岩波書店、2011年) '13/08/02
長谷部恭男 『憲法の円環  circus constitutionis 』(岩波書店、2013年) '13/07/22
渋谷秀樹 『憲法への招待』(岩波新書、2001年) '13/07/07
長谷部恭男 『憲法とは何か』(岩波新書、2006年) '13/07/01
長谷部恭男 『憲法のimagination  Écrits imaginatifs de droit constitutionnel 』(羽鳥書店、2010年) '13/06/26
長谷部恭男 『憲法入門  An Introduction to Constitutional Law 』(羽鳥書店、2010年) '13/06/01
長谷部恭男 『続・Interactive憲法  The Life and Opinions of Professor B, the Constitutional Conversationnist, Vol. 2 』(法学教室Library、有斐閣、2011年) '13/05/20
長谷部恭男 『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書、2004年) '13/05/13
大石眞 『日本国憲法 '05』(放送大学教材、一般科目 社会系、放送大学教育振興会、2005年) '13/05/11
長谷部恭男 『Interactive憲法  The Life and Opinions of Professor B, the Constitutional Conversationnist 』(法学教室Library、有斐閣、2006年) '13/05/09
渋谷秀樹/赤坂正浩 『憲法 2 統治 〔第5版〕』(有斐閣アルマ、2013年) '13/04/29
渋谷秀樹/赤坂正浩 『憲法 1 人権 〔第5版〕』(有斐閣アルマ、2013年) '13/04/23
伊藤真 『高校生からわかる 日本国憲法の論点』(トランスビュー、2005年) '10/04/17
伊藤真 『中高生のための憲法教室』(岩波ジュニア新書、2009年) '10/04/15
樋口陽一 『「日本国憲法」まっとうに議論するために』(理想の教室、みすず書房、2006年) '09/05/17
池澤夏樹 『憲法なんて知らないよ』(集英社文庫、2005年) '08/10/06


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本「哲学の先生と人生の話をしよう」國分功一郎5

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哲学の先生と人生の話をしよう
○著者: 國分功一郎
○定価: 本体1,600円+税
○ISBN: 978-4022511157






――哲学は人生論でなければならない!――
99%の愛と1%の鞭が詰まった34の処方箋。

『暇と退屈の倫理学』で話題の哲学者・國分功一郎が初めて挑む人生相談。ときに優しく、おおむね厳しい言葉で生きる力を与えてくれます。――父親が生活費を送金してくれません/子持ちの彼女への愛は本物か/勉強よりコミュ力?/恋愛が長続きしないのは?/女性との接し方が分かりません/婚外セックスに虚しさを感じ始めて…/語学を学ぶには?/哲学の勉強をするにはどこの大学がいいですか/夫に主導権を握られてます/彼女のために高級ソープ通いをやめるべき?/「自分に嘘をつく」とは?/年下と仲良くなるには/会社の先輩から行きたくない飲みに誘われます/タメ口の仕事相手が許せません/彼氏の仕事を応援できない/理想を持って働くことは贅沢でしょうか/母親と、母親の夫との距離感がつかめません/気力が萎えて困ってます/悲観的な夫に腹が立つ/自信を持つにはどうしたらいいですか/抑え難い復讐心があります……。人気メルマガ「PLANETS」で話題の連載、待望の書籍化!


≪目次: ≫

I 愛、欲望、そして心の穴――失業の救済は知らないが、個人の救済は勉強だ!
 1. バブル世代の父親がドバイから仕送りを送ってこなくて困窮しています
 2. 子持ちの彼女への愛は本物でしょうか?
 3. 勉強より、リア充のようなコミュ力を磨いた方がいいのでしょうか?
 4. 女性との接し方が分からず、ホモソーシャル的な空気に逃げてしまいます
 5. 29歳ですが、まともに長続きをした恋愛をしたことがありません
 6. 婚外セックスに虚しさを感じ始めました
 7. マスターベーションばかりしてしまうのですがどうすれば良いですか?
 8. 義両親の態度が「ゴネ得」に感じられてしまいます
 9. 断っても断っても誘ってくる相手に諦めてもらいたいです(手を汚さずに)
 10. 仲良くしようとしてくる親が気持ち悪くて耐えられません
 11. どうすれば前向きに語学を学ぶことができるようになるでしょうか

