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〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2014年10月

本「卵子老化の真実 (文春新書906)」河合蘭5

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卵子老化の真実 (文春新書)
○著者: 河合 蘭
○定価: 本体850円+税
○ISBN: 978-4166609062




妊娠力は20代後半から低下――
――本当のところ、何歳まで産めるの?――
出生前診断、不妊治療、高齢出産・・・・・・
誤った情報による不安を解消するために

びっくりするほど若々しい30代、40代の現代女性。しかし、いくら外見が若くても「卵子の老化」は誰にも止められない。高齢出産の女性の卵巣を「古いミカン箱」に例える不妊治療の専門医。高齢出産が激増している日本で、今、何が起きているのだろうか。
今や日本人の平均初産年齢は30.3歳。4人に1人、東京都では実に5人に2人が35歳以上の出産だ。不妊の医療を受けたことがある夫婦は6組に1組。全国で誕生する赤ちゃんのうち、40人に1人は体外受精児である。
しかし、35歳の妊娠力は20代の半分に低下し、「卵子の老化」は染色体異常、流産など様々なリスクを増加させてしまう。最後は不妊治療クリニックに駆け込み、高額な体外受精を施せば妊娠できると思っているカップルも多いが、実は体外受精は「卵子の老化」に対抗できる手段ではない。老化した卵子は受精してもうまく分裂できないケースが急増。日本の不妊治療クリニックでは初診の4~5割を40代女性が占めているが、体外受精の成功率は40歳でわずか1割、45歳は1%以下。繰り返してもこの確率は上がらないのである。毎日新しい精子が1億個も作られる男性。しかし、女性は出生前に作られた700万個の卵子は初潮時にすでに20万~30万に減少、新しく卵子が作られることはない。
本書は、20年以上日本の出産現場を取材してきた著者が3年以上の歳月をかけて完成した話題の本。東尾理子・石田純一夫妻のブログで話題になった出生前診断や、卵子の在庫数を調べる最新検査、日本を代表する病院の医師や助産師の本音から高齢出産の経験談、高齢母の子育てまでを徹底取材。わかりやすいイラストやグラフ満載で衝撃的な「卵子の老化」の真実に迫る。「本当のところ何歳まで産めるの?」残り時間が気になる30代40代女性はもちろん、将来が気になる若い女性にも妻や娘の体が心配な方にも読んでほしい一冊です。


≪目次: ≫
はじめに――外見は若くなっても卵子の老化は止まらない
不妊治療を受ける夫婦は6組に1組/卵子の老化についての誤解/高齢出産の現実と専門家の本音

第一章 何歳まで産めるのか
第一子の出生年齢は今や30.1歳/大奥では30歳は「おしとね下がり」/かつての「マルコー」が日常化している/最後の妊娠チャンスは「閉経の10年前」/体外受精でも卵子の老化は救えない/日本の体外受精の妊娠率は50カ国中45位/毎日1億個作られる精子、生涯新しく作られることはない卵子/700万個の卵子は思春期にすでに20万個に激減/最終選考に残れない卵子/年齢が高い人の卵巣は、買ってから時間が経ったミカン箱/卵子が育たないとホルモンが暴走/卵子の老化と子どもの優秀さは無関係/35歳以上が自然妊娠できる力は「20代の半分」/30代後半の結婚、3割は「子どもなし」/明治の女性は、信じられない数の高齢出産をしていた/「妊婦は若いもの」というのは昭和の特殊な感覚/多産時代の子宮は血液循環がよかった/若い時に産めない理由/【まとめ】

※49歳の自然妊娠 /白樺八悗気鵝52歳 歌手・俳優)――24歳初婚、41歳で再婚。27歳、29歳、47歳で出産(自然妊娠)
43歳で流産「あなたの年齢ではそれが普通」/49歳で聞いた胎児心音/息子の同級生がママ友/子どもが20歳の時に70歳ではいけないのですか

※乳がん克服、そして妊娠 /渡部麻由さん(49歳 元・キャリアカウンセラー)――35歳結婚、36歳、47歳で出産(自然妊娠)
乳がんで乳房全摘出手術を受ける/子どもを見ていると、未来への希望が湧いてくる 

第二章 妊娠を待つ
実際に35歳以上で出産した人の妊娠方法は?/「精液が薄くなる」はウソ/医師の指導によるタイミング法/体外受精よりも負担が少ない人工授精/36人に1人は体外受精で生まれた子ども/体外受精の費用は1回30万〜80万円/凍結した受精卵で弟か妹が生まれることも/産婦人科にかかるなら、いつがいいのか/妊娠できるクリニック選び、治療法選び/何の検査もせずに体外受精を勧める「名医」/体外受精児の追跡調査/40歳でもタイミング法で3割の人が妊娠するクリニックも/「自然周期」や「低刺激法」の落とし穴/大切な時間を無駄にしないために/妊娠しにくいかもしれないのは、こんな場合(妊娠しようとしてからどれくらい経つか/出産経験/生活習慣/月経の様子/婦人科疾患/その他の疾患/精子の老化/性生活)/頭の中を数字でいっぱいしにない/妊娠力を調べる検査(内診/超音波検査/ホルモン値の検査(血液検査、尿検査)/精液検査/卵管造影検査)/「卵子の在庫数検査」の衝撃/不妊治療上手になって北夫婦たち/高齢出産こそ究極のアンチエイジング?/「オカルト流産」の悲しみ/【まとめ】

※36歳で「46歳のホルモン値」と言われて /匿名(36歳 営業職)――34歳結婚、36歳妊娠中(体外受精の休止中に自然妊娠)
精液検査の結果が悪かった夫が拒否反応/「無欲の勝利ですね」

※500万円かかった不妊治療 /門脇昌子さん(46歳 フリーアナウンサー)――27歳結婚、39歳、44歳で出産(体外受精で妊娠)
2年間妊娠しないので受診することに/転院したら、初回の体外受精で妊娠/6年間の不妊治療生活は・・・・・・/切なかった凍結卵の提供

※転勤で妊娠が遅れて /匿名(インタビュー時41歳 営業職)――31歳結婚、39歳、43歳で出産(体外受精で妊娠)
「子どもはしばらく経ってから考えたい」と夫/産む自信はないまま分娩に/凍結卵を早く迎えに行ってあげたい

第三章 高齢出産
加齢で増える染色体異常は先天異常の4分の1/飛躍的に安全になった高齢出産/「自分個人のリスク」を正確に把握すること/健康な経産婦は、若い人とほとんど変わらない/流産や染色体異常は年齢と共に上昇/妊娠は「老化のシミュレーション」/高血圧、肥満、糖尿病、乳がんなどを抱えた高齢出産/「出生前診断」最前線/流産の危険性がある羊水検査/新生児集中治療室に置き去りにされた赤ちゃん/【ふるい分け検査】(クアトロマーカー検査(母体血清マーカー検査)/母体血中の胎児の遺伝子を調べる検査(無侵襲的出生前遺伝子的検査 Non-Invasive Prenatal Genetic Testing; NIPT 母体血胎児染色体検査)/超音波検査)/【確定的検査】(羊水検査)/「あんんあいつらいことはなかった」/みんなはどうしている? どう思っている?(検査をした理由/検査をしなかった理由)/津波に流された13トリソミーの子とお母さん/出生前診断を受けない高齢妊婦は無責任?/社会や祖父母からの圧力でなく自分たちの意志で決める/遺伝子カウンセリングとは/胎児検査の未来/高齢出産にふさわしい産院選び/「高齢出産の妊婦は時間がかかる」/ぱっしょんのある40代産婦は安産?/自信のなさが難産を呼ぶ/陣痛は山登りに似ている/理想の出産でなくても自分を責めないで/高齢出産の人は頑張り屋が多い/助産院は産後のケアで利用/【まとめ】

※ダウン症の女の子を授かって /匿名(44歳 子供服パタンナー)――41歳で再婚、42歳で出産(自然妊娠)
出産できない結婚に幕引き/結婚相談所に入会し、1ヵ月でスピード再婚/赤ちゃんの心臓に欠損部分が見つかる/ダウン症と知らされて/今度も羊水検査は受けたくない