II プライドと蔑みと結婚と――ダダダダッ、ダッダダ
 12. 哲学の勉強をするには、どこの大学に行くのがいいでしょうか?
 13. 付き合っていた頃から、何かと夫に主導権を握られています
 14. 彼女のために高級ソープ通いをやめるべきでしょうか?
 15. 「自分に嘘をつく」とは、どういうことなのでしょうか?
 16. 年下の人と仲良くなるにはどうすれば良いでしょうか?
 17. 会社の先輩から、行きたくない飲みに誘われます
 18. タメ口の仕事相手がどうしても許せません
 19. 知人が、高校を中退して美容師になると言っているのですが・・・
 20. 交際相手が自分の言葉で話してくれません
 21. 一対一の恋愛関係がクソゲーに思えて仕方ありません
 22. ぼくと家族が生き抜くためには何が必要でしょうか?
 23. 彼氏の仕事を応援することができません

III 仕事も情熱も相談も――反革命の思想こそがやさしさを・・・
 24. 理想や情熱を持って働きたいというのは贅沢なのでしょうか?
 25. 問題のある先輩に、どのように対処すれば良いでしょうか?
 26. 色々な情熱が薄れ、気力が萎えて困っています
 27. 母親と、母親の夫との距離感がつかめません
 28. 相談というのは、どうやつてすれば良いでしょうか?
 29. 悲観的な夫に腹が立ってしまいます
 30. 勝手に悪人のレッテルを貼られて困っています
 31. 先が見えず不安です。自信を持つにはどうしたら良いでしょうか?
 32. 男前が好きな自分を認めても良いでしょうか?
 33. 押さえ難い復讐心があります
 34. 好きな女性が進路に悩んでいます

あとがき――哲学は人生論でなければならない (二〇一三年十月 國分功一郎)


≪著者: ≫ 國分功一郎 (こくぶん こういちろう) 哲学者。1974年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。パリ第10大学およびパリ社会科学高等研究院DEA取得。博士(学術:東京大学)。高崎経済大学経済学部准教授。著書に『スピノザの方法』『暇と退屈の倫理学』『ドゥルーズの哲学原理』『来るべき民主主義』、共著に『哲学の自然』(中沢新一氏との対談)、『社会の抜け道』(古市憲寿氏との対談)、訳書にジャック・デリダ『マルクスと息子たち』など。

國分功一郎 『来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題』(幻冬舎新書、2013年) '14/04/17
中沢新一/國分功一郎 『哲学の自然』(atプラス叢書、太田出版、2013年) '13/11/24
國分功一郎 『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社、2011年) '13/11/19
ジャック・デリダ 『マルクスと息子たち  Marx & Sons, 2002 』(國分功一郎 訳、岩波書店 (2004年) '09/09/22
ジル・ドゥルーズ 『カントの批判哲学  La philosophie critique de Kant, 1963 』(國分功一郎 訳、ちくま学芸文庫、2008年) '09/08/11


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本「フォト・ドキュメンタリー 人間の尊厳――いま、この世界の片隅で (岩波新書1471)」林典子5

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独裁政権と闘うジャーナリスト、難民キャンプで暮らす少女、配偶者から硫酸で顔を焼かれた女性、震災で家族を失った被災者、誘拐され結婚を強要された女子大生――。世界最大規模の報道写真祭で最高賞を受賞した気鋭の写真家が、世界各地で生きぬく人びとに寄り添い、その姿を報告する。カラー写真多数。


≪目次: ≫
第1章 報道の自由がない国で ――ガンビア
貼り紙/ガンビアへ/研修終了後/厳しい報道規制/ The Point /緊迫したメディア状況/初めての取材/記者の日常/ガンビアの現実/その後の取材/帰国、そして再びガンビアへ/ジャスティス/「五〇〇ドルあれば」/売春街/寄稿/出国後/襲撃/直接関与

第2章 難民と内戦の爪痕 ――リベリア
内戦直後の国へ/首都モンロビア/所持金二〇〇ドルで/リベリアとは/郊外へ/VOAキャンプ/一四歳の母親/脚の切断/一日二ドル/国連プレスカード/少年兵/帰還民/移動の車窓から/出国

第3章 HIVと共に生きる ――カンボジア
就職せずに/ボンヘイ/取材開始/聾学校/夜/失敗/別れ際に/再びカンボジアへ/祖母との再会/二年の間に/遺灰のもとへ/移動遊園地/「この子はホームレス?」/帰り道で/帰国の日