第四章 高齢母の育児
高齢初産は産後うつにかかりやすい/実家の老親に頼れない/産後のホルモンバランスと母乳育児/完璧を求める高齢出産の母親/子どものおばあちゃんに間違えられる/平均値から外れた親は孤立しやすい/元キャリア女性が陥りがちなパターンとは/老後の夢をあきらめる夫たち/もうひとり産みたい/ひとりっ子育児の大変さ/高齢出産の子どもは発達が良好でけがや入院が少ない/決してデメリットばかりではない/「卵子の老化」は身体からの反論/【まとめ】

※きょうだいが欲しい /匿名(46歳 編集者)――38歳結婚、41歳で出産(不妊治療を受けたあと自然妊娠)
流産を4回も経験/今も続けている産婦人科の卵胞チェック

※仕事だけでは満たされない世代 /匿名(45歳 通訳・翻訳業)――34歳で結婚、38歳、41歳で出産(タイミング法で妊娠)
チョコレート嚢腫2つを手術/「あなたには子どももいないし、羊もいないの?」/ベビーシッターに月10万円払ったことも


あとがき(2013年2月13日 河合蘭)
参考文献


≪著者: ≫ 河合 蘭 (かわい・らん) 出産、不妊治療、新生児医療の現場を取材してきた日本で唯一人の出産専門フリージャーナリスト。1959年東京生まれ。カメラマンとして活動したのち、1986年より執筆活動を始める。産む人と医療者をつなぐネットワーク「REBORN」代表。国立大学法人東京医科歯科大学、聖路加看護大学大学院、茨城県立医療大学、日本赤十字助産師学校非常勤講師。講演、翻訳も多数。著書に『未妊――「産む」と決められない』(NHK出版)、『助産師と産む――病院でも、助産院でも、自宅でも(岩波ブックレット 704)』(岩波書店)、『安全なお産、安心なお産――「つながり」で築く、壊れない医療』(岩波書店)など。ホームページ:http://kawairan.com/


橋本治 『結婚』(集英社、2014年) '14/10/29



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本「結婚」橋本治5

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結婚
○著者: 橋本 治
○定価: 本体1500円+税
○ISBN: 978-4087715668




そう、「結婚」



――「相手」はどこにいるんだろう?――
誰もが陥りがちな「誤った結婚観」――。不安とためらい、揺れる心情を、冴えわたる筆致で描いた傑作長編小説。

28歳の倫子は結婚を意識し始めていた。卵子老化の話題も気になっている。兄が結婚し、会社の同僚の花蓮が結婚するなか、結婚に結びつかない関係しかなかった倫子はついに具体的に動くことを決意する。


≪目次: ≫

第一章 倫子と花蓮
 一 ミカン箱を抱える性
 二 結婚て、どう考えてる?
 三 後になってから分かること
 四 とうにバブルは過ぎて
 五 私達は「不幸な人達」かもしれない

第二章 故郷の人々
 一 二十八歳
 二 古屋家の人々
 三 母からの電話
 四 千葉へ行く
 五 家族のいる風景
 六 結婚て、どうなの?

第三章 身近な人々
 一 想い出にさようなら
 二 誰かに会いたい
 三 結婚に向かない人々
 四 結婚する花蓮
 五 私は底辺労働者

第四章 倫子の結婚
 一 「おめでとう」ではあるけれど
 二 人はなぜ結婚をするのだろう
 三 岩子さんの結婚
 四 結婚する女、結婚をしてない女
 五 え? 人生を考えなきゃいけないの?
 六 婚活への扉を開く
 七 婚活ではなく、就活かもしれない
 八 レタス畑へ嫁に行く


※初出 「すばる」(二〇一四年一月号〜三月号)
※参考文献 河合蘭 『卵子老化の真実』(文春新書、二〇一三年)


≪著者: ≫ 橋本 治 (はしもと おさむ) 1948年東京都生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。1977年「桃尻娘」(小説現代新人賞佳作)で作家デビュー。1996年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、2005年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、2008年『双調 平家物語』で毎日出版文化賞を受賞。『』『幸いは降る星のごとく』『リア家の人々』『初夏の色』他、著書多数。




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写真 Canon IXY900IS(since 2006.12.4) & EOS40D + EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM(since 2008.7.23) + EF100mm F2.8 Macro USM(used, since 2008.9.10) + EF-S55-250mm F4-5.6 IS(used, since 2008.9.30) + EF50mm F1.8 供used, since 2009.4.4)

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