第4章 硫酸に焼かれた女性たち ――パキスタン
生活の中へ/取材初日/セイダ/九歳の少女も/散歩/ナイラ/硫酸/シャミン・ビビ/一瞬を待って/手術後/実家での暮らし/丁寧に向き合う/お土産/洪水取材へ/アドバイス/ナシーム――被害直後/写真を見ながら/再び、シェルターで

第5章 震災と原発 ――日本
地震発生/アサイメント/津波被災地/福島へ/仮埋葬/警戒区域/再びアサイメント/命を絶った一〇二歳/原発事故前まで/避難先で/アシスタント/警戒区域へ/自問自答と納得/一通のメール/並べられた遺体/「死んでも、絶対に」

第6章 誘拐結婚 ――キルギス
キルギスへ/一八歳の少女/出会って二ヵ月/誘拐結婚(Ala Kachuu)とは/自殺をした大学生/誘拐現場に遭遇/花嫁のスカーフ/「大丈夫です」/判決/ためらいながらも決行/自宅へ戻る/ドライブに誘い誘拐/「理想の女性」/強引な説得/介入すべきか/五時間後/新婚生活/「私たちの伝統だから」/本当に「伝統」か/「流行のファッション」/再訪/介入/取材を終えて

あとがき (二〇一四年一月  林 典子)


≪著者: ≫ 林 典子 (はやし・のりこ) 1983年生まれ。2006年、大学在学中にガンビア共和国の新聞社で写真を撮り始める。2011年、名取洋之助写真賞。12年、DAYS国際フォトジャーナリズム大賞。13年、フランス世界報道写真祭 Visa pour l'Image 報道写真特集部門で最高賞を受賞。The Washington Post、Newsweek、Der Spiegel、Le Monde、National Geographic(日本版)、DAYS JAPAN など、国内外のメディアに寄稿している。
フォトグラファー林典子 公式サイト http://norikohayashi.jp/




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本「ベルクソン=時間と空間の哲学 (講談社選書メチエ567)」中村昇5

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われわれは、なぜ生きているのか


時間とは持続である
持続とは記憶である
では〈わたし〉とは何なのか?

視覚だけの世界では、ものはしばしば固定しているようにみえる。しかし聴覚はどうだろう。「流れ」をかたちづくっていないだろうか。ベルクソンは、この「流れ」に、すなわち変化や運動に、ものごとの本質をみようとした。それは、時間であり、持続であり、記憶の連鎖でもある。そして、そこには空間がひそんでいる――。いまふたたび脚光をあびるベルクソンの哲学を鮮やかに読み解く快著!


≪目次: ≫
はじめに

第一章 ベルクソンの哲学
 1.補助点としての〈わたし〉
 2.きこえてくるせかい
 3.ことば
 4.直観
 5.空間化
 6.記憶

第二章 「持続」とはなにか
 7.時間は持続である
 8.持続という空間
 9.数を数える
 10.理念的空間
 11.聴覚空間
 12.多様体(性)
 13.〈わたし〉=場
 14.質と量の不可分性

第三章 純粋持続批判
 15.直観と記憶
 16.質ということ
 17.意識の二層
 18.印象、感覚、感情の変化
 19.純粋持続

第四章 持続は記憶である
 20.『持続と同時性』について
 21.持続ふたたび
 22.記憶ふたたび
 23.流れの同時性
 24.〈いま・ここ・わたし〉

おわりに

主要参考文献
あとがき (二〇一三年一二月  中村 昇)


≪著者: ≫ 中村 昇 (なかむら・のぼる) 1958年、長崎県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士課程修了。中央大学教授。専攻は、哲学。主な著書に、『いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか』(春秋社)、『小林秀雄とウィトゲンシュタイン』(春風社)、『ホワイトヘッドの哲学』(講談社選書メチエ)、『ウィトゲンシュタイン――ネクタイをしない哲学者』(白水社)など。


菊谷和宏 『「社会」の誕生 トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史』(講談社選書メチエ、2011年) '11/09/17
篠原資明 『ベルクソン 〈あいだ〉の哲学の視点から』(岩波新書、2006年) '09/10/24
檜垣立哉 『西田幾多郎の生命哲学 ベルクソン、ドゥルーズと響き合う思考』(講談社現代新書、2005年) '09/09/29
ベルクソン 『笑い  Le rire, 1900 』(林達夫 訳、ワイド版岩波文庫、2003年) '08/11/27


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